JP2002176549A - ディジタルコンテンツ編集方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

ディジタルコンテンツ編集方法及び装置並びに記録媒体

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JP2002176549A
JP2002176549A JP2000370624A JP2000370624A JP2002176549A JP 2002176549 A JP2002176549 A JP 2002176549A JP 2000370624 A JP2000370624 A JP 2000370624A JP 2000370624 A JP2000370624 A JP 2000370624A JP 2002176549 A JP2002176549 A JP 2002176549A
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Application number
JP2000370624A
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English (en)
Inventor
Takehito Abe
剛仁 阿部
Noburo Taniguchi
展郎 谷口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルコンテンツに対し、加工編集を行
って新たなディジタルコンテンツを作成する際、編集内
容に対応して著作物情報を自動的に継承できるようにす
る。 【解決手段】 ディジタルコンテンツ100をコンテン
ツパーサー11でディジタル著作物と著作物情報に分離
し、ディジタル著作物エディター12によりディジタル
著作物の特定部分を選択するとともに、著作物情報エデ
ィター13によって該選択されたディジタル著作物の範
囲に対応する著作物情報を編集して作成し、コンテンツ
コーディネーター14によって該選択されたディジタル
著作物の特定部分と該編集された著作物情報を統合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル著作物
自体に、著作物の権利情報や利用制限情報等の著作物情
報が付加されたディジタルコンテンツの編集を行う技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータは、オリジナルと全く
同じコピーを作ることが容易で、ネットワーク等を通じ
て瞬時に別の場所へ配送することも可能である。従っ
て、ディジタル化された著作物(ディジタルコンテン
ツ)は、許可されないコピー等、不正利用による権利の
侵害を防ぐため、権利関係の情報や利用制限に関する情
報を付加する場合がある。従来、そのような付加情報を
有する一つもしくは複数のディジタルコンテンツに対し
て、切り抜き、分割、結合、レタッチ等の加工編集を行
った場合、編集後に生成される新しいコンテンツには、
元のコンテンツに付加されていた情報が残されていない
等、編集結果が反映された情報が正しく付加されていな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ディジタルコンテンツ編集機能を用いて、付加情報を有
するディジタルコンテンツを加工編集し、新しくディジ
タルコンテンツを作成する場合、元のコンテンツに付加
されていた情報が編集結果に反映されないため、利用者
は、編集作業の他に編集内容に対応した情報の再構成と
再付与を別途行わなくてはならないという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題の解決を図り、ディジ
タルコンテンツの加工編集の際、コンテンツに付加され
た情報を、編集内容に対応して自動的に再構築し、新し
く作成されるコンテンツに付与することが可能なディジ
タルコンテンツ編集方法及び装置、並びにそのプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、ディジタル
著作物自体に、著作物固有の権利情報または利用制限情
報またはその両方等からなる著作物情報を加えた、ディ
ジタルコンテンツに対して、ディジタル著作物と著作物
情報を解釈分離するコンテンツパーサーと、ディジタル
著作物から特定の部分を選択するディジタル著作物エデ
ィターと、著作物の選択範囲に対応する新たな著作物情
報を編集作成する著作物情報エディターと、該ディジタ
ル著作物選択部分と該編集著作物情報を統合するコンテ
ンツコーディネーターを具備する。ディジタルコンテン
ツをコンテンツパーサーでディジタル著作物と著作物情
報に分離し、ディジタル著作物エディターによりディジ
タル著作物の特定部分を選択するとともに、著作物情報
エディターによって、該選択されたディジタル著作物の
範囲に対応する著作物情報を自動的に編集して作成し、
