JPH068643A - 二重プロセス熱転写画像形成 - Google Patents

二重プロセス熱転写画像形成

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JPH068643A
JPH068643A JP9116993A JP9116993A JPH068643A JP H068643 A JPH068643 A JP H068643A JP 9116993 A JP9116993 A JP 9116993A JP 9116993 A JP9116993 A JP 9116993A JP H068643 A JPH068643 A JP H068643A
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thermal
dye
transfer
receptor
image
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JP9116993A
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Jeffrey C Chang
ジェフリー・チン−イー・チャン
Andrew B Becker
アンドリュー・ベンジャミン・ベッカー
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a)熱物質転写ドナーエレメントを提供する
工程; (b)熱染料転写ドナーエレメントを提供する工程;
(c)基材、および反応性アミノ変性シリコーンが化学的
に接合された塩化ビニル含有コポリマーを有する熱転写
レセプターエレメントを提供する工程; (d)染料画像を
該熱染料転写ドナーエレメントから該熱転写レセプター
エレメントへ転写させる工程; および(e)画像を該熱物
質転写ドナーエレメントから該熱転写レセプターエレメ
ントへ転写させる工程; を包含する画像を調製するため
の方法。 【効果】 熱染料または熱物質転写に伴う不都合および
欠点を含まない統合された熱転写画像形成方法が提供さ
れた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱物質転写および熱染料
転写画像形成の両方を含む画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱染料転写技術は、優れた連続トーンの
フルカラー画像を提供しうるとして知られている。熱染
料転写印刷においては、レセプターエレメントに瞬間的
に接触するように位置させた染料ドナーエレメントから
レセプターエレメントへ染料を選択的に転写することに
より画像がレセプターエレメント上に形成される。微小
な電気的に加熱されたエレメントからなる熱源、典型的
には、熱印刷ヘッドにより誘導されて染料ドナーエレメ
ントからキャリアビークルなしで染料が拡散すること
は、熱染料転写法(当該技術分野では「昇華転写」ともし
ばしば称される。)の特徴である。これらのエレメント
は画像形成材料を染料ドナーエレメントから染料レセプ
ターエレメントへ画像に応じた様式で転写する。
【0003】熱染料転写系は、化学反応系および熱物質
転写系のような他の熱転写系よりも利点を有する。一般
に、熱染料転写系は他のこれらの系よりも優れたグレイ
スケール(gray scale)の調節を提供する。しかしながら
問題点もある。一つの問題点は染料ドナーおよびレセプ
ターエレメントが剥離しにくいことである。このことに
より、染料転写中に意図しない物質転写(例えば、染料
被覆のレセプターへの粘着(blocking)または固着(stick
ing))が生じる。この問題は、しばしば、染料レセプタ
ー層の表面に設けられる染料透過性剥離被覆の付与によ
り対応されてきた。さらに、適当な染料透過性、媒染特
性、基材への接着性および長期間の光および熱安定性を
有するレセプター層に用いるための材料が求められてい
る。
【0004】熱物質転写印刷もまた当該技術分野で熱画
像を提供するために用いられてきた。連続トーン画像形
成はできないけれども、熱物質転写では明確で濃い一様
なハーフトーン画像を生成可能である。「熱物質転写」と
いう用語は、着色剤は上述のような熱源の作用によりド
ナーエレメントからレセプターエレメントの表面へ転写
