JP2008513858A - 郵便物の料金納付のための方法と装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は郵便物の料金納付のための方法に関する。郵便料金証印は操作ユニットによって要求され、セキュリティモジュールにおいて生成され、操作ユニットにアクセス可能とするとともに、操作ユニットおよび/あるいは印刷ユニットの手段によって印刷される。該方法は、郵便料金証印の印刷マスターコピーを生成し暗号化し、該印刷マスターコピーを操作ユニットによって解読し郵便料金証印を印刷するとともに、郵便料金証印が印刷された後で印刷についての情報を保存することを特徴とする。本発明はまた、該方法の実行に適した装置に関する。

Description

本発明は、郵便料金証印が操作ユニットに要求され、セキュリティモジュールにおいて生成され、操作ユニットで利用可能とするとともに、操作ユニットおよび/あるいは印刷ユニットの手段によって印刷される、郵便物の料金納付のための方法に関する。
本発明はまた、郵便料金証印を生成する料金納付ユニット、該料金納付ユニットに接続される操作ユニット,および該操作ユニットに接続され郵便料金証印を印刷する印刷ユニットを有する料金納付のための装置に関する。
デジタル郵便料金証印による郵便物の料金納付のための同じ形式の様々な方法と装置が既知であり、真正な郵便料金証印を生成するとともに該郵便料金証印のための適用可能な支払いを郵便サービス提供者に行うことが特定の手段によって確実となると考えられている。
例えば、出願者の特許文献1において、顧客システムのセキュリティモジュールにおいて生成される秘密情報に基づいて郵便サービス提供者の価値移転センターにおいて生成されるとともに郵便サービス提供者の検証センターでのみ解読可能なように暗号化される暗号文字列を用いて、郵便料金証印を顧客システムにおいて生成する、郵便物の料金納付のための方法が開示されている。特に暗号文字列、郵便専用情報および検査合計を含む郵便料金証印が顧客システムのセキュリティモジュールにおいて生成される。この方法により、郵便料金証印の再印刷が普遍的な方式で防止される。
特許文献2において、セキュリティモジュールを備える料金納付機械を用いた郵便物の料金納付のための方法が説明されている。既定の数量の郵便料金証印を生成するために、郵便サービス提供者は、検査合計を用いて暗号化または保護されるとともに郵便料金証印が確認される際に対応するキーとともに評価される数を供給する。郵便料金証印は該数を用いてセキュリティモジュールにおいて生成され、この過程においてモジュール内で、例えば該数を削除することにより、該数に基づき既定の数量を超える郵便料金証印を生成不可能とすることが確実となる。
郵便料金証印の複数回の印刷、いわゆる複製は特に、印刷可能な郵便料金証印を顧客が操作可能なシステムの特別なハードウェアおよび/あるいはソフトウェアによって生成するとともに該特別なハードウェアおよびソフトウェアによって制御可能な方式で印刷可能とする先行技術の方法において防止される。複製の抑止は、郵便料金証印の生成を郵便料金証印の印刷マスターコピーの生成およびそれに続くハードウェアおよび/あるいはソフトウェアによる郵便料金証印の印刷と関連付けることに基づく。
顧客に操作されるシステムの領域内での印刷可能な郵便料金証印の生成はしかし、郵便料金証印の提供者の影響の領域内における印刷可能な郵便料金証印の中央での生成の場合には現れない安全でない局面と関連する。さらに、顧客の自宅に位置するシステムへのハードウェアおよび/あるいはソフトウェアの提供は、郵便料金証印の提供者および顧客のさらなる労力を要するとともに、顧客はこの特別な方式において装備されたものでない操作ユニットでは郵便物の料金納付を行うことができない。
したがって、本発明は、郵便料金証印の生成および印刷のために操作ユニットを特別に装備せずとも、操作ユニットでの郵便料金証印の可能な限り改ざんに対して安全な印刷を可能とする、という目的に基づく。特に複製の印刷を防止するものである。
ドイツ特許出願DE 100 20 566 C2 国際特許出願WO00/31693
本発明にしたがって、この目的は請求項1の方法によって達成される。
本発明にしたがって、この目的はまた請求項18の方法によって達成される。
該方法および装置の有利な改良は従属請求項の対象事項である。
特に本発明は、郵便料金証印が操作ユニットによって要求され、セキュリティモジュールにおいて生成され、操作ユニットで利用可能とするとともに、操作ユニットおよび/あるいは印刷ユニットの手段によって印刷される郵便物の料金納付のための方法であって、郵便料金証印の印刷マスターコピーを生成し暗号化し、該印刷マスターコピーを操作ユニットによって解読し郵便料金証印を印刷するとともに、郵便料金証印が印刷された後で印刷についての情報を保存することで、印刷についての情報が既に存在する場合は郵便料金証印の印刷を阻止する方法を提案する。
このような方法において、郵便料金証印を含む印刷マスターコピーを操作ユニットで利用可能とすることによって郵便料金証印を印刷するとともに、郵便料金証印の最初の印刷の際に保存された印刷についての情報の存在によって郵便料金証印の再印刷を防止することが有利である。この過程において、印刷を阻止するための制御コマンドとして印刷についての情報に従う操作ユニットの領域内でのみ郵便料金証印を印刷することを暗号化によって確実とすることが有利である。ここで暗号化という語は最も広い意味で理解されるべきであり、暗号法に加えて特にステガノグラフィーの方法をも含むものである。
