JP2002170756A - 基板処理装置の制御装置、基板処理システム及び基板処理システムにおける基板情報の表示方法 - Google Patents

基板処理装置の制御装置、基板処理システム及び基板処理システムにおける基板情報の表示方法

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JP2002170756A
JP2002170756A JP2000364664A JP2000364664A JP2002170756A JP 2002170756 A JP2002170756 A JP 2002170756A JP 2000364664 A JP2000364664 A JP 2000364664A JP 2000364664 A JP2000364664 A JP 2000364664A JP 2002170756 A JP2002170756 A JP 2002170756A
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processing units
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Takao Adachi
高夫 足立
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルやプラズマ表示パネル等に用
いるガラス基板等の基板処理装置において、各基板の位
置等の基板情報を把握して適切な制御を行えるようにす
ることである。 【解決手段】 基板処理装置1の各処理ユニット10〜
70から送信される基板情報を受信する受信手段と、各
処理ユニット10〜70の配置を模式的に表示するため
のグラフィックデータを格納している記憶手段と、受信
した基板情報とグラフィックデータとを対応付ける割り
付け手段と、対応付けられた基板情報(ロット番号、基
板番号)及びグラフィックデータを表示するとともに、
基板の存在するポジションを色付けし、ロット中の最後
の基板が存在するポジションをさらに別の色で色づけ
し、またポインタによってさらに詳しい情報(ステータ
ス、レシピ番号)を表示する表示手段240とを備える
基板処理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置の制
御装置及び基板処理システム、特に、液晶表示パネルや
プラズマ表示パネル等に用いるガラス基板、半導体ウエ
ハ等の基板処理装置の制御装置及び基板処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置又はプラズマ表示装置用の
ガラス基板(FPD基板)や半導体ウエハ等の製造プロ
セスにおいては、基板の表面にレジスト膜を形成して露
光・現像を行う基板処理装置が必要である。この基板処
理装置は、複数の処理ユニットを接続して一貫した処理
を可能にした装置(インラインシステム)であり、例え
ばフォトリソグラフィ工程では、露光機と接続してレジ
スト塗布前洗浄からレジスト塗布・露光・現像までを連
続して行えるようにしたコータ/デベロッパ装置があ
る。
【0003】このような基板処理装置では、搬送ロボッ
トにより基板を搬入し、各処理ユニット間を移動させつ
つ基板に所定の処理(洗浄・レジスト塗布・現像)を施
す。処理ユニットとしては、例えば洗浄ユニット・脱水
ベークユニット・レジスト塗布ユニット・現像ユニット
・ポストベークユニットがある。所定の処理としては、
例えばレジスト塗布前洗浄・脱水乾燥・レジスト塗布・
露光後に行われる現像・レジストの硬化がある。また各
処理ユニット内は、複数の処理部から構成されており、
それぞれの処理部において基板に所定の処理が行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、基板
処理装置は複数の処理ユニットから構成され、各処理ユ
ニットも複数の処理部から構成されている。また基板の
搬入及び各処理ユニットでの処理は連続して行われ、複
数の基板が同時に基板処理装置内に存在することにな
る。このような基板処理装置では、基板の存在する処理
ユニット・処理部等の基板の情報を把握して、基板の搬
送及び処理を適切に制御する必要がある。また、例えば
一連の基板処理の途中において、基板搬送におけるハン
ドリングミスや、一部の処理ユニットや処理部における
不都合、安全のため、など何らかの理由により、稼動中
の装置全体が停止してしまうことがある。例えばある処
理部で基板の搬送の際にハンドリングミスにより基板が
破損したような場合、破損した基板はどのロットの何番
目の基板であるか、また、そのときに他の処理部、他の
処理ユニットに入っている基板はそれぞれどのロットの
何番目の基板であるかを装置のオペレータが認識し、事
後に適切な対応がなされなければならない。すなわち、
破損した基板を装置から取り除くことはもちろん、その
基板はどのロットの何番目の基板であるかを認識して、
装置にある当該破損基板のデータも削除して以後に混乱
を生じないようにしなければならない。またその装置停
止に伴い、他の処理部、例えば加熱部に長時間入ってい
たままになっていた基板や、回転塗布動作中に装置が停
止した基板などは、プロセス上の不都合が生じている可
能性が高いため、不良品の発生を防ぐためにこれらの基
板も取り除くか、あるいは後工程において格別な配慮を
するなどの必要があり、他方、単なる搬送経路上で停止
していた基板などには、格別の配慮無く通常の工程に戻
しても以後の工程に不都合がなく不良品発生の心配もな
いものもあるので、それらの基板はそのまま処理を継続
することが好ましい。このように、基板処理装置におい
ては、どの処理ユニットの位置、どの処理部の位置に、
いかなる基板が存在しているのかをオペレータが正しく
特定し、認識できることが好ましい。しかるに、一般に
素材としての基板はその概観は一様であり、基板のみを
一見しただけで、その基板のロットや順番までを特定す
ることは困難である。
【0005】本発明の課題は、液晶表示パネルやプラズ
マ表示パネル等に用いるガラス基板、半導体ウエハ等の
基板処理装置において、各基板の位置等の基板情報を把
握して適切な制御を行えるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る基板処理
装置の制御装置は、基板を複数の処理ユニット間で移動
させ所定の処理を行う基板処理装置を制御する制御装置
であって、受信手段と記憶手段と割付手段と表示手段と
を備えている。受信手段は、各処理ユニットから送信さ
れる基板の情報(以下、基板情報と称す)を受信する。
基板情報には、例えば処理ユニット名、各処理ユニット
内での処理部の名称(以下、ポジション名という)、ロ
ット番号、各ロット内で基板を特定する基板番号が含ま
れる。記憶手段は、各処理ユニットの配置を模式化して
示すためのグラフィックデータを格納している。割付手
段は、グラフィックデータと受信された基板の情報とを
対応づける。表示手段は、割付手段により対応づけられ
たグラフィックデータ及び基板の情報を表示するととも
に、基板が存在する部分を基板が存在しない部分と区別
して表示する。
【0007】請求項1に係る制御装置では、まず受信手
段が各処理ユニットから出力される基板情報を受信す
る。次に各基板についての基板情報が、記憶手段に格納
されている各処理ユニットの配置を模式化して示すため
のグラフィックデータに対応づけられる。例えば基板情
報が、現像ユニット・現像部・「ABCDE」(ロット
番号)・「15」(基板番号)・処理中(ステータス)
・007(レシピ番号)である場合には、これらの基板
情報が現像ユニットの現像部のグラフィックデータに対
応付けられる。そして表示手段において、各処理ユニッ
トの配置を模式化した画像が表示されるとともに、各処
理ユニットの各ポジションに対応する基板情報も表示さ
れる。さらに、基板が存在する部分は、基板が存在しな
い部分とは区別して表示される。例えば、基板が存在す
る部分を、基板が存在しない部分の色とは異なる色で表
示して、区別しても良い。または、基板が存在する部分
を点滅表示させ、基板が存在しない部分を点滅させない
で表示して、基板が存在する部分を基板が存在しない部
分と区別しても良い。
【0008】請求項1に係る制御装置によれば、基板が
存在する処理ユニット及び処理部を確実に把握でき、基
板の搬送及び処理を適切に制御することができる。また
装置が偶発的に停止した場合等にも、基板が存在する処
理ユニット及び処理部を即座に把握して適切な対応を行
うことができる。さらに、基板が存在する部分を基板が
存在しない部分とは区別して表示するため、基板が存在
する処理ユニット及び処理部を容易に視認することがで
きる。
【0009】請求項2に係る基板処理装置の制御装置
は、基板を複数の処理ユニット間で移動させ所定の処理
を行う基板処理装置を制御する制御装置であって、受信
手段と記憶手段と割付手段と表示手段とを備えている。
受信手段は、各処理ユニットから送信される基板の情報
を受信する。記憶手段は、各処理ユニットの配置を模式
化して示すためのグラフィックデータを格納している。
割付手段は、グラフィックデータと受信された基板の情
報とを対応づける。表示手段は、割付手段により対応づ
けられたグラフィックデータ及び基板の情報を表示する
とともに、特定の基板が存在する部分を他の部分とは区
別して表示する。
【0010】請求項2に係る制御装置では、表示手段に
おいて、各処理ユニットの配置を模式化した画像が表示
されるとともに、各処理ユニットの各ポジションに対応
する基板情報も表示される。さらに、特定の基板が存在
する部分は他の部分とは区別して表示される。例えば、
特定の基板が存在する部分を、他の基板が存在する部分
及び基板が存在しない部分のいずれとも異なる色で表示
して、区別しても良い。または、特定の基板が存在する
部分を点滅表示させ、他の基板が存在する部分及び基板
が存在しない部分を点滅させないで表示して、特定の基
板が存在する部分を他の部分と区別しても良い。
【0011】請求項2に係る制御装置によれば、ロット
中の特定の基板を他の部分とは区別して表示するため、
特定の基板の処理の進行状況を容易に視認することがで
きる。
【0012】請求項3に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項1に係る制御装置において、表示手段は、特
定の基板が存在する部分を他の部分とは区別して表示す
る。請求項3に係る制御装置では、例えば、基板が存在
する部分を、基板が存在しない部分と異なる色で表示し
て、区別する。さらに特定の基板が存在する部分を、他
の基板が存在する部分及び基板が存在しない部分のいず
れとも異なる色で表示して、区別する。または、基板が
存在する部分を点滅表示させ、基板が存在しない部分を
点滅させないで表示して、基板が存在する部分を基板が
存在しない部分と区別する。さらに特定の基板が存在す
る部分の点滅の速度を、他の基板が存在する部分の点滅
の速度とは異ならせ、これらを区別する。
【0013】請求項3に係る制御装置によれば、請求項
1に係る制御装置の場合と同様の効果を奏する。即ち、
基板が存在する処理ユニット及び処理部を確実に把握で
きる。さらに、特定の基板が存在するを他の部分とは区
別して表示するため、基板処理の進行状況を容易に視認
することができる。
