JP2002171234A - デジタル放送により公共交通機関の運行情報を放送するシステムおよびその放送の受信システム - Google Patents

デジタル放送により公共交通機関の運行情報を放送するシステムおよびその放送の受信システム

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JP2002171234A
JP2002171234A JP2000365912A JP2000365912A JP2002171234A JP 2002171234 A JP2002171234 A JP 2002171234A JP 2000365912 A JP2000365912 A JP 2000365912A JP 2000365912 A JP2000365912 A JP 2000365912A JP 2002171234 A JP2002171234 A JP 2002171234A
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浩介 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公共交通機関の運行情報を事業者等から運行
情報を効率よく収集することができ、収集した運行情報
に基づく放送コンテンツを視聴者のニーズに合った形態
で提供することができる、デジタル放送により公共交通
機関の運行情報を放送するシステムおよびその受信シス
テムを提供する。 【解決手段】 同内容の記述様式指定データで規定され
る記述様式のデジタル文書記述言語で記述した運行情報
データを各事業者コンピュータ1から収集し、これに基
づく放送コンテンツを放送するに際し、各放送コンテン
ツにそのコンテンツの元になった運行情報データに記述
されている地域コードを付帯させる。BSデジタルチュ
ーナー11において受信するに際しBSデジタルチュー
ナー11に記憶されている地域コードと同じ地域コード
が付帯する放送コンテンツのみを自動的に選出して再生
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、BSデジタル放
送などのデジタル放送により公共交通機関の運行情報を
データ放送により提供するシステムおよびその受信シス
テムに関し、公共交通機関の事業者等により運用される
複数の事業者コンピュータ上で個別に管理されている公
共交通機関の運行情報を効率よく収集することができる
ようにするとともに、受信システムにおいて前記データ
放送を受信するに際し、受信システムが設置された地域
に対応する放送コンテンツを自動的に選出して再生する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】西暦2000年末から本格的にBSデジ
タル放送が開始されるが、BSデジタル放送では、通常
のテレビ放送と並行してニュースや気象情報、ショッピ
ング、ホームバンキングなどのインタラクティブなサー
ビスを提供することができる、いわゆるデータ放送も開
始される。
【0003】本出願人らはこのデータ放送を活用するこ
とで、鉄道や航空などの公共交通機関の運行情報(運休
情報、ダイヤ情報、障害情報など)をデータ放送の放送
コンテンツとして提供することを企画しており、その仕
組みは、各公共交通機関の各事業者等から各事業者が社
内のデータベースなどに個別に管理している運行情報を
デジタル専用線などを介して収集し、この運行情報に基
づいて前記放送コンテンツを制作・編集し、これをBS
デジタル放送のデータ放送により提供しようというもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、公共交通機
関の各事業者は、通常、前記の運行情報を独自のデータ
ベースにおいて独自の記述様式やデータ構造で管理して
いる。そのため、前記のように各事業者から運行情報を
収集しようとした場合には、事業者ごとに独自の記述様
式やデータ構造で送られてくる運行情報を所定の記述様
式やデータ構造に調整し直す必要があり、この場合、事
業者ごとに記述様式やデータ構造を把握しておかねばな
らず、とくに事業者の数が多い場合には、記述様式やデ
ータ構造の調整に多大な手間やコストを強いられること
になる。
【0005】また、このようにして収集した運行情報を
放送コンテンツとして提供する場合、視聴者の一人一人
は、通常、例えば自宅から会社や学校までの交通機関の
運行情報や、これから出かけようとする旅先地域の運行
情報など、ある特定地域についての放送コンテンツのみ
を視聴したいのであるから、このような放送コンテンツ
