JP2002172845A - 情報の記録方法 - Google Patents

情報の記録方法

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JP2002172845A
JP2002172845A JP2000370369A JP2000370369A JP2002172845A JP 2002172845 A JP2002172845 A JP 2002172845A JP 2000370369 A JP2000370369 A JP 2000370369A JP 2000370369 A JP2000370369 A JP 2000370369A JP 2002172845 A JP2002172845 A JP 2002172845A
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Shiro Yamamiya
士郎 山宮
Michiei Nakamura
道衛 中村
Yoshio Abe
好夫 阿部
Shigeru Oki
大木  茂
Toshio Kono
寿夫 河野
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の記入、記録等の入力が簡単且つ容易に
行ない得、又、模倣が困難であり、一般的には肉眼では
読取り不能であって、特定の手段によってのみ読取りが
可能である秘密保護性の高い画像情報の記録方法を提供
すること。 【解決手段】 光反射性を有する任意の基体上に赤外線
透過性の色素(R−1)と赤外線領域に吸収性を有する
色素(A−1)及び近赤外線吸収性色素(A−2)より
なる記録材を用いて画像情報を記録することにより、可
視光線領域における模倣を困難にすると共に、可視光線
領域と近赤外線領域の2領域で情報の読取りを可能にす
ることを特徴とする情報の記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像情報の記録方法
に関し、更に詳しくは、模倣困難な色調であって、可視
光領域及び近赤外線領域の両領域で読取りが可能である
画像情報、及び可視光領域では解読不可能であって、近
赤外線によってのみ読取り可能な画像情報の記録方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行通帳、小切手、航空券、道路
通行券、乗車券、定期券、入場券、プリペイドカード券
類、例えば、電話料金カード、乗車券購入カード、入場
券購入カード、遊戯料金カード等及び身分証明証、銀行
の預金番号カード等の銀行自動支払いに関連したカード
等、更には秘密の文書、資料、情報の隠蔽等記録した文
字、数字、記号、模様等の画像情報について第三者に秘
密にし、悪用されない様に隠蔽する必要があることがあ
り、それらの多くの場合は磁気インキを用いた磁気記録
を利用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気イ
ンキを利用したシステムにおいては、使用される磁性体
が熱に曝されたり、強い磁場の環境に置かれたりすると
磁気の強度が変化したり、或いは消えたりするという問
題がある。又、磁気マークの形成時においては、磁性体
をインキ中に均一に分散させることもかなり困難であ
り、磁性体を含むインキを安定に貯蔵して均一に塗工す
ることもかなり困難が伴ない、その形成方法が煩雑であ
るという問題がある。又、有名ブランド品の模造品が氾
濫し、市場の混乱が生じており、正真正銘なブランド品
と模造品の識別が強く望まれている。
【0004】従って、本発明の目的は、情報の記入、記
録等の入力が簡単且つ容易に行ない得、又、模倣が困難
であり、一般的には肉眼では読取り不能であって、特定
の手段によってのみ読取りが可能である秘密保護性の高
い画像情報の記録方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、光反射性を有す
る任意の基体上に赤外線透過性の色素(R−1)と赤外
線領域に吸収性を有する色素(A−1)及び近赤外線吸
収性色素(A−2)よりなる記録材を用いて画像情報を
記録することにより、可視光線領域における模倣を困難
にすると共に、可視光線領域と近赤外線領域の2領域で
情報の読取りを可能にすることを特徴とする情報の記録
方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を更に詳細に説明す
る。本発明の特徴は、光反射性の任意の基体上に画像情
報を記録する記録材として、赤外線透過性色素(R−
1)と赤外線吸収性色素(A−1)及び近赤外線吸収性
色素(A−2)とを組み合わせで構成することにより、
可視光領域において所望の色調を与えると共に、近赤外
線領域における反射率を調整したことである。即ち、こ
の記録材を用いて記録された画像情報は、可視光領域で
