JP2002173937A - 中空杭チャック装置のチャックカラー - Google Patents

中空杭チャック装置のチャックカラー

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JP2002173937A JP2000370210A JP2000370210A JP2002173937A JP 2002173937 A JP2002173937 A JP 2002173937A JP 2000370210 A JP2000370210 A JP 2000370210A JP 2000370210 A JP2000370210 A JP 2000370210A JP 2002173937 A JP2002173937 A JP 2002173937A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャックカラーのチャック部材への装着を容
易にする。 【解決手段】 複数のカラー部材19の上面及び下面に
それぞれピン19aを突設し、ピン19aを連結部材2
0に形成した長孔20aに挿入して径方向に移動可能に
支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管杭、コンクリ
ート杭、ケーシングチューブ等の中空杭を地中に回転圧
入する全回転チュービング装置や杭打機のケーシング回
転駆動装置に用いられる中空杭チャック装置のチャック
カラーに関する。
【0002】
【従来の技術】全回転チュービング装置や杭打機のケー
シング回転駆動装置は、チャック装置で把持した鋼管杭
等の中空杭を回転して地中に圧入する。この場合に、チ
ャック装置の各チャック部材に中空杭外径に合わせたチ
ャックカラーを取り付けることが多い。先端部に羽根を
備えた中空杭を把持する場合には、羽根の径が中空杭胴
体部の径よりかなり大きいので、チャック装置に中空杭
を挿入してから各チャック部材にそれぞれチャックカラ
ーを取り付けるか、例えば、全回転チュービング装置で
は、各チャック部材にチャックカラーを取り付けたチュ
ービング装置をクレーンで吊り上げ、中空杭の上部から
被せていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各チャック
部材にチャックカラーを取り付けることは非常に面倒で
時間も掛かるものであった。また、チュービング装置は
重量があり、これを高い位置まで吊り上げるには能力の
大きなクレーンが必要となる。
【0004】そこで本発明は、チャック部材への取り付
けが容易な中空杭チャック装置のチャックカラーを提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、中空杭を把持するチャック部材と中空
杭との間に配置される中空杭チャック装置のチャックカ
ラーにおいて、該チャックカラーは、複数のカラー部材
と、各カラー部材を径方向に移動可能に支持する連結部
材とで構成されていることを特徴とし、前記各カラー部
材は、その上面及び下面にそれぞれピンを突設し、該ピ
ンを前記連結部材に形成した長孔に挿入して連結部材に
支持されていることが好ましく、また、前記カラー部材
は、スプリングにより拡開方向に付勢されていることが
好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を全回転チュービン
グ装置に適用した各実施形態例を図面に基づいて説明す
る。図1乃至図6は本発明の第1実施形態例を示すもの
で、中空杭チャック装置1を有する全回転チュービング
装置2は、ベースフレーム3に複数本のスラストシリン
ダ4にて昇降フレーム5を支持している。
【0007】昇降フレーム5は、中空杭6の挿通孔7を
内周に有する円筒状の回転体8を回転可能に支承し、回
転体8の外周に形成したギア9に、昇降フレーム5に設
けた油圧モータ10の出力軸のギア11をアイドラギア
12を介して噛合させ、油圧モータ10の駆動により回
転体8を回転させる。該7回転体8の内周面13には、
下方へ向かって収束するテーパ面が複数個形成されてい
る。
【0008】前記中空杭チャック装置1は、昇降フレー
ム5に設けた複数本のチャックシリンダ14に支持され
るチャック支持フレーム15と、該チャック支持フレー
ム15に回転可能に支承されて前記回転体8の上方に配
置される回転チャックフレーム16と、該回転チャック
フレーム16に吊持される複数本の楔状のチャック部材
17とで構成されている。本実施形態例では8個のチャ
ック部材17が設けられている。
【0009】前記中空杭6は、先端部に螺旋状の羽根6
aを有している。この中空杭6の胴体部とチャック部材
17との間にはチャックカラー18が設けられている。
このチャックカラー18は、前記チャック部材17にそ
れぞれ対応する8個のカラー部材19と、各カラー部材
19を径方向に移動可能に支持する上下2枚のリング状
の連結部材20,20とで構成されている。
【0010】各カラー部材19は、その上面及び下面に
それぞれピン19aを突設し、上面外周側にチャック部
材16上面に当接するストッパ19bを、下面内周側に
テーパ面を有するガイド19cをそれぞれ設けている。
【0011】前記連結部材20,20は、径方向に長い
長孔20aをそれぞれ形成し、各長孔20aに各カラー
部材19のピン19aを挿入し、外周側のブラケット2
0bで連結されている。また、各ブラケット20bと各
カラー部材19とには、スプリング21が張設され、各
カラー部材19を拡開方向に引張付勢している。
【0012】チャックカラー18をこのように構成する
ことにより、中空杭6を建て込む作業では、直立させた
中空杭6の上部に、図3,4に示されるように、中空杭
6の胴体部径よりもやや大径に拡開したチャックカラー
18をクレーンで吊り上げ、中空杭6の胴体部外周にチ
ャックカラー18を装着し、チャックカラー18を下降
して羽根6aに預ける。この状態で、図6に示されるよ
うに、中空杭6を吊り上げて全回転チュービング装置2
の挿通孔7内に降ろす。この際に、チャックカラー18
は、ストッパ19bがチャック部材17上面に当接し
て、チャック部材17と中空杭6の胴体部間に配置され
る。続いて、チャックシリンダ14にてチャック部材1
7を下降させて、各カラー部材19を挿通孔7の中心方
向へ移動させ、各カラー部材19にて中空杭6を把持
し、油圧モータ10の駆動により回転体8を回転させな
がら、スラストシリンダ4を縮小して昇降フレーム5を
