JP2002177258A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

Info

Publication number
JP2002177258A
JP2002177258A JP2000370860A JP2000370860A JP2002177258A JP 2002177258 A JP2002177258 A JP 2002177258A JP 2000370860 A JP2000370860 A JP 2000370860A JP 2000370860 A JP2000370860 A JP 2000370860A JP 2002177258 A JP2002177258 A JP 2002177258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
cpu
subject
scan
detector array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000370860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4557414B2 (ja
Inventor
Akihiko Nishide
明彦 西出
Shigeru Chikamatsu
茂 近松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2000370860A priority Critical patent/JP4557414B2/ja
Publication of JP2002177258A publication Critical patent/JP2002177258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4557414B2 publication Critical patent/JP4557414B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/548Remote control of the apparatus or devices

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線CT装置に関し、X線スキャン開始のた
めの待ち時間を短縮可能なことを課題とする。 【解決手段】 被検体100を挟んで相対向するX線管
40及びX線検出器アレイ70を備え、該X線検出器ア
レイで検出し、収集した投影データに基づき被検体のC
T断層像を再構成するX線CT装置において、装置の主
制御・処理を行うCPU11aと、CPU11aが使用
する主メモリ11bと、CPU11aが使用するプログ
ラムファイルやデータファイルを格納する二次記憶装置
16と、CPU11aからの起動信号STX,STGに
より付勢されてX線管及びX線検出器アレイを含むX線
撮影系を独自に使用可能な状態に立ち上げる制御部4
1,60とを備え、CPU11aは制御部に対する起動
信号を発生後、該制御部からの起動完了信号を待たず
に、主メモリ11b及び二次記憶装置16におけるファ
イル準備処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線CT装置に関
し、更に詳しくは被検体を挟んで相対向するX線管及び
X線検出器アレイを備え、該X線検出器アレイで検出
し、収集した投影データに基づき被検体のCT断層像を
再構成するX線CT装置に関する。
【0002】この種の装置では、スキャン計画の確定
後、該計画に従ってX線撮影系やホストシステムを立ち
上げる必要があるため、実際のスキャン開始までに時間
を要する。そこで、このスキャン開始待ち時間の短縮が
望まれる。
【0003】
【従来の技術】図3はこの種の典型的なX線CT装置の
要部構成図で、該装置は大きく分けて、X線ファンビー
ムXLFBにより被検体100のアキシャル/ヘリカル
/ステーショナリスキャン・読取を行う走査ガントリ3
0と、被検体100を載せて体軸方向に移動させる撮影
テーブル20と、ユーザが操作する遠隔の操作コンソー
ル10とから構成される。
【0004】走査ガントリ30において、40は回転陽
極型のX線管、41はX線管40の管電圧kV,管電流
mA,曝射時間S及びロータ(陽極)回転等の制御を行
うX線制御部、50はX線曝射範囲(主に体軸方向)の
制限を行うコリメータ、51はコリメータ50の体軸方
向の開口幅や位置の制御を行うコリメータ制御部、70
は多数(n=1000程度)のX線検出器が円弧状(チ
ャネルCH方向)の1列又は2列以上に配列されている
X線検出器アレイ、80はX線検出器アレイ70の各検
出信号に基づき被検体100の投影データを生成し収集
するデータ収集部(DAS)、60は走査ガントリ30
を被検体体軸の回りに所要の速度で回転させる回転制御
部である。
【0005】操作コンソール10において、11はX線
CT装置の主制御・処理(スキャン準備,スキャン制
御,CT断層像の再構成処理等)を行う中央処理装置、
11aはそのCPU、11bはCPU11aが使用する
RAM,ROM等からなる主メモリ(MEM)、12は
