JP2002172848A - インク色校正 - Google Patents
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F3/00—Colour separation; Correction of tonal value
- G03F3/10—Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives
- G03F3/108—Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives using a non-impact printing method, e.g. ink jet, using duplicating or marking methods covered by B41M5/00, e.g. by ablation or by thermographic means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/502—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
- B41M5/506—Intermediate layers
-
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- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5245—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers containing cationic or anionic groups, e.g. mordants
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
- B41M7/0027—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、最終的な印刷機ストック用紙上に
張り合わせることが可能である特別な受像体によって、
インクジェット印刷法を使用するデジタル画像の低費用
で正確な色校正刷りを作成することを目的とする。 【解決手段】 生産又はプレスランの前に印刷機ストッ
ク上にインクの色校正画像を形成する方法であって、剥
離可能な基板を有する受像体を提供し、この受像体は、
基板の上に形成され、結合剤内に、インク内の色料と結
合する媒染剤を有する層と、媒染剤層の上に形成され、
インクを浸透させるが、インクがその内部を通過し媒染
剤層へいたる際のインクの拡散を制限するインク受理層
とを含む段階と、媒染剤層内に色校正画像を形成するよ
う色料を有するインクをインク受理層に蒸着する段階
と、受像体を印刷ストック上に張り合わせ、受像体から
剥離可能な基板を受像体から取り除き、色校正刷りを形
成する段階とを含む。
張り合わせることが可能である特別な受像体によって、
インクジェット印刷法を使用するデジタル画像の低費用
で正確な色校正刷りを作成することを目的とする。 【解決手段】 生産又はプレスランの前に印刷機ストッ
ク上にインクの色校正画像を形成する方法であって、剥
離可能な基板を有する受像体を提供し、この受像体は、
基板の上に形成され、結合剤内に、インク内の色料と結
合する媒染剤を有する層と、媒染剤層の上に形成され、
インクを浸透させるが、インクがその内部を通過し媒染
剤層へいたる際のインクの拡散を制限するインク受理層
とを含む段階と、媒染剤層内に色校正画像を形成するよ
う色料を有するインクをインク受理層に蒸着する段階
と、受像体を印刷ストック上に張り合わせ、受像体から
剥離可能な基板を受像体から取り除き、色校正刷りを形
成する段階とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産又はプレスラ
ンの前に、印刷ストック上にインクの色校正画像を提供
する方法に関する。
ンの前に、印刷ストック上にインクの色校正画像を提供
する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】インク・オン・ペーパ印刷法によって連
続階調（写真）画像の出現を近似させるためには、商業
印刷業界は、ハーフトーン印刷法として知られる方法に
依存する。ハーフトーン印刷法では、写真印刷法におい
て行われる色濃度を均一に変えることの代わりに、様々
な寸法ではあるが、同じ色濃度の網点のパターンを印刷
することによって色濃度階調が形成される。印刷機ラン
が行われる前に、色校正画像を得ることが商業的に重要
である。色校正刷りは、画質、細部、及び色諧調スケー
ルを、且つ、多くの場合、印刷機上で得られるプリント
のハーフトーンパターンの正確に表すことが所望され
る。インクプリントされ、フルカラーのピクチャを生成
するために必要な一連の動作においても、校正は、色分
解データの精度を確認するために必要であり、色分解デ
ータからは最終的な３つ以上の印刷版又は印刷シリンダ
が形成される。従来において、このような色分解校正