を提供する場合には、このような視聴者のニーズに合っ
た形態で提供する仕組みが必須である。
【0006】本発明はこのような事情や観点からなされ
たものであって、公共交通機関の運行情報を事業者等か
ら運行情報を効率よく収集することができ、収集した運
行情報に基づく放送コンテンツを視聴者のニーズに合っ
た形態で提供することができる、デジタル放送により公
共交通機関の運行情報を放送するシステムおよびその放
送の受信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の請求項1に記載の発明は、デジタル放送により公共
交通機関の運行情報を放送するシステムであって、つぎ
の各要件(1)〜(5)を備えて特定される。 (1)公共交通機関の運行情報を記憶している複数の事
業者コンピュータと、これらと適宜な通信手段を介して
接続するサーバコンピュータと、このサーバコンピュー
タと通信するデジタル放送の制作・放送設備とが含まれ
る。 (2)各事業者コンピュータは、デジタル文書記述言語
の記述様式を規定する同内容の記述様式規定データを記
憶する。前記記述様式規定データには、その運行情報が
どの地域についてのものであるかを示す地域コードの記
述様式を規定するデータが含まれる。 (3)各事業者コンピュータは、適宜前記運行情報の内
容に基づいて前記記述様式規定データに従ったデジタル
文書記述言語表記の運行情報データに編成し、これを前
記通信手段により適宜なタイミングでサーバコンピュー
タに送出する。 (4)サーバコンピュータは、前記と同内容の記述様式
規定データを記憶している。サーバコンピュータは、各
事業者コンピュータから送られてくる前記運行情報デー
タを前記記述様式規定データにより解釈して収集・整理
し、これを放送事業者の制作・放送設備に送出する。 (5)制作・放送設備は、サーバコンピュータから送ら
れてくる運行情報データに基づいて各運行情報データに
対応する放送コンテンツを作成し、デジタル放送のデー
タ放送により放送する。前記データ放送では、作成した
各放送コンテンツに当該放送コンテンツの制作元になる
前記運行情報データに記述されていた前記地域コードを
付帯させる。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のデジタル放送により公共交通機関の運
行情報を放送するシステムであって、前記デジタル文書
記述言語がXML(eXtensible Markup Language)また
はBML(Broadcast MarkupLanguage)であり、前記記
述様式規定データがDTD(Document Type Definitio
n)もしくはXMLスキーマで記述されたデータである
こととする。
【0009】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1または2のいずれかに記載のデジタル放送によ
り公共交通機関の運行情報を放送するシステムであっ
て、前記放送コンテンツがBMLに従って記述されてい
ることとする。
【0010】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル放送により公
共交通機関の運行情報を放送するシステムであって、前
記制作・放送設備がBSデジタル放送の制作・放送設備
であることとする。
【0011】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
前記デジタル放送を受信する受信システムであって、当
該受信システムの設置場所を特定する地域特定情報を記
憶する手段を備え、前記地域特定情報に対応する前記地
域コードが付帯する前記放送コンテンツのみを自動的に
選出して再生する機能を備えることとする。
【0012】また、本発明の請求項6に記載の発明は、
前記デジタル放送を受信する受信システムであって、視
聴者地域特定情報を視聴者に指定させるユーザインタフ
ェースを備え、前記ユーザインタフェースにより指定さ
れた視聴者地域特定情報に対応する前記地域コードが付
帯する前記放送コンテンツのみを自動的に選出して再生
する機能を備えることとする。
【0013】また、本発明の請求項7に記載の発明は、
請求項6に記載の前記受信システムであって、前記ユー
ザインタフェースにより指定された視聴者地域特定情報
を記憶する不揮発性メモリを備え、前記不揮発性メモリ
に記憶している前記視聴者地域特定情報に対応する前記
地域コードが付帯する前記放送コンテンツのみを自動的
に選出して再生する機能を備えることとする。
【0014】また、本発明の請求項8に記載の発明は、
請求項5〜7のいずれかに記載の前記デジタル放送を受
