JP2002168763A - 光学的な開口の作製方法 - Google Patents

光学的な開口の作製方法

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JP2002168763A
JP2002168763A JP2000370186A JP2000370186A JP2002168763A JP 2002168763 A JP2002168763 A JP 2002168763A JP 2000370186 A JP2000370186 A JP 2000370186A JP 2000370186 A JP2000370186 A JP 2000370186A JP 2002168763 A JP2002168763 A JP 2002168763A
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stopper
opening
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Yoko Shinohara
陽子 篠原
Kenji Kato
健二 加藤
Takashi Arawa
隆 新輪
Nobuyuki Kasama
宣行 笠間
Yasuyuki Mitsuoka
靖幸 光岡
Susumu Ichihara
進 市原
Hidetaka Maeda
英孝 前田
Manabu Omi
学 大海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法で均一な開口径を有する光学的な
開口を形成する方法を提供すること。 【解決手段】 錐状突起と前記錐状突起の近傍に配置さ
れ、前記錐状突起と略同じ高さを有するストッパーと、
少なくとも前記錐状突起上に形成された遮光膜からなる
被開口形成体に対して、移動機構によって、少なくとも
前記錐状突起および前記ストッパーの少なくとも一部を
覆うような略平面を有する押し込み体を、前記錐状突起
に向かって加圧かつ移動させることによって、前記錐状
突起の略先端に光学的な開口を形成することを特徴とす
る光学的な開口の作製方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学的な開口の
作製方法に関するものである。特に近視野光を照射・検
出する近視野光デバイスに用いる開口の作製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】試料表面においてナノメートルオーダの
微小な領域を観察するために走査型トンネル顕微鏡(S
TM)や原子間力顕微鏡(AFM)に代表される走査型
プローブ顕微鏡(SPM)が用いられている。SPM
は、先端が先鋭化されたプローブを試料表面に走査さ
せ、プローブと試料表面との間に生じるトンネル電流や
原子間力などの相互作用を観察対象として、プローブ先
端形状に依存した分解能の像を得ることができるが、比
較的、観察する試料に対する制約が厳しい。
【0003】そこでいま、試料表面に生成される近視野
光とプローブとの間に生じる相互作用を観察対象とする
ことで、試料表面の微小な領域の観察を可能にした近視
野光学顕微鏡(SNOM)が注目されている。
【0004】近視野光学顕微鏡においては、先鋭化され
た光ファイバーの先端に設けられた開口から近視野光を
試料の表面に照射する。開口は、光ファイバーに導入さ
れる光の波長の回折限界以下の大きさを有しており、た
とえば、100nm程度の直径である。プローブ先端に
形成された開口と試料間の距離は、SPMの技術によっ
て制御され、その値は開口の大きさ以下である。このと
き、試料上での近視野光のスポット径は、開口の大きさ
とほぼ同じである。したがって、試料表面に照射する近
視野光を走査することで、微小領域における試料の光学
物性の観測を可能としている。
【0005】顕微鏡としての利用だけでなく、光ファイ
バープローブを通して試料に向けて比較的強度の大きな
光を導入させることにより、光ファイバープローブの開
口にエネルギー密度の高い近視野光を生成し、その近視
野光によって試料表面の構造または物性を局所的に変更
させる高密度な光メモリ記録としての応用も可能であ
る。強度の大きな近視野光を得るために、プローブ先端
の先端角を大きくすることが試みられている。
【0006】これら近視野光を利用したデバイスにおい
て、開口の形成が最も重要である。開口の作製方法の一
つとして、特許公報平5−21201に開示されている
方法が知られている。特許公報平5−21201の開口
作製方法は、開口を形成するための試料として、先鋭化