されるけれども染料または着色剤の昇華は生じないもの
を意味する。しばしば、着色剤は工程において共に転写
されるバインダー中に含有される。これらは、例えば、
米国特許第4,839,224号および同第4,822,643号に開示さ
れている。また、米国特許第4,985,321号に記載のよう
に着色剤はバインダーなし構成で存在しうる。一般に、
熱物質転写工程は画像受容層において観察可能な熱拡散
を示さない着色剤(例えば、顔料、金属など)において行
われる。しかしながら、拡散を示す着色剤も用いうる。
対照的に、顔料は熱染料拡散工程においては一般に有用
でない。
【0005】熱物質転写の欠点の一つは、熱物質転写ド
ナーエレメントが受容層に適切に接着しない場合が生じ
うることである。そのことにより、適切な画像を提供す
るのに必要な受容層への着色剤の物質転写が不完全また
は全くない状態が生じる。その結果、特別の受容または
レセプター層が必要となる。
【0006】それらの優れた特性のためにポリ塩化ビニ
ル誘導体およびコポリマーが熱染料転写レセプターエレ
メントに用いられてきた。例えば、米国特許第4,853,36
5号には、染料画像レセプターとして用いられる塩素化
ポリ塩化ビニルが開示されており、これらは良好な染料
溶解性および高い染料受容性を有する。同様に、日本国
公開出願第29,391(1990)および同第39,995(1990)に記載
されているように塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマーも
また熱染料転写レセプターエレメントに用いられてき
た。日本国公開出願第160,681(1989)号には、ポリ塩化
ビニル-ポリビニルアルコールコポリマーを含有する染
料受容層が開示されており、日本国公開出願第43,092(1
990)号; 同第95,891(1990)号; および同第108,591(199
0)号には、ヒドロキシ変性ポリ塩化ビニル樹脂およびイ
ソシアネート化合物を含有する染料受容層が開示されて
いる。
【0007】米国特許第4,990,485号には、基材、およ
び少なくとも1個のグラフトされたポリシロキサンセグ
メントを有するグラフトコポリマーからなる染料受容層
を有する熱転写画像受容シートが開示されている。コポ
リマー鎖の主鎖は塩化ビニル-酢酸ビニルおよび塩化ビ
ニル-アクリル酸コポリマーを含む塩化ビニル含有コポ
リマーでありうる。第15欄、第9〜17行において、この
特許はステアリルアルコールと共にグラフトされた塩化
ビニル/n-ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレー
ト/ビニル変性ポリメチルメタクリレートコポリマーの
使用を開示している。
【0008】一般に、ポリ塩化ビニルベースのポリマー
は光照射に対して不安定であり、分解することにより塩
化水素を形成し、逆に画像形成染料を劣化させる。この
ことにより、UV安定剤および塩化水素を中和する化合物
を積極的に使用する必要が生じる。
【0009】このようなレセプターエレメントにおいて
他の材料もまた用いられてきた。例えば、米国特許第4,
897,377号には、少なくとも一表面が非結晶ポリエステ
ル樹脂で被覆された支持基材を有する熱転写印刷受容エ
レメントが開示されている。公開欧州特許出願第133,01
2(1985)号には、支持体、およびエステル、ウレタン、
アミド、尿素または高極性結合を有する樹脂とシリコー
ン油のような、画像受容層中またはレセプター層の少な
くとも一部の上に剥離層として存在する染料剥離剤とを
その上に有する熱転写性エレメントを開示している。公
開欧州特許出願第133,011(1985)号には、それぞれ、(1)
-100〜20℃のガラス転移温度Tgおよび(2)極性基を有す
る合成樹脂; および40℃以上のTgを有する合成樹脂から
それぞれ成る第1および第2領域を有する画像形成層材
料に基づく熱転写性エレメントを開示している。
【0010】米国特許第4,914,078号には、染料受容材
料および熱硬化アミノ変性シリコーン有機エポキシドベ
ース樹脂を含有する受容被覆が開示されている。
【0011】米国特許第4,626,256号および同第4,927,6
66号には、アミノ変性シリコーンおよびエポキシ変性シ