は、最終的なフルカラーピクチャが組立てられる前に多
くの露光及び処理段階が必要であるハロゲン化銀写真
法、硬調石版システム、又は非ハロゲン化銀感光システ
ムを含む。例えば、Ｎｇ外に対する米国特許第４，６０
０，６６９号に電子写真色校正システムが開示される。
続階調（写真）画像の出現を近似させるためには、商業
印刷業界は、ハーフトーン印刷法として知られる方法に
依存する。ハーフトーン印刷法では、写真印刷法におい
て行われる色濃度を均一に変えることの代わりに、様々
な寸法ではあるが、同じ色濃度の網点のパターンを印刷
することによって色濃度階調が形成される。印刷機ラン
が行われる前に、色校正画像を得ることが商業的に重要
である。色校正刷りは、画質、細部、及び色諧調スケー
ルを、且つ、多くの場合、印刷機上で得られるプリント
のハーフトーンパターンの正確に表すことが所望され
る。インクプリントされ、フルカラーのピクチャを生成
するために必要な一連の動作においても、校正は、色分
解データの精度を確認するために必要であり、色分解デ
ータからは最終的な３つ以上の印刷版又は印刷シリンダ
が形成される。従来において、このような色分解校正
は、最終的なフルカラーピクチャが組立てられる前に多
くの露光及び処理段階が必要であるハロゲン化銀写真
法、硬調石版システム、又は非ハロゲン化銀感光システ
ムを含む。例えば、Ｎｇ外に対する米国特許第４，６０
０，６６９号に電子写真色校正システムが開示される。
【０００３】印刷業界における色校正刷りでは、インタ
ーナショナル・プリプレス・プルーフィング・アソシエ
ーションによって提供される校正インク基準と一致でき
ることが重要である。これらのインク基準は、標準的な
４色プロセスインクによって形成され、ＳＷＯＰ（Spec
ifications Web Offset Publications）色基準とし
て知られている濃度パッチである。ウェブオフセット校
正におけるインクの色測定に関する更なる情報は、「Ad
vances in Printing Science and Technology」Proceed
ings of the 19th International Conference of Print
ing ResearchInstitutes, Eisenstadt, Austria, June
1987, J. T. Lind and R. Warner, p.55を参照された
い。ＳＷＯＰ色基準に最良に一致すると分かった好適な
染料及び好適な染料の組合せは、共通に譲受されたChap
man及びEvansに対する米国特許第５，０２４，９９０
号、Chapman及びEvansに対する米国特許第５，０２３，
２２９号、及びChapman及びEvansに対する米国特許第
５，１３４，１１６号における主題であり、これらの開
示内容は本願に参考文書として組み込まれる。
ーナショナル・プリプレス・プルーフィング・アソシエ
ーションによって提供される校正インク基準と一致でき
ることが重要である。これらのインク基準は、標準的な
４色プロセスインクによって形成され、ＳＷＯＰ（Spec
ifications Web Offset Publications）色基準とし
て知られている濃度パッチである。ウェブオフセット校
正におけるインクの色測定に関する更なる情報は、「Ad
vances in Printing Science and Technology」Proceed
ings of the 19th International Conference of Print
ing ResearchInstitutes, Eisenstadt, Austria, June
1987, J. T. Lind and R. Warner, p.55を参照された
い。ＳＷＯＰ色基準に最良に一致すると分かった好適な
染料及び好適な染料の組合せは、共通に譲受されたChap
man及びEvansに対する米国特許第５，０２４，９９０
号、Chapman及びEvansに対する米国特許第５，０２３，
２２９号、及びChapman及びEvansに対する米国特許第
５，１３４，１１６号における主題であり、これらの開
示内容は本願に参考文書として組み込まれる。
【０００４】従来において、印刷業界における画像は、
白黒フィルム上に作成され、各色レコードは異なるフィ
ルム上にある。完全な画像の校正は、様々な感光システ
ムによって、且つ、フィルムを色がつけられた感光材料
に接触させ、組立体を明るい光に露光し、次に非画像領
域を取り除くよう感光材料を現像し、最後に４つの色が
付けられた画像を完全な画像に組立てることによってこ
れらのフィルムから作成される。過去数年において、印
刷業界では、フィルムの介入なく、画素毎に直接印刷版
上に画像化することが可能であるデジタル画像を採用す
ることを望んでいる。この場合、プレスの際に校正を作
成する費用がかかることなく、プレスランの結果を予測
するために、正確なデジタル色校正刷りが必要不可欠で
ある。
白黒フィルム上に作成され、各色レコードは異なるフィ
ルム上にある。完全な画像の校正は、様々な感光システ
ムによって、且つ、フィルムを色がつけられた感光材料