した光波ガイドに遮光膜を堆積したものを用いている。
開口の作製方法は、遮光膜付きの先鋭化した光波ガイド
を圧電アクチュエータによって良好に制御された非常に
小さな押しつけ量で硬い平板に押しつけることによっ
て、先端の遮光膜を塑性変形させている。
【0007】また、開口の形成方法として、特開平11
−265520に開示されている方法がある。特開平1
1−265520の開口の作製方法において、開口を形
成する対象は、平板上に集束イオンビーム(FIB)に
よって形成された突起先端である。開口の形成方法は、
突起先端の遮光膜に、側面からFIBを照射し、突起先
端の遮光膜を除去することによって行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許公
報平5−21201の方法によれば、光波ガイド一本ず
つしか開口を形成する事ができない。また、特許公報平
5−21201の方法によれば、移動分解能が数nmの
圧電アクチュエータによって押し込み量を制御する必要
があるため、開口形成装置をその他の装置や空気などの
振動による影響が少ない環境におかなくてはならない。
また、光伝搬体ロッドが平板に対して垂直に当たるよう
に調整する時間がかかってしまう。また、移動量の小さ
な圧電アクチュエータの他に、移動量の大きな機械的並
進台が必要となる。さらに、移動分解能が小さな圧電ア
クチュエータを用いて、押し込み量を制御する際に、制
御装置が必要であり、かつ、制御して開口を形成するた
めには数分の時間がかかる。したがって、開口作製のた
めに、高電圧電源やフィードバック回路などの大がかり
な装置が必要となる。また、開口形成にかかるコストが
高くなる問題があった。
【0009】また、特開平11−265520の方法に
よれば、加工対象は平板上の突起であるが、FIBを用
いて開口を形成しているため、一つの開口の形成にかか
る時間が10分程度と長い。また、FIBを用いるため
に、試料を真空中におかなければならない。従って、開
口作製にかかる作製コストが高くなる問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題に
鑑みてなされたものであり、本発明の光学的な開口の作
製方法は、十分な厚さを有する遮光膜で覆われた微小突
起先端に光学的な開口を作製する方法において、錐状突
起と、前記錐状突起の近傍に配置され、前記錐状突起と
略同じ高さを有するストッパーと、前記錐状突起上に形
成された遮光膜と、前記錐状突起及び前記ストッパーの
少なくとも一部を覆う押し込み体と、前記錐状突起の方
向に前記押し込み体を動かす移動機構とを備えたもので
ある。
【0011】したがって、本発明の光学的な開口の作製
方法によれば、錐状突起と略同じ高さを有するストッパ
ーによって、押し込み体の変位が制御されるため、押し
込み体で加圧するだけで簡単に光学的な開口を作製する
事ができる。また、真空中、液中、大気中など様々な環
境下で開口を作製することができる。また、光学的な開
口を作製する際に特別な制御装置を必要としないため、
光学的な開口を作製するための装置を単純化する事がで
きる。また、所定の力を与える時間を非常に短くするこ
とが容易であり、開口作製にかかる時間を短くすること
ができるため、開口作製にかかるコストを低くすること
ができる。
【0012】また、本発明の光学的な開口の作製方法
は、前記押し込み体が、複数の前記錐状突起と前記スト
ッパーの少なくとも一部を覆うものである。
【0013】また、本発明の光学的な開口の作製方法
は、前記移動機構が複数の前記押し込み体を動かすもの
である。
【0014】したがって、本発明の光学的な開口の作製
方法によれば、一度の動作で複数の開口を作製するた
め、大量かつ高速に開口を作製でき、開口作製にかかる
コストを低くすることができる。
【0015】また、本発明の光学的な開口の作製方法
は、前記押し込み体表面を洗浄するクリーニング機構を
有するものである。
【0016】また、本発明の光学的な開口の作製方法
は、前記クリーニング機構が、前記押し込み体より変形
しやすい材料を前記押し込み体に押しつけて支持する装
置であるものである。
【0017】また、本発明の光学的な開口の作製方法
は、前記クリーニング機構が気体もしくは流体を吐出も
しくは吸引する装置であるものである。
【0018】また、本発明の光学的な開口の作製方法
は、前記クリーニング機構が前記押し込み体表面に保護
体を形成し、光学的な開口を作成後、前記保護膜を前記
押し込み体表面から除去する装置であるものである。
【0019】一つの押し込み体で開口を繰り返し作製す
る場合、押し込み体表面に付着した遮光膜が開口の作製