リコーンの反応硬化生成物を含有する染料透過性剥離剤
を含む画像受容シートが開示されている。
【0012】米国特許第4,910,189号には、熱硬化シリ
コーン組成物をさらに含有するバインダーを含有する熱
転写染料シートが開示されている。
【0013】米国特許第4,931,423号には、樹脂、およ
び受容層中に傾斜した(gradient)濃度を有するシリコー
ン油を含有する熱染料転写受容層が開示されている。
【0014】当該分野で求められているのは、それぞれ
の欠点および短所を有することなく熱染料転写および熱
物質転写の両方の利点を有する熱転写画像形成方法であ
る。
【0015】
【発明の要旨】本発明によれば、熱染料転写および熱物
質転写が一つの統合された工程で効果的に行いうること
が見出された。この工程では熱転写レセプターエレメン
ト、すなわち、特定の塩化ビニル含有コポリマーとグラ
フトされた剥離セグメントとの使用を包含する。
【0016】一実施態様では、(a)基材および物質ドナ
ー層を有する熱物質転写ドナーエレメントを提供する工
程; (b)基材および染料ドナー層を有する熱染料転写ド
ナーエレメントを提供する工程; (c)基材、および約50
〜85℃のTg、約10,000〜100,000g/モルの重量平均分子
量、500〜7,000g/当量のヒドロキシル当量、約9,000〜
約23,000g/当量のスルホネート当量、および約500〜約
7,000g/当量のエポキシ当量を有し、反応性アミノ変性
シリコーンが化学的に結合された塩化ビニル含有コポリ
マー、を有する熱転写レセプターエレメントを提供する
工程; (d)上記熱染料転写ドナーエレメントおよび上記
熱転写レセプターエレメントとを熱および圧力の印加の
下に直接接触させ、そのことにより、熱染料転写ドナー
エレメントから熱転写レセプターエレメントへ染料画像
の転写を行う工程; (e)上記熱物質転写ドナーエレメン
トを熱および圧力の同時印加の下に直接接触させ、その
ことにより、熱物質転写ドナーエレメントから熱転写レ
セプターエレメントへの画像の転写を行う工程; を包含
する画像調製のための方法を提供する。ここで用いられ
る「直接接触」という用語は、熱転写ドナーエレメントと
熱転写レセプターエレメントとの間に空間またはフォー
ルド(fold)などがないことを意味する。
【0017】好ましい実施態様では、塩化ビニル含有コ
ポリマーは約55〜65℃のTg; 約30,000〜50,000g/モルの
重量平均分子量; 1,800〜3,500g/当量のヒドロキシル当
量;11,000〜19,500g/当量のスルホネート当量; および
約1,000〜6,000g/当量のエポキシ当量を有する。
【0018】予期せぬことであるが、本発明の統合され
た熱転写画像形成方法は、熱染料または熱物質転写に伴
う不都合および欠点を含まない。そして、染料転写画像
形成およびその後の熱物質転写画像形成中に望ましくな
い物質転写(または染料ドナーエレメントの粘着)が起こ
らず、本発明で使用される熱転写エレメントは熱物質転
写画像を受容し、接着しうる。
【0019】本発明の方法は、着色された染料画像上の
ゴールドマークのような、熱物質転写モード由来の明る
い補助色画像で強調された染料転写画像モード由来の優
れた連続トーンのフルカラーを有する複合画像を提供す
るその他の利点を有する。
【0020】他の局面では、本発明の利点および利益は
詳細な説明、実施例および特許請求の範囲から明らかで
ある。
【0021】
【発明の構成】本発明に用いられる熱転写画像レセプタ
ーエレメントは少なくとも一表面上に染料受容層を有す
る支持基材を有する。染料受容層は、約50〜85℃、より
好ましくは約55〜65℃のTg; 約10,000〜100,000g/モ
ル、より好ましくは約30,000〜50,000g/モルの重量平均
分子量; 約500〜7,000g/当量、より好ましくは約1,800
〜3,500g/当量のヒドロキシル当量; 約9,000〜23,000g/
当量、より好ましくは11,000〜19,500g/当量のスルホネ
ート当量; および約500〜約7,000g/当量、より好ましく
は約1,000〜6,000g/当量のエポキシ当量を有し、反応性
アミノ変性シリコーンが化学的に結合されている塩化ビ
ニル含有コポリマーである。
【0022】本発明に有用な塩化ビニル含有コポリマー
