JPH08147315A - 画像記憶表示システム及びこのシステムを搭載したx線ctスキャナ - Google Patents

画像記憶表示システム及びこのシステムを搭載したx線ctスキャナ

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JPH08147315A
JPH08147315A JP28374794A JP28374794A JPH08147315A JP H08147315 A JPH08147315 A JP H08147315A JP 28374794 A JP28374794 A JP 28374794A JP 28374794 A JP28374794 A JP 28374794A JP H08147315 A JPH08147315 A JP H08147315A
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ray
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Takeo Amanome
丈夫 天生目
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オートビュー等の表示方法の利点に着目し、一
定間隔で連続的に表示される複数の画像の中から所望の
画像を簡単で且つ効率良く検索できる画像記憶表示シス
テムを提供する。 【構成】X線CTスキャナは架台1、寝台2及び制御部
3を備える。架台1はX線管20、検出器21及び収集
部22を有し、寝台2は被検体Pを載せる天板2aを有
する。制御部3は全体総括用の主制御部30に加え、ス
キャン動作を担う各部31〜34と、画像再構成〜表示
動作を担う各部35〜37等を備える。制御部3は、オ
ートビュー動作に付勢されて処理を行う画像記憶表示シ
ステム40も備える。システム40は、メモリ等にアル
ゴリズム41及びテーブル42を有し、入力部43のボ
タンB1及びB2の夫々からのイベントE1及びE2に
応じて、オートビュー時に画像を特定し、オートビュー
終了後に特定画像を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医用X線CTスキャ
ナ等に搭載可能な画像記憶表示システムに係り、とくに
一定間隔で連続的に表示される複数の画像を見ながら、
所望の画像を特定且つ表示する画像記憶表示システム及
びこのシステムを搭載したX線CTスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医用X線CTスキャナには、スキ
ャンと連動して、再構成された画像を一定間隔で連続し
て画面に表示する、いわゆる「オートビュー」と呼ばれ
る表示方法がある。
【0003】このオートビューによる表示方法は、スキ
ャンで得られる画像を画面上で即座にモニタリングでき
る利点があり、例えば、1回のスキャン操作で自動的に
複数枚のスライス面を連続スキャンできる「マルチスキ
ャン」等に応用されている。マルチスキャンには、「S
&S」(Scan & Scan)及び「S&V」(Scan &Vi
ew)と呼ばれる2つのモードが知られている。S&Sモ
ードは、スキャンのみを連続して行い、画像再構成及び
表示を後にする方法であり、S&Vモードは、画像再構
成、表示が終わった後で次のスキャンを行う方法であ
る。いずれのモードにおいても、再構成画像が、その再
構成された順に一定間隔で次々に画面に、流れるが如く
表示されていく。
【0004】しかしながら、オートビュー中の一枚一枚
の画像表示時間は、画像の収集スループット向上を図っ
た近年のCT技術の進歩、例えばスキャンサイクル、曝
射時間及び画像再構成時間の短縮化により、大幅に短く
なる傾向にあるため、オートビューによる表示方法の適
用範囲は、スキャン時に画像を確認する程度に限られて
いる。
【0005】そこで、オートビューされた画像を詳細に
観察するには、オートビュー終了後に画像を検索する必
要があった。
【0006】この画像の検索については、目的画像をい
ち早く得るための効率化を図った、いくつかの方法が知
られている。これらの方法としては、(1):検索情報
を入力して目的画像を効率良く検索し、表示する方法
(特開昭63−18436、特開昭63−4364
2)、(2):予め記憶された複数枚の縮小画像を1つ
の画面にマルチ表示し、そのマルチ表示された縮小画像
の中から目的画像又は関連画像を選択し、表示する方法
(例えば、特開昭63−92181)、(3):予め記
憶された複数枚の画像を連続的に表示させ(めくり)な
がら、目的画像を特定する、いわゆる「画像めくり」に
