JP2002175864A - スパークプラグの製造方法 - Google Patents

スパークプラグの製造方法

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JP2002175864A JP2000374292A JP2000374292A JP2002175864A JP 2002175864 A JP2002175864 A JP 2002175864A JP 2000374292 A JP2000374292 A JP 2000374292A JP 2000374292 A JP2000374292 A JP 2000374292A JP 2002175864 A JP2002175864 A JP 2002175864A
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electrodes
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鋼三 ▲高▼村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極に複数個の貴金属チップを設けたスパー
クプラグにおいて、複数個の貴金属チップを容易に溶接
することの可能なスパークプラグの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 複数個の貴金属チップ31を最終的な配
置形態にて保持可能な電気絶縁材料よりなる位置決め治
具60を用意する。この位置決め治具60は、底部61
が円形のカップ形状に一体成型されており、その内形が
中心電極30の先端部の外形に対応した形状である。そ
して、底部61に4個の中心電極側貴金属チップ31の
配置形態に対応して4個の貫通穴62が形成されてい
る。複数個の貴金属チップ31を位置決め治具60に保
持させつつ中心電極30に接触させた状態で、各々の貴
金属チップ31と中心電極30とを抵抗溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2個の
対向する電極間に放電ギャップを形成し、これら電極の
少なくとも一方における放電ギャップに位置する部位に
複数個の貴金属チップを溶接するようにしたスパークプ
ラグの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、少なくとも2個の対向する電
極間に放電ギャップを形成し、これら電極の少なくとも
一方における放電ギャップに位置する部位に複数個の貴
金属チップを溶接するようにしたスパークプラグとし
て、特開平4−220983号公報に記載のスパークプ
ラグが提案されている。このものは、中心電極の先端部
に複数個の貴金属チップを溶接固定したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来公
報には、電極と貴金属チップとの溶接方法の記載は無い
が、電極に複数個の貴金属チップを溶接する場合、複数
個の貴金属チップの位置決めが難しかったり、また、個
々のチップ毎に位置決めし溶接していくため手間がかか
る、といった問題が考えられる。
【0004】そこで、本発明は上記問題に鑑み、電極に
複数個の貴金属チップを設けたスパークプラグにおい
て、複数個の貴金属チップを容易に溶接することの可能
なスパークプラグの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、少なくとも2個の対向
する電極(30、40)間に放電ギャップ(50)を形
成し、これら電極の少なくとも一方における放電ギャッ
プに位置する部位に複数個の貴金属チップ(31、4
1)を抵抗溶接により固着又は仮固着するようにしたス
パークプラグの製造方法において、複数個の貴金属チッ
プを最終的な配置形態にて保持可能な電気絶縁材料より
なる位置決め治具(60、65、70)を用意し、複数
個の貴金属チップを位置決め治具に保持させつつ電極に
接触させた状態で、各々の貴金属チップと電極とを抵抗
溶接することを特徴としている。
【0006】それによれば、位置決め治具によって複数
個の貴金属チップを保持することで複数個の貴金属チッ
プの位置決めを容易に行うことができる。また、位置決
め治具は電気絶縁性であるから、抵抗溶接をするにあた
って、全ての貴金属チップ及びこれらチップと接触する
電極との間に適切に通電することができるため、全ての
貴金属チップを同時に抵抗溶接することができる。
【0007】よって、本発明によれば、複数個の貴金属
チップを容易に溶接することの可能なスパークプラグの
製造方法を提供することができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の位置決め治具(60、70)を、電極(3
0、40)の外形に対応した内形を有し電極に被せるこ
との可能なカップ形状をなすものとしたことを特徴とし
ている。
【0009】位置決め治具をこのようなカップ形状とす
ることで、位置決め治具を電極に対して容易に取り付け
ることができるため、結果的に、複数個の貴金属チップ