の色調の模倣が非常に困難であると共に、可視光領域と
近赤外線領域の両領域での読取りが可能となる。又、上
記の画像情報の近傍に更に赤外線透過性色素(R−1)
を用いて同色調の記録を施すことにより、画像情報は、
肉眼では判読困難となるが、近赤外線領域において、近
傍に配した記録は赤外線を吸収せずに透過して光反射性
の基板で反射されるため、画像情報の記録とは反射率の
違いが生じ、画像情報の読取りが可能となる。
【0007】本発明に使用される光反射性の基体として
は、例えば、紙、化学繊維混抄紙、合成紙、プラスチッ
クフィルム、プラスチックシート等従来公知の印刷や塗
工が可能な物品はいずれも使用することができ、必要に
応じて酸化チタン等を用いて赤外線反射性を高める処理
がなされる。基材のサイズは、特に限定されず、規格サ
イズ、裁断されたカードサイズ等の任意のサイズであ
る。
【0008】画像情報の記録に用いる赤外線透過性色素
(R−1)としては、赤外線吸収性がない従来公知の色
素を使用することが可能である。例えば、有機顔料及び
染料としては、フタロシアニン系ブルー及びグリーン、
アゾ系イェロー及びレッド、アゾメチン系イェロー及び
オレンジ、アンスラキノン系イェロー及びレッド、ペリ
ノン・ペリレン系オレンジ及びレッド、インジゴ・チオ
インジゴ系レッド及びピンク、ジオキサジン系バイオレ
ット、キナクリドン系レッド及びピンク、イソインドリ
ノン系イェロー及びオレンジ、ジピロロピロール系レッ
ド等の顔料及び染料が使用可能であり、無機顔料として
は、例えば、黄鉛、バーミリオン、群青及びスピネル型
構造系顔料等が使用可能である。又、これらの有彩色の
色素以外にも、カップリング成分として2−ヒドロキシ
−α−ベンゾカルバゾール−カルボン酸アリルアミド及
びその誘導体を使用したアゾメチン基を有する暗青色〜
黒色のアゾ顔料及びペリレン型の黒色顔料も使用可能で
ある。これらの色素は1種又は2種以上を組み合わせて
使用される。
【0009】赤外線吸収性色素(A−1)は、近赤外線
領域に最大吸収ピークを有さないが、近赤外線を吸収す
る能力を有する色素であり、従来公知の、例えば、アン
トラキノン系ブルー、紺青、酸化鉄ブラウン、酸化鉄イ
ェロー等が使用可能である。その使用量は、色素の種
類、使用目的や検出器の種類により異なるが、アントラ
キノン系ブルー及び紺青の如く近赤外線領域での吸収性
の大きい色素は、全色素量中0.1乃至50重量%が好
ましく、酸化鉄系イェロー及びブラウン等近赤外線領域
での吸収性の小さな色素は、5乃至80重量%が好まし
い。
【0010】近赤外線吸収性色素(A−2)は、可視光
領域での色調に大きな影響を与えることなく赤外線領域
での読取りを容易にする目的で用いるものであって、可
視光領域に特定の強い吸収性がなく、近赤外線領域に最
大吸収ピークを有する所謂近赤外線吸収性色素である。
近赤外線吸収性色素としては、使用目的及び検出方法に
より異なるが、従来公知の色素、例えば、1−エチル−
4−[5−(1−エチル−4(1H)−キノリニリデ
ン)−1,3−ペンタジエニル]キノリニウムのヨード
塩、5,7−ジメチル−3−[3−(5,7−ジメチル
−1−フェニル−チアゾロ〔3,4−a〕−1−フェニ
ルチアゾロ〔3,4−a〕]−ピリジニウムの過塩素酸
塩、N,N−ジエチル−N−[4−〔1,5,5−トリ
ス(4−ジエチルアミノ−フェニル−9−2,4−ペン
タジエニルジエン〕−2,5−シクルヘキサジエン−1
−イリデン]アンモニウムの過塩素酸塩等のシアニン色
素;N,N−ビス(4−ジブチルアミノフェニル) −N
−[4−〔N,N−ビス(4−ジブチルアミノフェニ
ル)アミノ〕フェニル]アンモニウム過塩素酸塩、2,
5−シクロヘキサジエン−1,4−ジリデン−ビス
[N,N−ビス(4−ジブチルアミノフェニル) アンモ
ニウム] 過塩素酸塩等のアミニウム系色素;
【0011】5−アミノ−2,3−ジシアノ−8−(4
−エトキシフェニル−アミノ)−1,4−ナフトキノ
ン、2,3−ジシアノ−5,8−ビス(4−エトキシフ
ェニルアミノ)−1,4−ナフトキノン、2,3−ジシ
アノ−4−[4−( ジメチルアミノ)フェニル−イミノ
−1,4−ナフトキノン等のナフトキノン系色素;ビス
(ジクロロベンゼン−1,2−ジチオール)ニッケル
(2:1)テトラブチルアンモニウム塩、ビス( ベンゼ
ン−1,2−ジチオール)ニッケル(2:1)テトラ−
(n−ブチル)フォスフォニウム塩、ビス(1,2−ジ
フェニルエチレン−1,2−ジチオール)ニッケル、ビ
ス(1,2−ジシアノエテン−1,2−ジチオール)ニ
ッケル(2:1)n−ヘキサデシル(トリメチル)アン
モニウム塩等のジチオール色素;8−アゾ−4−(4−
ジエチルアミノ−2−メチルフェニル−イミノ)−1
(4H)−ナフトキノン(2:1)銅錯塩のジ過酸化塩
等のキノン錯体;4−(4−ジエチルアミノフェニル)
−1,2−ナフトキノン(1:1)ニッケル錯体のジ過
塩素酸塩等のナフトキノン錯体;テトラキス(t−オク