は「MR-110」、「MR-113」および「MR-120」の商標で日本ゼオ
ン社(日本国、東京)より市販されている。または、これ
らは、ここに参照として挙げる米国特許第4,707,411
号、同第4,851,465号または同第4,900,631号に記載の方
法により調製しうる。
【0023】塩化ビニルと重合させるのに好ましいコモ
ノマーもまた上記引用特許に開示されている。特に限定
されないが、これらにはグリシジルメタクリレート、グ
リシジルアクリレート、グリシジルビニルエーテルなど
のような(メタ)アクリルおよびビニルエーテルモノマー
のようなエポキシ含有共重合性モノマーが含まれる。特
に限定されないが、スルホネート化共重合性モノマーに
はエチル(メタ)アクリレート-2-スルホネートのような
(メタ)アクリルモノマー、ビニルスルホン酸、アリルス
ルホン酸、3-アリルオキシ-2-ヒドロキシプロパンスル
ホン酸、スチレンスルホン酸、およびこれらの化合物の
金属およびアンモニウム塩が含まれる。特に限定されな
いが、ヒドロキシル基含有共重合性モノマーには2-ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレートおよび2-ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレートのようなヒドロキシレート化
(メタ)アクリレート; モノ-2-ヒドロキシプロピルマレ
ート、ジ-2-ヒドロキシプロピルマレート、モノ-2-ヒド
ロキシブチルイタコネートなどのような不飽和ジカルボ
ン酸のアルカノールエステル; 3-ブテン-1-オール、5-
ヘキセン-1-オールおよび4-ペンテン-1-オールなどのよ
うなオレフィンアルコールなどが含まれる。少量(合計
で5重量%を越えない量)で共重合されうるその他のコ
モノマーには、メチル(メタ)アクリレート、プロピル
(メタ)アクリレートなどのようなアルキル(メタ)アクリ
レートエステルなど; およびビニルアセテート、ビニル
プロピオネート、ビニルブチレートなどのようなビニル
エステルが含まれる。
【0024】多くの市販の染料ドナーエレメントは樹脂
ベースなので染料画像受容層は多くの樹脂を被覆した場
合に共存可能でなければならない。一般に、異なる製造
元はドナーエレメントにおいて異なる樹脂処方を用いる
ので、染料受容層は数種の異なる樹脂に親和性を有する
必要がある。染料ドナーエレメントから染料レセプター
エレメントへの染料の転写は本質的に接触工程なので、
加熱することにより画像形成を行うに当たり染料ドナー
エレメントと染料レセプターエレメントとの密接な接触
(例えば、空間またはフォールド(folds)の不存在)が重
要である。
【0025】熱染料転写レセプターエレメントの調製に
おいて染料受容層の軟化温度(Tg)の適切な選択は重要で
ある。好ましくは、染料受容層は染料ドナーエレメント
から染料を転写するために用いられる温度、またはこれ
より若干低い温度で軟化する。しかしながら、軟化温度
は、樹脂が劣化、伸長、変形(wrinkle)等しない程度で
なければならない。さらに、染料レセプターエレメント
は非粘着性であり、熱プリンターに容易に供給でき、取
り扱い、供給および工程から除去後も有用であるほど十
分に耐久性であることが好ましい。
【0026】熱転写レセプターエレメントは、画像受容
層を作製するための種々の成分を適当な溶媒(例えば、
テトラヒドロフラン(THF)、メチルエチルケトン(MEK)、
MEK/トルエン混合物、およびこれらの混合物)に導入す
る工程; 得られる溶液を混合する工程(例えば、室温に
おいて); および得られる混合物を適当な基材上に被覆
し、好ましくは昇温条件で、得られる被覆を乾燥させる
工程; を包含する方法により調製されうる。好ましい被
覆技術には、ナイフ被覆、ロール被覆、カーテン被覆、
スピン被覆、押出ダイ被覆、グラビア被覆などが含まれ
る。好ましくは、画像受容層は目に見える着色剤を含ま
ない(例えば、0.2、好ましくは0.1吸収単位を下回る光
学密度)。染料受容層の厚さは約0.001〜0.1mm、好まし
くは約0.005〜0.010mmである。
【0027】本発明においては、反応性アミノ変性シリ
コーンが塩化ビニル含有コポリマーに化学的に結合され