下降させて中空杭6を地中に圧入する。
【0013】スラストシリンダ4の1ストローク分昇降
フレーム5を下降させたら、チャックシリンダにてチャ
ック部材16を上昇させる。各カラー部材19は、スプ
リング21により拡開方向に引張付勢されているから、
中空杭6の把持を解除する。ここで、スラストシリンダ
4を伸張させて昇降フレーム5を上昇させることによ
り、各カラー部材19はチャック部材17とともに上昇
する。再び、チャックシリンダにてチャック部材17を
下降させて、各カラー部材19にて中空杭6を把持し、
油圧モータ10の駆動により回転体8を回転させなが
ら、スラストシリンダ4を縮小して昇降フレーム5を下
降させて中空杭6を地中に圧入する。これを繰り返して
中空杭6を地中に圧入する。
【0014】図7乃至図9は本発明の第2実施形態例を
示すもので、以下の実施形態例において前記第1実施形
態例と同一要素には同一の符号を付してその説明を簡略
にする。本実施形態例のチャックカラー18は、前記第
1実施形態例と略同様に構成されているが、各ブラケッ
ト20bと各カラー部材19との間にスプリングを張設
されておらず、各カラー部材19がチャック部材17に
ネジ止め又は係止部材19dにて係止されるもので、各
カラー部材19下面外周側には、チャック部材16内側
への下降を容易にするためのテーパ状ガイド面19eが
形成されている。このチャックカラー18は、前記第1
実施形態例と同様にクレーンで吊り上げて中空杭6の上
端でガイド19cに案内されて胴体部外周に装着され、
中空杭6を全回転チュービング装置2の挿通孔7内に降
ろした後、各カラー部材19をチャック部材17にネジ
止め又は係止部材19dにて固定する。これにより、中
空杭6の把持を解除した際に各カラー部材19がチャッ
ク部材17とともに拡開するので、前記第1実施形態例
と同様に中空杭6の建て込み作業が行える。
【0015】図10は本発明の第3実施形態例を示すも
ので、本実施形態例のチャックカラー31は、バンド式
の中空杭チャック装置32に用いられるチャックカラー
で、該チャックカラー31は、湾曲形成した3個のカラ
ー部材33を間隔を空けて配置し、各カラー部材33を
板状の連結部材34で連結して支持している。各カラー
部材33は、両端部の上面及び下面にそれぞれ突設した
ピン32aを連結部材34の両端部に形成した長手方向
に長い長孔34aに挿入しており、各カラー部材33間
にスプリング35が縮設されている。また、各カラー部
材33の上面外周側にストッパ32bが設けられてい
る。このチャックカラー31は、中空杭チャック装置3
2のシリンダ32aの縮小によりバンド32bが縮径す
ると、各カラー部材33が互いの間隔を縮めながら挿通
孔7の径方向内側へ移動して中空杭6を把持し、シリン
ダ32aの伸張によりバンド32bが拡径すると、スプ
リング35の付勢力で径方向外側へ移動して拡開し、中
空杭6の把持を解除する。
【0016】このように、複数のカラー部材を連結部材
で径方向に移動可能に連結することによりチャックカラ
ーが1セットになり、先端部に羽根6aを備えた中空杭
6を建て込む際に、チャックカラーを吊り上げて中空杭
6の胴体部外周に装着すればよいから、従来のように全
回転チュービング装置を吊り上げる能力の大きなクレー
ンを必要とせず、また、カラー部材のチャック部材への
取り付けも容易にでき、作業効率を向上させることがで
きる。
【0017】なお、上記各実施形態例では、全回転チュ
ービング装置に適用したもので説明したが、杭打機のケ
ーシング回転駆動装置にも本発明は適用可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチャック
カラーは、複数のカラー部材を連結部材で径方向に移動
可能に連結したので、チャックカラーが1セットにな
り、先端部に羽根を備えた中空杭を建て込む際に、チャ
ックカラーを吊り上げればよいから、能力の大きなクレ
ーンを必要とせず、カラー部材のチャック部材への取り
付けも容易になり、作業効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態例のチャックカラーの平面図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 チャックカラーを吊り上げた状態の正面図
【図4】 チャックカラーを吊り上げて中空杭に嵌めた
状態の正面図
【図5】 チャックカラーを羽根に預けた状態の拡大正
面図
【図6】 チャックカラーを嵌めた中空杭を全回転チュ
ービング装置に設置する状態の一部断面正面図
【図7】 第2実施形態例のチャックカラーの断面図
【図8】 カラー部材をチャック部材にネジ止めした断
面図
【図9】 カラー部材をチャック部材に係止した断面図
【図10】 第3実施形態例のチャックカラーの平面図
【符号の説明】 1…中空杭チャック装置、2…全回転チュービング装
置、6…中空杭、17…チャック部材、18…チャック
カラー、19,32…カラー部材、19a,32a…ピ
ン、20,34…連結部材、20a,34a…長孔、2
1,35…スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空杭を把持するチャック部材と中空杭
    との間に配置される中空杭チャック装置のチャックカラ
    ーにおいて、該チャックカラーは、複数のカラー部材
    と、各カラー部材を径方向に移動可能に支持する連結部
    材とで構成されていることを特徴とする中空杭チャック
    装置のチャックカラー。
  2. 【請求項2】 前記各カラー部材は、その上面及び下面
    にそれぞれピンを突設し、該ピンを前記連結部材に形成
    した長孔に挿入して連結部材に支持されていることを特
    徴とする請求項1記載の中空杭チャック装置のチャック
    カラー。
  3. 【請求項3】 前記各カラー部材は、スプリングにより
    拡開方向に付勢されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の中空杭チャック装置のチャックカラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007254980A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd チュービング装置のチャックカラー

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