この方法において、郵便料金証印が印刷される前に印刷についての情報が既に存在するかどうかの検証を行うことが特に有利である。この方式においては、郵便料金証印を新たに印刷できないことを確実とする。
本発明の有利な実施形態においては、郵便料金証印の印刷についての情報を印刷マスターコピーに組み込む。この方式において、該情報は恒久的に印刷マスターコピーに関連付けられ、印刷マスターコピーが印刷の後に保存され後の時点で印刷プロシジャが再び開始されたとしても新たな印刷は確実に防止される。
複数の操作ユニットでの複数回の印刷を確実に防止するために、印刷プロシジャより前に印刷マスターコピーが複製されていたとしても、印刷マスターコピーを安全な領域で、郵便料金証印の要求がなされた操作ユニットでのみ解読可能なように暗号化することが有利である。
前記の方法の特に好ましい実施形態においては、郵便料金証印の印刷についての情報はデータベースに保存される。
これによって、印刷についての情報を中央で印刷マスターコピーとは別々に保存することが可能となり、その結果前記の方法の改ざんに対する安全性がさらに向上する。よって、この実施形態においては、印刷についての情報は基本的に郵便料金証印の印刷が可能な操作ユニットを従わせる。
さらに、印刷マスターコピーを1つの特定の操作ユニットでのみ解読可能とするいわゆる個人暗号化は必要でない。ここで、印刷プロシジャの後の再印刷を阻止する印刷についての情報を保存および複写するように設定された操作ユニットでのみ解読可能なように印刷マスターコピーを暗号化することが望ましい。
前記の方法を実行するために、郵便物の印刷のために特別な方式で装備されていない操作ユニットを用いることが有利である。
したがって、本発明の次の有利な実施形態において、郵便料金証印が印刷された後で郵便料金証印の印刷についての情報をデータベースに保存することの要求とともに印刷マスターコピーを操作ユニットへ伝達する。
要求に従属して、郵便料金証印が印刷された後で郵便料金証印の印刷についての情報を印刷マスターコピーに組み込むとともに/あるいは印刷についての通知をデータベースへ伝達することが有利である。印刷についての通知に従属して、郵便料金証印の印刷についての情報をデータベースに保存することが好ましい。
要求の改ざんを防止するために、要求は前記の安全な領域において暗号化するとともに操作ユニットの安全な領域において解読することが好ましい。
要求は郵便料金証印に組み込まれる。
前記の方法の別の実施形態において、要求は暗号化されたライセンスに組み込まれ、該ライセンスは操作ユニットにおいて解読される。ライセンスの利用は、印刷マスターコピーを操作ユニットの領域において、ライセンスに組み込まれたキーを用いて解読できるという点で特に有利である。さらに、郵便料金証印の印刷についての情報をライセンスに組み込み可能とすることが有利である。
前記の方法の好ましい実施形態においては、印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスをいわゆる非対称暗号法を用いて暗号化する。ここで印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスは、操作ユニットの公開キーを用いて暗号化されることが好ましい。これに関連して、特定の操作ユニットのプライベート・キー、または郵便料金証印が印刷された後の印刷を阻止する郵便料金証印の印刷についての情報を保存するように設定された複数の操作ユニットのプライベート・キーを用いることができる。
前記の方法の別の実施形態においては、印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスの暗号化に対称法を用いる。ここで、印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスの暗号化および解読に同一のキーを用いる。
前記の方法の改ざんに対する安全性をさらに向上させるため、該方法の有利な実施形態においては、操作ユニットでの印刷の後で郵便料金証印を削除する。誰かが印刷マスターコピーの内容を再印刷したとしても、該印刷物が有効な郵便料金証印を含むことは防止される。
前記の方法に加えて、本発明は装置を提案する。
セキュリティモジュールを有し郵便料金証印を生成する料金納付ユニット、該料金納付ユニットに接続される操作ユニット,および該操作ユニットに接続され郵便料金証印を印刷する印刷ユニットを有する料金納付のための装置は、郵便料金証印を含む暗号化された印刷マスターコピーを生成する認証ユニットにセキュリティモジュールが接続され、操作ユニットが安全な領域を包含し、安全な領域は印刷マスターコピーを解読する手段を有し、安全な領域は印刷ユニットを制御する制御手段を有し、安全な領域は郵便料金証印の印刷についての情報を保存する手段を有するとともに、安全な領域は郵便料金証印の印刷についての情報の存在を確認する手段を有し、郵便料金証印の印刷についての情報が既に存在する場合には該手段は印刷ユニットを制御する制御手段を阻止することを特に特徴とする。
特に、印刷を阻止する印刷についての情報が印刷の後で操作ユニットに保存されるとともに該情報に従うことを確実にする操作ユニットの安全な領域が設けられることが有利である。ここで安全な領域という語は最も広い意味で理解されるべきであり、暗号モジュールあるいはデータが隠ぺい処理によりアクセスおよび改ざんから保護される領域としての実装を特に含むものである。
安全な領域は、文章および/あるいは画像要素の表示および/あるいは印刷のための普遍的標準プログラムの構成要素であることが好ましく、これによって郵便物の料金納付のための操作ユニットを特別な装備なしに操作することができる。
前記装置の特に好ましい実施形態においては、認証ユニットが郵便料金証印の印刷についての情報を保存するためのデータベースを含む。
ここで、認証ユニットは前記の利点によって中央で制御されることが好ましく、よって複数の操作ユニットに接続される。認証ユニットは料金納付ユニットと同様に郵便料金証印の供給者によって操作されることが有利であり、料金納付ユニットに組み込むことができる。
前記装置の特に有利な実施形態においては、郵便料金証印の印刷についての情報を保存するための手段によって印刷についての通知がデータベースへ送信される。
前記装置の別の有利な実施形態においては、郵便料金証印の印刷についての情報の存在を確認する手段によってデータベースの領域内における郵便料金証印の印刷についての情報の存在の問い合わせがなされる。
本発明のさらなる利点、特別な特色および有利な改良は、従属する請求項および図を参照する以下の好ましい実施例の提示によって示される。
図中の符号10は料金納付ユニットを示し、該料金納付ユニットは郵便料金証印に組み込まれ生成されるとともに郵便料金証印の有効性の信頼できる検証を可能とする安全性の情報を暗号法で生成するためのいわゆる暗号モジュールであるセキュリティモジュール20を有する。
顧客の郵便用口座は、郵便サービス提供者の価値移転センターから課金されるとともに郵便料金証印の生成に用いることができる郵便料金額を含み、料金納付ユニット10のセキュリティモジュール20において管理される。特に課金プロシジャの間、暗号文字列が価値移転センターからセキュリティモジュール20へと伝達され、該暗号文字列は郵便サービス提供者の検証センターでのみ解読可能なように暗号化されたデータを含む。課金された郵便料金額を利用して、操作ユニット30および/あるいは印刷ユニット40を用いて顧客に印刷される郵便料金証印が、暗号文字列およびまだ表示されるべきその他のデータを用いて生成される。特に暗号文字列に基づいて、郵便料金証印が真正であるかどうか、および郵便料金証印の料金が支払われているかどうかを確認することができる。
暗号文字列の生成およびここで説明される暗号文字列に基づく安全な郵便料金証印の生成に適した方法の例が出願者のドイツ特許出願DE 100 20 566 C2において説明されている。この方法により、例えば乱数等の秘密情報がセキュリティモジュール20において生成され、安全なデータ接続を経て価値移転センターへ伝達され、該価値移転センターにおいて該乱数および課金プロシジャ識別番号が暗号文字列に組み込まれる。暗号文字列および課金プロシジャ識別番号は安全な接続を経てセキュリティモジュール20へ返送され、郵便料金証印の生成のために乱数とともに保存される。
料金納付ユニット10および操作ユニット30は、データの交換を当業者に既知の方法によって実行できる、例えばインターネット等の広域ネットワーク(WAN)を介して互いに接続される。
操作ユニット30はパーソナルコンピュータ(PC)であり、該パーソナルコンピュータは特に計算を行うための処理装置、入力手段、表示手段、揮発性メモリおよび一般には不揮発性メモリを有する。印刷ユニット40がデータケーブルまたはコンピュータネットワークを経て操作ユニット30に接続される。文章および画像要素を印刷するための当業者に既知の手段が装備され、該手段は操作ユニット30から印刷ユニット40へ伝達される制御コマンドによって制御される。
操作ユニット30の表示手段にウェブサイトの内容の表示、ウェブサイトの内容の印刷ユニット40における印刷、およびウェブサイトに含まれる制御コマンドの実行が可能ないわゆるブラウザ50が、操作ユニット30に設けられる。該ブラウザは当業者に既知の方式で設定される。
さらに、印刷マスターコピーに標準フォーマットで含まれる文章および画像要素を操作ユニット30の表示手段に表示するとともに印刷ユニット40におけるそれらの印刷を制御することが可能なリーダ60が、操作ユニット30に設けられる。リーダ60によって翻訳可能な標準フォーマットの例は、例えばポータブルドキュメントフォーマット(PDF)あるいは既知のポストスクリプトフォーマットである。さらに、印刷マスターコピーを、例えばマイクロソフト社の“WORD”等の標準的なワードプロセッシングプログラムで用いることが可能な標準フォーマットに設定することができる。
さらにリーダ60は、印刷マスターコピーに関連付けられるとともに既定のパラメータおよび/あるいは既定のパラメータの値によって指示されるアクセス権についての情報を記録するとともにこれに従うことが可能である。この目的のために、リーダ60は操作ユニット30に暗号モジュール70の形態でソフトウェアおよび/あるいはハードウェアによって保護される安全な領域を設け、ここで印刷マスターコピーの作成あるいは処理の各手順においてこの手順を行う権利に関連するパラメータが確認される。
暗号モジュールの代わりにリーダ60によって、隠ぺい処理によってデータがアクセスおよび改ざんから保護される領域を設けることもできる。しかし、以下で暗号モジュールという語はリーダ60の安全な領域として用いる。
権限のないリーダ60によって操作可能な機能へのアクセスを防止するために、作成あるいは処理手順は暗号モジュール70によって制御される。
印刷マスターコピーに関連付けられたアクセス権の遵守は、信頼性のある方式で暗号モジュール70内において排他的に確保される。したがって、暗号モジュール70外部での印刷マスターコピーへのアクセスは、印刷マスターコピーを暗号モジュール70において排他的に解読可能なように暗号化することで防止される。
リーダ60は、郵便料金証印の印刷のための特別な方式で装備されない普遍的標準プログラムであることが好ましい。したがって、改ざんに対して安全な郵便料金証印の印刷に必要な権利はリーダ60に恒久的には実装されず、これらの権利についての情報が印刷マスターコピーに組み込まれるか、あるいは印刷マスターコピーから分離されたライセンスにより操作ユニット30へ伝達される。リーダ60の暗号モジュール70はこの情報および特に情報に含まれるパラメータおよび/あるいはパラメータの値を読み取る。ライセンスと印刷マスターコピーとの間の連関を可能とするために、印刷マスターコピーを明白に識別する特徴を印刷マスターコピーおよびライセンスに組み込む。改ざんを禁止するために、この特徴もまた印刷マスターコピーを暗号モジュール70においてのみ解読可能なように暗号化される。
アクセス権についての情報の改ざんを防止するために、該情報をも印刷マスターコピーを暗号モジュール70においてのみ解読可能なように暗号化することが提案される。
本発明の別実施例において、暗号化された印刷マスターコピーまたはライセンスが限定されたアクセス権の指示のみを含むとともに、関連するパラメータおよび/あるいは関連するパラメータの値が好ましくは中央で操作される認証データベース80の安全な領域に保存されるものとすることが提案され、該認証データベース80は例えば認証ユニット90に含まれる。この認証データベース80の改ざんを防止するために、該指示もまた暗号モジュール70においてのみ解読可能なように暗号化される。
この実施例において、暗号モジュール70が中央に保存されたアクセス権についての情報にアクセスし、印刷マスターコピーの作成あるいは処理の個々の手順についてこの手順の実行の認証の問い合わせが暗号モジュール70から認証ユニット90へ送信される。該問い合わせに基づき、認証ユニット90は認証データベース80に手順の実行が許容されているかどうかを確認し、確認の結果を含むメッセージをリーダ60の暗号モジュール70へ送信し、それからモジュールはその結果に従うる。印刷マスターコピーを明白に識別する特徴を指示する問い合わせが伝達され、認証ユニット90が認証データベース80に保存される識別特徴と印刷マスターコピーに関連付けられたアクセス権についての情報との間の連関の認証を確認する。
さらにこの実施例においては、印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスの暗号化に留意して、リーダ60の全ての形式のリーダに対して一定なキー組の公開キーを非対称な暗号化に用いることが可能であり、それは印刷マスターコピーに関連付けられたアクセス権が認証データベース80において中央で管理されるためである。認証データベース80が用いられない場合は、印刷マスターコピーの内容が1回しか印刷されないことを保証するために、個々の暗号化を個々のリーダ60に対して行う必要がある。あるいは、印刷の前に印刷マスターコピーを複製し互いに独立に印刷マスターコピーを1回印刷する複数のリーダ60において利用可能としうる。
さらに、郵便料金証印を含む印刷マスターコピーに関連付けられたアクセス権についての情報をリーダ60に実装することが可能であり、郵便料金証印を有する暗号化された印刷マスターコピーを適当な注釈によって郵便料金証印を有する印刷マスターコピーとして標識することができる。この過程において、アクセス権についての情報は操作ユニット30の不揮発性メモリに保存され、次に該情報はリーダ60の暗号モジュール70においてのみ解読可能なように暗号化される。同じ方式で、本発明のこの実施例において、印刷マスターコピーの内容を郵便料金証印として標識する注釈が暗号化される。
アクセス権についての情報または注釈を含む印刷マスターコピーの暗号化のために、非対称暗号化処理を用いることが好ましい。ここで、いわゆるプライベート・キーおよび第三者がアクセス可能ないわゆる公開キーからなるキー組を用いる。該キーは、公開キーによって暗号化されたファイルをプライベート・キーで排他的に解読可能であるように互いに関連付けられる。プライベート・キーはリーダ60に関連付けられるとともに、読み出し不可能かつリーダ60の暗号モジュール70においてのみ解読可能なようにリーダ60に実装される。これらのキーは例えばRSA(リベスト−シャミア−エーデルマン)法や楕円曲線に基づく方法等の、当業者に既知の方法で生成することができる。
アクセス権についての情報を含む印刷マスターコピーの暗号化のための対称法に基づく暗号化は、暗号化および解読を同じキーで行うものであってもよい。この場合も、関連するキーは上記の方法でリーダに実装される。
印刷マスターコピーに関連付けられたアクセス権を指示するためのライセンスが提供される場合、同様にそれをプライベート・キーがリーダ60に実装されたキー組を用いて非対称法により暗号化することが好ましい。しかし、リーダ60に実装されたキーを用いて対称法により暗号化することも可能である。
ライセンスの利用に基づく本発明の別実施例において、ライセンスを上記の方式で暗号化し、さらに印刷マスターコピーの解読のためのキーをライセンスに組み込むことが可能である。この実施例において、印刷マスターコピーを最初はリーダ60に既知ではないキーを用いた対称法によって暗号化することが好ましい。該キーはライセンスの解読後にのみライセンスから読み出される。しかし印刷マスターコピーの暗号化への非対称法の利用も可能である。この暗号化に用いるキー組の、解読のためのプライベート・キーは最初はリーダ60に既知ではないとともにライセンスの解読後にのみリーダ60によってライセンスから読み出される。
アクセス権に関して、郵便料金証印を含む印刷マスターコピーは、その内容を1回印刷可能なように情報に関連付けられる。ここで、この情報は適当なパラメータおよび/あるいは適当なパラメータの値に基づいて、印刷マスターコピーまたは認証データベース80に保存されるライセンス等に組み込まれる。しかし郵便料金証印が印刷された後で、パラメータまたはパラメータの値は変更され、変更されたパラメータまたは値は該情報に対応し、印刷マスターコピーの内容の印刷が許容されない。ここで、印刷はリーダ60の暗号モジュール70によって制御されるとともに暗号モジュール70によって記録される。パラメータまたは値は印刷が暗号モジュール70によって記録された後で変更され、あるいは印刷についての通知が認証ユニット90に送信されるとともにパラメータまたはパラメータの値が認証データベース80の領域において変更される。
本発明の実施例の1つにおいて、さらに暗号モジュール70によって印刷マスターコピーから郵便料金証印の少なくとも一部を除去することが可能である。
本発明の別実施例においても、改ざんに対する安全性を向上するために、印刷マスターコピーをさらに情報に関連付けし、印刷マスターコピーの不揮発性メモリへの保存、印刷マスターコピーの複写、印刷マスターコピーのからの内容の除去、および/あるいは印刷マスターコピーのまたはその内容の異なるファイルフォーマットへの送出を許容しないものとすることができる。この情報は同様に適当なパラメータおよび/あるいは適当なパラメータの値として印刷マスターコピーまたは認証ユニット90の認証データベース80に保存されるライセンス等に組み込まれる。該パラメータおよび/あるいはパラメータの値は課金プロシジャの間において変更されない。
認証ユニット90はアクセス権を指示するとともに印刷マスターコピーおよび利用可能な場合はライセンスを暗号化するために設けられる。この認証ユニット90は必要なキーおよび、利用可能な場合はキーおよび明白に印刷マスターコピーを識別する特徴を生成する手段を有する。これらが設けられた場合、認証ユニット90もまた認証データベース80を制御することができる。
認証ユニット90は必要な情報、コメントおよび/あるいは特徴を印刷マスターコピーに組み込み可能であるとともに必要な暗号化を実行可能な領域を提供する。これは安全なデータ接続を経て料金納付ユニット10に接続されるか、あるいは料金納付ユニット10に統合される。また、郵便料金証印の供給者によって中央で制御される。
郵便料金証印の要求のために、1つ以上のウェブサイトが料金納付ユニット10によって利用可能となるとともにブラウザ50によって操作ユニット30の表示手段上に表示される。利用者はこのウェブサイトを介して、課金する郵便物の郵送の種類および郵便料金証印が組み込まれるドキュメントを選択するとともに受取人の名前と住所を入力する。ここで該ウェブサイトは、操作ユニット30の入力手段による入力が可能であるとともに該入力の料金納付ユニット10への伝達を制御する、いわゆるフォームとして設定される。
郵便料金証印が組み込まれるドキュメントは郵便料金証印の生成および検証に必要な情報を要するので、少なくとも受取人の名前と住所を平文で含む。同様に顧客によって指示される他の文章および/あるいは画像要素もウェブサイトを介して組み込むことができる。郵便料金証印が組み込まれるドキュメントは、例えば手紙、封筒、郵便物に添付される住所ラベルあるいは他のステッカーである。
顧客によって入力されたデータの評価の後で、料金納付ユニット10内の領域において、特に利用者がデータを確認可能とするために、有効な郵便料金証印を有するドキュメントを示すプレビューを生成することができる。ここで、郵便料金証印の見本をプレビューに組み込むことが可能であり、該見本は、有効な郵便料金証印は組み込まれないとともに、例えば抹消される際に見本として標識される見本バーコードを含む。
印刷可能であるとともにブラウザ50によって表示手段上に表示可能なウェブサイトを介してプレビューを顧客に伝達することが可能であり、あるいはリーダ60によって表示および印刷が可能な印刷マスターコピーに基づいて伝達することが可能である。プレビューにはアクセス権の制限は設けられない。
図中に符号A1で示される次の手順において、顧客は有効な郵便料金証印を有する印刷マスターコピーを要求する。これは料金納付ユニット10によって提供されブラウザ50によって操作ユニット30の表示手段上に表示されるウェブサイトを介して行われ、該ウェブサイトは例えば適当なボタンを有し、該ボタンが動作された後で、郵便料金証印を有する印刷マスターコピーの要求が操作ユニット30から料金納付ユニット10へ伝達される。
有効な郵便料金証印を有する印刷マスターコピーを要求するために、顧客はまた識別特徴および関連付けられた認証特徴を入力し、該認証特徴は例えば利用者の名前および顧客のみが知っている関連付けられたパスワードからなる。これは同様に料金納付ユニット10によって提供されるとともに該特徴を入力可能なフォームとして設定されるウェブサイトを介して行われる。特徴のセキュリティモジュール20への伝達の後で、識別特徴とデータベースに保存される認証特徴との間の連関に基づいて顧客の身元が確認および検証される。さらに、身元の検証が成功した場合は、顧客の郵便用口座が識別特徴に基づいて確認される。
本発明の上記の実施例の代替として、顧客の識別および認証をより前の手順、例えば郵送の種類の選択の前に行うことも可能である。
印刷マスターコピーの要求に基づき、料金納付ユニット10のセキュリティモジュール20での顧客の身元の検証の成功およびその郵便用口座の識別の後で、郵便料金証印の生成のために郵便料金証印のデータレコードが作成されるとともに発行される。これは符号A2で示される。ここで、データレコードはバイト文字列のみを含み、データレコードの印刷によって有効な郵便料金証印は生成されない。
ここでは例として、郵便料金証印がドイツ特許出願DE 100 20 566 C2において説明される暗号法を用いて生成されると仮定する。しかし、本発明はデジタル郵便料金証印を生成するための異なる方法に関連する同様の方式においても用いることが可能であることは当業者に理解されるものである。
手順A2において郵便料金証印のデータレコードを生成するために、郵便料金証印の生成に必要な郵便専用データ、すなわち特に郵送の種類、郵便料金額、受取人の名前および住所が、印刷マスターコピーの要求に基づいて料金納付ユニット10内においてセキュリティモジュール20へ伝達される。郵便用口座の識別の後で、該セキュリティモジュール20は郵便専用データに基づき郵便用口座に充分な残高があるかどうかを確認する。
データレコードを生成するために、乱数、課金プロシジャ識別番号、郵便専用データの少なくとも抜粋、および現在の日付に基づいて検査合計を生成する。検査合計、暗号文字列、および検査合計の生成に用いられた郵便専用データは全てデータレコードに組み込まれる。さらに、データレコードの生成の間あるいはその後に、顧客の郵便用口座の残高が郵便料金額だけ減少される。
その後で、セキュリティモジュール20によって発行されたデータレコードおよび郵便料金証印の生成のために顧客から提供されたその他のデータ、例えばドキュメントマスターやドキュメントに組み込まれる文章および/あるいは画像要素が料金納付ユニット10から認証ユニット90に伝達される。これは符号A3で示される。
次の手順A4において、印刷マスターコピーがデータレコードおよび認証ユニット90の安全な領域内のその他のデータから生成され、該印刷マスターコピーには上記の権利が与えられるとともに上記の方式で暗号化される。例として、アクセス権を指示する分離されたライセンスおよび印刷マスターコピーを解読するキーが省略されるとともに該権利が認証データベース80で保存および管理されるものとする本発明の実施例を参照して以下で説明する。これを他の上記の実施例にどのように適用することができるかは当業者に理解されるものである。
印刷マスターコピーを生成するために、まず、セキュリティモジュール20で生成されたデータレコードに基づいて、好ましくはマトリクスコードとして設定される二次元バーコードが生成される。データレコードからマトリクスコードを生成するための規則は特別な制御コマンドに基づいて認証ユニット90に保存される。マトリクスコードは顧客に選ばれたドキュメントに画像要素として組み込まれるとともに、該ドキュメントに基づいて標準フォーマットの印刷マスターコピーが生成される。
さらに、印刷マスターコピーを明白に識別する識別特徴が印刷マスターコピーに組み込まれるとともに、利用可能であれば制限されたアクセス権の情報が印刷マスターコピーに設けられる。
続いて、印刷マスターコピーがリーダ60の暗号モジュール70においてのみ解読可能なように暗号化される。これは例えば認証ユニット90に知られているリーダ60の公開キーに基づき、該公開キーは認証ユニット90等によって操作ユニット30から要求される。公開キーは上記の手順の1つ、例えば手順A1の印刷マスターコピーの要求において操作ユニット30から料金納付ユニット10へ伝達され、料金納付ユニット10によって認証ユニット90へ転送される。全てのリーダ60で同じ公開キーを用いる場合、該キーは全て既に認証ユニット90に知られている。
認証ユニット90は印刷マスターコピーの識別要素と、印刷マスターコピーの内容が保存、複写あるいは送出できないとともに1回しか印刷できないという事実についての情報との連関を認証データベース80に保存する。ここで、適当なパラメータおよび/あるいは適当なパラメータの値が認証データベース80へ入力される。
続いて図中の符号A5で示されるように、暗号化された印刷マスターコピーが認証ユニット90から操作ユニット30へ伝達される。
操作ユニット30の領域において、暗号化された印刷マスターコピーが揮発性メモリに保存されるとともにリーダ60に利用可能とされる。続いてリーダ60の暗号モジュール70において、印刷マスターコピーはプライベート・キーを用いて解読され、これは印刷マスターコピーがアクセス権に関連付けられるとともにアクセス権が確認されるものと理解される。これは図中の符号A6で示される。
この考察に基づく本発明の実施例において、アクセス権についての情報の問い合わせが暗号モジュール70から認証ユニット90へ送信され、暗号モジュール70によって読み出された識別特徴が指示される。認証データベース80の入力に基づき、認証ユニット90はアクセス権についての情報を確認するとともにこれをリーダ60に伝達し、実行を許可されていない機能の実行のために提供される操作要素を阻止する。この方式において、印刷マスターコピーを保存、複写および送出するとともに内容を除去する操作要素をリーダが阻止する。
さらに、機能が呼び出される毎に、暗号モジュール70が該機能の認証ユニット90への実行の認証についての問い合わせを送信し、認証が認証データベース80において認証ユニット90に確認されるとともに、確認の結果が暗号モジュール70へ返信される。続いてリーダ60の暗号モジュール70がこの結果に従い、認証の存在しない機能は実行されない。
これは特に郵便料金証印を含む印刷マスターコピーの内容の印刷に関して実行される。アクセス権に従い暗号モジュール70によって制御される印刷ユニット40によって郵便料金証印を含む印刷マスターコピーの内容の印刷が実行され、これは図中の符号A7で示される。
ここで考慮される本発明の実施例において、顧客は適当な操作ユニットを介して印刷を開始する。それからリーダ60の暗号モジュール70が、印刷マスターコピーの内容の印刷の認証についての要求を認証ユニット90に送信し印刷マスターコピーの識別特徴を指示する。最初の要求の間、印刷に関するパラメータおよび/あるいは印刷に関するパラメータの値の連関を含む認証データベース80の入力に基づいて、認証ユニット90が最初の印刷が可能であることを承認し、通知をリーダ60の暗号モジュール70へ送信し印刷が許可される。
通知に基づいて印刷マスターコピーの内容が印刷ユニット40で印刷され、印刷ユニット40はリーダ60の暗号モジュール70によって制御される。印刷マスターコピーの内容が印刷された後、あるいは印刷の制御コマンドがリーダ60の暗号モジュール70から印刷ユニット40へ伝達された後で、印刷マスターコピーの識別特徴の指示によって印刷マスターコピーの内容の印刷についての通知が認証ユニット90へ伝達され、通知に基づき認証データベース80における印刷に関するパラメータおよび/あるいは印刷に関するパラメータの値を変更し、変更されたパラメータあるいは値を情報に一致させ、印刷マスターコピーの内容の印刷は許可されない。
リーダ60の暗号モジュール70が印刷マスターコピーの内容の印刷の認証についての新たな要求を認証ユニット90に送信し印刷マスターコピーの識別特徴を指示した場合、認証ユニット90は認証データベース80において印刷が実行できないことを参照するとともにリーダ60の暗号モジュール70へ要求が到着したことの通知を送信し、印刷は許可されない。それからリーダ60の暗号モジュール70によって印刷マスターコピーの内容の印刷が阻止される。
暗号モジュール70が印刷マスターコピーの内容の印刷についての通知を認証ユニット90へ伝達するために、通知の伝達の要求を印刷を許容する通知とともに暗号モジュール70へ送信する。暗号モジュール70はこの要求に従う。
本発明のこの実施例の改良において、印刷マスターコピーの内容の印刷の認証についての要求に基づいて、印刷に関するパラメータおよび/あるいは印刷に関するパラメータの値が変更され該要求が暗号モジュール70から認証ユニット90へ送信される。印刷の制御コマンドが印刷ユニット40へ伝達された直後に操作ユニット30が電源あるいは認証ユニット90を介して接続されるネットワークから切断されたとしても、印刷に関するパラメータおよび/あるいは印刷に関するパラメータの値の変更が妨げられることがない、という点でこの改良は有利である。
本発明の別実施例においては、既に述べられたように、認証データベース80の問い合わせを省略することが提案される。この実施例においては、印刷に関するパラメータおよび/あるいは印刷に関するパラメータの値が印刷マスターコピーまたはライセンスに含まれる。上記の認証データベース80でのパラメータおよび/あるいは値の変更に類似して、印刷マスターコピーの内容の印刷の際に、このパラメータあるいは値はドキュメントあるいはライセンス内において変更される。これは暗号モジュール70の領域内で行われ、次の印刷の試行の際に、印刷についての保存された情報に従う。
説明された本発明の実施例によって、本発明が郵便料金証印の安全な生成を可能とするとともに、郵便料金証印の生産およびその印刷を完全に分離することで、郵便料金証印の生成および印刷のために操作ユニット30に特別な装備は必要でなくなることが示される。
本発明の方法を実行するための構成要素およびその相互作用を示す概略図である。
符号の説明
10 料金納付ユニット
20 セキュリティモジュール
30 操作ユニット
40 印刷ユニット
50 ブラウザ
60 リーダ
70 暗号モジュール
80 認証データベース
90 認証ユニット
A1 有効な郵便料金証印を有する印刷マスターコピーの要求
A2 郵便料金証印のデータレコードの生成
A3 セキュリティモジュールから認証ユニットへのデータレコードの伝達
A4 郵便料金証印の印刷マスターコピーのデータレコードからの生成および暗号化、および該印刷マスターコピーのアクセス権への関連付け
A5 認証ユニットから操作ユニットへの印刷マスターコピーの伝達
A6 印刷マスターコピーの解読およびアクセス権の確認
A7 暗号モジュールに制御される方式での郵便料金証印の印刷

Claims (23)

  1. 郵便料金証印が操作ユニットによって要求され、セキュリティモジュールにおいて生成され、操作ユニットで利用可能とするとともに、操作ユニットおよび/あるいは印刷ユニットの手段によって印刷される郵便物の料金納付のための方法であって、
    郵便料金証印の印刷マスターコピーを生成し暗号化し(A4)、該印刷マスターコピーを操作ユニット(30)によって解読し(A6)郵便料金証印を印刷するとともに、郵便料金証印が印刷された(A7)後で印刷(A7)についての情報を保存することで、印刷についての情報が既に存在する場合は郵便料金証印の印刷を阻止することを特徴とする方法。
  2. 郵便料金証印が印刷される(A7)前に印刷(A7)についての情報が既に存在するかどうかの検証を行う、請求項1に記載の方法。