キーボードやマウス等を含む指令やデータの入力装置、
13はスキャン計画やスキャン結果のCT断層像等を表
示するための表示装置(CRT)、14はCPU11a
と走査ガントリ30及び撮影テーブル20との間で各種
制御信号CSやモニタ信号SDのやり取りを行う制御イ
ンタフェース、15はデータ収集部80からの投影デー
タを一時的に蓄積するデータ収集バッファ、16はX線
CT装置の運用に必要な各種アプリケーションプログラ
ムや演算用/補正用データファイルを格納していると共
に、データ収集バッファ15の投影データ(RAWデー
タ)や画像再構成後のイメージデータ等を格納する二次
記憶装置(ハードディスク等)である。
【0006】アキシャル/ヘリカルスキャンの動作を概
説すると、X線管40からのファンビームは被検体10
0を介してX線検出器アレイ70に一斉に入射する。デ
ータ収集部80はX線検出器アレイ70の各検出信号を
積分及びA/D変換して投影データを生成し、これらを
収集してデータ収集バッファ15に格納する。更に、走
査ガントリ30が僅かに回転した各ビューで上記同様の
投影を行い、こうして走査ガントリ1回転分の投影デー
タを収集・蓄積する。その際には、この投影データは膨
大となるため、適宜に二次記憶装置16の投影データ格
納エリアに蓄積する。更に、アキシャル/ヘリカルスキ
ャン方式に従って撮影テーブル20を被検体100の体
軸方向に間欠的/連続的に移動させ、こうして被検体1
00の所要撮影領域についての全投影データを収集・蓄
積し、二次記憶装置16に格納する。そして、スキャン
終了すると、CPU11aは得られた全投影データに基
づき被検体100のCT断層像を再構成し、表示装置1
3に表示する。
【0007】なお、上記以外にもステーショナリ(スカ
ウト)スキャンがあり、このスキャンでは走査ガントリ
30を一定の回転(アジマス)角度に固定したままで、
撮影テーブル20を移動させ、被検体100の2次元透
視(レントゲン)画像を得る。本明細書ではこれらの各
スキャンを総称して単にスキャンと呼ぶことがある。
【0008】ところで、実際に上記スキャンを開始(X
線を曝射)するには、X線管(及び必要なら走査ガント
リ)の動作安定化が不可欠であり、このためにX線撮影
系の立ち上げ作業が必要となる。また、事前の撮影計画
に基づき必要な枚数のCT断層像を得るには、膨大な投
影データ及び再構成データを処理(蓄積)するためのワ
ーク(ディスク)エリアをスキャン開始前に確保してお
かなくてはならず、このためのホスト側準備作業も必要
となる。この点、従来は、ホスト側の準備作業(ワーク
エリアの確保等)を行って後、X線撮影系を立ち上げて
いた。以下、具体的に説明する。
【0009】図4は従来のスキャン開始準備処理のフロ
ーチャートで、CPU11aにより実行される。ステッ
プS11ではスキャンパラメータ(管電圧kV,管電流
mA,被検体のスライス厚Th,スライス数,ガントリ
1回転当たりのスキャン時間Sec等)の設定を行い、
ステップS12では操作者による確認ボタン「CONF
IRM」の入力を待つ。やがて、操作者が「CONFI
RM」を入力すると、ステップS20のスキャン開始準
備処理を実行する。
【0010】即ち、そのステップS21では、まずホス
ト側の準備処理(ディスクワークエリアの確保等)を行
い、該準備作業が終了すると、ステップS22では必要
な大きさのワークエリアを確保出来たか否かを判別す
る。確保できなかった場合は、ステップS23でその旨
を表示装置13に表示し、ステップS11に戻る。な
お、この場合の操作者は、必要なら被検体100のスラ
イス枚数等を減らすことで、再度スキャンを試みる。従
って、不必要にX線撮影系を立ち上げることなく、スキ
ャンの再計画処理に戻れる。
【0011】また、上記ステップS22の判別で必要な
空きファイルを確保できた場合は、ステップS24でX
線撮影系を起動する。具体的には、X線制御部41に起
動信号STXを出力する。またアキシャル/ヘリカルス
キャンの場合は回転制御部60に起動信号STGを出力
する。X線制御部41では、前記起動信号STXを受け
たことにより、ロータ(回転陽極)の回転駆動及びX線
管40への給電動作を開始し、やがて動作安定化する
と、その旨をCPU11aに通知する。また回転制御部
60では、前記起動信号STGを受けたことにより、走
査ガントリ30の回転駆動を開始し、やがて動作安定化
すると、その旨をCPU11aに通知する。
【0012】一方、この区間の間、CPU11aはステ
ップS25でX線制御部41(及び回転制御部60)か
らの完了通知を待っており、やがて、完了通知(割込,
センス等)があると、ステップS13では表示部13に
準備完了「READY」を表示する。そして、ステップ
S14では操作者によるスキャン開始ボタン「STAR
T SCAN」の入力を待ち、やがて「START SC
AN」が入力されると、ステップS15以降のスキャン
処理を実行する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに、まずホスト側の準備作業を完了した後、X線撮影
系の立ち上げ作業を行う方法であると、現状では、例え
ば長いヘリカルスキャン(helical scan)でスライス枚
