JP2002172467A - コンデンサ放電型のスタッド溶接方法 - Google Patents

コンデンサ放電型のスタッド溶接方法

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JP2002172467A JP2000370249A JP2000370249A JP2002172467A JP 2002172467 A JP2002172467 A JP 2002172467A JP 2000370249 A JP2000370249 A JP 2000370249A JP 2000370249 A JP2000370249 A JP 2000370249A JP 2002172467 A JP2002172467 A JP 2002172467A
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武和 山口
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靖之 与田
Kazumasa Nishio
一政 西尾
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Tobata Seisakusho Co Ltd
Asia Giken Co Ltd
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KYUSHU FUKUGO ZAIRYO KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタッド材や母材に対応して溶接条件を適正
に変えることが可能で、しかも溶接後に、後熱処理も可
能なコンデンサ放電型のスタッド溶接方法を提供する。 【解決手段】 複数のコンデンサ11〜13に充電され
た電荷の一部をスイッチング素子16〜18を介して、
母材31に当接させたスタッド材30に放電してスタッ
ド材30を母材31に溶接し、次に、溶接部が凝固した
後、直ちにコンデンサ11〜13に充電された残りの電
荷を溶接部に放電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の大容量のコ
ンデンサに充電し、これを溶接部分を通じて短時間で放
電し、発生する熱を利用して溶接を行うコンデンサ放電
型のスタッド溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ボルトやピン等をワーク(母材、被溶接
対象物)に溶接する方法としてアーク放電型のスタッド
溶接方法とコンデンサ放電型のスタッド溶接方法とがあ
るが、コンデンサ放電型のスタッド溶接方法は大容量の
電源を必要としないこと、短時間かつ簡便に溶接可能で
あること等の理由から広く使用されている。このコンデ
ンサ放電型のスタッド溶接方法の概略を図4(A)に示
すが、大容量のコンデンサ50に充電回路51を通じて
充電しておき、直列に接続されたサイリスタ等のスイッ
チング素子52及びリアクトル53を通じて、コンデン
サ50に溜まった電荷を、スタッド溶接用ガン54に固
定されたスタッド材55と対象物(母材)56との間で
放電させて溶接が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例に係るコンデンサ放電型のスタッド溶接方法におい
ては、コンデンサの容量は一定であるので、その放電電
流波形はリアクトル53の大きさ、回路の抵抗及びスタ
ッド溶接用ガン54のスタッド材55の対象物56への
押しつけ力等によって図4(B)のように決定され、例
えば、スタッド材55や対象物56の種類によって、そ
の溶接条件を変えることは困難であった。また、スタッ
ド材55の直径が大きい場合には、放電時に発生させる
アークの時間を長くし、より広い範囲で溶け込みを発生
させるのが溶接強度を向上する上で好ましいと考えられ
るが、図4に示すように従来法においてはリアクトル5
3のインダクタンスを大きくするしか方法がなく、リア
クトル53のインダクタンスを大きくすると、溶接開始
時の電流が小さくなってアークの発生が不十分となると
いう問題点があった。更には、コンデンサ放電型のスタ
ッド溶接方法においては、溶接時間が極めて短いので、
溶接部が硬化し、使用中に破損する等の問題が生じるの
で、母材全体を熱処理することも行われているが、対象
物の種類によってできない場合もある。なお、コンデン
サを複数の群に分割して順次放電させる方法としては、
例えば特開昭62−248573号公報記載のコンデン
サー放電型スタッド溶接方法が提案されているが、この
方法を使用しても、溶接部の材質硬化を改善できるもの
ではない。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、スタッド材や母材に対応して溶接条件を適正に変え
ることが可能で、しかも溶接後に、後熱処理も可能なコ
ンデンサ放電型のスタッド溶接方法を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係るコンデンサ放電型のスタッド溶接方法は、複数
のコンデンサに充電された電荷の一部をスイッチング素
子を介して、母材に当接させたスタッド材に放電して該
スタッド材を前記母材に溶接し、次に、溶接部が凝固し
た後、直ちに前記コンデンサに充電された残りの電荷を
前記溶接部に放電させている。ここで、第2の発明に係
るコンデンサ放電型のスタッド溶接方法は、第1の発明
に係るコンデンサ放電型のスタッド溶接方法において、
前記スタッド材を前記母材に溶接するための電荷は、前
記複数のコンデンサにそれぞれ充電された電荷の一部を
使用し、溶接後に前記溶接部に通電する電荷は前記複数
のコンデンサに残った電荷を使用している。また、第3
の発明に係るコンデンサ放電型のスタッド溶接方法は、
第1の発明に係るコンデンサ放電型のスタッド溶接方法
において、前記複数のコンデンサは、第1群と第2群に
分割され、前記第1群に充電された電荷が前記スタッド
材の溶接に使用され、前記第2群に充電された電荷が溶
接後に前記溶接部に通電する電荷に使用されている。そ
して、第4の発明に係るコンデンサ放電型のスタッド溶
接方法は、第1〜第3の発明に係るコンデンサ放電型の
スタッド溶接方法において、前記スタッド材は前記複数
のコンデンサに充電された電荷の一部の最初の放電が完
了した後に、直ちに、前記母材に向けて押しつけられて
溶接される。更に、第5の発明に係るコンデンサ放電型
のスタッド溶接方法は、第1〜第4の発明に係るコンデ
ンサ放電型のスタッド溶接方法において、前記複数のコ
ンデンサの最初の放電と次の放電との間には、電流休止
期間が設けられている。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係るコンデンサ放電型のスタッド溶接方法を適
用した溶接装置の回路図、図2は溶接時の溶接電流の時
間的変化とスタッド材の動きを記載したグラフ、図3は
スタッド溶接用ガンの断面図である。
【0006】まず、本発明の第1の実施の形態に係るコ
ンデンサ放電型のスタッド溶接方法を適用した溶接装置
10について説明する。図1に示すように、溶接装置1
0はそれぞれ大容量のコンデンサ11〜14と、コンデ
ンサ11〜14への充電回路15と、コンデンサ11〜
14にそれぞれ直列に接続されたスイッチング素子の一
例であるサイリスタ16〜19及びダイオード20〜2
3と、スタッド溶接用ガン24とを有している。なお、
各サイリスタ16〜19の放電回路は省略している。
【0007】コンデンサ11〜13はそれぞれ大容量の
コンデンサ(例えば、10万μF)からなり、最後に点
孤するコンデンサ14は、コンデンサ11〜13より容
量の小さいコンデンサ(例えば3万μF)程度からなっ
ている。この最後のコンデンサ14はその前に点孤され
たコンデンサ13に接続されるサイリスタ18の点孤を
止めるためのもので、サイリスタ19を点孤することに
よって、コンデンサ14の電荷によってサイリスタ18
を流れる電流を瞬時に止めて、コンデンサ11〜13か
らの放電を止めるようにしている。これらのコンデンサ
11〜14には商用電源を整流して所定電圧の直流にす
る充電回路15が接続され、溶接開始前にそれぞれのコ
ンデンサ11〜14は予め所定の電圧に充電されてい
る。なお、25〜28は逆電流防止用のダイオードを示
す。
【0008】各サイリスタ16〜19には逆電流防止用
のダイドオード20〜23がそれぞれ直列に設けられ、
極めてインダクタンスの小さいリアクトル29を介して
スタッド溶接用ガン24に接続されている。リアクトル
29は有鉄心リアクトルからなって、所定以上の電流が
流れると鉄心が飽和し、インダクタンスが急速に落ちる
ようになっている。なお、このリアクトル29は省略す
ることも可能である。この理由は、スタッド溶接用ガン
24へのケーブルが長い場合には、このケーブルがリア
クトルの役目を果たすからである。
【0009】前記サイリスタ16〜19のゲートの点孤
回路について以下に説明する。最初のコンデンサ11に
接続されるサイリスタ16のゲートに信号を与えてサイ
リスタ16が点孤した後、コンデンサ11の放電が完了
しないうちに次のコンデンサ12が点孤する。これによ
って、コンデンサ12が放電される電荷によって、コン
デンサ11を点孤するサイリスタ16の通電が停止し、
コンデンサ11に最初に充電されていた電荷の2/5〜
1/4程度が残るようになっている。また、サイリスタ
17が通電してコンデンサ12の電荷が減少すると、次
のサイリスタ18が点孤し、コンデンサ13に溜まって
いる電荷によって、サイリスタ17の通電を止めてい
る。そして、コンデンサ13の放電が完了しないうちに
サイリスタ19を点孤させるとコンデンサ13に電荷が
残った状態でサイリスタ18の通電が止まる。これによ
って、最後に点孤するサイリスタ19を除くサイリスタ
16〜18に接続されるコンデンサ11〜13には、最
初に充電された電荷の2/5〜1/4程度が残っている
ことになる。そして、最後に点孤するサイリスタ19に
よってコンデンサ14の電荷は実質的に全部放電され、
以上の最初の放電によってコンデンサ11〜14に蓄積
されていた電荷が、スタッド溶接用ガン24に取付けら
れているスタッド材30の母材31(図3参照)に対す
る溶接エネルギーとなる。
【0010】そして、スタッド材30の溶接が完了した
後は、僅少の電流休止期間をおいてサイリスタ16〜1
8のゲートに信号を与え、コンデンサ11〜13の電荷
を全部放電する。コンデンサ11〜13に残った電荷の
放電(次の放電)は、スタッド材30と母材31との溶
接部が凝固したとき、即ち、液相から固相に変わった
後、直ちに行うようにする。スタッド材30の直径や材
質によって変わるが、通常は0.1〜2秒の間(場合に
よっては、0.05〜10秒の間)に行うのが好まし
い。従って、点孤回路からは、サイリスタ16〜19を
順次点孤させ、所定の時間をおいて、サイリスタ16〜
18を同時に点孤させるような連続出力を発することに
なる。
【0011】続いて、スタッド溶接用ガン24について
説明する。図3に示すように、スタッド溶接用ガン24
は、絶縁性材質からなる筒状のケーシング33とその上
半分の片側に取付けられている取っ手34と、ケーンシ
グ33内にスライド軸受35を介して上下動可能に設け
られている導体ロッド36と、導体ロッド36の基部に
カップリング37によって連結されているリニアモータ
38とを有している。導体ロッド36の先部には導体材
料からなるアタッチメント(チップ)39を介してスタ
ッド材30が設けられ、導体ロッド36の中間部には、
前記リアクトル29に接続される導体ケーブル40が屈
曲可能に固定されている。ケーシング33の外側にはサ
ポート材41が上下動可能に取付けられ、母材31に対
するケーシング33の高さを決めている。また、取っ手
34内には溶接開始スイッチ42が設けられ、溶接開始
スイッチ42には信号ケーブル43が接続されている。
なお、44は導体ロッド36を下方に付勢するスプリン
グであるが、リニアモータ38の推進トルクより十分小
さな付勢力となって、リニアモータ38の動作に障害と
ならないようになっている。リニアモータ38は、この
実施の形態ではパルス駆動型のリニアモータを使用し、
パルス信号の数によってその位置が制御できるようにな
っているが、リニアモータ38がパルス駆動型でない場
合には、リニアモータ38の上下動の距離を測定するリ
ニアセンサーを設けておき、その位置を制御しながらリ
ニアモータ38の制御を行うことになる。
【0012】次に、本発明の第1の実施の形態に係るコ
ンデンサ放電型のスタッド溶接方法について説明する。
図3に示すように、アッタチメント39にスタッド材3
0を取付け、その先端を母材31に当接させた状態で、
溶接開始スイッチ42をオンにする。この状態で、各コ
ンデンサ11〜14には所定電圧まで電荷が蓄積されて
いるものとする。溶接開始スイッチ42のオンにより、
サイリスタ16のゲートに信号が加わってサイリスタ1
6が通電し、コンデンサ11の電荷が溶接材30を通じ
て母材31に放電される。そして、コンデンサ11の電
荷の放電が完了しないうちに、サイリスタ17を通電さ
せてコンデンサ12の電荷を放電すると、これによって
サイリスタ16の通電が停止する。次に、コンデンサ1
2の放電が完了しないうちにサイリスタ18を点孤させ
ると、コンデンサ13の放電によってサイリスタ17の
通電が停止する。そして、コンデンサ13の放電が完了
しないうちに、サイリスタ19を通電するとサイリスタ
18の通電が停止する。サイリスタ19の通電状態は止
めないので、コンデンサ14に溜まっている電荷の放電
が完了するまで続くが、コンデンサ11〜13に比較し
て小容量であるので比較的短時間のうちに放電が完了す
ることになる。
【0013】以上の動作における溶接電流の変化を図2
に示すが、A〜D点がそれぞれサイリスタ16〜19の
点孤時期を示す。この場合、リニアモータ38は、スタ
ッド材30と母材31との間に隙間を形成し、その間に
アークが発生し、コンデンサ11〜13が放電している
間はアークの発生が保てるようになっている。そして、
コンデンサ14の放電が完了した後又は完了する前に、
リニアモータ38を急速に作動させて(F部)、スタッ
ド材30を母材31に押し当てる。この場合はスプリン
グ44の力も付勢してより強固にスタッド材30が母材
31に押し当てられることになる。この後、溶接部は周
囲から熱を奪われて液相から固相に変わるが、このとき
サイリスタ16〜18のゲートに通電信号(E点)を与
えて、コンデンサ11〜13に残っている電荷を全部放
電させる。この時は溶接部は凝固しているが、温度が高
いので、電気抵抗が高く、効率的にジュール熱が発生
し、溶接部の金属の調質を行うことになる。これによっ
て、溶接部の後熱処理が溶接作業に併用して行え、効率
的な作業が可能となる。この後、サイリスタ16〜19
の通電状態が確実に停止しているのを電流センサー等で
確認し、再度、充電回路15を作動させてコンデンサ1
1〜14を所定電圧まで充電する。
【0014】次に、本発明の第2の実施の形態に係るコ
ンデンサ放電型のスタッド溶接方法について説明する。
第2の実施の形態に使用する溶接装置の回路図は、基本
的には第1の実施の形態に使用する溶接装置10の回路
図と同一構成となるが、コンデンサ11〜14の容量、
役目及びサイリスタ16〜19の点孤方法は異なるの
で、以下、図1、図3に示している各構成部品の符号を
用いて、その内容を説明する。コンデンサ11〜13
(第1群のコンデンサ)はスタッド材30と母材31と
の間に発生するアークを形成するのに使用し、コンデン
サ14(第2群のコンデンサ)は、溶接部に通電して溶
接部の後熱処理を行うのに使用する。第1の実施の形態
に係る方法においては、サイリスタ16〜19のゲート
に加える信号はパルス的で、それぞれのパルス信号が重
複しないようにするが、第2の実施の形態に係る方法に
おいては、サイリスタ16〜18のゲートにかかる信号
は順次、短い時間間隔を設けて各ゲートに加わるが、サ
イリスタ16〜18の各ゲート信号はコンデンサ11〜
13の放電が完了するまでは連続信号とし、遅れて放電
するコンデンサによって前に点孤してサイリスタの通電
が止まらないようにしておく。サイリスタ19はコンデ
ンサ14の電荷を放電するのみであるので、パルス信号
であってもよい。
【0015】第2の実施の形態に係るコンデンサ放電型
のスタッド溶接方法においては、コンデンサ11〜13
を放電させ、このときスタッド材30と母材31との間
に距離を持たせてアークの発生を促進してより多くの熱
を発生させ、コンデンサ11〜13の放電(最初の放
電)が完了した後は、リニアモータ38によって直ちに
スタッド材30を母材31に押しつけて接合し、凝固が
終わると共にサイリスタ19を放電(次の放電)させて
コンデンサ14により後熱処理を行う。この場合、コン
デンサ14の容量は十分大きな容量とし、必要な場合に
は複数の群に分けてそれぞれ接続されたサイリスタを順
次点孤して時間を長くすることもできるし、場合によっ
ては最後に放電するコンデンサ14のみが流れるリアク
トルを設けて放電時間を延長してもよい。
【0016】前記それぞれの実施の形態においては、コ
ンデンサは4群であったが、これより少なく又は多くす
ることも可能である。また、前記実施の形態は、例えば
中、高炭素鋼等のように、コンデンサ放電型のスタッド
溶接を用いると、溶接部が硬化しやすい材料の溶接に適
しているが、通常の溶接であれば、アークの発生時間が
短すぎて十分な溶接部分の溶け込みが得られない対象物
の溶接にも適用できる。なお、リニアモータ38は実際
に溶接を行っているアークの発生と共に微小の範囲でス
タッド材30を母材31に対して上昇(図2の破線)又
は下降(図2の一点鎖線)させることもできる。前記実
施の形態は、スタッド材30即ち導体ロッド36の上下
方向の動作を、リニアモータを用いて行ったが、従来か
らあるスタッド溶接用ガンと同じく、スプリング、電磁
石等によって制御することもできる。
【0017】
【発明の効果】請求項1〜5記載のコンデンサ放電型の
スタッド溶接方法は、以上の説明からも明らかなよう
に、複数のコンデンサに充電された電荷の一部をスイッ
チング素子を介して、母材に当接させたスタッド材に放
電してスタッド材を母材に溶接し、次に、溶接部が凝固
した後、直ちにコンデンサに充電された残りの電荷を溶
接部に放電させているので、溶接部の後熱処理を行うこ
とができ、これによって、溶接部の材質を向上させ、よ
り強度のある欠陥の少ないスタッド材の溶接が可能とな
る。特に、請求項2のコンデンサ放電型のスタッド溶接
方法においては、スタッド材を母材に溶接するための電
荷は、複数のコンデンサにそれぞれ充電された電荷の一
部を使用し、溶接後に溶接部に通電する電荷は複数のコ
ンデンサに残った電荷を使用するので、コンデンサに蓄
積されている電荷をより有効に利用できると共に、各コ
ンデンサの放電のタイミングを調節することによって、
溶接に使用するための電荷の配分と後熱処理に使用する
コンデンサの電荷の配分を変更でき、より最適な溶接条
