JP2002171741A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2002171741A
JP2002171741A JP2000403725A JP2000403725A JP2002171741A JP 2002171741 A JP2002171741 A JP 2002171741A JP 2000403725 A JP2000403725 A JP 2000403725A JP 2000403725 A JP2000403725 A JP 2000403725A JP 2002171741 A JP2002171741 A JP 2002171741A
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JP
Japan
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terminal
armature
phase
connector
coil
Prior art date
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JP2000403725A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Matsuoka
雄一郎 松岡
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Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shicoh Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、電機子の数を自由に追加する
ことを可能にし、発生させることが出来る推力を広範囲
に調整が可能になるリニアモータを提供することが課題
である。 【解決手段】リニアモータ1において、コイル15、1
6、17の両端部に一方と他方の端子18、19、2
0、21、22、23を備え、短絡している終端用コネ
クター6が一方の端子18、19、20に接続され、電
流を供給する電源側コネクター9が他方の端子21、2
2、23に接続され、これらのコネクター6、9は脱着
自在であることを特徴とするリニアモータ1を提供する
ことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルを搭載する
電機子が移動子とともに固定子に対して相対的直線移動
をするリニアモータに関し、主に半導体製造装置、印刷
機、工作機械、自動織機などの位置決め装置として利用
される。
【0002】
【従来の技術】本発明の属する技術分野のリニアモータ
は、移動子を動かすために必要な電流を得るためにアン
プなどの外部電源を必要とし、このアンプは移動子に搭
載されているコイルへコードを介して電流を供給する。
本発明に係る従来の技術は、このコードとコイルとを半
田、溶接などによる接続をしていた。
【0003】図5を用いて本発明が属する技術分野の従
来の技術を説明する。リニアモータ81は固定子82と
移動子83とを備え、固定子82と移動子83とは相対
的直線移動をする。
【0004】固定子82は、磁気回路を形成し第一マグ
ネットヨーク89、第二マグネットヨーク90、第三マ
グネットヨーク91により組み立てられている。第一マ
グネットヨーク89と第三マグネットヨーク91の内側
に向く面には永久磁石86が面対向するものと、隣接す
るものと異磁極となるように並べられている。
【0005】移動子83は、コイルを含む電機子84と
これに取り付けられた電機子基部85を備える。電機子
基部85にはコード挿入口87が設けられ、ここからコ
ード88が移動子83内に挿入され電機子84内部でコ
イルに結線される。
【0006】リニアモータ81はコード88を介して外
部アンプから三相交流電流が入力され動作する。電機子
84内のコイルにはU相用コイル、V相用コイル、W相
用コイルがあり、これらのコイルの端末は電機子84内
部で結線されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のリニ
アモータ81は、電機子84の内部でコイルとコード8
8とが結線され、さらに電機子84内のU相用コイル、
V相用コイル、W相用コイルの端末は電機子84内部で
結線されている。このため、リニアモータ81にコイル
を追加するための電機子の追加は電機子84そのものを
