JP2002172755A - スクリーン印刷方法 - Google Patents

スクリーン印刷方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペーストの硬化に起因する印刷不良を防止す
ることができるスクリーン印刷方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 密閉型のスキージヘッド13の内部に貯
溜されたクリーム半田5を加圧板32によって加圧しな
がらマスクプレート12上でスキージヘッド13を摺動
させることにより、パターン孔を介して基板にクリーム
半田5を印刷するスクリーン印刷方法において、スキー
ジヘッド13をマスクプレート12上で摺動させる印刷
動作において、クリーム半田5への加圧力を上限加圧力
FU〜下限加圧力FLの間で繰り返し変動させる。これ
により、スキージヘッド13内でクリーム半田5を流動
させ、硬化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板にクリーム半
田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリー
ン印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品実装工程において、基板上にク
リーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷する
方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法
は、印刷対象部位に応じてパターン孔が開孔されたマス
クプレートを基板上にセットし、スキージングによりマ
スクプレートのパターン孔を介して基板上にペーストを
印刷するものである。
【0003】このスクリーン印刷のスキージング方法と
して、密閉型のスキージヘッドを用いる方法が知られて
いる。この方法は、通常のスクリーン印刷と異なりマス
クプレート上にペーストを直接供給するのではなく、内
部にペーストを貯溜したスキージヘッドを用いるもので
ある。この方法では、スキージヘッドの下面に設けられ
たペースト接触面をマスクプレートに当接させた状態
で、スキージヘッド内のペーストを加圧することによ
り、マスクプレートのパターン孔にペースト接触面を介
してペーストが押し込まれる。そしてスキージヘッドを
マスクプレート上で摺動させることにより、各パターン
孔に順次ペーストを充填する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
密閉型のスキージヘッドを用いたスクリーン印刷には、
以下に述べるような問題点があった。密閉型のスキージ
ヘッドでは、上述のように印刷作業中はペーストはスキ
ージヘッド内で常に加圧された状態にある。このため、
加圧時間の経過と共にペーストに高密度で含有される粒
状成分が相互に押し付けられ、これにより徐々にペース
トは流動性を失って硬化する。
【0005】このような硬化した状態のペーストがスキ
ージヘッドの下面を介してマスクプレートの上面に供給
されると、パターン孔への押し込みが正常に行われない
結果、「かすれ」などの印刷不良を生じる。このように
従来の密閉型のスキージヘッドを用いたスクリーン印刷
には、ペーストの加圧による硬化に起因して印刷不良が
発生し易いという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、ペーストの硬化に起因す
る印刷不良を防止することができるスクリーン印刷方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスクリー
ン印刷方法は、内部にペーストを貯溜したスキージヘッ
ドをペースト加圧手段によって前記ペーストを加圧した
状態でスキージヘッドをマスクプレート上で摺動させる
ことによりマスクプレートのパターン孔を介して基板に
ペーストを印刷するスクリーン印刷方法であって、前記
スキージヘッドをマスクプレート上で摺動させる印刷動
作において、前記ペースト加圧手段によるペーストの加
圧力を所定パターンで変動させることにより、スキージ
ヘッド内でペーストを流動させるようにした。
【0008】請求項2記載のスクリーン印刷方法は、内
部にペーストを貯溜したスキージヘッドをペースト加圧