の位置決めを、より容易に行うことができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1に記載の位置決め治具(65)を、一端面に複数個の
貴金属チップ(31、41)を最終的な配置形態にて保
持するための溝もしくは孔(66)が形成されているも
のとし、位置決め治具の一端面を上方に向けた状態で複
数個の貴金属チップを溝もしくは孔に挿入して保持し、
位置決め治具の上方から電極を接触させた状態で、抵抗
溶接を行うことを特徴としている。
【0011】このような製造方法によれば、重力を利用
して複数個の貴金属チップを保持することができるた
め、位置決め治具への貴金属チップの保持を容易に行う
ことができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明においては、
画像認識によって、電極(30、40)に対する複数個
の貴金属チップ(31、41)の位置決めを行うことを
特徴としており、各貴金属チップの位置決めを容易に行
うことができるため、結果的に、複数個の貴金属チップ
を容易に溶接することの可能なスパークプラグの製造方
法を提供することができる。
【0013】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るス
パークプラグの要部を示す構成図である。図1において
断面的に示される10は取付金具(ハウジング)であ
り、例えば、炭素鋼を用いて冷間鍛造や切削加工等を行
うことにより筒状に形成されている。
【0015】取付金具10の内部には、アルミナ等の電
気絶縁材料よりなるよりなる絶縁体(絶縁碍子)20を
介してNi合金等よりなる中心電極30が収納されてお
り、この中心電極30は、取付金具10に対して電気的
に絶縁されて保持されている。本例では、中心電極30
はプラグの軸方向(図1中の上下方向)に延びる棒状を
なし、取付金具10の一端部から露出した中心電極30
の先端部が示されている。
【0016】また、ニッケル合金等よりなる接地電極4
0が、中心電極30の先端部と対向するように、取付金
具10の一端部に接合されている。本例では、接地電極
40は、一端部が取付金具10の一端部に溶接固定され
て途中部までがプラグの軸方向に延びるとともに、他端
部が中心電極30の先端部と放電ギャップ50を介して
対向するように途中部から曲がっている。
【0017】また、中心電極30の先端部には、イリジ
ウム合金や白金合金等の貴金属よりなる貴金属チップ
(中心電極側貴金属チップ)31が、抵抗溶接により複
数個接合されている。また、接地電極40の他端部に
は、イリジウム合金や白金合金等の貴金属よりなる貴金
属チップ(接地電極側貴金属チップ)41が、抵抗溶接
により複数個接合されている。
【0018】ここで、図2は貴金属チップの平面配置構
成を示すもので、(a)は、中心電極30の先端部を放
電ギャップ50側から視た拡大平面図、(b)は、接地
電極40における中心電極30の先端部との対向部を放
電ギャップ50側から視た拡大平面図である。本例で
は、中心電極30及び接地電極40における放電ギャッ
プ50に位置する部位に、それぞれ4個の貴金属チップ
31、41が配設されている。
【0019】各貴金属チップ31、41の形状は柱状、
板状等、どのような形状でもよいが、本例では、直径が
φ0.5〜0.7mm、軸方向の長さが0.6〜0.8
mm程度の円柱状のものとしている。そして、放電ギャ
ップ50は、両貴金属チップ31、41の間隔として形
成され、両電極30、40間に所定電圧を印加すること
により、両貴金属チップ(火花放電部材)31、41間
で火花放電が発生するようになっている。
【0020】次に、上記構成に基づき、本実施形態に係
るスパークプラグの製造方法について述べる。ここで
は、各電極30、40と貴金属チップ31、41との接
合工程について述べることとし、他の製造工程は、周知
であるため、説明を省略する。図3は、中心電極30と
貴金属チップ31との接合工程を示す説明図である。
【0021】本接合工程は、複数個の貴金属チップ31
を最終的な配置形態にて保持可能な電気絶縁材料よりな
る位置決め治具60を用いる。図3において、(a)は
位置決め治具60の底部61から視た平面形状を示し、
(b)は(a)中のA−A断面図、(c)は位置決め治
具60を貴金属チップ31とともに中心電極30に取り
付けた状態を(b)に対応した断面にて示す図である。
【0022】本例の位置決め治具60は、図3(a)及
び(b)に示す様に、底部61が円形のカップ形状に一
体成型されており、その内形が中心電極30の先端部の
外形に対応した形状である。そして、底部61に4個の
中心電極側貴金属チップ31の配置形態に対応して4個
の貫通穴62が形成されている。
【0023】この位置決め治具60を構成する電気絶縁
材料としては、例えば、アルミナ、窒化珪素の様なセラ
ミック材、または、4フッ化エチレン樹脂、フェノール
樹脂等の絶縁材料を用いることが出来る。
【0024】このような位置決め治具60を用意した
後、図3(c)に示す様に、位置決め治具60を中心電
極30の先端部に被せるとともに、4個の中心電極側貴
金属チップ31を位置決め治具60の貫通穴62に挿入
する。
【0025】こうして、4個の貴金属チップ31が、位
置決め治具60に保持されつつ中心電極30の先端部に