を阻害するという問題がある。したがって、本発明の光
学的な開口の作製方法によれば、クリーニング機構が押
し込み体表面を洗浄するため、連続かつ安定して開口を
作製することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
【0021】(実施の形態1)図1から図3は、本発明
の実施の形態1に係る開口の形成方法について説明した
図である。図1に示す、ワーク1000は、基板4上に
形成された透明層5、透明層5の上に形成された錐状の
チップ1および尾根状のストッパー2、チップ1、スト
ッパー2および透明層5の上に形成された遮光膜3から
なる。なお、ワーク1000において、透明層5は、必
ずしも必要ではなく、その場合、遮光膜3は、チップ
1、ストッパー2および基板4上に形成される。また、
遮光膜3は、チップ1にだけ堆積されていてもよい。
【0022】チップ1の高さH1は、数mm以下であ
り、ストッパー2の高さH2は、数mm以下である。高
さH1と高さH2の差は、1000nm以下である。チ
ップ1とストッパー2の間隔は、数mm以下である。ま
た、遮光膜3の厚さは、遮光膜3の材質によって異なる
が、数10nmから数100nmである。
【0023】チップ1、ストッパー2および透明層5
は、二酸化ケイ素やダイヤモンドなどの可視光領域にお
いて透過率の高い誘電体や、ジンクセレンやシリコンな
どの赤外光領域において透過率の高い誘電体や、フッ化
マグネシウムやフッ化カルシウムなどの紫外光領域にお
いて透過率の高い材料を用いる。また、チップ1の材料
は、開口を通過する光の波長帯において少しでもチップ
1を透過する材料であれば用いることができる。また、
チップ1、ストッパー2および透明層5は、同一の材料
で構成されても良いし、別々の材料で構成されても良
い。遮光膜3は、たとえば、アルミニウム、クロム、
金、白金、銀、銅、チタン、タングステン、ニッケル、
コバルトなどの金属や、それらの合金を用いる。
【0024】図2は、開口を形成する方法において、チ
ップ1上の遮光膜3を塑性変形させている状態を示した
図である。図1で示したワーク1000の上に、チップ
1および少なくともストッパー2の一部を覆い、かつ、
少なくともチップ1およびストッパー2側が平面である
押し込み用具7を載せる。このとき、押し込み用具7は
チップ1の中心軸方向に力Fを加えるため、押し込み用
具7がチップ1に向かって移動する。チップ1と押し込
み用具7との接触面積に比べて、ストッパー2と押し込
み用具7との接触面積は、数百〜数万倍も大きい。した
がって、与えられた力Fは、ストッパー2によって分散
され、結果として押し込み用具7の移動量は小さくな
る。押し込み用具7の移動量が小さいため、遮光膜3が
受ける塑性変形量は非常に小さい。また、チップ1およ
びストッパー2は、非常に小さな弾性変形を受けるのみ
である。押し込み用具7が、遮光膜よりも硬く、チップ
1およびストッパー2よりも柔らかい材料である場合、
チップ1およびストッパー2が受ける力は押し込み用具
7に吸収されるため、押し込み用具7の移動量がより小
さくなり、遮光膜3の塑性変形量を小さくすることが容
易となる。
【0025】図3は、力Fを加えた後に、押し込み用具
7を取り除いた状態を示した図である。遮光膜3の塑性
変形量が非常に小さく、チップ1およびストッパー2が
弾性変形領域でのみ変形するため、チップ1の先端に開
口8が形成される。開口8の大きさは、数nmからチッ
プ1を通過する光の波長の回折限界程度の大きさであ
る。開口8に光を導入するために、基板4をチップ1の
形成面と反対側からエッチングすることによって透明体
5またはチップ1の少なくとも一部を露出させて、開口
8への光の導入口を形成する。また、基板4を透明材料
103で構成することによって、光の導入口を形成する
工程を省くことができる。
【0026】以上説明したように、本発明の開口作製方
法によれば、ストッパー2および押し込み用具7の加圧
力制御で押し込み用具7の移動量を良好に制御すること
ができ、かつ、押し込み用具7の移動量を非常に小さく
できるため、大きさが均一で小さな開口8をチップ1先
端に容易に作製することができる。また、基板側から光
を照射して、開口8から近視野光を発生させることがで
きる。
【0027】次に、ワーク1000の製造方法を図4か
ら図6を用いて説明する。図4は、基板材料104上に
透明材料103を形成したのち、チップ用マスク101
およびストッパー用マスク102を形成した状態を示し
ている。図4(a)は上面図を示しており、図4(b)
は、図4(a)のA−A’で示す位置における断面図を
