JP2002175404A - 株主総会の議決権行使書および株主総会システム - Google Patents

株主総会の議決権行使書および株主総会システム

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JP2002175404A
JP2002175404A JP2000374238A JP2000374238A JP2002175404A JP 2002175404 A JP2002175404 A JP 2002175404A JP 2000374238 A JP2000374238 A JP 2000374238A JP 2000374238 A JP2000374238 A JP 2000374238A JP 2002175404 A JP2002175404 A JP 2002175404A
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Yoshikazu Fuse
嘉一 布施
Masaharu Saito
正治 齊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非接触ICカードを使用することによって株主
総会の受付時にリアルタイムで、且つ正確に受付処理を
行うことのできる議決権行使書およびこれを用いた株主
総会システムを提供する。 【解決手段】株主に対して郵送する議決権行使書は、裏
面に議決権行使書の情報が印刷されている郵便ハガキ3
と、これに切り取り線4によって連接している紙葉類5
に一体的に設けられている非接触ICカード6とで構成
される。非接触ICカード6には、株主氏名などの株主
識別情報と議決権行使株式数が記憶されている。株主
は、この非接触ICカード6を持参して受付のカードリ
ーダライタ10にかざす。これによって、受付処理がリ
アルタイムで自動的に行われ、株主総会の成立および各
議案の議決に必要な株式数が自動計算されて表示器12
に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICカード
を使用して発行することのできる議決権行使書、および
この議決権行使書を使用した株主総会システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、株主総会では、株主があらかじめ
郵送されてくる議決権行使書を株主総会会場に持参する
ことによって株主本人の照合および議決権行使株式数の
計数を行う。また、株主総会に出席できない場合には、
上記郵送されてきた議決権行使書に、各議案に対する賛
否を記入して、証券代行部にその議決権行使書を送付す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の議決
権行使書を使用することによって株主総会の成立や各議
案に対する議決権行使株式数の計数を行う方法では、計
数が人手に頼らざるをえないために、リアルタイムな処
理ができず、また、計数結果は必ずしも信頼性の高いも
のとならない。
【0004】また、議決権行使書に、株主識別情報(I
D番号など)や議決権行使株式数をバーコードなどで表
示し、これを機械的に読み取ってコンピュータ処理する
方法も考えられるが、株主により受付に持参された議決
権行使書が折れ曲がっていたり、汚れていたりすると、
それらの情報を正しく読み取ることができないこともあ
る。
【0005】本発明の目的は、非接触ICカードを使用
することによって株主総会の受付時にリアルタイムで、
且つ正確に受付処理を行うことのできる議決権行使書お
よびこれを用いた株主総会システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のように構成される。
【0007】(1)ICチップとループアンテナとから
なる非接触ICカードを紙葉類に一体的に構成し、前記
ICチップは株主データベースに基づく株主識別情報と
議決権行使株式数とを含む議決権行使情報が記憶される
記憶領域を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明では、非接触ICカードのICチッ
プに、株主データベースから抽出された株主識別情報と
議決権行使書株式数とを含む議決権行使情報が記憶され
る。この非接触ICカードは、非接触で、カードリーダ
との間でデータの受渡しを行うことができるものであ
る。したがって、これを郵送されてきた株主は、この紙
葉類を株主総会の受付部に持参するだけで、受付部に備
えられている非接触カードリーダライタにより簡単に受
付処理を行うことが可能になる。このため、受付時の株
主の重複などのチェックをコンピュータ上で管理ができ
安全性が高くなるとともに、株主数のリアルタイムによ
る集計と、各議案に対する議決に必要な株式数を正確に
算出することができる。
【0009】(2)ICチップとループアンテナとから
なる非接触ICカードを紙葉類に一体的に構成し、前記