る。反応性シリコーンアミノ基はシリコーンセグメント
の末端、主鎖中、または両方において付加し得、一般
に、シリコーン主鎖中のシリコーン原子にアミノ基を連
結する有機基(例えば、アルキルまたはアリール)により
付加される。アミノ基は一級または二級でありうる。し
かしながら、三級アミノ基は本発明に有用でない。アミ
ノ変性シリコーンのアミノ基当量は、好ましくは約100
〜2,000g/当量、より好ましくは約300〜1,000g/当量で
ある。一級アミノ変性シリコーンは最も反応性に富み、
最も好ましい。
【0028】このようなアミノ変性シリコーンは市販さ
れており、例えば、「X-22-161AS」、「X-22-161A」、「X-22
-161B」、「X-22-161C」、「KF-393」、「KF-859」、「KF-86
0」、「KF-861」、「KF-867」、「KF-869」、「KF-880」、「KF-80
02」、「KF-8004」、「KF-8005」、「KF-858」、「KF-864」、「KF
-865」、「KF-868」および「KF-8003」の商標で信越化学社よ
り市販されている。
【0029】アミノ変性シリコーン油および塩化ビニル
含有コポリマーは溶媒中に配合され、その際にアミノ変
性シリコーンと塩化ビニル含有コポリマーのエポキシ基
との間に反応が生じる。一般には不要であるが、この工
程のための触媒も添加しうる。通常は、室温において反
応が行なわれるけれども、必要に応じて、触媒の添加ま
たは加熱により反応が加速される。
【0030】好ましい基材材料は画像受容層が接着され
るすべての可撓性材料でありうる。好ましい基材は平滑
または粗、透明または不透明、および連続またはエレメ
ント状でありうる。それらは浸透性または本質的に非浸
透性でありうる。好ましい裏材料は白色充填または透明
ポリエチレンテレフタレートまたは不透明紙である。基
材として用いるのに好ましい材料の非限定的な例には、
ポリエステル(特にポリエチレンテレフタレートおよび
ポリエチレンナフタレート); ポリスルホン;ポリスチレ
ン; ポリカーボネート; ポリイミド; ポリアミド; セル
ロースエステル(特にセルロースアセテートおよびセル
ロースブチレート); ポリ塩化ビニルおよびこれらの誘
導体; ポリエチレン; ポリプロピレンなどが含まれる。
また、支持体はバライタ被覆紙、アイボリー紙、コンデ
ンサー紙または合成紙のように反射性でありうる。支持
体は染料受容層と反対側に設けられた帯電防止および/
または粘着防止層を有しうる。一般に、基材は約0.05〜
5mm、好ましくは約0.05〜1mmの厚さを有する。
【0031】「非浸透性」という用語は、インク、ペイン
トおよび他の液体着色媒体が基材を通って容易に流動し
ない(例えば、真空度7トルにおいて0.05ml/秒未満、好
ましくは真空度7トルにおいて0.02ml/秒未満)ことを意
味する。著しく浸透性でなければ、加熱された画像受容
層が支持体中へ吸収されることが防止される。
【0032】レセプターエレメント、熱染料転写ドナー
エレメントおよび熱物質ドナーエレメントのように用い
られる「エレメント」という用語は、裁断され、被覆され
たストック、連続被覆リボン、またはパッチ被覆リボン
を意味する。
【0033】本発明に用いられる熱転写画像レセプター
エレメントは少なくとも1種の熱転写染料ドナーエレメ
ントと組み合わせて用いられ、ここでは、熱の印加によ
り染料ドナーエレメントからレセプターエレメントへ染
料画像が転写される。染料ドナー層はレセプターエレメ
ントの染料受容層と接触して位置させられ、情報信号の
パターンにより選択的に加熱され、そのことによりドナ
ーエレメントからレセプターエレメントへ染料が転写さ
れる。ドナーエレメントに印加される熱の強度にしたが
った形および強度でパターンがその上に形成される。熱
源は電気抵抗エレメント、レーザー(好ましくは赤外線
レーザーダイオード)、赤外線フラッシュ、加熱ペンな
どでありうる。得られる染料画像の品質は、熱エネルギ
ーを供給するのに用いる熱源の寸法、染料ドナーエレメ
ントおよび染料レセプターエレメントの接触位置、およ
び熱エネルギーを調節することにより容易に改良しう
る。印加される熱エネルギーは、画像の明暗グラデーシ
ョンを提供し、写真のような画像の連続グラデーション
を確実とするドナーエレメントからの染料の拡散を効果
