JP2003072025A - スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 - Google Patents

スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法

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JP2003072025A JP2001265530A JP2001265530A JP2003072025A JP 2003072025 A JP2003072025 A JP 2003072025A JP 2001265530 A JP2001265530 A JP 2001265530A JP 2001265530 A JP2001265530 A JP 2001265530A JP 2003072025 A JP2003072025 A JP 2003072025A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローリング流動を確保して、印刷不具合を防
止することができるスクリーン印刷装置およびスクリー
ン印刷方法を提供することをを目的とする。 【解決手段】 マスクプレート12上で密閉型のスキー
ジヘッド13を移動させることによりパターン孔を介し
て基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置におい
て、クリーム半田5をマスクプレート12に接触させる
印刷空間35の上方に位置しクリーム半田5を貯留する
貯溜部31に、貯溜部31内のクリーム半田5の上面と
外部とを仕切る可撓性の膜部材33を設ける。スキージ
ヘッド13をマスクプレート12上で移動させるスキー
ジング動作において、膜部材33が印刷空間35内での
クリーム半田5のローリング流動に応じて撓み変形す
る。これにより良好なローリング流動が確保され、不具
合のない印刷を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板にクリーム半
田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリー
ン印刷装置およびスクリーン印刷方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子部品実装工程において、基板上にク
リーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷する
方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法
は、印刷対象部位に応じてパターン孔が開孔されたマス
クプレートを基板上にセットし、スキージングによりマ
スクプレートのパターン孔を介して基板上にペーストを
印刷するものである。
【0003】このスクリーン印刷のスキージング方法と
して、密閉型のスキージヘッドを用いる方法が知られて
いる。この方法は、通常のスクリーン印刷と異なりマス
クプレート上にペーストを直接供給するのではなく、内
部にペーストを貯溜したスキージヘッドを用いるもので
ある。この方法では、スキージヘッドの下面に設けられ
たペースト接触面をマスクプレートに当接させた状態
で、スキージヘッドを移動させることにより、マスクプ
レートのパターン孔にペースト接触面を介してペースト
を順次充填させる。
【0004】このスキージヘッドの構成として、従来は
ペーストを貯溜するペースト貯溜空間と、ペーストをマ
スクプレートに接触させる印刷空間とが分離された構成
が一般であった。すなわち、予めペーストが充填された
専用容器をスキージヘッドに装着し、この専用容器の下
面に設けられた押し出し孔を介してペーストをペースト
接触面が設けられた印刷空間に移動させるようにしたも
のが用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
密閉型のスキージヘッドを用いたスクリーン印刷では、
ペースト貯溜空間と印刷空間とが押し出し面とを介して
分離された構造に起因して、印刷空間内でのペーストの
ローリング流動が阻害されるという問題点があった。以
下、従来のスキージヘッドの構造を図面を参照して説明
する。
【0006】図6は、従来の密閉型スキージヘッドの部
分断面図である。図6において、スキージヘッドAに
は、ペーストであるクリーム半田Sが予め充填された半
田カセットBが装着されている。半田カセットB内のク
リーム半田Sは、加圧板Cによって加圧されることによ
り、仕切板Dに設けられた押し出し孔Eを介して、スキ