【0014】請求項4に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項2に係る制御装置において、特定の基板は、
属するロット中の最後の基板である。請求項4に係る制
御装置では、表示手段において、例えば、基板が存在す
る部分を、基板が存在しない部分と異なる色で表示し
て、区別する。さらにロット中の最後の基板が存在する
部分を、他の基板が存在する部分及び基板が存在しない
部分のいずれとも異なる色で表示して、区別する。また
は、基板が存在する部分を点滅表示させ、基板が存在し
ない部分を点滅させないで表示して、基板が存在する部
分を基板が存在しない部分と区別する。さらにロット中
の最後の基板が存在する部分の点滅の速度を、他の基板
が存在する部分の点滅の速度とは異ならせ、これらを区
別する。
【0015】請求項4に係る制御装置によれば、ロット
中の最後の基板が存在する部分を他の部分とは区別して
表示するため、各ロットにおける基板処理の終期を視認
し易くなる。
【0016】請求項5に係る基板処理装置の制御装置
は、基板を複数の処理ユニット間で移動させ所定の処理
を行う基板処理装置を制御する制御装置であって、受信
手段と記憶手段と割付手段と表示手段とを備えている。
受信手段は、各処理ユニットから送信される基板の情報
を受信する。記憶手段は、各処理ユニットの配置を模式
化して示すためのグラフィックデータを格納している。
割付手段は、グラフィックデータと受信された基板の情
報とを対応づける。表示手段は、割付手段により対応づ
けられたグラフィックデータ及び基板の情報の一部を表
示するとともに、画面上のポインタによって基板の情報
をさらに表示する。
【0017】請求項5に係る制御装置では、表示手段に
おいて、各処理ユニットの配置を模式化した画像が表示
されるとともに、各処理ユニットの各ポジションに対応
する基板情報の一部(例えば、処理ユニット名・ポジシ
ョン名・ロット番号・基板番号)も表示される。さら
に、画面上のポインタによって、さらに詳細な基板情報
(ステータス・レシピ番号)を表示する。例えば、画面
上のポインタの先端をポジション名の表示領域に合わせ
ることにより、さらに詳細な基板情報(ステータス・レ
シピ番号)を表示させるようにしても良い。
【0018】請求項5に係る制御装置によれば、まず表
示手段の画面上には必要最小限の基板情報が表示され、
基板の存在する位置を容易に視認することができ、ポイ
ンタによって、さらに詳細な基板の処理状況及び基板の
処理条件等の情報を把握することができる。
【0019】請求項6に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項5に係る制御装置において、表示手段は、さ
らに、基板が存在する部分を基板が存在しない部分と区
別して表示する。請求項6に係る制御手段によれば、請
求項5に係る制御装置の場合の効果に加えて、さらに請
求項1に係る制御装置の場合と同様の効果を奏する。
【0020】請求項7に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項6に係る制御装置において、表示手段は、さ
らに、特定の基板が存在する部分を他の部分とは区別し
て表示する。請求項7に係る制御手段によれば、請求項
6に係る制御装置の場合の効果に加えて、さらに請求項
2に係る制御装置の場合と同様の効果を奏する。
【0021】請求項8に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項7に係る制御装置において、特定の基板は属
するロット中の最後の基板である。請求項7に係る制御
手段によれば、請求項7に係る制御装置の場合の効果に
加えて、さらに請求項4に係る制御装置の場合と同様の
効果を奏する。
【0022】請求項9に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項1から8のいずれかに係るの制御装置におい
て、グラフィックデータは、各処理ユニットの名称と各
処理ユニット内での位置情報とを含んでいる。一般に、
複数の処理ユニットにより基板処理装置を構成すると、
その後において処理ユニットの配置や構成を変更するこ
とは希である。したがって、各処理ユニットの名称及び
ポジション名は、各処理ユニットの配置を模式的に示す
グラフィックデータに対応させて記憶手段に予め格納し
ておく。この場合、制御装置が受信する基板情報は処理
ユニット名及びポジション名を含む必要がなく、特定の
処理ユニットのポジションを識別する情報のみを含んで
いればよい。請求項9に係る制御装置によれば、制御装
置が受信する基板情報が少なくてよいので、受信速度が
速くなり受信手段及び割付手段での処理が簡略化され
る。
【0023】請求項10に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項1から9のいずれかに係る制御装置におい
て、受信する基板の情報には、ロット番号と基板番号と
ステータスとレシピ番号とが含まれている。ロット番号
は、基板が属するロットを特定する番号である。基板番
号は、属するロット中において各基板を特定するための
番号である。ステータスは、基板が処理中であるか否か
を表す標識である。レシピ番号は、各処理ユニットの各
位置における処理条件を表す番号である。
【0024】請求項10に係る制御装置では、個々の基
板の特定はロット番号と基板番号によって行われる。各
基板は、ロット番号によって属するロットが特定され、
さらに属するロット中で基板を特定する基板番号によっ
て特定される。さらに、基板情報にステータスを含ませ
て、基板が処理中又は処理待であるかを把握し、レシピ
番号を含ませて、基板の処理条件を把握することもでき
る。
【0025】請求項10に係る制御装置によれば、ロッ
ト番号及び基板番号という簡易な特定方法により、多数
の基板の中で確実に各基板を特定することができる。ま
た、ステータスにより、基板が処理中又は処理待ちであ
るかを把握し、基板処理装置が停止した場合にも、適切
な対応を採ることができる。さらに、レシピ番号によ
り、基板の処理の条件が適切であるか確認することがで
きる。
【0026】請求項11に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項10の制御装置において、受信する基板の情
報には、各処理ユニットの名称と各処理ユニットにおけ
る位置情報とをさらに含んでいる。
【0027】請求項11に係る制御装置では、処理ユニ
ットの配置及び構成が変更された場合、記憶手段に格納
されている処理ユニットの配置を模式的に示すグラフィ
ックデータのみを書き換え、基板情報に含まれる処理ユ
ニット名及びポジション名によって基板情報を変更後グ
ラフィックデータに対応させる。
【0028】請求項11に係る制御装置によれば、処理
ユニットの配置及び構成が変更された場合においても、
簡易な変更を加えるのみで基板情報の表示を適切に行う
ことができる。
【0029】請求項12に係る基板処理装置の制御装置
は、請求項1から11のいずれかに係る制御装置におい
て、各処理ユニットとの間でTCP/IPによってデー
タを受信する。請求項12に係る制御装置では、TCP
/IPプロトコルを用いたデータ(基板情報)を受信
し、受信したデータを割り付け手段及び表示手段におい
て用いる。請求項12に係る装置によれば、TCP/I
Pは、デファクトスタンダードであるため、これに対応
した表示手段のアプリケーションを入手し易い。
【0030】請求項13に係る基板処理装置の制御装置
は、基板を複数の処理ユニット間で移動させ所定の処理
を行う基板処理装置を制御する制御装置であって、受信
手段と表示手段とを備えている。受信手段は、各処理ユ
ニットから送信される基板の情報を受信する。表示手段
は、受信した基板の情報を表示する。
【0031】請求項13に係る制御装置では、基板処理
装置から基板情報を受信し、表示手段に表示する。請求
項13に係る制御装置によれば、基板が存在する処理ユ
ニット及び処理部を把握でき、基板の搬送及び処理を適
切に制御することができる。また装置が偶発的に停止し
た場合にも、基板が存在する処理ユニット及び処理部を
把握して適切な対応を行うことができる。
【0032】請求項14に係る基板処理システムは、基
板に所定の処理を行う複数の処理ユニットと、基板を複
数の処理ユニット間で移動させる基板搬送手段と、処理
ユニット及び搬送手段を制御する制御装置とを備えてい
る。ここで、処理ユニットは、基板の情報を検出するた
めの検出手段と、検出された基板の情報を送信する送信
手段とを有している。制御装置は、受信手段と記憶手段
と割付手段と表示手段とを有している。受信手段は、各
処理ユニットの送信手段から送信される基板の情報を受
信する。記憶手段は、各処理ユニットの配置を模式化し
て示すためのグラフィックデータを格納している。割付
手段は、グラフィックデータと受信された基板の情報と
を対応づける。表示手段は、割付手段により対応づけら
れたグラフィックデータ及び基板の情報を表示するとと
もに、基板が存在する部分を基板が存在しない部分と区
別して表示する。
【0033】請求項14に係る基板処理システムでは、
まず各処理ユニットの検出手段により基板情報が検出さ
れ、基板情報が送信手段により送信される。そして制御
装置では、請求項1に係る制御装置の場合と同様の処理
が施される。請求項14に係る基板処理システムによれ
ば、請求項1に係る制御装置の場合と同様の効果を奏す
る。
【0034】請求項15に係る基板処理システムは、基
板に所定の処理を行う複数の処理ユニットと、基板を複
数の処理ユニット間で移動させる基板搬送手段と、処理
ユニット及び搬送手段を制御する制御装置とを備えてい
る。ここで、処理ユニットは、基板の情報を検出するた
めの検出手段と、検出された基板の情報を送信する送信
手段とを有している。制御装置は、受信手段と記憶手段
と割付手段と表示手段とを有している。受信手段は、各
処理ユニットの送信手段から送信される基板の情報を受
信する。記憶手段は、各処理ユニットの配置を模式化し
て示すためのグラフィックデータを格納している。割付
手段は、グラフィックデータと受信された基板の情報と
を対応づける。表示手段は、割付手段により対応づけら
れたグラフィックデータ及び基板の情報を表示するとと
もに、特定の基板が存在する部分を他の部分とは区別し
て表示する。請求項15に係る基板処理システムによれ
ば、請求項2に係る制御装置の場合と同様の効果を奏す
る。
【0035】請求項16に係る基板処理システムは、基
板に所定の処理を行う複数の処理ユニットと、基板を複
数の処理ユニット間で移動させる基板搬送手段と、処理
ユニット及び搬送手段を制御する制御装置とを備えてい
る。ここで、処理ユニットは、基板の情報を検出するた
めの検出手段と、検出された基板の情報を送信する送信
手段とを有している。制御装置は、受信手段と記憶手段
と割付手段と表示手段とを有している。受信手段は、各
処理ユニットの送信手段から送信される基板の情報を受
信する。記憶手段は、各処理ユニットの配置を模式化し
て示すためのグラフィックデータを格納している。割付
手段は、グラフィックデータと受信された基板の情報と
を対応づける。表示手段は、割付手段により対応づけら
れたグラフィックデータ及び基板の情報の一部を表示す
るとともに、画面上のポインタによって基板の情報をさ