示している。透明材料103は、気相化学堆積法(CV
D)やスピンコートによって基板材料104上に形成す
る。また、透明材料103は、固相接合や接着などの方
法によっても基板材料104上に形成することができ
る。次に、透明材料103上にフォトリソグラフィ工程
によって、チップ用マスク101及びストッパー用マス
ク102を形成する。チップ用マスク101とストッパ
ー用マスク102は、同時に形成しても良いし、別々に
形成しても良い。
【0028】チップ用マスク101およびストッパー用
マスク102は、透明材料103の材質と次工程で用い
るエッチャントによるが、フォトレジストや窒化膜など
を用いる。透明材料103は、二酸化ケイ素やダイヤモ
ンドなどの可視光領域において透過率の高い誘電体や、
ジンクセレンやシリコンなどの赤外光領域において透過
率の高い誘電体や、フッ化マグネシウムやフッ化カルシ
ウムなどの紫外光領域において透過率の高い材料を用い
る。
【0029】チップ用マスク101の直径は、たとえば
数mm以下である。ストッパー用マスク102の幅W1
は、たとえば、チップ用マスク101の直径と同じかそ
れよりも数10nm〜数μmだけ小さい。また、ストッ
パー用マスク102の幅W1は、チップ用マスク101
の直径よりも数10nm〜数μmだけ大きくてもよい。
また、ストッパー用マスク102の長さは、数10μm
以上である。
【0030】図5は、チップ1およびストッパー2を形
成した状態を示している。図5(a)は上面図であり、
図5(b)は、図5(a)のA−A’で示す位置の断面
図である。チップ用マスク101およびストッパー用マ
スク102を形成した後、ウエットエッチングによる等
方性エッチングによってチップ1およびストッパー2を
形成する。透明材料103の厚さとチップ1およびスト
ッパー2の高さの関係を調整することによって、図1に
示す透明層5が形成されたり、形成されなかったりす
る。チップ1の先端半径は、数nmから数100nmで
ある。この後、遮光膜をスパッタや真空蒸着などの方法
で堆積する事によって、図1に示すワーク1000を形
成する事ができる。また、遮光膜3をチップ1にだけ堆
積する場合、遮光膜3の堆積工程において、チップ1上
に遮光膜が堆積するような形状を有するメタルマスクを
乗せてスパッタや真空蒸着などを行う。また、ワーク1
000のチップが形成された面の全面に遮光膜3を堆積
した後、チップ1にだけ遮光膜3が残るようなフォトリ
ソグラフィ工程を用いても、チップ1上にだけ遮光膜3
を形成する事ができる。
【0031】図7および図8は、上記で説明したワーク
1000の作製方法におけるチップ1とストッパー2の
高さの関係を説明する図である。なお、以下では、チッ
プ用マスク101の直径が、ストッパー用マスク102
の幅よりも小さい場合について説明する。図7は、図5
(a)で説明した工程において、チップ1とストッパー
2だけを示した図であり、図8は、図7中B−B’で示
す位置のチップ1と、図7中C−C’で示す位置のスト
ッパー2の断面図である。
【0032】図8(a)は、チップ1がちょうど形成さ
れた状態を示した図である。ストッパー用マスク102
の幅は、チップ用マスク101の直径よりも大きいた
め、図8(a)の状態では、ストッパー2の上面には、
平らな部分が残り、この平らな部分上にストッパー用マ
スク102が残っている。しかしながら、チップ用マス
ク101は、チップ1との接触面積が非常に小さくなる
ため、はずれてしまう。図8(a)の状態では、チップ
1の高さH11とストッパー2の高さH22は、同じで
ある。
【0033】図8(b)は、図8(a)の状態からさら
にエッチングを進め、ストッパー2上面の平らな部分が
ちょうどなくなった状態を示している。図8(a)の状
態からさらにエッチングを行うと、チップ用マスク10
1が無いチップ1の高さH111は、徐々に低くなって
いく。一方、ストッパー用マスクが残っているストッパ
ー2の高さH222は、H22と同じままである。スト
ッパー2の上面の平らな部分の幅は、徐々に狭くなり、
断面形状は図8(b)に示すように、三角形になる。こ
のときのチップ1とストッパー2の高さの差ΔHは、チ
ップ用マスク101の直径とストッパー用マスク102
の幅の差、および、チップ1とストッパー2の先端角に
よって異なるが、おおよそ1000nm以下程度であ
る。
【0034】図8(c)は、図8(b)の状態からさら
にエッチングを進めた状態を示している。チップ1の高
さH1111は、高さH111よりも低くなる。同様
に、ストッパーH2222の高さも、高さH222より
も小さくなる。しかし、高さH1111と高さH222