ージング方向の前後を摺動部材によって囲まれた印刷空
間F内に移動する。そして、スキージヘッドAをマスク
プレートGに対して矢印a方向に移動させるスキージン
グ動作においては、クリーム半田Sは印刷空間F内で矢
印b,c,dに示すようなローリング流動を行う。
【0007】このとき、流動経路は印刷空間Fの上面を
仕切る仕切板Dの下面に沿った形状となることから、ク
リーム半田Sの流動はこの仕切板Dによって抵抗を受け
る。このため、矢印dに示すようなクリーム半田Sの下
降方向の流動が正常に行われず、マスクプレートG表面
近傍においてはクリーム半田Sの不足が生じて、パター
ン孔内への充填不良などの印刷不具合が生じやすいとい
う問題点があった。
【0008】そこで本発明は、ローリング流動を確保し
て、印刷不具合を防止することができるスクリーン印刷
装置およびスクリーン印刷方法を提供することをを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスクリー
ン印刷装置は、マスクプレート上でスキージヘッドを移
動させることにより、マスクプレートのパターン孔を介
して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であ
って、前記スキージヘッドをマスクプレートに対してそ
れぞれ水平方向に移動させ、昇降させる水平移動手段、
昇降手段と、スキージヘッドをマスクプレートに対して
押圧する押圧手段と、前記スキージヘッドに設けられ内
部にペーストを貯溜するペースト貯溜部と、このペース
ト貯溜部内のペーストの上面と外部とを仕切る可撓性の
膜部材と、前記膜部材を下方に押圧することによりペー
スト貯溜部内のペーストを加圧してペースト貯溜部から
下方に移動させる加圧手段と、下方に移動したペースト
を収容し下面に形成された開口部を介してマスクプレー
トの表面に接触させる印刷空間と、前記印刷空間のスキ
ージング方向の前後壁を形成し前記マスクプレートの上
面に摺接する相対向した2つの摺接部とを備え、スキー
ジヘッドをマスクプレート上で移動させるスキージング
動作において、前記膜部材が前記印刷空間内でのペース
トのローリング流動に応じて変形する。
【0010】請求項2記載のスクリーン印刷方法は、ス
キージヘッドをマスクプレートに対してそれぞれ水平方
向に移動させ、昇降させる水平移動手段、昇降手段と、
スキージヘッドをマスクプレートに対して押圧する押圧
手段と、前記スキージヘッドに設けられ内部にペースト
を収容するペースト貯溜部と、このペースト貯溜部内の
ペーストの上面と外部とを仕切る可撓性の膜部材と、前
記膜部材を下方に押圧することによりペースト貯溜部内
のペーストを加圧してペースト貯溜部から下方に移動さ
せる加圧手段と、下方に移動したペーストを収容し下面
に形成された開口部を介してマスクプレートの表面に接
触させる印刷空間と、前記印刷空間のスキージング方向
の前後壁を形成し前記マスクプレートの上面に摺接する
相対向した2つの摺接部とを備えたスクリーン印刷装置
によるスクリーン印刷方法であって、前記加圧手段によ
ってペースト貯溜部内のペーストを加圧して印刷空間内
に移動させる押し込み工程と、加圧手段による加圧を解
除した状態で、マスクプレート上で前記スキージヘッド
を移動させることにより、マスクプレートのパターン孔
を介して基板にペーストを印刷する印刷工程とを含み、
印刷工程でのスキージング動作において前記膜部材が前
記印刷空間内でのペーストのローリング流動に応じて変
形する。
【0011】本発明によれば、加圧手段によってペース
ト貯溜部内のペーストを加圧して印刷空間内に移動させ
た後に、加圧手段による加圧を解除した状態でマスクプ
レート上でスキージヘッドを移動させてマスクプレート
のパターン孔を介して基板にペーストを印刷する印刷工
程でのスキージング動作において、膜部材が印刷空間内
でのペーストのローリング流動に応じて変形することに
より、良好なローリング流動が確保され不具合のない印
刷を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
リーン印刷装置の正面図、図2は本発明の一実施の形態
のスクリーン印刷装置の側面図、図3、図4は本発明の
一実施の形態のスクリーン印刷装置のスキージヘッドの
部分断面図、図5は本発明の一実施の形態のスクリーン
印刷におけるスキージヘッドの動作説明図である。
【0013】まず図1、図2を参照してスクリーン印刷
装置の構造を説明する。図1、図2において、基板の位
置決め部1は、図示しない移動テーブル上に基板保持部
2を配設して構成されている。スクリーン印刷対象の基
板3は基板保持部2のクランパ4によって保持されてお