的に行うために調節される。したがって、本発明の画像
レセプターエレメントは、染料ドナーエレメントと組み
合わせて用いることにより、印刷、ファクシミリ、また
は熱印刷系の種々のプリンターが使用される磁気記録系
による写真の印刷調製、またはテレビ画像、またはコン
ピュータ操作によるCRT画像、またはビデオカメラのよ
うな適当な手段によるグラフィックパターンまたは固定
画像の印刷調製、および印刷の光化学工程で用いられる
電子スキャナによるオリジナル由来の連続パターンの複
製に用いうる。
【0034】好ましくは、熱染料転写工程は約40〜280
℃、より好ましくは50〜200℃の範囲の界面温度で行な
われる。好ましくは、圧力は約5〜50psi、より好まし
くは約10〜30psiの範囲である。
【0035】本発明に用いるのに好ましい熱染料転写ド
ナーエレメントは熱画像形成分野でよく知られている。
好ましい実施態様では、ドナーエレメントは、ここで参
照として挙げる米国特許第4,853,365号に記載されてい
る種類のものである。
【0036】熱染料転写の後に、本発明の画像受容エレ
メントは少なくとも1種の熱物質転写ドナーエレメント
と組み合わせて用いられる。
【0037】本発明に用いられる好ましい熱物質転写ド
ナーエレメントは熱画像形成分野で周知である。このよ
うな熱物質転写ドナーエレメントの典型例は、ここに参
照として挙げる米国特許第4,822,643号に開示されてい
る。好ましい態様では、熱物質転写ドナーエレメントは
バインダー中に着色剤を含む被覆が設けられた支持体を
有する。これは、例えば、ここに参照として挙げる米国
特許第4,839,224号および同第4,822,643号に開示されて
いるような方法により転写される。他の好ましい態様で
は、ここに参照として挙げる米国特許第4,985,321号お
よび譲受人の同時継続米国出願第07/776,602号および同
第07/775,782号に開示されているようなバインダーを含
まない構成で存在しうる。
【0038】熱物質転写画像形成工程においては、熱物
質転写ドナーエレメントに印加される熱の強度に依存す
る形状およびドッド寸法においてパターンが画像レセプ
ターエレメント上に形成される。熱物質転写工程のため
の熱源は電気抵抗エレメント、レーザー(好ましくは赤
外線レーザーダイオード)、赤外フラッシュ、加熱ペン
などでありうる。好ましくは、熱染料転写および熱物質
転写工程のための熱源は同一である。
【0039】好ましくは、熱物質転写工程は約40〜200
℃、より好ましくは約50〜150℃の範囲の界面温度で行
われる。好ましくは圧力は約5〜50psi、より好ましく
は10〜30psiの範囲である。
【0040】染料受容層に添加されうる他の添加剤およ
び変性剤には、UV安定剤、熱安定剤、適当な可塑剤、界
面活性剤、剥離剤などが含まれ、本発明の染料レセプタ
ーエレメントに用いられる。
【0041】
【実施例】以下の非限定的な実施例により本発明をさら
に説明する。特に断らない限り以下の実施例で用いられ
る材料はアルドリッヒ化学社(Aldrich Chemical Co.)、
ミルウォーキー、ウィスコンシン、のような通常の化学
業者より入手できる。「PVC」という用語はポリ塩化ビニ
ルを意味する。「PET」という用語はポリエチレンテレフ
タレートを意味する。「メイヤーバー」という用語は、R
&Dスペシャリティーズ、ウェブスター、NY、により市
販されているようなワイヤー巻き付けロッドを意味す
る。
【0042】
【実施例1】本実施例では、SHEV樹脂(スルホネート化/
ヒドロキシ/エポキシ/塩化ビニル含有コポリマー)とア
ミノ変性シリコーン油との室温における溶液反応性を説
明する。これらの反応性は経時に伴う粘度の増加により
示される。
【0043】7.46重量%のMR-120TM塩化ビニル含有コポ
リマー(日本ゼオン社、日本国、東京、より得られるヒ
ドロキシル当量1890g/当量; スルホネート当量19,200g/
当量; エポキシ当量5,400g/当量、Tg=65℃、Mw=30,00
0)、7.16重量%のウカー・ビンス(UCAR VYNS)-3TM塩化
ビニル/ビニルアセテートコポリマー(重量比9:1、Mn=
44,000、ユニオン・カーバイド、ダンブリー、CT)およ