2の減少量は、同じであるため、チップ1とストッパー
2の高さの差ΔHは、変化しない。なお、ストッパー用
マスク102の幅が、チップ用マスク101よりも小さ
い場合は、チップ1とストッパー2の高さの関係が逆に
なるだけである。また、チップ用マスク101とストッ
パー用マスク102が等しい場合は、チップ1とストッ
パー2の高さが等しくなる。
【0035】本発明のワーク1000の作製方法によれ
ば、フォトリソグラフィ工程によってチップ1とストッ
パー2の高さの差ΔHを良好に制御することができる。
したがって、図1から図3で説明した開口作製方法にお
いて、押し込み用具7の変位量を良好に制御することが
できる。
【0036】以上説明したように、本発明の実施の形態
1によれば、チップ1とストッパー2の高さを良好に制
御することができ、かつ、ストッパー2を設けることに
よって押し込み用具7の変位量を小さくすることができ
るため、分解能の高いアクチュエータを用いなくても、
大きさが均一で微小な開口8をチップ1先端に形成する
事が容易である。また、チップ1とストッパー2の高さ
が良好に制御されるため、開口8の作製歩留まりが向上
した。また、本発明の実施の形態1で説明したワーク1
000は、フォトリソグラフィ工程によって作製可能な
ため、ウエハなどの大きな面積を有する試料に、複数個
作製することが可能であり、押し込み用具7を所定の重
量にすることによって複数個作製されたワーク1000
それぞれに対して均一な開口径の開口8を形成する事が
できる。また、単純に押し込み用具7をチップ1および
ストッパー2に向かって加圧するだけで開口8が形成さ
れるため、開口作製にかかる時間は数秒から数10秒と
非常に短い。また、本発明の実施の形態1によれば、加
工雰囲気を問わない。従って、大気中で加工する事が可
能でありすぐに光学顕微鏡などで加工状態を観察でき
る。また、走査型電子顕微鏡中で加工することによっ
て、光学顕微鏡よりも高い分解能で加工状態を観察する
ことも可能である。また、液体中で加工することによっ
て、液体がダンパーの役目をするため、より制御性の向
上した加工条件が得られる。
【0037】また、ワーク1000が複数個作製された
試料に対して、一括で押し込み用具7の重量による力F
を加えることによって、開口径のそろった開口8を一度
に複数個作製する事も可能である。一括で加工する場
合、ウエハ一枚あたりのワーク1000の数にもよる
が、開口1個あたりの加工時間は、数百ミリ秒以下と非
常に短くなる。
【0038】(実施の形態2)図6および図9に本発明
の実施の形態2に係る光学的開口を持つ錐状突起の作製
方法を示す。図6に示すワーク2001は、基板4上に
形成された透明層5、透明層5の上に形成されたチップ
1およびストッパー2、チップ1およびストッパー2の
上に形成された遮光膜3からなる。チップ1およびスト
ッパー2の上部には、押し込み用具7が上下方向しか移
動できないよう支持され、押し込み用具7に設けられた
溝にかみ合うように回転体81が配置されている。な
お、チップ1およびストッパー2の形状および配置など
は実施の形態1と同一であるので説明を省略する。ま
た、押し込み用具7はチップ1側の面が平面構造のステ
ンレス製であるが、チップ1側の面は球面や微細な凹凸
な面でも、遮光膜3より変形しにくい材料であれば構成
可能である。押し込み用具7は数十グラムであるが、遮
光膜3の剛性、開口の設計寸法により、所定の重さに設
定する。
【0039】回転体81の回転動作により、押し込み用
具7は徐々に上へ移動し、回転体81が一定の角度にな
ると、押し込み用具7の溝と回転体81とのかみ合いが
はずれ、押し込み用具7は落下する。この落下の衝撃で
遮光膜3が塑性変形して、チップ1の先端に開口が作製
される。そして、回転体81が回転を続けると、再び押
し込み用具7の溝とかみ合い、押し込み用具7を持ち上
げ、落下させることを繰り返す。このように単純な回転
動作から、押し込み用具7は落下動作を繰り返す。この
落下動作に同期して、基板4を図中左右に移動させる機
構を用いると、簡単な構成で連続して開口を作製するこ
とが可能である。また、押し込み用具7の重量や落下高
さ等によって、押し込み量が決定されるため、開口サイ
ズの設定が容易に行え、かつ一定サイズの開口を安定し
て作製することができる。また、落下の衝撃は瞬間的に
かかるため、チップ1がストッパー2より低い場合、押
し込み用具7の重量を重くしなくとも開口の作製が可能
である。
【0040】また図6(b)のように基板4が平面では
なく、ゆがんだ形状であっても、押し込み用具7がチッ
プ1とストッパー2の一部を覆うサイズであるので、自
