JPH05192772A - 溶接肉盛装置 - Google Patents
溶接肉盛装置Info
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- JPH05192772A JPH05192772A JP4007378A JP737892A JPH05192772A JP H05192772 A JPH05192772 A JP H05192772A JP 4007378 A JP4007378 A JP 4007378A JP 737892 A JP737892 A JP 737892A JP H05192772 A JPH05192772 A JP H05192772A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 従来のスポット溶接に比べて、溶接点のダイ
ヤメターを大きく、しかも熱変化層を少なくして、強固
な溶接ができる溶接肉盛装置を提供する。 【構成】 母材に共材を溶接して肉盛加工する溶接肉盛
装置において、上記母材に共材を重ね合せた部分にスポ
ット加圧と通電を行なう溶接電極と、該電極を通して時
間的に電流値が変化する溶接電流を供給する溶接電源1,
2,3,4,6,7 とを設けたことを特徴とする。上記溶接電流
として、小電流と大電流が連続するパルス電流や、小電
流と大電流の間に微小休止時間が存在するパルス電流を
供給することが推奨される。又、上記溶接電極として、
スポット加圧と通電を行なう部分を２箇所以上有するダ
ブル電極を用いることも推奨され、更に又、上記溶接電
極によるスポット加圧が所定値に達したことを検出して
上記溶接電源を作動させる制御装置8,9 を設けることも
推奨される。
ヤメターを大きく、しかも熱変化層を少なくして、強固
な溶接ができる溶接肉盛装置を提供する。 【構成】 母材に共材を溶接して肉盛加工する溶接肉盛
装置において、上記母材に共材を重ね合せた部分にスポ
ット加圧と通電を行なう溶接電極と、該電極を通して時
間的に電流値が変化する溶接電流を供給する溶接電源1,
2,3,4,6,7 とを設けたことを特徴とする。上記溶接電流
として、小電流と大電流が連続するパルス電流や、小電
流と大電流の間に微小休止時間が存在するパルス電流を
供給することが推奨される。又、上記溶接電極として、
スポット加圧と通電を行なう部分を２箇所以上有するダ
ブル電極を用いることも推奨され、更に又、上記溶接電
極によるスポット加圧が所定値に達したことを検出して
上記溶接電源を作動させる制御装置8,9 を設けることも
推奨される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は母材に共材を溶接して肉
盛加工する溶接肉盛装置に関する。
盛加工する溶接肉盛装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、母材を機械加工とか放電加工等に
よってオーバー加工した場合に、そのオーバー加工部分
に同質材の共材を溶接肉盛りして補修することが行なわ
れている。この場合の溶接は、母材に共材を重ね合わせ
た部分の全面にスポット溶接によりそのスポット点を順
次万遍なく移動させながら溶接するが、従来のスポット
溶接によると溶着点のダイヤメターが小さいために溶着
力が弱く、又スポット溶接点を多くしなければならず、
作業性が極めて悪いという欠点があった。
よってオーバー加工した場合に、そのオーバー加工部分
に同質材の共材を溶接肉盛りして補修することが行なわ
れている。この場合の溶接は、母材に共材を重ね合わせ
た部分の全面にスポット溶接によりそのスポット点を順
次万遍なく移動させながら溶接するが、従来のスポット
溶接によると溶着点のダイヤメターが小さいために溶着
力が弱く、又スポット溶接点を多くしなければならず、
作業性が極めて悪いという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のスポ
ット溶接を改良することにより溶接点のダイヤメターを
大きくし、熱変化層を少なくして強固な溶接ができ、作
業性も改善しようとするものである。