よる方法(例えば、特開平2−10527)等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、オートビューによる表示方法が特に所定の検索方法
を意識した構成ではなかったため、オートビュー時に詳
細に観察したいと思った目的画像をオートビュー終了後
に表示させるには、せっかくオートビューされて一度は
確認していたにもかかわらず、新たに所定の検索方法に
より検索しなけらばならなかった。
【0008】しかも、検索方法には、効率化を図った上
述(1)〜(3)の方法等が既に知られているけれど
も、これらの方法においても、特にオートビューを意識
したものではない。従って、上述(1)〜(3)の検索
方法を従来のX線CTスキャナに適用したとしても、
(1)や(2)では入力用の検索情報を予め覚えてお
き、検索時にマニュアル操作して目的画像を探索しなけ
ればならないし、(3)では再構成画像の枚数が大量で
あった場合には、目的画像を探し当てるまでに画像をめ
くる回数が多くなってしまう。
【0009】いずれにしても、せっかくオートビュー時
に確認した画像をオートビュー終了後に別途に検索する
必要があるので、ユーザにとっては煩雑で、しかも作業
効率のよいものではなかった。
【0010】本発明は、上述した従来技術の問題を考慮
してなされたもので、オートビュー等の表示方法の利点
に着目し、一定間隔で連続的に表示される複数の画像の
中から所望の画像を簡単で且つ効率良く検索できる画像
記憶表示システムを提供することを第1の目的とする。
【0011】また、上記画像記憶表示システムを搭載し
たX線CTスキャナを提供することを第2の目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成さ
せるため、請求項1記載の発明に係る画像記憶表示シス
テムは、複数の画像を一定間隔で連続的に表示させる連
続表示手段と、この連続表示手段により上記複数の画像
が一定間隔で連続的に表示される間に、上記複数の画像
を見ながら、所望の画像を特定する画像特定手段と、こ
の画像特定手段により特定された上記画像を表示させる
画像表示手段とを備えている。
【0013】また、上記第2の目的を達成させるため、
請求項2記載の発明に係るX線CTスキャナは、請求項
1記載の画像記憶表示システムを搭載した構成であっ
て、前記連続表示手段は、スキャンと連動して複数の画
像を一定間隔で連続的に表示させるオートビュー手段で
ある。
【0014】また、請求項3記載の発明に係るX線CT
スキャナでは、前記画像特定手段は、前記複数の画像を
見ながら、所望の画像を指定可能な指定手段と、この指
定手段により指定された上記画像を特定可能な付帯情報
を記憶する記憶手段とを有している。
【0015】また、請求項4記載の発明に係るX線CT
スキャナでは、前記指定手段は、前記画像を指定するた
めの第1のイベント信号を生成可能な第1の入力器を有
している。
【0016】また、請求項5記載の発明に係るX線CT
スキャナでは、前記記憶手段は、前記第1の入力器によ
り生成された第1のイベント信号に基づいて、前記付帯
情報を記憶可能なメモリを有している。
【0017】また、請求項6記載の発明に係るX線CT
スキャナでは、前記画像表示手段は、前記画像を表示す
るための第2のイベント信号を生成可能な第2の入力器
と、この第2の入力器により生成された第2のイベント
信号に基づいて、前記メモリに記憶された付帯情報を循
環して参照する機構と、この参照機構により参照された
付帯情報に基づいて、前記画像を検索する機構とを有し
ている。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明に係る画像記憶表示システ
ムは、連続表示手段により複数の画像が一定間隔で連続
的に表示される間に、その複数の画像を見ながら、画像
特定手段により所望の画像が特定され、その特定された
画像が画像表示手段により表示される。
【0019】とくに、上記画像記憶表示システムを搭載
した請求項2〜6記載のX線CTスキャナでは、オート
ビュー手段により、スキャンと連動して複数の画像が一
定間隔で連続的に表示される間に、その複数の画像を見
ながら、画像特定手段により所望の画像が特定され、そ
の特定された画像が画像表示手段により表示される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図5を参
照して説明する。なお、この実施例は、本発明に係る画
像記憶表示システムをX線CTスキャナに搭載して実施
したものである。
【0021】図1に示すX線CTスキャナは、架台1、