コンテンツコーディネーターによって、該選択されたデ
ィジタル著作物の特定部分とそれに対応する編集された
著作物情報を統合することにより、著作物情報を自動的
に継承したディジタルコンテンツを作成する。
【0006】また、本発明では、ディジタル著作物エデ
ィターにおいて、ディジタル著作物の特定部分を選択す
るのみではなく、部分指定以外の著作物の特徴量を編集
するとともに、著作物情報エディターが編集内容に応じ
て自動的に著作物情報を改変できるようにする。
【0007】また、本発明では、著作物情報エディター
において、著作物情報等に記された編集条件を解釈し、
ディジタル著作物エディターの編集内容が、該編集条件
を満たすかどうかを確認し、その結果をディジタル著作
物エディターに通知できるようにする。
【0008】さらに、本発明では、コンテンツパーサー
が、複数のディジタルコンテンツからディジタル著作物
及び著作物情報を解釈分離し、デジタル著作物エディタ
ーが、分離された複数のディジタル著作物から特定部分
を選択するときもに、著作物情報エディターが、選択さ
れたディジタル著作物の範囲に対応する各著作物情報を
検索して編集することで、複数のディジタルコンテンツ
から、著作物情報を自動的に継承した一つのディジタル
コンテンツを作成できるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳しく説明する。図1は、本発明の実施の形態を
説明する構成図である。ディジタルコンテンツ編集装置
10はコンテンツパーサー11、ディジタル著作物エデ
ィター12、著作物情報エディター13、コンテンツコ
ーディネーター14で構成される。該ディジタルコンテ
ンツ編集装置10は、ディジタル著作物101に著作物
情報102の付加されたディジタルコンテンツ100を
入力し、加工編集を行って新たなディジタルコンテンツ
200を作成し出力する。
【0010】ここで、ディジタル著作物とは、ディジタ
ル化した動画像、静止画、音声、メタ情報のいずれかも
しくは複数からなるデータである。また、著作物情報と
は、著作権や版権等の著作物に固有の権利情報と、著作
物の閲覧などの利用に関して利用者、利用時刻、利用時
間、利用期限、利用回数、利用機器を限定する利用制限
情報のいずれか、もしくは両方からなるデータである。
【0011】著作物情報は、ディジタル著作物の全体も
しくは特定部分に対して有効な情報であり、ディジタル
著作物に対して、ヘッダーにテーブル形式等でまとめて
記される場合と、電子すかし技術などを用いて実際の部
分に記される場合がある。例えば、あるテキストデータ
全体について、データの最後尾に著者の情報が書き込ま
れることがある。また、動画像のディジタル著作物に対
し、各フレーム単位で著作物情報を関連づけし、へッダ
ーに0〜1000フレームの利用制限回数、1000〜
5000フレームの利用制限回数といった情報を書き込
まれることがある。また、静止画のディジタル著作物に
対して、上部半分にオーサーAの著作権、下部半分にオ
ーサーBの著作権を電子透かしにて埋め込まれることが
ある。ディジタルコンテンツは、このようにディジタル
著作物のデータ中に著作物情報のデータが書き加えられ
たものである。
【0012】図1において、画像、音声、テキスト等の
ディジタル著作物101自体に、著作権利情報や利用制
限情報等の著作物情報102を加えたディジタルコンテ
ンツ100を、ディジタルコンテンツ編集装置10へ入
力して、加工編集を行う過程において、まず、ディジタ
ルコンテンツ100は、コンテンツパーサー11によっ
て、ディジタル著作物101と著作物情報102に分離
解釈される。
【0013】ディジタル著作物エディター12は、ディ
ジタル著作物101から特定部分を選択し、必要に応じ
て分離・結合などの処理を行った後、新しいディジタル
著作物としてコンテンツコーディネーター14へ送る。
ここで、特定部分とは、例えば動画であれば、ある時間
軸に沿った範囲のフレーム画像群等であり、静止画であ
れば、空間的範囲を指定した平面の部分画像等である。
デジタル著作物エディター12によって選択されたディ
ジタル著作物の範囲は、例えば、前述の動画であればフ
レームナンバー等であり、静止画であれば選択した矩形
の空間座標値等で、著作物情報エディター13に通知さ
れる。
【0014】著作物情報エディター13は、元のディジ
タルコンテンツ100の著作物情報102について、デ
ジタル著作物エディター12から通知された該選択範囲
に関連づけられた著作物情報を収集し、コンテンツコー
デイネーター14へ、新しい著作物情報として送る。著
作物情報の収集は、例えば元の動画ディジタルコンテン
ツおいて、フレームナンバーと著作物情報の関連が、ヘ
ッダーに置かれた対応テーブルにおいて対応づけられて
いる場合、デジタル著作物エディター12が選択したフ
レームの範囲に該当する著作物情報を、対応テーブルか
ら特定することが可能であり、また、フレームに電子透
かしとして埋め込まれている場合には、電子すかし読み
