JP2002177216A - 電子内視鏡装置 - Google Patents
電子内視鏡装置Info
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Abstract
せられたとき、照明ランプを消灯若しくは減灯し得るよ
うに構成された電子内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 スコープ10が画像信号処理ユニット1
2から離脱されているか否かを検出する接続検出手段5
0が設けられ、この接続検出手段によって画像信号処理
ユニットに対するスコープの離脱が検出されたとき、照
明ランプ24を強制的に消灯させる強制的消灯手段とが
設けられる。
Description
鏡)と、このスコープの遠位端に設けられた撮像センサ
と、該スコープの近位側で着脱自在に接続させられる画
像信号処理ユニットとから成る電子内視鏡装置であっ
て、撮像センサで得られた被写体像の画素信号を画像信
号処理ユニットで適宜処理した後にそこからビデオ信号
として出力し、そのビデオ信号に基づいて被写体像を例
えばTVモニタで再現表示するように構成された電子内
視鏡装置に関する。
内部例えば代表的には胃の内部を観察するために用いら
れる。従って、電子内視鏡装置のスコープの撮像センサ
で臓器内の映像(所謂、内視鏡像)を得るためには該ス
コープの遠位端の前方即ち撮像センサの前方を照明する
ことが必要となる。そこで、電子内視鏡装置のスコープ
には光ガイドケーブルが挿通させられ、その遠位端は該
スコープの遠位端面に設けられた照明用レンズに光学的
に接続される。一方、電子内視鏡装置の画像信号処理ユ
ニット内には照明ランプが設けられ、画像信号処理ユニ
ットへのスコープの接続時に該光ガイドケーブルの近位
端が照明ランプに光学的に接続される。かくして、電子
内視鏡装置のスコープが臓器内に挿入されたとき、該ス
コープの遠位端の前方側が照明され、この照明により撮
像センサで取られた内視鏡像をTVモニタで観察するこ
とが可能となる。
プには白色ランプとして例えばハロゲンランプやキセン
ノンランプ等が使用されるが、このようなランプの寿命
は短く、例えばハロゲンランプの場合にはその寿命80な
いし120時間程度である。従って、従来の電子内視鏡装
置では、照明ランプの交換を頻繁に行うことが必要であ
る。
プが着脱自在に接続されるようになっているのはスコー
プには種々のタイプのものがあるからである。即ち、一
台の画像信号処理ユニットが種々のタイプのスコープに
よって共用されるからである。スコープの交換時には照
明ランプを消灯して、照明ランプの消耗をできるだけ遅
らせることが望まれるが、しかし実際にはスコープの交
換の度に照明ランプの点灯スイッチをオフすることはし
ばしば忘れられて照明ランプは無駄に点灯され続けられ
ることになる。
情報等が表示され、このような文字情報等の表示はビデ
オ信号に文字映像信号を重畳させることにより行われ
る。従って、スコープの交換時にスコープが画像信号処
理ユニットから離脱させられても、文字情報等はモニタ
装置の表示画面上の所定位置に表示され続けられる。こ
のためスコープの離脱状態が長引くときは、TVモニタ
の表示画面に対する所謂焼付け問題が発生し得ることと
なる。
は、上述したようなタイプの電子内視鏡装置であって、
スコープが画像信号処理ユニットから離脱させられたと
き、照明ランプを消灯若しくは減灯し得るように構成さ
れた電子内視鏡装置を提供することである。
プの電子内視鏡装置であって、スコープが画像信号処理
ユニットから離脱させられ、かつその離脱状態が長引い
たとき、TVモニタの表示画面に対する所謂焼付けた問
題を回避し得るように構成された電子内視鏡装置を提供
することである。
装置は、スコープと、このスコープの遠位端に設けられ
た撮像センサと、該スコープの近位端に着脱自在に接続
させられ、しかも撮像センサで得られる被写体像の画素
信号を適宜処理した後にビデオ信号として出力する画像