び0.60重量%のKF-393TMアミノ変性シリコーン液(アミ
ノ当量360g/当量、信越化学社、日本国、東京)をMEK(メ
チルエチルケトン)中に含む溶液を新たに調製した。
【0044】ブルックフィールド・デジタル粘度計第LV
TDCP型を用いて25℃において溶液の初期粘度およびその
後の経時に伴う粘度の変化を測定した。結果は、溶液の
初期粘度65.1cps、その後、粘度は時間と共に上昇し、
調製後1時間で67.8cps、2時間で69.4cps、3時間で7
7.2cps、6時間で83.2cps、そして22時間で83.3cpsとな
った。明らかに、粘度の増大は多官能SHEV樹脂とアミノ
変性シリコーン油との間の反応による。大部分の反応は
最初の6時間以内に生じると考えられる。
【0045】
【実施例2】本実施例はアミノ変性シリコーン液とイン
・サイツで反応させたSHEV樹脂の染料受容体としての使
用を示す。
【0046】MEK中に14.89重量%のMR-120TM(実施例1
で用いたSHEV)および0.76重量%のKF-393TM(実施例1で
用いたもの)を含む溶液を4ミルポリエチレンテレフタ
レートフィルム(3M社、セント・ポール、MN)上に湿潤フ
ィルム厚3ミルで手で延ばして被覆し、これを100℃に
おいて1分間オーブンで乾燥させることにより2枚の染
料レセプターエレンメントを調製した。
【0047】得られたレセプターの一方をA-3サイズ三
菱熱プリンター、第X1012M型(三菱電機社、日本国、東
京)を通すことにより染料転写画像形成工程中の染料受
容性および耐物質転写特性をすぐに試験した。4色(イ
エロー、マゼンタ、シアンおよびブラック)リボン(PE-4
33 3M デスクトップ・カラー・プルーフィング・リボ
ン、I.D.No.77-9803-7692-3、3M社、セント・ポール、M
N)を用いて、このプリンターに組み込まれた自己試験パ
ターンを用いてレセプターを試験した。レセプターはプ
リンターを滑らかに通過し、連続グラデーションを有す
る5本の7/16"×10"カラーバーを含むフルカラー画像を
提供した。グレタグ(Gretag)SPM-100デンシトメーター
(グレタグ社、レーゲンスドルフ(Regensdorf)、スイス
国、によりこれらのカラー画像の密度を測定した。ROD
(反射光学密度)はイエローについて0.55、マゼンタにつ
いて0.78、シアンについて0.89そして4色ブラックにつ
いて1.17であった。4色積層ブラックを除いて熱物質転
写は生じなかった(すなわち、ブラック色はイエロー、
マゼンタ、シアンおよびブラックを積層することにより
得られた)。
【0048】2日後に、使用していない他方のレセプタ
ーをプリンターを通すことにより同様に試験した。今回
の全工程において熱物質転写は生じなかった。このこと
は時間経過によるより良好な剥離(または耐物質転写特
性)を示す。明らかに、この放置期間中にMR-120TMとKF-
393TMとの間のより完全な反応が生じており、その結果
より良好な剥離となった。
【0049】
【実施例3】本実施例では、ウカー・ビンス-3TM(実施
例1で使用)のような他の染料受容樹脂を染料画像レセ
プターとしてSHEV/アミノ変性シリコーン系中に含有さ
せる可能性を示す。
【0050】異なる被覆溶液を用いること以外は実施例
2と同様にして2枚の異なるレセプターを調製した。こ
こでは、MEK中の7.47重量%のMR-120TM(実施例1参
照)、7.47重量%のウカー・ビンス-3TMおよび0.49重量
%のKF-393TM(実施例2参照)を用いた。得られたレセプ
ターを室温で1日放置した後に、実施例2と同様にして
染料受容性および耐物質転写特性を試験した。
【0051】結果によれば、このレセプターの染料受容
性は非常に良好であり、イエローについて0.67、マゼン
タについて0.88、シアンについて1.09そして単一ブラッ
クについて0.93のRODを有する画像を得た。画像は明確
であり、染料画像形成工程中に物質転写は生じなかっ
た。
【0052】
【実施例4】本実施例では、本発明で用いられるレセプ
ターエレメントの熱染料転写および熱物質転写工程にお
ける可能性を説明する。
【0053】4.8重量%のMR-120TM、4.8重量%のウカー
・ビンス-3TMおよび0.38重量%のKF-393TMをMEK中に含
