JP2004280431A - デジタルデータ編集管理システム、デジタルデータ編集管理プログラム - Google Patents

デジタルデータ編集管理システム、デジタルデータ編集管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】元となるデジタルデータの著作権を保護しつつ、第三者が元となるデジタルデータを編集して生成した2次著作物であるデジタルデータの作成も可能とするデジタルデータ編集管理システムを提供する。
【解決手段】サーバ10上に格納されるデジタルデータをクライアント20で編集するデジタルデータ編集管理システムは、サーバ10から、デジタルデータの編集許可が与えられたクライアント20からの要求により、元となるデジタルデータをクライアントに送信し、クライアント20が元となるデジタルデータを編集することにより生成したデジタルデータをサーバ10に送信し、サーバ10が編集後のデジタルデータを2次著作物として格納し、サーバ10へ送信した編集後のデジタルデータをクライアント20から自動的に消去する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバ上に格納されるデジタルデータをクライアントで編集するデジタルデータ編集管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
画像データや音声データなどのデジタルデータは、容易にコピーを作成することができるため、デジタルデータの著作権を保護する上ではコピーを有効に防止する手段が必要である。しかし、単純にコピーを禁止することによる防止では、元となるデジタルデータを編集した2次著作物であるデジタルデータの作成が不可能となってしまう。
【0003】
従来、デジタルデータの著作権を保護しつつ第三者による編集を可能にする技術としては、例えば、特開2001−045279号公報(特許文献1)に開示される技術がある。
【0004】
この特許文献1の技術においては、サーバから元になる画像デジタルデータを低解像度データに変換してクライアントに提供し、クライアントによる低解像度のデータに対する編集情報がアップロードされると、サーバにおいてその編集情報を用いて元の画像デジタルデータを編集して保存するものである。
【0005】
また、映像データを再利用しやすくする技術が特開2001−101206号公報(特許文献2)に開示されている。この特許文献2の技術においては、許可されたクラインに対してサーバに登録された映像データの検索及び部分的な切り出しを許可し、さらにクライアントでは元の映像データを編集する二次映像加工編集を可能としている。
【0006】
さらに、映像データの貸し出しを管理する技術が特開2001−297163号公報(特許文献3)に開示されている。この特許文献3の技術においては、貸し出した映像データを流出させることなく、貸し出し期間の満了時やさらには不正コピー等の発生時にデータを自動消去することで、著作権管理を行っている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−045279号公報「編集システムおよび当該編集処理方法」
【特許文献2】
特開2001−101206号公報「アーカイブシステム及びその検索方法」
【特許文献3】
特開2001−297163号公報「情報貸出管理システム」
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術においては、以下の述べるような問題点があった。
【0009】
特許文献1の技術においては、低解像度に変換して提供するといった構成上、対象となるデジタルデータが画像データに限定されると共に、編集者による低解像度データに対する編集情報に基づいてサーバで元のデジタルデータを編集することから、必ずしも編集者が意図する編集結果にはならないという問題点がある。
【0010】
特許文献2の技術においては、許可された第三者に対してのみ映像データデータを提供し、その第三者による編集を可能としているが、提供された映像データの流出や不正コピー等の行為に対しては何ら考慮されておらず、著作権管理が有効になされないという問題点がある。
【0011】
特許文献3の技術においては、貸し出された映像データについて貸出期間の満了や不正行為を契機として自動消去することで著作権管理を行っているが、映像データに対しては再生だけが可能であり、それを編集して二次著作物を生成することはできない。
【0012】
本発明は、元となるデジタルデータの著作権を保護しつつ、第三者が元となるデジタルデータを編集して生成した2次著作物であるデジタルデータの作成も可能とする著作権保護機能を有するデジタルデータ編集管理システム、デジタルデータ編集管理プログラムを提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、第三者が元となるデジタルデータを編集して生成した2次著作物に対する著作権管理を可能とするデジタルデータ編集管理システム、デジタルデータ編集管理プログラムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、サーバ上に格納されるデジタルデータをクライアントで編集するデジタルデータ編集管理システムであって、前記サーバから、デジタルデータの編集許可が与えられた前記クライアントからの要求により、元となる前記デジタルデータを前記クライアントに送信し、前記クライアントが元となるデジタルデータを編集することにより生成したデジタルデータを前記サーバに送信し、前記サーバが編集後のデジタルデータを2次著作物として格納し、前記サーバへ送信した編集後のデジタルデータを前記クライアントから自動的に消去することを特徴とする。