寝台2及び制御部3を備え、例えばR−R方式で駆動す
る装置である。寝台2の上面には、その長手方向(Z軸
(体軸))方向にスライド可能に支持された状態で天板
2aが配設されており、その天板2aの上面に披検体P
が載せられる。天板2aは、電動モータにより代表され
るスライド機構の駆動によって、架台1の診断用開口部
に進退可能に挿入される。
【0022】架台1は、その診断用開口部に挿入された
被検体Pを挟んで対向するX線管20及びX線検出器2
1を備えている。X線検出器21で検出された透過X線
に相当する微弱な電流信号は、データ収集部22でデジ
タル量に変換され、制御部3に供給されるようになって
いる。図1中、符号23は架台1内のコリメータやフィ
ルタを示し、符号24は扇状のX線ビームを示してい
る。
【0023】制御部3は、システム全体を総括する主制
御部30のほかに、この主制御部30か3ら指令を受け
て作動するX線制御部31、寝台制御部32、架台制御
部33を有する。また、制御部3は、X線制御部31か
らの駆動信号に応じて作動する高電圧発生装置34を備
え、この高電圧発生装置34で生成した高電圧がX線管
20に供給される。さらに制御部3は、データ収集部2
2の収集信号を受けて画像データを再構成する画像再構
成部35、画像データを記憶しておく画像記憶部36、
再構成画像を表示する表示部37、及びオペレータが主
制御部30に指令を与えるための入力部38を備えてい
る。
【0024】この内、主制御部30は、例えばマイクロ
コンピュータを搭載して構成されており、このマイクロ
コンピュータの処理により、画像収集から画像表示まで
の各部の一連の動作を指令するようになっている。この
指令には、例えば本発明の連続表示手段(オートビュー
手段)を成すオートビューに関する指令が含まれてい
る。このオートビュー指令により、架台1及び寝台2の
駆動、即ち被検体Pのスキャン動作に連動しながら、画
像再構成部35で再構成された画像が表示器37の画面
に一定間隔で連続して表示されるようになっている。
【0025】上記制御部3には、主制御部30からのオ
ートビューに関する指令に付勢されて、オートビュー時
に画像を特定すると共に、その特定された画像をオート
ビュー終了後に循環表示するための画像記憶表示システ
ム40を備えている。
【0026】画像記憶表示システム40は、例えばマイ
クロコンピュータを搭載して構成されており、そのメモ
リ等に予めプログラムとしての画像記憶表示アルゴリズ
ム41と、画像付帯情報を記憶するための記憶テーブル
42(図2参照)とを保持している。また、画像記憶表
示システム40には、オペレータが操作してイベントを
通知するためのイベント入力部43が接続されている。
【0027】イベント入力部43は、例えばキーボー
ド、マウス又はトラックボール等の入力器から成り、こ
の入力器には少なくとも、オートビュー時に画像記憶指
令用のイベント信号E1を供給生成なボタン等から成る
操作器(以下、「画像記憶ボタンB1」)と、オートビ
ュー終了後に画像表示指令用のイベント信号E2を生成
可能なボタン等から成る操作器(以下、「画像表示ボタ
ンB2」)とが配設されている。
【0028】上記構成の内、上記画像記憶表示システム
40は、主制御部30に一体に内蔵するとしてもよい
し、またイベント入力部43は、入力器38の一部に配
設してもよい。
【0029】ここで、画像記憶表示システム40による
オートビュー時の画像特定処理(本発明の画像特定手段
の要部を成す)を図3に基づき説明する。
【0030】まず、X線CTスキャナのスキャン開始に
伴って、画像記憶表示システム40は、ステップS1に
て主制御部30からのオートビュー開始指令が入力され
ると、ステップS2で画像記憶用カウンタC1の初期設
定(C1←x)を行う。
【0031】次いで、ステップS3にて、イベント信号
E1が入力されたか否かが判断される。このイベント信
号E1は、オペレータが表示器37の画面に次々にオー
トビューされる再構成画像を見ながら、後で詳細に観察
したいと判断した再構成画像(以下、「目的画像」)が
表示される間に、画像記憶ボタンB1を操作することに
より、入力されるようになっている。
【0032】上記ステップS3の処理は、YES(入力
あり)と判断されるまで繰り返し行われ、この判断でY
ESのときは、ステップS4に移行し、カウンタC1の
値がインクリメント(+1)され、ステップS5にて目
的画像の画像付帯情報が読取られ、ステップS6で上記
カウンタC1で指定される記憶テーブル42内のアドレ
ス位置に画像付帯情報が格納(記憶)される。
【0033】上記ステップS3〜S6の処理は、ステッ
プS7でオートビューが終了されたと判断される間、繰