数が多い場合、ホスト側におけるデータ領域確保の準備
作業に時間Tf(=3秒程度)、またX線撮影系(ガン
トリ機構系)の立ち上げ処理に時間Tx(=10秒程
度)かかるため、結局、操作者は「CONFIRM」の
入力後、「READY」表示までに、トータルで10数
秒程度待つ必要があった。
【0014】しかも、近年では、大熱容量X線管、多列
検出器アレイ、高速ガントリの採用により、スライス厚
の減少と共に、1回の撮影で取得可能なスライス枚数は
益々増加する傾向にあり、これに伴いディスクワークエ
リアの確保に要する時間も増加し、このため、操作者の
待ち時間も増加していた。
【0015】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、X線スキャン開始の
ための待ち時間を大幅に短縮可能なX線CT装置を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)のX線C
T装置は、被検体100を挟んで相対向するX線管40
及びX線検出器アレイ70を備え、該X線検出器アレイ
で検出し、収集した投影データに基づき被検体のCT断
層像を再構成するX線CT装置において、装置の主制御
・処理を行うCPU11aと、CPU11aが使用する
RAM等からなる主メモリ11bと、CPU11aが使
用するプログラムファイルやデータファイルを格納する
ハードディスク等からなる二次記憶装置16と、CPU
11aからの起動信号STX,STGにより付勢されて
X線管40及びX線検出器アレイ70を含むX線撮影系
を独自に使用可能な状態に立ち上げる制御部41,60
とを備え、CPU11aは前記制御部に対する起動信号
を発生後、該制御部からの起動完了信号を待たずに、前
記主メモリ11b及び二次記憶装置16におけるファイ
ル準備処理を実行することを特徴とする。
【0017】本発明(1)によれば、CPU11aは制
御部41(必要なら60)に対する起動信号STX(S
TG)を発生後、該制御部41(60)からの起動完了
信号を待たずに、主メモリ11b及び二次記憶装置16
におけるファイル準備処理を実行する構成により、X線
撮影系の立ち上げ待ち時間を有効に利用してホスト側の
ファイル準備処理を並行して行うことが可能となり、従
って、上記X線スキャン開始のための待ち時間を大幅に
短縮できる。
【0018】なお、上記のファイル準備処理は、CPU
11aが直接実行する場合のみならず、CPU11aが
他のサブCPUに実行させる場合も含まれる。
【0019】好ましくは本発明(2)においては、上記
本発明(1)において、ファイル準備処理は、二次記憶
装置16上に被検体の投影データ格納領域を確保する処
理、二次記憶装置16上に被検体のCT断層像データ格
納領域を確保する処理及び二次記憶装置16から主メモ
リ11b上に各種演算用・補正用データファイルをロー
ドする処理の内の何れか1又は2以上の処理からなるも
のである。
【0020】本発明(2)によれば、X線撮影系の立ち
上げ待ち時間を利用して、これらの時間のかかるファイ
ル準備処理を行うことにより、X線スキャン開始のため
の待ち時間を大幅に短縮できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の
形態によるX線CT装置の要部構成図については上記図
3で述べたものと同様で良い。
【0022】図2は実施の形態によるスキャン開始準備
処理のフローチャートで、CPU11aにより実行され
る。ステップS31では操作者が続くスキャンのための
スキャンパラメータ(アキシャル/ヘリカル/スカウト
等の各スキャンタイプ,X線管40の管電圧kV,管電
流mA,被検体のスライス厚Th,スライス枚数,ガン
トリ1回転当たりのスキャン時間Sec等)の設定を行
い、ステップS32では操作者による確認ボタン「CO
NFIRM」の入力を待つ。やがて、操作者が「CON
FIRM」を入力すると、ステップS33では二次記憶
装置16上に上記スキャン計画で必要とする大きさ(ス
ライス数)の空きファイルがあるか否かを判別する。
【0023】ところで、二次記憶装置16上における空
き領域の大きさについては、CPU11aによって適宜
のタイミング(例えば前回行ったスキャンのための領域
確保のタイミング)に更新されており、よってCPU1
1aは上記ステップS33の判別を瞬時に行える。そし
て、空きファイルが無い(又は不足の)場合は、ステッ
プS34でその旨を表示装置13に表示し、ステップS
31に戻る。なお、この場合の操作者は、必要なら被検
体100のスライス枚数等を減らすことで、再度スキャ
ンを試みる。従って、本実施の形態においても、不必要
にX線撮影系を立ち上げることなく、スキャンの再計画
処理に戻れる。
【0024】また上記ステップS33の判別で空きファ
イルがある場合はステップS40のスキャン開始準備処
理を実行する。即ち、そのステップS41では、まずX
線撮影系を起動する。具体的には、CPU11aは制御
インタフェース14を介してX線制御部41に起動信号
STXを出力する。またアキシャル/ヘリカルスキャン
の場合は回転制御部60に起動信号STGを出力する。
【0025】X線制御部41では、前記起動信号STX