チル)ナフタロシアニンVO錯体等のナフタロシアニン
錯体等が使用できる。その使用量は併用する色素の種類
と量、使用目的及び検出方法によって異なるが、全色素
量中1〜70重量%の範囲が好ましく、更に好ましくは
5〜50重量%である。
【0012】又、可視光領域から赤外線領域まで連続的
に吸収性を示す、カーボンブラック、酸化鉄ブラック、
チタンブラック及びアニリンブラック等の黒色色素も、
可視光領域の明度を低下させるものの、近赤外線吸収性
色素(A−2)として扱うことができる。その使用量は
目的に応じて異なるが、全色素中0.1〜30重量%の
範囲が好ましい。
【0013】上記3種の色素(R−1、A−1及びA−
2)は記録材として記録用インキ等或いは塗布剤に使用
され、従来公知の記録用インキ等及び塗布剤系と同様な
構成で使用される。例えば、水性系では水性溶液系、水
性エマルジョン系、水性分散系或いはそれらの混合系で
あり、油性系においても、油性溶液系、油性エマルジョ
ン系、油性分散系或いはそれらの混合系等である。
【0014】それらの記録用インキ及び塗布剤に使用さ
れる樹脂成分としては、これらの用途で従来公知のもの
が使用でき、特に限定されない。水性系用樹脂として
は、例えば、カゼイン、アルギン酸ソーダ、アラビアゴ
ム、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ポリビニルアルコール、スチレン−マレイン酸エステル
系共重合体の水溶性塩、(メタ)アクリル酸エステル系
(共)重合体の水溶性塩、スチレン−(メタ)アクリル
酸エステルラテックスの水溶性塩、水溶性アルキッド系
樹脂等の水溶性樹脂;水溶性ではない樹脂のラテックや
ディスパージョン、例えば、スチレン−ブタジエン系共
重合体ラテックス、(メタ)アクリルエステル系共重合
体ラテックス、スチレン−(メタ)アクリルエステル系
共重合体ラテックス、スチレン−酢酸ビニル共重合体ラ
テックス、ポリエチレン系ディスパージョン、エチレン
系共重合体系ディスパージョン等が挙げられる。
【0015】又、油性系用樹脂成分としては、例えば、
セルロースアセテートブチレート系樹脂、ニトロセルロ
ース系樹脂、酢酸ビニル系(共)重合体、スチレン系
(共)重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル系共重合体、ポリビニルブチラール
系樹脂、アルキッド系樹脂、フェノール変性アルキッド
系樹脂、スチレン化アルキッド系樹脂、アミノアルキッ
ド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、
アクリルポリオールウレタン系重合体、可溶性ポリアミ
ド系重合体、フェノール系樹脂、ロジン変性フェノール
樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂等が挙げられる。
【0016】本発明における各種画像情報の記録方法
は、特に限定されないが、例えば、本発明の記録材を含
むインキ等を基材に施して記録する方法として印刷方法
を利用する場合には、例えば、凸版印刷、平版印刷、凹
版印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷等が利用され、
例えば、コーティング方法を利用する場合には、コーテ
ィング用インキに合わせて従来公知の方法が用いられ、
例えば、ブレードコーター、ロッドコーター、ナイフコ
ーター、スクィーズコーター、エアドクター、グラビア
コーター、スプレイコーティング等が用いられる。
【0017】尚、上記で記録された画像情報の近傍に、
更に赤外線透過性色素(R−1)を用いて、該画像情報
と同一色の記録を配することにより、肉眼での判別が困
難になり、且つ、近赤外線領域においてのみ画像情報の
読取りを可能にした情報の記録が可能となる。
【0018】上記の方法により記録された文字、数字、
記号、模様等の画像情報は、赤外線領域での吸収性を利
用して、赤外線読取機や赤外線写真等によって確認を行
なうことができる。例えば、赤外線読取機では、先ず、
700〜900nmの近赤外線を発光する半導体レーザ
や790nm付近の赤外線を生ずる赤外線発光ダイオー
ドを利用する。これらの赤外線はそのまま或いは変調を
加えて受光の感度を高めた形で照射する。
【0019】次いで基材、例えば、紙或いはカード等の
上の画像情報が記録されていない着色部分では、基体面
で反射した赤外線は、受光センサーにて受光されて反射
を示す電気信号に変換され、又、画像情報が記録されて
いる部分では照射された赤外線は吸収され、赤外線受光
センサーには殆ど届かないか或いは非常に弱いものとな
り、反射を示さないか低い電気信号に変換される。これ
らの電気信号は陰極線管によるディスプレー等の各種の
認識方式に連結されて明白な情報として認識される。
