JP4580285B2 - ディジタルコンテンツの利用管理方法、管理装置および管理プログラム - Google Patents
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Description
まず、管理センタ又はコンテンツ提供元が、ディジタルコンテンツの権利情報や属性情報を含む管理情報を、電子透かし等によって当該コンテンツの実体に埋め込んだり、あるいは、当該コンテンツのヘッダ領域に埋め込んだりする処理を予め施した上で、インターネット等のネットワークを経由して流通させておく。利用者がそのコンテンツを利用希望した場合には、管理センタ又はコンテンツ提供元が、当該コンテンツに埋め込まれた管理情報を読み出して、その管理情報と利用希望者の利用条件等を比較し、所定の判定基準に基づいて、利用を許可して利用者へオリジナルコンテンツを配布して利用させるか、あるいは「許諾条件に合致しない」として利用させない等の処理を行っていた。
ところが、利用者がコンテンツを利用する場合はもちろん、単にコンテンツの由来情報や利用許諾条件を閲覧しようとする場合でも、利用者に許諾外(不正)利用の意図があるか否かの区別がなされないために、管理センタ又はコンテンツ提供元からの情報提示は「閲覧には利用許諾権利の取得が必要」「○○円の利用料が発生」「不正に・・した場合処罰されます」等、利用の可否やコンテンツの利用許諾権利の取得にまつわる限定的な選択肢のみであった。すなわち、利用者は基本的に不正利用者扱いであり、由来情報や利用許諾を閲覧する場合でも、利用許諾の権利を取得する以外に選択肢は無い状態であった。
その後利用者は、全てのコンテンツの利用許諾条件を満たすことにより、そのまま全てのコンテンツを引用利用するか、あるいは、一部のコンテンツの引用利用を取りやめることで、組み合わせた新たな許諾条件が派生コンテンツの利用許諾条件に適したものとなるようにする、等の判断が必要となる。しかし、派生コンテンツに引用されるコンテンツの一部については、利用者の過失や錯誤により許諾外利用となってしまう問題も存在した。
その他の手段については、後記する実施の形態で述べる。
図1は、本発明の実施形態に係るディジタルコンテンツの利用管理システム(以下、適宜「本システム」と記載)の構成図である。
本システムは、コンテンツ提供元10、利用センタ20、利用者30、およびそれらを接続するネットワーク700を含んで構成されており、コンテンツ提供元10には端末装置100が、利用者30には端末装置300がそれぞれ備えられている。また、利用センタ20には管理装置200が備えられている。
コンテンツ提供元10は、コンテンツを提供する元となる機関(本事例では博物館に相当)である。端末装置100は、コンテンツ提供元10に属する者(本事例では博物館の館員に相当)が操作してディジタルコンテンツや付随情報の登録を行うコンピュータである。
利用センタ20は、ディジタルコンテンツの利用を管理する機関であり、管理装置200は、ディジタルコンテンツおよびそのディジタルコンテンツに関する付随情報等の保存や、コンテンツを利用するための情報の管理等を行うコンピュータである。管理装置200の機能については、後に図2を用いて詳細に説明する。
利用者30は、利用センタ20に保存されているディジタルコンテンツの利用を希望する者(本事例では比較文化学研究者に相当)である。端末装置300は、利用者30が操作して、コンテンツの編集や、利用センタ20に対してコンテンツの利用申請等を行うコンピュータである。なお、利用者が機関に属する場合は、その機関を利用者30としてもよい。
ネットワーク700は、端末装置100,300と、管理装置200とが通信を行うための通信網であり、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット等に相当する。
図2は、本システムにおける管理装置200の構成を示すブロック図である。図1を参照しつつ、図2を用いて管理装置200の構成を説明する。
管理プログラム211は、CPU220の諸機能を動作させるためのプログラムである。コンテンツ記憶部212は、コンテンツ提供元10(図1参照)の端末装置100からネットワーク700を介して登録されたディジタルコンテンツを記憶する。仮編集コンテンツ記憶部213は、CPU220で生成された仮編集コンテンツを記憶する。仮編集コンテンツとは、コンテンツ提供元10(図1参照)の端末装置100から送信されたオリジナルのコンテンツを用いてCPU220にて生成される、利用者30(図1参照)の端末装置300に配布するための流通用となるコンテンツである。仮編集コンテンツ生成の処理については、図4を用いて後記する。