む溶液をラテックス下塗りポリエステルフィルム(厚さ
4ミル、3M)上に50フィート/分でスロット被覆し、65〜
93℃の50フィートオーブン中を通過させることにより乾
燥させて200-ftロールの透明熱転写画像レセプター材料
を調製した。乾燥被覆重量は5g/m2であった。
【0054】レセプターを室温で1週間保存した。次い
で、これを染料受容性および耐物質転写特性について実
施例2と同様にして試験した。明確かつ鋭敏なフルカラ
ー画像が提供され、染料転写画像工程において熱物質転
写は生じなかった。画像は非常に濃密であり、イエロ
ー、マゼンタ、シアンおよび単一ブラックについて、そ
れぞれ、0.89、1.37、1.41および1.19の色彩密度(ROD)
を示した。
【0055】熱染料転写および熱物質転写の両方におけ
る安定性についてこのレセプターをさらに試験した。三
菱フルカラープリンター、第S-340-10型を用いた。実施
例2で用いたのと同様の4色カラードナーリボンを用い
ることにより、まず、レセプターを染料転写モードにお
いてプリンターを通して画像形成し、連続トーンのフル
カラー染料画像を提供した。得られた画像は明確であ
り、熱染料転写工程において物質転写の問題は生じなか
った。
【0056】次いで、すでに転写されたこの染料画像を
有するレセプターを熱物質転写モードを用いる同一のプ
リンターを通して金属物質転写画像で強調した(ブラッ
ク画像のためのイエロー分離)。用いたメタリックのリ
ボンは、アルミニウムの300オングストロームの蒸気被
覆、およびフィルム表面の80%を越えてベーマイト(boe
hmite)層で予め被覆された4.5μmポリエステルフィルム
を有する。この染料画像はシンボル、テキストまたは写
真で強調されうる。この実験では、「ラインデール(Rein
deer)」の明るい一様なゴールドの写真がレセプター上に
鮮明に印刷された。
【0057】特許請求の範囲により規定される本発明の
精神または視野から離れることなく上述の開示から種々
の変形および改変が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・ベンジャミン・ベッカー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)基材および物質ドナー層を有する熱
    物質転写ドナーエレメントを提供する工程; (b)基材お
    よび染料ドナー層を有する熱染料転写ドナーエレメント
    を提供する工程; (c)基材、および約50〜85℃のTg; 約1
    0,000〜100,000g/モルの重量平均分子量; 500〜7,000g/
    当量のヒドロキシル当量; 約9,000〜約23,000g/当量の
    スルホネート当量; および約500〜約7,000のエポキシ当
    量を有し、反応性アミノ変性シリコーンが化学的に接合
    された塩化ビニル含有コポリマー、を有する熱転写レセ
    プターエレメントを提供する工程; (d)該熱染料転写ド
    ナーエレメントおよび該熱転写レセプターエレメントを
    熱および圧力の同時印加の下に直接接触させ、そのこと
    により染料画像を該熱染料転写ドナーエレメントから該
    熱転写レセプターエレメントへ転写させる工程; および
    (e)該熱物質転写ドナーエレメントおよび該熱転写レセ
    プターエレメントを熱および圧力の同時印加の下に直接
    接触させ、そのことにより画像を該熱物質転写ドナーエ
    レメントから該熱転写レセプターエレメントへ転写させ
    る工程; を包含する画像を調製するための方法。
  2. 【請求項2】 前記塩化ビニル含有コポリマーが約30,0
    00〜50,000g/モルの重量平均分子量を有する請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記塩化ビニル含有コポリマーが約1,00
    0〜6,000g/当量のエポキシ当量を有する請求項1記載の
    方法。
JP9116993A 1992-04-20 1993-04-19 二重プロセス熱転写画像形成 Pending JPH068643A (ja)

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