JP2002173576A - 熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents
熱可塑性エラストマー組成物Info
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Abstract
系ネットを必要とせずにスプリング硬さ(硬度)40〜
98の非塗装エアバッグカバーに用いられる新規かつ安
価な熱可塑性エラストマー組成物を提供する。 【解決手段】 a成分の水添ブロック共重合体として知
られるスチレン系エラストマーのうち特に数平均分子量
が70000以上のものを主成分とし、b成分のエチレ
ン・α−オレフィン共重合体を添加アロイ化することに
よって柔軟性、成形性を改善し、材料単価の低減化を実
現し、c成分のパラフィン系オイルを添加アロイ化する
ことによって柔軟性、成形性を改善し、d成分のプロピ
レンと炭素数2〜8のα−オレフィンとの共重合体、e
成分のプロピレン系熱可塑性エラストマーを添加アロイ
化することによって高温、低温での展開性能、耐傷つき
性、成形性を改善し、材料単価の低減化を実現し、f成
分の粘度が50000cst以上のシリコーンオイルに
より耐傷つき性、べたつき性、射出成形時の離形性を改
善する。
Description
装置として用いられるエアバッグシステムのエアバッグ
カバーにおいて、エアバッグの展開性、展開時の耐飛散
性に優れ、塗装が必要なく、かつ安価な熱可塑性エラス
トマー組成物に関するものである。
イロン系ネットを入れたウレタンが使用されており、内
部に折り畳まれて収納されたエアバッグの膨張展開によ
って、補強用ナイロン系ネットのない薄肉部で破裂する
ようになっている。しかし、このようなエアバッグカバ
ーは補強用ナイロン系ネットを使用しない場合では、破
裂時に薄肉の開裂部以外に亀裂が生じる、あるいはカバ
ーが飛散するといった問題が生じる。補強用ナイロン系
ネットを使用した場合では、エアバッグ展開時の開裂性
の問題は解決されるものの、エアバッグカバー成形時、
補強用ネットの位置合わせに時間がかかる。補強用ナイ
ロン系ネットの位置ずれによる不良率が高くなる、ある
いはウレタンRIM成形によるため生産性が低くなると
いった欠点があった。
系ネットを入れない熱可塑性樹脂によるエアバッグカバ
ーも数多く検討されたが、これらのものでは硬度が40
〜98という自動車内装部品として人間が不愉快に感じ
ない柔らかさで、温度−40℃〜90℃において確実に
エアバッグが展開し、エアバッグ展開時にエアバッグカ
バーが開裂部以外に亀裂を生じたり、破片が絶対飛散し
ないということは非常に困難であった。その中でも、一
部のポリオレフィン系熱可塑性樹脂において、成形直後
の状態では温度−40℃〜90℃において良好な展開性
能を有するものの、高温老化試験、あるいは耐候性試験
後にポリオレフィン系熱可塑性樹脂の結晶化度の変化な
どの相構造の変化に伴う物性の変化により、これらの高
温老化試験、耐候性試験後において温度−40℃〜90
℃におけるエアバッグの展開性、展開時の耐飛散性が満
足できないのが現状である。
バッグカバーは、そのほとんどが爪、衣服などによる
傷、べたつきなどの不快な触感、太陽光による変色を抑
えるために塗装がなされており、生産性・経済性などの
面から塗装の必要ないエアーバッグカバーが求められて
きた。これまで耐傷つき性の向上、あるいはべたつきの
抑制のために、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、高級
脂肪酸アミドといった有機滑剤や、低粘度のシリコーン
オイルを添加し、成形品の表面滑り性を大きくすること
で改良する試みがなされている。しかしながら、これら
のものは経時あるいは熱などにより表面へ著しく移行す
るために、成形品の外観が損なわれたり、耐傷つき性が
低下してしまう問題がある。
などの安全装置として用いられるエアバッグシステムの
エアバッグカバーにおいて、補強用ナイロン系ネットを
必要とせずJIS K6253のスプリング硬さ(硬
度)40〜98の非塗装エアバッグカバーに用いられる
新規な熱可塑性エラストマー組成物を提供することにあ
る。
究を進めた結果、a成分の水添ブロック共重合体として
知られるスチレン系エラストマーのうち特に数平均分子
量が70000以上のものを主成分とし、b成分のエチ
レン・α−オレフィン共重合体を添加アロイ化すること
によって柔軟性、成形性を改善し、材料単価の低減化を
実現し、c成分のパラフィン系オイルを添加アロイ化す
ることによって柔軟性、成形性を改善し、d成分のプロ
ピレンと炭素数2〜8のα−オレフィンとの共重合体、
e成分のプロピレン系熱可塑性エラストマーを添加アロ
イ化することによって高温、低温での展開性能、耐傷つ