ICチップは株主データベースに基づく株主識別情報と
議決権行使株式数とを含む議決権行使情報が記憶される
とともに受付済みフラグの記憶領域を備え、株主総会の
受付時に前記紙葉類がかざされることによって前記非接
触ICカードと非接触により通信することで前記株主識
別情報と議決権行使株式数を受信して受付を行うととも
に前記受付済みフラグを受付済み状態に設定するカード
リーダライタをさらに備え、このカードリーダライタで
受信した情報に基づいて株主総会の成立及び各議案の議
決に必要な株式数を自動計算することを特徴とする。
【0010】本発明では、上記(1)の議決権行使書を
株主総会に使用することで株主総会の成立および各議案
の議決に必要な株式数をリアルタイムで且つ正確に算出
することを可能にする。また、非接触ICカードには受
付済みフラグの記憶領域が備えられていて、受付を行う
とその受付済みフラグを受付済み状態に設定するため
に、偽造またはコピーされた不正な非接触ICカードに
よる受付処理や二重の受付処理を行うことが未然に防止
される。これにより、信頼性をより高くすることができ
る。
【0011】(3)前記非接触ICカードは、証券代行
部宛先が表面に印刷され、議決権行使株式数が裏面に印
刷されている郵便ハガキから切り取ることが可能な部分
に一体的に構成されていることを特徴とする。
【0012】通常、紙による議決権行使書を株主に郵送
する場合、表面に証券代行部が印刷され、議決権行使株
式数が裏面に印刷されている郵便ハガキが同封されるこ
とがある。株主は、株主総会に出席する場合には、この
議決権行使書を受付に持参し、また、郵送によって議決
権行使を行う場合には、各議案に対する賛否をチェック
してその議決権行使書を表面に印刷されている証券代行
部に郵送する。
【0013】本発明は、このような種類の郵便ハガキか
らなる議決権行使書に、その郵便ハガキから切り取るこ
とが可能な部分を設け、この部分に非接触ICカードを
一体的に構成するものである。これにより、株主は上記
切り取り部で非接触ICカードが含まれる紙葉類を切り
取って、紙の議決権行使書に代えて株主総会の受付に持
参して受付処理を行う。
【0014】また、上記ICカードは郵便ハガキの一部
分に一体的に構成することもできる。さらに、郵便ハガ
キの一部分と切り取り可能な部分との両方に一体的に構
成することもできる。
【0015】(4)前記株主データベースは議決権行使
情報作成済みフラグと、議決権行使情報書込み終了フラ
グと、受付終了フラグとを備え、前記郵便ハガキの裏面
の印刷を行ったときに議決権行使情報作成済みフラグを
議決権行使情報作成済み状態に設定し、前記ICチップ
へ議決権行使情報の書込みをしたとき議決権行使情報書
込み終了フラグを議決権行使情報書込み終了状態に設定
し、前記カードリーダライタにより前記ICチップの受
付済みフラグを受付済み状態に設定したときに前記受付
終了フラグを受付終了状態に設定することを特徴とす
る。
【0016】株主データベースから郵便ハガキに必要情
報を印刷したときに議決権行使情報作成済みフラグがセ
ットする(議決権行使情報作成済み状態に設定する)た
めに、以後、この郵便ハガキと同じものが再発行される
ことを防止することができる。また、必要情報を書き込
んだ非接触ICカードを作成した時には、議決権行使情
報書込み終了フラグがセットする(議決権行使情報書込
み終了状態に設定する)ために、以後、この非接触IC
カードと同じものが再発行されることを防止することが
できる。また、株主データベースに受付終了フラグをさ
らに設け、受付処理を行ったときにこの受付終了フラグ
をセットする(受付終了状態に設定する)。これによ
り、同じ議決権行使情報の記憶されている非接触ICカ
ードを二重に作成することが防止され、さらに、受付処
理を行った非接触ICカードについては受付済みフラグ
および受付終了フラグがセットすることによって、1つ
の非接触ICカードを二重に受け付けることや違法コピ
ーされた非接触ICカードが受け付けられることを防止
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態である
株主総会システムの構成図である。
【0018】株主データベース1には、株主毎に、株主
氏名、住所、識別番号、所有株式数、議決権行使株式数
などが記憶され、さらに、議決権行使情報作成済みフラ
グ(以下、作成済みフラグという)、議決権行使情報書
込み終了フラグ(以下、書込み終了フラグという)、受
付終了フラグ、欠席フラグの各領域が設けられている。
この株式データベース1から、株主総会前に、氏名、住
所、識別番号などの株主を識別する株主識別情報と議決
権行使株式数とを含む議決権行使情報が抽出され、これ
が、後述の非接触ICカードのICチップに記憶され
る。また、郵便ハガキに議決権行使株式数などの情報が
印刷される。郵便ハガキ3に議決権行使株式数などの情
報が印刷されると、作成済みフラグがセットし、それ以