仮編集コンテンツ生成部221は、付随情報挿入部221a、マーカー挿入部221b、およびディジタル署名部221cを含んで構成され、派生コンテンツ処理部222は、付随情報検証部222a、編集条件検出部222b、条件検証部222c、診断結果生成部222d、許諾条件制御部222e、および派生コンテンツ生成部222fを含んで構成される。これらの各種機能については、図4および図5を用いて後記する。
図3は、本実施形態に係るディジタルコンテンツ利用管理システムの処理概要図である。まず、第1段階として、仮編集コンテンツ生成処理を説明する。
これは、本事例では、博物館の館員が、端末装置100を用いて、博物館で所蔵している郷土料理とこれを活かした学校給食の献立等の写真(ディジタルコンテンツ)を利用センタ20へ登録する処理である。すなわち、コンテンツ提供元10の端末装置100が、ディジタルコンテンツ(写真a1,b1)と共に、そのコンテンツの許諾管理者情報や利用許諾条件を、登録要求として利用センタ20へ送信し、利用センタ20の管理装置200の仮編集コンテンツ生成部221は、受信した登録要求に含まれる情報を用いて、コンテンツを流通させるための仮編集コンテンツ(写真a2,b2)を生成し保存しておく。
なお、本実施形態での許諾管理者情報とは、ディジタルコンテンツの利用を許諾する者(コンテンツ発行者)の情報であり、本事例では博物館の館員の情報に相当する。
また、本実施形態での利用許諾条件とは、コンテンツを利用する際に許諾可能な条件を示す内容である。本事例での写真a1では、学校給食の献立の写真に一部、小学校の生徒の顔も写り込んでいるため、このコンテンツを利用する場合には「○○小学校で撮影、生徒の肖像権利用許諾取得済」という付記を付けるか、あるいは、生徒の顔が写り込んでいる部分をカットした部分領域を付記なしで使うかの、いずれかを選択する場合に限って利用を許諾する等の条件があり、写真b1では、栄養のバランスや彩りに配慮した郷土料理の献立の全容を納めたものであり、一部だけを切り取ったりせず、画像全体での利用のみを許諾する等の条件がある。
この処理は、本事例では、比較文化学研究者が、利用センタ20に保存されている郷土料理と学校給食の献立の写真(ディジタルコンテンツ)を使用してインターネット上に公開する学術記事を作成するために、利用センタ20へ利用申請を行い、利用申請を受信した利用センタ20が、派生コンテンツを生成して比較文化学研究者へ送信する処理である。
すなわち、まず、利用者30の端末装置300が、利用センタ20に保存されている仮編集コンテンツ(写真a2,b2)を要求し、取得する。仮編集コンテンツ(写真a2,b2)にはそれぞれ、マーカー付コンテンツ、付随情報(利用許諾条件、許諾管理者情報)およびディジタル署名が含まれているが、これらの情報については、後に図5を用いて詳細に説明する。
端末装置300は、取得した仮編集コンテンツ(写真a2,b2)を編集し、編集した編集済仮編集コンテンツを含むHTML(Hyper Text Markup Language)データ等の仮派生コンテンツを作成する。端末装置300は作成した仮派生コンテンツを用いて、利用申請を利用センタ20へ送信する。管理装置200の派生コンテンツ処理部222は受信した利用申請の内容を検証し、検証の結果、問題があった場合には、その内容をあらわす診断レポートを端末装置300へ送信する。問題が無かった場合には、派生コンテンツ処理部222が、受信した利用申請の内容に基づいて、保存されているオリジナルのコンテンツから派生コンテンツを生成し、その派生コンテンツをさらに派生コンテンツの利用条件として許諾されない用途への転用を制限する形式、例えば各々の引用コンテンツを取り出して編集すること等を不可能とする形式にパッケージ化したパッケージデータを、端末装置300へ送付する。
以下に説明する処理は、第1段階として実施される、仮編集コンテンツ生成処理である。シーケンスをあらわす図4に沿って、適宜図1〜3を参照しながら説明する。
マーカーの生成方法の一例を、周波数空間で処理を行う場合と、画素空間で処理を行う場合とを、図6の上部「マーカー挿入」を参照しながらそれぞれ説明する。なお、これらの処理を行った結果は、どちらもマーカーが挿入された画像データが生成されることになる。