手段によって前記ペーストを加圧した状態でマスクプレ
ート上で摺動させることにより、マスクプレートのパタ
ーン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印
刷方法であって、前記スキージヘッドが前記マスクプレ
ート上の基板範囲外に位置した状態で前記ペースト加圧
手段によってペーストを第1の加圧力で加圧する印刷準
備工程と、このスキージヘッドをマスクプレート上の基
板範囲内で摺動させながらペースト加圧手段によってペ
ーストを第1の加圧力よりも小さい第2の加圧力で加圧
することにより前記パターン孔にペーストを充填させる
印刷動作工程とを含む。
【0009】請求項1記載の発明によれば、スキージヘ
ッドがマスクプレート上で摺動する印刷動作において、
ペースト加圧手段によるペーストの加圧力を所定パター
ンで変動させることにより、スキージヘッド内でペース
トを流動させてペーストの硬化を防止することができ
る。
【0010】請求項2記載の発明によれば、スキージヘ
ッドがマスクプレート上の基板範囲外に位置した状態で
ペーストを第1の加圧力で加圧し、このスキージヘッド
をマスクプレート上の基板範囲内で摺動させながらペー
ストを第1の加圧力よりも小さい第2の加圧力で加圧し
てパターン孔にペーストを充填させることにより、ペー
ストの過度の加圧を極力排して、ペーストの硬化を防止
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1のスクリーン印刷装置の正面図、図2は本
発明の実施の形態1のスクリーン印刷装置の側面図、図
3は本発明の実施の形態1のスクリーン印刷装置のスキ
ージヘッドの部分断面図、図4は本発明の実施の形態1
のスクリーン印刷におけるクリーム半田の硬化防止動作
の説明図である。
【0012】まず図1、図2を参照してスクリーン印刷
装置の構造を説明する。図1、図2において、基板の位
置決め部1は、図示しない移動テーブル上に基板保持部
2を配設して構成されている。スクリーン印刷対象の基
板3は基板保持部2のクランパ4によって保持されてお
り、図示しない移動テーブルを駆動することにより、基
板保持部2に保持された基板3は水平方向および上下方
向に位置決めされる。
【0013】位置決め部1の上方には、スクリーンマス
ク10が配設されている。スクリーンマスク10はホル
ダ11にマスクプレート12を装着して構成されてお
り、マスクプレート12には印刷対象の基板3の印刷部
位に対応したパターン孔12aが開孔されている。
【0014】スクリーンマスク10上にはスキージヘッ
ド13がヘッド昇降部20によって昇降自在に配設され
ている。ヘッド昇降部20はプレート部材21上に立設
されたシリンダ22を備えている。シリンダ22はバル
ブV1、レギュレータR1を介してエア源18と接続さ
れている。シリンダ22のロッド22aの下端部には、
結合部材15を介してスキージヘッド13が結合されて
いる。
【0015】シリンダ22を駆動することにより、スキ
ージヘッド13はマスクプレート12に対して昇降する
とともに、スキージヘッド13をマスクプレート12に
対して押圧する。ヘッド昇降部20はスキージヘッド1
3をスクリーンマスク10に対して昇降させる昇降手段
となっている。またシリンダ22は、スキージヘッド1
3をマスクプレート12に対して押圧する押圧手段とな
っている。このときの昇降・押圧の制御は、制御部19
によってバルブV1、レギュレータR1を制御すること
により行われる。
【0016】ヘッド昇降部20のプレート部材21の下
面には、両端部にスライダ23が固着されており、スラ
イダ23はフレーム25の上面に配設されたガイドレー
ル24にスライド自在に嵌着されている。またプレート
部材21の下面にはナット26が結合されており、ナッ
ト26に螺合した送りねじ27は、モータ28によって
回転駆動される。
【0017】モータ28を駆動することにより、プレー
ト部材21は水平移動し、したがってヘッド昇降部20
に結合されたスキージヘッド13も水平移動する。スキ
ージヘッド13を下降させた状態で、モータ28を駆動
することにより、スキージヘッド13はマスクプレート
12上で水平移動する。すなわち、モータ28、送りね
じ27およびナット26は、スキージヘッド13をマス
クプレート12上で水平移動させる移動手段となってい