動的に基板4に対して垂直に加圧でき、簡単にチップ1
に一定サイズの開口を作製することできる。さらに、押
し込み用具7の押しこみ領域が小さいため、小さい質量
でも遮光膜3を塑性変形させやすく、確実に開口を作製
することができる。
【0041】また図9のワーク2002は、押し込み用
具7の穴にクランク82を通し、クランク82をモータ
ー83が回転させる構成である。この場合、押し込み用
具7はクランク82の回転により、基板4に対して上下
動を繰り返す。押し込み用具7が最も下になる場合、押
し込み用具7は基板4に対して加圧するため、遮光膜3
を塑性変形させ、開口を作製する。なお、この場合、押
し込み用具7が2つのチップ1上の遮光膜3を同時に塑
性変形させるため、大量の開口を作製することが可能と
なる。さらに、押し込み用具7の上下動に同期して、基
板4を図中左右に移動させる機構を用いると、高速に大
量の開口を作製することができる。なお、押し込み用具
7を上下動させる機構は、従来用いられているカムやラ
ック・ピニオン、油圧、空気圧、ネジ等を用いた機構に
置き換えても機能可能である。このため、上記のよう
に、簡単な構成で確実かつ高い寸法精度での開口作製が
できるのに加えて、高速かつ大量に開口を作製すること
ができる。
【0042】(実施の形態3)図10に本発明の実施の
形態3に係る光学的な開口を持つ錐状突起の作製方法を
示す。ワーク3001は、基板4上に形成された透明層
5、透明層5の上に形成されたチップ1およびストッパ
ー2、チップ1およびストッパー2の上に形成された遮
光膜3からなる。遮光膜3の上部には、回転型の押し込
み用具7が配置されている。押し込み用具7は基板4に
対して加圧しつつ、回転移動するよう配置されている。
なお、チップ1およびストッパー2の形状および配置な
どは実施の形態1と同一であるので説明を省略する。ま
た、押し込み用具7は直径数mmの鋳鉄製の歯車に似た
形状であるが、円柱、円筒もしくは球形状でも、遮光膜
3より変形しにくい材料で構成可能である。
【0043】押し込み用具7は基板4に対して加圧する
ため、押し込み用具7の表面がチップ1およびストッパ
ー2上の遮光膜3を塑性変形させ、チップ1の先端に開
口を作製する。さらに、押し込み用具7は基板4上を回
転移動するため、連続して開口を作製できる。
【0044】しかし、遮光膜3を塑性変形して開口を作
製する際に、遮光膜3やストッパー2、チップ1の一部
が付着物31となって押し込み用具7の表面に付着する
ことがある。このまま押し込み用具7が回転移動を続け
ると、押し込み用具7の表面で再度開口を作製する際
に、押し込み用具7の表面の付着物31がチップ1に付
着し、開口作製に失敗することがある。そこで、吐出ノ
ズル91から圧縮した気体もしくは流体を噴出させて付
着物31を吹き飛ばす、吸気ノズル92から空気ととも
に付着物31を吸入して、付着物31を押し込み用具7
の表面から除去する。これにより、開口作製時には、押
し込み用具7表面が常に清浄な面となり、一つの押し込
み用具7で連続かつ高速に開口を作製する事が可能とな
る。
【0045】なお、押し込み用具表面を洗浄する方法は
上記に限らない。付着物が誘電体の場合、帯電させた電
極を押し込み用具に近づけ、静電気により付着物を電極
に引き寄せることで、押し込み用具表面から付着物を除
去できる。
【0046】また、図11に示すように、押し込み用具
7より変形しやすい材料のワイパー93を押しあて、押
し込み用具7の回転により自動的にワイパー93が付着
物31をふき取る方法が上げられる。このようにする
と、開口を作製する際の押し込み用具7の表面が変形す
ることなく付着物を除去できることから、連続かつ安定
して開口を作製する事が可能となる。
【0047】また、図12に示すワーク3002のよう
に、押し込み用具7の表面に樹脂製の保護膜94を形成
し、開口作製後、付着物31とともに保護膜94を除去
する方法があげられる。このようにすると、開口を作製
するために押し当てられる保護膜94は常に付着物のな
い状態であることから、連続かつ安定して開口を作製す
ることができる。
【0048】また、図13に示すワーク3003のよう
に、押し込み用具7にフィルム95を巻き付け、押し込
み用具7の表面の動きとずれないようにフィルム95を
搬送ローター84で搬送する。このため、開口を作製す
るために押し当てる面には、常に新しいフィルム95が
送られるため、連続かつ安定して開口を作製することが
できる。さらに、押し込み用具7、フィルム95、遮光
膜3、チップ1およびストッパー2の材料を、変形しや
すい方から変形しにくい順に、遮光膜3、フィルム9