らに表示する。請求項16に係る基板処理システムによ
れば、請求項5に係る制御装置の場合と同様の効果を奏
する。
【0036】請求項17に係る基板処理システムは、基
板に所定の処理を行う複数の処理ユニットと、基板を複
数の処理ユニット間で移動させる基板搬送手段と、処理
ユニット及び搬送手段を制御する制御装置とを備えてい
る。ここで、処理ユニットは、基板の情報を検出するた
めの検出手段と、検出された基板の情報を送信する送信
手段とを有している。制御装置は、各処理ユニットの送
信手段から送信される基板の情報を受信する受信手段
と、受信した基板の情報を表示する表示手段とを有して
いる。請求項17に係る基板処理システムによれば、請
求項13に係る制御装置の場合と同様の効果を奏する。
【0037】請求項18に係る基板処理システムにおけ
る基板情報の表示方法は、基板を複数の処理ユニット間
で移動させて所定の処理を行う基板処理装置と、基板処
理装置を制御する制御装置とから構成される基板処理シ
ステムにおける基板情報の表示方法であって、第1〜第
4の段階を含んでいる。第1段階では、各処理ユニット
において基板の情報を検出する。第2段階では、各処理
ユニットにおいて、第1段階で検出された基板の情報を
制御装置に送信する。第3段階では、制御装置におい
て、各処理ユニットから送信される基板の情報を受信す
る。第4段階では、第3段階で受信した基板の情報を表
示する。請求項18に係る基板情報の表示方法によれ
ば、請求項14の基板処理システムの場合と同様の効果
を奏する。
【0038】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 〔基板処理装置〕本発明の基板処理システムの一実施形
態(第1実施形態)を図1及び図2に示す。図1は基板
処理装置1の平面図であり、図2は基板処理装置1に接
続される制御装置2を含む基板処理システムのブロック
図である。
【0039】基板処理装置1は、図1に示すように、複
数の処理ユニットを接続して一貫した処理を可能にした
コータ/デベロッパ装置であって、露光機7と接続さ
れ、フォトリソグラフィ工程においてレジスト塗布前洗
浄からレジスト塗布・露光・現像までを連続して行える
ようにするものである。
【0040】基板処理装置1は、インデクサー部90、
洗浄ユニット10、脱水ベークユニット20、レジスト
塗布ユニット30、プリベークユニット40、I/F部
50、現像ユニット60、ポストベークユニット70及
びコンベアユニット80の各処理部ユニットを備えさら
に、搬送ロボット4〜6を備えている。また各処理ユニ
ット10〜90は、それぞれ、CPU10a〜90a
と、メモリ10b〜90bと、外部の制御装置2と通信
するためのI/F(インターフェース)10c〜90c
と、基板の位置を検出するためのセンサ10d〜90d
とを備えている(図2)。
【0041】基板処理装置1は、インデクサー部90に
戴置されたカセット3から被処理ガラス基板(以下、基
板という)を取り出して各処理部へ送り出し、各処理工
程を終えた基板を同じカセット3に収納するユニカセッ
ト方式を採用可能である。カセット3からの取り出し及
びカセット3への収納は、基板を保持して旋回可能なア
ームを備えカセット3の列に沿って移動可能なインデク
サーロボット90Rによって行う。
【0042】洗浄ユニット10は、枚葉式の処理部の集
合であって、搬入部11、水洗部12、乾燥部13、及
び搬出部14からなる。搬入部11から搬出部14まで
は、コンベアによって基板を搬送しつつ洗浄処理する。
なお、コンベアはクリーンルーム内に対応した発塵性の
少ないローラコンベアを採用する。
【0043】脱水ベークユニット20は、静止式の処理
部が多段に積み上げられたものであり、搬送ロボット5
をはさんで2つの積層体20Xおよび20Yを備える。
それら2つの積層体20Xおよび20Yは、あわせて3
つの加熱部と、3つの冷却部とを備え、さらに、搬入部
と、搬出部と、通過部とを備えている。洗浄ユニット1
0とレジスト塗布ユニット30の側(以下、「行き側」
と称する)の積層体20Xは、下から、冷却部、搬入
部、搬出部、加熱部、加熱部の5つが積層されている。
現像ユニット60とコンベアユニット80の側(以下、
「帰り側」と称する)の積層体20Yは、下から、冷却
部、通過部、冷却部、加熱部の4つが積層されている。
搬送ロボット5は、これら両方の積層体20X,20Y
のすべての加熱部とすべての冷却部と搬入部と搬出部と
にアクセス可能であり、それらに対する基板の搬入と搬
出を行う。なお、以下の説明および図面において、加熱
部をHP、冷却部をCP、搬入部をIN CV、搬出部
をOUT CV、通過部をスルーCVと略記することが
ある。
【0044】脱水ベークユニット20において、搬入部
および搬出部は積層体20Xに設けられる。搬入部は基
板を搬送するためのコンベアを備えており、当該コンベ
アは、後述するポストベークユニット70の通過部のコ
ンベアを介して洗浄ユニット10の搬出部14のコンベ
アに連なっているものである。洗浄ユニット10の搬出
部14からポストベークユニット70の通過部を通って
この脱水ベークユニット20の搬入部に至った基板は、
搬送ロボット5によって受け取られてこの搬入部から取
り出され、脱水ベークユニット20の各部に入れられて
処理される。搬出部は、後述するレジスト塗布ユニット
30の搬入部31に連続するコンベアを備えている。脱
水ベークユニット20の各部での処理が済んだ基板は搬
送ロボット5に取り出されて、この搬出部にて搬送ロボ
ット5からコンベアに引き渡され、そのコンベアからレ
ジスト塗布ユニット30の搬入部31に向けて搬送され
る。搬送ロボット5と搬入部及び搬出部のコンベアと
は、互いに衝突することなく基板を受渡し可能な形状と
なっている。
【0045】脱水ベークユニット20において、通過部
は積層体20Yに設けられる。通過部は基板を搬送する
ためのコンベアを備えており、当該コンベアは、現像ユ
ニット60の搬出部65のコンベアをポストベークユニ
ット70の搬入部のコンベアに連ねるためのものであ
る。すなわち現像ユニット60の搬出部65から送り出
された基板は、脱水ベークユニット20の通過部を通過
してポストベークユニット70の搬入部に至り、搬送ロ
ボット4によって受け取られてこの搬入部から取り出さ
れ、ポストベークユニット70の各部に入れて処理され
る。脱水ベークユニット20にある搬送ロボット5は脱
水ベークユニット20の通過部にはアクセスしない。
【0046】レジスト塗布ユニット30は、枚葉式の処
理部であって、搬入部31、塗布部32、乾燥部33、
エッジリンス部34、搬出部35からなる。搬入部31
から搬出部35までは、図外の間歇移送装置によって基
板を搬送する。
【0047】プリベークユニット40は、静止式の処理
部が多段に積み上げられたものであり、搬送ロボット6
をはさんで2つの積層体40Xおよび40Yを備える。
それら2つの積層体40Xおよび40Yは、あわせて4
つの加熱部と、2つの冷却部とを備え、さらに、搬入部
と、通過部とを備えている。行き側の積層体40Xは、
下から、冷却部、搬入部、加熱部、加熱部の4つが積層
されている。帰り側の積層体40Yは、下から、冷却
部、通過部、加熱部、加熱部の4つが積層されている。
搬送ロボット6は、これら両方の積層体40X,40Y
のすべての加熱部とすべての冷却部と搬入部とにアクセ
ス可能であり、それらに対する基板の搬入と搬出を行う
とともに、隣接するI/F部50の搬入部51にもアク
セスしてその搬入部51に対して基板を運び入れる。
【0048】プリベークユニット40において、搬入部
は積層体40Xに設けられる。搬入部は基板を搬送する
ためのコンベアを備えており、当該コンベアは、現像ユ
ニット30の搬出部35のコンベアに連なっているもの
である。現像ユニット30の搬出部35からプリベーク
ユニット40の搬入部に至った基板は、搬送ロボット6
によって受け取られてこの搬入部から取り出され、プリ
ベークユニット40の各部に入れて処理される。プリベ
ークユニット20の各部での処理が済んだ基板は搬送ロ
ボット6に取り出されて、隣接するI/F部50の搬入
部51に置かれ、露光機7に運ばれる。搬送ロボット6
と、搬入部のコンベアならびにI/F部50の搬入部5
1とは、互いに衝突することなく基板を受渡し可能な形
状となっている。
【0049】プリベークユニット40において、通過部
は積層体40Yに設けられる。通過部は基板を搬送する
ためのコンベアを備えており、当該コンベアは、I/F
部50の搬出部52のコンベアを現像ユニット60の搬
入部61のコンベアに連ねるためのものである。すなわ
ち露光機7で露光された基板はI/F部50の搬出部5
2に置かれてそのコンベアから送り出され、プリベーク
ユニット40の通過部を通過して現像ユニット60の搬
入部61に至り、現像ユニット60に入って処理され
る。プリベークユニット40にある搬送ロボット6はプ
リベークユニット40の通過部にはアクセスしない。
【0050】現像ユニット60は、枚葉式の処理部であ
って、搬入部61、現像部62、水洗部63、乾燥部6
4、搬出部65からなる。搬入部61から搬出部65ま
では、コンベアによって基板を搬送しつつ現像処理す
る。
【0051】ポストベークユニット70は、静止式の処
理部が多段に積み上げられたものであり、搬送ロボット
4をはさんで2つの積層体70Xおよび70Yを備え
る。それら2つの積層体70Xおよび70Yは、あわせ
て3つの加熱部と、1つの冷却部とを備え、さらに、搬
入部と、搬出部と、通過部とを備えている。行き側の積
層体70Xは、下から、冷却部、通過部、加熱部の3つ
が積層されている。帰り側の積層体70Yは、下から、
搬入部、搬出部、加熱部、加熱部の4つが積層されてい
る。搬送ロボット4は、これら両方の積層体70X,7
0Yのすべての加熱部とすべての冷却部と搬入部と搬出
部とにアクセス可能であり、それらに対する基板の搬入
と搬出を行う。
【0052】ポストベークユニット70において、搬入
部および搬出部は積層体70Yに設けられる。搬入部は
基板を搬送するためのコンベアを備えており、当該コン
ベアは、脱水ベークユニット20の通過部のコンベアを
介して現像ユニット60の搬出部65のコンベアに連な
っているものである。現像ユニット60の搬出部65か
ら脱水ベークユニット20の通過部を通ってこのポスト
ベークユニット70の搬入部に至った基板は、搬送ロボ
ット4によって受け取られてこの搬入部から取り出さ
れ、ポストベークユニット70の各部に入れて処理され
る。搬出部は、後述するコンベアユニット80の入口に
連続するコンベアを備えている。ポストベークユニット
70の各部での処理が済んだ基板は搬送ロボット4に取
り出されて、この搬出部にて搬送ロボット4からコンベ
アに引き渡され、そのコンベアからコンベアユニット8
0の入口に向けて搬送される。搬送ロボット4と搬入部
及び搬出部のコンベアとは、互いに衝突することなく基
板を受渡し可能な形状となっている。
【0053】ポストベークユニット70において、通過
部は積層体70Xに設けられる。通過部は基板を搬送す
るためのコンベアを備えており、当該コンベアは、洗浄
ユニット10の搬出部14のコンベアを脱水ベークユニ
ット20の搬入部のコンベアに連ねるためのものであ
る。すなわち洗浄ユニット10の搬出部から送り出され
た基板は、ポストベークユニット70の通過部を通過し