に接触させ、組立体を明るい光に露光し、次に非画像領
域を取り除くよう感光材料を現像し、最後に４つの色が
付けられた画像を完全な画像に組立てることによってこ
れらのフィルムから作成される。過去数年において、印
刷業界では、フィルムの介入なく、画素毎に直接印刷版
上に画像化することが可能であるデジタル画像を採用す
ることを望んでいる。この場合、プレスの際に校正を作
成する費用がかかることなく、プレスランの結果を予測
するために、正確なデジタル色校正刷りが必要不可欠で
ある。
【０００５】グラフィックアート業界において、デジタ
ル画像の色校正刷りを作成する正確で低費用の方法が商
業的に必要である。
ル画像の色校正刷りを作成する正確で低費用の方法が商
業的に必要である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、最
終的な印刷機ストック用紙上に張り合わせることが可能
である特別な受像体によって、インクジェット印刷法を
使用するデジタル画像の低費用で正確な色校正刷りを作
成することを目的とする。
終的な印刷機ストック用紙上に張り合わせることが可能
である特別な受像体によって、インクジェット印刷法を
使用するデジタル画像の低費用で正確な色校正刷りを作
成することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、製造又はプ
レスランの前に印刷機ストック上にインクの色校正画像
を形成する方法によって達成され、この方法は、 ａ）剥離可能である基板を有する受像体を提供し、この
受像体は、上記基板の上に形成され、結合剤内に、イン
ク内の色料と結合する媒染剤を有する媒染剤層と、媒染
剤層上に形成され、インクを浸透させるが、インクが内
部を通過し媒染剤層へいたる際のインクの拡散を制限す
るインク受理層とを含む段階と、 ｂ）媒染剤層に色校正画像を形成するよう色料を有する
インクをインク受理層上に蒸着する段階と、 ｃ）インク受理層を印刷ストックに張り合わせ、受像体
から剥離可能な基板を取り除き、それにより色校正刷り
を形成する段階とを含む。
レスランの前に印刷機ストック上にインクの色校正画像
を形成する方法によって達成され、この方法は、 ａ）剥離可能である基板を有する受像体を提供し、この
受像体は、上記基板の上に形成され、結合剤内に、イン
ク内の色料と結合する媒染剤を有する媒染剤層と、媒染
剤層上に形成され、インクを浸透させるが、インクが内
部を通過し媒染剤層へいたる際のインクの拡散を制限す
るインク受理層とを含む段階と、 ｂ）媒染剤層に色校正画像を形成するよう色料を有する
インクをインク受理層上に蒸着する段階と、 ｃ）インク受理層を印刷ストックに張り合わせ、受像体
から剥離可能な基板を取り除き、それにより色校正刷り
を形成する段階とを含む。
【０００８】上記目的は、剥離可能な基板を有する受像
体を提供することによって達成され、受像体は、基板上
にあり、結合剤の中に、インク画像を媒染剤で処理する
媒染剤を有する層と、媒染剤層上にあり、インクを浸透
させるが、インクが内部を通過し媒染剤層へいたる際の
インクの拡散を制限するインク受理層とを有する。画像
は、媒染剤層に色校正刷りを形成するようインク受理層
上に蒸着され、印刷ストック用紙に張り合わされ、その
後に剥離可能な基板が取り除かれ、色校正刷りが形成さ
れる。
体を提供することによって達成され、受像体は、基板上
にあり、結合剤の中に、インク画像を媒染剤で処理する
媒染剤を有する層と、媒染剤層上にあり、インクを浸透
させるが、インクが内部を通過し媒染剤層へいたる際の
インクの拡散を制限するインク受理層とを有する。画像
は、媒染剤層に色校正刷りを形成するようインク受理層
上に蒸着され、印刷ストック用紙に張り合わされ、その
後に剥離可能な基板が取り除かれ、色校正刷りが形成さ
れる。
【０００９】利点 本発明に従って形成される色校正刷りは、インクジェッ
ト印刷技術において使用することが可能であり、経済的
に有利である。
ト印刷技術において使用することが可能であり、経済的
に有利である。
【００１０】これらの校正はプレスランと同じ用紙上に
形成されるので、色相と濃度の正確な再現を提供する。
形成されるので、色相と濃度の正確な再現を提供する。
【００１１】本発明は、プレス工が、顧客によって所望
される色相及び濃度の印刷された刷りを提供するようプ
レス条件を調節することが可能にする。
される色相及び濃度の印刷された刷りを提供するようプ
レス条件を調節することが可能にする。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１を参照するに、剥離可能であ
る基板１０が示され、基板は、結合剤内に媒染剤を有す
る媒染剤層２０によって被覆され、その上にインク受理
層３０が被覆される。
る基板１０が示され、基板は、結合剤内に媒染剤を有す
る媒染剤層２０によって被覆され、その上にインク受理
層３０が被覆される。
【００１３】エレメント用の剥離可能である基板１０
は、エレメントを画像化するために従来から使用される
任意の弾性材料であり得る。このような材料の例とし