信号処理ユニットと、この画像信号処理ユニットから出
力されたビデオ信号に基づいて被写体像を再現表示する
表示モニタとを具備する。スコープには光ガイドケーブ
ルが挿通させられ、この光ガイドケーブルにより該スコ
ープの遠位端の前方を照明するための照明光が導かれ
る。画像信号処理ユニット内には照明ランプが設けら
れ、画像信号処理ユニットへのスコープの接続時に該光
ガイドケーブルの近位端が照明ランプに光学的に接続さ
れる。本発明によれば、そのような電子内視鏡装置にお
いて、スコープが画像信号処理ユニットから離脱されて
いるか否かを検出するための接続検出手段と、この接続
検出手段によって画像信号処理ユニットに対するスコー
プの離脱が検出されたとき、照明ランプを強制的に消灯
させる強制的消灯手段とが設けられることが特徴とされ
る。
ましくは、更に、接続検出手段によって画像信号処理ユ
ニットに対するスコープの離脱が検出されたとき、その
離脱から所定時間が経過したか否かを判別する判別手段
が設けられ、この判別手段によって該所定時間が経過し
たと判別されたとき、強制的消灯手段による照明ランプ
の強制的消灯が行われるようにされる。
ては、更に、画像信号処理ユニットからのスコープの離
脱が接続検出手段によって検出されたとき、画像信号処
理ユニットから表示モニタへのビデオ信号の送信を絶つ
ためのスイッチ手段が設けられてもよい。この場合、好
ましくは、強制的消灯手段による照明ランプの強制的消
灯が行われた際に電子内視鏡装置が作動状態下にあるこ
とを報知するための情報を表示モニタに表示させる情報
表示手段が設けられる。更に好ましくは、表示モニタに
表示される情報の表示位置を所定時間毎にシフトさせる
情報表示位置シフト手段が設けられてもよい。
置の実施形態について添付図面を参照して説明する。
鏡装置の一実施形態がブロック図として概略的に示され
る。電子内視鏡装置はスコープ(内視鏡)10と、このス
コープ10を着脱自在に接続するようになった画像信号
処理ユニット(所謂、プロセッサ)12と、この画像信
号処理ユニット12に接続されたTVモニタ14とを具
備する。
造となった操作部10aと、この操作部10aから延在
した可撓性導管即ち挿入部10bとから成る。挿入部1
0bの先端即ち遠位端面には固体撮像素子例えばCCD
(charge-coupled device) 撮像素子から成る撮像センサ
が設けられ、この撮像センサはそのCCD撮像素子と組
み合わされた対物レンズを備える。また、挿入部10b
内には光ファイバー束から成る照明用光ガイドケーブル
が挿通させられ、この光ガイドケーブルの遠位端は照明
用配光レンズと組み合わされる。なお、操作部10aに
は挿入部10bの遠位端部の向き変えるための遠隔操作
稈や種々のスイッチ類等が設けられるが、それら操作稈
やスイッチ類は図1では省かれている。
る可撓性の接続ケーブル10cを具備し、その先端には
コネクタ10dが取り付けられる。一方、画像信号処理
ユニット12の筐体の適当な箇所にはソケット部16が
設けられ、このソケット部16にコネクタ10dが接続
されるようになっている。接続ケーブル10c内には上
述の撮像センサから延びる信号線や電源線等が挿通させ
られ、これら信号線や電源線等はコネクタ10dのコン
タクトピンにそれぞれ接続させられる。コネクタ10d
のコンタクトピンはソケット部16へのコネクタ10d
の接続時に該ソケット部16内のピン挿入孔に挿入され
て画像信号処理ユニット12内の信号線や電源線等にそ
れぞれ電気的に接続される。
イドケーブルも挿通させられ、その近位端には光ガイド
ロッド10eが取り付けられ、この光ガイドロッド10
eはソケット部16へのコネクタ10dの接続時に該ソ
ケット部16を貫通して画像信号処理ユニット内に突出
するようになっている。
回路18を具備し、このシステム制御回路18はマイク
ロコンピュータから構成される。即ち、システム制御回
路18は中央処理ユニット(CPU)、種々のルーチン
を実行するためのプログラム、定数等を格納する読出し