信する受信システムであって、前記放送コンテンツを自
動的に選出する処理が、前記放送コンテンツに含まれる
プログラムにより行われることとする。
【0015】さらに、本発明の請求項9に記載の発明
は、請求項5〜8のいずれかに記載の前記デジタル放送
を受信する受信システムであって、前記地域特定情報も
しくは前記視聴者地域特定情報が郵便番号であることと
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例として、
鉄道事業者等によって運用される複数の事業者コンピュ
ータにおいて管理された運行情報を収集し、その運行情
報に基づく放送コンテンツを作成し、これをBSデジタ
ル放送のデータ放送により提供するシステムについて説
明する。
【0017】===概略構成=== システムの概略構成を図1に示す。鉄道会社、航空会
社、バス会社などの公共交通機関の事業者等によって運
用されるパソコンやオフコン、汎用機などで構成される
多数の事業者コンピュータ1と、ASP(Application
Service Provider)事業を行っているサービスセンター
2に設置されたパソコンやオフコン、汎用機などで構成
されるサーバコンピュータ3とが、通信回線(例えば、
デジタル専用線、インターネット、電話網、ISDN網
など)により接続している。サーバコンピュータ3は、
放送局4内に設置された編集生成用サーバ5とデジタル
専用線などの通信回線6を介して接続している。なお、
編集生成用サーバ5は一台で構成される場合もあるが、
オーサリングソフトが稼働するコンピュータと放送コン
テンツの素材映像や素材音声などを格納する素材サーバ
などを結合させて編成される複数のコンピュータで全体
構成される場合もある。
【0018】放送局4では、BSデジタル放送の放送コ
ンテンツを制作・編集する編集生成用サーバ5、放送電
波の送出装置を中心として構成される放送装置9などが
稼働している。一方、視聴者宅にはBSデジタルチュー
ナー11、およびこれに接続するHDTV(High Defin
ition Television)12が設置されている。
【0019】===運行情報の放送=== 事業者コンピュータ1では、公共交通機関の運行情報が
登録されたデータベースが稼働している。ここで運行情
報とは、ダイヤの乱れや、運休情報、事故情報等であ
る。データベースの内容は、他システムからのデータパ
スやオペレータによる入力などによりリアルタイムに更
新され、データベースに登録された運行情報は常に最新
の状態に保たれている。
【0020】事業者コンピュータ1は、前記データベー
スから所定の検索条件により運行情報を検索し、その検
索結果を事業者コンピュータ1内に記憶されているDT
DやXMLスキーマなどで記述された記述様式規定デー
タに従ってXML形式に変換することで、運行情報デー
タを編成する。ここで前記の検索条件とは、例えば、日
時を指定するもの、地域を指定するもの、路線を指定す
るものなどである。また、前記のDTDやXMLスキー
マなどの記述様式規定データは、サーバコンピュータ3
からの前記通信回線による配信等によって各事業者コン
ピュータに適宜供給され、各事業者コンピュータ1には
同じ内容の記述様式規定データが格納される。ここで各
事業者コンピュータ1からサーバコンピュータ3に送出
される運行情報データは、すべてこの同一内容の記述様
式規定データに従った同一様式で記述される。
【0021】なお、事業者コンピュータ1において行わ
れる以上の処理は、事業者コンピュータ1内に格納され
るマッピングツール(データベース接続ツール)、XM
L文書、XMLプロセッサ、XMLパーサー、DOM
(Document Object Model)などにより行われる。
【0022】事業者コンピュータ1は、このようにして
編成した運行情報データを、適宜なタイミングでサーバ
コンピュータ3に送出する。ここで適宜なタイミングと
は、例えば、データベースの内容が更新された場合、オ
ペレータにより所定の送出指示があった場合、サーバコ
ンピュータ3からリクエストがあった場合、オペレータ
によりあらかじめ設定された時刻が到来した場合、など
である。
【0023】記述様式規定データには、その運行情報デ
ータがどの地域の鉄道路線についてのものであるかを特
定する地域コードの記述様式を規定する情報が含まれて
おり、例えば、その運行情報データがある鉄道について
の運行情報である場合には、その鉄道の沿線から所定範
囲内の地域の地域コードが記述される。ここである鉄道
路線の運行情報データに記述される地域コードは必ずし
も一つだけとは限らず、その鉄道路線沿線などの複数の
地域コードが含まれることもある。また、沿線地域に限