り返し行われる。従って、記憶テーブル42には、画像
記憶用ボタンB1の操作回数a分の画像付帯情報が、ボ
タン操作順に対応するアドレス位置(x+1、x+2、
…、x+a)に順次格納されていくことになる。
【0034】次に、画像記憶表示システム40によるオ
ートビュー終了後の画像表示処理(本発明の画像表示手
段の要部を成す)を図4に基づき説明する。
【0035】まず、画像記憶表示システム40は、ステ
ップS10で目的画像の循環表示指令が入力されると、
ステップS11で画像表示用カウンタC2を上記カウン
タC1の初期値(x)となるように設定し、ステップS
12で循環用カウンタC3を記憶テーブル42の最後に
格納された画像付帯情報の指定アドレス(x+a)とな
るように設定する。
【0036】次いで、ステップS13にてイベント信号
E2が入力されたか否かが判断される。このイベント信
号E2は、オペレータが画像表示ボタンB2を操作して
入力される。
【0037】上記ステップ13でYES(入力あり)と
判断されたときは、ステップS14に移行し、画像記憶
用カウンタC2の値がインクリメント(C2←C2+
1)され、ステップS15でカウンタC2の値が循環用
カウンタC3の値よりも大きいか否かが判断される。こ
の判断でYES(C2>C3)のときは、ステップS1
6でカウンタC2の値を再び初期設定(C2←x)し、
ステップS14に戻り、上記処理を繰り返す。
【0038】また、上記ステップS15の判断でNO
(C2≦C3)のときは、ステップS17に移行し、カ
ウンタC2で指定される記憶テーブル42内のアドレス
位置に格納された画像付帯情報が参照される。次いで、
ステップS18で画像付帯情報で特定された目的画像が
読込まれ、その目的画像がステップS19で表示器37
の画面に表示される。
【0039】上記ステップS13〜S19の処理は、ス
テップ20にて循環表示が終了したと判断される間、繰
り返し行われる。従って、オペレータが画像表示ボタン
B2を操作する度に、オートビュー時に指定された目的
画像が上記画像特定順(x+1、x+2、…、x+a)
に順次、表示され、最後のもの(x+a)が表示された
ら再び最初のもの(x+1)に戻り、上記処理が繰り返
し行われる。
【0040】次に、本実施例の作用を図5に基づき説明
する。
【0041】まず、X線CTスキャナが起動し、患者A
のスキャンが開始され、このスキャンに連動して、再構
成された画像G1〜G8が表示器37の画面に次々にオ
ートビューされていくとする。
【0042】ここで、オペレータが表示器37の画面を
見ながら、後で詳細に観察したいと判断した3枚の目的
画像G2、G5及びG7が夫々表示される間に、画像記
憶ボタンB1を操作すると、画像記憶表示システム40
の記憶テーブル42内に、目的画像G2、G5及びG7
の夫々の画像付帯情報が指定順に格納されていく。
【0043】次いで、患者Aのスキャンが終了し、オペ
レータが目的画像を詳細観察するために画像表示ボタン
B2を操作すると、記憶テーブル42内の画像付帯情報
が指定順に参照され、3枚の目的画像G2、G5及びG
7が循環しながら表示されていく。
【0044】従って、オペレータがオートビュー時に次
々と表示されていく画像を見ながら、所望の画像をボタ
ン操作等で特定(マーキング)するだけで、検索と同等
の効果が得られ、オートビュー終了後には、特定した画
像だけを、従来の検索方法に拠らずに、簡単且つ迅速に
表示させることができる。
【0045】なお、本実施例の画像特定及び画像表示の
夫々の処理は、画像付帯情報をカウンタで指定される記
憶テーブル内のアドレス位置に格納し、その画像付帯情
報を参照しながら所望の画像を表示させる構成とした
が、本発明の画像特定手段及び画像表示手段は必ずしも
この構成に限定されるものではない。
【0046】すなわち、ユーザがボタンを押す等の簡易
なマニュアル操作等で生成されるイベントに基づいて、
画像を特定できる情報を記憶させる処理(画像特定手
段)と、この処理により記憶された情報に対応する画像
を、記憶した順番に表示させる処理(画像表示手段)と
を備えた構成のものであればよい。
【0047】例えば、ユーザからのイベントの指定に基
づいて、画像を記憶するメモリ等の空き領域(付帯情報
等が格納される領域)の一部に、フラグを立てる等の画
像を識別(マーキング)可能な処理(画像特定手段)
と、この処理により識別された画像を、イベントの指定
された順番に循環しながら表示させる処理(画像表示手
段)とを設ける構成でもよい。
【0048】またなお、本実施例では、循環表示中の画
面モードと、従来の検索方法を使用可能な通常の画面モ
ードとを切換可能に設定することも可能である。より一