専用メモリ(ROM)、データ等を一時的に格納する書
込み/読出し自在なメモリ(RAM)、入出力インター
フェース(I/O)を包含し、後述するように電子内視
鏡装置の作動全般を制御する。
ンの他に接続検出ピンが設けられ、この接続検出ピンは
ソケット部16へのコネクタ10dの接続時に該ソケッ
ト部16に組み込まれた検出回路を動作させるようにな
っている。図2を参照すると、ソケット部16に組み込
まれた検出回路が参照符号20で全体的に示され、この
検出回路20にはスイッチSW、抵抗R1及びR2が設け
られる。スイッチSWの一方の端子には所定の電圧Vcc
が印加され、抵抗R1及びR2はスイッチSWの他方の端
子に直列に接続され、抵抗R2は接地される。なお、抵
抗R2の抵抗値は抵抗R1の抵抗値に比べて大きなものと
される。抵抗R1及びR2との間にはアナログ/デジタル
(A/D)変換器22の入力端子が接続され、このA/
D変換器20の出力端子は図1に示すようにシステム制
御回路18に接続される。
のとき抵抗R1及びR2間の電位は接地レベル(零ボル
ト)となっている。ソケット部16へのコネクタ10d
の接続時、その接続検出ピンの押圧作用等によってスイ
ッチSWがオンされ、このとき抵抗R1及びR2の間には
所定の電圧Vcc、抵抗R1及びR2で決まる電圧が発生
し、この電圧はA/D変換器22によってデジタル電圧
データVDに変換されてシステム制御回路18に取り込
まれる。かくして、システム制御回路18は接続検出回
路20の出力電圧を監視することによりソケット部16
にコネクタ10dが接続されたか否かを判断することが
できる。
12内にはハロゲンランプ等の照明ランプ24が設けら
れ、この照明ランプ24はソケット部16へのコネクタ
10dの接続時に光ガイドロッド10eと光学的に接続
される。照明ランプ24は電源回路26に接続され、電
源回路26から照明ランプ24への給電は電源ドライバ
28によって制御され、電源ドライバ28はシステム制
御回路18の制御下で動作させられる。照明ランプ24
が点灯されると、その照明光は上述の光ガイドケーブル
を通してスコープ10の挿入部10bの遠位端から射出
させられ、これによりその前方が照明される。
理ユニット12の筐体の画面の適当な箇所に設けられた
操作パネルを示し、この操作パネル30には種々のスイ
ッチや表示灯等が設けられる。本発明に特に関連するも
のとしては、電源ON/OFFスイッチ及びランプ点灯
スイッチが挙げられる。
と、図示されない主電源回路からシステム制御回路18
が給電されて立ち上げられると共にその周辺回路要素等
も給電されて動作可能状態となる。その後、ランプ点灯
スイッチがオンされると、電源ドライバ28がシステム
制御回路18の制御下で動作させられ、これにより照明
ランプ24が電源回路26から給電されて点灯される
が、本実施形態では、スコープ10が画像信号処理ユニ
ット12に接続されていないとき、ランプ点灯スイッチ
のオン状態は後述するように無効とされる。
方が照明されると、被写体像が撮像センサの受光面に結
像され、その被写体像は撮像センサによって1フレーム
分のアナログ画素信号に光電変換される。1フレーム分
のアナログ画素信号は画像信号処理回路32で適宜処理
された後にビデオ信号としてTVモニタ14に出力さ
れ、これにより被写体像即ち内視鏡像がTVモニタ14
によって再現表示される。
の詳細ブロック図が示される。なお、同図において、ス
コープ10の挿入部10bの遠位端に設けられた撮像セ
ンサが参照符号34で示され、この撮像センサ34はオ
ン・チップ・カラー・フィルタを持つCCDから構成さ
れるものであって、被写体像から三原色(赤、緑、青)
の画素信号を読み取るようになっているものである。
36及びCCDプロセス回路38が設けられ、これらC
CDドライバ36及びCCDプロセス回路38はソケッ
ト部16へのコネクタ10dの接続によって撮像センサ
34に接続される。撮像センサ34の受光面に対する被
写体像の露光が完了すると、CCDドライバ36からは