き性、成形性を改善し、材料単価の低減化を実現し、f
成分の粘度が50000cst以上のシリコーンオイル
により耐傷つき性、べたつき性、射出成形時の離形性を
改善するという配合設計思想で、−40℃〜90℃とい
う広い温度範囲で展開性、展開時の耐飛散性に優れたエ
アバッグカバーを得ることができ、かつこれらの最適な
組み合わせにより、成形直後のみならず高温老化試験、
耐候性試験後も−40℃〜90℃という広い温度範囲で
展開性、展開時の耐飛散性に優れた塗装の必要のない、
材料単価の低減化を実現したエアバッグカバーを得るこ
とを見いだし、本発明を完成するに至ったものである。
a、b、c、d、e、fを溶融混練してペレット化し
た、エアバッグカバーに好適な高温、低温展開性能に優
れる熱可塑性エラストマー組成物を提供するものであ
る。 (a)少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とす
る末端重合体ブロックAと、少なくとも1個の共役ジエ
ン化合物を主体とする中間重合体ブロックBとからなる
ブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック
共重合体でスプリング硬度(JIS K6253) が99以下のも
ので、かつ数平均分子量が70000以上のもの 5〜
40重量% (b)エチレンと炭素数4〜12のα−オレフィンから
なるエチレン・α−オレフィン共重合体 0〜40重量
% (c)パラフィン系オイル 5〜30重量% (d)プロピレンと炭素数2〜8のα−オレフィンとの
共重合体 0〜80重量% (e)触媒を用いる多段重合法により製造された(イ)
プロピレンと炭素数3〜30のα−オレフィンとの共重
合体及び(ロ)エチレンとプロピレンとの共重合体から
なるプロピレン系熱可塑性エラストマー 0〜80重量
% (f)粘度(JIS Z8803、25℃)が5000
0センチストークス以上であるシリコーンオイル 0.
1〜10重量%
合体のα−オレフィンが、オクテン−1であることが好
ましく、前記エチレン・α−オレフィン共重合体が、メ
タロセン系触媒を用いて製造した実質的に線上の共重合
体であることが好ましい。
する。本発明のa成分として用いる水添ブロック共重合
体は、少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とす
る末端重合体ブロックAと、少なくとも1個の共役ジエ
ン化合物を主体とする中間重合体ブロックBとからなる
ブロック共重合体を水素添加して得られるものであり、
下記一般式で示される構造を有するビニル芳香族化合物
−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加された
ものである。 A−(B−A)n (1≦n≦5) この水添ブロック共重合体は、水添ブロック共重合体エ
ラストマー組成物を得るために硬度99以下、好適には
90以下のものを使用する必要があるので、ビニル芳香
族化合物を5〜50重量%、好ましくは10〜40重量
%含み、さらにブロック構造について言及すると、ビニ
ル芳香族化合物を主体とする末端重合体Aが、ビニル芳
香族化合物重合体ブロックまたは、ビニル芳香族化合物
を50重量%を越え好ましくは70重量%以上含有する
ビニル芳香族化合物と水素添加された共役ジエン化合物
との共重合体ブロックの構造を有しており、さらに、水
素添加された共役ジエン化合物を主体とする中間重合体
ブロックBが、水素添加された共役ジエン化合物重合体
ブロック、または水素添加された共役ジエン化合物を5
0重量%を越え好ましくは70重量%以上含有する水素
添加された共役ジエン化合物とビニル芳香族化合物との
共重合体ブロックの構造を有するものである。また、ビ
ニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロック及び水素
添加された共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロッ
クがそれぞれ2個以上ある場合は、各重合体ブロックは
それぞれが同一構造でもよく、異なる構造であっても良
い。
香族化合物としては、例えばスチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン、p−第3ブチルスチレン等のう
ちから1種または2種以上が選択でき、中でもスチレン
が好ましい。また水素添加された共役ジエン化合物を構
成する水添前の共役ジエン化合物としては、例えばブタ
ジエン、イソプレン、2.3−ジメチル−1.3−ブタ
ジエン等のうちから1種または2種以上が選ばれ、中で
もブタジエン、イソプレン及びこれらの組み合わせが好