らず、その鉄道路線がどの地域の利用者によって主に利
用されているかといった各事業者の経験や調査結果など
も地域コードを選出する判断要素となる。なお、地域コ
ードとしては、例えば、郵便番号、電話番号、JIS市
区町村コードなどが用いられるが、この実施例では、地
域コードとして郵便番号を採用している。
【0024】事業者コンピュータ1は、以上のようにし
て編成した運行情報データを、適宜なタイミングでサー
バコンピュータ3に送出する。ここで適宜なタイミング
とは、例えば、データベースの内容が更新された場合、
オペレータにより所定の送出指示があった場合、サーバ
コンピュータ3からリクエストがあった場合、オペレー
タによりあらかじめ設定された時刻が到来した場合など
である。
【0025】サーバコンピュータ3は、各事業者コンピ
ュータ1から送られてくる前記運行情報データを、記憶
している前記記述様式規定データにより解釈して収集・
整理し、これを放送局4の編集生成用サーバ5に送出す
る。
【0026】編集生成用サーバ5は、サーバコンピュー
タ3から送られてくる運行情報データを受信して、その
各運行情報データの内容をBMLに従って記述したデー
タ放送の放送コンテンツに編集するオーサリングソフト
が稼働している。オーサリングソフトは、雛型となる番
組データの編集機能、および運行情報データ中に記述さ
れている運行情報の雛型番組データへの反映(例えば、
表示位置や表示形態など)、その手順を雛形番組データ
に対応づけて記憶する機能など、運行情報データを効率
よく放送コンテンツ化するための各種の機能を備えてい
る。
【0027】また、オーサリングソフトは、BSデジタ
ル放送におけるデータ放送符号化方式であるBMLを生
成する機能を備えている。このBMLは、BSデジタル
チューナー11において動作させるプログラムであり、
オーサリングソフトにより作成された放送コンテンツに
含められる。
【0028】オーサリングツールの諸機能を駆使して制
作・編集された、各運行情報データに基づく放送コンテ
ンツは、放送装置9に引き渡されて放送に供される。こ
こで引き渡される各放送コンテンツには、各放送コンテ
ンツの制作元となった運行情報データに記述されていた
地域コードが付帯する。
【0029】===放送の受信=== つぎにBSデジタルチューナー11側の処理について説
明する。BSデジタルチューナー11は、放送衛星10
から送られてくる放送信号を受信して映像信号・音声信
号・放送コンテンツを分離する分離装置と、分離された
映像信号・音声信号に基づく映像や音声を出力する各種
映像音声の処理装置、チューナー各部の制御や分離装置
から送られてくる放送コンテンツの再生処理を行うCP
Uやメモリ等で構成されるメインコンピュータとを備え
て構成される。また、メインコンピュータは、BSデジ
タルチューナー11のオフオン操作によっても記憶情報
が失われない、いわゆる不揮発性メモリ15を備えてお
り、不揮発性メモリ15には、例えば、BSデジタルチ
ューナー11の購入時等における設定処理などに付随し
て登録された個人情報(氏名、郵便番号、住所、電話番
号)などが格納される。なお、この個人情報は前記の双
方向通信サービスなどで利用される。
【0030】メインコンピュータは、分離装置から放送
コンテンツが送られてくると、これに含まれるBML文
書を解釈・実行する。ここで放送コンテンツには、BM
L文書中に記述されるなどして不揮発性メモリ15に個
人情報として格納している前記郵便番号と前記放送コン
テンツに付帯する地域コードとを比較して、前記郵便番
号に一致する地域コードが付帯する場合にのみ再生を行
うプログラムが含まれており、メインコンピュータは、
前記郵便番号に一致する地域コードが放送コンテンツに
付帯する場合にのみ当該放送コンテンツの内容を再生す
る。なお、地域コードは郵便番号以外の地域特定情報で
表示される場合もあるが、このような場合には、地域コ
ードと地域特定情報との対応表が放送コンテンツに付帯
して放送され、前記プログラムはこの対応表により地域
特定情報と地域コードの一致・不一致を判断する。
【0031】以上の仕組みにより、BSデジタルチュー
ナー11に接続されたHDTV12等には、不揮発性メ
モリ15に登録されている郵便番号に対応する地域コー
ドが付帯する放送コンテンツのみが自動的に選出されて
再生される。例えば、BSデジタルチューナー11の設
置場所が東京都江東区である場合には、江東区の近郊の
鉄道路線の運行情報についての放送コンテンツのみが再
生され、例えば、北海道や関西、九州などの他地域の鉄
道路線の運行情報の放送コンテンツは再生されないよう
になる。図2〜図5にHDTV12に表示される画面の