一連の読出しクロックパルスが撮像センサ34に対して
出力され、これにより撮像センサ34のDDC転送部か
らは1フレーム分の三原色アナログ画素信号が順次読み
出され、その読出しアナログ画素信号はCCDプロセス
回路38で一旦増幅された後に所定の画像処理、例えば
ガンマ補正処理やホワイトバランス処理を順次受ける。
三原色のアナログ画素信号はアナログ/デジタル(A/
D)変換器40によってデジタル画素信号に一旦変換さ
せられ、三原色デジタル画素信号に含まれるデジタル画
素信号はその色に応じて3つのフレームメモリ42の所
定領域に書き込まれる。即ち、赤色デジタル画素信号、
緑色デジタル画素信号及び青色デジタル画素信号はフレ
ームメモリ42のそれぞれのメモリ領域に書き込まれ
る。
のデジタル画素信号が順次書き込まれている間、該フレ
ームメモリ42からは互いに対応関係にある三原色のデ
ジタル画素信号が所定のタイミングでデジタル・コンポ
ーネント・ビデオ信号として同時に読み出される。次い
で、デジタル・コンポーネント・ビデオ信号はデジタル
/アナログ(D/A)変換器44によってアナログ・コ
ンポーネント・ビデオ信号に変換され、このアナログ・
コンポーネント・ビデオ信号はスイッチ回路46を介し
てTVモニタ14に送信され、これによりTVモニタ1
4で被写体像が内視鏡像として再現表示される。
にはタイミングジェネレータ48が設けられ、このタイ
ミングジェネレータ48からは種々の周波数の制御クロ
ックパルスが出力され、これら制御クロックパルスに従
って画像信号処理回路32での処理タイミングが制御さ
れる。例えば、CCDドライバ36から撮像センサ34
への読出しクロックパルスの出力タイミングやCCDプ
ロセス回路38での読出し画素信号の処理タイミング等
がタイミングジェネレータ48からの所定の制御クロッ
クパルスに従って制御される。また、A/D変換器40
でのアナログ画素信号からデジタル画素信号への変換に
ついては、タイミングジェネレータ48から出力される
制御クロックパルス(所謂サンプリング・クロックパル
ス)に従って行われる。更には、フレームメモリ42に
デジタル画素信号を書き込む際の書込み及びフレームメ
モリ42からデジタル画素信号を読み出す際の読出しも
タイミングジェネレータ48から出力される制御クロッ
クパルスに従って行われる。なお、タイミングジェネレ
ータ48では、上述のコンポーネント・ビデオ信号の同
期信号成分も造成され、この同期信号成分はTVモニタ
14に対して直接送信される。
ているが、スコープ10が画像信号処理回路32から離
脱されたとき、即ちコネクタ10dがソケット部16か
ら外されたとき、スイッチ回路46はシステム制御回路
18の制御下でオン状態からオフ状態に切り換えられ、
これにより画像信号処理回路32からTVモニタへのコ
ンポーネント・ビデオ信号の送信が絶たれる。
は、TVモニタ14には内視鏡像だけでなく種々の文字
情報、例えば患者名、その年齢、性別等の患者情報等も
表示される。このような文字情報の表示については、そ
の文字情報に対応した文字パターン信号をコンポーネン
ト・ビデオ信号に重畳させることにより行われる。この
目的にために、画像信号処理ユニット12には文字信号
発生回路(図1、図3)が設けられる。
の詳細ブロック図が示される。同図に示すように、文字
信号発生回路50にはビデオRAM50a及びキャラク
タジェネレータ50b設けられる。ビデオRAM50a
の所定アドレスに文字コードデータが格納されると、そ
の文字コードデータはキャラクタジェネレータ50bに
出力され、そこでその文字コードデータに対応した文字
パターンデータが作成され、この文字パターンデータが
文字パターン信号として画像信号処理回路32に対して
出力される。図3から明らかなように、コンポーネント
・ビデオ信号に対する文字パターン信号の重畳はスイッ
チ回路46の下流側で行われ、このためスイッチ回路4
6がオフ状態にあるときは、文字情報だけをTVモニタ
14に表示することが可能である。
ン信号の出力タイミングについては、その文字パターン
信号に対応する文字コードデータがビデオRAM50a
に書き込まれたアドレスによって決まり、これによりT
Vモニタ14の表示画面上での文字パターン信号に基づ
く文字情報の表示位置が左右される。要するに、ビデオ
RAM50aのアドレスはTVモニタ14の表示画面上
での文字情報の表示位置と対応関係にあり、その文字情
報に対応した文字コードデータをビデオRAMの所定ア
ドレスに書き込むことにより、該文字情報はその所定ア
ドレスに対応した表示位置(TVモニタ14の表示画面
上の)で表示されることになる。
は固定文字情報と可変文字情報とがあり、固定文字情報
に対応した固定文字コードデータはシステム制御回路1
8のROM内に予め格納され、可変文字情報に対応した
可変文字コードデータはキーボード52を介して入力さ
れ、その入力された可変文字コードデータはシステム制
御回路18のRAMに格納される。いずれにしても、固
定文字コードデータ或いは可変文字コードデータはシス
テム制御回路18のROM或いはRAMから必要に応じ
て読み出されて、文字信号発生回路50のビデオRAM
50aの所定アドレスに適宜書き込まれる。
情報としては、「作動中」という固定文字情報が挙げら
れ、この固定文字情報は後述するようにスコープ10が
画像信号処理ユニット12から離脱させられた際にTV
モニタ14に表示されると共にその表示位置は所定時間
毎に移動させられる。
18で実行されるスコープ離脱割込みルーチンのフロー
チャートが示され、このスコープ離脱割込みルーチンは
コネクタ10dがソケット部16から外された際に電子
内視鏡装置のメインルーチンを中断して実行されるもの
である。
示画面から文字情報表示がクリアされる。即ち、文字信
号発生回路50のビデオRAMに格納されていた文字コ
ードデータが全てクリアされる。次いで、ステップ50
2では、スイッチ回路46がオフされ、これのより画像
信号処理回路32からTVモニタ14へのビデオ信号の
送信が絶たれる。続いて、ステップ503では、操作パ
ネル30上のランプ点灯スイッチがオンされているか否
かが判断される。もしランプ点灯スイッチがオフ状態で
あれば、メインルーチンに直ちに戻る。
ン状態であれば、ステップ504に進み、そこでn秒計
測タイマが始動される。次いで、ステップ505では、
スコープ10が画像信号処理ユニット12に接続された
か否かが、即ちそのコネクタ10dがソケット部16に
接続されたか否かが判断される。ソケット部16へのコ
ネクタ10dの接続が確認されないときは、ステップ5
06に進み、そこでキーボード52による文字コードデ
ータの入力があるか否かが判断される。もし文字コード
データの入力がなければ、ステップ507に進み、そこ
でn秒計測タイマによってn秒が計測されたか否かが判
断される。なお、n秒は通常のスコープ10の交換に要
する時間として例えば20秒が設定される。
n秒が計測されないときには、ステップ505に戻り、
n秒が経過するまで、スコープ10の接続及びキーボー
ド52による文字コードデータの入力が監視される。
認されると、ステップ508に進み、そこでスイッチ回
路46がオンされ、次いでメインルーチンに戻る。ま
た、ステップ506でキーボード52による文字コード
データの入力が確認されたとき、ステップ509に進
み、該文字コードデータを文字信号発生回路50のビデ
オRAM50aの所定アドレスに格納され、これにより
該文字コードデータに対応した文字情報がTVモニタ1
4の表示画面に表示される。要するに、スコープ10が
離脱された状態でも、次に接続されるスコープ10で診
察されるべき患者のデータ等を前もって入力してTVモ
ニタの表示画面に表示させることが可能となる。
秒の計測が確認されると、ステップ510に進み、そこ
で照明ランプ保護ルーチンが実行される。
ルーチンのフローチャートが示される。
に消灯させられる。即ち、通常のスコープ10の交換に
要する時間としてn(20)秒が経過すると、照明ランプ
24は消灯され、これにより照明ランプ24の無駄な消
耗が防止される。
せられ、続いてステップ603では、固定文字情報「作
動中」に対応する固定文字コードデータがシステム制御
回路18のROMから読み出されて文字信号発生回路5
0のビデオRAM50aの任意のアドレスに格納され、
これにより固定文字情報「作動中」がTVモニタ14の
表示画面の適当な箇所に表示される。表示タイマは固定
文字情報「作動中」の表示を適当な箇所に止めておくた
めの表示時間を計測するためのタイマであり、本実施形
態では、該表示時間については1秒とされる。このこの
ようにTVモニタ14の表示画面に固定文字情報「作動
中」を表示することにより、電子内視鏡装置が作動中で
あることが周囲人々によって容易に確認され得る。な
お、スイッチ回路46がオフされた状態では、TVモニ
タ14の表示画面の明るさは所謂ベデスタルレベルとな
り、固定文字情報「作動中」が表示されない場合には、
電子内視鏡装置が非作動状態下にあるように誤認され得
る。
信号処理ユニット12に接続されたか否かが判断され
る。画像信号処理ユニット12へのスコープ10の接続
が確認されないときは、ステップ605に進み、そこで
キーボード52による文字コードデータの入力があるか
否かが判断される。もし文字コードデータの入力がなけ
れば、ステップ606に進み、そこで表示タイマによっ
て1秒が計測されたか否かが判断される。
計測が確認されないとき、ステップ604に戻り、1秒
が経過するまで、スコープ10の接続及びキーボード5
2による文字コードデータの入力が監視される。
認されると、ステップ507に進み、そこでスイッチ回
路46がオンされ、次いでステップ608で照明ランプ
24が点灯され、その後メインルーチンに戻る。また、
ステップ605でキーボード52による文字コードデー
タの入力が確認されたとき、ステップ609に進み、該
文字コードデータを文字信号発生回路50のビデオRA
M50aの所定アドレスに格納され、これにより該文字
コードデータに対応した文字情報がTVモニタ14の表
示画面に表示される。要するに、上述した場合と同様
に、スコープ10が離脱された状態でも、次に接続され
るスコープ10で診察されるべき患者のデータ等を前も
って入力してTVモニタの表示画面に表示させることが
可能となる。
計測が確認されると、ステップ606からステップ61
0に進み、そこで表示タイマがリセットされ、次いでス
テップ602に戻り、そこで表示タイマが再び始動させ
られる。ステップ603では、固定文字情報「作動中」
に対応する固定文字コードデータがシステム制御回路1
8のROMから読み出されて文字信号発生回路50のビ
デオRAM50aの任意のアドレスに格納され、これに
より固定文字情報「作動中」がTVモニタ14の表示画
面の適当な箇所に再び表示される。なお、固定文字情報
「作動中」が再度表示されるときには、ビデオRAM5
0aに前回書き込まれた固定文字コードデータ(「作動
中」)はクリアされる。
字コードデータを格納すべきビデオRAM50aの任意
アドレスを適宜決定するために、例えば乱数表等を用い
てもよいし、或いは予め決められた複数のアドレスに順
次該固定文字コードデータを書き込むようにしてもよ
い。要するに、照明ランプ24の消灯中に表示される固
定文字情報「作動中」は1秒毎にTVモニタ14の表示
画面上をシフトさせられるので、該表示画面に対する固
定文字情報「作動中」の焼付け問題は回避され得ること
になる。
てカラー画像を再現するために同時撮像方式を採用し、
撮像センサ34はオン・チップ・カラー・フィルタを持
つCCDから構成されているが、撮像センサ34として
所謂モノクロのCCDから成るものを用いた面順次カラ
ー方式によって内視鏡像をカラー画像として再現するよ
うにしてもよく、この場合にも本発明は上述の実施形態
の場合と実質的に同様な対応で適用すことができる。
ユニットからのスコープの離脱後に照明ランプが消灯さ
せられるが、照明ランプを消灯させる代わりに減灯(照
明光量を低下させること)させてもよく、この場合に