【0015】
請求項2のデジタルデータ編集管理システムは、前記クライアントは、前記サーバ上の元のデジタルデータを要求するデジタルデータ取得手段と、取得した前記元のデジタルデータに対して編集を行なう編集手段と、編集後のデジタルデータを前記サーバに送信するデジタルデータ登録手段と、前記サーバに送信した時点で、前記編集後のデジタルデータを削除するデジタルデータ削除手段を備え、前記サーバは、元のデジタルデータを格納するデジタルデータ格納部と、前記デジタルデータ格納部に格納されるデジタルデータについて著作権に関する情報を格納する著作権情報記憶部と、前記クライアントから要求されたデジタルデータを前記デジタルデータ格納部から読み出して前記クライアントに送信するデジタルデータ参照手段と、前記クライアントから送信された前記編集後のデジタルデータを、前記デジタルデータ格納部に格納するデジタルデータ格納手段と、前記デジタルデータ格納部に格納した前記編集後のデジタルデータについて、元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を前記著作権情報記憶部に登録する著作権情報登録手段を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項3のデジタルデータ編集管理システムは、前記クライアントの前記デジタルデータ登録手段は、前記編集後のデジタルデータを前記サーバに送信すると共に、前記編集後のデジタルデータが元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を前記サーバに送信することを特徴とする。
【0017】
請求項4のデジタルデータ編集管理システムは、前記サーバは、デジタルデータ記憶部に格納されているデジタルデータ毎に、編集許可を与えるかどうかを示す編集許可情報が格納する編集許可情報記憶部と、前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時、編集許可情報記憶部に管理されている編集許可情報に基づいて要求された元のデジタルデータに対する編集を許可するかどうかの判別を行う編集許可判別手段とをさらに備え、前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照手段によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする。
【0018】
請求項5のデジタルデータ編集管理システムは、認証情報として、前記サーバのデジタルデータ記憶部に格納されているデジタルデータへの編集権限がある第三者であることを示す認証情報を格納する認証情報記憶部と、認証要求があると認証情報記憶部の認証情報を元に認証の結果を返答する認証手段とを備える認証サーバを設け、前記サーバは、前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時に、前記認証サーバの認証手段に対してデジタルデータを要求した第三者の認証を求め、前記認証手段からの返答の結果により編集の許可を与えるかどうかの判別を行う編集許可判別手段を備え、前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照手段によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする。
【0019】
請求項6の本発明は、サーバとクライアント上で実行され、前記サーバに格納されるデジタルデータを前記クライアントで編集するデジタルデータ編集管理プログラムであって、前記サーバから、デジタルデータの編集許可が与えられた前記クライアントからの要求により、元となる前記デジタルデータを前記クライアントに送信する機能と、前記クライアントで元となるデジタルデータを編集する機能と、前記クライアントが元となるデジタルデータを編集することにより生成したデジタルデータを前記サーバに送信する機能と、前記サーバが編集後のデジタルデータを2次著作物として格納する機能と、前記サーバへ送信した編集後のデジタルデータを前記クライアントから自動的に消去する機能を実行することを特徴とする。
【0020】
請求項7のデジタルデータ編集管理プログラムは、前記クライアントで、前記サーバ上の元のデジタルデータを要求するデジタルデータ取得機能と、取得した前記元のデジタルデータに対して編集を行なう編集機能と、編集後のデジタルデータを前記サーバに送信するデジタルデータ登録機能と、前記サーバに送信した時点で、前記編集後のデジタルデータを削除するデジタルデータ削除機能とを実行し、前記サーバで、前記クライアントから要求されたデジタルデータを元のデジタルデータを格納するデジタルデータ格納部から読み出して前記クライアントに送信するデジタルデータ参照機能と、前記クライアントから送信された前記編集後のデジタルデータを、前記デジタルデータ格納部に格納するデジタルデータ格納機能と、前記デジタルデータ格納部に格納した前記編集後のデジタルデータについて、元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を著作権情報記憶部に登録する著作権情報登録機能とを実行することを特徴とする。