る。
【0018】スキージヘッド13の下部には、マスクプ
レート12の表面に当接してペーストであるクリーム半
田5をパターン孔12aに充填する印刷部14が設けら
れている。図3を参照して印刷部14の構造を説明す
る。図3において、30は本体部であり、マスクプレー
ト12の幅方向に細長形状のブロック状部材である。本
体部30の長さ寸法は図2に示すように印刷対象の基板
3の幅寸法をカバーするように設定される。本体部30
には、クリーム半田5が貯溜されたカートリッジ31が
着脱自在に装着される凹部30aが形成されている。
【0019】カートリッジ31は予め所定量のクリーム
半田5が貯溜されたクリーム半田5の貯溜部(ペースト
貯溜部)となっており、印刷時に本体部30に装着され
る。カートリッジ31の上面の開口には、内部のクリー
ム半田5を加圧する加圧板32が嵌入している。加圧板
32は上方に配置されたシリンダ16のロッド16aと
結合されており、シリンダ16を駆動することにより、
加圧板32はカートリッジ31内で上下動するようにな
っている。
【0020】シリンダ16は、バルブV2、レギュレー
タR2を介してエア源18と接続されている。レギュレ
ータR2は、制御部19からの圧力設定信号に従ってシ
リンダ16に供給されるエアの圧力を設定できるように
なっており、カートリッジ31内のクリーム半田5を所
定の圧力で押し下げるようになっている。
【0021】カートリッジ31の底面はクリーム半田5
の押し出し板31aとなっており、押し出し板31aに
は多数の開口31bが設けられている。加圧板32をシ
リンダ16で下方に押圧することにより、カートリッジ
31内のクリーム半田5は加圧され、押し出し板31a
の開口31bを介して下方に押し出される。シリンダ1
6および加圧板32はペーストであるクリーム半田5を
加圧するペースト加圧手段となっている。このときの加
圧の制御は、制御部19によってバルブV2、レギュレ
ータR2を制御することにより行われる。
【0022】本体部30の底部には、カートリッジ31
の押し出し板31aと同様に多数の開口34aが設けら
れた絞り板34が装着されている。シリンダ16によっ
てクリーム半田5が押し出される際には、押し出し板3
1aの開口31bと絞り板34の開口34aを2段階に
通過して下方に移動する。そして押し出されたクリーム
半田5は、本体部30の下方に形成された空間、すなわ
ち本体部30の下部に内側斜め方向に配設された2枚の
掻き取り部材36A,36Bと本体部30の下面とによ
って囲まれた印刷空間35に到達する。
【0023】掻き取り部材36A,36Bは、印刷空間
35のスキージング方向の前後壁を形成し、スキージヘ
ッド13を下降させた状態では掻き取り部材36A,3
6B下端部がマスクプレート12の表面に当接する。印
刷動作時には、この印刷空間35は加圧されたクリーム
半田5を収容し、掻き取り部材36A,36Bの間の開
口を介してクリーム半田5をマスクプレート12の表面
に接触させる。
【0024】加圧板32を押し下げてカートリッジ31
内のクリーム半田5を加圧することにより、クリーム半
田5は押し出し板31aと絞り板34を通過して印刷空
間35内まで移動する。このクリーム半田5の移動経路
中の流路には、多数の小さい開口31b,34aによっ
て断面積が絞られた絞り部が設けられており、この絞り
部を加圧されたクリーム半田5が通過することにより、
クリーム半田5の粘度が低下しスクリーン印刷に適した
性状に改質される。
【0025】スクリーン印刷においては、加圧板32に
より内部のクリーム半田5が加圧され、上述のように適
正粘度に改質されたクリーム半田5が印刷空間35内に
満たされた状態のスキージヘッド13を、マスクプレー
ト12上で摺動させる。これにより、印刷空間35内の
ペーストは掻き取り部材36A,36Bの間の開口を介
してマスクプレート12のパターン孔12a内に充填さ
れる。
【0026】そしてスキージヘッド13を移動させるこ
とにより各パターン孔12a内に順次クリーム半田5が
充填される。全てのパターン孔12a内にクリーム半田
5が充填されたならば、基板保持部2を下降させて、版
離れを行わせる。すなわち、パターン孔12a内のクリ
ーム半田5は基板3とともに下降してパターン孔12a
から分離し、これにより、基板3へのクリーム半田5の
スクリーン印刷が完了する。