取り手段を具備することで、著作物情報を得ることが可
能である。
【0015】コンテンツコーディネーター14は、ディ
ジタル著作物エディター12から送られた新しいディジ
タル著作物と著作物情報エディター13から送られた新
しい著作物情報を統合することにより、著作物情報が継
承されたディジタルコンテンツ200を生成し出力す
る。
【0016】ここで、著作物情報エディター13では、
あらかじめ規定した条件式を内包し、該条件式に従って
元の著作物情報にない別の情報を追加することも可能で
ある。例えば、動画コンテンツの編集において、選択範
囲が60秒以上なら、利用可能期間を1週間短縮するな
どの条件を準備し、該当する編集がなされた場合には、
著作物情報に該情報を追加する。なお、コンテンツコー
ディネーター14にて、編集者著作権等の元の著作物情
報にない別の情報を追加することも可能である。
【0017】図2は、本実施の形態によって動画ディジ
タルコンテンツを加工編集する例を説明する模式図であ
る。図中(A)(C)は、動画著作物データを、再生の
際に処理される時間を横軸として順に配置した模式図で
あり、左端が再生開始位置、右端が再生終了位置を示
す。前面には著作物の各部分に対応した著作物情報が記
されている。この例では、(A)は開始時刻0からTま
での長さの動画著作物データであり、その時刻0からT
nまでの著作物情報には著作権保有者名オーサーAが記
されており、時刻TnからTまでの著作物情報には著作
物所有者名オーサーA及びオーサーBが記されているこ
とを示す。図1のディジタルコンテンツ編集装置10を
用いると、利用者からの指示等により、(A)の時刻t
1からt2まで及びt3からt4までの動画著作物データを
切り取り、各部分が動画著作物データ(A)として存在
していたときの著作物情報を保持したまま結合して、一
つの動画著作物データ(C)を作成できる。
【0018】なお、上記著作物情報は、著作権等著作物
の権利情報のほか、利用者、利用時刻、利用期間、利用
期限、利用回数、利用機器等の利用制限情報でもよい。
【0019】次に、図1を用いて、ディジタル著作物エ
ディター12において、ディジタル著作物101の特定
部分を選択するのみではなく、部分指定以外の著作物の
特徴量を変更するとともに、著作物情報エディター13
が編集内容に応じて自動的に著作物情報を変更する処理
について説明する。
【0020】画像、音声、テキスト等のディジタル著作
物101自体に、著作権利情報や利用制限情報等の著作
物情報102を加えたディジタルコンテンツ100を、
ディジタルコンテンツ編集装置10へ入力して加工編集
を行う過程において、まず、ディジタルコンテンツ10
0は、コンテンツパーサー11によって、ディジタル著
作物101と著作物情報102に分離解釈される。ディ
ジタル著作物101は、ディジタル著作物エディター1
2により特徴量編集処理が行われた後、新しいディジタ
ル著作物としてコンテンツコーディネーター14へ送ら
れる。特徴量編集処理とは、例えば動画著作物での画像
のコントラストの変更やフレームレートの変更であり、
音楽著作物でのダイナミックレンジの変更やコーディン
グアルコリスムの変更等である。デジタル著作物エディ
ター12によるディジタル著作物101の特徴量の変更
内容は、著作物情報エディター13へ、例えばコントラ
ストの増減率や、新しく設定されたフレームレートとい
った値等で通知される。
【0021】著作物情報エディター13は、ディジタル
コンテンツ自らに内包もしくは外部からの入力による条
件式に従って、ディジタル著作物101の編集内容に応
じた著作物情報102の変更を行い、コンテンツコーデ
ィネーター14へ新しい著作物情報として送る。新しい
著作物情報の作成は、例えば「コントラスト変更が10
%以上なら利用可能期間を3日間に限定する」、「フレ
ームレートが50%下げられた場合は利用期間制限を撤
廃する」などの条件式を、ヘッダーに条件テーブルとし
て内包もしくは、ハードディスク等の外部の特定の条件
記述ファイルを参照することで入手し、編集内容を条件
に照らし合わせて行われる。設定コンテンツコーディネ
ーター14は、送られた新しいディジタル著作物と新し
い著作物情報を関連付けして新たなディジタルコンテン
ツ200として生成し出力する。
【0022】なお、者作物情報エディター13にて、元
の著作物情報にない別の情報を追加することも可能であ
る。例えば、編集者の氏名などを著作物情報に追加する
ことなどが可能である。また、コンテンツコーディネー
ター14にて、編集者の氏名等元の著作物情報にない別
の情報を追加することも可能である。
【0023】図3は、上記実施の形態によって、動画デ
ィジタルコンテンツを加工編集する例を説明する模式図
である。図中(A)、(C)は動画著作物データを、再
生の際に処理される時間を横軸として順に配置した模式
図であり、左端が再生開始位置、右端が再生終了位置を
示す。前面には著作物の各部分に対応した著作物情報が