ましい。さらに水添ブロック共重合体の分子構造は、直
鎖状、分岐状、放射状或いはこれらの任意の組み合わせ
のいずれであっても良い。また、本発明で用いるa成分
の水添ブロック共重合体の数平均分子量(Mn)は70
000以上、好ましくは90000〜200000の範
囲であり、分子量分布Mw/Mnは10以下(Mw:重
量平均分子量)、好ましくは5以下、さらに好ましくは
2以下である。数平均分子量が70000未満の場合、
十分な強度を付与することができない。分子量分布が1
0をこえると強度が低下する。a成分の配合量として
は、5〜40重量%で、好ましくは10〜30重量%で
ある。a成分の配合量が5重量%未満では、低温時に十
分な強度、あるいは耐衝撃性を付与することができず、
40重量%を超える場合は、流動性が著しく低下するた
め成形直後に良好な外観の成形品を得ることができな
い。また、a成分の水添ブロック共重合体は、数平均分
子量が大きいため作業性改善のために、パラフィン系オ
イルをあらかじめ添加した品を適宜用いることができ
る。
−オレフィン共重合体は、エチレンと炭素数4〜12の
α−オレフィンからなる。このようなα−オレフィンと
しては、例えば、炭素数4〜12のα−オレフィンとし
ては、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−
メチル−ペンテン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、
ノネン−1、デセン−1、ウンデセン−1、ドデセン−
1等が挙げられる。
てオクテン−1を用いると、機械的強度のより一層の向
上が見込まれる。
重合体は、実質的に線上であり、公知のメタロセン系触
媒により製造されることができる。
チレン・α−オレフィン共重合体は、チーグラー系触媒
等を用いる従来のものと比較して重合触媒が異なり、且
つ得られる重合体の性質も従来のものと比較して大きく
異なっている。メタロセン系触媒を用いた実質的に線上
であるエチレン・α−オレフィン共重合体の特徴を列挙
すると、 1.重合触媒が超高活性であるため、α−オレフィンの
重量比率を高められ、可塑剤を含まない状態でも柔軟性
に富むエラストマー状の重合体が得られる。 2.チーグラー系ポリマーと比較してコモノマーの分布
が均一である。 3.チーグラー系ポリマーと比較して分子量分布が極め
てシャープであり、低分子量成分が極めて少なく、機械
的強度及び加工性に優れ、高品質である。 4.分子量分布がシャープであるにもかかわらず、長鎖
分岐を導入した場合はASTM D1238により規定
される190℃/10kgf(約98N)におけるメル
トインデックス(I10)と、190℃/2.16kg
f(約21N)におけるメルトインデックス(I2)と
の比(I10/I2)の値が大きく、加工性に優れる。 5.耐候性に大変優れている
ウム等のIV族金属のシクロペンタジエニル誘導体と助触
媒からなり、重合触媒として超高活性であるだけでな
く、従来の触媒、例えばチーグラー系触媒と比較して、
得られる重合体の分子量分布が狭く、共重合体のコモノ
マーである炭素数4〜12のα−オレフィンの分布が均
一であり、触媒種が均一であることを特徴としている。
また、チーグラー触媒によるエチレンとα−オレフィン
の共重合体であるオレフィン共重合体では、上記のメル
トインデックス比(I10/I2)と分子量分布は、ほ
ぼ直線的な比例関係を示し、メルトインデックス比の増
加とともに分子量分布も増大する傾向を示す。分子量分
布は3〜10程度である。一方、メタロセン系触媒によ
るオレフィン共重合体ではメルトインデックス比の値の
如何にかかわらず、分子量分布は3.0未満のシャープ
な値となり、低分子量成分が極めて少ない。このため、
本発明に用いられるエチレン・α−オレフィン共重合体
は機械的強度及び加工性に優れ、高品質である。
ミエーションクロマトグラフィー(以下GPC)により
算出した。GPC装置及び測定方法は特に限定はない
が、本発明者は下記の装置及び測定法を用いた。 装置 Waters 150C恒温クロマトグラフィー カラム Laboratories 103,104,
105,106 溶媒 1,2,4−トリクロロベンゼン 測定温度 140℃ 標準物質 ポリスチレン
・α−オレフィン共重合体とは、このポリマーのバック
ボーンが炭素1000個当り0.01個の長鎖分岐から
炭素1000個当り3個の長鎖分岐で置換されているこ
とを意味しており、上記のメルトインデックス比(I1
0/I2)が5以上と大きく、良好な押出成形を与え
る。本明細書では、少なくとも約6個の炭素から成る鎖
長として長鎖分岐を定義し、13C核磁気共鳴(NM
R)分光法を用いて長鎖分岐を測定し、そしてRand
allの方法(Rev.Macromol.Chem.