を受けたことにより、ロータ(回転陽極)の回転駆動を
開始すると共に、該ロータが所要の回転速度となるよう
に安定化させる。またX線管40に給電するための電源
部を立ち上げると共に、X線曝射時の管電圧kV及び管
電流mAが上記スキャン計画で設定された値となるよう
に安定化させる。通常、この立上制御には10秒程度を
要するが、このような制御の一部始終をX線管制御部4
1が単独で行うため、CPU11aは単に起動信号ST
Xを出すだけでよい。そして、やがて動作安定化する
と、その旨をCPU11aに通知する。
【0026】また、上記起動信号STGを受けた回転制
御部60では、スキャンタイプがアキシャル/ヘリカル
スキャンの場合は、走査ガントリ30のモータを駆動開
始すると共に、その回転速度が上記設定されたスキャン
時間Sec対応の所要回転速度となるように安定化させ
る。また、スキャンタイプがスカウトスキャンの場合
は、走査ガントリを所要のビュー角となるまで回転させ
る。通常、アキシャル/ヘリカルスキャン時の走査ガン
トリの立上制御には8秒程度を要するが、このような制
御の一部始終を回転制御部60が単独で行うため、CP
U11aは単に起動信号STGを出すだけでよい。そし
て、やがて動作安定化すると、その旨をCPU11aに
通知する。
【0027】一方、CPU11aは、上記ステップS4
1でX線撮影系を起動後、その完了通知があるまでの待
ち時間を利用して、ステップS42ではホスト側の各種
ファイル準備処理を行う。例えば、二次記憶装置16上
において、スキャン時のデータ収集バッファ15に蓄積
される投影データのファイル格納エリアを確保(準備)
する。現状では、被検体の1スライス当たりの投影デー
タの格納領域確保には50ミリ秒程度を要しており、よ
って100スライス分ではトータル数秒必要となる。ま
た、同様にして再構成後のCT画像データを蓄積するた
めのファイル格納エリアを確保する。また二次記憶装置
16上から投影データの対数変換処理や各種補正(キャ
リブレーション)処理に必要なデータファイルを読み出
して主メモリ11b上に展開する。その他、画像再構成
用フィルタ重畳カーネル、FFT、逆FFTのデータフ
ァイル準備も含まれる。そして、必要なホスト側準備を
終了すると、ステップS43では上記X線制御部41及
び回転制御部60からの起動完了通知(割込,センス
等)を待つ。こうして、X線撮影系の準備待ち時間を利
用して、ホスト側の準備処理を効率よく行える。この場
合に、通常はTf<Txであるので、待ち時間を有効に
利用できたことになる。
【0028】やがて、制御部41,60からの完了通知
があると、ステップS35では表示部13に準備完了
「READY」を表示する。そして、ステップS36で
は操作者によるスキャン開始ボタン「START SC
AN」の入力を待ち、やがて「START SCAN」
が入力されると、ステップS37以降のスキャン処理を
実行する。
【0029】なお、上記実施の形態では操作者が「CO
NFIRM」の入力後、「READY」の表示を待っ
て、「START SCAN」を入力する所謂2段階操
作方式の場合を述べたが、これに限らない。例えば操作
者が「CONFIRM」の入力後、CPU11aがRE
ADY状態を待つと共に、該READY状態になったこ
とによりCPU1aがスキャンを自動的にスタートさせ
ても良い。
【0030】また、上記実施の形態では医療用のX線C
T装置への適用例を中心に述べたが、これに限らない。
本発明は産業用のX線CT装置にも適用できる。産業用
の場合は、上記X線管又は走査ガントリの起動時間の他
にも、例えば試料台に対してその回転位置、トラバース
位置及び又は高さ位置の起動を行い、その完了までの待
ち時間を利用してホスト側の各種ファイル準備処理を実
行できる。また産業用では固定陽極型のX線管も使用さ
れるが、この場合のX線管における準備時間は主に電源
の安定化に要する時間である。
【0031】また、上記本発明に好適なる実施の形態を
述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の構
成、制御、処理及びこれらの組合せの様々な変更が行え
ることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、X線ス
キャン開始のための待ち時間を大幅に短縮可能となり、
トータルの撮影時間の短縮、操作性のサービス改善に寄
与するところが極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】実施の形態によるスキャン開始準備処理のフロ
ーチャートである。
【図3】典型的なX線CT装置の要部構成図である。
【図4】従来のスキャン開始準備処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
10 操作コンソール 11 中央処理装置 11a CPU 11b 主メモリ(MEM) 12 入力装置 13 表示装置(CRT) 14 制御インタフェース 15 データ収集バッファ 16 二次記憶装置 20 撮影テーブル 30 走査ガントリ 40 X線管 41 X線制御部 50 コリメータ 51 コリメータ制御部 60 回転制御部 70 X線検出器アレイ 80 データ収集部(DAS)