後、同じものが再作成されることがなくなる。また、I
Cチップに議決権行使情報が記憶されると書込み終了フ
ラグがセットされ、それ以後、同じICカードが作成さ
れるのを防止できる。
【0019】株主データベース1に加えて、議案データ
ベース2が設けられ、議案毎に賛否数を登録できるよう
になっている。
【0020】前記非接触ICカードは、表面に証券代行
部宛て先が印刷され、裏面に議決権行使株式数が印刷さ
れている郵便ハガキ3に、切り取り線4によって切り取
り可能な部分(紙葉類)5が一体的に構成される。図に
おいて、6は、上記非接触ICカードを示し、紙葉類内
にあるため、外部からは見ることができない。
【0021】前記非接触ICカード6には、図1に示す
例では、株主の氏名、住所、識別番号、所有株式数、議
決権行使株式数が記憶されるとともに、さらに受付済み
フラグの領域が設けられている。この受付済みフラグ
は、後述するように、この非接触ICカードが、受付に
配置されるカードリーダライタで受付処理が行われると
セットされる。
【0022】株主は、上記の郵便ハガキ3を受け取る
と、切り取り線4で紙葉類5を切り取って、株主総会に
出席する時に、非接触ICカード6が一体になっている
この紙葉類5を持参する。また、株主総会に出席せず、
議決権行使書を証券代行部宛に郵送する場合には、郵便
ハガキ3の裏面に各議案に対する賛否をチェックした後
押印してこれを表面の宛て先に郵送する。この時、切り
取り線4によって紙葉類5を切り離しておく。郵便ハガ
キ3を証券代行部宛に郵送すると、証券代行部では、議
案データベース2の各議案毎に加算処理する。また、株
主データベース1の当該株主の欠席フラグをセットす
る。欠席フラグがセットされるということは、当該株主
が株主総会に欠席する予定であることを意味している。
【0023】株主が、上記非接触ICカード6が一体に
なっている紙葉類5を受付に持参して、カードリーダラ
イタ10の上方に適当な間隔(数cm〜10数cm)で
かざすと、この非接触ICカード6とカードリーダライ
タ10との間で非接触によるデータ通信が行われる。す
なわち、カードリーダライタ10によって、非接触IC
カード6に記憶されている株主識別情報および議決権行
使株式数を含む議決権行使情報が読み取られ、演算部1
1に渡される。このとき、株主データベース1およびI
Cチップに記憶されている受付済みフラグが参照され、
受付を行っている株主の確認と、その非接触ICカード
が正しいものかどうかの判定が行われる。すなわち、株
主が登録されている株主であり、作成済みフラグ、書込
み終了フラグがセットし、受付終了フラグがリセット状
態であり、且つICチップの受付済みフラグがリセット
状態であれば、受付対象の株主が正しい株主であって、
且つ当該非接触ICカードが正しいものであると判定す
る。この場合、カードリーダライタ10は、ICチップ
の受付済みフラグをセットし、且つ、株主データベース
の受付終了フラグをセットする。これにより、非接触I
Cカード5は、これを再び受付に使用することはできな
くなる。また、偽造された非接触ICカードやコピーさ
れた非接触ICカードなどの使用も出来なくなる。
【0024】演算部11では、このカードリーダライタ
10で受信した上記議決権行使情報に基づいて株主総会
の成立および各議案の議決に必要な株式数を自動計算す
る。表示部12はその結果を表示する。
【0025】なお、演算部11には、入力部13が接続
されており、この入力部13によって通常時以外の処理
を行う。すなわち、非接触ICカード6の持参を忘れて
株主総会に来た人については、受付において株主の確認
処理を行い所定の情報を入力部13から入力する。演算
部は株主データベース1に接続されているため、非接触
ICカード6の持参を忘れて株主総会に来た人が株主デ
ータベースに登録されている正しい株主かどうかの確認
を行うことができるとともに、非接触ICカード6を使
用して受付処理を行う株主と同様の受付処理が可能にな
る。また、入力部13は、議案の賛否数の入力も可能で
ある。この場合は、演算部を介して議案データベース2
の更新(各議案毎の賛否数の加算処理)が行われる。
【0026】また、株主が郵便ハガキを証券代行部に郵
送したときは、上述のように欠席フラグがセットされる
が、その後、株主総会に出席することも可能である。こ
の場合は、議案データベースから当該株主にかかる議決
権行使株式数の減算処理を議案毎に行い、新たに受付処
理を行う。受付処理では、非接触ICカードを持参した
株主と同様の処理を行うとともに、株主データベースの
欠席フラグをリセットする。
【0027】なお、証券代行部では、入力装置を使用し
て郵便ハガキを送付してきた株主の賛否入力を行っても
良いし、OCRなどを使用して、郵便ハガキの賛否を自
動読取して議案データベースの更新を行ってもよい。
【0028】上記非接触ICカード6は、紙葉類5に一
体的に構成することもできるが、郵便ハガキ3に一体化
しても構わない。このようにすると、証券代代行部にカ