Phys.、C29(2&3)、285−297頁)を
用いてそれの定量を行う。これに対し、「線上」オレフ
ィン共重合体という用語は、このオレフィンコポリマー
が長鎖分岐を含んでいないことを意味している。
ン・α−オレフィン共重合体は、重合時にメタロセン系
触媒のうち適切な拘束幾何触媒(constraine
dgeometrycatalysts)を用いて製造
する。米国特許第5,026,798号の中に教示され
ているモノシクロペンタジエニル遷移金属のオレフィン
重合触媒もまた、反応条件が以下に明記するが如くであ
ることを条件として、本発明の熱可塑性エラストマー組
成物に用いるのに適切である。本発明の実質的に線上で
あるエチレン・α−オレフィン共重合体の製造で用いる
に適切な共触媒には、これらに限定するものでないが、
例えばポリマー状もしくはオリゴマー状のアルミノキサ
ン類、特にメチルアルミノキサン、並びに不活性であ
り、適合性を示し、配位しない、イオンを生じる化合物
などが含まれる。好適な共触媒は、配位しない不活性な
ホウ素化合物である。
−オレフィン共重合体を製造するのに適した重合条件
は、一般に、溶液重合方法で有効な条件であるが、本発
明の出願はそれに限定するものではない。スラリーおよ
び気相重合方法もまた、適当な触媒および重合条件を用
いることを条件として有効である。本発明の実質的に線
上であるエチレン・α−オレフィン共重合体の製造で
は、多重反応槽重合法、例えば米国特許第3,914,
342号の中に開示されている重合方法なども使用可能
である。この多重反応槽の1つの中で少なくとも1種の
拘束幾何触媒を用いこれらの反応槽を直列もしくは並列
運転することができる。b成分のエチレン・α−オレフ
ィン共重合体は0〜40重量%であり、好ましくは5〜
30重量%である。b成分の配合量が40重量%を越え
た配合では、低温での耐衝撃性が著しく低下するために
−40℃でのエアバッグカバー展開時に良好な展開性能
を発揮することができない。
オイルは、得られる組成物の硬度を調整し、柔軟性を与
える作用を持つ必須成分である。一般にゴムの軟化、増
容、加工性向上に用いられるプロセスオイルまたはエク
ステンダーオイルとよばれる鉱物油系ゴム用軟化剤は芳
香族環、ナフテン環、パラフィン鎖の3者が組み合わさ
った混合物であり、パラフィン鎖の炭素数が全炭素数の
50%以上占めるものがパラフィン系と呼ばれ、ナフテ
ン環炭素数が30から45%のものがナフテン系、芳香
環炭素数が30%を越えるものが芳香族系とされる。本
発明の成分cとして用いられるオイルは上記区分でパラ
フィン系のものが好ましく、ナフテン系、芳香族系のも
のは分散性、溶解性の点で好ましくない。パラフィン系
ゴム用軟化剤の性状は37.8℃における動粘度はが2
0〜500cst、流動点が−10〜−15℃および引
火点が170〜300℃を示す。c成分のパラフィン系
オイルの配合量は5〜30重量%であり、好ましくは1
0〜25重量%である。c成分の配合量が5重量%未満
では、流動性が著しく低下するため成形直後に良好な外
観の成形品を得ることができず、30重量%を越えた配
合では、低温での耐衝撃性が著しく低下するために−4
0℃でのエアバッグカバー展開時に良好な展開性能を発
揮することができない。
炭素数2〜8のα−オレフィンとの共重合体は、得られ
る組成物の加工性、耐熱性向上に有効であり、例えばプ