て脱水ベークユニット20の搬入部に至り、搬送ロボッ
ト5によって受け取られてこの搬入部から取り出され、
脱水ベークユニット20の各部に入れて処理される。ポ
ストベークユニット70にある搬送ロボット4はポスト
ベークユニット20の通過部にはアクセスしない。
【0054】コンベアユニット80は基板を搬送するた
めのコンベアを備えており、当該コンベアは、ポストベ
ークユニット70の搬出部のコンベアに連なり、インデ
クサー部90にまで至っているものである。ポストベー
クユニット70の搬出部からコンベアユニット80に送
り出された基板はコンベアユニット80のコンベアによ
って搬送され、インデクサー部90にまで運ばれ、イン
デクサーロボット90Rによって受け取られてインデク
サー部90のカセット3に収納される。
【0055】搬送ロボット4〜6は、旋回することはで
きるが水平方向に移動するような機構は有していない、
いわゆるクラスタタイプのロボットである。この搬送ロ
ボット4〜6は、それぞれ、床面に設置され旋回と昇降
が可能な胴部と、胴部から延び先端部分において基板を
保持することができる2つのアーム部とを有している。
【0056】I/F部50は、基板処理装置1と露光機
7との間で基板の受け渡しを順序良く行うための機構で
あり、一般に、基板を搬送する搬送ロボットやタクトタ
イムを調節するバッファ(カセット等)からなる。
【0057】センサ10d〜90dは、各処理ユニット
10〜90において、各ポジション間での基板の移動を
検出する。センサ10d〜90dは、基板の移動を光学
的又は磁気的な手段によって検出する光センサ又は磁気
センサを用いる場合もあるし、基板を保持して移動する
移動手段(スライダ等)の移動量を認識して基板の移動
を検出する機械的手段を用いる場合もある。
【0058】またCPU10a〜90aは、メモリ10
b〜90bに格納された基板の情報及び制御装置(後
述)からの信号に基づいて、各処理ユニット10〜90
における基板の搬送及び処理を制御する。
【0059】メモリ10b〜90bのそれぞれは、図3
に示すように、各ポジション毎に領域(この例では
[1]〜[6])が確保されており、各領域には、ポジ
ション名・ロット番号・基板番号・レシピ番号・ロット
エンドフラグ・有無フラグが格納されている。さらに、
基板に対してプロセス処理を施すポジションでは、ステ
ータスが格納される。
【0060】図3には、具体例として、時刻t1、t2
及びt3における現像ユニット60のメモリ60bの内
容を示している。ポジション名は、各処理ユニット10
〜90に含まれる各処理部の名称であり、図3の例では
搬入部、現像部、水洗部、乾燥部、搬出部及びスルーC
Vである。ここでは、搬入部・搬出部・スルーCV等の
基板の移動のための部分(プロセス処理を施さない部
分)も、ポジション(処理部)として、基板にプロセス
処理を施す部分と同様に扱う。また、ここで現像ユニッ
ト60のメモリ60bにスルーCVが含まれている理由
は、次の通りである。すなわち、脱水ベークユニット2
0、プリベークユニット40、ポストベークユニット7
0のそれぞれは、行き側のラインと帰り側のラインとの
両方にまたがって積層体を配置しているが、脱水ベー
ク、プリベーク、ポストベークの処理を施すのは行きか
帰りかいずれかの場合のみであるので、当該処理を施さ
ない側のラインにおいては各ベークユニットに上流側ユ
ニットからくる基板を単に通過させるための通過部を設
けている。この通過部においては基板は単に通過するだ
けであるので当該通過部が設けられている各ベークユニ
ットの動作とは関係がない。従ってそれぞれの通過部の
制御と管理は、当該通過部が設けられている各ベークユ
ニットではなく、当該通過部と連続している上流側ユニ
ットのCPUが行う。具体的には、例えば脱水ベークユ
ニット20において、通過部は積層体20Yに設けられ
ており、当該通過部のコンベアは、現像ユニット60の
搬出部65のコンベアをポストベークユニット70の搬
入部のコンベアに連ねるためのものであるから、脱水ベ
ークユニット20の通過部の制御及び管理は上流側ユニ
ットである現像ユニット60のCPU60aが行う。同
様に、プリベークユニット40の通過部の管理はI/F
部50のCPU50aが、ポストベークユニット70の
通過部の管理は洗浄ユニット10のCPU10aが、そ
れぞれ行う。そのため、この図3の例では、現像ユニッ
ト60の制御及び管理を行うためのメモリ60bには、
現像ユニット60の搬出部65に対応する領域[5]に続
いて、脱水ベークユニット20の通過部に対応する領域
[6]が設けられている。他のベークユニットの通過部
においても同様である。
【0061】ロット番号は、製造工程で用いられる被製
造物(基板)の集合を特定する番号であり、例えば複数
の基板が格納されるカセット3毎に1のロット番号を割
り当てることができる。また複数のカセット3に1のロ
ット番号を割り当てることもできる。図3の例では、ロ
ット番号は「ABCDE」である。基板番号は、属する
ロットにおいて個々の基板を特定する番号であり、図3
の例では「16」〜「11」である。カセット3毎にロ
ット番号を割り当てる場合は、例えば、各カセット3の
棚位置を表す番号を基板番号として付ける。複数のカセ
ット3にロット番号を割り当てる場合は、例えば、その
複数のカセットのすべての棚位置を区別できる固有の番
号を付ける。このように、この実施形態では、各基板
は、ロット番号及び基板番号によって特定される。なお
この発明では、各基板に対して当該基板を特定するため
の基板情報を対応付けているが、その情報は必ずしもロ
ット番号と基板番号からなる基板情報に限らず、その他
の符号などでもよく、要するに基板を特定できるための
情報であればよい。
【0062】有無フラグは、各ポジションにおける基板
の存否を表し、図3の例では、基板が存在する場合は
「1」であり、基板が存在しない場合は「0」である。
基板にプロセス処理を施すポジション(現像部・水洗部
・乾燥部)の領域には、さらにステータスを格納してい
る。ステータスとは、基板が該当するポジション(処理
部)において「処理待ち」、「処理中」、「処理済み」
のいずれの状態にあるかを表す標識である。レシピ番号
とは、基板の処理の条件を表す番号である。例えば現像
部の場合、使用する現像液の量及び基板の現像液との接
触時間等の処理条件を特定する番号である。ロットエン
ドフラグは、当該基板がそのロットの最後の基板である
か否かを示すフラグであり、インデクサー部90によっ
て付与される。
【0063】I/F10c〜90cは、メモリ10b〜
90bに格納されている基板情報等を所定のデータ形式
に加工し、ネットワークを介して制御装置2(後述)に
送信する。所定のデータ形式とは、例えばTCP/IP
のようなプロトコルを用いることができる。
【0064】図4には、図3と同様に現像ユニット60
の場合の具体例であり、時刻t1、t2及びt3におけ
るメモリ60bの内容に対応したI/F60cの送信す
るデータ(以下、送信データという)の内容を示してい
る。図4に示すように、送信データは、処理ユニット名
・ポジション名・ロット番号・基板番号・ロットエンド
フラグ・有無フラグを含んでいる。また、送信データの
現像部・水洗部・乾燥部に対応する部分には、さらにス
テータスを含んでいる。また、基板が存在しないポジシ
ョンに対応するロット番号及び基板番号の領域には、
「0」を割り当てている。
【0065】なお、処理ユニット名(現像ユニット)を
送信するのは、制御装置2においてどの処理ユニットか
ら送信されたデータであるかを区別するためである。 〔制御装置〕制御装置2は、図2に示すように、各処理
ユニットのI/F10c〜90cとネットワークを介し
て信号を送受信し、各処理ユニット10〜90での基板
の搬送及び処理を制御する。
【0066】制御装置2は、I/F210とメモリ22
0とCPU230とモニタ240とを備えている。また
CPU210に接続される入力装置としてキーボード2
50を備えている。インターフェース210、CPU2
20、メモリ230はパーソナルコンピュータ(PC)
によって構成することができ、モニタ240はPCに接
続される外部モニタを用いても良い。また、キーボード
250からの入力によって、各処理ユニット10〜90
での基板の搬送及び処理の条件を変更することができ
る。
【0067】I/F210は、各処理ユニットのI/F
10c〜90cとの間で信号の送受信を行う装置であ
る。I/F210は、図4のような、I/F10c〜9
0cから送信される基板情報を受信する受信手段として
の役割を果たす。
【0068】メモリ220は、処理ユニット10〜90
の配置を模式的に示すグラフィックデータと、グラフィ
ックデータ及び基板情報をどのようにモニタ240に出
力するかを記述した表示プログラムとが格納されている
記憶手段である。メモリ220の内容を図5に示す。図
5に示すように、グラフィックデータは各処理ユニット
10〜90毎にそれぞれファイル1〜9に別々に格納さ
れており、表示プログラムはファイル0に格納されてい
る。具体的には、インデクサー部90,洗浄ユニット1
0、脱水ベークユニット20、レジスト塗布ユニット3
0、プリベークユニット40、I/F部50、現像ユニ
ット60、ポストベークユニット70、コンベアユニッ
ト80の配置を模式的に表示するグラフィックデータ
は、それぞれファイル1〜9に格納されている。各ファ
イルは、各処理ユニット10〜90に含まれる処理部の
数(ポジションの数)と、モニタ240の画面上におけ
る各処理ユニット10〜90の配置を示す座標X1Y1
〜X9Y9とを含んでいる。
【0069】表示プログラム(ファイル0)は、各処理
ユニットのI/F10c〜90cから受信した基板情報
をそれぞれファイル1〜9に割り付け、基板情報及び処
理ユニット10〜90の模式的な配置をモニタ240の
画面に表示する。また表示プログラムは、基板が存在す
るポジションに対応する領域、ロット中の最後の基板が
存在するポジションに対応する領域、画面の背景色にそ
れぞれ異なる色を付す。また表示プログラムは、画面上
のポインタ(例えば、矢印の表示)をキーボード250
あるいはキーボード250に付設されているマウス等の
指定デバイスで動かして、その先端を画面上に表示され
ている各ポジションに対応する領域に合わせて指定した
とき、そのポジションに入れられている基板のステータ
ス及びレシピ番号を表示する。
【0070】CPU230は、I/F210、メモリ2
20及びキーボード250に接続されており、I/F2
10及びネットワークを介して各処理ユニットのI/F
10c〜90cと信号の送受信を行い、各処理ユニット
10〜90での基板の搬送及び処理を制御する。また、
メモリ220からグラフィックデータ及び表示プログラ
ムを読み出し、表示プログラムによって、I/F210
から受信した基板情報をグラフィックデータの各ファイ
ル1〜9に割り付け、これらをモニタ240の画面に表
示する。
【0071】例えば、CPU230において表示プログ
ラムは、現像ユニット60からの基板情報(図4)をフ
ァイル6に割り付ける。さらに、ファイル6に含まれる
座標X6Y6に基づいて、図6に示すモニタ240の画
面上の(X6,Y6)の位置から現像処理部60の模式
的な外形及び配置を描写する。この模式的な配置には、
処理ユニット名(「現像ユニット」)を記述する領域