て、以下に制限されないが、付加重合体又はリニア縮合
重合体、透明発泡体及び繊維から形成される高分子フィ
ルムを含む。好適な支持材料は、例えば、テレフタル酸
ポリエチレンフィルムといったポリエステルフィルムで
ある。柔軟金属又はペーパシート、若しくは、柔金属又
はペーパーシードのうちのいずれかと高分子フィルムと
の積層板を支持体として使用することも可能である。支
持体の厚さは、気を使うことなく取り扱うのに十分に厚
く、経済的で且つラミネータを通過するのに十分に薄い
限り、様々であり得る。好適な支持材料は、約１００乃
至約２００μの厚さを有するテレフタル酸ポリエチレン
フィルムである。支持体は、色レコードがフルカラー画
像内に見当が合わされるよう引き伸ばしに対し耐性があ
るべきである。支持体は、最終的な組立作業における接
着を制御するよう１つ以上の「乾板（フィルム）のゼラ
チンの下塗り材」層によって被覆される場合があり、そ
れにより画像は印刷機ストック用紙５０に張り合わされ
る後に効果的に剥がされるが、張り合わせの前に時期尚
早に剥がれない。支持体の裏側は、静電防止剤及び／又
は滑り層若しくはマット層によって被覆され得、エレメ
ントの取り扱い及び「手触り」を改善する。
は、エレメントを画像化するために従来から使用される
任意の弾性材料であり得る。このような材料の例とし
て、以下に制限されないが、付加重合体又はリニア縮合
重合体、透明発泡体及び繊維から形成される高分子フィ
ルムを含む。好適な支持材料は、例えば、テレフタル酸
ポリエチレンフィルムといったポリエステルフィルムで
ある。柔軟金属又はペーパシート、若しくは、柔金属又
はペーパーシードのうちのいずれかと高分子フィルムと
の積層板を支持体として使用することも可能である。支
持体の厚さは、気を使うことなく取り扱うのに十分に厚
く、経済的で且つラミネータを通過するのに十分に薄い
限り、様々であり得る。好適な支持材料は、約１００乃
至約２００μの厚さを有するテレフタル酸ポリエチレン
フィルムである。支持体は、色レコードがフルカラー画
像内に見当が合わされるよう引き伸ばしに対し耐性があ
るべきである。支持体は、最終的な組立作業における接
着を制御するよう１つ以上の「乾板（フィルム）のゼラ
チンの下塗り材」層によって被覆される場合があり、そ
れにより画像は印刷機ストック用紙５０に張り合わされ
る後に効果的に剥がされるが、張り合わせの前に時期尚
早に剥がれない。支持体の裏側は、静電防止剤及び／又
は滑り層若しくはマット層によって被覆され得、エレメ
ントの取り扱い及び「手触り」を改善する。
【００１４】媒染剤層２０は、画像色料に対し強い親和
性を有する媒染剤を含む。本発明の好適な実施例では、
画像色料は、水溶性の陰イオンインクジェット染料であ
る。この実施例では、好適な媒染剤は、高分子第四級ア
ンモニウム塩である。このような重合体の１つの好適な
重合体は、媒染剤層２０の５乃至５０％の量で、ジエチ
ル硫酸で四級化され、ポリ（１−ビニルピロリドン−co
−２−ジメチルアミノエチルメタクリレート）である。
残りの媒染剤層２０は、ポリ酢酸ビニールを７５乃至９
０％で加水分解したポリビニールアルコールといった水
溶性の結合剤である。他の四級化されたアミンを含む重
合体も媒染剤として使用することが可能であり、且つ、
他の重合体を結合剤として使用することも可能である。
界面活性剤、レオロジー条件剤、熱重合抑止剤、粘着付
与剤、可塑剤、色料、酸化防止剤、及び充填剤といった
他の材料を含む場合がある。媒染剤層２０は、スピンコ
ーティング、ナイフコーティング、食刻ロールコーティ
ング、浸漬コーティング、又は押出しホッパコーティン
グを含む任意の一般的なコーティング方法によって被覆
される。溶媒、コーティング条件、及び乾燥条件は、層
に使用される材料の性質に基づいて選択され、このこと
は、受像体コーティング製造の技術における当業者には
既知である。媒染剤層２０の厚さは、１乃至１００マイ
クロメートルであり、好適には１０乃至３０マイクロメ
ートルである。
性を有する媒染剤を含む。本発明の好適な実施例では、
画像色料は、水溶性の陰イオンインクジェット染料であ
る。この実施例では、好適な媒染剤は、高分子第四級ア
ンモニウム塩である。このような重合体の１つの好適な
重合体は、媒染剤層２０の５乃至５０％の量で、ジエチ
ル硫酸で四級化され、ポリ（１−ビニルピロリドン−co
−２−ジメチルアミノエチルメタクリレート）である。
残りの媒染剤層２０は、ポリ酢酸ビニールを７５乃至９
０％で加水分解したポリビニールアルコールといった水
溶性の結合剤である。他の四級化されたアミンを含む重
合体も媒染剤として使用することが可能であり、且つ、
他の重合体を結合剤として使用することも可能である。
界面活性剤、レオロジー条件剤、熱重合抑止剤、粘着付
与剤、可塑剤、色料、酸化防止剤、及び充填剤といった
他の材料を含む場合がある。媒染剤層２０は、スピンコ
ーティング、ナイフコーティング、食刻ロールコーティ
ング、浸漬コーティング、又は押出しホッパコーティン
グを含む任意の一般的なコーティング方法によって被覆
される。溶媒、コーティング条件、及び乾燥条件は、層
に使用される材料の性質に基づいて選択され、このこと