【0020】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。尚、文中の部又は%とあるのは特に断りのない限り
重量基準である。
【0021】実施例1 色素(ポリアゾ系黄色顔料:R−1)60%、弁柄(A
−1)10%、900nmに吸収ピークを有する近赤外
線吸収色素(アミニウム系色素):A−2)30%から
なる色材15部をウレタン系樹脂溶液(固形分30%:
大日本インキ化学工業社製バーノック18−472)3
33部及び酢酸エチル25部に常法に従って分散させ
た。得られた分散液をメイヤバーコーターを用いて白色
の紙に膜厚が約6μmとなるように塗工及び乾燥して黄
色の記録物を得た。この記録物の850nmにおける反
射率を自記分光光度計(日立製作所製330型)を用い
て測定したところ42%であった。
【0022】実施例2 色素(ポリアゾ系黄色顔料:R−1)80%、紺青(A
−1)10%、900nmに吸収ピークを有する近赤外
線吸収色素(ジチオール系色素:A−2)10%からな
る色材10部をスチレン−アクリル酸系樹脂溶液(固形
分30%:ジョンソン社製J−62)333部及び水1
500部に常法に従って分散させた。得られた分散液を
メイヤバーコーターを用いて白色の紙に膜厚が約5μm
となるように塗工及び乾燥して黄緑色の記録物を得た。
この記録物の850nmにおける反射率を自記分光光度
計(日立製作所製330型)を用いて測定したところ4
0%であった。
【0023】実施例3 色素(ジピロロピロール系赤色顔料:R−1)50%、
弁柄(A−1)20%、900nmに吸収ピークを有す
る近赤外線吸収色素(ジチオール系色素:A−2)30
%からなる色材10部をポリアミド系樹脂溶液(固形分
20%:KAO社製レオマイドS−2600)、溶剤:
トルエン/ケチルエチルケトン/イソプロピルアルコー
ル(70/20/10%)500部及び水1500部に
常法に従って分散させた。得られた分散液をメイヤバー
コーターを用いて白色の紙に膜厚が約2μmとなるよう
に塗工及び乾燥して黄緑色の記録物を得た。この記録物
の850nmにおける反射率を自記分光光度計(日立製
作所製330型)を用いて測定したところ55%であっ
た。
【0024】実施例4 色素(モノアゾ系赤色顔料:R−1)70%、銅フタロ
シアニン系青色顔料(A−1)10%、紺青10%及び
900nmに吸収ピークを有する近赤外線吸収色素(ア
ミニウム系色素:A−2)10%からなる色材20部を
平版用オフセットワニス100部に常法に従って分散さ
せた。得られた分散液をメイヤバーコーターを用いて白
色の紙に膜厚が約2μmとなるように塗工及び乾燥して
青緑色の記録物を得た。この記録物の850nmにおけ
る反射率を自記分光光度計(日立製作所製330型)を
用いて測定したところ35%であった。
【0025】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、可視光領域
における情報の記録は、高い明度を有しているにも拘ら
ず模倣は困難であり、赤外線領域にも情報の記録が可能
となり、セキュリティー性の高い記録が可能となる。
フロントページの続き (72)発明者 阿部 好夫 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内 (72)発明者 大木 茂 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内 (72)発明者 河野 寿夫 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA01 JB12 LB15 LB16 2H113 AA01 AA03 BA01 BA03 BA05 BA09 BC05 BC09 CA34 CA35 CA39 CA42 DA01 DA03 DA21 DA35 FA10 FA56 5D044 BC03 CC08 DE50 DE72 FG18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光反射性を有する任意の基体上に赤外線
    透過性の色素(R−1)と赤外線領域に吸収性を有する
    色素(A−1)及び近赤外線吸収性色素(A−2)より
    なる記録材を用いて画像情報を記録することにより、可
    視光線領域における模倣を困難にすると共に、可視光線
    領域と近赤外線領域の2領域で情報の読取りを可能にす
    ることを特徴とする情報の記録方法。
  2. 【請求項2】 情報記録部分の近傍に、更に赤外線非吸
    収性顔料(R−1)を用いて記録する請求項1に記載の
    情報の記録方法。
JP2000370369A 2000-12-05 2000-12-05 情報の記録方法 Pending JP2002172845A (ja)

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