記されている。(A)は開始時刻0からTまでの長さの
動画著作物データで、再配布許可という著作物情報が付
与されていることを示す。例えば、(A)の動画著作物
データに画像コントラスト20%ダウンという編集を行
うと、著作物情報エディター13は該データのヘッダー
内に記された条件テーブルから「コントラストが10%
以上変更された場合は、コンテンツを再配布不許可にす
る」という条件を読みだし、動画著作物データ(A)と
して存在していたときの「再配布許可」という著作物情
報を「再配布不許可」に書き換えて、動画著作物データ
(C)を作成する。
【0024】なお、上記者作物情報は、配布条件の他、
利用者、利用時刻、利用期間、利用期限、利用回数、利
用機器等の利用制限情報でもよい。
【0025】図4は、本発明の他の実施の形態を説明す
る構成図である。ディジタルコンテンツ編集装置40の
構成は図1と基本的に同様であるが、著作物情報エディ
ター43において、著作物情報等に記された編集条件を
解釈し、編集内容が該条件を満たすかどうか判断し、結
果をディジタル著作物エディター42に通知するもので
ある。
【0026】画像、音声、テキスト等のディジタル著作
物自体101に、著作権利情報や利用制限情報等の著作
物情報102を加えたディジタルコンテンツ100を、
ディジタルコンテンツ編集装置40へ入力して加工編集
を行う過程において、まず、ディジタルコンテンツ10
0は、コンテンツパーサー41によって、ディジタル著
作物101と著作物情報に分離解釈される。ディジタル
著作物101は、ディジタル著作物エディター42によ
り特定部分の選択・分離・結合などの加工編集処理が行
われる。選択されたディジタル著作物101の範囲は、
著作物情報エディター43に通知される。
【0027】著作物情報エディター43は、ディジタル
著作物エディター42でのデジタル著作物101の範囲
の特定、分離・結合の処理が、ヘッダー内の条件テーブ
ル等に記載された条件を満たす「真」の場合には、著作
物情報102について、該範囲のディジタル著作物に関
連づけられた著作物情報を収集し、新しい著作物情報と
してコンテンツコーディネーター44へ送るとともに、
条件が満たしたことをディジタル著作物エディター42
へ通知する。この時、デジタル著作物エディター42
は、著作物情報エディター43の結論が「真」であるこ
とを確認して、加工編集処理したディジタル著作物を新
しいディジタル著作物としてコンテンツコーディネータ
ー44へ送る。コンテンツコーディネーター44は、送
られた新しい著作物情報を新しいディジタル著作物を関
連付けし、新しいディジタルコンテンツ200を生成し
出力する。
【0028】著作物情報の収集は、例えば元の動画ディ
ジタルコンテンツおいて、フレームナンバーと著作物情
報の関連が、ヘッダーに置かれた対応テーブルにおいて
対応づけられている場合、ディジタル著作物エディター
42が選択したフレームの範囲に該当する著作物情報
を、対応テーブルから特定することが可能であり、ま
た、フレームに電子透かしとして埋め込まれている場合
には、電子透かし読み取り手段を具備するので、著作物
情報を得ることが可能である。
【0029】一方、著作物情報エディター43での結論
が条件を満たさない「偽」の場合には、著作物情報エデ
ィター43はデジタル著作物エディター42へ警告を発
して再処理を求め、処理を中止させる。この時、デジタ
ル著作物エディター42は、警告の内容に従って編集を
やり直すか、編集を中止する。
【0030】なお、著作物情報エディター43では、条
件式に従って元の著作物情報にない別の情報を追加する
ことも可能である。また、コンテンツコーディネーター
44にて、元の著作物情報にない別の情報を追加するこ
とも可能である。
【0031】図5は、本発明の更に他の実施の形態を説
明する構成図である。ディジタルコンテンツ編集装置5
0は図1と基本的に同様であるが、複数のディジタルコ
ンテンツ(図5では、100、100′の2つのコンテ
ンツA、B)を入力して加工編集を行い、著作物情報を
継承した新たなディジタルコンテンツ200を作成し出
力するものである。
【0032】画像、音声、テキスト等のディジタル著作
物101、101′自体に、著作権利情報や利用制限情
報等の著作物情報102、102′を加えた複数のディ
ジタルコンテンツ100、100′を、ディジタルコン
テンツ編集装置50へ入力して加工編集を行う過程にお
いて、まず、各々のディジタルコンテンツ100、10
0′は、コンテンツパーサー51によって、それぞれデ
ィジタル著作物101、101′と著作物情報102、
102′に分離解釈される。ディジタル著作物101、
101′は、ディジタル著作物エディター52により各
ディジタル著作物から特定部分が選択され、必要に応じ
て分離・結合などの処理が行われた後、新しいディジタ
ル著作物としてコンテンツコーディネーター54へ送ら
れる。また、デジタル著作物エディター52によって選
択されたディジタル著作物の範囲は、著作物情報エディ
ター53に通知される。著作物情報エディター53は、
著作物情報102、102′から、自動的に該当範囲の
ディジタル著作物の著作物情報を収集し、著作物との関
連付けを行ってから、コンテンツコーディネーター54
へ、新しい著作物情報として送る。コンテンツコーディ
ネーター54は、送られた新しい著作物情報をディジタ
ル著作物に関連付けし、新たな一つのディジタルコンテ
ンツ200として生成し出力する。
【0033】著作物情報エディター53では、あらかじ
め規定した条件式を内包し、該条件式に従って元の著作
物情報にない別の情報を追加することも可能である。例
えば、2つの動画コンテンツからなる編集において、元
画像のどちらかの選択範囲が60秒以上であったら、利
用可能期間を1週間短縮するなどの条件を準備し、該当
する編集がなされた場合には、著作物情報に情報を追加
することが可能である。また、コンテンツコーディネー
ター54にて、編集著作権情報等、元の著作物情報にな
い別の情報を追加することも可能である。さらに、著作
物情報エディター53では、図4で説明したと同様に、
著作物情報に記された編集条件を解釈し、ディジタル著
作物エディター52の編集内容が、該編集条件を満たす
かどうか判断し、結果をディジタル著作物エディター5
2に通知することも可能である。
【0034】図6は、上記実施の形態によって、動画デ
ィジタルコンテンツを加工編集する例を説明する模式図
である。
【0035】図中(A)、(B)、(C)は動画著作物
データを、再生の際に処理される時間を横軸として順に
配置した模式図であり、左端が再生開始位置、右端が再
生終了位置を示す。前面には著作物の各部分に対応した
著作物情報が記されている。動面(A)は開始時刻0か
らTAまで、動画(B)は開始時間0からTBまでの長さ
の動画著作物データである。動画(A)には「オーサー
A」の著作権情報と、「2010年12月」までという
利用期限情報があり、動画(B)には「オーサーB」の
著作権情報と「2005年6月」までという利用期限情
報が付与されていることを示している。例えば、動画
(A)の時刻t1からt2まで、及び動画(B)のt3
らt4までの動画著作物データを切り取り、各部分が元
の動画著作物データ(A)、(B)として存在していた
ときの著作物情報を保持したまま、結合して一つの動画
著作物データ(C)を作成する。
【0036】なお、著作物情報は、著作権等著作物の権
利情報、利用期限のほか、利用者、利用時刻、利用期
間、利用回数、利用機器等の利用制限情報でもよい。
【0037】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
図1や図4や図5に示したディジタルコンテンツ編集装
置の実体はコンピュータシステムであり、コンテンツパ
ーサー、ディジタル著作物エディター、著作物情報エデ
ィター、コンテンツコーディネーターはハードウエアも
しくはプログラムによって実現される概念的機能であ
り、一つのハードウエア部品もしくはソフトウエアモジ
ュールで構成されても、あるいは複数のハードウエア部
品もしくはソフトウエアモジュールで構成されて複数の
装置に配置することも可能である。プログラムによって
実現する場合には、該プログラムをフロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROM、その他の記録媒体に記録
して提供することも可能である。この記録媒体のプログ
ラムをコンピュータにロードすることにより、所期の機
能が実現する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一つもしくは複数のディジタルコンテンツを元に加工編
集を行って新しいディジタルコンテンツを作成する際
に、編集後のコンテンツの各構成部分に対して元々有効
であった情報を、人手を煩わせることなく、自動的に継
承することが可能である。情報の編集を人手で行わず自
動でおこなうことから、元の情報が不正に改竄されるの
を防ぎながら、編集を行うことが可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する構成図である。
【図2】本発明によりディジタルコンテンツを加工編集
する例を説明する図である。
【図3】本発明によりディジタルコンテンツを加工編集
する他の例を説明する図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を説明する構成図であ
る。
【図5】本発明の更に他の実施の形態を説明する構成図
である。
【図6】本発明によりディジタルコンテンツを加工編集
する更に他の例を説明する図である。
【符号の説明】