【0021】
請求項8のデジタルデータ編集管理プログラムは、前記クライアントの前記デジタルデータ登録機能は、前記編集後のデジタルデータを前記サーバに送信すると共に、前記編集後のデジタルデータが元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を前記サーバに送信する機能を有することを特徴とする。
【0022】
請求項9のデジタルデータ編集管理プログラムは、前記サーバで、前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時、デジタルデータ記憶部に格納されているデジタルデータ毎に、編集許可を与えるかどうかを示す編集許可情報が格納する編集許可情報記憶部に管理されている編集許可情報に基づいて、要求された元のデジタルデータに対する編集を許可するかどうかの判別を行う編集許可判別機能を有し、前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照機能によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする。
【0023】
請求項10のデジタルデータ編集管理プログラムは、前記サーバで、前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時に、認証サーバに対してデジタルデータへの編集権限がある第三者であるかどうかの認証を求め、前記認証サーバからの返答の結果により編集の許可を与えるかどうかの判別を行う編集許可判別機能を有し、前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照手段によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明の第1の実施の形態による著作権保護機能を有するデジタルデータ編集管理システムの構成を示すブロック図である。
【0026】
図1を参照すると、第1の実施の形態による著作権保護機能を有するデジタルデータ編集管理システムは、プログラム制御により動作するコンピュータからなるサーバ10と、プログラム制御により動作するコンピュータからなるクライアント20とで構成されている。このサーバ10とクライアント20は、インターネット等の通信回線によって互い接続されている。
【0027】
サーバ10は、デジタルデータを格納して管理するデジタルデータ記憶部11と、デジタルデータ記憶部11に登録されているデジタルデータについての著作権に関する情報を登録し管理する著作権情報記憶部12と、デジタルデータ参照手段13と、デジタルデータ格納手段14と、著作権情報登録手段15を備える。
【0028】
クライアント20は、編集用のデータを格納して管理する編集用データ記憶部21と、デジタルデータ取得手段22と、デジタルデータ編集手段23と、デジタルデータ登録手段24と、デジタルデータ削除手段25を備える。編集用データ記憶部21に保存されているデジタルデータについては、デジタルデータ編集手段23だけで可能であり、それ以外の編集手段を持たないものとする。また、クライアント20に対しては、サーバ10のデジタルデータ記憶部11に登録されているデジタルデータに対して編集を行なう許可が予め与えられている。
【0029】
上述したサーバ10及びクライアント20の各構成要素はそれぞれ概略つぎのように動作する。
【0030】
サーバ10のデジタルデータ参照手段13は、クライアント20のデジタルデータ取得手段22からの要求に応じて、デジタルデータ記憶部11に保存されているデジタルデータ(オリジナルデジタルデータ)を参照し、そのコピーをデジタルデータ取得手段22へ受け渡す。なお、デジタルデータ記憶部11に格納されているデジタルデータについては、その作者(著作権者)と著作物であるデジタルデータを特定する題号である名称(データ名)等を含む著作権に関する情報が著作権情報記憶部12に格納されている。
【0031】
サーバ10のデジタルデータ格納手段14は、クライアント20のデジタルデータ登録手段24より受け渡された編集後のデジタルデータをデジタルデータ記憶部11に保存し、クライアント20のデジタルデータ登録手段24より受け渡された編集後のデジタルデータについての著作権に関する情報を著作権情報登録手段15に受け渡す機能を有する。編集後のデジタルデータについての著作権に関する情報には、編集後のデジタルデータの作者(著作権者)と著作物であるデジタルデータを特定する題号である名称(データ名)等の情報に加えて、当該編集後のデジタルデータが編集元となるデジタルデータを編集することにより生成されたことを示す情報が含まれる。
【0032】
サーバ10の著作権情報登録手段15は、デジタルデータ格納手段14より受け取った編集後のデジタルデータについての著作権に関する情報を著作権情報記憶部12へ登録する機能を有する。
【0033】
クライアント20のデジタルデータ取得手段22は、サーバ10のデジタルデータ参照手段13を呼び出すことにより受け取ったデジタルデータのコピーを、編集用のデジタルデータとして編集用データ記憶部21へ保存する機能を有する。
【0034】
クライアント20のデジタルデータ編集手段23は、編集用データ記憶部21に保存されている編集用のデジタルデータ(コピー)に編集を加える機能を有する。
【0035】