層使い勝手がよくなるからである。
【0049】さらに、本実施例では、本発明に係る画像
記憶表示システムを医用X線CTスキャナに適用してい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、X線診断装置、MRI装置あるいは超音波装置等の
医用画像診断装置に適用してもよい。
【0050】またさらに、本発明は医用に限定されるも
のではなく、本発明の連続表示手段を一部に備えたシス
テム、例えば画像通信に関するシステム等でも十分適用
可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る画像記憶表示システムでは、複数の画像が一定
間隔で連続的に表示される間に、その複数の画像を見な
がら、所望の画像を特定し、その特定画像を表示させる
構成としたため、従来の画像検索方法に関係なく、所望
の画像を簡単且つ迅速に表示でき、これにより、ユーザ
の検索に要する負担を大幅に解消できる。
【0052】とくに、上記画像記憶表示システムを搭載
した請求項2〜6記載のX線CTスキャナでは、スキャ
ンと連動して複数の画像が一定間隔で連続的に表示(オ
ートビュー)される間に、その複数の画像を見ながら、
所望の画像を特定し、その画像を表示させる構成とした
ため、オートビュー時にあたかも検索したのと同等の効
果が得られ、オートビュー終了後に所望の画像を簡単且
つ迅速に表示できる。これにより、ユーザの検索に要す
る負担を大幅に解消でき、診断効率も大幅に向上するよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るX線CTスキャナの全体構成を示
す概略ブロック図。
【図2】記憶テーブルの内容を説明する図。
【図3】オートビュー時の画像特定処理を説明する概略
フローチャート。
【図4】オートビュー終了後の画像表示処理を説明する
概略フローチャート。
【図5】本実施例の作用の説明図。
【符号の説明】
1 架台 2 寝台 3 制御部 40 画像記憶表示システム 41 画像記憶表示アルゴリズム 42 記憶テーブル 43 イベント入力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像を一定間隔で連続的に表示さ
    せる連続表示手段と、この連続表示手段により上記複数
    の画像が一定間隔で連続的に表示される間に、上記複数
    の画像を見ながら、所望の画像を特定する画像特定手段
    と、この画像特定手段により特定された上記画像を表示
    させる画像表示手段とを備えたことを特徴とする画像記
    憶表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像記憶表示システムを
    搭載したX線CTスキャナであって、前記連続表示手段
    は、スキャンと連動して複数の画像を一定間隔で連続的
    に表示させるオートビュー手段であるX線CTスキャ
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記画像特定手段は、前記複数の画像を
    見ながら、所望の画像を指定可能な指定手段と、この指
    定手段により指定された上記画像を特定可能な付帯情報
    を記憶する記憶手段とを有する請求項2記載のX線CT
    スキャナ。
  4. 【請求項4】 前記指定手段は、前記画像を指定するた
    めの第1のイベント信号を生成可能な第1の入力器を有
    する請求項3記載のX線CTスキャナ。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記第1の入力器によ
    り生成された第1のイベント信号に基づいて、前記付帯
    情報を記憶可能なメモリを有する請求項4記載のX線C
    Tスキャナ。
  6. 【請求項6】 前記画像表示手段は、前記画像を表示す
    るための第2のイベント信号を生成可能な第2の入力器
    と、この第2の入力器により生成された第2のイベント
    信号に基づいて、前記メモリに記憶された付帯情報を循
    環して参照する機構と、この参照機構により参照された
    付帯情報に基づいて、前記画像を検索する機構とを有す
    る請求項5記載のX線CTスキャナ。
JP28374794A 1994-11-17 1994-11-17 画像記憶表示システム及びこのシステムを搭載したx線ctスキャナ Pending JPH08147315A (ja)

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