と、ファイル6に含まれるポジション数「5」に相当す
る領域とが含まれ、ポジション数に相当する領域は、さ
らにポジション名・ロット番号・基板番号を表示するた
めの領域に分割されている。そして表示プログラムは、
受信した基板情報(処理ユニット名・ポジション名・ロ
ット番号・基板番号)をモニタ240の該当する部分
に、次のように表示する。即ち、基板が存在するポジシ
ョンに対応する領域には、ロット番号及び基板番号を表
示し、基板が存在しないポジションに対応する領域に
は、これらを表示せず空白とする。
【0072】また、CPU230において表示プログラ
ムは、基板が存在するポジションに対応する領域に、画
面の背景色とは異なる色を付け、ロット中の最後の基板
が存在するポジションに対応する領域には、さらに別の
色を付す。図6の例では、モニタ240の画面の背景色
が白色である場合に、基板が存在するポジションに対応
する領域に青色を付し、ロット中の最後の基板が存在す
るポジションに対応する領域に赤色を付している。な
お、図面の作成上、青色を斜線で、赤色を横線で表現し
ている。
【0073】また、CPU230において表示プログラ
ムは、図6に示すように、画面上のポインタの先端を各
ポジションに対応する領域に合わせたとき、さらに詳細
な基板情報として、そのポジションにおけるステータス
(処理中)及びレシピ番号(007)を、コメント形式
で表示する。
【0074】モニタ240は、CPU230に接続され
る表示手段である。上述したように、モニタ240は、
CPU230において表示プログラムによって処理され
た信号を受信して、処理ユニットの模式的な外形、配置
及び基板情報(図6)を表示するとともに、所定の領域
に色付けし、ポインタによってコメントを表示する。す
なわちモニタ240には、図6に示すように、各処理ユ
ニット10〜90のおよその外形(矩形)と、それら各
処理ユニット10〜90相互の位置関係を含む平面的な
配置が、模式的に矩形の領域からなる画像(処理ユニッ
ト像10G〜90G)として、表示される。そしてその
うち各処理ユニット像10G〜80Gについては、それ
ぞれが、処理ユニットの名称が表示される領域と、内部
の処理部に対応する矩形の領域に分割されている。特
に、複数の処理部を多段に積み上げて構成されている脱
水ベークユニット20、プリベークユニット40、ポス
トベークユニット70に対応する処理ユニット像20
G、40G、70Gにあっては、それぞれのユニットの
積層体20X,20Y,40X,40Y,70X,70
Yごとに該当する積層体の位置に、その積層体の内部の
処理部の上下方向の配置を、擬似的に平面方向に変換し
て表示している。
【0075】そして、各処理ユニット像10G〜80G
については、該当する処理ユニットの内部の個別の処理
部に対応する矩形の領域には、CPU230が受信した
情報に基づき、該当する処理部のポジション名と、当該
処理部の中に存する基板を特定するための情報、すなわ
ちロット番号と基板番号が表示される。例えば、ポスト
ベークユニット70の積層体70Xの通過部の下に位置
する冷却部(積層体70Xの最下部の冷却部)には、ポ
ジション名「CP」とその中に存する基板情報「ABC
DE」「6」が表示される。これはすなわち、ポストベ
ークユニット70の積層体70Xの通過部の下に位置す
る処理部が「CP」すなわち冷却部であって、かつその
中に存する基板がロット「ABCDE」の「6」番目の
基板であることを示している。また、その表示は、背景
が白色であるのに対してこの領域が青色で表示されてい
るから、この処理部には基板が存在していることが一目
でわかる。また、レジスト塗布ユニット30の塗布部3
2には、ロット番号及び基板番号のいずれも表示されて
おらず、この部分は画面の背景色と同色(白色)である
ため、この処理部(ポジション)には基板が存在しない
ことを示している。現像ユニット60の現像部には、ロ
ット番号「ABCDE」・基板番号「15」の基板が存
在する。また、この部分は青色で表示されているため、
この部分には基板が存在していることと、この基板はロ
ット(「ABCDE」)中で最後に処理されている基板
ではないことを示している。現像ユニット60の搬入部
には、ロット番号「ABCDE」・基板番号「16」の
基板が存在する。また、この部分は赤色で表示されてい
るため、この基板はロット(「ABCDE」)中で最後
に処理されている基板であることを示している。さら
に、ポインタPの先端が現像部60の領域に重ねられて
おり、現像部60に対するコメントを含む情報を表示す
るためのコメント窓PCが表示されている。このコメン
トには、ステータス及びレシピ番号が含まれており、基
板が処理中であり、処理条件はレシピ番号「007」で
特定される条件であることを示している。
【0076】他方、インデクサー部90については、C
PU90aとCPU230とは、インデクサー部90の
5つのカセットのセット位置(ポート)ごとに、当該セ
ット位置にどのロット番号のカセットがセットされてい
るかの情報を送受信する。この情報はオペレータがキー
ボード250から入力した情報がCPU230によって
CPU90aに送信されてメモリ10bに記憶されてい
た情報である。CPU230が表示する、インデクサー
部90に対応する処理ユニット像90Gについては、ポ
ートごとに対応する5つの矩形の領域に分割されてい
る。そしてCPU230は、インデクサー部90のポー
トごとに、そこにセットされているカセットのロット番
号を、対応する矩形の領域に表示する。図6の例では、
最も帰り側寄りのポートである「ポート1」には、ロッ
ト番号「ABCDE」のカセットが置かれている。
【0077】〔基板処理システムの動作〕次に、基板処
理システムにおける動作を、図1を参照しつつ順に説明
する。インデクサー部90においてインデクサーロボッ
ト90Rによりカセット3から取り出された基板は、洗
浄ユニット10に移される。基板は、搬入部11から搬
出部14へとコンベアによって搬送されつつ、洗浄処理
が施される。
【0078】搬出部14に至った基板は、そのまま連続
コンベアによって搬送されてポストベークユニット70
の通過部を通過し、脱水ベークユニット20の搬入部に
至る。そしてここでは、基板は、搬送ロボット5によっ
て搬入部から取り出され、まず加熱部へ、次に冷却部へ
と搬入、搬出され、複数の加熱部及び冷却部によって脱
水ベーク処理が施される。
【0079】次に、基板は、搬送ロボット5によって冷
却部から搬出部に移される。そして搬出部のコンベアに
より、レジスト塗布ユニット30の搬入部31へ運ばれ
る。レジスト塗布ユニット30では、基板は、搬入部3
1から搬出部35に移されつつ、レジスト塗布に関する
各処理が施される。すなわち、まず搬入部31から間歇
移送装置によって塗布部32へ運ばれ、以下、順に乾燥
部33、エッジリンス部34を通ってそれぞれの処理が
施された後、搬出部35へ運ばれる。
【0080】搬出部35に至った基板は、搬出部35か
らそのまま連続するコンベアによってプリベークユニッ
ト40の搬入部に移され、さらに搬送ロボット6によっ
て搬送されて、複数の加熱部及び冷却部において加熱乾
燥が行われる。その後、基板は、搬送ロボット6によっ
てI/F部50に運ばれる。I/F部50に運ばれた基
板は、露光機7に移されて、露光処理が施される。露光
された基板は、露光機7からI/F部50に移送され、
I/F部50からプリベークユニット40の通過部を通
って現像ユニット60の搬入部61に至る連続したコン
ベアにより、現像ユニット60に搬入される。
【0081】基板は、現像ユニット60において、搬入
部61から搬出部65へ移されつつ現像処理が行われ
る。搬出部65に至った基板は、搬出部65から脱水ベ
ークユニット20の通過部を通ってポストベークユニッ
ト70の搬入部に至る連続したコンベアによって、ポス
トベークユニット70の搬入部に至る。
【0082】ポストベークユニット70では、搬送ロボ
ット4によって搬送されて複数の加熱部及び冷却部によ
って熱処理が施され、最後に搬出部へ運ばれる。搬出部
に送った基板は、搬出部からそのまま連続するコンベア
によってコンベアユニット80に移され、コンベアユニ
ット80によってインデクサー部90の近傍まで搬送さ
れる。そして、基板は、インデクサーロボット90Rに
よって元のカセット3に収納される。
【0083】〔基板情報の表示〕制御装置2は、上述し
たような基板処理装置1での一連の処理中に、各処理ユ
ニット10〜80から基板情報を受信し、図6に示すよ
うに、処理ユニットの模式的配置及び基板情報をモニタ
240に出力する。
【0084】以下、基板情報の表示について図7及び図
8に示すフローチャートを参照して説明する。図7は各
処理ユニット10〜80のそれぞれに共通である操作実
行と基板情報の送信のフローチャートであり、図8は制
御装置2でのCPU230による基板情報の表示のフロ
ーチャートである。なお、インデクサー部90のCPU
90a、メモリ90bの動作については他のCPU10
a〜80aとは若干異なるが、これについては後に詳述
する。
【0085】インデクサー部90の動作及び操作につき
説明すると、インデクサー部90はカセット3をセット
するセット位置(ポート)を5つ備えている。装置のオ
ペレータはインデクサー部90にカセット3をセットす
る際、インデクサー部90のどのセット位置にカセット
3をセットするかという情報と、当該カセットのロット
番号および当該ロットを処理する際のレシピ番号をキー
ボード250から入力する。入力されたロット番号およ
びレシピ番号の情報はネットワークを介してインデクサ
ー部90のCPU90aに送信され、CPU90aはそ
の情報をメモリ90bに記憶する。また、インデクサー
部90はカセット3がセットされた際には、図示しない
センサにより当該カセット3内に何枚の基板が収納され
ているかを検出し、メモリ90bに記憶する。そして、
インデクサー部90のCPU90aは、インデクサーロ
ボット90Rがカセット3から基板を取り出して洗浄ユ
ニット10の搬入部11に向けて払い出す際に、当該基
板に対してロット番号と基板番号とレシピ番号とを特定
し対応付けする。この対応付けは、インデクサーロボッ
ト90Rがどの位置にセットされたカセットのどの棚位
置から基板を取り出したかによって行われる。そして、
基板を実際に搬入部11に引き渡すと同時に、CPU9
0aは、引き渡す基板のロット番号と基板番号とレシピ
番号とロットエンドフラグと、有無フラグとを、ネット
ワークを通じて下流側の処理ユニットである洗浄ユニッ
ト10のCPU10aに送信する。ここで、ロットエン
ドフラグとは、当該ロットの最後の基板(ロットエンド
基板)を払い出す際、すなわち当該ロットのカセットの
最終の基板を払い出す際に、CPU90aがその最終基
板に対して対応付けするものであって、ロットエンド基
板に対してはロットエンドフラグを「1」として対応付
けを行い、ロットエンド基板でない基板に対してはロッ
トエンドフラグを「0」とする。有無フラグとは、イン
デクサー部90から払い出すすべての基板に必ず付与さ
れるもので、払い出されるすべての基板にCPU90a
が有無フラグを「1」として対応付けを行い付与する。
よって、有無フラグが「1」となっている処理部には基
板が存在していることになり、有無フラグが「0」であ
る処理部には基板が存在していないことになる。
【0086】さて、図7のフローチャートの動作を洗浄