り、移動テーブルを駆動することにより、基板保持部2
に保持された基板3は水平方向および上下方向に位置決
めされる。
【0014】位置決め部1の上方には、スクリーンマス
ク10が配設されている。スクリーンマスク10はホル
ダ11にマスクプレート12を装着して構成されてお
り、マスクプレート12には印刷対象の基板3の印刷部
位に対応したパターン孔12aが開孔されている。
【0015】スクリーンマスク10上にはスキージヘッ
ド13がヘッド昇降部20によって昇降自在に配設され
ている。ヘッド昇降部20はプレート部材21上に立設
されたシリンダ22を備えている。シリンダ22のロッ
ド22aの下端部には、結合部材15を介してスキージ
ヘッド13が結合されている。
【0016】シリンダ22を駆動することにより、スキ
ージヘッド13はマスクプレート12に対して昇降する
とともに、スキージヘッド13をマスクプレート12に
対して押圧する。ヘッド昇降部20はスキージヘッド1
3をスクリーンマスク10に対して昇降させる昇降手段
となっている。またシリンダ22は、スキージヘッド1
3をマスクプレート12に対して押圧する押圧手段とな
っている。
【0017】ヘッド昇降部20のプレート部材21の下
面には、両端部にスライダ23が固着されており、スラ
イダ23はフレーム25の上面に配設されたガイドレー
ル24にスライド自在に嵌着されている。またプレート
部材21の下面にはナット26が結合されており、ナッ
ト26に螺合した送りねじ27は、モータ28によって
回転駆動される。
【0018】モータ28を駆動することにより、プレー
ト部材21は水平移動し、したがってヘッド昇降部20
に結合されたスキージヘッド13も水平移動する。スキ
ージヘッド13を下降させた状態で、モータ28を駆動
することにより、スキージヘッド13はマスクプレート
12上で水平移動する。すなわち、モータ28、送りね
じ27およびナット26は、スキージヘッド13をマス
クプレート12上で水平移動させる水平移動手段となっ
ている。
【0019】スキージヘッド13の下部には、マスクプ
レート12の表面に当接してペーストであるクリーム半
田5をパターン孔12aに充填する印刷部14が設けら
れている。図3を参照して印刷部14の構造を説明す
る。図3において、30は本体部であり、マスクプレー
ト12の幅方向に細長形状のブロック状部材である。本
体部30の長さ寸法は図2に示すように印刷対象の基板
3の幅寸法をカバーするように設定される。
【0020】本体部30には、内部にクリーム半田5を
貯溜する貯溜部31(ペースト貯溜部)が着脱自在に装
着される凹部30aが形成されている。貯溜部31は上
下が開口した方形の枠形状となっており、貯溜部31内
のクリーム半田5と外部とを仕切る膜部材33を備えて
いる。膜部材33は、エラストマなどの可撓性・伸縮性
に富む膜状材を下面側が開口した袋状容器に成形したも
のであり、貯溜部31の下端の内周に沿って設けられた
固定部31a(図4(a)参照)によって貯溜部31と
結合されている。膜部材33は、内部に収容するクリー
ム半田5の体積に応じて貯溜部31内で伸縮し、貯溜部
31内に収容されたクリーム半田5の上面と外部とを仕
切る仕切面となっている。
【0021】貯溜部31の上面の開口には内部のクリー
ム半田5を加圧する加圧板32が嵌入している。加圧板
32は上方に配置されたシリンダ16のロッド16aと
結合されており、シリンダ16を駆動することにより、
加圧板32は貯溜部31内で上下動する。加圧板32を
下降させることにより、内部にクリーム半田5を収容し
た膜部材33は上方から押圧され、クリーム半田5は加
圧される。
【0022】シリンダ16は、バルブV、レギュレータ
Rを介してエア源18と接続されている。レギュレータ
Rは、制御部19からの圧力設定信号に従ってシリンダ
16に供給されるエアの圧力を設定できるようになって
おり、貯溜部31内のクリーム半田5を所定の圧力で押
し下げるようになっている。シリンダ16および加圧板
32はペーストであるクリーム半田5を加圧する加圧手
段となっている。シリンダ16によって加圧されたクリ
ーム半田5は、貯溜部31内で下方に移動し下面の開口
から下方に押し出される。そして押し出されたクリーム
半田は、本体部30の下面に配設されたスキージング部
36によって囲まれた印刷空間35に到達する。
【0023】次に図4を参照してスキージング部36お
よび印刷空間35について説明する。スキージング部3
6は、本体部30の下部において周囲を閉囲する4方向
の壁面より構成され、これらの壁面の内側に印刷空間3
5が形成される。図4(a)に示すように、スキージン
グ部36のスキージング方向(矢印e方向)の両端に