別のものに変更しなければいけなかった。
【0008】従来技術が有する上記の欠点を解決するた
めに、本発明は電機子の数を自由に追加することを可能
にし、発生させることが出来る推力を広範囲に調整が可
能になるリニアモータを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電流が流れるコイルを含む電機子を備える移動子
と、永久磁石を備える固定子と、を備え、移動子と固定
子とは相対的に直線移動をするリニアモータにおいて、
前記コイルの両端部に一方と他方の端子を備え、短絡し
ている終端用コネクターが一方の端子に接続され、電流
を供給する電源側コネクターが他方の端子に接続され、
これらのコネクターは脱着自在であることを特徴とす
る。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、電源側コ
ネクターと終端側コネクターは着脱自在であるため、こ
れらコネクターの替わりに他の電機子の端子を接続する
ことで、電機子同士を直列につなげることができ、電機
子の数を自由に追加することを可能にし、発生させるこ
とが出来る推力を広範囲に調整が可能になるリニアモー
タを提供することができる。
【0011】さらに、終端用コネクターが着脱自在であ
るため複数ある電機子のうちどの電機子にも終端用コネ
クターが接続可能であるため、特別に終端用の電機子を
もうける必要がなく、どの電機子が終端に配置されても
よく複数の電機子の順番は自由に設計できるリニアモー
タを提供することが可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明は、電流が流れるコ
イルを含む電機子を備える複数の移動子と、永久磁石を
備える固定子と、を備え、移動子と固定子とは相対的に
直線移動をするリニアモータにおいて、電機子にはコイ
ルの両端部に接続される一方と他方の端子を備え、一方
の移動子の一方の端子には短絡している終端用コネクタ
ーが接続され、他方の移動子の他方の端子には電流を供
給する電源側コネクターが接続され、残りの端子には中
継コードのコネクターが接続され、これらのコネクター
は着脱自在であることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、電源側コ
ネクターと終端側コネクターは着脱自在であるため、こ
れらコネクターの替わりに他の電機子の端子を接続する
ことで、電機子同士を直列につなげることができ電機子
を増やすことが可能となり、電機子の数を自由に追加す
ることを可能にし、発生させることが出来る推力を広範
囲に調整が可能になるリニアモータを提供することがで
きる。
【0014】さらに請求項2に記載の発明によれば、複
数の電機子を直列に繋ぐことにより複数の移動子を一台
のアンプで駆動することができるためアンプ間の同期合
わせなどの面倒な調整をする必要がなくなり、アンプに
かける費用を削減できる。
【0015】さらに請求項2に記載の発明によれば、電
機子内のコイルが断線等の故障した場合この電機子の一
方と他方の端子に接続してあるコネクターを取り外せば
故障した電機子を取り除き新たな電機子と置き換えるこ
とが可能になり電機子の修理が容易に行える。
【0016】さらにコード、中継コードが断線等の故障
を起こした場合でも故障した個所のコードを新たなコー
ドに置き換えることが可能になりコードの修理が容易に
行える。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2
に記載のリニアモータにおいて、供給される電流の相数
と同数のコイルを一個の電機子に備え、複数の電機子を
直列接続することで電流の相数の整数倍のコイルを直列
接続することを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、電機子に
内蔵されているコイルは電機子に入力される電流の相数
と同数であるため、電機子を複数接続してもコイルの相
数は電流の相数の整数倍となり効率の良いリニアモータ
を容易に設定可能である。
【0019】請求項4に記載の発明は、電流が流れるコ
イルを含む電機子を備える移動子と、永久磁石を備える
固定子と、で構成され、移動子と固定子とが相対的に直
線移動をするリニアモータの電機子であって、コイルの
一方の端子は電流を供給する電源側コネクターが着脱自
在に取り付け可能に設けており、コイルの他方の端子は
短絡している終端側コネクターが脱着自在に取り付け可
能に設けていることを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、電流を供
給する端子と終端コネクターを接続できる端子を備える
電機子は複数を直列に接続することができるため、電機
子の数を自由に追加することを可能にしたリニアモータ
を提供することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を用いて本発明に係
る実施例について説明する。図1は本発明にかかる第一
実施例の分解斜視図を示し、図2は同第一実施例の電機
子に内蔵されるコイルの配置を説明する図を示し、図3
は同第二実施例の斜視図を示し、図4は同第二実施例の
電機子に内蔵されるコイルの配置を説明する図である。
【0022】以下、図1、図2を用いて本発明に係る第
一実施例について説明をする。リニアモータ1は、固定
子2と移動子3とを備え、固定子2と移動子3とは相対
的直線移動をする。
【0023】固定子2は磁性体金属である鉄でできた第
一マグネットヨーク12、第二マグネットヨーク13、
第三マグネットヨーク14と永久磁石11とを備えてい
る。第一マグネットヨーク12、第二マグネットヨーク
13、第三マグネットヨーク14は、断面コ字状の形状
を形成するように組み立てられており、それぞれの接合
部では、ねじにより強固に結合されている。第一マグネ
ットヨーク12と第三マグネットヨーク14との双方に
対向する面は永久磁石11が固定されている。永久磁石
11は移動子3が移動する方向に向かって隣り合う磁極
が異磁極になるように並べられている。永久磁石11は
間隙を挟んで対向している磁極に対して異磁極となるよ
うに並べられている。
【0024】移動子3は電機子4と電機子基部5とを備
え、これらはモールド材の接着作用により接合されてい
る。電機子4はモールド材による金型成形によりつくら
れる。コイルが内部に配置された金型にモールド材を注
入する。コイル内の隙間にもモールド材が充填されるよ
うな流動性のあるエポキシ配合樹脂などを用い、電機子
4自体の剛性を高めている。
【0025】電機子4に取り付けられた電機子基部5の
両端には電機子側第一コネクター7と電機子側第二コネ
クター8とが固定されている。電機子側第一コネクター
7には終端用コネクター6が取り付けられ、電機子側第
二コネクター8には外部アンプと接続されているコード
10が電源側コネクター9を介して接続される。
【0026】終端側コネクター6は弾性変形する板状の
プラスチック材で出来ており、この板状の部材の先端部
に爪部を一体成形に設けてある。終端用コネクター6の
突出部に前記爪部が引っ掛かり、終端用コネクター6は
電機子側第一コネクター7と接続した状態を保持する。
【0027】U相用コイル15、V相用コイル16、W
相用コイル17の両端の一方の端子にはU相用第一端子
18、V相用第一端子19、W相用第一端子20がそれ
ぞれ取り付けられ、他方の端子にはU相用第二端子2
1、V相用第二端子22、W相用第二端子23が取り付
けられる。
【0028】電機子側第一コネクター7はU相用第一端
子18、V相用第一端子19、W相用第一端子20、電
機子基部5に接地されているアース用第一端子を内蔵し
ている。電機子側第二コネクター8はU相用第二端子2
1、V相用第二端子22、W相用第二端子23、電機子
基部5に接地されているアース用第二端子を内蔵してい
る。終端用コネクター6は終端U相用端子、終端V相用
端子、終端W相用端子、終端アース用端子を内蔵し、こ
れらの端子が終端用コネクター内部で短絡している。電
源側コネクター9は電源側U相用端子、電源側V相用端
子、電源側W相用端子、電源側アース用端子を内蔵して
いる。電源側アースは設けなくても良く、この場合は電
源側アース用端子をなくしても良い。
【0029】U相用第一端子18、V相用第一端子1
9、W相用第一端子20、アース用第一端子と終端U相
用端子、終端V相用端子、終端W相用端子、終端アース
用端子とは、電機子側第二コネクター8が終端側コネク
ター6に接続するに際して、それぞれが接続する。
【0030】U相用第二端子21、V相用第二端子2
2、W相用第二端子23、アース用第二端子と電源側U
相用端子、電源側V相用端子、電源側W相用端子、電源
側アース用端子とは、電機子側第二コネクター8が電源
側コネクター9に接続するに際し、それぞれ接続する。
【0031】U相用コイル15、V相用コイル16、W
相用コイル17は各コイルが同じ大きさであり、U相用
コイル15に対してV相用コイル16、W相用コイル1
7はそれぞれその中心線同士が電機角120度、240
度ずれて配置されている。各コイルの幅は永久磁石の一
磁極分の幅と略同じ大きさとしている。
【0032】移動子3は電機子基部5を介して直動ベア
リングが取り付けられる。このため移動子3は固定子2
内にある間隙の間を均一な距離を保ちながら直線移動す
ることが可能となる。電機子基部5は非磁性体金属であ
る。これは固定子2で形成している磁気回路が電機子基
部5から漏れないようにするためである。
【0033】以下、図3、図4を用いて本発明に係る第
二実施例について説明をする。リニアモータ31は、第
一移動子32と第一固定子34、第二移動子33と第二
固定子35とで構成され、上記第一実施例に示したリニ
アモータ1を2台連結させたものである。
【0034】第一固定子34は磁性体金属である鉄でで
きた第一固定子用第一マグネットヨーク52、第一固定
子用第二マグネットヨーク53、第一固定子用第三マグ
ネットヨーク54と第一永久磁石50とを備えている。
第一固定子用第一マグネットヨーク52、第一固定子用
第二マグネットヨーク53、第一固定子用第三マグネッ
トヨーク54は、断面コ字状の形状を形成するように組
み立てられており、それぞれの接合部では、ねじにより
強固に結合されている。第一固定子用第一マグネットヨ
ーク52と第一固定子用第三マグネットヨーク54との
双方に対向する面は第一永久磁石50が固定されてい
る。第一永久磁石50は第一移動子32が移動する方向
に向かって隣り合う磁極が異磁極になるように並べられ
ている。第一永久磁石50は間隙を挟んで対向している
磁極に対して異磁極となるように並べられている。
【0035】第一移動子32は第一電機子36と第一電
機子基部38とを備えている。第一電機子36に取り付
けられた第一電機子基部38の両端には第一電機子側第
一コネクター46と第一電機子側第二コネクター47と
が固定されている。第一電機子側第一コネクター46に
は電外部アンプと接続されているコード41が源側コネ
クター42を介して接続されている。第一電機子側第二
コネクター47は中継コード第一コネクター44が取り
付けられている。
【0036】第二固定子35は第二固定子用第一マグネ
ットヨーク55、第二固定子用第二マグネットヨーク5
6、第二固定子用第三マグネットヨーク57と第二永久
磁石51とを備えている。第二固定子用第一マグネット
ヨーク55、第二固定子用第二マグネットヨーク56、
第二固定子用第三マグネットヨーク57は、断面コ字状
の形状を形成するように組み立てられており、それぞれ
の接合部では、ねじにより強固に結合されている。第二
固定子用第一マグネットヨーク55と第二固定子用第三
マグネットヨーク57との双方に対向する面は第二永久
磁石51が固定されている。第二永久磁石51は第二移
動子33が移動する方向に向かって隣り合う磁極が異磁
極になるように並べられている。第二永久磁石51は間
隙を挟んで対向している磁極に対して異磁極となるよう
に並べられている。
【0037】第二移動子33は第二電機子37と第二電
機子基部39とを備えている。第二電機子37に取り付
けられた第二電機子基部39の両端には第二電機子側第
一コネクター48と第二電機子側第二コネクター49と
が固定されている。第二電機子側第二コネクター49に
は終端用コネクター43が接続されている。第二電機子
側第一コネクター48には中継コード第二コネクター4
5が接続されている。
【0038】中継コード40の両端には中継コード第一
コネクター44と中継コード第二コネクター45が接続
されている。中継コード40は第一電機子36と第二電
機子37に内蔵されているコイルを電気的に直列に接続
する働きを有している。
【0039】第一電機子36はU相用第一コイル58、
V相用第一コイル59、W相用第一コイル60を内蔵
し、第二電機子37はU相用第二コイル61、V相用第
二コイル62、W相用第二コイル63を内蔵している。
【0040】U相用第一コイル58、V相用第一コイル
59、W相用第一コイル60の両端の一方にはそれぞれ
第一U相用第一端子64、第一V相用第一端子65、第
一W相用第一端子66が備えられ、他方にはそれぞれ第
一U相用第二端子67、第一V相用第二端子68、第一
W相用第二端子69が備えられる。
【0041】U相用第二コイル61、V相用第二コイル
62、W相用第二コイル63の両端の一方にはそれぞれ
第二U相用第一端子70、第二V相用第一端子71、第
二W相用第一端子72が備えられ、他方にはそれぞれ第
二U相用第二端子73、第二V相用第二端子74、第二
W相用第二端子75が備えられる。
【0042】第一電機子側第一コネクター46は第一U
相用第一端子64、第一V相用第一端子65、第一W相
用第一端子66、アース用第一端子を備えている。アー
ス用第一端子は第一電機子基部38に接続されている。
【0043】第一電機子側第二コネクター47は第一U
相用第二端子67、第一V相用第二端子68、第一W相
用第二端子69、アース用第二端子を備えている。アー
ス用第二端子は第一電機子基部38に接続されている。
【0044】第二電機子側第一コネクター48は第二U
相用第一端子70、第二V相用第一端子71、第二W相
用第一端子72、アース用第一端子を備えている。アー
ス用第一端子は第二電機子基部39に接続されている。
【0045】第二電機子側第二コネクター49は第二U
相用第二端子73、第二V相用第二端子74、第二W相
用第二端子75、アース用第二端子を備えている。アー
ス用第二端子は第二電機子基部39に接続されている。
【0046】中継コード40の中継第一コネクター44
と第一電機子側第二コネクター47とが接続され、中継
コード40の中継第二コネクター45と第二電機子側第
一コネクター48とが接続される。このことにより、U
相用第一コイル58とU相用第二コイル61、V相用第
一コイル59とV相用第二コイル62、W相用第一コイ
ル60とW相用第二コイル63、とを直列に接続するこ
とになる。
【0047】終端用コネクター43が第二電機子側第二
コネクター49に接続されることにより第二U相用第二
端子73、第二V相用第二端子74、第二W相用第二端
子75が接続し、U相用第二コイル61とV相用第二コ
イル62とW相用第二コイル63とが短絡し第二電機子
37は終端用電機子となる。
【0048】上記実施例2では2台の電機子を直列につ
なげた例を示したが、さらに多くの電機子をつなげるこ
とが可能である。この場合は、終端用コネクター43の
変わりに他の電機子の電機子側コネクターを中継コード
を介して接続すればよく、これらのコネクターは着脱自
在であるため電機子の数の増減が容易に行える。さら
に、電機子に供給する電流を三相を例にして示したが、
単相、2相、4相以上の相でも本発明は適用可能であ
る。2台の移動子に一台の台座を取り付けて2台の移動
子を一体に移動させてもよい。また、上記に示した移動
子と固定子とは相対的に直線移動するが、上記移動子を
固定し上記固定子を移動させるリニアモータにおいても
本発明を適用することは可能である。
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、電源側
コネクターと終端側コネクターは着脱自在であるため、
これらコネクターの替わりに他の電機子の端子を接続す
ることで、電機子同士を直列につなげることができ、電
機子を増やすことが可能となり、電機子の数を自由に追
加することを可能にしたリニアモータを提供することが
できる。
【0050】さらに、終端用コネクターが着脱自在であ
るため複数ある電機子のうちどの電機子にも終端用コネ
クターが接続可能であるため、特別に終端用の電機子を
もうける必要がなく、どの電機子が終端に配置されても
よく複数の電機子の順番は自由に設計できるリニアモー
タを提供することが可能となる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、電源側コ
ネクターと終端側コネクターは着脱自在であるため、こ
れらコネクターの替わりに他の電機子の端子を接続する
ことで、電機子同士を直列につなげることができ電機子
を増やすことが可能となり、電機子の数を自由に追加す
ることを可能にしたリニアモータを提供することができ
る。
【0052】さらに請求項2に記載の発明によれば、複
数の電機子を直列に繋ぐことにより複数の移動子を一台
のアンプで駆動することができるためアンプ間の同期合
わせなどの面倒な調整をする必要がなくなり、アンプに
かける費用を削減できる。
【0053】さらに請求項2に記載の発明によれば、電
機子内のコイルが断線等の故障した場合この電機子の一
方と他方の端子に接続してあるコネクターを取り外せば
故障した電機子を取り除き新たな電機子と置き換えるこ
とが可能になり電機子の修理が容易に行える。
【0054】さらにコード、中継コードが断線等の故障
を起こした場合でも故障した個所のコードを新たなコー
ドに置き換えることが可能になりコードの修理が容易に