ユニット10の場合を例として説明する。インデクサー
部90の下流側ユニットである洗浄ユニット10のCP
U10aは、図7に示すフローチャートに従い制御を実
行する。まず、ステップS11では基板の受け入れの有
無を検出する。上流側ユニットであるインデクサー部9
0から基板の引き渡しがあったことが確認されると、ス
テップS12へ進む。ステップS12では、基板の引き
渡しと同時にインデクサー部90のCPU90aから受
信した基板のロット番号と基板番号とレシピ番号とロッ
トエンドフラグと有無フラグを、受け入れた当該基板が
存在する処理部である搬入部11に対応するメモリ10
bの領域に記憶させるとともに、当該メモリ10bのデ
ータをCPU230へ送信する。そして、ステップS3
に進み、当該基板に必要なプロセス処理が施されるよう
に、洗浄ユニット10の搬入部11以下のすべての処理
部に対して、指定されているレシピ番号に基づく必要な
搬送やプロセス処理等の操作の実行を命令する。一方、
ステップS11において基板の受入がない場合には、ス
テップS13に移行し、上記と同様の処理を行う。
【0087】次に、ステップS14において、その処理
ユニット内のすべての処理部における処理の状態に変化
が生じたか否かを判断する。これはCPU10aが各処
理部において基板が「処理待ち」「処理中」「処理済
み」のいずれの状態であるかを認識し、状態(ステータ
ス)が変化していればステップS19に進み、そのステ
ータスの変化を該当する処理部に対応するメモリ10b
の領域へ書き込むとともに、そのメモリ10bの記憶内
容に基づいてCPU230への送信データを作成する。
そしてステップS20へ進み、作成した送信データをC
PU230へ送信し、ステップS11へ戻る。ステータ
スに変化がなければ、ステップS14からステップS1
5へ進む。
【0088】ステップS15では、各処理部(ポジショ
ン)や、各処理部の間に設けられたセンサ10dの検出
結果を入力して監視し、ステップS16で当該監視結果
を分析して処理部間で基板の移動が生じたか否かを判断
する。基板の移動がない場合には、ステップS11へも
どる。基板の移動が生じた場合には、ステップS17へ
進み、生じた基板の移動が下流側処理ユニットへの基板
払い出しの移動であるのか、自らのCPU10aの管理
範囲内の移動であるのかを判断する。下流側ユニットへ
の基板払い出しでない場合には、ステップS19に進
み、当該基板の移動に伴って移動させるべき基板情報
を、移動先の処理部に対応するメモリ10bの領域へ書
き込むとともに、移動元の処理部に対応する領域の基板
情報を消去し、有無フラグを「0」とする。次にステッ
プS20へ進み、メモリ10bの内容をCPU230に
送信し、ステップS11に戻る。ステップS15におい
て生じた基板の移動が、下流側ユニットへの基板払い出
しである場合には、ステップS18に進み、下流側ユニ
ットに対して、払い出した基板に対応する基板情報を送
信する。その後ステップS19へ進む。
【0089】なお、インデクサー部90のCPU90
a、メモリ90bの動作については他のCPU10a〜
80aとは若干異なる。すなわちインデクサー部90に
おいては、上述のようにインデクサーロボット90Rが
カセット3から基板を取り出して洗浄ユニット10の搬
入部11に向けて払い出す際に、当該基板に対してロッ
ト番号と基板番号とレシピ番号とロットエンドフラグを
対応付けして、下流側の洗浄ユニット10に送信する。
また、コンベアユニット部80から引き渡された基板と
当該基板に対応付けられて送信されてきたロット番号と
基板番号とを認識して、該当するロットのカセットの、
基板番号に該当する棚に当該基板をインデクサーロボッ
ト90Rによって収納する。またメモリ90bには、イ
ンデクサー部90の5つのカセットのセット位置にそれ
ぞれ対応する領域を含んでおり、当該領域には該当する
セット位置に置かれているカセットのロット番号とレシ
ピ番号が記憶されており、I/F部90cを介して当該
ロット番号データをCPU230に送信する。CPU2
30は、インデクサー部90カセットのセット位置ごと
に、そこにセットされているカセットのロット番号を対
応する矩形の領域に表示する。
【0090】図8において、ステップS21では、制御
装置2において、基板情報がI/F210で受信された
か否かを判別する。基板情報が受信された場合は基板情
報がCPU230に送られ、ステップS22に移行す
る。一方、基板情報が受信されていない場合は、ステッ
プS25に進む。
【0091】ステップS22では、メモリ220からグ
ラフィックデータ(ファイル1〜9)及び表示プログラ
ム(ファイル0)が読み出され、ステップ23に移行す
る。ステップS23では、CPU230において表示プ
ログラムによって、受信された基板情報がファイル1〜
9のいずれかに割り付けられ、ステップS24に移行す
る。
【0092】ステップS24では、このように割り付け
られた基板情報及びグラフィックデータが、CPU23
0からモニタ240に送られて表示される(図6)。ま
た、図6に示すように、モニタ240の画面の背景色が
白色である場合に、基板が存在するポジションに対応す
る領域に青色を付し、ロット中の最後の基板が存在する
ポジションに対応する領域に赤色を付す。ここではま
ず、対応する処理部に基板が存在しているか否かを有無
フラグより判断し、存在している場合には、さらにロッ
トエンド基板か否かをロットエンドフラグにより判断
し、それらの結果に応じて3通りの表示を行う。その
後、ステップS25に移行する。
【0093】ステップS25では、ポインタの先端がい
ずれかのポジションの領域と重なっているか否かを判別
する。ポインタの先端がいずれかのポジションの領域と
重なっている場合は、ステップS26に移行する。一
方、ポインタの先端がいずれのポジションの領域とも重
なっていない場合は、ステップS21に戻る。
【0094】ステップS26では、そのポジションにお
けるステータス及びレシピ番号を、図6に示すように、
コメント形式で表示する。その後、再びステップS21
に戻り、上記の処理を繰り返す。
【0095】さて、これらの通信、制御の結果、装置の
動作と、図6のようなモニタ240の画面表示の変化
は、次のようになる。すなわち、時刻t1において図6
に示す基板の配置状態にあって基板の移動がないとき、
各処理ユニット10〜80のCPU10a〜80aは図
7の制御フローチャートのS11、S13、S14、S
15、S16、S11…(以後、「通常ルーチン」と称
す)を繰り返している。コンベアユニット80の最終の
ポジション「CV4」に位置するロット番号「ABCD
E」の基板番号「1」の基板がインデクサーロボット9
0Rによって受け取られて移動し、それとともに当該ポ
ジションには基板が存在しなくなり、それらの「基板移
動」「基板不存在」がセンサ80dによって検出され
(S15)て、基板の移動があったと判断される(S1
6)。この場合、自処理ユニット外(コンベアユニット
80外)すなわち下流側ユニットへの基板の払い出しで
ある(S17)から、CPU80aはポジション「CV
4」に対応する部分のメモリ80bの領域に記憶されて
いる当該基板のロット番号と基板番号とを、下流側処理
ユニットであるインデクサー部90のCPU90aに送
信する(S18)。それとともに当該ポジション「CV
4」からの「基板移動」がありかつ「基板不存在」がセ
ンサ80dによって検出されたから、CPU80aはポ
ジション「CV4」に対応する部分のメモリ80bの領
域に記憶されている当該基板のロット番号と基板番号と
を消去するとともに対応する領域のフラグを「0」とす
る(S19)。そして、そのデータはCPU230に送
信され(S20)、モニタ240の画面において、ポジ
ション「CV4」にはロット番号も基板番号も表示され
なくなり、基板不存在を示す。なお、インデクサーロボ
ット90Rはその受け取った基板をロット番号「ABC
DE」のカセットがある「ポート1」のカセットに収納
する。
【0096】その後また上記の通常ルーチンが行われて
処理及び搬送がなされた結果、ポジション「CV3」に
あった基板番号「2」の基板が「CV4」に運ばれ進ん
できた「基板移動」の発生と「CV4」内の「基板存
在」が検出されて(S15)基板の移動があったと判断
される(S16)と、今度は同じ処理ユニットであるコ
ンベアユニット80内での基板の移動であって、下流側
処理ユニットへの払い出しではない(S17)から、C
PU80aはポジション「CV3」に対応する部分のメ
モリ80bの領域に記憶されている当該基板のロット番
号と基板番号とを、ポジション「CV4」に対応する部
分のメモリ80bの領域に転送して記憶させ、ポジショ
ン「CV3」に対応する部分のメモリ80bの領域に記
憶されている当該基板のロット番号と基板番号とを消去
する(S19)。そして、そのデータはCPU230に
送信され(S20)、モニタ240の画面において、ポ
ジション「CV4」にはロットABCDEの基板番号2
の基板が存在すること、ポジション「CV3」には基板
が存在しないことを示す。
【0097】以下同様に、基板番号3の基板がポジショ
ン「CV3」に、基板番号「4」の基板がポジション名
「CV2」に運ばれて進むと、ポストベークユニット7
0の搬出部「OUT CV」にある基板番号「5」の基
板が「CV1」に進む。すると、ポストベークユニット
70では、搬送ロボット4が基板の搬送動作を行い、冷
却部「CP」にある基板番号「6」の基板が「OUT
CV」に進み、積層体70Yにある下側の加熱部「H
P」にある基板番号「7」の基板が「CP」に進み、ポ
ストベークユニット70の積層体70Yにある搬入部
「IN CV」にある基板番号「10」の基板が積層体
70Yにある下側の加熱部「HP」に進む。
【0098】これにより、ポストベークユニット70の
積層体70Yにある搬入部「INCV」が基板不存在と
なるので、脱水ベークユニット20の通過部「スルー
CV」にある基板番号「11」の基板が、ポストベーク
ユニット70の搬入部「IN CV」に運び入れられる
(時刻t2)。続いて、現像ユニット60の搬出部65
にある基板番号「12」の基板が、脱水ベークユニット
20の通過部「スルー CV」に運び入れられる(時刻
t3)。基板がこのように搬送されたとき、時刻t1、
t2、t3の時点における、現像ユニット60のメモリ
60bに記憶されているデータの内容と、現像ユニット
60のCPU60aがI/F70cを介して制御部2へ
送信するデータの内容は、それぞれ図3、図4に示す通
りである。そして、モニタ240の画面には、装置全体
の配置等を模式化して示した画像の中で、処理ユニット
像60Gの中でさらに区分けされた各処理部に対応する
部分に、図4に示した基板のロット番号と基板番号のデ
ータが重ねて割り付け表示される。
【0099】第1の実施形態の基板処理システムでは、
基板の情報がほぼリアルタイムに、しかも処理システム
の模式的な配置図とともに表示されるため、各基板がど
の処理ユニット10〜90のどのポジション(処理部)
に存在するかを確実に視認することができる。
【0100】さらに、基板が存在する部分を基板が存在
しない部分と色分けして表示するため、基板が存在する
処理ユニット及び処理部を容易に視認することができ
る。さらに、ロット中の最後の基板が存在する部分を他
の部分とは区別して表示するため、各ロットにおける基