接触した状態となる。この状態にて、各々の貴金属チッ
プ31と中心電極30との間で通電させることにより、
各チップ31と中心電極30とを抵抗溶接することがで
きる。
【0026】また、図4は、接地電極40と貴金属チッ
プ41との接合工程を示す説明図である。本接合工程
は、複数個の貴金属チップ41を最終的な配置形態にて
保持可能な電気絶縁材料よりなる位置決め治具70を用
いる。
【0027】図4は、位置決め治具70を貴金属チップ
41とともに接地電極40に取り付けた状態を示す図で
あり、(a)は接地電極40におけるチップ取付面から
視た平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。
【0028】本例の位置決め治具70は、図4に示す様
に、底部71が四角形であって側面が一部除去されたカ
ップ形状に成型されており、その内形が接地電極40の
他端部の外形に対応した形状である。そして、底部71
に4個の接地電極側貴金属チップ41の配置形態に対応
して4個の貫通穴72が形成されている。
【0029】この位置決め治具70を構成する電気絶縁
材料としては、中心電極30に用いた上記位置決め治具
60と同様の材料を用いることが出来る。このような位
置決め治具70を用意した後、図4に示す様に、位置決
め治具70を接地電極40の他端部に被せるとともに、
4個の接地電極側貴金属チップ41を位置決め治具70
の貫通穴72に挿入する。
【0030】こうして、4個の貴金属チップ41が、位
置決め治具70に保持されつつ接地電極40の他端部に
接触した状態となる。この状態にて、各々の貴金属チッ
プ41と接地電極40との間で通電させることにより、
各チップ41と接地電極40とを抵抗溶接し固着するこ
とができる。
【0031】このように、本実施形態によれば、位置決
め治具60、70によって複数個の貴金属チップ31、
41を保持することで複数個の貴金属チップ31、41
の位置決めを容易に行うことができる。また、位置決め
治具60、70は電気絶縁性であるから、抵抗溶接をす
るにあたって、全ての貴金属チップ41、41及びこれ
らチップと接触する電極30、40との間に適切に通電
することができる。
【0032】そのため、複数個の貴金属チップ31、4
1の位置決めが容易になると共に、全てのチップ31、
41を同時に抵抗溶接することもできる。従って、本実
施形態によれば、複数個の貴金属チップを容易に溶接す
ることの可能なスパークプラグの製造方法を提供するこ
とができる。
【0033】また、本実施形態に使用する位置決め治具
60、70としては、上記したカップ形状以外の形状で
も良く、少なくとも、複数個の貴金属チップ31、41
を最終的な配置形態にて電極30、40に接触させた状
態で保持できればよい。例えば、上記カップ形状をなす
位置決め治具60、70において、底部61、71のみ
残した構成としても良い。
【0034】しかし、位置決め治具60、70を、電極
30、40の外形に対応した内形を有し電極30、40
に被せることの可能なカップ形状をなすものとすること
により、カップの側面部が電極30、40に支持される
とともに、当該治具60、70を電極30、40に取り
付けるときのガイドの役割を果たす。そのため、位置決
め治具60、70の電極30、40への取付が容易とな
り、結果的に、複数個の貴金属チップの位置決めを、よ
り容易に行うことができる。
【0035】ここで、本実施形態における貴金属チップ
の形状の変形例を、中心電極側貴金属チップ31を例に
とって図5に示す。図5(a)は中心電極30の先端部
を放電ギャップ50側から視た拡大平面図であり、4個
のチップ31が角柱形状をなしている。
【0036】また、図5(b)(側面図)及び(c)
((b)の上視図)に示す例では、2個のチップ31の
各々が、軸と直交する断面が蒲鉾形状をなす柱状のもの
となっている。なお、図5(b)中の31aは溶接によ
り形成された溶融部である。これらの変形例でも、上記
同様の製造方法を適用することができる。
【0037】また、図6は、位置決め治具60の変形例
を示すもので、上記図3(c)に対応した断面にて示し
てある。図6(a)に示す様に、位置決め治具60は、
カップの底部61と側面部とが別体に作られ互いに接合
されたものでも良い。また、図6(b)に示す様に、中
心電極30の先端部に被せたときに、位置決め治具60
の底部61が中心電極30から浮いていても良い。
【0038】(第2実施形態)本第2実施形態に係る位
置決め治具65の断面構成を図7に示す。図7に示す様
に、位置決め治具65は、一端面に複数個の貴金属チッ
プ31、41を最終的な配置形態にて保持するための溝
66が形成されている。なお、溝66の代わりに孔66
でも良い。
【0039】この場合、図7(b)に示す様に、位置決
め治具65内に溝66に連通する穴67を形成し、溝6
6にチップ31、41を挿入し、穴67からバキューム
装置で吸引することにより、溝66にチップ31、41
を固定するようにすれば、上記第1実施形態と同様の手
順にて複数個の貴金属チップを容易に溶接することがで
きる。
【0040】しかし、この場合、位置決め治具65に貴
金属チップ31、41を固定するのにバキューム装置等
を用いる必要があり、手間がかかる。そこで、本実施形