クライアント20のデジタルデータ登録手段24は、編集用データ記憶部21に保存されている編集後のデジタルデータと、編集後のデジタルデータについての著作権に関する情報を、サーバ10のデジタルデータ格納手段14へ受け渡し、デジタルデータ削除手段25を呼び出す機能を有する。
【0036】
クライアント20のデジタルデータ削除手段25は、編集用データ記憶部21に保存されているデジタルデータを削除する機能を有する。
【0037】
次に、図1及び図2を参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。図2は本実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムの全体の動作を説明するフローチャートである。
【0038】
まず、図1のデジタルデータに対して編集許可が与えられているクライアント20において編集処理が開始される(図2のステップA1)。
【0039】
次に、クライアント20のデジタルデータ取得手段22によって、サーバ10のデジタルデータ参照手段13に対して編集の元となるデジタルデータを要求する(ステップA2)。このデジタルデータの要求は、デジタルデータを一意に特定できるデータ名等を指定することにより行なう。
【0040】
さらに、デジタルデータ参照手段13は、クライアント20から要求された編集の元となるデジタルデータのコピーをデジタルデータ記憶部11より読み出し、クライアント20に対して返信する(ステップA3)。
【0041】
デジタルデータ取得手段22は受け取ったデジタルデータのコピーを、編集用のデジタルデータとして編集用データ記憶部21に保存する(ステップA4)。
【0042】
そして、デジタルデータ編集手段23によって編集用データ記憶部21に保存された編集用のデジタルデータに対する編集を行う(ステップA5)。
【0043】
当該デジタルデータの編集を終了すると(ステップA6)、デジタルデータ登録手段24が、編集によって生成された編集後のデジタルデータをサーバ10のデジタルデータ格納手段14に送信する(ステップA7)。その際、デジタルデータ登録手段24は、編集後のデジタルデータについての著作権に関する情報をデジタルデータ格納手段14に送信する。すなわち、編集後のデジタルデータの作者(著作権者)と著作物であるデジタルデータを特定する題号である名称(データ名)等の情報と、当該編集後のデジタルデータが編集元となるデジタルデータを編集することにより生成されたことを示す情報を著作権に関する情報として送信する。
【0044】
クライアント20のデジタルデータ登録手段24より送信された編集後のデジタルデータを受け取ると、デジタルデータ格納手段14がその編集後のデジタルデータをデジタルデータ記憶部11に保存する(ステップA8)。
【0045】
また、デジタルデータ格納手段14は、その編集後のデジタルデータについての著作権に関する情報を著作権情報登録手段15に送る(ステップA9)。
【0046】
著作権情報登録手段15は、受け取った編集後のデジタルデータについての著作権に関する情報を著作権情報記憶部12へ保存する(ステップA10)。
【0047】
最後に、デジタルデータ格納手段14から編集後のデジタルデータの保存終了の通知を受けると、デジタルデータ削除手段25が編集用データ記憶部21にある編集後のデジタルデータを削除する(ステップA11)。
【0048】
次に、上記第1の実施の形態による具体例について図3を参照して説明する。
【0049】
なお、以降の例ではデジタルデータとして画像データについて説明するが、それ以外のデジタルデータ、例えば動画データや音声データについても同様に本発明を適用できるのは言うまでもない。
【0050】
図3に示すように、クライアント20を操作するデジタルデータに対して編集許可が与えられている作者Bは、まず、サーバ10のデジタルデータ記憶部11に格納されている作者A(著作者)が作成したデジタルデータであるデータ名「月と家」の画像データをサーバ10に対して要求し、サーバ10のデジタルデータ記憶部11からクライアント20の編集用記憶部21へダウンロードする(図2のステップA1〜A4)。
【0051】
そして、作者Bは、クライアント20の編集用データ記憶部21にダウンロードされたデータ名「月と家」の画像データに対して編集を行うことにより、編集後のデジタルデータとしてデータ名「家と星」の画像データを作成する(図2のステップA5)。
【0052】
作者Bが編集作業を終了するとデータ名「月と家」の画像データを編集して作成されたデータ名「家と星」の画像データは、サーバ10へアップロードされデジタルデータ記憶部11に保存されると共に、著作権情報記憶部12には、保存された画像データについての著作権に関する情報として、作者B、データ名「家と星」及び「作者Aのデータ名「月と家」の2次著作物」といった情報が登録される(図2のステップA6〜A10)。
【0053】
アップロード(編集後の画像データの保存)が完了すると、クライアント20の編集用データ記憶部21に存在するデータ名「家と星」の画像データは自動的に削除される。(図2のステップA11)
以上のように構成されかつ動作する第1の実施の形態によれば、元となるデジタルデータは編集用データ記憶部21にのみ保存され、編集終了時には自動的に削除されるので無断で不正利用されないため、元となるデジタルデータの著作権を保護できる。
【0054】