フロントページの続き (72)発明者 西出 明彦 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 近松 茂 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 CA39 FA33 FA43 FH04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を挟んで相対向するX線管及びX
    線検出器アレイを備え、該X線検出器アレイで検出し、
    収集した投影データに基づき被検体のCT断層像を再構
    成するX線CT装置において、 装置の主制御・処理を行うCPUと、 CPUが使用するRAM等からなる主メモリと、 CPUが使用するプログラムファイルやデータファイル
    を格納するハードディスク等からなる二次記憶装置と、 CPUからの起動信号により付勢されてX線管及びX線
    検出器アレイを含むX線撮影系を独自に使用可能な状態
    に立ち上げる制御部とを備え、 CPUは前記制御部に対する起動信号を発生後、該制御
    部からの起動完了信号を待たずに、前記主メモリ及び二
    次記憶装置におけるファイル準備処理を実行することを
    特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 ファイル準備処理は、二次記憶装置上に
    被検体の投影データ格納領域を確保する処理、二次記憶
    装置上に被検体のCT断層像データ格納領域を確保する
    処理及び二次記憶装置から主メモリ上に各種演算用・補
    正用データファイルをロードする処理の内の何れか1又
    は2以上の処理からなることを特徴とする請求項1に記
    載のX線CT装置。
JP2000370860A 2000-12-06 2000-12-06 X線ct装置 Expired - Fee Related JP4557414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000370860A JP4557414B2 (ja) 2000-12-06 2000-12-06 X線ct装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000370860A JP4557414B2 (ja) 2000-12-06 2000-12-06 X線ct装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002177258A true JP2002177258A (ja) 2002-06-25
JP4557414B2 JP4557414B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=18840670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000370860A Expired - Fee Related JP4557414B2 (ja) 2000-12-06 2000-12-06 X線ct装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4557414B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04174652A (ja) * 1990-07-16 1992-06-22 Toshiba Corp 医用画像保管通信システム
JPH06154204A (ja) * 1992-11-26 1994-06-03 Toshiba Corp X線断層像撮影装置
JPH06304166A (ja) * 1993-04-20 1994-11-01 Toshiba Corp 画像処理装置及びその処理方法
JPH08147315A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Toshiba Medical Eng Co Ltd 画像記憶表示システム及びこのシステムを搭載したx線ctスキャナ
JPH09248293A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 骨粗しょう症診断装置
JPH10234722A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Hitachi Medical Corp X線ct装置
JPH11144662A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Hitachi Ltd 画像処理装置
JP2984842B2 (ja) * 1988-11-25 1999-11-29 ピカー インターナショナル インコーポレイテッド アレー処理装置ならびにそれを利用する画像再構成方法
JP2000139889A (ja) * 1998-08-31 2000-05-23 Canon Inc 画像収集装置、x線画像収集装置、方法、及びコンピュ―タ読み取り可能な記憶媒体