まず、マーカー挿入部221bが、仮編集コンテンツの画像データ(図6の符号601)の画素を周波数直交変換(例えば、2次元フーリエ変換)し、繰り返しの粗い成分(低周波成分)から繰り返しの密な成分(高周波成分)までに置き換えて周波数空間における周波数領域のデータを得る(図6の符号611)。次に、得られた周波数領域のωx,ωy軸上それぞれ1箇所、計2箇所に、周波数領域のデータを充分超える値(例えば、得られた周波数領域最大値のさらに2倍等)を算出し、重畳する(図6の符号612)。この算出された値がマーカーである。
続いて、必要に応じてマーカー挿入部221bが、周波数領域の低周波成分に雑音成分を重畳する(図6の符号613)ことで、画像データの情報を劣化させてもよい。
以上の処理によって得られた周波数領域のデータ(図6の符号614)を、マーカー挿入部221bが逆周波数直交変換(例えば、逆2次元フーリエ変換)して画像データに再構成する。すなわち周波数領域から画素に戻すことで、マーカーが挿入され、かつ画像も劣化された画像データ(図6の符号604)が生成される。
まず、マーカー挿入部221bが予め周波数空間で、ωx,ωy軸上にそれぞれ1箇所、計2箇所に、一般的な画像データから得られる平均的な周波数領域より充分大きな値と、その2箇所以外は0の周波数の値を作成し(図6の符号612)、これを逆周波数直交変換(例えば、逆2次元フーリエ変換)して、マーカー画像(検出用画像)を生成しておく。このマーカー画像は、画素空間では縦および横の縞模様としてあらわされる(図6の符号602)。なお、ここで作成するデータで、2箇所の値を互いに異なる値としておくと、検出を行う際にどちらの値かを判別しやすくなり、好適である。
マーカー挿入時にはマーカー挿入部221bが、予め生成しておいたマーカー画像(図6の符号602)とコンテンツの画像データ(図6の符号601)とを、それぞれ同じ画素位置毎の画素の値を掛け合わせることで、元コンテンツの画像データに、縦および横の縞模様が重畳された画像データ(図6の符号604)が生成される。なお、この画像データに、必要に応じて画像劣化(図6の符号603)を行ってもよい。
このような方法によれば、マーカー画像を予め生成しておくことにより、マーカー挿入の都度、周波数直交変換処理を行う必要が無くなるので、周波数空間において処理を行う場合と比べて、より高速な処理が可能となる。
ここで、ディジタル署名とは、送信する情報(本実施形態では、仮編集コンテンツ)に暗号化された署名情報を付加する技術である。このディジタル署名を用いることで、付随情報が利用者30によって改竄されていないか否かを検証する。署名は、ディジタル署名部221cが、仮編集コンテンツのヘッダ領域に挿入されている付随情報を用いてハッシュコードを作成し、さらにそのハッシュコードを、自身(管理装置200)の秘密鍵を用いて暗号化することで生成される。
以上、署名を生成する方法の一例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ハッシュコードを作成せずに、付随情報自体を暗号化したものを署名として付与してもよい。また、画像データ自体にもハッシュコードを作成し、これを暗号化して生成したディジタル署名を付与することも考えられる。この場合、コンテンツの改竄を防止する効果を持つ。
以上の処理で生成された、マーカー付コンテンツ、付随情報(許諾管理者情報、利用許諾条件)および署名を含む仮編集コンテンツを、ディジタル署名部221cは仮編集コンテンツ記憶部213へ保存する(S308)。
次に、第2段階として実施される、派生コンテンツ生成処理を、シーケンスをあらわす図5に沿って適宜図1〜3を参照しながら説明する。
検証は、ステップS405で受信した利用申請に含まれる付随情報から作成したハッシュコードと、ステップS406で抽出したディジタル署名を自身(管理装置200)の公開鍵で復号化して生成したハッシュコードとを比較する。両者が一致すれば、付随情報が改竄されていないことが証明される。