ット溶接を改良することにより溶接点のダイヤメターを
大きくし、熱変化層を少なくして強固な溶接ができ、作
業性も改善しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る溶接肉盛装置は、母材に共材を溶接し
て肉盛加工する溶接肉盛装置において、上記母材に共材
を重ね合せた部分にスポット加圧と通電を行なう溶接電
極と、該電極を通して時間的に電流値が変化する溶接電
流を供給する溶接電源とを設けたことを特徴とする。
め、本発明に係る溶接肉盛装置は、母材に共材を溶接し
て肉盛加工する溶接肉盛装置において、上記母材に共材
を重ね合せた部分にスポット加圧と通電を行なう溶接電
極と、該電極を通して時間的に電流値が変化する溶接電
流を供給する溶接電源とを設けたことを特徴とする。
【０００５】上記溶接電流として、小電流と大電流が連
続するパルス電流や、小電流と大電流の間に微小休止時
間が存在するパルス電流を供給することが推奨される。
又、上記溶接電極として、スポット加圧と通電を行なう
部分を２箇所以上有するダブル電極を設けることも推奨
され、更に又、上記溶接電極によるスポット加圧が所定
値に達したことを検出して上記溶接電源を作動させる制
御装置を設けることも推奨される。
続するパルス電流や、小電流と大電流の間に微小休止時
間が存在するパルス電流を供給することが推奨される。
又、上記溶接電極として、スポット加圧と通電を行なう
部分を２箇所以上有するダブル電極を設けることも推奨
され、更に又、上記溶接電極によるスポット加圧が所定
値に達したことを検出して上記溶接電源を作動させる制
御装置を設けることも推奨される。
【０００６】
【作用】本発明は上記のように、溶接電極によってスポ
ット加圧した点に溶接電源から時間的に電流値が変化す
る溶接電流を供給して溶接するので、小電流による加熱
面の拡がりと大電流による溶着作用とによって、溶接ス
ポット面積が大きく拡がった強固で良好な溶接ができ
る。
ット加圧した点に溶接電源から時間的に電流値が変化す
る溶接電流を供給して溶接するので、小電流による加熱
面の拡がりと大電流による溶着作用とによって、溶接ス
ポット面積が大きく拡がった強固で良好な溶接ができ
る。
【０００７】又、加圧と通電を行なう部分が２以上のダ
ブル電極を設けることにより、近接する２個所以上を互
いに熱影響を与えながら溶接スポット面積を拡げて強固
に溶接することができる。更に又、溶接電極によるスポ
ット加圧が所定値に達したことを検出して溶接電源を作
動させる制御装置を設けることによって、常に所定の加
圧が行なわれた状態で溶接が行われるから、エネルギ効
率を高め熱変化層を少なくして強固で良好な溶接ができ
る。又、加圧力が不足するときの溶解チップの飛散、穿
孔等を伴なわずに安定した確実な溶接ができる。
ブル電極を設けることにより、近接する２個所以上を互
いに熱影響を与えながら溶接スポット面積を拡げて強固
に溶接することができる。更に又、溶接電極によるスポ
ット加圧が所定値に達したことを検出して溶接電源を作
動させる制御装置を設けることによって、常に所定の加
圧が行なわれた状態で溶接が行われるから、エネルギ効
率を高め熱変化層を少なくして強固で良好な溶接ができ
る。又、加圧力が不足するときの溶解チップの飛散、穿
孔等を伴なわずに安定した確実な溶接ができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照しつゝ本発明を具体的に説
明する。図１は、本発明に係る溶接肉盛装置に用いる溶
接電源の一実施例を示す回路図で、直流電源１によって
コンデンサ２を充電し、このコンデンサの電荷をＳＣＲ
３によりパルス的にトランス４に供給し、そのトランス
出力をスポット溶接部分５に通電する。ＳＣＲスイッチ
は大電流用31と小電流用32とが並列に設けられ、両者を
所要の時間差でトリガ制御するトリガ回路６が設けられ
る。尚７は小電流ＳＣＲ32に直列挿入した電流制御コン
デンサである。
明する。図１は、本発明に係る溶接肉盛装置に用いる溶
接電源の一実施例を示す回路図で、直流電源１によって
コンデンサ２を充電し、このコンデンサの電荷をＳＣＲ
３によりパルス的にトランス４に供給し、そのトランス
出力をスポット溶接部分５に通電する。ＳＣＲスイッチ
は大電流用31と小電流用32とが並列に設けられ、両者を
所要の時間差でトリガ制御するトリガ回路６が設けられ
る。尚７は小電流ＳＣＲ32に直列挿入した電流制御コン
デンサである。
【０００９】ＳＣＲの制御は始めに小電流用ＳＣＲ32を
トリガし、次いで所要の時間差で大電流用ＳＣＲ31をト
リガすることによって、始め小電流から後大電流にアッ
プするパルス電流を流すことができる。図２(b) はその
パルス波形を示す。通常、母材に対して溶接肉盛しよう
とする共材は、母材と同材質の厚さ 0.5〜0.01mm程度の
薄板10を用い、これを図３のように母材11の肉盛個所に
積み重ねて溶接する。溶接エネルギは約60ＫJoule 程度
を必要とする。例えば径３mmφのスポット電極で300kgf
／mm2 〜400kgf／mm2 の加圧状態でパルス幅Ｔ＝ 1.5〜
4.0mSec 程度のパルス電流を流す。ピーク電流Ｉp は大
電流が20,000Ａ程度、小電流がその 1／2 〜 1／3 程度
となるように流す。ＳＣＲ31、32を用いてパルス電流を
制御した場合は、図２(b) のように連続変化のパルス波
形になるが、トランジスタスイッチを用いて制御する場
合は(a) 図又は(a')図のように矩形波に制御できる。
(c)図は電流制御しない交流半波のパルス波形を示す。
トリガし、次いで所要の時間差で大電流用ＳＣＲ31をト
リガすることによって、始め小電流から後大電流にアッ
プするパルス電流を流すことができる。図２(b) はその
パルス波形を示す。通常、母材に対して溶接肉盛しよう
とする共材は、母材と同材質の厚さ 0.5〜0.01mm程度の
薄板10を用い、これを図３のように母材11の肉盛個所に
積み重ねて溶接する。溶接エネルギは約60ＫJoule 程度
を必要とする。例えば径３mmφのスポット電極で300kgf
／mm2 〜400kgf／mm2 の加圧状態でパルス幅Ｔ＝ 1.5〜
4.0mSec 程度のパルス電流を流す。ピーク電流Ｉp は大
電流が20,000Ａ程度、小電流がその 1／2 〜 1／3 程度
となるように流す。ＳＣＲ31、32を用いてパルス電流を
制御した場合は、図２(b) のように連続変化のパルス波
形になるが、トランジスタスイッチを用いて制御する場
合は(a) 図又は(a')図のように矩形波に制御できる。
(c)図は電流制御しない交流半波のパルス波形を示す。
【００１０】図２において、パルス幅Ｔ＝２mSec、ピー
ク電流Ｉp を大電流時に20,000Ａ、小電流時に 7,000Ａ
とし、厚さ 0.8mmの共材10を母材11にスポット溶接した
とき、溶接点のダイヤメターの状態が図３に示されてい
る。即ち、図２(a) のような矩形波パルスの溶接電流の
場合の溶着部のダイヤメターは図３(a) に示すように約
3.54mm、図２(a')のような矩形波パルスの溶接電流の場
合の溶着部のダイヤメターは図３(a')に示すように約4.
0mm 、図２(b) のような連続変化パルスの場合は図３
(b) に示すように約3.45mm、図２(c) の場合は図３(c)
に示すように約３mmであった。このように、溶接電流を
時間的に変化させて流すことにより、(c)の場合に比べ
て広い面積で溶接が行われるものである。なお、前記実
験では、始めの電流と変化後の電流が連続して流れるよ
う制御したが、トリガ回路６の制御によって電流値を変
化させるときに微小時間の通電休止時間が存在するよう
なパルス電流の集合としてもよい。又この小電流と大電
流を供給する電源は一つのコンデンサ２を兼用させるこ
となく別々の電源から供給することもできる。
ク電流Ｉp を大電流時に20,000Ａ、小電流時に 7,000Ａ
とし、厚さ 0.8mmの共材10を母材11にスポット溶接した
とき、溶接点のダイヤメターの状態が図３に示されてい
る。即ち、図２(a) のような矩形波パルスの溶接電流の
場合の溶着部のダイヤメターは図３(a) に示すように約
3.54mm、図２(a')のような矩形波パルスの溶接電流の場
合の溶着部のダイヤメターは図３(a')に示すように約4.