JP2000163565A (ja) * 1998-12-01 2000-06-16 Canon Inc 撮影画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2984842B2 (ja) * 1988-11-25 1999-11-29 ピカー インターナショナル インコーポレイテッド アレー処理装置ならびにそれを利用する画像再構成方法
JPH04174652A (ja) * 1990-07-16 1992-06-22 Toshiba Corp 医用画像保管通信システム
JPH06154204A (ja) * 1992-11-26 1994-06-03 Toshiba Corp X線断層像撮影装置
JPH06304166A (ja) * 1993-04-20 1994-11-01 Toshiba Corp 画像処理装置及びその処理方法
JPH08147315A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Toshiba Medical Eng Co Ltd 画像記憶表示システム及びこのシステムを搭載したx線ctスキャナ
JPH09248293A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 骨粗しょう症診断装置
JPH10234722A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Hitachi Medical Corp X線ct装置
JPH11144662A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Hitachi Ltd 画像処理装置
JP2000139889A (ja) * 1998-08-31 2000-05-23 Canon Inc 画像収集装置、x線画像収集装置、方法、及びコンピュ―タ読み取り可能な記憶媒体
JP2000163565A (ja) * 1998-12-01 2000-06-16 Canon Inc 撮影画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4557414B2 (ja) 2010-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3512874B2 (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
JP3350505B2 (ja) コンピュータ断層撮影装置
US7881423B2 (en) X-ray CT apparatus and X-ray radiographic method
US9629596B2 (en) X-ray CT apparatus and image processing method
WO2014119557A1 (ja) 医用画像処理装置およびx線ct装置
JPH07323027A (ja) コンピュータ断層撮影装置
JP2003319934A (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
JP2010136824A (ja) 医用画像診断装置
US11033246B2 (en) Radiographic imaging apparatus and imaging method
CN106999140B (zh) X射线ct装置以及x射线ct装置的控制方法
JP2004298247A (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
JP2001161680A (ja) 同期心臓走査の間にx線照射量を制御するための方法及び装置
JPH07275237A (ja) 画像撮影装置
WO2016158235A1 (ja) X線ct装置及び撮影方法
JP4557414B2 (ja) X線ct装置
JP5610685B2 (ja) X線ct装置
JP4559723B2 (ja) 放射線ct装置、画像処理装置、及び画像処理方法
US10475213B2 (en) X-ray CT apparatus and image processing apparatus
JP3735390B2 (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
JP3026488B2 (ja) X線断層撮影装置
JP4138785B2 (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
JP2000116634A (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP2019010426A (ja) 放射線断層撮影装置およびプログラム
JP7062514B2 (ja) X線ct装置、およびx線管制御装置
JP3660670B2 (ja) コンピュータ断層撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20070702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees