JP2002174583A - 光学的な開口の作製方法 - Google Patents

光学的な開口の作製方法

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JP2002174583A JP2000373308A JP2000373308A JP2002174583A JP 2002174583 A JP2002174583 A JP 2002174583A JP 2000373308 A JP2000373308 A JP 2000373308A JP 2000373308 A JP2000373308 A JP 2000373308A JP 2002174583 A JP2002174583 A JP 2002174583A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近視野光による、高密度情報の記録・再生、
或いは微小領域の観察及び分析、或いは微小加工を達成
するための微小開口を量産性良く低コストで作製する。 【解決手段】 遮光膜で覆われた錐状のチップの先端近
傍に存在する光学的な開口を形成するにあたり、表面に
前記チップと前記チップの近傍に配置し略同じ高さを有
するストッパーとを形成している基板に対し、前記チッ
プ及び前記ストッパーの上方より平板を覆い、前記平板
に対し前記基板方向への力を加えることで、前記チップ
の頂点付近の遮光膜を変形させ、前記光学的な開口を形
成することを特徴とする光学的な開口の作製方法とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学的な開口の
作製方法に関するものである。特に近視野光を照射・検
出する近視野光デバイスに用いる開口の作製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】試料表面においてナノメートルオーダの
微小な領域を観察するために走査型トンネル顕微鏡(S
TM)や原子間力顕微鏡(AFM)に代表される走査型
プローブ顕微鏡(SPM)が用いられている。SPM
は、先端が先鋭化されたプローブを試料表面に走査さ
せ、プローブと試料表面との間に生じるトンネル電流や
原子間力などの相互作用を観察対象として、プローブ先
端形状に依存した分解能の像を得ることができるが、比
較的、観察する試料に対する制約が厳しい。
【0003】そこでいま、試料表面に生成される近視野
光とプローブとの間に生じる相互作用を観察対象とする
ことで、試料表面の微小な領域の観察を可能にした近視
野光学顕微鏡(SNOM)が注目されている。
【0004】近視野光学顕微鏡においては、先鋭化され
た光ファイバーの先端に設けられた開口から近視野光を
試料の表面に照射する。開口は、光ファイバーに導入さ
れる光の波長の回折限界以下の大きさを有しており、た
とえば、100nm程度の直径である。プローブ先端に形成
された開口と試料間の距離は、SPMの技術によって制御
され、その値は開口の大きさ以下である。このとき、試
料上での近視野光のスポット径は、開口の大きさとほぼ
同じである。したがって、試料表面に照射する近視野光
を走査することで、微小領域における試料の光学物性の
観測を可能としている。
【0005】顕微鏡としての利用だけでなく、光ファイ
バープローブを通して試料に向けて比較的強度の大きな
光を導入させることにより、光ファイバープローブの開
口にエネルギー密度の高い近視野光を生成し、その近視
野光によって試料表面の構造または物性を局所的に変更
させる高密度なメモリ装置としての応用も可能である。
強度の大きな近視野光を得るために、プローブ先端の先
端角を大きくすることが試みられている。
【0006】これら近視野光を利用したデバイスにおい
て、開口の形成が最も重要である。開口の作製方法の一
つとして、特許公報平5-21201に開示されている方法が
知られている。この方法で、開口を形成するための試料
として、先鋭化した光波ガイドに遮光膜を堆積したもの
を用いている。開口の作製方法は、遮光膜付きの先鋭化
した光波ガイドを圧電アクチュエータによって良好に制
御された非常に小さな押しつけ量で硬い平板に押しつけ
ることによって、先端の遮光膜を塑性変形させている。
【0007】また、開口の形成方法として、特開平11-2
65520に開示されている方法がある。この方法におい
て、開口を形成する対象は、平板上に集束イオンビーム
(FIB)によって形成された突起先端である。開口の形
成方法は、突起先端の遮光膜に、側面からFIBを照射
し、突起先端の遮光膜を除去することによって行ってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許公
報平5-21201の方法によれば、光波ガイド一本ずつしか
開口を形成する事ができない。また、特許公報平5-2120
1の方法によれば、移動分解能が数nmの圧電アクチュエ
ータによって押し込み量を制御する必要があるため、開
口形成装置をその他の装置や空気などの振動による影響
が少ない環境におかなくてはならない。また、光伝搬体
ロッドが平板に対して垂直に当たるように調整する時間
がかかってしまう。また、移動量の小さな圧電アクチュ
エータの他に、移動量の大きな機械的並進台が必要とな
る。さらに、移動分解能が小さな圧電アクチュエータを
もちいて、押し込み量を制御するさいに、制御装置が必
要であり、かつ、制御して開口を形成するためには数分
の時間がかかる。したがって、開口作製のために、高電
圧電源やフィードバック回路などの大がかりな装置が必
要となる。また、開口形成にかかるコストが高くなる問
題があった。
【0009】また、特開平11-265520の方法によれば、
加工対象は平板上の突起であるが、FIBを用いて開口を
形成しているため、一つの開口の形成にかかる時間が10
分程度と長い。また、FIBを用いるために、試料を真空
中におかなければならない。従って、開口作製にかかる
作製コストが高くなる問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題に
鑑みてなされたものであり、遮光膜で覆われた錐状のチ
ップの先端近傍に存在し、近視野光を検出及び照射する
光学的な開口を形成するにあたり、表面に前記チップと
前記チップの近傍に配置し略同じ高さを有するストッパ
ーとを形成している基板に対し、前記チップ及び前記ス
トッパーの上方より平板を覆い、前記平板に対し前記基
板方向への力を加えることで、前記チップの頂点付近の
遮光膜を変形させ、前記光学的な開口を形成することを
特徴とする光学的な開口の作製方法とした。また、力が
加えられた前記平板の一部が前記ストッパーを支点とし
て変形し、前記チップの先端近傍の遮光膜に接触するこ
とで、前記光学的な開口が形成されることを特徴とする
光学的な開口の作製方法とした。したがって、本発明の
光学的な開口の作製方法によれば、前記チップと略同じ
高さを有するストッパーによって、前記平板の変位が制
御されるため、所定の力で平面を押すだけで簡単に光学
的な開口を作製する事ができる。また、真空中、液中、
大気中など様々な環境下で開口を作製することができ
る。また、光学的な開口を作製する際に特別な制御装置
を必要としないため、光学的な開口を作製するための装
置を単純化する事ができる。また、所定の力を与える時
間を非常に短くすることが容易であり、開口作製にかか
る時間を短くすることができるため、開口作製にかかる
コストを低くすることができる。
【0011】また、前記基板上に、複数の前記チップ及
び複数の前記ストッパーが存在することを特徴とする光
学的な開口の作製方法とした。したがって、同一基板上
に形成された複数の前記チップおよび前記ストッパー
に、一括で前記力を加えることによって、一度に複数の
前記チップに光学的な開口を形成することが可能であ
り、開口一つあたりの加工時間を非常に短くすることが
でき、結果として光学的な開口の作製コストを低くする
ことができる。
【0012】また、前記基板が、略平坦なステージに接
着していることを特徴とする光学的な開口の作製方法と
した。また、前記ステージと前記基板との隙間の空気を
真空引きし、前記基板を前記ステージに吸着させること
により、前記接着を達成することを特徴とする光学的な
開口の作製方法とした。したがって、基板に反りが発生
している場合に、光伝搬体にかかる力が基板の中心部と
外周部とで異なり、開口サイズにばらつきが生ずる問題
が解決され、反りが存在する基板に対しても、量産性良
く均一な開口を一括で形成でき、歩留まりが向上する。
また、真空機器を用いた容易な装置構成で簡易にステー
ジに装着でき、基板の取り外しも容易である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の開口の形成方法に
ついて、添付の図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1から図3は、本発明の実施の形態
1に係る開口の形成方法について説明した図である。図
1に示す、ワーク1000は、基板4上に形成された透明層
5、透明層5の上に形成された錐状のチップ1および尾根
状のストッパー2、チップ1、ストッパー2および透明
層5の上に形成された遮光膜3からなる。なお、ワーク1
000において、透明層5は、必ずしも必要ではなく、そ
の場合、遮光膜3は、チップ1、ストッパー2および基
板4上に形成される。また、遮光膜3は、チップ1にだ
け堆積されていてもよい。
【0014】チップ1の高さH1は、数mm以下であり、ス
トッパー2の高さH2は、数mm以下である。高さH1と高さ
H2の差は、1000nm以下である。チップ1とストッパー2
の間隔は、数mm以下である。また、遮光膜3の厚さは、
遮光膜3の材質によって異なるが、数10nmから数100nm
である。
【0015】チップ1、ストッパー2および透明層5
は、二酸化ケイ素やダイヤモンドなどの可視光領域にお
いて透過率の高い誘電体や、ジンクセレンやシリコンな
どの赤外光領域において透過率の高い誘電体や、フッ化
マグネシウムやフッ化カルシウムなどの紫外光領域にお
いて透過率の高い材料を用いる。また、チップ1の材料
は、開口を通過する光の波長帯において少しでもチップ
1を透過する材料であれば用いることができる。また、
チップ1、ストッパー2および透明層5は、同一の材料
で構成されても良いし、別々の材料で構成されても良
い。遮光膜3は、たとえば、アルミニウム、クロム、
金、白金、銀、銅、チタン、タングステン、ニッケル、
コバルトなどの金属や、それらの合金を用いる。
【0016】図2は、開口を形成する方法において、チ
ップ1上の遮光膜3を塑性変形させている状態を示した
図である。図1で示したワーク1000の上に、チップ1お
よび少なくともストッパー2の一部を覆い、かつ、少な
くともチップ1およびストッパー2側が平面である板6
を載せ、さらに板6の上には、押し込み用具7を載せ
る。押し込み用具7にチップ1の中心軸方向に力Fを加
えることによって、板6がチップ1に向かって移動す
る。チップ1と板6との接触面積に比べて、ストッパー
2と板6との接触面積は、数100〜数万倍も大きい。
したがって、与えられた力Fは、ストッパー2によって
分散され、結果として板6の変位量は小さくなる。板6
の変位量が小さいため、遮光膜3が受ける塑性変形量は
非常に小さい。また、チップ1およびストッパー2は、
非常に小さな弾性変形を受けるのみである。力Fの加え
方は、所定の重さのおもりを所定の距離だけ持ち上げ
て、自由落下させる方法や、所定のバネ定数のバネを押
し込み用具7に取り付け、所定の距離だけバネを押し込
む方法などがある。板6が、遮光膜よりも堅く、チップ
1およびストッパー2よりも柔らかい材料である場合、
チップ1およびストッパー2が受ける力は、板6によっ
て吸収されるため、板6の変位量がより小さくなり、遮
光膜3の塑性変形量を小さくすることが容易となる。
【0017】図3は、力Fを加えた後に、板6および押
し込み用具7を取り除いた状態を示した図である。遮光
膜3の塑性変形量が非常に小さく、チップ1およびスト
ッパー2が弾性変形領域でのみ変位しているため、チッ
プ1の先端に開口8が形成される。開口8の大きさは、
数nmからチップ1を通過する光の波長の回折限界程度の
大きさである。なお、上記では、押し込み用具7とワー
ク1000の間に板6が挿入されていたが、板6を除去して
直接押し込み用具7で押し込むことによっても同様に開
口8を形成できることは、いうまでもない。開口8に光
を導入するために、基板4をチップ1の形成面と反対側
からエッチングすることによって透明体5またはチップ
1の少なくとも一部を露出させて、開口8への光の導入
口を形成する。また、基板4を透明材料103で構成する
ことによって、光の導入口を形成する工程を省くことが
できるのは言うまでもない。
【0018】以上説明したように、本発明の開口作製方
法によれば、ストッパー2によって板6の変位量を良好
に制御することができ、かつ、板6の変位量を非常に小
さくできるため、大きさが均一で小さな開口8をチップ
1先端に容易に作製することができる。また、基板側か
ら光を照射して、開口8から近視野光を発生させること
ができる。
【0019】次に、ワーク1000の製造方法を図4と図5
を用いて説明する。図4は、基板材料104上に透明材
料103を形成したのち、チップ用マスク101およびス
トッパー用マスク102を形成した状態を示している。図4
(a)は上面図を示しており、図4(b)は、図4(a)のA-A'
で示す位置における断面図を示している。透明材料10
3は、気相化学堆積法(CVD)やスピンコートによって
基板材料104上に形成する。また、透明材料103
は、固相接合や接着などの方法によっても基板材料10
4上に形成することができる。次に、透明材料103上
にフォトリソグラフィ工程によって、チップ用マスク1
01及びストッパー用マスク102を形成する。チップ
用マスク101とストッパー用マスク102は、同時に
形成しても良いし、別々に形成しても良い。
【0020】チップ用マスク101およびストッパー用
マスク102は、透明材料103の材質と次工程で用い
るエッチャントによるが、フォトレジストや窒化膜など
を用いる。透明材料103は、二酸化ケイ素やダイヤモ
ンドなどの可視光領域において透過率の高い誘電体や、
ジンクセレンやシリコンなどの赤外光領域において透過
率の高い誘電体や、フッ化マグネシウムやフッ化カルシ
ウムなどの紫外光領域において透過率の高い材料を用い
る。
【0021】チップ用マスク101の直径は、たとえば数m
m以下である。ストッパー用マスク102の幅W1は、たと
えば、チップ用マスク101の直径と同じかそれよりも
数10nm〜数μmだけ小さい。また、ストッパー用マスク
102の幅W1は、チップ用マスク101の直径よりも
数10nm〜数μmだけ大きくてもよい。また、ストッパー
用マスク102の長さは、数10μm以上である。
【0022】図5は、チップ1およびストッパー2を形
成した状態を示している。図5(a)は上面図であり、図
5(b)は、図5(a)のA-A'で示す位置の断面図である。チ
ップ用マスク101およびストッパー用マスク102を
形成した後、ウエットエッチングによる等方性エッチン
グによってチップ1およびストッパー2を形成する。透
明材料103の厚さとチップ1およびストッパー2の高
さの関係を調整することによって、図1に示す透明層5
が形成されたり、形成されなかったりする。チップ1の
先端半径は、数nmから数100nmである。この後、遮光膜
をスパッタや真空蒸着などの方法で堆積する事によっ
て、図1に示すワーク1000を形成する事ができる。ま
た、遮光膜3をチップ1にだけ堆積する場合、遮光膜3
の堆積工程において、チップ1上に遮光膜が堆積するよ
うな形状を有するメタルマスクを乗せてスパッタや真空
蒸着などを行う。また、ワーク1000のチップが形成され
た面の全面に遮光膜3を堆積した後、チップ1にだけ遮
光膜3が残るようなフォトリソグラフィ工程を用いて
も、チップ1上にだけ遮光膜3を形成する事ができるこ
とは言うまでもない。
【0023】図6および図7は、上記で説明したワーク
1000の作製方法におけるチップ1とストッパー2の高さ
の関係を説明する図である。なお、以下では、チップ用
マスク101の直径が、ストッパー用マスク102の幅
よりも小さい場合について説明する。図6は、図5(a)
で説明した工程において、チップ1とストッパー2だけ
を示した図であり、図7は、図6中B-B'で示す位置のチ
ップ1と、図6中C-C'で示す位置のストッパー2の断面
図である。図7(a)は、チップ1がちょうど形成された
状態を示した図である。ストッパー用マスク102の幅
は、チップ用マスク101の直径よりも大きいため、図
7(a)の状態では、ストッパー2の上面には、平らな部
分が残り、この平らな部分上にストッパー用マスク10
2が残っている。しかしながら、チップ用マスク101
は、チップ1との接触面積が非常に小さくなるため、は
ずれてしまう。図7(a)の状態では、チップ1の高さ
H11とストッパー2の高さH22は、同じである。図7
(b)は、図7(a)の状態からさらにエッチングを進
め、ストッパー2上面の平らな部分がちょうどなくなっ
た状態を示している。図7(a)の状態からさらにエッチ
ングを行うと、チップ用マスク101が無いチップ1の
高さH111は、徐々に低くなっていく。一方、ストッパ
ー用マスクが残っているストッパー2の高さH222は、H
22と同じままである。ストッパー2の上面の平らな部分
の幅は、徐々に狭くなり、断面形状は図7(b)に示すよ
うに、三角形になる。このときのチップ1とストッパー
2の高さの差ΔHは、チップ用マスク101の直径とスト
ッパー用マスク102の幅の差、および、チップ1とス
トッパー2の先端角によって異なるが、おおよそ1000nm
以下程度である。図7(c)は、図7(b)の状態から
さらにエッチングを進めた状態を示している。チップ1
の高さH1111は、高さH111よりも低くなる。同
様に、ストッパーH2222の高さも、高さH222よ
りも小さくなる。しかし、高さH1111と高さH22
22の減少量は、同じであるため、チップ1とストッパ
ー2の高さの差ΔHは、変化しない。なお、ストッパー
用マスク102の幅が、チップ用マスク101よりも小さい場
合は、チップ1とストッパー2の高さの関係が逆になる
だけである。また、チップ用マスク101とストッパー
用マスク102が等しい場合は、チップ1とストッパー
2の高さが等しくなることは言うまでもない。
【0024】本発明のワーク1000の作製方法によれ
ば、フォトリソグラフィ工程によってチップ1とストッ
パー2の高さの差ΔHを良好に制御することができる。
したがって、図1から図3で説明した開口作製方法にお
いて、板6の変位量を良好に制御することができる。以
上説明したように、本発明の実施の形態1によれば、チ
ップ1とストッパー2の高さを良好に制御することがで
き、かつ、ストッパー2を設けることによって板6の変
位量を小さくすることができるため、分解能の高いアク
チュエータを用いなくても、大きさが均一で微小な開口
8をチップ1先端に形成する事が容易である。我々の実
験では、手に持ったハンマーなどで、押し込み用具7を
叩くだけで直径100nm以下の開口8を形成する事がで
きた。また、チップ1とストッパー2の高さが良好に制
御されるため、開口8の作製歩留まりが向上した。ま
た、本発明の実施の形態1で説明したワーク1000は、フ
ォトリソグラフィ工程によって作製可能なため、ウエハ
などの大きな面積を有する試料に、複数個作製すること
が可能であり、力Fを一定にすることによって複数個作
製されたワーク1000それぞれに対して均一な開口径
の開口8を形成する事ができる。また、力Fの大きさを
変えることが非常に簡単なため、複数個作製されたワー
ク1000に対して個別に開口径の異なる開口8を形成する
事が可能である。また、単純に力Fを加えるだけで開口
8が形成されるため、開口作製にかかる時間は数秒から
数10秒と非常に短い。また、本発明の実施の形態1によ
れば、加工雰囲気を問わない。従って、大気中で加工す
る事が可能でありすぐに光学顕微鏡などで加工状態を観
察できる。また、走査型電子顕微鏡中で加工することに
よって、光学顕微鏡よりも高い分解能で加工状態を観察
することも可能である。また、液体中で加工することに
よって、液体がダンパーの役目をするため、より制御性
の向上した加工条件が得られる。また、ワーク1000
が複数個作製された試料に対して、一括で力Fを加える
ことによって、開口径のそろった開口8を一度に複数個
作製する事も可能である。一括で加工する場合、ウエハ
一枚あたりのワーク1000の数にもよるが、開口1個あた
りの加工時間は、数100ミリ秒以下と非常に短くなる。 (実施の形態2)図8に、本発明の実施の形態2に係わ
る開口の形成方法について説明した図を示す。ワーク1
001上には光伝搬体11が積層され、その表面に、先
鋭化されたチップ12とそのチップと高さがほぼ等しい
ストッパー13が形成される。チップ12及びストッパ
ー13上には、遮光膜14が成膜されており、チップ1
2からの光の漏れを防いでいる。1つのワーク1001
上には、複数組のストッパー13とチップ12が形成さ
れ、およそその組数は、10から1000の範囲に入
る。一組のストッパー13およびチップ12の形状およ
び配置は、実施の形態1で示した図4及び図5と同様で
あり、その高さ関係は、図6及び図7と同様である。近
視野光の検出及び発生を行う微小開口はこれら複数のチ
ップ12の頂点に形成されるが、その工程は、実施の形
態1で示した工程(図1〜図3で説明)と同様である。
ここで、図8を用いて再度説明するが、まず、チップ1
2およびストッパー13を覆う板15を押し込み用具1
6でチップ12方向に押し付け、板15をストッパー1
3に接触させる。次に、さらに板15を押し、ストッパ
ー13のエッジを支点に板15の一部を湾曲させ、チッ
プ12頂点の遮光膜14に接触させる。このとき、遮光
膜14が塑性変形することで、開口は形成される。この
一連の工程において、ワーク1001は平坦なステージ
17上に置かれる。ステージ17には、複数の穴18が
刻み込まれており、これらの穴18はステージ内で管1
9に接続され、管19の終端はステージ外に配置された
ポンプ20に接続される。よって、ポンプ20を起動
し、管内を真空引きすることで、ワーク1001はステ
ージ17に密着(チャッキング)するようになる。この
ように真空装置を用いたステージ17とのチャッキング
により、ステージ17からの複数組のチップ12及びス
トッパー13の高さは、ワーク1001の面内で、ほぼ
均一にすることが可能となる。
【0025】ここで、まず、真空チャッキングされてい
ないときの問題点を指摘する。図9から図12に真空チ
ャッキングされていないときのワーク1002の状態を
示す。図9では、ワークをステージ上に配置したときの
状態を示す。ワーク1002は、基板21と、基板21
とは異なる材料の光伝搬体23およびチップ24とスト
ッパー25とから構成されている。基板上に異なる材料
を成膜した場合、膜応力が生じ、基板自体が大きく反
る。例えば、基板に珪素を選択し、光伝搬体をCVDで成
膜した酸化珪素とした場合、酸化珪素の厚みや成膜の条
件にもよるが、図9に示すようにワーク1002全体に
大きな反り(この場合は、上に凸)が生ずる。このよう
な反りが生じたワーク1002をチャッキングしないま
まステージ21上に置くと、図9のように、ステージ2
1と接触している点と接触していない点とが存在するよ
うになる。
【0026】図10に、真空チャッキングされていない
ワークに平板を載せたときの概略図を示す。光伝搬体2
3からのチップ24・26およびストッパー25・27
の高さが一致していても、ワーク1002が図のように
大きく反っている場合、ステージ21からのそれぞれの
高さは、ワーク1002の中心付近に形成されたチップ
26およびストッパー27と、ワーク1002の端近辺
に形成されたチップ24およびストッパー25とでは異
なってくる。よって、板28に接触しているストッパー
27と、接触してないストッパー25とが存在する。
【0027】図11と図12に、真空チャッキングされ
ていないワーク102に対し、板28を介して押し込み
用具29で荷重を与えているときの図を示す。当初、板
28はワーク1002の中心近傍に形成されたストッパ
ー27に接触しており、荷重が加わることでワーク10
02の中心近傍のチップ26頂点の開口が形成される
(図11)。荷重を加えつづけることにより、ワーク1
002は次第に平らになっていき、板28は外周部のス
トッパー25に接触するようになる。外周部の開口はこ
の後形成される。ワーク1002が平らになっていくに
従い、当初中心近傍に大きくかかっていた荷重は分散さ
れ、周辺部へも荷重がかかるようになってはいくが、中
心近傍のチップ26にかかる荷重の最大値は外周部のチ
ップ24のそれに比べ大きい(図12)。この結果、中
心近傍に形成される開口のサイズは、外周部に形成され
る開口のサイズに比べ大きくなり、1つのワーク100
2内で形成される開口サイズにばらつきが生じる。その
分布は、中心付近の開口サイズが大きく、外周部に近づ
くにつれそれは小さくなっていく。開口サイズのばらつ
きは、デバイスの歩留まりを低下させ、コスト高とな
る。図13に、反りを有するワーク1003を真空チャ
ッキングしてステージ30上に配置した図を示す。ワー
ク1003の反りは解消され、ステージ30からのチッ
プ31およびストッパー32の高さは、ワーク1003
上の面内でほぼ均一となる。ワーク1003をステージ
30上に載せた後に真空引きを行い、ステージ30上の
任意の場所にワーク1003を配置する。ワーク100
3の取り付け、取り外しが容易なことも、真空チャッキ
ングの利点である。図14に、真空チャッキングしたワ
ーク1003上に板33を載せた状態の概略図を示す。
ステージ30からチップ31頂点までの距離、およびス
テージ30からストッパー32上面までの距離が、ワー
ク1003の面内で均一であることから、ワーク100
3の中心近傍あるいは外周部を問わず、ストッパー32
と板33とが接触した状態となる。図15に、真空チャ
ッキングしたワーク1003に対し、板を介して押し込
み用具で負荷荷重を加えている状態の概略図を示す。図
14のようにワーク1003上に形成されたストッパー
32のほぼ全数が板33に接触することから、押し込み
用具34によってストッパー32に加えられる負荷荷重
は、板33を介してワーク1003全面に対しほぼ均等
に加わり、同様にチップ31に対しても、場所によらず
均等に荷重がかかる。よって、均一な開口がワーク10
03全面にわたり形成される。これにより、ワーク全体
にわたり均一な開口径の微小開口を歩留まり良く作製す
ることが可能となる。また、反ったワークの形状と同様
な形状のステージ及び板を用意することで、真空チャッ
キングを用いずに均一な開口を形成することは可能であ
る。しかし、反りの程度の異なるワークに対しては利用
することができない。一方、真空チャッキングを用いた
場合、反りの程度の異なるワークに対しても、常に均一
な開口を形成することが可能となる。また、この真空チ
ャッキングは、ステージに穴を開け、管を通し、ポンプ
に接続するだけで実現する方法であり、設備投資の費用
や維持費は低コストである。また、ステージに固定する
方法として、接着剤やワックスで固定させる方法も考え
られるが、この方法はステージからの取り外しやワーク
についた媒体の剥離が困難となる。また、別の方法とし
て、ビス止めする方法も考えられるが、この方法ではワ
ーク自体にビス用の穴を開ける必要があり、作業工程が
増え、コスト高となる。真空チャッキングを用いた方法
は、容易に取り外しができ、且つワークを傷つけない、
洗浄の必要もないといった利点も有する。
【0028】なお、実施の形態2に係わるここまでの説
明では、ワークとステージとをのチャッキング方法とし
て、真空引きで吸着させる方法を説明してきたが、ワー
クとステージとに電極を取り付け、静電力を持たせてチ
ャッキングしても構わないし、また、ワークおよびステ
ージに磁性体を形成し、その磁力を用いてチャッキング
しても勿論構わない。
【0029】
【発明の効果】チップ1とストッパー2の高さ、およ
び、力Fを制御する事によって、分解能の高いアクチュ
エータを用いなくても、簡単に開口8を形成する事がで
きる。また、チップ1とストッパー2の高さが良好に制
御されるため、開口8の作製歩留まりが向上した。ま
た、本発明の実施の形態1で説明したワーク1000は、フ
ォトリソグラフィ工程によって作製可能なため、ウエハ
などの大きな面積を有する試料に、複数個作製すること
が可能であり、力Fを一定にすることによって複数個作
製されたワーク1000それぞれに対して均一な開口径
の開口8を形成する事ができる。また、力Fの大きさを
変えることが非常に簡単なため、複数個作製されたワー
ク1000に対して個別に開口径の異なる開口8を形成する
事が可能である。また、単純に力Fを加えるだけで開口
が形成されるため、開口作製にかかる時間は数10秒以下
と非常に短い。また、本発明の実施の形態1によれば、
加工雰囲気を問わない。従って、大気中で加工する事が
可能でありすぐに光学顕微鏡などで加工状態を観察でき
る。また、走査型電子顕微鏡中で加工することによっ
て、光学顕微鏡よりも高い分解能で加工状態を観察する
ことも可能である。また、液体中で加工することによっ
て、液体がダンパーの役目をするため、より制御性の向
上した加工条件が得られる。
【0030】また、ワーク1000が複数個作製された
試料に対して、一括で力Fを加えることによって、開口
径のそろった開口8を一度に複数個作製する事も可能で
ある。一括で加工する場合、ウエハ一枚あたりのワーク
1000の数にもよるが、開口1個あたりの加工時間は、数1
00ミリ秒以下と非常に短くなる。
【0031】また、真空チャッキングにてワークを固定
することで、反りを有するワークに対しても、均一な開
口がワーク全面にわたり一括で形成される。また、反り
の程度の異なるワークに対しても、均一開口の形成が可
能である。よって、微小開口形成の歩留まりが向上し、
開口形成工程の低コスト化が実現する。また、その設備
投資の費用や維持費は低コストである。さらに、真空吸
着なため、容易に取り外しができ、且つワークを傷つけ
ない、洗浄の必要もないといった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る開口の形成方法に
ついて説明した図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る開口の形成方法に
ついて説明した図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る開口の形成方法に
ついて説明した図である。
【図4】ワーク1000の製造方法について説明した図
である。
【図5】ワーク1000の製造方法について説明した図
である。
【図6】ワーク1000の作製方法におけるチップ1とスト
ッパー2の高さの関係を説明する図である。