  3. 郵便料金証印の印刷(A7)についての情報を印刷マスターコピーに組み込む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 印刷マスターコピーを、郵便料金証印の要求がなされた操作ユニット(30)でのみ解読可能なように暗号化する(A4)、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  5. 郵便料金証印の印刷(A7)についての情報がデータベース(80)に保存される、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 郵便料金証印が印刷された(A7)後で印刷についての情報(A7)を保存する操作ユニット(30)でのみ解読可能なように印刷マスターコピーを暗号化する(A4)とともに、郵便料金証印の印刷(A7)についての情報に従う、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  7. 郵便料金証印が印刷された(A7)後で郵便料金証印の印刷(A7)についての情報をデータベースに保存することの要求とともに印刷マスターコピーを操作ユニット(30)へ伝達する、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記要求を操作ユニット(30)において暗号化および解読する、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記要求を印刷マスターコピーに組み込む、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記要求は暗号化されたライセンスに組み込まれ、該ライセンスは操作ユニット(30)において解読される、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  11. ライセンスに組み込まれたキーを用いて操作ユニット(30)において印刷マスターコピーを解読する(A6)、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  12. 郵便料金証印の印刷についての情報をライセンスに組み込む、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  13. 印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスを、操作ユニット(30)の公開キーを用いて暗号化する(A4)、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  14. 印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスを、操作ユニット(30)のプライベート・キーを用いて解読する(A6)、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記プライベート・キーを複数の操作ユニット(30)に関連付ける、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  16. 印刷マスターコピーおよび/あるいはライセンスの暗号化(A4)および解読(A6)に同一のキーを用いる、前記の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  17. 操作ユニットでの印刷(A7)の後で郵便料金証印を削除する
  18. セキュリティモジュールを有し郵便料金証印を生成する料金納付ユニット、該料金納付ユニットに接続される操作ユニット,および該操作ユニットに接続され郵便料金証印を印刷する印刷ユニットを有する料金納付のための装置であって、
    郵便料金証印を含む暗号化された印刷マスターコピーを生成する認証ユニット(90)にセキュリティモジュール(20)が接続され、操作ユニット(30)が安全な領域(70)を包含し、安全な領域(70)は印刷マスターコピーを解読する手段を有し、安全な領域(70)は印刷ユニット(40)を制御する制御手段を有し、安全な領域(70)は郵便料金証印の印刷についての情報を保存する手段を有するとともに、安全な領域(70)は郵便料金証印の印刷についての情報の存在を確認する手段を有し、郵便料金証印の印刷についての情報が既に存在する場合には該手段は印刷ユニット(40)を制御する制御手段を阻止することを特徴とする装置。
  19. 前記安全な領域(70)は文章および/あるいは画像要素の表示および/あるいは印刷のための普遍的標準プログラム(60)の構成要素である、請求項18に記載の装置。
  20. 前記認証ユニット(90)が郵便料金証印の印刷についての情報を保存するためのデータベース(80)を含む、請求項18または19に記載の装置。
  21. 認証ユニット(80)が複数の操作ユニット(30)に接続される、請求項18から20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 郵便料金証印の印刷についての情報を保存するための手段によって印刷についての通知が認証ユニット(90)へ送信される、請求項18から21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 郵便料金証印の印刷についての情報の存在を確認する手段によって、郵便料金証印の印刷についての情報の存在の問い合わせが認証ユニット(90)へ伝達される、請求項18から22のいずれか1項に記載の装置。
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