また、編集の終了時には元となるデジタルデータの2次著作物として著作権に関する情報を登録することにより、元となるデジタルデータをもとに作成された2次著作物を確実に2次著作物として管理することができる。
【0055】
次に、本発明の第2の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムについて図面を参照して詳細に説明する。
図4を参照すると、第2の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムは、そのサーバ30が、図1に示された第1の実施の形態におけるサーバ10の構成に加え、編集許可情報を管理する編集許可情報記憶部16と編集許可判別手段17を備えている点が相違する。それ以外の構成要素については、図1に示した第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0056】
編集許可判別手段17は、クライアント20のデジタルデータ取得手段22よりデジタルデータ参照手段13が呼び出され編集元となるデジタルデータが要求された時に実行され、編集許可情報記憶部16に管理されている編集許可情報に基づいて要求されたデジタルデータに対する編集の許可を与えるかどうかの判別を行う機能を有する。編集許可判別手段17により編集の許可が与えられない場合は、それ以降の処理は行わないものとする。
【0057】
編集許可情報記憶部16には、デジタルデータ記憶部11に格納されているデジタルデータ毎に、編集許可を与えるかどうかを示す編集許可情報が格納されている。この編集許可情報としては、編集が可能であるかどうか、特定の第三者に対してのみ許可する場合にはその許可する第三者を特定する名前等の情報が含まれている。
【0058】
次に、図4及び図5のフローチャートを参照して第2の実施の形態の動作について詳細に説明する。
【0059】
図5のステップA1からA2、及びステップA3からA11の動作については、図1に示された第1の実施の形態のデジタルデータ取得手段22、デジタルデータ参照手段13、デジタルデータ編集手段23、デジタルデータ登録手段24、デジタルデータ格納手段14、著作権情報登録手段15、及びデジタルデータ削除手段25の動作と同じであるため説明は省略する。
【0060】
ステップA2において、デジタルデータ取得手段22から編集元となるデジタルデータの要求を受けたときに、編集許可判別手段17が、編集許可情報記憶部16の編集許可情報に基づいて要求された元となるデジタルデータに対して編集の許可を与えるかどうか(編集が可能であるかどうか)を判断する(ステップB1)。
【0061】
編集が許可されていると判断した場合は、デジタルデータ参照手段13によって元となるデジタルデータをデジタルデータ記憶部11より読み出して返信し、以降の処理は図2の流れと同様となる(ステップA3からA11)。
【0062】
編集が許可されていないと判断した場合は、この時点で処理が終了する(ステップB2)。その際、要求したデジタルデータについて編集が許可されていない旨の通知をクライアント20に送信するようにしてもよい。
【0063】
次に、上記第2の実施の形態による具体例について図6及び図7を参照して説明する。
【0064】
ここで、サーバ30のデジタルデータ記憶部11に格納されている作者A(著作者)が作成したデジタルデータであるデータ名「月と家」の画像データについては、作者Bに対して編集が許可され、作者Cに対しては編集が許可されていないものと想定する。
【0065】
図6に示すように、クライアント20を操作する作者Bが、サーバ30のデジタルデータ記憶部11に格納されている作者A(著作者)が作成したデジタルデータであるデータ名「月と家」の画像データをサーバ30に対して要求する(図5のステップA1〜A2)。
【0066】
ダウンロードの要求に対し、サーバ30(編集許可判別手段17)で作者Bに対して作者Aが作成したデータ名「月と家」の画像データの編集が許可されているかがチェックされる(図5のステップB1)。この場合、編集許可情報記憶部16の編集許可情報には、作者Bに対する編集の許可が登録されているので、編集が許可されていると判断される。
【0067】
チェックの結果、編集が可能であるので、データ名「月と家」の画像データがサーバ30からクライアント20へダウンロードされる(図5のステップA3)。それ以降の処理内容は、図3に示す例と同様である。
【0068】
また、図7に示すように、クライアント20を操作する作者Cが、サーバ30のデジタルデータ記憶部11に格納されている作者A(著作者)が作成したデジタルデータであるデータ名「月と家」の画像データをサーバ30に対して要求する(図5のステップA1〜A2)。
【0069】
上記の同様、ダウンロードの要求に対し、サーバ30(編集許可判別手段17)で作者Cに対して作者Aが作成したデータ名「月と家」の画像データの編集が許可されているかがチェックされる(図5のステップB1)。この場合、編集許可情報記憶部16の編集許可情報には、作者Cに対する編集の許可が登録されていないので、編集が許可されていないと判断される。
【0070】
チェックの結果、編集が不可であるためデータ名「月と家」の画像データはクライアント20へダウンロードされることはなく、その時点で動作は終了となる(図5のステップB2)。
【0071】