受信した仮派生コンテンツに含まれる編集済仮編集コンテンツの実体部である画像データ(図6の符号605)を、編集条件検出部222bが周波数直交変換(例えば、2次元フーリエ変換)し、周波数空間における周波数領域のデータを得る(図6の符号615)。得られたデータにおいて、ステップS305で挿入した、周波数領域の中で値の大きい2箇所を検出する(図6の符号616)。検出したそれぞれのマーカーの位置(図6の符号616)と、仮編集コンテンツ記憶部213に保存されている仮編集コンテンツのマーカーの位置(図6の符号612)とを比較し、平行移動した距離や周波数領域の中心からの距離等を調べる。例えば、図6の符号616においては、ωx,ωyに与えられたマーカーの位置が、保存されている仮編集コンテンツ(図6の符号612)と比較して、それぞれ中心から1/2の位置に移動していることから、縦横それぞれ1/2の縮小が行われたと判定できる。また、例えば、マーカーが時計回りに90度移動していれば、時計回りに90度回転の編集加工が行われていることになる。横軸ωx上の値だけが周波数領域の中心から2倍離れた位置に移動していれば、仮編集コンテンツは横軸方向に2倍拡大の編集加工が行われていると判定できる。
その後、派生コンテンツ生成部222fは、許諾管理者情報を、予め規定された所定の情報(例えば、一律に利用センタ20や利用者30とする、あるいは派生コンテンツを作成する際に元となった割合の多いコンテンツ提供元10とする等)で設定し、この許諾管理者情報とステップS412で生成した利用許諾条件とで付随情報とする。派生コンテンツ生成部222fは、この付随情報と派生コンテンツを含めて、利用者30が編集不可能な形式に変換する(S413)。本実施形態では、この編集できない形式に変換することをパッケージ化と呼ぶ。このパッケージ化は、利用者30が編集不可能であればどのような形式でもよく、例えば、米国Adobe Systems社のPDF(Portable Document Format)文書形式等が考えられる。なお、ここで仮にパッケージ化せずに、元コンテンツを含む派生コンテンツを端末装置300に送信した場合、利用者30が派生コンテンツから分離して取得したディジタルコンテンツを、過失や錯誤等によって別のコンテンツに転用してしまったり、あるいは、許諾外(不正)利用の意図のある利用者30がコンテンツの利用許諾条件を改竄して第三者に配布したりすることも可能となってしまい、結果として許諾外利用が発生する危険性がある。パッケージ化は、それらを防止する効果を持つ。
派生コンテンツ生成部222fは、パッケージデータを端末装置300へ送信する(S414)。
まず、管理装置200は、コンテンツ提供元10の端末装置100から、コンテンツの登録要求を受信する(S501)。受信した登録要求に含まれているディジタルコンテンツを、管理装置200の付随情報挿入部221aは、コンテンツ記憶部212に保存し(S502)、さらに保存したディジタルコンテンツをコピーして、仮編集コンテンツを生成する(S503)。続いて付随情報挿入部221aは、受信した登録要求に含まれる利用許諾条件や許諾管理者情報を付随情報として、仮編集コンテンツのヘッダ部に挿入する(S504)。
次に、ディジタル署名部221cは、付随情報に改竄等があった場合に判別できるよう、付随情報についてのディジタル署名を生成し(S506)、生成した署名を仮編集コンテンツに付与する(S507)。なお、図5で説明したとおり、ステップS506〜S507における、ディジタル署名を生成し、付与する処理は、ステップS504の後に行ってもよい。
以上の処理で生成したマーカー付コンテンツ、付随情報、および署名を含めて、仮編集コンテンツとして、管理装置200のディジタル署名部221cは、仮編集コンテンツ記憶部213へ保存する(S508)。
ステップS502で管理装置200のコンテンツ記憶部212に保存されているコンテンツは、ネットワーク700を介して利用者30の端末装置300から自由に閲覧できる状態になっている。管理装置200は、利用者30の端末装置300から仮編集コンテンツ要求を受信すると(S509)、仮編集コンテンツ記憶部213に保存されている、要求された仮編集コンテンツを端末装置300へ送信する(S510)。
管理装置200は、抽出した署名を用いて、付随情報に改竄された可能性が無いか否かを検証する(S513)。検証した結果、付随情報の正当性が確認できなかった場合(S513→NG)、診断結果生成部222dはその結果を記述した診断レポートを生成し(S514)、端末装置300へ診断レポートを送信する(S515)。
一方、検証の結果、付随情報の正当性が確認できた場合(S513→OK)は、編集条件検出部222bは、編集済仮編集コンテンツの編集条件(編集加工の度合い)を検出する(S516)。
一方、編集条件が利用許諾条件を満たしている場合(S517→OK)は、許諾条件制御部222eは、元となる仮編集コンテンツの利用許諾条件を基に派生コンテンツの利用許諾条件を生成する(S518)。
図8は、ディジタルコンテンツの公開利用に係る、従来の方法と本発明の方法との比較をあらわしている。左欄に示す項目について、順に説明する。