ロピレンと他の少量のα−オレフィンのランダムまたは
及びブロック共重合体、具体的にはプロピレン−エチレ
ン共重合体、プロピレン−1−ヘキセン共重合体、プロ
ピレン−4−メチル−1ペンテン共重合体、及びポリ4
−メチル−1−ペンテン、ポリブテン−1等があげら
れ、なかでもエチレン−プロピレンブロック共重合体が
好ましく、その中でもエチレン含有量が2〜30重量%
のものが好ましい。さらに高温老化試験、耐候性試験で
の物性の変化を抑えるために造核剤が添加されているこ
とが好ましい。このプロピレンと炭素数2〜8のα−オ
レフィンとの共重合体のメルトフローレート(ASTM-D-1
238L条件、230℃)は0.1〜60g/10min特に
0.5〜50g/10minの範囲のものが好適に使用
できる。メルトフローレートが0.1g/10min未
満では、成形時の流動性が悪化し、60g/10min
より大きいと耐熱性が低下するので好ましくない。d成
分の配合量としては、0〜80重量%であり、好ましく
は30〜80重量%である。d成分の配合量が80重量
%を越えると、低温での耐衝撃性が著しく低下するため
に−40℃でのエアバッグカバー展開時に良好な展開性
能を発揮することができない。
熱可塑性エラストマーは、得られる組成物の加工性、耐
熱性向上、−40℃でのエアバッグ展開性、耐傷つき性
を改善し、低グロスと材料単価の低減化に有効であり、
製法については触媒を用いた多段重合法(特開平1−2
97408号公報等)が用いられる。このプロピレン系
エラストマーのメルトフローレート(ASTM−D−1
238L条件、230℃)は0.5〜40g/10mi
nが好ましく、さらには1〜30g/10minの範囲
のものがより好ましい。メルトフローレートが0.5g
/min未満では成形時の流動性が悪化し、40g/m
inを越えると耐熱性が低下するので好ましくない。e
成分の配合量としては、0〜80重量%であり、好まし
くは30〜50重量%である。e成分の配合量が80重
量%を超えると、低温での耐衝撃性が著しく低下するた
めに−40℃でのエアバッグカバー展開時に良好な展開
性能を発揮することができない。
は、耐傷つき性を付与し、エラストマー特有のべたつき
を防ぎ、射出成形時の離型性を改善する成分である。こ
のシリコーンオイルの分子構造におけるシロキサン主鎖
の結合する置換基の種類については特に限定するもので
はないが、その中でもジメチルシリコーンオイル、メチ
ルフェニルシリコーンオイル、あるいはアルキル変性シ
リコーンオイルが好適に用いられる。このf成分である
シリコーンオイルの粘度は50000cst以上、好ま
しくは100000以上である。シリコーンオイルの粘
度が50000cst未満では初期の耐傷つき性、べた
つきが改良されるものの経時、あるいは熱による成形品
表面への移行が著しくなり好ましくない。f成分の配合
量としては0.1〜10重量%、好ましくは0.1〜3
重量%である。0.1重量%未満では耐摩耗性、べたつ
きを十分に改良することができず、10重量%を越える
と成形外観が得られず、コストアップを招く。また、こ
のシリコーンオイルの使用にあたっては、シリコーンオ
イルの分散性向上、作業性改善のために、あらかじめ熱
可塑性樹脂に練り込んだものを使用することはなんら差
し支えない。
明の組成物はさらに必要に応じて、無機充填剤、ポリス
チレン樹脂のような安価な樹脂を配合することも可能で