は、受像体コーティング製造の技術における当業者には
既知である。媒染剤層２０の厚さは、１乃至１００マイ
クロメートルであり、好適には１０乃至３０マイクロメ
ートルである。
【００１５】インク受理層３０は、インクの液滴に対し
高い接触角を有する材料の層である。図２に示されるよ
うに、色料の液滴４０は、インク受理層３０の表面に対
し１５度以上の接触角を、好適には３０度以上の角度を
有する。この急勾配の接触角によって、液滴が媒染剤層
２０に吸収される際に拡散が最小となることを保証す
る。インク受理層は、熱、圧力、又は両方の影響下によ
ってプレスストック用紙５０に張り合わされて結合され
ることが好適である。或いは、接着材料をインク受理層
３０内に含むことが可能であり、又は、張り合わせの前
に別の接着層を設けることが可能である。
高い接触角を有する材料の層である。図２に示されるよ
うに、色料の液滴４０は、インク受理層３０の表面に対
し１５度以上の接触角を、好適には３０度以上の角度を
有する。この急勾配の接触角によって、液滴が媒染剤層
２０に吸収される際に拡散が最小となることを保証す
る。インク受理層は、熱、圧力、又は両方の影響下によ
ってプレスストック用紙５０に張り合わされて結合され
ることが好適である。或いは、接着材料をインク受理層
３０内に含むことが可能であり、又は、張り合わせの前
に別の接着層を設けることが可能である。
【００１６】本発明の好適な実施例では、インク受理層
３０は、ポリ（１−ビニルピロリドン−co−スチレン）
からなる層である。インク受理層３０は、媒染剤層２０
を溶解させない溶媒によって被覆されることが好適であ
り、それにより、層の混合が最小にされる。本発明の好
適な実施例では、インク受理層の溶媒は、プロパノール
である。インク受理層３０は、媒染剤層２０に対し説明
したような一般的なコーティング方法のうちのいずれか
によって被覆され得る。インク受理層３０の厚さは、
０．１乃至５マイクロメートル、好適には０．５乃至２
マイクロメートルである。
３０は、ポリ（１−ビニルピロリドン−co−スチレン）
からなる層である。インク受理層３０は、媒染剤層２０
を溶解させない溶媒によって被覆されることが好適であ
り、それにより、層の混合が最小にされる。本発明の好
適な実施例では、インク受理層の溶媒は、プロパノール
である。インク受理層３０は、媒染剤層２０に対し説明
したような一般的なコーティング方法のうちのいずれか
によって被覆され得る。インク受理層３０の厚さは、
０．１乃至５マイクロメートル、好適には０．５乃至２
マイクロメートルである。
【００１７】図３は、本発明の使用法を示す図である。
画像が、好適にはインクジェット印刷法によってインク
受理層３０上に蒸着される後、画像表面は、一枚の印刷
機ストック用紙５０と接触するよう置かれる。組立体
（受理層と積層層）は、ラミネータを通され、そこで画
像層が印刷機ストック用紙５０上に熱及び／又は圧力定
着される。例えば、ドロップ・オン・デマンドインクジ
ェットプリンタ又はコンティニュアスインクジェットプ
リンタといった様々なインクジェットプリンタを本発明
に従って使用することが可能である。印刷機ストック用
紙は、糸目の粗い織り又は被覆されていない用紙を含む
だけでなく、クレー及びデンプンからなる混合体によっ
て一般的に被覆される用紙も含む。用紙コーティングに
は、紙製造の技術における当業者には既知であるように
漂白剤及び光学光沢剤も含む場合がある。印刷業界に対
し製造且つ販売される用紙の多様性によって、インク受
理層３０が、業界において一般的に使用されるほとんど
の又は全ての重要な印刷機ストック用紙の表面に対し強
力に結合することが可能であることが重要である。印刷
機ストック用紙５０をラミネータに通した後、剥離可能
である基板１０が媒染剤層２０から剥がされ、画像は印
刷機ストック用紙５０上に張り合わされたままとなり、
色校正刷りが提供される。画像の背景色は、印刷機によ
って印刷される刷りの背景色と同一となり、それによ
り、画像の色相及び濃度の詳細を正確に評価することが
可能である。
画像が、好適にはインクジェット印刷法によってインク
受理層３０上に蒸着される後、画像表面は、一枚の印刷
機ストック用紙５０と接触するよう置かれる。組立体
（受理層と積層層）は、ラミネータを通され、そこで画
像層が印刷機ストック用紙５０上に熱及び／又は圧力定
着される。例えば、ドロップ・オン・デマンドインクジ
ェットプリンタ又はコンティニュアスインクジェットプ
リンタといった様々なインクジェットプリンタを本発明
に従って使用することが可能である。印刷機ストック用
紙は、糸目の粗い織り又は被覆されていない用紙を含む
だけでなく、クレー及びデンプンからなる混合体によっ
て一般的に被覆される用紙も含む。用紙コーティングに
は、紙製造の技術における当業者には既知であるように
漂白剤及び光学光沢剤も含む場合がある。印刷業界に対
し製造且つ販売される用紙の多様性によって、インク受
理層３０が、業界において一般的に使用されるほとんど
の又は全ての重要な印刷機ストック用紙の表面に対し強
力に結合することが可能であることが重要である。印刷