5、押し込み用具7、チップ1およびストッパー2と設
定する。これにより、チップ1およびストッパー2が最
も変形しにくいため、一定寸法の開口を安定して作製し
やすく、かつ押し込み用具7の表面が変形しにくいた
め、連続して開口を作製しやすくできる。
【0049】
【発明の効果】チップ1とストッパー2の高さ、およ
び、押し込み用具7の加圧力を設定する事によって、分
解能の高いアクチュエータを用いなくても、簡単に開口
8を形成する事ができる。また、チップ1とストッパー
2の高さが良好に制御されるため、開口8の作製歩留ま
りが向上した。また、本発明の実施の形態1で説明した
ワーク1000は、フォトリソグラフィ工程によって作
製可能なため、ウエハなどの大きな面積を有する試料
に、複数個作製することが可能であり、押し込み用具7
の重量により押し込む力Fを容易に一定にできるので、
複数個作製されたワーク1000それぞれに対して均一
な開口径の開口8を形成する事ができる。また、力Fの
大きさを変えることが非常に簡単なため、複数個作製さ
れたワーク1000に対して個別に開口径の異なる開口
8を形成する事が可能である。また、押し込み用具7を
置くだけで開口が形成されるため、開口作製にかかる時
間は数10秒以下と非常に短い。また、本発明の実施の
形態1によれば、加工雰囲気を問わない。従って、大気
中で加工する事が可能でありすぐに光学顕微鏡などで加
工状態を観察できる。また、走査型電子顕微鏡中で加工
することによって、光学顕微鏡よりも高い分解能で加工
状態を観察することも可能である。また、液体中で加工
することによって、液体がダンパーの役目をするため、
より制御性の向上した加工条件が得られる。
【0050】また、ワーク1000が複数個作製された
試料に対して、押し込み用具7で加圧することによっ
て、開口径のそろった開口8を一度に複数個作製する事
も可能である。一括で加工する場合、ウエハ一枚あたり
のワーク1000の数にもよるが、開口1個あたりの加
工時間は、数百ミリ秒以下と非常に短くなる。
【0051】また、本発明の実施の形態2によれば、押
し込み用具7の重量や落下高さ、押し込み力によって遮
光膜3の変形量が決定されるため、開口サイズの設定が
容易に行え、かつ一定サイズの開口を安定して作製する
ことができる。さらに、押し込み用具7が繰り返して上
下動するため、簡単な構成で確実かつ高い寸法精度での
開口作製ができるのに加えて、高速かつ大量に開口を作
製することができ、作製コストを低くできる。また、押
し込み用具7を落下させる場合、落下の衝撃は瞬間的に
加わるため、チップ1がストッパー2より低い場合、押
し込み用具7の重量を重くしなくとも開口の作製が可能
である。また、押し込み用具7がチップ1とストッパー
2の一部を覆うサイズの場合、基板4がゆがんだ形状で
あっても、自動的に基板4に対して垂直に加圧でき、簡
単にチップ1に一定サイズの開口を作製することでき
る。さらに、押し込み用具7の押しこみ領域が小さいた
め、小さい質量でも遮光膜3を塑性変形させやすく、確
実に開口を作製することができる。
【0052】また、本発明の実施の形態3によれば、ク
リーナーが押し込み用具7表面の付着物を除去するの
で、一つの押し込み用具7で連続かつ安定して開口を作
製することができ、作製コストを低くできる。さらに、
押し込み用具7の表面を保護する膜をつけて、膜ごと付
着物を除去する場合、その材料を変形しやすい方から変
形しにくい順に、遮光膜3、保護膜、押し込み用具7、
チップ1およびストッパー2と設定すると、チップ1お
よびストッパー2が最も変形しにくいため、一定寸法の
開口を安定して作製しやすく、かつ押し込み用具7の表
面が変形しにくいため、連続して開口を作製しやすくで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る開口の作製方法に
ついて説明した図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る開口の作製方法に
ついて説明した図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る開口の作製方法に
ついて説明した図である。
【図4】ワーク1000の製造方法について説明した図
である。
【図5】ワーク1000の製造方法について説明した図
である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る開口の作製方法に
ついて説明した図である。
【図7】ワーク1000の作製方法におけるチップ1と
ストッパー2の高さの関係を説明する図である。