一例を示す。
【0032】ところで、以上の機能はBSデジタルチュ
ーナー11の購入時等における設定処理などに付随して
登録された郵便番号を利用するものであったが、前記プ
ログラムは、任意の時点で視聴者がリモコン装置などの
ユーザインタフェースを操作して指定した地域特定情報
(以下、「視聴者地域特定情報」と称する)を受け付け
てその地域に対応する放送コンテンツのみを選出して再
生する機能を備えている。またこの機能に付随して前記
プログラムには、前記視聴者地域特定情報を不揮発性メ
モリ15に格納し、次回の放送コンテンツの再生時にお
いて、不揮発性メモリ15に格納されている視聴者地域
特定情報に対応する地域コードが付帯する放送コンテン
ツのみを再生する機能も備えている。
【0033】===その他=== 以上の実施例において、運行情報データを記述するのに
XMLを用いているが、運行情報データについても放送
コンテンツと同様にBMLで記述するようにしてもよ
い。
【0034】また、前記実施例では、地域コードを事業
者コンピュータから送られてくる運行情報データに含ま
せるようにしているが、サービスセンター2において各
事業者が管轄する路線と地域コードとの対応づけを管理
し、運行情報データを編集生成用サーバ5に送出する際
にその運行情報データに対応する地域コードをサーバコ
ンピュータ3において付帯させるようにしてもよい。
【0035】なお、前記実施例では、放送設備5がBS
デジタル放送の放送設備である場合について説明した
が、放送設備5は、例えば、BSデジタル放送に限られ
ず、地上波デジタル放送、衛星デジタル放送、CATV
放送などであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、同内容の記述様式指定データで規定される記述様式
のデジタル文書記述言語で記述した運行情報データを各
事業者コンピュータからサービスセンターを経由して一
括したデジタル文書記述言語で放送局側の編集生成用サ
ーバに送出するようにしたため、放送事業者側で各事業
者が使用している個別の記述様式やデータ構造などを管
理する必要がなく、運行情報を効率よく収集することが
できる。
【0037】また、放送する各放送コンテンツにその放
送の元になる運行情報データに記述されている地域コー
ドを付帯させ、受信システムにおいて放送コンテンツを
受信するに際し、受信システムが記憶している地域特定
情報に対応する地域コードが付帯する放送コンテンツの
みを自動的に選出して再生するようにしたため、視聴者
のニーズに合った形態で放送コンテンツを提供すること
ができる。
【0038】また、視聴者がユーザインタフェースによ
り指定した地域指定情報に一致する地域コードが付帯す
る放送コンテンツのみを自動的に選出して再生するよう
にしたため、受信システムにおいて視聴者のニーズに合
った形態で放送コンテンツを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による、BSデジタル放送の
データ放送により放送するシステムの概略構成を示す図
である。
【図2】本発明の一実施例による、BSデジタルチュー
ナーに表示される放送コンテンツの一例を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例による、BSデジタルチュー
ナーに表示される放送コンテンツの一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例による、BSデジタルチュー
ナーに表示される放送コンテンツの一例を示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例による、BSデジタルチュー
ナーに表示される放送コンテンツの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 事業者コンピュータ 2 放送局 3 サーバコンピュータ 5 編集生成用サーバ 9 放送装置 11 BSデジタルチューナー 15 不揮発性メモリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送により公共交通機関の運行
    情報を放送するシステムであって、つぎの各要件(1)
    〜(5)を備えて特定される。 (1)公共交通機関の運行情報を記憶している複数の事
    業者コンピュータと、これらと適宜な通信手段を介して
    接続するサーバコンピュータと、このサーバコンピュー
    タと通信するデジタル放送の制作・放送設備とが含まれ
    る。 (2)各事業者コンピュータは、デジタル文書記述言語
    の記述様式を規定する同内容の記述様式規定データを記
    憶する。前記記述様式規定データには、その運行情報が
    どの地域についてのものであるかを示す地域コードの記
    述様式を規定するデータが含まれる。 (3)各事業者コンピュータは、適宜前記運行情報の内
    容に基づいて前記記述様式規定データに従ったデジタル
    文書記述言語表記の運行情報データに編成し、これを前
    記通信手段により適宜なタイミングでサーバコンピュー
    タに送出する。 (4)サーバコンピュータは、前記と同内容の記述様式
    規定データを記憶している。サーバコンピュータは、各
    事業者コンピュータから送られてくる前記運行情報デー
    タを前記記述様式規定データにより解釈して収集・整理
    し、これを制作・放送設備に送出する。 (5)制作・放送設備は、サーバコンピュータから送ら
    れてくる運行情報データに基づいて各運行情報データに
    対応する放送コンテンツを作成し、デジタル放送のデー
    タ放送により放送する。前記データ放送では、作成した
    各放送コンテンツに当該放送コンテンツの制作元になる
    前記運行情報データに記述されていた前記地域コードを
    付帯させる。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル放送により公
    共交通機関の運行情報を放送するシステムであって、前
    記デジタル文書記述言語がXML(eXtensible Markup
    Language)またはBML(Broadcast Markup Languag
    e)であり、前記記述様式規定データがDTD(Documen
    t Type Definition)もしくはXMLスキーマで記述さ
    れたデータであることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載のデ
    ジタル放送により公共交通機関の運行情報を放送するシ
    ステムであって、前記放送コンテンツがBMLに従って
    記述されていることを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のデジタ
    ル放送により公共交通機関の運行情報を放送するシステ
    ムであって、前記制作・放送設備がデジタル放送の制作
    ・放送設備であることを特徴とする。
  5. 【請求項5】 前記デジタル放送を受信する受信システ
    ムであって、当該受信システムの設置場所を特定する地
    域特定情報を記憶する手段を備え、前記地域特定情報に
    対応する前記地域コードが付帯する前記放送コンテンツ
    のみを自動的に選出して再生する機能を備えることを特
    徴とする。
  6. 【請求項6】 前記デジタル放送を受信する受信システ
    ムであって、視聴者が操作するユーザインタフェースを
    備え、前記ユーザインタフェースにより指定された視聴
    者地域特定情報に対応する前記地域コードが付帯する前
    記放送コンテンツのみを自動的に選出して再生する機能
    を備えることを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の前記受信システムであ
    って、前記ユーザインタフェースにより指定された地域
    指定情報を記憶する不揮発性メモリを備え、前記不揮発
    性メモリに記憶している前記視聴者地域特定情報に対応
    する前記地域コードが付帯する前記放送コンテンツのみ
    を自動的に選出して再生する機能を備えることを特徴と
    する。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかに記載の、前記
    デジタル放送を受信する受信システムであって、前記放
    送コンテンツを自動的に選出する処理が、前記放送コン
    テンツに含まれるプログラムにより行われることを特徴
    とする。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれかに記載の、前記
    デジタル放送を受信する受信システムであって、前記地
    域特定情報もしくは前記視聴者地域特定情報が郵便番号
    であることを特徴とする。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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