【0027】このクリーム半田5の印刷過程において
は、クリーム半田5の粘度を適正値に保持するために硬
化防止動作が行われる。以下、硬化防止動作について図
4を参照して説明する。密閉型スキージヘッドを用いた
スクリーン印刷においては、クリーム半田5はスキージ
ヘッド13内で常に上方から所定圧力で加圧された状態
にあるため、時間の経過に伴って粘度が増加する傾向に
ある。クリーム半田5の粘度が増加すると流動性が低下
し、スクリーン印刷時のパターン孔内への充填不良が生
じやすく印刷不良の原因となるため、クリーム半田5の
粘度を適正に保つことが求められる。この硬化防止動作
は、このような目的で行われるものである。
【0028】この硬化防止動作は、クリーム半田5が内
部に貯溜されたスキージヘッド13をマスクプレート1
2に当接させた状態で、内部のクリーム半田5に対する
加圧力を変動させることにより行われる。図4(a)に
おいて、スキージヘッド13が基板3上の印刷位置に移
動したタイミングにおいて、レギュレータR2を制御し
てシリンダ16に加圧されるエア圧力を通常の設定圧よ
りも高い上限圧力に上昇させる。これにより、加圧板3
2はスキージヘッド13内のクリーム半田5を上限加圧
力FUで加圧する。
【0029】次いで図4(b)に示すように、スキージ
ヘッド13が所定距離移動したタイミングにおいてエア
圧力を設定圧よりも低い下限圧力に低下させる。これに
より、加圧板32によるクリーム半田5への加圧力はF
Lに低下する。そしてこれ以降、図4(c),(d)に
示すように、上限加圧力FU〜下限加圧力FUの間で同
様の昇圧・降圧が反復される。
【0030】すなわち、図4(e)のグラフに示すよう
に、クリーム半田5の印刷中において、加圧力を設定圧
F0に対し所定変動パターンで変動させる。印刷中のス
キージング動作時には、印刷部14内のクリーム半田5
はローリングによる回転運動を行っており、この回転運
動と同時にクリーム半田5への加圧力が変動することに
より、クリーム半田5の流動がさらに促進される。これ
によりクリーム半田5内の半田粒子相互が引き離されて
粘度が低下し、クリーム半田5の硬化の進行を抑制する
ことができる。
【0031】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2のスクリーン印刷方法の動作説明図である。図5
(a)は、スキージヘッド13が印刷対象の基板3上に
移動する前の印刷準備工程を示しており、スキージヘッ
ド13がマスクプレート12上の基板3の範囲外に位置
した状態で、シリンダ16によって加圧板32を介して
内部のクリーム半田5を、図5(c)に示すように第1
の加圧力F1で押圧している。これにより、スキージヘ
ッド13内ではクリーム半田5が印刷空間35内に押し
込まれ、印刷が可能な状態となる。
【0032】この後印刷動作工程が開始され、図5
(b)に示すようにスキージヘッド13はマスクプレー
ト12上の基板3の範囲内に移動する。このとき、シリ
ンダ16によるクリーム半田5の加圧力を、図5(c)
に示すように第1の加圧力F1よりも小さい第2の加圧
力F2に低下させる。この第2の加圧力F2は、スキー
ジヘッド13がマスクプレート12上で摺動するスキー
ジング動作において、パターン孔12a(図1参照)内
へのクリーム半田5の充填が良好に行える範囲内ででき
るだけ低い圧力に設定される。これにより、印刷動作に
おいてスキージヘッド13内のクリーム半田5を過度に
加圧することなく、パターン孔へのクリーム半田5の充
填を行うことができる。
【0033】上記説明したように、本実施の形態2にお
いては、印刷空間35内へ十分な量のクリーム半田5を
押し込むための印刷準備動作時においてのみ高い加圧力
を作用させ、スキージング動作が開始されてクリーム半
田5にローリング運動が付与されている印刷動作時に
は、クリーム半田5への加圧力を低下させるようにした
ものである。これにより、クリーム半田5の加圧による
硬化を極力抑制することができ、クリーム半田5の硬化
に起因する印刷不良を減少させることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、スキージヘッドをマス
クプレート上で摺動させる印刷動作において、ペースト
加圧手段によるペーストの加圧力を所定パターンで変動
させることにより、スキージヘッド内でペーストを流動