は、画像信号処理ユニットに対するスコープの接続後、
照明ランプが減灯状態から点灯状態に移行したとき、そ
の発光状態は直ちに安定し得ることとなる。
による電子内視鏡装置にあっては、スコープの交換時に
所定時間が経過すると、照明ランプが消灯されてその無
駄な消耗が防止されるので、照明ランプをその寿命期間
にわたって有効に利用することができる。また、照明ラ
ンプの消灯中に電子内視鏡装置が作動中であることを示
す情報がTVモニタに表示されるので、照明ランプの消
灯のために電子内視鏡装置が非作動状態下にあると誤認
されることが防止される。
である。
ニットのソケット部に組み込まれる接続検出回路の配線
図である。
ニット内の画像信号処理回路の詳細ブロック図である。
ニット内の文字信号発生回路の詳細ブロック図である。
ニット内のシステム制御回路で実行されるスコープ離脱
割込みルーチンのフローチャートである。
チンとして実行される照明ランプ保護ルーチンのフロー
チャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 スコープと、このスコープの遠位端に設
けられた撮像センサと、前記スコープの近位端に着脱自
在に接続させられ、しかも前記撮像センサで得られる被
写体像の画素信号を適宜処理した後にビデオ信号として
出力する画像信号処理ユニットと、この画像信号処理ユ
ニットから出力されたビデオ信号に基づいて前記被写体
像を再現表示する表示モニタと、前記スコープの遠位端
の前方を照明するための照明光を導くべく該スコープに
挿通させられた光ガイドケーブルと、前記画像信号処理
ユニット内に設けられた照明ランプとを具備し、前記画
像信号処理ユニットへの前記スコープの接続時に該光ガ
イドケーブルの近位端が前記照明ランプに光学的に接続
される電子内視鏡装置において、 前記スコープが前記画像信号処理ユニットから離脱され
ているか否かを検出するための接続検出手段と、この接
続検出手段によって前記画像信号処理ユニットに対する
前記スコープの離脱が検出されたとき前記照明ランプを
強制的に消灯させる強制的消灯手段とが設けられること
を特徴とする電子内視鏡装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子内視鏡装置におい
て、更に、前記接続検出手段によって前記画像信号処理
ユニットに対する前記スコープの離脱が検出されたとき
その離脱から所定時間が経過したか否かを判別する判別
手段が設けられ、この判別手段によって該所定時間が経
過したと判別されたとき、前記強制的消灯手段による前
記照明ランプの強制的消灯が行われることを特徴とする
電子内視鏡装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子内視鏡装
置において、更に、前記画像信号処理ユニットからの前
記スコープの離脱が前記接続検出手段によって検出され
たとき、前記画像信号処理ユニットから前記表示モニタ
へのビデオ信号の送信を絶つためのスイッチ手段が設け
られることを特徴とする電子内視鏡装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の電子内視鏡装置におい
て、更に、前記強制的消灯手段による前記照明ランプの
強制的消灯が行われた際に電子内視鏡装置が作動状態下
にあることを報知するための情報を前記表示モニタに表
示させる情報表示手段が設けられることを特徴とする電
子内視鏡装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の電子内視鏡装置におい
て、更に、前記表示モニタに表示される情報の表示位置
を所定時間毎にシフトさせる情報表示位置シフト手段が
設けられることを特徴とする電子内視鏡装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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