ードリーダライタを設けることが必要になる。また、株
主は、株主総会に出席するときには、非接触ICカード
6が一体化された郵便ハガキ3を持参する。郵便ハガキ
3を証券代行部へ郵送してしまった後で株主総会への出
席を行うことになった場合は、紙葉類5を受付へ持参し
て手作業による受付処理をする。また、上記非接触IC
カードを郵便ハガキ4と紙葉類5のそれぞれに一体化す
ることもできる。この場合は、証券代行部にも受付にも
カードリーダライタを設けておく必要がある。非接触I
Cカード6を郵便ハガキ3と紙葉類5のそれぞれに一体
化すると、どのような場合でも、受付の自動化と、証券
代行部での自動化の両方を実現できる。
【0029】上記のシステムにおいて、非接触ICカー
ド6は、カードリーダライタ10からの搬送波電力を受
けることによってICチップの駆動を可能にするため、
この非接触ICカード6はバッテリを内蔵する必要性は
ない。また、この非接触ICカード6は、ICチップと
ループアンテナとから構成される極めて薄型のもので構
成されるため、紙葉類5と一体化しても、その厚さは紙
類と変わることがない。一体化するには、1枚の紙葉類
を折り曲げて貼り合わせる時に、非接触ICカードをそ
の間に配置する。また、株主データベース1、議案デー
タベース2、カードリーダライタ10はネットワークに
より接続され、株主総会の受付と証券代行部とで、それ
ぞれ各データベース1、2にアクセスすることが可能に
なっている。各データ―ベース1、2は、同期さへとる
ことができれば、分散して使用することも可能である。
【0030】上記のシステムによれば、株主または受付
の担当者は、受付処理を行うのに必要な情報を用紙に記
入したり、またはキー入力する操作などが全く不要であ
る。株主は、非接触ICカード6が一体化されている紙
葉類5をカードリーダライタ10の上方にかざすだけで
瞬間に受付処理が行われる。また、演算部11は、紙葉
類5がカードリーダライタ10にかざされた時に、非接
触ICカード6から読み取られた議決権行使情報を直ち
に処理して表示部12に出力する。このため、受付処理
を行った株主数や議決権行使株式数がリアルタイムに、
且つ正確に集計されて表示部12に表示される。これに
よって、株主総会の信頼性を増大させることができる。
【0031】また、株主データベース1に各種フラグを
設け、且つICチップにも受付済みフラグを設けたた
め、間違い、不正な行為を未然に防止し、また、正確に
処理することが可能になる。
【0032】図2は、議決権行使書の外観を示してい
る。同図(A)は、非接触ICカード6が紙葉類5に一
体化されている例、同図(B)は、非接触ICカード6
が郵便ハガキ3に一体化さrている例、同図(C)は、
非接触ICカード6が郵便ハガキ3と紙葉類5の両方に
一体化されている例を示している。
【0033】図3は、カードリーダライタ10の概略の
構成図を示している。CPU48とROM41、RAM
42を備え、さらにインターフェイスを介して、非接触
ICカード5に対して書き込むデータ等を入力する入力
装置43、書き込みデータを送信する書き込み装置4
4、読み取りデータを受信する読み取り装置45、リー
ドライトしたデータを印刷する印刷装置46とを備えて
いる。なお、書き込み装置44および読み取り装置45
はループアンテナ47に接続されており、非接触ICカ
ード5のループアンテナとの結合による書き込み(ライ
ト)と読み取り(リード)を行うようにしている。
【0034】図4は、非接触ICカード6の構成図であ
る。
【0035】ICチップ31は、CPU50、ROM5
1、RAM52、EEPROM53、およびインターフ
ェイスを介して接続される送受信回路54とで構成され
ている。送受信回路54は、結合時に電源を各部に出力
する。EEPROM53は、図1に示すように、株主氏
名、住所、株主の識別番号等の株主識別情報と所有株式
数、議決権行使株式数および、受付済みフラグを記憶し
ている。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、受付と同時に受付を行
った株主数および有効議決権行使株式数がリアルタイム
に判明するために、総会の成立の有無および各議案の議
決に必要な株式数を直ちに且つ正確に知ることができ
る。このため、総会の進行がスムーズとなり、且つ総会
の信頼性を増大させることができる。また、株主および
受付の担当者の受付時の受付処理が全く不要であるため
に、受付の流れがスムーズとなり多数の株主に対しても
容易に対応することができる。
【0037】さらに、非接触ICカードに受付済みフラ
グを設けることによって、偽造またはコピーされた不正
な非接触ICカードによる受付処理や二重の受付処理を
行うことが未然に防止される。これにより、信頼性をよ
り高くすることができる。また、株主データベースに議
決権行使情報作成済みフラグ議決権行使情報書き込み終
了フラグを設けることにより、郵便ハガキや非接触IC