板処理の終期を視認し易くなる。これは、別のロットが
間をあけずに続けて処理される場合に特に有効である。
【0101】さらに、モニタ240の画面上には必要最
小限の基板情報が表示され、特定の基板が存在する位置
を容易に視認することができ、ポインタの先端をいずれ
かのポジションに重ねると、ステータス及びレシピ番号
等のコメントが表示されて、基板の処理状況及び基板の
処理条件等を把握することができる。なお、ここでコメ
ントとしては、該当する基板を払出したカセットの識別
番号や払い出しポートの番号等任意の情報を表示でき
る。
【0102】この結果、基板処理装置1での基板の搬送
及び処理を適切に制御することができる。また、基板処
理装置1が偶発的に停止した場合等にも、各基板の位置
及び処理状況を即座に視認できて、事後の処理を適切に
行うことができる。
【0103】〔第2実施形態〕 〔基板処理装置〕第2実施形態の基板処理装置1も図1
と同様の構成からなる。但し、以下では、第1実施形態
と異なる部分のみを説明すると、第2実施形態の基板処
理システムは、図9に示すように、基板処理装置1に設
けられるCPU10a’〜90a’、I/F10c’〜
90c’は、第1実施形態のものとは異なる。また、制
御装置2に設けられるI/F210’、メモリ22
0’、CPU230’も第1実施形態のものとは異な
る。
【0104】図10は、現像ユニット60のI/F60
cでの送信データの具体例である。送信データの内容
は、第1実施形態の場合(図4)と異なる。即ち、本実
施形態では、図10に示すように、処理ユニット名及び
ポジション名が含まれない。CPU10a’〜90a’
は、第1実施形態と異なり、メモリ10b〜90bから
処理ユニット名及びポジション名は読み出さず、ロット
番号・基板番号・ステータス・レシピ番号・ロットエン
ドフラグ・有無フラグのみを読み出して、送信データ
(図10)を作成する。この場合、所定のポジション毎
の順番で送信データを作成することにより、各送信デー
タ(ロット番号・基板番号・ステータス・レシピ番号・
ロットエンドフラグ・有無フラグ)に対応するポジショ
ンを区別する。所定の順番は、例えば、各処理ユニット
10〜90での処理の流れに沿った順番(搬入部61、
現像部62、水洗部63、乾燥部64、搬出部65)に
する。
【0105】また本実施形態では、所定の処理ユニット
10〜90毎の順番でI/F10c〜90cから送信デ
ータ(例えば図10)を送信し、制御装置2において、
受信されたデータの順番によって、送信データがどの処
理ユニット10〜90から送信されたものか認識する。
所定の順番は、例えば、基板処理装置1での処理の流れ
に沿った順番(洗浄ユニット10、脱水ベークユニット
20、レジスト塗布ユニット30、プリベークユニット
40、I/F部50、現像ユニット60、ポストベーク
ユニット70、コンベアユニット80の順番)に決めら
れ、各処理ユニット10〜80は制御装置2への通信タ
イミングを順に連絡して所定順序で行うこととしてい
る。
【0106】〔制御装置〕図11は、本実施形態でのメ
モリ220’の内容を示したものである。図11に示す
ように、グラフィックデータは各処理ユニット10〜9
0毎にそれぞれファイル1’〜9’に別々に格納されて
おり、表示プログラムはファイル0’に格納されてい
る。第1実施形態の場合と同様に、インデクサー部9
0,洗浄ユニット10、脱水ベークユニット20、レジ
スト塗布ユニット30、プリベークユニット40、I/
F部50、現像ユニット60、ポストベークユニット7
0、コンベアユニット80の配置を模式的に表示するグ
ラフィックデータは、それぞれファイル1’〜9’に格
納されている。
【0107】但し、各ファイル1’〜9’には、第1実
施形態と異なり、処理部の数(ポジションの数)及び座
標X1Y1〜X9Y9に加えて、ユニット名及びポジシ
ョン名が含まれている。
【0108】表示プログラム(ファイル0’)は、第1
実施形態の場合と同様に、各処理ユニットのI/F10
c’〜90c’から受信した基板情報をそれぞれファイ
ル1’〜9’に割り付け、さらにファイル1’〜9’に
含まれる座標及びポジション数に基づき、モニタ240
に図6に示すような模式的な配置及び基板情報を表示す
るためのプログラムである。但し、本実施形態では、第
1実施形態と異なり、受信した基板情報に処理ユニット
名・ポジション名が含まれておらず、処理ユニット名・
ポジション名はファイル1’〜9’に含まれているもの
を用いる。
【0109】CPU230’は、メモリ220’からグ
ラフィックデータ(ファイル1’〜9’)及び表示プロ
グラム(ファイル0’)を読み出す。表示プログラム
(ファイル0’)は、I/F210’から受信した基板
情報の順番によって、その基板情報がどの処理ユニット
10〜90から送られたものかを識別し、各処理ユニッ
ト10〜90から受信した基板情報を各ファイル1’〜
9’に割り付ける。
【0110】例えば、CPU230’において表示プロ
グラムは、現像ユニット60からの基板情報(図10)
をファイル6’に割り付ける。さらに、ファイル6’に
含まれる座標X6Y6に基づいて、図6に示すモニタ2
40の画面上の(X6,Y6)の位置から現像ユニット
60の模式的な配置を描写する。そして表示プログラム
は、ファイル6’に含まれている処理ユニット名(現像
ユニット)、ポジション名(搬入部、現像部、水洗部、
乾燥部、搬出部、スルーCV)をモニタ240の画面に
表示し、受信した基板情報(ロット番号・基板番号)を
モニタ240の画面に表示する。また、表示プログラム
は、第1実施形態と同様に、基板が存在するポジション
(青色)及びロット中の最後の基板が存在するポジショ
ン(赤色)をそれぞれ色分けして表示する。また、表示
プログラムは、第1実施形態と同様に、そのポジション
におけるステータス及びレシピ番号を、コメント形式で
表示する。
【0111】〔基板情報の表示〕本実施形態における基
板情報の表示も、第1実施形態と同様のフローによって
行われる。以下、基板の表示について説明するが、基本
的な判断や動作の流れは第1実施形態と同一であるの
で、異なっている部分のみ説明すると、ステップS19
で作成される送信データが図10に示すように処理ユニ
ット名やポジション名をデータとして含まないことであ
る。しかし、各処理ユニット10〜80はフローチャー
トにあらわれない相互の連絡により所定順序でこれらの
データを制御装置2に送信する。
【0112】そこで、制御装置2は、ステップS23に
おいて、CPU230’に読み出された表示プログラム
(ファイル0’)よって、基板情報がどの処理ユニット
10〜80から送信されたものか、受信した順番に基づ
いて識別し、基板情報をファイル1’〜8’のいずれか
に割り付け、ステップS24に移行する。
【0113】ステップS24では、このように割り付け
られた基板情報及びグラフィックデータが、CPU23
0’からモニタ240に送られて表示される(図6)。
この場合、処理ユニット名及びポジション名は、ファイ
ル1’〜9’に含まれているものが画面上の該当する領
域に表示される。また、図6に示すように、モニタ24
0の画面の背景色が白色である場合に、基板が存在する
ポジションに対応する領域に青色を付し、ロット中の最
後の基板が存在するポジションに対応する領域に赤色を
付す。その後、ステップS25に移行するステップS2
5では、ポインタの先端がいずれかのポジションの領域
と重なっているか否かを判別する。ポインタの先端がい
ずれかのポジションの領域と重なっている場合は、ステ
ップS26に移行する。一方、ポインタの先端がいずれ
のポジションの領域とも重なっていない場合は、ステッ
プS21に戻る。
【0114】ステップS26では、そのポジションにお
けるステータス及びレシピ番号を、図6に示すように、
コメント形式で表示する。その後、再びステップS21
に戻り、上記の処理を繰り返す。
【0115】なお、インデクサー部90のCPU90
a’、メモリ90b’の制御動作はステップS19で作
成されるデータの違いのため第1の実施形態とは若干異
なるが、動作は第1の実施形態とほぼ同様である。イン
デクサー部90には、カセットのセット位置がポート1
からポート5までの5つ備えられており、図11に示し
た制御装置2のメモリ220’には、ポジション名とし
てポート1〜ポート5が書き込まれている。そして、基
板情報を表示する際には、図6に示すようにそれぞれの
ポジション名をインデクサー部90に対応する処理ユニ
ット像90Gの中の対応する矩形の領域に表示する。あ
わせてこのとき、CPU90a’から送られる各ポート
に対応するロット名を同じ矩形の領域にあわせて表示す
る。
【0116】第2の実施形態の基板処理システムでは、
第1実施形態と同様に、各基板がどの処理ユニット10
〜80のどのポジション(処理部)に存在するかを確実
に視認することができる。さらに、基板が存在する部分
を基板が存在しない部分と色分けして表示するため、基
板が存在する処理ユニット及び処理部を容易に視認する
ことができる。さらに、ロット中の最後の基板が存在す
る部分を他の部分とは区別して表示するため、各ロット
における基板処理の終期を視認し易くなる。さらに、モ
ニタ240の画面上には必要最小限の基板情報が表示さ
れ、特定の基板の存在する位置を容易に視認することが
でき、ポインタの先端をいずれかのポジションに重ねる
と、ステータス及びレシピ番号が表示されて、基板の処
理状況及び基板の処理条件を把握することができる。
【0117】この結果、第1実施形態と同様に、基板処
理装置1での基板の搬送及び処理を適切に制御すること
ができる。また、基板処理装置1が偶発的に停止した場
合等にも、各基板の位置及び処理状況を即座に視認でき
て、事後の対処を適切に行うことができる。
【0118】さらに、第2実施形態の基板処理システム
によれば、基板処理装置1から送信する基板情報に処理
ユニット名及びポジション名を含む必要がないので、基
板処理装置1及び制御装置2の双方において、表示のた
めの処理が簡略化される。
【0119】〔他の実施形態〕上記実施形態では、基板
の検出手段としてセンサを用いたが、基板搬送手段に基
板の移動を指令する信号を出力する指令手段と、指令手
段からの信号を受信して基板の情報を算出する読取手段
とによって基板の存否を検出しても良い。具体的には、
指令手段及び読取手段をCPU10a〜90aと所定の
手順を記載したプログラムを格納したメモリから構成す
ることができる。CPU10a〜90aが基板搬送手段
に基板の移動を指令する信号を出力した場合、CPU1
0a〜90aにおいて上記プログラムが、出力信号に基
づいて基板のポジションを算出するようにしても良い。
この場合も、基板のポジションを確実に検出することが
でき、上記実施形態と同様の効果を奏する。
【0120】また、上記実施形態では、各処理ユニット
10、30,50,60,80に対応する処理ユニット
像10G、30G,50G,60G,80Gについては
その内部の処理部の平面的な配置が平面図的に表示され
るとともに、脱水ベークユニット20、プリベークユニ
ット40、ポストベークユニット70に対応する処理ユ
ニット像20G、40G、70Gにあっては、それぞれ
のユニットの積層体20X,20Y,40X,40Y,
70X,70Yごとに該当する積層体の位置に、その積
層体の内部の処理部の上下方向の配置を、擬似的に平面
方向に変換して表示することで、結果として立体的な装