させてペーストの硬化を防止することができる。またス
キージヘッドがマスクプレート上の基板範囲外に位置し
た状態でペーストを第1の加圧力で加圧し、このスキー
ジヘッドをマスクプレート上の基板範囲内で摺動させな
がらペーストを第1の加圧力よりも小さい第2の加圧力
で加圧してパターン孔にペーストを充填させることによ
り、ペーストの過度の加圧を極力排して、ペーストの硬
化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のスクリーン印刷装置の
正面図
【図2】本発明の実施の形態1のスクリーン印刷装置の
側面図
【図3】本発明の実施の形態1のスクリーン印刷装置の
スキージヘッドの部分断面図
【図4】本発明の実施の形態1のスクリーン印刷におけ
るクリーム半田の硬化防止動作の説明図
【図5】本発明の実施の形態2のスクリーン印刷方法の
動作説明図
【符号の説明】
3 基板 5 クリーム半田 12 マスクプレート 12a パターン孔 13 スキージヘッド 14 印刷部 16 シリンダ 19 制御部 22 シリンダ 31 カートリッジ 32 加圧板 35 印刷空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友松 道範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿部 成孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FB24 FD01 FD05 FD17 2H113 AA01 BA10 BB22 BC12 CA17 FA51 5E319 AA03 AC01 CD29 GG03 GG15 5E343 AA02 AA11 BB72 DD04 FF02 FF04 GG06 GG11 GG18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にペーストを貯溜したスキージヘッド
    をペースト加圧手段によって前記ペーストを加圧した状
    態でスキージヘッドをマスクプレート上で摺動させるこ
    とによりマスクプレートのパターン孔を介して基板にペ
    ーストを印刷するスクリーン印刷方法であって、前記ス
    キージヘッドをマスクプレート上で摺動させる印刷動作
    において、前記ペースト加圧手段によるペーストの加圧
    力を所定パターンで変動させることにより、スキージヘ
    ッド内でペーストを流動させることを特徴とするスクリ
    ーン印刷方法。
  2. 【請求項2】内部にペーストを貯溜したスキージヘッド
    をペースト加圧手段によって前記ペーストを加圧した状
    態でマスクプレート上で摺動させることにより、マスク
    プレートのパターン孔を介して基板にペーストを印刷す
    るスクリーン印刷方法であって、前記スキージヘッドが
    前記マスクプレート上の基板範囲外に位置した状態で前
    記ペースト加圧手段によってペーストを第1の加圧力で
    加圧する印刷準備工程と、このスキージヘッドをマスク
    プレート上の基板範囲内で摺動させながらペースト加圧
    手段によってペーストを第1の加圧力よりも小さい第2
    の加圧力で加圧することにより前記パターン孔にペース
    トを充填させる印刷動作工程とを含むことを特徴とする
    スクリーン印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10232254B4 (de) * 2002-07-17 2007-04-26 Elbers, Brigitta Rotationssiebdruckmaschine
CN112223889A (zh) * 2020-12-10 2021-01-15 四川英创力电子科技股份有限公司 印制板同一面印制多种颜色字符的方法及印制板制作方法

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CN112223889B (zh) * 2020-12-10 2021-03-02 四川英创力电子科技股份有限公司 印制板同一面印制多种颜色字符的方法及印制板制作方法

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