は、印刷空間35の前後壁面を形成する2つの摺接部3
7が設けられている。印刷動作時には、印刷空間35は
加圧されたクリーム半田5を収容し、印刷空間35の下
面、すなわち2つの摺接部37の間に形成された開口部
を介してクリーム半田5をマスクプレート12の表面に
接触させる。摺接部37は、板状の掻き取り部材39
と、ブロック形状の充填部材38とを組み合わせて一体
的に結合した構成となっている。掻き取り部材39は、
印刷空間35内に位置するマスクプレート12の上面に
対して、鈍角αの接触角で摺接している。
【0024】図4(b)に示すように、掻き取り部材3
9は下端部39aがマスクプレート12の上面に摺接す
る可撓性の板部材であり、スキージングにおいてマスク
プレート12上面のクリーム半田5を掻き取る。充填部
材38は、掻き取り部材39が装着される装着面38a
と、この装着面38aに対して所定の角度βをなし印刷
空間35内に位置するマスクプレート12の上面に対し
て鋭角γをなす充填面38bを有し、エラストマなどの
可撓性の材質によって略方形断面のブロック形状に形成
されている。充填部材38は、スキージングにおいて充
填面38bによってクリーム半田5をローリング(矢印
f参照)させパターン孔12a内に充填する。
【0025】次にスキージヘッド13によるスクリーン
印刷におけるクリーム半田5のローリング流動について
図5を参照して説明する。図5(a)において、スキー
ジヘッド13は下降状態にありスキージング部36はマ
スクプレート12の上面に当接している。貯溜部31の
膜部材33内にはクリーム半田5が収容されており、ス
キージング開始に際しては、クリーム半田5の押し込み
動作を行う。すなわちシリンダ16を駆動して、加圧板
32によって膜部材33を介して内部のクリーム半田5
を加圧する。これにより、貯溜部31、印刷空間35内
のクリーム半田5は下方に移動し、印刷空間35内はク
リーム半田5で隙間なく充填される。(押し込み工
程)。
【0026】次いで図5(b)に示すように加圧板32
を上昇させ、貯溜部31内のクリーム半田5の加圧を解
除する。そしてこの状態でスキージングが開始される。
図5(c)に示すように、スキージヘッド13をマスク
プレート12上で矢印g方向に水平移動させることによ
り、印刷空間35内のクリーム半田5にはローリング流
動が付与される。これにより、スキージヘッド13の移
動過程において、クリーム半田5はマスクプレート12
のパターン孔12a内に進入し内部を良好に充填する。
【0027】このローリング流動において、印刷空間3
5内のクリーム半田5は、まずスキージング方向の後側
の摺動部37Aによってすくわれて矢印hに示す方向に
流動する。そして流動するクリーム半田5は、クリーム
半田5と外部とを仕切る膜部材33の下面を上向きに押
し上げる。これにより、可撓性に富む膜部材33は図5
(c)のようにローリング流動に応じた形状に撓み変形
を生じ、クリーム半田5は撓み変形した膜部材33の下
面に沿った形で、矢印i,jのように流動する。このと
き、膜部材33はクリーム半田5との接触面においてク
リーム半田5の流動に対する抵抗が極小となるような形
状に撓み変形する。
【0028】したがって、スキージングによって誘起さ
れた印刷空間35内のクリーム半田5のローリング流動
が阻害されることがなく、マスクプレート12の表面に
対する下向き方向の流動(矢印(j))が良好に確保さ
れる。この結果、マスクプレート12のパターン孔12
a内には、充填不足を生じることがなく十分な量のクリ
ーム半田5が進入し、良好な印刷が行われる。
【0029】そしてスキージング方向が反転し、図5
(d)に示すようにスキージヘッド13を矢印k方向に
水平移動させて印刷を行う場合にも同様に、摺動部37
Bによってすくわれたクリーム半田5は、印刷空間35
内において矢印l,m,nに示すようなローリング流動
を行う。この場合においても、膜部材33がこのローリ
ング流動に応じた形状に撓み変形することにより、良好
なローリング流動が確保される。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、加圧手段によってペー
スト貯溜部内のペーストを加圧して印刷空間内に移動さ
せた後に、加圧手段による加圧を解除した状態でマスク
プレート上で前記スキージヘッドを移動させてマスクプ
レートのパターン孔を介して基板にペーストを印刷する
印刷工程でのスキージング動作において、膜部材が印刷
空間内でのペーストのローリング流動に応じて変形する
ことにより、良好なローリング流動が確保され不具合の
ない印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