態では、図7(a)に示す様に、位置決め治具65の一
端面を上方に向けた状態で複数個の貴金属チップ31、
41を溝66に挿入して保持し、位置決め治具65の上
方から電極30、40を接触させた状態で、抵抗溶接を
行うことが好ましい。
【0041】それによれば、重力を利用して複数個の貴
金属チップ31、41を位置決め治具65に保持するこ
とができるため、上記したバキューム装置や位置決め治
具65に形成される穴67が不要となり、位置決め治具
65への貴金属チップ31、41の保持を容易に行うこ
とができる。
【0042】(他の実施形態)また、複数個の貴金属チ
ップを容易に溶接することの可能な製造方法としては、
画像認識によって、電極30、40に対する複数個の貴
金属チップ31、41の位置決めを行う様にしても良
い。
【0043】例えば、画像上にて電極30、40に対す
るチップ31、41の配置位置を印しておき、その印を
狙ってチップ31、41を配置するようにすれば良い。
この場合、複数個の貴金属チップを個々に配置し抵抗溶
接を行うことになるが、従来に比べて貴金属チップの位
置決めを容易に行うことができる。
【0044】なお、貴金属チップ31、41を上記各実
施形態示した製造方法によって抵抗溶接し仮固着した
後、溶接界面にレーザ光を照射してレーザ溶接を行って
も良い。特に、貴金属チップ31、41がイリジウム合
金の場合は、抵抗溶接に加えてレーザ溶接を行うことが
好ましい。
【0045】また、上記実施形態では、中心電極30と
接地電極40の両方に貴金属チップ31、41が接合さ
れているが、中心電極30と接地電極40のどちらか一
方に貴金属チップが設けられたものであっても良い。
【0046】また、本発明は、1個の中心電極に対して
放電ギャップを介して対向する接地電極が2個(2極プ
ラグ)であるものや、3個以上であるものに対しても適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るスパークプラグの
要部を示す構成図である。
【図2】図1における貴金属チップの平面配置構成を示
す図である。
【図3】中心電極と貴金属チップとの接合工程を示す説
明図である。
【図4】接地電極と貴金属チップとの接合工程を示す説
明図である。
【図5】上記第1実施形態における貴金属チップ形状の
変形例を示す図である。
【図6】上記第1実施形態における位置決め治具の変形
例を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る位置決め治具の断
面構成を示す図である。
【符号の説明】
30…中心電極、31…中心電極側貴金属チップ、40
…接地電極、41…接地電極側貴金属チップ、50…放
電ギャップ、60、65、70…位置決め治具、66…
溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個の対向する電極(30、
    40)間に放電ギャップ(50)を形成し、これら電極
    の少なくとも一方における前記放電ギャップに位置する
    部位に複数個の貴金属チップ(31、41)を抵抗溶接
    により固着又は仮固着するようにしたスパークプラグの
    製造方法において、 前記複数個の貴金属チップを最終的な配置形態にて保持
    可能な電気絶縁材料よりなる位置決め治具(60、6
    5、70)を用意し、 前記複数個の貴金属チップを前記位置決め治具に保持さ
    せつつ前記電極に接触させた状態で、各々の前記貴金属
    チップと前記電極とを抵抗溶接することを特徴とするス
    パークプラグの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記位置決め治具(60、70)は、前
    記電極(30、40)の外形に対応した内形を有し前記
    電極に被せることの可能なカップ形状をなすものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記位置決め治具(65)は、一端面に
    前記複数個の貴金属チップ(31、41)を最終的な配
    置形態にて保持するための溝もしくは孔(66)が形成
    されているものであり、 前記位置決め治具の一端面を上方に向けた状態で前記複
    数個の貴金属チップを前記溝もしくは孔に挿入して保持
    し、前記位置決め治具の上方から前記電極を接触させた
    状態で、前記抵抗溶接を行うことを特徴とする請求項1
    に記載のスパークプラグの製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも2個の対向する電極(30、
    40)間に放電ギャップ(50)を形成し、これら電極
    の少なくとも一方における前記放電ギャップに位置する
    部位に複数個の貴金属チップ(31、41)を抵抗溶接
    により固着又は仮固着するようにしたスパークプラグの
    製造方法において、 画像認識によって、電極に対する複数個の貴金属チップ
    の位置決めを行うことを特徴とするスパークプラグの製
    造方法。
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