10、40、50 ディジタルコンテンツ編集装置 11、41、51 コンテンツパーサー 12、42、52 ディジタル著作物エディター 13、43、53 著作物情報エディター 14、44、54 コンテンツコーディネーター 100、100′ デジタルコンテンツ 101、101′ ディジタル著作物 102、102′ 著作物情報 200 編集済ディジタルコンテンツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CE08 CE09 CH01 CH11 CH20 5C053 FA13 FA14 FA15 FA23 GB06 JA21 5C076 AA14 BA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル著作物自体に著作物情報を加
    えたディジタルコンテンツに対し,加工編集を行って新
    たなディジタルコンテンツを作成する方法であって、 ディジタルコンテンツをコンテンツパーサーでディジタ
    ル著作物と著作物情報に分離し、ディジタル著作物エデ
    ィターによりディジタル著作物の特定部分を選択すると
    ともに、著作物情報エディターによって、前記選択され
    たディジタル著作物の範囲に対応する著作物情報を編集
    して作成し、コンテンツコーディネーターによって、前
    記選択されたディジタル著作物の特定部分とそれに対応
    する前記編集された著作物情報を統合することにより、
    著作物情報を自動的に継承したディジタルコンテンツを
    作成することを特徴とするディジタルコンテンツ編集方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタルコンテンツ編集
    方法において、ディジタル著作物エディターでは、ディ
    ジタル著作物の特定部分を選択するのみではなく、部分
    指定以外の著作物の特徴量を変更し、著作物情報エディ
    ターが編集内容に応じて自動的に著作物情報を変更する
    ことを特徴とするディジタルコンテンツ編集方法。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2記載のディジタルコ
    ンテンツ編集方法において、著作物情報エディターで
    は、著作物情報に記された編集条件を解釈し、ディジタ
    ル著作物エディターの編集内容が編集条件を満たすかど
    うか判断することを特徴とするディジタルコンテンツ編
    集方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2もしくは3記載のディジタ
    ルコンテンツ編集方法において、コンテンツパーサー
    が、複数のディジタルコンテンツからディジタル著作物
    及び著作物情報を解釈分離し、デジタル著作物エディタ
    ーが、前記分離された複数のディジタル著作物から特定
    部分を選択し、著作物情報エディターが、前記選択され
    た各ディジタル著作物の範囲に対応する各著作物情報を
    検索して編集することで、複数のディジタルコンテンツ
    から、著作物情報を自動的に継承した一つのディジタル
    コンテンツを作成することを特徴とするディジタルコン
    テンツ編集方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータで読み取り可能な記録媒体
    であって、請求項1乃至4記載のディジタルコンテンツ
    編集方法をコンピュータ上で実行させるプログラムを記
    録したことを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 ディジタル著作物自体に著作物情報を加
    えたディジタルコンテンツに対し、加工編集を行って新
    たなディジタルコンテンツを作成する装置であって、 ディジタルコンテンツからディジタル著作物と著作物情
    報を分離するコンテンツパーサーと、 ディジタル著作物から特定の部分を選択するディジタル
    著作物エディターと、 著作物情報から、前記選択されたディジタル著作物の範
    囲に対応する著作物情報を編集し作成する著作物情報エ
    ディターと、 前記選択されたディジタル著作物の特定部分とそれに対
    応する前記編集された著作物情報を統合するコンテンツ
    コーディネーターと、を具備することを特徴とするディ
    ジタルコンテンツ編集装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のディジタルコンテンツ編集装
    置において、 コンテンツパーサーは、複数のデジタルコンテンツから
    ディジタル著作物及び著作物情報を分離する手段を有
    し、 デジタル著作物エディターは、分離された複数のディジ
    タル著作物から特定部分を選択する手段を有し、 著作物情報エディターは、選択された各ディジタル著作
    物の範囲に対応する各著作物情報を検索して編集する手
    段を有する、ことを特徴とするディジタルコンテンツ編
    集装置。
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