従来の方法では、身元が保証されていると認定を受けた一部の利用者等、派生コンテンツの生成のためにオリジナルコンテンツを配布しても不正利用をしないと想定できる、信頼に足る者に限られていたのに対し、本発明では誰でも利用することが可能となる。
従来の方法では、限定された著名なコンテンツに限られていたのに対し、本発明では、事前に登録する一般利用者が、各々の興味や経験等に応じて多様な引用利用が可能となるため、著名なものに限定することなく、今後アイデンティティの確立や普及促進を目指す地域文化コンテンツ等も含めた、公開が可能なコンテンツ全般にわたる多様なコンテンツを取り扱うことができる。
また、従来の方法では、編集に必要となる元コンテンツを配布する際、予め典型的な解像度(精細度、あるいは、画像サイズ)のパターンを用意しておく手段がとられていたため、用意されているパターンが利用者の希望する解像度に合致せず、希望のレイアウトを生成できない等の不都合があった。しかし本発明では、編集パターントレース用マーカーを用いて利用者の希望する解像度を検出し、利用許諾条件に合致した場合、利用者が希望する解像度の画像を自動生成できるので、許諾内であればあらゆる解像度のコンテンツを扱うことができ、結果として用途に応じたレイアウトを実現することが可能となる。
従来の方法では、許諾管理者等の人手によって行われていたのに対し、本発明では利用センタの管理装置において、利用する複数の元コンテンツ各々の利用許諾条件だけでなく派生コンテンツの新たな利用許諾条件まで鑑みて、利用者の編集条件(編集加工の度合い)を判別する。
複数のコンテンツを利用する場合、従来の方法では、利用者はコンテンツ毎の取得はもちろん、それが複数のコンテンツ提供元にわたる場合には、コンテンツ提供元毎に、利用許諾の取得を必要としていたのに対し、本発明では、複数のコンテンツ提供元からの複数のコンテンツを利用センタに登録して一括管理することで、利用者は利用センタで一括して利用許諾を取得することが可能となる。
従来の方法では、利用者へオリジナルコンテンツを配布していたために、利用者の編集結果が利用許諾条件を満たしているかについては利用者の意識に委ねられ、それを信頼するしか方法が無かったのに対し、本発明では、予め定められている利用許諾条件と利用者の編集条件とを、利用センタの管理装置が照合して判別することにより、許諾外利用は自動防止される。
従来の方法では、例えばオリジナルコンテンツを入手した第1の利用者が、そのコンテンツの付随情報の利用許諾条件を不正に改竄した場合、第2の利用者が改竄を知らずに第1の利用者からコンテンツを入手して編集加工を行い、改竄された利用許諾条件に基づいて派生コンテンツを利用すると、元のコンテンツの許諾外利用になる可能性があり、それを防止する手段は無かった。それに対し本発明では、利用者にはオリジナルコンテンツではなく、劣化されている流通用のコンテンツを配布し、さらに、最終的に利用者へ渡すデータも編集不可能な形式にパッケージ化されているため、第1の利用者から第2の利用者へ改竄したデータが配布されることはない。さらにディジタル署名を付与しているため、付随情報に改竄等があった場合は、利用センタで把握可能となる。すなわち、不正行為は未然に防止される。
従来の方法では、利用者へオリジナルコンテンツを配布していたため、その後の使用は利用者の意識に委ねられ、それを信頼するしかなかった。しかし、本発明では、劣化された流通用のコンテンツを配布することや、利用者から送信された編集条件と利用許諾条件とを管理装置が照合して判別し、パッケージ化して利用者へ送信することにより、多目的への不正な流出は自動防止される。
ここでのインセンティブとは、公開目的のコンテンツについて、さらに広範な利用促進を図る誘因となるものである。
従来の方法では、公開普及されているディジタルコンテンツの流通管理システムは、有名な文化遺産等を有償で取り扱うシステムとして幾つか存在していたが、有名でないコンテンツについてはごく僅かであり、例え公開されていても、有名な文化遺産の許諾管理に必要となる利用に限定されていた。しかも、公開されるコンテンツは強固な権利保護を一義としていたため、無名な地域文化コンテンツ等が積極的な普及促進のために様々な利用を許容する場合については、既存の流通管理システムで取り扱うことはできなかった。しかしながら、本発明では、利用センタの利用者IDや仮派生ID等を管理したデータベース等を用いることにより、例えばコンテンツが利用される毎に、コンテンツ提供元や利用者に対し、その寄与に応じた報酬の分配や、コンテンツの有名度に応じた報酬の分配を行うことも可能となる。結果として、従来の有名なコンテンツだけでなく、無名なコンテンツについても、ディジタルコンテンツの公開普及を推進する効果が期待できる。