機ストック用紙５０をラミネータに通した後、剥離可能
である基板１０が媒染剤層２０から剥がされ、画像は印
刷機ストック用紙５０上に張り合わされたままとなり、
色校正刷りが提供される。画像の背景色は、印刷機によ
って印刷される刷りの背景色と同一となり、それによ
り、画像の色相及び濃度の詳細を正確に評価することが
可能である。
【００１８】正確な色校正刷りを形成するためには、最
終的な印刷刷りと同じ背景色を有することが必要である
のみならず、画像色の色相及び濃度が印刷インクと同じ
であることも必要である。インクジェットインクの色相
及び濃度は、インクを作成するために選択される色料に
依存するだけでなく、媒染剤層２０に使用される媒染剤
及び高分子結合剤の組成にも依存する。実際には、色料
及び媒染剤重合体は、層に使用される材料の性質に基づ
いて選択され、このことは、カラーインクジェット印刷
製造の技術における当業者には既知である。
終的な印刷刷りと同じ背景色を有することが必要である
のみならず、画像色の色相及び濃度が印刷インクと同じ
であることも必要である。インクジェットインクの色相
及び濃度は、インクを作成するために選択される色料に
依存するだけでなく、媒染剤層２０に使用される媒染剤
及び高分子結合剤の組成にも依存する。実際には、色料
及び媒染剤重合体は、層に使用される材料の性質に基づ
いて選択され、このことは、カラーインクジェット印刷
製造の技術における当業者には既知である。
【図１】剥離可能な基板、媒染剤層、及び、インク受理
層を示す受像体層を示す側面図である。
層を示す受像体層を示す側面図である。
【図２】色料の液滴がインク受理層の表面上に蒸着さ
れ、それにより液滴は拡散せず、下にある媒染剤層に直
接浸透する図１の層を示す図である。
れ、それにより液滴は拡散せず、下にある媒染剤層に直
接浸透する図１の層を示す図である。
【図３】画像が印刷機ストック用紙上に張り合わされ、
剥離可能な基板が取り除かれる様子を示す図である。
剥離可能な基板が取り除かれる様子を示す図である。
１０ 基板 ２０ 媒染剤層 ３０ インク受理層 ４０ 色料の液滴 ５０ ストック用紙
Claims (3)
- 【請求項１】 生産又はプレスランの前に印刷ストック
上にインクの色校正画像を形成する方法であって、 ａ）剥離可能な基板を有し、上記基板上に形成され、結
合剤内に、上記インク内の色料と結合する媒染剤を有す
る層と、上記媒染剤層上に形成され、インクを浸透させ
るが、上記インクが内部を通過し上記媒染剤層にいたる
際のインクの拡散を制限するインク受理層とを含む受像
体を提供する段階と、 ｂ）上記媒染剤層内に色校正画像を形成するよう色料を
有するインクを上記インク受理層に蒸着させる段階と、 ｃ）上記インク受理層を上記印刷ストックに張り合わ
せ、上記剥離可能な基板を上記受像体から剥がし色校正
刷りを形成する段階とを含む方法。 - 【請求項２】 色校正画像を受像ストックに転写するの
に使用する受像体であって、 ａ）剥離可能な基板と、 ｂ）上記基板上に形成され、結合剤内に、インク内の色
料と結合する媒染剤を有する層及びインク受理層と、 ｃ）インクを浸透させるが、上記インクが内部を通り上
記媒染剤層へいたる際のインクの拡散を制限するインク
受理層とを含み、 上記インク受理層は、上記印刷ストックに張り合わされ
るよう適応され、その後に、上記剥離可能な基板が取り
除かれ色校正刷りを形成する受像体。 - 【請求項３】 上記インク受理層は、インクの液滴に対
し高い接触角を有する材料からなる層である請求項２記
載の受像体。
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|---|---|---|---|
| US671721 | 2000-09-27 | ||
| US09/671,721 US6471811B1 (en) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | Ink color proofing |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002172848A true JP2002172848A (ja) | 2002-06-18 |
Family
ID=24695624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001289934A Pending JP2002172848A (ja) | 2000-09-27 | 2001-09-21 | インク色校正 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6471811B1 (ja) |
| EP (1) | EP1193554B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002172848A (ja) |
| DE (1) | DE60127788T2 (ja) |