ある。これらは、増量剤として製品コストの低下をはか
ることの利益があるばかりでなく、品質改良(無機充填
剤:耐熱保形、難燃性付与等、ポリスチレン樹脂:加工
性向上等)に積極的効果を付与する利点もある。無機充
填剤としては、例えば炭酸カルシウム、カーボンブラッ
ク、タルク、水酸化マグネシウム、マイカ、硫酸バリウ
ム、天然ケイ酸、合成けい酸(ホワイトカーボン)、酸
化チタン等があり、カーボンブラックとしてはチャンネ
ルブラック、ファーネスブラック等が使用できる。これ
らの無機充填剤のうちタルク、炭酸カルシウムは経済的
にも有利で好ましいものである。また、この目的で使用
できるポリスチレン樹脂は、ラジカル重合法、イオン性
重合法で得られるものが好適に使用でき、その数平均分
子量は5000〜500000、好ましくは10000
〜200000の範囲から選択でき、分子量分布Mw/
Mnは5以下のものが好ましい。さらに必要に応じて造
核剤、外滑剤、内滑剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミ
ン系光安定剤、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、着
色剤等を添加しても良い。
通常の樹脂組成物、ゴム組成物の製造に用いられる一般
的な方法を採用できる。基本的には機械的溶融混練方法
であり、これらには単軸押出機、二軸押出機、バンバリ
ーミキサー、各種ニーダー、ブラベンダー、ロール等が
用いられる。この際、各成分の添加順序には制限がな
く、例えば、全成分をヘンシェルミキサー、ブレンダー
等の混合機で予備混合し上記の混練機で溶融混練した
り、任意の成分を予備混合しマスターバッチ的に溶融混
練し、さらに残りの成分を添加し溶融混練する等の添加
方法を採用できる。また、この際溶融混練する温度は1
70℃〜300℃の中から好適に選ぶことができる。こ
こで得た水添ブロック共重合体組成物はさらにエアバッ
グカバーの金型を備えた射出成形機に供給し短時間で射
出成形しエアバッグカバーを得ることができる。また、
射出成形品の不要なバリ、ランナー部、およびスプール
部は本発明の組成物が熱可塑性であるため、リサイクル
成形が可能であり、再度エアバッグカバーの素材として
利用出来る長所を持つ。
明するが、本発明は、これら実施例に限定されるもので
はない。以下に示す実施例及び比較例において配合した
各成分は以下の通りである。 <成分a>旭化成製タフテックH1272:ポリスチレ
ン−水素添加されたポリイソプレン−ポリスチレンの構
造を有し、結合スチレン量35重量%、数平均分子量が
約120000(パラフィンオイル(出光興産製ダイア
ナプロセスオイルPW−380[パラフィン系プロセス
オイル、動粘度:381.6cst(40℃)、30.1
(100℃)、平均分子量746、環分析値:CA=0
%、CN=27%、CP=73%])35%重量%油添
品) <成分b>エチレン・α−オレフィン共重合体:エチレ
ンとオクテン−1との共重合体(EORと称する)メタ
ロセン系触媒を用いた方法により製造した共重合体のエ
チレン/オクテン−1の組成比;75/25(重量
比)、密度;0.87g/cm3、MFR;0.5g/
10min(190℃×2.16kg) <成分c>出光興産製ダイアナプロセスオイルPW−3
80:パラフィン系プロセスオイル、動粘度:381.