0mm 、図２(b) のような連続変化パルスの場合は図３
(b) に示すように約3.45mm、図２(c) の場合は図３(c)
に示すように約３mmであった。このように、溶接電流を
時間的に変化させて流すことにより、(c)の場合に比べ
て広い面積で溶接が行われるものである。なお、前記実
験では、始めの電流と変化後の電流が連続して流れるよ
う制御したが、トリガ回路６の制御によって電流値を変
化させるときに微小時間の通電休止時間が存在するよう
なパルス電流の集合としてもよい。又この小電流と大電
流を供給する電源は一つのコンデンサ２を兼用させるこ
となく別々の電源から供給することもできる。
【００１１】又、図１において、８は電極によるスポッ
ト加圧の圧力を検出する加圧センサであり、９は加圧セ
ンサ８の検出信号を基準値と比較して加圧が所定値に達
したときトリガ回路６に起動信号を供給する制御回路で
ある。この圧力検出制御装置によって溶接電流の起動制
御をすれば、常に設定した 300〜 400 kgf／mm2 程度の
加圧状態で溶接ができ、安定したミスのない良好な溶接
が可能になる。
ト加圧の圧力を検出する加圧センサであり、９は加圧セ
ンサ８の検出信号を基準値と比較して加圧が所定値に達
したときトリガ回路６に起動信号を供給する制御回路で
ある。この圧力検出制御装置によって溶接電流の起動制
御をすれば、常に設定した 300〜 400 kgf／mm2 程度の
加圧状態で溶接ができ、安定したミスのない良好な溶接
が可能になる。
【００１２】図４は、溶接電極として、加圧、通電部分
が２箇所以上存在するダブル電極12を用いた溶接を示す
もので、母材11に共材10を重ね合わせた部分に、ダブル
電極12によって近接した２点12a,12b を加圧すると共
に、これら２点を通じて母材11と共材10間に通電を行な
うようにしたものである。この場合、隣接する２点12a,
12b 間で互いに加熱が拡散しあって溶接面積が拡がり、
又、２点12a,12ｂの溶接領域が連続するようになって極
めて広い面積の溶接ができるようになる。
が２箇所以上存在するダブル電極12を用いた溶接を示す
もので、母材11に共材10を重ね合わせた部分に、ダブル
電極12によって近接した２点12a,12b を加圧すると共
に、これら２点を通じて母材11と共材10間に通電を行な
うようにしたものである。この場合、隣接する２点12a,
12b 間で互いに加熱が拡散しあって溶接面積が拡がり、
又、２点12a,12ｂの溶接領域が連続するようになって極
めて広い面積の溶接ができるようになる。
【００１３】以上に述べたスポット溶接は、母材に共材
を重ねた全面にわたってスポット点を順次移動しながら
溶接するが、溶接点のダイヤメターが拡大した結果、良
好な溶接ができ、極めて強固な溶接ができる。実験によ
れば溶接ダイヤメターを約7.2mm まで拡大できた。オー
バー加工された母材は、薄板の共材で肉盛溶接した後再
び加工して所定の寸法精度に仕上げるが、前記のように
共材がスポット溶接点の溶着面積を拡げて強固に溶接さ
れているから、仕上げ成形加工も容易に高精度に行なう
ことができる。
を重ねた全面にわたってスポット点を順次移動しながら
溶接するが、溶接点のダイヤメターが拡大した結果、良
好な溶接ができ、極めて強固な溶接ができる。実験によ
れば溶接ダイヤメターを約7.2mm まで拡大できた。オー
バー加工された母材は、薄板の共材で肉盛溶接した後再
び加工して所定の寸法精度に仕上げるが、前記のように
共材がスポット溶接点の溶着面積を拡げて強固に溶接さ
れているから、仕上げ成形加工も容易に高精度に行なう
ことができる。
【００１４】なお、単にオーバー加工部分の補修のみで
なく、母材を表面硬化、耐食処理、磁気強化処理等する
場合には、その目的に応じて共材以外に母材と異なった
材料も利用することができる。
なく、母材を表面硬化、耐食処理、磁気強化処理等する
場合には、その目的に応じて共材以外に母材と異なった
材料も利用することができる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明は、溶接電極によっ
てスポット加圧した点に、溶接電源から時間的に電流値
が変化する溶接電流を流して溶接するので、小電流によ
る加熱面の拡がりと大電流による溶着とにより溶接スポ
ット面積が大きく拡がった強固で良好な溶接が可能とな
る。
てスポット加圧した点に、溶接電源から時間的に電流値
が変化する溶接電流を流して溶接するので、小電流によ
る加熱面の拡がりと大電流による溶着とにより溶接スポ
ット面積が大きく拡がった強固で良好な溶接が可能とな
る。
【００１６】又、加圧と通電を行なう部分が２つ以上の
ダブル電極を用いることにより、近接する２個所以上を
互いに熱影響を与えながら溶接スポット面積を広げて強
固に溶接することができる。又、溶接電極によるスポッ
ト加圧が所定値に達したことを検出して溶接電源を作動
させる制御装置を設けることによって、常に所定の加圧
が行なわれた状態で溶接が行なわれるからエネルギ効率
を高め熱変化層を少なくして強固で良好な溶接ができ
る。又加圧力が不足するときの溶解チップの飛散、穿孔
等を伴わずに安定した確実な溶接ができる。
ダブル電極を用いることにより、近接する２個所以上を
互いに熱影響を与えながら溶接スポット面積を広げて強
固に溶接することができる。又、溶接電極によるスポッ
ト加圧が所定値に達したことを検出して溶接電源を作動
させる制御装置を設けることによって、常に所定の加圧
が行なわれた状態で溶接が行なわれるからエネルギ効率
を高め熱変化層を少なくして強固で良好な溶接ができ
る。又加圧力が不足するときの溶解チップの飛散、穿孔
等を伴わずに安定した確実な溶接ができる。
【図１】本発明に係る溶接肉盛装置に用いる溶接電源の
一実施例を示す回路図である。
一実施例を示す回路図である。
【図２】本発明に係る溶接肉盛装置における溶接用パル
ス電流の波形説明図である。
ス電流の波形説明図である。
【図３】図２に対応する溶接状態説明図である。
【図４】他の実施例の電極構造図である。
1 直流電源 2 コンデンサ 31 大電流用ＳＣＲ 32 小電流用ＳＣＲ 4 トランス 5 溶接間隙 6 トリガ回路 7 コンデンサ 8 加圧センサ 9 制御回路 10 共材 11 母材
Claims (5)
- 【請求項１】 母材(11)に共材(10)を溶接して肉盛加工
する溶接肉盛装置において、上記母材に共材を重ね合せ
た部分にスポット加圧と通電を行なう溶接電極と、該電
極を通して時間的に電流値が変化する溶接電流を供給す
る溶接電源とを設けたことを特徴とする溶接肉盛装置。 - 【請求項２】 上記溶接電流として、小電流と大電流が
連続するパルス電流を供給することを特徴とする請求項
１に記載の溶接肉盛装置。 - 【請求項３】 上記溶接電流として、小電流と大電流の
間に微小休止時間が存在するパルス電流を供給すること
を特徴とする請求項１に記載の溶接肉盛装置。 - 【請求項４】 上記溶接電極として、スポット加圧と通
電を行なう部分を２箇所以上有するダブル電極(12)を設
けたことを特徴とする請求項１に記載の溶接肉盛装置。 - 【請求項５】 上記溶接電極によるスポット加圧が所定
値に達したことを検出して上記溶接電源を作動させる制
御装置を設けたことを特徴とする請求項１に記載の溶接
肉盛装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007378A JPH05192772A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 溶接肉盛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007378A JPH05192772A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 溶接肉盛装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192772A true JPH05192772A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11664292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4007378A Pending JPH05192772A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 溶接肉盛装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05192772A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008023554A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Nec Tokin Corp | マイクロスポット抵抗溶接装置およびその溶接方法 |
| KR100891385B1 (ko) * | 2007-03-14 | 2009-04-02 | 조현찬 | 귀금속용 전기 용접기 |
| KR101340263B1 (ko) * | 2012-01-18 | 2013-12-10 | 세방전지(주) | 더블 팁을 구비한 용접 치구 및 이를 이용한 축전지 극판조립체의 용접장치 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP4007378A patent/JPH05192772A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008023554A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Nec Tokin Corp | マイクロスポット抵抗溶接装置およびその溶接方法 |
| KR100891385B1 (ko) * | 2007-03-14 | 2009-04-02 | 조현찬 | 귀금속용 전기 용접기 |
| KR101340263B1 (ko) * | 2012-01-18 | 2013-12-10 | 세방전지(주) | 더블 팁을 구비한 용접 치구 및 이를 이용한 축전지 극판조립체의 용접장치 |
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