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| US8088860B2 (en) * | 2004-10-29 | 2012-01-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Paper with photo-feel backcoat |
| US7972666B2 (en) * | 2005-08-18 | 2011-07-05 | Isp Investments Inc. | Coating compositions for forming inkjet-receptive coatings on a substrate |
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| JPH09240196A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Keiwa Shoko Kk | 転写型画像形成シート材 |
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|---|---|---|---|---|
| US4600669A (en) | 1984-12-26 | 1986-07-15 | Eastman Kodak Company | Electrophotographic color proofing element and method for using the same |
| US5023229A (en) | 1990-10-31 | 1991-06-11 | Eastman Kodak Company | Mixture of dyes for magenta dye donor for thermal color proofing |
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| US5134116A (en) | 1990-11-02 | 1992-07-28 | Eastman Kodak Company | Mixture of dyes for black dye donor for thermal color proofing |
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| JP2000127617A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録媒体及び画像記録方法 |
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| US6447882B1 (en) * | 2000-02-28 | 2002-09-10 | Eastman Kodak Company | Ink jet recording element |
| US6291127B1 (en) * | 2000-08-23 | 2001-09-18 | Eastman Kodak Company | Water-borne polyester coated imaging member |
-
2000
- 2000-09-27 US US09/671,721 patent/US6471811B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001289934A patent/JP2002172848A/ja active Pending
- 2001-09-21 DE DE60127788T patent/DE60127788T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-09-21 EP EP01203577A patent/EP1193554B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05566A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-01-08 | Canon Inc | 画像形成方法 |
| JPH09240196A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Keiwa Shoko Kk | 転写型画像形成シート材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1193554B1 (en) | 2007-04-11 |
| EP1193554A1 (en) | 2002-04-03 |
| US6471811B1 (en) | 2002-10-29 |
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| DE60127788D1 (de) | 2007-05-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110531 |
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