以上のように構成されかつ動作する第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態による効果に加えて、元となるデジタルデータの編集許可が与えられているかどうかを判別し、許可が与えられていない第三者はデジタルデータのダウンロードができないようにしたので、デジタルデータを不正使用から有効に保護することができる。
【0072】
さらに、元のデジタルデータに対する編集許可の判別を外部に委ねるように構成した第3の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムについて図8及び図9を参照して説明する。
【0073】
図8を参照すると、第3の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムは、図4に示された第2の実施の形態と比べて、認証情報を管理する認証情報記憶部51と認証手段52を含むプログラム制御により動作する認証サーバ50が備えられ、かつそのサーバ40が、認証サーバ50からの認証結果に基づいて編集が許可されているかを判別する編集許可判別手段18を有する点で相違する。
【0074】
認証情報記憶部51には、認証情報として、サーバ40のデジタルデータ記憶部11に格納されているデジタルデータへの編集権限がある第三者であることを示す認証情報が格納さている。認証サーバ50の認証手段52は、認証要求があると認証情報記憶部51の認証情報を元に認証の結果を返答する機能を有する。
【0075】
編集許可判別手段18は、クライアント20のデジタルデータ取得手段22よりデジタルデータ参照手段13が呼び出され編集元となるデジタルデータが要求された時に実行される。実行後、編集許可判別手段18は、認証サーバ50における認証手段51に対してデジタルデータを要求した第三者の認証を求め、その認証手段51からの返答の結果により編集の許可を与えるかどうかの判別を行う機能を有する。編集許可判別手段18により編集の許可が与えられない場合は、それ以降の処理は行わないものとする。
【0076】
次に、図8及び図9のフローチャートを参照して第3の実施の形態の動作について詳細に説明する。
【0077】
図9のステップA1からA2、及びステップA3からA11の動作について図1に示された第1の実施の形態のデジタルデータ取得手段22、デジタルデータ参照手段13、デジタルデータ編集手段23、デジタルデータ登録手段24、デジタルデータ格納手段14、著作権情報登録手段15、及びデジタルデータ削除手段25の動作と同じであるため説明は省略する。
【0078】
ステップA2において、デジタルデータ取得手段22から編集元となるデジタルデータの要求を受けたときに、外部の認証サーバ50に対して編集許可の判断を委ねるために編集許可判別手段18により認証手段52へ問い合わせを行う(ステップC1)。
【0079】
認証サーバ50は、問合わせがあると、認証手段52により認証情報記憶部51に管理されている認証情報を元に認証した結果を編集許可判別手段18へ返答する(ステップC2)。認証の結果には、デジタルデータを要求した第三者が編集の権限を有しているかどうかが示される。
【0080】
編集許可手段判別手段18は、認証手段52より受け取った認証の結果を元に、元となるデジタルデータの編集を許可するかどうかを判断する(ステップC3)。
編集が許可されていると判断した場合は、デジタルデータ参照手段13によって元となるデジタルデータをデジタルデータ記憶部11より読み出して返信し、以降の処理は図2の流れと同様となる(ステップA3からA11)。
【0081】
編集が許可されていないと判断した場合は、この時点で処理が終了する(ステップB2)。その際、要求したデジタルデータについて編集が許可されていない旨の通知をクライアント20に送信するようにしてもよい。
【0082】
以上のように構成されかつ動作する第3の実施の形態によれば、元となるデジタルデータの編集許可が与えられているかどうかを判別し、許可が与えられていない第三者はデジタルデータのダウンロードができないようにしたので、デジタルデータを不正使用から有効に保護することができると共に、元のデジタルデータに対する編集許可の判別を外部に委ねるようにしたので、第2の実施の形態に比べデジタルデータを格納するサーバ40における機能を簡略化することができる。
【0083】
本発明によるデジタルデータ編集管理システムのサーバ及びクライアントの構成要素の機能については、それをハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各手段の機能を実行するデジタルデータ編集管理プログラム(アプリケーションプログラム)101、102をコンピュータ処理装置のメモリにロードしてコンピュータ処理装置を制御することで実現することができる。このデジタルデータ編集管理プログラム101、102は、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体に格納され、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することにより、上述した各機能を実現する。
【0084】
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の著作権保護機能を有するデジタルデータ編集管理システムによれば、以下に述べるような優れた効果を実現する。
【0086】