また、利用センタにおいてディジタルコンテンツの利用を一括管理することで、利用許諾条件の照合等における処理が自動化されるので、低コストな運用を実現し、公平性を備えたディジタルコンテンツの利用促進を図ることができる。さらに利用者に対しては、利用センタから、安全かつ簡便な利用を促すナビゲーションを提供することも可能である。
従来からの実証実験等、実用化の進んでいるコンテンツ単体の単純利用のためのシステムを「派生コンテンツの安全確実な流通手段」として利用しつつ、さらに本実施形態を「コンテンツの利用を安全に促進するシステム」として付加的に利用することも可能である。
図9は、省庁施策等で推進されている文化遺産情報のオンライン化に対する本発明との関係の一例をあらわしている。ここで、コンテンツ提供元10に複数の博物館9011〜901nが例示されており、利用センタ20には、コンテンツ提供元10から提供されたディジタルコンテンツやその利用に関する情報を保存するメタデータ902を備えてある。また、利用者30(例えば流通事業者や個人利用者等)が、利用センタ20のメタデータ902に保存されているコンテンツを用いて作成した、インターネット上における派生コンテンツの紹介記事の例903が例示されている。図9で示したとおり、従来技術である実証実験(二重線で囲んだ部分)に加えて、本発明の実施形態における機能を、再利用促進のために付加(破線で囲んだ部分)することも可能であり、すなわち、本発明は既存システムとの親和性を保有する。
また、仮編集コンテンツとして、マーカー付コンテンツ、付随情報、および署名を構成要素としたが、これに限るものではなく、他の情報を含むものであってもよい。扱うディジタルコンテンツについても画像データに限らず、映像、音声、文字、数値データ等、様々な媒体を扱うことができる。
その他についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形可能である。
20 利用センタ
30 利用者
100,300 端末装置
200 管理装置
210 記憶部
211 管理プログラム
212 コンテンツ記憶部
213 仮編集コンテンツ記憶部
220 CPU
221 仮編集コンテンツ生成部
221a 付随情報挿入部
221b マーカー挿入部
221c ディジタル署名部
222 派生コンテンツ処理部
222a 付随情報検証部
222b 編集条件検出部
222c 条件検証部
222d 診断結果生成部
222e 許諾条件制御部
222f 派生コンテンツ生成部
230 メインメモリ
240 入出力インタフェース
250 ネットワークインタフェース
260 入力装置
270 出力装置
700 ネットワーク
Claims (8)
- ネットワーク経由でディジタルコンテンツを提供する第1の端末装置と、前記第1の端末装置から提供された前記コンテンツを管理する管理装置と、前記コンテンツを利用する第2の端末装置とを備えるディジタルコンテンツ利用管理システムにおけるディジタルコンテンツの利用方法であって、
前記管理装置が、
前記第1の端末装置から前記ネットワークを介して受信した前記コンテンツをコピーして仮編集コンテンツを生成し、前記第1の端末装置から受信した前記コンテンツの利用を許諾する条件である利用許諾条件を前記仮編集コンテンツの所定の領域に付随情報として挿入するステップと、
前記仮編集コンテンツに、マーカーを挿入するステップと、
前記第2の端末装置が前記仮編集コンテンツを編集加工して作成した仮派生コンテンツを、前記ネットワークを介して受信し、前記仮派生コンテンツの前記マーカーと、前記仮編集コンテンツに挿入したマーカーとを比較し、前記第2の端末装置による編集加工の度合いである編集条件を検出するステップと、
前記検出した編集条件と、前記受信した仮派生コンテンツに含まれる前記利用許諾条件とを照合するステップと、
前記編集条件と前記仮派生コンテンツに含まれる前記利用許諾条件とを照合するステップにおいて、前記編集条件が前記利用許諾条件を満たしている場合に、前記コンテンツを前記編集条件に基づいて編集加工した派生コンテンツを生成し、前記派生コンテンツを編集不可能な形式のパッケージデータに変換し、前記パッケージデータを前記第2の端末装置へ送信するステップと