6cst(40℃)、30.1(100℃)、平均分子
量746、環分析値:CA=0%、CN=27%、CP=
73% <成分d>トクヤマ製MS650:エチレン−プロピレ
ンブロック共重合体:メルトフローレート10g/10
min(JIS K7210) <成分e>モンテルエスディーケーサンライズ製キャタ
ロイKS−084P:多段重合法により製造された
(イ)プロピレンと炭素数3〜30のα−オレフィンと
の共重合体及び(ロ)エチレンとプロピレンとの共重合
体からなるプロピレン系熱可塑性エラストマー:メルト
フローレート30g/10min(ASTM−D−12
38) <成分f>東レ・ダウコーニングシリコーン製シリコ−
ンコンセントレートBY27−001:ストレートシリ
コ−ンオイル:PP=50:50、粘度100000c
st以上(25℃)、メルトフローレート16.4(2
30℃、2.16kg)
た配合割合のものを十分ドライブレンドした後、二軸混
練機を用いて樹脂温170〜230℃になるような条件
で溶融混練し押し出しペレタイズ化した。このペレット
を使用して以下の評価を行った。 (1)硬度(JIS K6253):このペレットよりプ
レスシートを作成し測定した。 (2)外観:このペレットより射出成形機で、エアバッグ
カバーの開裂部の厚み0.5mm、エアバッグバーの開
裂部以外の厚み2〜5mmのエアバッグカバーの成形品
を作製し、目視にてフローマーク、艶等の外観を成形直
後、及び温度110℃、400時間の高温老化試験後で
観察し、良好なものを○、不良なものを×とした。 (3)耐熱保形性:このエアバッグカバー成形品を温度1
10℃の環境で耐熱保形性試験を行った。24時間後保
形性が良好でへたり等を生じていないものを○、へたり
等を生じたものを×とした。
グカバー成形品を環境温度90℃、23℃及び−40℃
でエアバッグ展開試験を行った。エアバッグカバーの開
裂部より良好に展開したものを○、エアバッグカバーの
開裂部以外に亀裂を生じたり、カバーが飛散したもの、
エアバッグが良好に展開しなかったものを×とした。 (4)-2.高温老化試験後:このエアバッグカバー成形品を
温度110℃の環境で高温老化試験を行った。400時
間の高温老化試験後、環境温度90℃、23℃及び−4
0℃でエアバッグ展開試験を行った。エアバッグカバー
の開裂部より良好に展開したものを○、エアバッグカバ
ーの開裂部以外に亀裂を生じたり、カバーが飛散したも
の、エアバッグが良好に展開しなかったものを×とし
た。 (5)耐傷つき性試験:このエアバッグカバー成形品の上
面を垂直荷重が100gf、成形品表面との接触面積が
約1平方センチメートルになるカナキン3号布により、
往復距離100ミリメートルを毎秒100ミリメートル
で10回往復させた。試験後の成形品表面を目視により
観察し、傷がほとんど目立たないものを○、不良を×と
した。
示した。尚、表中の成分aの数値は成分a中の油展オイ
ル成分を除いた重量%である。成分aを使用している場
合、表中の成分cの数値は成分a中の油展オイル成分の
重量%を成分cの重量%に加えた部数である。この結果
から、本発明で得られた組成物を成形したエアバッグカ
バーは、硬度40〜98であり、しかも−40〜90℃
のエアバッグ展開性に優れていることがわかる。
グカバーは−40〜90℃におけるエアバッグ展開時に
開裂以外に亀裂が生じたりカバーが飛散することなしに
良好なエアバッグの展開が得られる。また、耐高温老化
性、耐候性等の長期信頼性にも優れている。しかも従来
のウレタンと補強用ナイロン系ネットに比べて良好な成
形加工性があり、良好な生産性があり、色合わせが簡単
であり、かつ材料単価が安価である等利用価値は非常に
大きい。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記(a)〜(f)からなる熱可塑性エ
ラストマー組成物。 (a)少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とす
る末端重合体ブロックAと、少なくとも1個の共役ジエ
ン化合物を主体とする中間重合体ブロックBとからなる
ブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック
共重合体でスプリング硬度(JIS K6253) が99以下のも
ので、かつ数平均分子量が70000以上のもの 5〜
40重量% (b)エチレンと炭素数4〜12のα−オレフィンから
なるエチレン・α−オレフィン共重合体 0〜40重量
% (c)パラフィン系オイル 5〜30重量% (d)プロピレンと炭素数2〜8のα−オレフィンとの
共重合体 0〜80重量% (e)触媒を用いる多段重合法により製造された(イ)
プロピレンと炭素数3〜30のα−オレフィンとの共重
合体及び(ロ)エチレンとプロピレンとの共重合体から
なるプロピレン系熱可塑性エラストマー 0〜80重量
% (f)粘度(JIS Z8803、25℃)が5000
0センチストークス以上であるシリコーンオイル 0.
1〜10重量% - 【請求項2】 前記エチレン・α−オレフィン共重合体
のα−オレフィンが、オクテン−1である請求項1記載
の熱可塑性エラストマー組成物。 - 【請求項3】 前記エチレン・α−オレフィン共重合体
が、メタロセン系触媒を用いて製造した実質的に線上の
共重合体である請求項1又は2記載の熱可塑性エラスト
マー組成物。
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