カードが二重に発行されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である株主総会システムの構
成図
【図2】議決権行使書の構成例
【図3】カードリーダライタ10の構成図
【図4】非接触ICカードの構成図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 19/00 Q Fターム(参考) 2C005 MA01 MB10 NA09 PA02 TA22 5B035 AA02 BA01 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 KA02 KA05 KA06 KA08 YA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICチップとループアンテナとからなる非
    接触ICカードを紙葉類に一体的に構成し、前記ICチ
    ップは株主データベースに基づく株主識別情報と議決権
    行使株式数とを含む議決権行使情報が記憶される記憶領
    域を備えたことを特徴とする株主総会の議決権行使書。
  2. 【請求項2】ICチップとループアンテナとからなる非
    接触ICカードを紙葉類に一体的に構成し、前記ICチ
    ップは株主データベースに基づく株主識別情報と議決権
    行使株式数とを含む議決権行使情報が記憶されるととも
    に受付済みフラグの記憶領域を備え、株主総会の受付時
    に前記紙葉類がかざされることによって前記非接触IC
    カードと非接触により通信することで前記株主識別情報
    と議決権行使株式数を受信して受付を行うとともに前記
    受付済みフラグを受付済み状態に設定するカードリーダ
    ライタをさらに備え、このカードリーダライタで受信し
    た情報に基づいて株主総会の成立及び各議案の議決に必
    要な株式数を自動計算することを特徴とする株主総会シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記非接触ICカードは、証券代行部宛先
    が表面に印刷され、議決権行使株式数が裏面に印刷され
    ている郵便ハガキから切り取ることが可能な部分に一体
    的に構成されていることを特徴とする、請求項2記載の
    株主総会システム。
  4. 【請求項4】前記非接触ICカードは、証券代行部宛先
    が表面に印刷され、議決権行使株式数が裏面に印刷され
    ている郵便ハガキの一部分に一体的に構成されているこ
    とを特徴とする、請求項2記載の株主総会システム。
  5. 【請求項5】前記非接触ICカードは、証券代行部宛先
    が表面に印刷され、議決権行使株式数が裏面に印刷され
    ている郵便ハガキから切り取ることが可能な部分と、該
    郵便ハガキの一部分とに一体的に構成されていることを
    特徴とする、請求項2記載の株主総会システム。
  6. 【請求項6】前記株主データベースは議決権行使情報作
    成済みフラグと、議決権行使情報書込み終了フラグと、
    受付終了フラグとを備え、前記郵便ハガキの裏面の印刷
    を行ったときに議決権行使情報作成済みフラグを議決権
    行使情報作成済み状態に設定し、前記ICチップへ議決
    権行使情報の書込みをしたとき議決権行使情報書込み終
    了フラグを議決権行使情報書込み終了状態に設定し、前
    記カードリーダライタにより前記ICチップの受付済み
    フラグを受付済み状態に設定したときに前記受付終了フ
    ラグを受付終了状態に設定することを特徴とする、請求
    項2〜5のいずれかに記載の株主総会システム。
  7. 【請求項7】前記株主データベースは欠席フラグを備
    え、議案の賛否が記入されている郵便ハガキが証券代行
    部に郵送されてきたときに該欠席フラグを欠席状態に設
    定するとともに、議案毎の賛否を議決権行使株式数に基
    づいて加算処理し、総会当日に受付処理が行われた株主
    に対しては前記欠席フラグを出席状態に設定し、前記加
    算処理した議案毎の賛否数を減算処理することを特徴と
    する、請求項6記載の株主総会システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006195853A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Dentsu Tec Inc 株主総会システム
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JP5961161B2 (ja) * 2011-03-29 2016-08-02 正治 齊藤 通信方法及び株主総会議決権集計システム

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