第1に、元となるデジタルデータの著作権を保護しつつ、元となるデータの不正利用を許すことなく、第三者によるデータ編集を可能にすることができる。その理由は、元となるデジタルデータは編集用の領域にのみ保存され、編集終了時には削除されるので無断で不正利用されないためである。
【0087】
第2に、元となるデジタルデータをもとに作成された2次著作物を確実に2次著作物として管理できることにある。編集の終了時には自動的に元となるデジタルデータの2次著作物として著作権情報が登録されるためである。
【0088】
第3に、元となるデジタルデータの編集許可が与えられているかどうかを判別し、許可が与えられていない第三者はデジタルデータのダウンロードができないようにしたので、デジタルデータを不正使用から有効に保護することができる。
【0089】
第4に、元のデジタルデータに対する編集許可の判別を外部に委ねるようにしたことにより、デジタルデータを格納するサーバにおける機能を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態による著作権保護機能を有するデジタルデータ編集管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムの動作を説明するフローチャートである。
【図3】第1の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムの具体的な動作例を示す図である。
【図4】本発明を適用した第2の実施の形態による著作権保護機能を有するデジタルデータ編集管理システムの構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムの動作を説明するフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムの具体的な動作例を示す図である。
【図7】第2の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムの他の具体的な動作例を示す図である。
【図8】本発明を適用した第3の実施の形態による著作権保護機能を有するデジタルデータ編集管理システムの構成を示すブロック図である。
【図9】第3の実施の形態によるデジタルデータ編集管理システムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10、30、40:サーバ
11:デジタルデータ記憶部
12:著作権情報記憶部
13:デジタルデータ参照手段
14:デジタルデータ格納手段
15:著作権情報登録手段
16:編集許可情報記憶部
17:編集許可判別手段
18:編集許可判別手段
20:クライアント
21:編集用データ記憶部
22:デジタルデータ取得手段
23:デジタルデータ編集手段
24:デジタルデータ登録手段
25:デジタルデータ削除手段
50:認証サーバ
51:認証情報記憶部
52:認証手段

Claims (10)

  1. サーバ上に格納されるデジタルデータをクライアントで編集するデジタルデータ編集管理システムであって、
    前記サーバから、デジタルデータの編集許可が与えられた前記クライアントからの要求により、元となる前記デジタルデータを前記クライアントに送信し、
    前記クライアントが元となるデジタルデータを編集することにより生成したデジタルデータを前記サーバに送信し、
    前記サーバが編集後のデジタルデータを2次著作物として格納し、
    前記サーバへ送信した編集後のデジタルデータを前記クライアントから自動的に消去することを特徴とするデジタルデータ編集管理システム。
  2. 前記クライアントは、
    前記サーバ上の元のデジタルデータを要求するデジタルデータ取得手段と、
    取得した前記元のデジタルデータに対して編集を行なう編集手段と、
    編集後のデジタルデータを前記サーバに送信するデジタルデータ登録手段と、
    前記サーバに送信した時点で、前記編集後のデジタルデータを削除するデジタルデータ削除手段を備え、
    前記サーバは、
    元のデジタルデータを格納するデジタルデータ格納部と、
    前記デジタルデータ格納部に格納されるデジタルデータについて著作権に関する情報を格納する著作権情報記憶部と、
    前記クライアントから要求されたデジタルデータを前記デジタルデータ格納部から読み出して前記クライアントに送信するデジタルデータ参照手段と、
    前記クライアントから送信された前記編集後のデジタルデータを、前記デジタルデータ格納部に格納するデジタルデータ格納手段と、
    前記デジタルデータ格納部に格納した前記編集後のデジタルデータについて、元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を前記著作権情報記憶部に登録する著作権情報登録手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルデータ編集管理システム。
  3. 前記クライアントの前記デジタルデータ登録手段は、前記編集後のデジタルデータを前記サーバに送信すると共に、前記編集後のデジタルデータが元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項2に記載のデジタルデータ編集管理システム。
  4. 前記サーバは、
    デジタルデータ記憶部に格納されているデジタルデータ毎に、編集許可を与えるかどうかを示す編集許可情報が格納する編集許可情報記憶部と、