【図8】ワーク1000の作製方法におけるチップ1と
ストッパー2の高さの関係を説明する図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る開口の作製方法に
ついて説明した図である。
【図10】本発明の実施の形態3に係る開口の作製方法
について説明した図である。
【図11】本発明の実施の形態3における付着物31の
除去方法を説明した図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係る開口の作製方法
について説明した図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る開口の作製方法
について説明した図である。
【符号の説明】
1 チップ 2 ストッパー 3 遮光膜 4 基板 5 透明層 7 押し込み用具 8 開口 31 付着物 81 回転体 82 クランク 83 モーター 84 搬送ローター 91 吐出ノズル 92 吸気ノズル 93 ワイパー 94 保護膜 95 フィルム 101 チップ用マスク 102 ストッパー用マスク 103 透明材料 104 基板材料 1000 ワーク 2001 ワーク 2002 ワーク 3001 ワーク 3002 ワーク 3003 ワーク F 力 H1 チップの高さ H2 ストッパーの高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新輪 隆 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 笠間 宣行 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 光岡 靖幸 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 市原 進 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 前田 英孝 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 大海 学 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十分な厚さを有する遮光膜で覆われた微
    小突起の略先端に光学的な開口を作製する方法におい
    て、 錐状突起と、 前記錐状突起の近傍に配置され、前記錐状突起と略同じ
    高さを有するストッパーと、 前記錐状突起上に形成された遮光膜と、 前記錐状突起及び前記ストッパーの少なくとも一部を覆
    う押し込み体と、 前記錐状突起の方向に前記押し込み体を動かす移動機構
    とを備えたことを特徴とする光学的な開口の作製方法。
  2. 【請求項2】 前記押し込み体が、複数の前記錐状突起
    と前記ストッパーの少なくとも一部を覆うことを特徴と
    する請求項1に記載の光学的な開口の作製方法。
  3. 【請求項3】 前記移動機構が複数の前記押し込み体を
    動かすことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の光
    学的な開口の作製方法。
  4. 【請求項4】 前記押し込み体表面を洗浄するクリーニ
    ング機構を有することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の光学的な開口の作製方法。
  5. 【請求項5】 前記クリーニング機構が、前記押し込み
    体より変形しやすい材料を前記押し込み体に押しつけて
    支持する装置であることを特徴とする請求項4に記載の
    光学的な開口の作製方法。
  6. 【請求項6】 前記クリーニング機構が気体もしくは流
    体を吐出もしくは吸引する装置であることを特徴とする
    請求項4に記載の光学的な開口の作製方法。
  7. 【請求項7】 前記クリーニング機構が前記押し込み体
    表面に保護体を形成し、光学的な開口を作成後、前記保
    護膜を前記押し込み体表面から除去する装置であること
    を特徴とする請求項4に記載の光学的な開口の作製方
    法。
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US09/997,819 US6684676B2 (en) 2000-12-01 2001-11-30 Apparatus for forming optical aperture
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