【図7】ワーク1000の作製方法におけるチップ1とスト
ッパー2の高さの関係を説明する図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係わる開口の形成方法
について説明した図である。
【図9】真空チャッキングされていないときのワークの
状態を示す図である。
【図10】真空チャッキングされていないワークに平板
を載せたときの図である。
【図11】真空チャッキングされていないワークに対
し、板を介して押し込み用具で荷重を与えているときの
図である。
【図12】真空チャッキングされていないワークに対
し、板を介して押し込み用具で荷重を与えているときの
図である。
【図13】反りを有するワークを真空チャッキングして
ステージ上に配置した図である。
【図14】真空チャッキングしたワーク上に板を載せた
状態の概略図である。
【図15】真空チャッキングしたワークに対し、板を介
して押し込み用具で負荷荷重を加えている状態の概略図
である。
【符号の説明】
1 チップ 2 ストッパー 3 遮光膜 4 基板 5 透明層 6 板 7 押し込み用具 8 開口 11,23 光伝搬体 12,24,26,31 チップ 13,25,27,32 ストッパー 14 遮光膜 15,28,33 板 16,29,34 押し込み用具 17,21,30 ステージ 18 穴 19 管 20 ポンプ 22 基板 101 チップ用マスク 102 ストッパー用マスク 103 透明材料 104 基板材料 1000 ワーク 1001 ワーク 1002 ワーク 1003 ワーク F 力 H1 チップの高さ H2 ストッパーの高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠間 宣行 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 大海 学 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 光岡 靖幸 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 前田 英孝 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 市原 進 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 篠原 陽子 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 Fターム(参考) 5D119 AA11 AA22 AA38 BA01 JA34 NA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光膜で覆われた錐状のチップの先端近
    傍に存在し、近視野光を検出及び照射する光学的な開口
    を形成するにあたり、 表面に前記チップと前記チップの近傍に配置し略同じ高
    さを有するストッパーとを形成している基板に対し、前
    記チップおよび前記ストッパーの上方より平板を覆い、
    前記平板に対し前記基板方向への力を加えることで、前
    記チップの先端近傍の遮光膜を変形させ、前記光学的な
    開口を形成することを特徴とする光学的な開口の作製方
    法。
  2. 【請求項2】 前記力が加えられた前記平板の一部が前
    記ストッパーを支点として変形し、前記チップの先端近
    傍の前記遮光膜に接触することで、前記光学的な開口が
    形成されることを特徴とする請求項1に記載の光学的な
    開口の作製方法。
  3. 【請求項3】前記基板上に、複数の前記チップ及び複数
    の前記ストッパーが存在することを特徴とする請求項1
    或いは請求項2に記載の光学的な開口の作製方法。
  4. 【請求項4】 前記基板が、略平坦なステージに接着し
    ていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か一つに記載の光学的な開口の作製方法。
  5. 【請求項5】 前記ステージと前記基板との隙間の空気
    を真空引きし、前記基板を前記ステージに吸着させるこ
    とにより、前記接着を達成することを特徴とする請求項
    4に記載の光学的な開口の作製方法。
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