    前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時、編集許可情報記憶部に管理されている編集許可情報に基づいて要求された元のデジタルデータに対する編集を許可するかどうかの判別を行う編集許可判別手段とをさらに備え、
    前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照手段によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のデジタルデータ編集管理システム。
  5. 認証情報として、前記サーバのデジタルデータ記憶部に格納されているデジタルデータへの編集権限がある第三者であることを示す認証情報を格納する認証情報記憶部と、
    認証要求があると認証情報記憶部の認証情報を元に認証の結果を返答する認証手段とを備える認証サーバを設け、
    前記サーバは、前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時に、前記認証サーバの認証手段に対してデジタルデータを要求した第三者の認証を求め、前記認証手段からの返答の結果により編集の許可を与えるかどうかの判別を行う編集許可判別手段を備え、
    前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照手段によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のデジタルデータ編集管理システム。
  6. サーバとクライアント上で実行され、前記サーバに格納されるデジタルデータを前記クライアントで編集するデジタルデータ編集管理プログラムであって、
    前記サーバから、デジタルデータの編集許可が与えられた前記クライアントからの要求により、元となる前記デジタルデータを前記クライアントに送信する機能と、
    前記クライアントで元となるデジタルデータを編集する機能と、
    前記クライアントが元となるデジタルデータを編集することにより生成したデジタルデータを前記サーバに送信する機能と、
    前記サーバが編集後のデジタルデータを2次著作物として格納する機能と、
    前記サーバへ送信した編集後のデジタルデータを前記クライアントから自動的に消去する機能を実行することを特徴とするデジタルデータ編集管理プログラム。
  7. 前記クライアントで、
    前記サーバ上の元のデジタルデータを要求するデジタルデータ取得機能と、
    取得した前記元のデジタルデータに対して編集を行なう編集機能と、
    編集後のデジタルデータを前記サーバに送信するデジタルデータ登録機能と、
    前記サーバに送信した時点で、前記編集後のデジタルデータを削除するデジタルデータ削除機能とを実行し、
    前記サーバで、
    前記クライアントから要求されたデジタルデータを元のデジタルデータを格納するデジタルデータ格納部から読み出して前記クライアントに送信するデジタルデータ参照機能と、
    前記クライアントから送信された前記編集後のデジタルデータを、前記デジタルデータ格納部に格納するデジタルデータ格納機能と、
    前記デジタルデータ格納部に格納した前記編集後のデジタルデータについて、元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を著作権情報記憶部に登録する著作権情報登録機能とを実行することを特徴とする請求項6に記載のデジタルデータ編集管理プログラム。
  8. 前記クライアントの前記デジタルデータ登録機能は、前記編集後のデジタルデータを前記サーバに送信すると共に、前記編集後のデジタルデータが元のデジタルデータを編集して生成された2次著作物であることを示す著作権に関する情報を前記サーバに送信する機能を有することを特徴とする請求項7に記載のデジタルデータ編集管理プログラム。
  9. 前記サーバで、前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時、デジタルデータ記憶部に格納されているデジタルデータ毎に、編集許可を与えるかどうかを示す編集許可情報が格納する編集許可情報記憶部に管理されている編集許可情報に基づいて、要求された元のデジタルデータに対する編集を許可するかどうかの判別を行う編集許可判別機能を有し、
    前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照機能によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のデジタルデータ編集管理プログラム。
  10. 前記サーバで、前記クライアントのデジタルデータ取得手段より元のデジタルデータが要求された時に、認証サーバに対してデジタルデータへの編集権限がある第三者であるかどうかの認証を求め、前記認証サーバからの返答の結果により編集の許可を与えるかどうかの判別を行う編集許可判別機能を有し、
    前記元のデジタルデータに対する編集を許可すると判断した場合のみ、前記サーバのデジタルデータ参照手段によって元のデジタルデータを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のデジタルデータ編集管理プログラム。
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