正面図
【図2】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
側面図
【図3】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
スキージヘッドの部分断面図
【図4】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
スキージヘッドの部分断面図
【図5】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷におけ
るスキージヘッドの動作説明図
【図6】従来の密閉型スキージヘッドの部分断面図
【符号の説明】
3 基板 5 クリーム半田 12 マスクプレート 12a パターン孔 13 スキージヘッド 16 シリンダ 20 ヘッド昇降部 31 貯溜部 32 加圧板 33 膜部材 35 印刷空間 36 スキージング部
フロントページの続き (72)発明者 前田 亮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大武 裕治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FA32 FD05 FD17 FD27 FD35 5E319 BB05 CC22 CC33 CD29 GG03 5E343 AA02 BB72 DD03 DD05 ER55 FF02 FF04 GG06 GG11 GG18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスクプレート上でスキージヘッドを移動
    させることにより、マスクプレートのパターン孔を介し
    て基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であっ
    て、前記スキージヘッドをマスクプレートに対してそれ
    ぞれ水平方向に移動させ、昇降させる水平移動手段、昇
    降手段と、スキージヘッドをマスクプレートに対して押
    圧する押圧手段と、前記スキージヘッドに設けられ内部
    にペーストを貯溜するペースト貯溜部と、このペースト
    貯溜部内のペーストの上面と外部とを仕切る可撓性の膜
    部材と、前記膜部材を下方に押圧することによりペース
    ト貯溜部内のペーストを加圧してペースト貯溜部から下
    方に移動させる加圧手段と、下方に移動したペーストを
    収容し下面に形成された開口部を介してマスクプレート
    の表面に接触させる印刷空間と、前記印刷空間のスキー
    ジング方向の前後壁を形成し前記マスクプレートの上面
    に摺接する相対向した2つの摺接部とを備え、スキージ
    ヘッドをマスクプレート上で移動させるスキージング動
    作において、前記膜部材が前記印刷空間内でのペースト
    のローリング流動に応じて変形することを特徴とするス
    クリーン印刷装置。
  2. 【請求項2】スキージヘッドをマスクプレートに対して
    それぞれ水平方向に移動させ、昇降させる水平移動手
    段、昇降手段と、スキージヘッドをマスクプレートに対
    して押圧する押圧手段と、前記スキージヘッドに設けら
    れ内部にペーストを収容するペースト貯溜部と、このペ
    ースト貯溜部内のペーストの上面と外部とを仕切る可撓
    性の膜部材と、前記膜部材を下方に押圧することにより
    ペースト貯溜部内のペーストを加圧してペースト貯溜部
    から下方に移動させる加圧手段と、下方に移動したペー
    ストを収容し下面に形成された開口部を介してマスクプ
    レートの表面に接触させる印刷空間と、前記印刷空間の
    スキージング方向の前後壁を形成し前記マスクプレート
    の上面に摺接する相対向した2つの摺接部とを備えたス
    クリーン印刷装置によるスクリーン印刷方法であって、
    前記加圧手段によってペースト貯溜部内のペーストを加
    圧して印刷空間内に移動させる押し込み工程と、加圧手
    段による加圧を解除した状態で、マスクプレート上で前
    記スキージヘッドを移動させることにより、マスクプレ
    ートのパターン孔を介して基板にペーストを印刷する印
    刷工程とを含み、印刷工程でのスキージング動作におい
    て前記膜部材が前記印刷空間内でのペーストのローリン
    グ流動に応じて変形することを特徴とするスクリーン印
    刷方法。
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