件を形成することができる。請求項3記載のコンデンサ
放電型のスタッド溶接方法においては、回路構成が簡単
となる。また、請求項4記載のコンデンサ放電型のスタ
ッド溶接方法においては、スタッド材は複数のコンデン
サに充電された電荷の一部の最初の放電が完了した後
に、直ちに、母材に向けて押しつけられて溶接されるの
で、アークエネルギーを最大限に利用して効率のよい溶
接が可能となる。そして、請求項5記載のコンデンサ放
電型のスタッド溶接方法においては、複数のコンデンサ
の最初の放電と次の放電との間には、電流休止期間が設
けられているので、コンデンサの電荷を無駄にすること
なく有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコンデンサ放
電型のスタッド溶接方法を適用した溶接装置の回路図で
ある。
【図2】溶接時の溶接電流の時間的変化とスタッド材の
動きを記載したグラフである。
【図3】スタッド溶接用ガンの断面図である。
【図4】(A)及び(B)は従来例に係るコンデンサ放
電型のスタッド溶接方法の説明図である。
【符号の説明】
10:溶接装置、11〜14:コンデンサ、15:充電
回路、16〜19:サイリスタ、20〜23:ダイオー
ド、24:スタッド溶接用ガン、25〜28:ダイオー
ド、29:リアクトル、30:スタッド材、31:母
材、33:ケーシング、34:取っ手、35:スライド
軸受、36:導体ロッド、37:カップリング、38:
リニアモータ、39:アタッチメント、40:導体ケー
ブル、41:サポート材、42:溶接開始スイッチ、4
3:信号ケーブル、44:スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000196598 西尾 一政 福岡県北九州市八幡西区鷹の巣2丁目4− 38−703 (72)発明者 溝口 純一 福岡県北九州市小倉北区末広2−3−26 有限会社アジア技研内 (72)発明者 山口 武和 福岡県北九州市八幡西区紅梅2−5−1 有限会社九州複合材料研究所内 (72)発明者 与田 靖之 福岡県北九州市小倉南区新曽根8番21号 株式会社戸畑製作所内 (72)発明者 西尾 一政 福岡県北九州市八幡西区鷹の巣2丁目4− 38−703 Fターム(参考) 4E082 AA13 BA01 DA03 DA10 5H790 BA03 BB11 CC01 DD06 EA01 EA03 EA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンデンサに充電された電荷の一
    部をスイッチング素子を介して、母材に当接させたスタ
    ッド材に放電して該スタッド材を前記母材に溶接し、次
    に、溶接部が凝固した後、直ちに前記コンデンサに充電
    された残りの電荷を前記溶接部に放電させることを特徴
    とするコンデンサ放電型のスタッド溶接方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンデンサ放電型のスタ
    ッド溶接方法において、前記スタッド材を前記母材に溶
    接するための電荷は、前記複数のコンデンサにそれぞれ
    充電された電荷の一部を使用し、溶接後に前記溶接部に
    通電する電荷は前記複数のコンデンサに残った電荷を使
    用することを特徴とするコンデンサ放電型のスタッド溶
    接方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンデンサ放電型のスタ
    ッド溶接方法において、前記複数のコンデンサは、第1
    群と第2群に分割され、前記第1群に充電された電荷が
    前記スタッド材の溶接に使用され、前記第2群に充電さ
    れた電荷が溶接後に前記溶接部に通電する電荷に使用さ
    れることを特徴とするコンデンサ放電型のスタッド溶接
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコ
    ンデンサ放電型のスタッド溶接方法において、前記スタ
    ッド材は前記複数のコンデンサに充電された電荷の一部
    の最初の放電が完了した後に、直ちに、前記母材に向け
    て押しつけられて溶接されることを特徴とするコンデン
    サ放電型のスタッド溶接方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコ
    ンデンサ放電型のスタッド溶接方法において、前記複数
    のコンデンサの最初の放電と次の放電との間には、電流
    休止期間が設けられていることを特徴とするコンデンサ
    放電型のスタッド溶接方法。
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