を含んで実行することを特徴とするディジタルコンテンツの利用管理方法。 - 前記仮編集コンテンツにマーカーを挿入するステップにおいて、
前記管理装置が前記仮編集コンテンツの画素を周波数直交変換し、得られる周波数領域の周波数の値を超える値を算出して、前記算出の結果得られた周波数を周波数領域に重畳し、前記重畳した周波数領域を逆周波数直交変換する
ことを特徴とする請求項1に記載のディジタルコンテンツの利用管理方法。 - 前記仮編集コンテンツにマーカーを挿入するステップにおいて、
前記管理装置が予めマーカー画像を生成しておき、
前記仮編集コンテンツの画素に前記マーカー画像を重畳する
ことを特徴とする請求項1に記載のディジタルコンテンツの利用管理方法。 - 前記管理装置は、
前記第2の端末装置から受信した前記仮派生コンテンツの元となる前記仮編集コンテンツの前記利用許諾条件を用いて前記派生コンテンツの利用許諾条件を生成し、前記派生コンテンツと共に編集不可能な形式のパッケージデータに変換するステップと、
前記パッケージデータを前記第2の端末装置へ送信するステップと
をさらに含んで実行することを特徴とする請求項1に記載のディジタルコンテンツの利用管理方法。 - 前記管理装置が、
前記第1の端末装置から前記ネットワークを介して受信した前記コンテンツの利用を許諾する者である許諾管理者情報を、前記利用許諾条件と共に、前記仮編集コンテンツの所定の領域に前記付随情報として挿入するステップと、
前記付随情報の改竄の有無を検証するための電子署名を、前記付随情報を用いて生成し、前記仮編集コンテンツに付与するステップと、
前記第2の端末装置が前記仮編集コンテンツを編集加工して作成した仮派生コンテンツを、前記ネットワークを介して受信し、前記仮派生コンテンツに含まれる前記電子署名を抽出するステップと、
前記抽出した電子署名を用いて、前記付随情報の改竄の有無を検証するステップと
をさらに含んで実行することを特徴とする請求項1に記載のディジタルコンテンツの利用管理方法。 - 前記管理装置が以下のいずれかの場合において、検証結果又は照合結果と、その内容を記述した診断レポートを生成し、前記診断レポートを前記第2の端末装置へ送信するステップをさらに含んで実行することを特徴とする請求項5に記載のディジタルコンテンツの利用管理方法。
(1)前記電子署名を用いて前記付随情報の改竄の有無を検証するステップで、前記付随情報の正当性が確認できなかった場合
(2)前記編集条件と、前記利用許諾条件とを照合するステップで、前記利用許諾条件の範囲外に相当する前記編集条件が1以上あった場合 - ネットワーク経由でディジタルコンテンツを提供する第1の端末装置と、前記第1の端末装置から提供された前記コンテンツを管理する管理装置と、前記コンテンツを利用する第2の端末装置とを備えるディジタルコンテンツ利用管理システムに用いられる前記管理装置であって、
前記第1の端末装置から前記ネットワークを介して受信した前記コンテンツをコピーして仮編集コンテンツを生成し、前記第1の端末装置から受信した前記コンテンツの利用を許諾する条件である利用許諾条件を前記仮編集コンテンツの所定の領域に付随情報として挿入する付随情報挿入部と、
前記仮編集コンテンツに、マーカーを挿入するマーカー挿入部と、
前記第2の端末装置が前記仮編集コンテンツを編集加工して作成した仮派生コンテンツを、前記ネットワークを介して受信し、前記仮派生コンテンツの前記マーカーと、前記仮編集コンテンツに挿入したマーカーとを比較し、前記第2の端末装置による編集加工の度合いである編集条件を検出する編集条件検出部と、
前記検出した編集条件と、前記受信した仮派生コンテンツに含まれる前記利用許諾条件とを照合する条件検証部と、
前記編集条件と前記仮派生コンテンツに含まれる前記利用許諾条件とを照合する条件検証部において、前記編集条件が前記利用許諾条件を満たしている場合に、前記コンテンツを前記編集条件に基づいて編集加工した派生コンテンツを生成し、前記派生コンテンツを編集不可能な形式のパッケージデータに変換し、前記パッケージデータを前記第2の端末装置へ送信する派生コンテンツ生成部と
を備えることを特徴とする管理装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のディジタルコンテンツの利用管理方法を、コンピュータである前記管理装置に実行させることを特徴とする管理プログラム。
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