行える。
【0055】請求項3に記載の発明によれば、電機子に
内蔵されているコイルは電機子に入力される電流の相数
と同数であるため、電機子を複数接続してもコイルの相
数は電流の相数の整数倍となり効率の良いリニアモータ
を容易に設定可能である。
【0056】請求項4に記載の発明によれば、電流を供
給する端子と終端コネクターを接続できる端子を備える
電機子は複数を直列に接続することができるため、電機
子の数を自由に追加することを可能にしたリニアモータ
を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の分解斜視図
【図2】第一実施例の電機子に内蔵されるコイルの配置
を説明する図。
【図3】第二実施例の斜視図。
【図4】第二実施例の電機子に内蔵されるコイルの配置
を説明する図。
【図5】本発明が属する技術分野の従来の技術を説明す
る図。
【符号の説明】
1 リニアモータ 2 固定子 3 移動子 4 電機子 5 電機子基部 6 終端用コネクター 7 電機子側第一コネクター 8 電機子側第二コネクター 9 電源側コネクター 10 コード 11 永久磁石 18 U相用第一端子 19 V相用第一端子 20 W相用第一端子 21 U相用第二端子 22 V相用第二端子 23 W相用第二端子 31 リニアモータ 32 第一移動子 33 第二移動子 34 第一固定子 35 第二固定子 36 第一電機子 37 第二電機子 40 中継コード 41 コード 42 電源側コネクター 43 終端側コネクター 44 中継コード第一コネクター 45 中継コード第二コネクター 46 第一電機子側第一コネクター 47 第一電機子側第二コネクター 48 第二電機子側第一コネクター 49 第二電機子側第二コネクター 50 第一永久磁石 51 第二永久磁石 64 第一U相用第一端子 65 第一V相用第一端子 66 第一W相用第一端子 67 第一U相用第二端子 68 第一V相用第二端子 69 第一W相用第二端子 70 第二U相用第一端子 71 第二V相用第一端子 72 第二W相用第一端子 73 第二U相用第二端子 74 第二V相用第二端子 75 第二W相用第二端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流が流れるコイルを含む電機子を備え
    る移動子と、永久磁石を備える固定子と、を備え、移動
    子と固定子とは相対的に直線移動をするリニアモータに
    おいて、前記コイルの両端部に一方と他方の端子を備
    え、短絡している終端用コネクターが一方の端子に接続
    され、電流を供給する電源側コネクターが他方の端子に
    接続され、これらのコネクターは脱着自在であることを
    特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 電流が流れるコイルを含む電機子を備え
    る複数の移動子と、永久磁石を備える固定子と、を備
    え、移動子と固定子とは相対的に直線移動をするリニア
    モータにおいて、電機子にはコイルの両端部に接続され
    る一方と他方の端子を備え、一方の移動子の一方の端子
    には短絡している終端用コネクターが接続され、他方の
    移動子の他方の端子には電流を供給する電源側コネクタ
    ーが接続され、残りの端子には中継コードのコネクター
    が接続され、これらのコネクターは着脱自在であること
    を特徴とするリニアモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2に記載のリニアモータに
    おいて、供給される電流の相数と同数のコイルを一個の
    電機子に備え、複数の電機子を直列接続することで電流
    の相数の整数倍のコイルを直列接続することを特徴とす
    るリニアモータ。
  4. 【請求項4】 電流が流れるコイルを含む電機子を備え
    る移動子と、永久磁石を備える固定子と、で構成され、
    移動子と固定子とが相対的に直線移動をするリニアモー
    タの電機子であって、コイルの一方の端子は電流を供給
    する電源側コネクターが着脱自在に取り付け可能に設け
    ており、コイルの他方の端子は短絡している終端側コネ
    クターが脱着自在に取り付け可能に設けていることを特
    徴とする電機子。
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