置全体のレイアウトを模擬的に平面像として表示し、そ
こに基板情報を重ねて合成する形で表現し、基板の位置
を視覚的直感的に認識できるようにしている。しかし、
このように立体的な装置レイアウトを、例えば斜視図の
ような形で立体的な像に表現する手段を設け、その立体
的な像を表示するとともにその像に基板情報を合成する
形で表現すれば、各ユニット、各処理部内の基板の位置
をより視覚的直感的に認識することができる。立体的な
像で表現すれば、装置の高さ方向のレイアウトもより容
易に理解し得る。
【0121】図1の装置構成では、各処理ユニット1
0、30,60,80の各処理部は水平方向に配置され
て基板の搬送方向も水平である。この場合、行き側にお
いては、脱水ベークユニット20の搬入部以前(洗浄ユ
ニット10のすべての処理部と、ポストベークユニット
70の通過部)におけるコンベアの高さと、脱水ベーク
ユニット20の搬出部以後(レジスト塗布ユニット30
のすべての処理部と、プリベークユニット40の搬入
部)におけるコンベアの高さとを比べると、後者が一段
高くなっている。帰り側においては、ポストベークユニ
ット70の搬入部以前(脱水ベークユニット20の通過
部と、現像ユニット60のすべての処理部と、プリベー
クユニット40の通過部)におけるコンベアの高さと、
ポストベークユニット70の搬出部以後(コンベアユニ
ット80のすべての処理部)におけるコンベアの高さと
を比べると、後者が一段高くなっている。このような構
成をより正確に表現でき、オペレータの理解が容易であ
る。
【0122】また、グラフィックデータは、上記実施形
態では処理ユニット毎に複数のファイルに格納していた
が、一つのファイルに装置全体のグラフィックデータを
納め、それらを一括で表示した上で、基板データをあわ
せて表示するようにしてもよい。また、上記実施形態で
は、説明の簡単のために各ベークユニットの通過部の制
御及び管理は上流側ユニットのCPUが行うこととした
が、他のユニットのCPUが制御する構成としても差し
支えない。
【0123】また、上記実施形態では、装置全体の処理
ユニット及び処理部の模式化したレイアウト像の中に、
各処理部に対応するように基板情報を表示していたが、
これに限らず、例えば各処理ユニット名や処理部名を表
の形で表示し、その表の中に処理部に対応するように基
板情報を表示するものであってもよい。さらに、そのよ
うな表示形式で表示した基板情報についても、基板があ
る処理部やロットエンドの基板がある処理部等の特定の
項目について、表示色を変えるなどの区別した表示方法
をとることができる。また、画面上のポインタで指定す
ることによってさらに詳細なデータなどのコメントを表
示させることも可能である。
【0124】
【発明の効果】本発明によれば、基板の情報がほぼリア
ルタイムに表示されるため、各基板がどの処理ユニット
のどのポジション(処理部)に存在するかを視認するこ
とができる。
【0125】さらに、基板が存在する部分を基板が存在
しない部分と色分けして表示するため、基板が存在する
処理ユニット及び処理部を容易に視認することができ
る。さらに、ロット中の最後の基板が存在する部分を他
の部分とは区別して表示するため、各ロットにおける基
板処理の終期を視認し易くなる。
【0126】さらに、モニタの画面上には必要最小限の
基板情報が表示され、基板の存在する位置を容易に視認
することができ、ポインタの先端をいずれかのポジショ
ンに重ねると、ステータス及びレシピ番号が表示され
て、基板の処理状況及び基板の処理条件を把握すること
ができる。
【0127】この結果、基板処理装置での基板の搬送及
び処理を適切に制御することができる。また、基板処理
装置が偶発的に停止した場合等にも、各基板の位置及び
処理状況を即座に視認できる。
【0128】別の本発明によれば、基板処理装置から送
信する基板情報に処理ユニット名及びポジション名を含
む必要がないので、基板処理装置及び制御装置の双方に
おいて、表示のための処理が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による基板処理装置の
平面図。
【図2】本発明の第1の実施形態による基板処理システ
ムのブロック図。
【図3】処理ユニットのメモリの内容の具体例。
【図4】処理ユニットのI/Fから送信するデータの具
体例。
【図5】制御装置のメモリの内容の具体例。
【図6】モニタに表示される基板情報の具体例。
【図7】各処理ユニットに共通である基板情報の表示の
フローチャート。
【図8】制御装置での基板情報の表示のフローチャー
ト。
【図9】本発明の第2の実施形態による基板処理システ
ムのブロック図。
【図10】処理ユニットのI/Fから送信するデータの
具体例。
【図11】制御装置のメモリの内容の具体例。
【符号の説明】
1 基板処理装置 2 制御装置 10〜90 処理ユニット 10c〜90c I/F(送信手段) 10d〜90d センサ(検出手段) 210 I/F(受信手段) 220 メモリ 230 CPU 240 モニタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を複数の処理ユニット間で移動させ所
    定の処理を行う基板処理装置を制御する制御装置であっ
    て、 前記各処理ユニットから送信される基板の情報を受信す
    る受信手段と、 前記各処理ユニットの配置を模式化して示すためのグラ
    フィックデータを格納する記憶手段と、 前記グラフィックデータと前記受信された基板の情報と
    を対応づける割付手段と、 前記割付手段により対応づけられた前記グラフィックデ
    ータ及び前記基板の情報を表示するとともに、前記基板
    が存在する部分を基板が存在しない部分と区別して表示
    する表示手段と、を備えた基板処理装置の制御装置。
  2. 【請求項2】基板を複数の処理ユニット間で移動させ所
    定の処理を行う基板処理装置を制御する制御装置であっ
    て、 前記各処理ユニットから送信される基板の情報を受信す
    る受信手段と、 前記各処理ユニットの配置を模式化して示すためのグラ
    フィックデータを格納する記憶手段と、 前記グラフィックデータと前記受信された基板の情報と
    を対応づける割付手段と、 前記割付手段により対応づけられた前記グラフィックデ
    ータ及び前記基板の情報を表示するとともに、特定の基
    板が存在する部分を他の部分とは区別して表示する表示
    手段と、を備えた基板処理装置の制御装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、特定の基板が存在する部
    分を他の部分とは区別して表示する、請求項1に記載の
    基板処理装置の制御装置。
  4. 【請求項4】前記特定の基板は、属するロット中の最後
    の基板である、請求項2に記載の基板処理装置の制御装
    置。
  5. 【請求項5】基板を複数の処理ユニット間で移動させ所
    定の処理を行う基板処理装置を制御する制御装置であっ
    て、 前記各処理ユニットから送信される基板の情報を受信す
    る受信手段と、 前記各処理ユニットの配置を模式化して示すためのグラ
    フィックデータを格納する記憶手段と、 前記グラフィックデータと前記受信された基板の情報と
    を対応づける割付手段と、 前記割付手段により対応づけられた前記グラフィックデ
    ータ及び前記基板の情報の一部を表示するとともに、画
    面上のポインタによって前記基板の情報をさらに表示す
    る表示手段と、を備えた基板処理装置の制御装置。
  6. 【請求項6】前記表示手段は、さらに、前記基板が存在
    する部分を基板が存在しない部分と区別して表示する、
    請求項5に記載の基板処理装置の制御装置。
  7. 【請求項7】前記表示手段は、さらに、特定の基板が存
    在する部分を他の部分とは区別して表示する、請求項6
    基板処理装置の制御装置。
  8. 【請求項8】前記特定の基板は、属するロット中の最後
    の基板である、請求項7に記載の基板処理装置の制御装
    置。
  9. 【請求項9】前記グラフィックデータは、 各処理ユニットの名称と、 各処理ユニット内での位置情報と、 を含む請求項1から8のいずれかに記載の基板処理装置
    の制御装置。
  10. 【請求項10】前記受信する基板の情報には、 前記基板が属するロットのロット番号と、 前記ロットの中で前記基板を特定する基板番号と、 前記基板が処理中であるか否かを表すステータスと、 各処理ユニットの各位置における処理条件を表すレシピ
    番号と、を含む請求項1から9のいずれかに記載の基板
    処理装置の制御装置。
  11. 【請求項11】前記受信する基板の情報には、 各処理ユニットの名称と、 各処理ユニットにおける位置情報と、をさらに含む請求
    項10に記載の基板処理装置の制御装置。
  12. 【請求項12】前記制御装置は、前記各処理ユニットと
    の間でTCP/IPによってデータを受信する、請求項
    1から11のいずれかに記載の基板処理装置の制御装
    置。
  13. 【請求項13】基板を複数の処理ユニット間で移動させ
    所定の処理を行う基板処理装置を制御する制御装置であ
    って、 前記各処理ユニットから送信される基板の情報を受信す
    る受信手段と、 前記受信した基板の情報を表示する表示手段と、を備え
    た基板処理装置の制御装置。
  14. 【請求項14】基板に所定の処理を行う複数の処理ユニ
    ットと、 基板を前記複数の処理ユニット間で移動させる基板搬送
    手段と、 前記処理ユニット及び搬送手段を制御する制御装置と、
    を備え、 前記処理ユニットは、前記基板の情報を検出するための
    検出手段と、前記検出された基板の情報を送信する送信
    手段とを有し、 前記制御装置は、前記各処理ユニットの送信手段から送
    信される基板の情報を受信する受信手段と、前記各処理
    ユニットの配置を模式化して示すためのグラフィックデ
    ータを格納する記憶手段と、前記グラフィックデータと
    前記受信された基板の情報とを対応づける割付手段と、
    前記割付手段により対応づけられた前記グラフィックデ
    ータ及び前記基板の情報を表示するとともに、前記基板
    が存在する部分を基板が存在しない部分と区別して表示
    する表示手段とを有する、基板処理システム。
  15. 【請求項15】基板に所定の処理を行う複数の処理ユニ
    ットと、 基板を前記複数の処理ユニット間で移動させる基板搬送
    手段と、 前記処理ユニット及び搬送手段を制御する制御装置と、
    を備え、 前記処理ユニットは、前記基板の情報を検出するための
    検出手段と、前記検出された基板の情報を送信する送信
    手段とを有し、 前記制御装置は、前記各処理ユニットの送信手段から送
    信される基板の情報を受信する受信手段と、前記各処理
    ユニットの配置を模式化して示すためのグラフィックデ
    ータを格納する記憶手段と、前記グラフィックデータと
    前記受信された基板の情報とを対応づける割付手段と、
    前記割付手段により対応づけられた前記グラフィックデ
    ータ及び前記基板の情報を表示するとともに、特定の基
    板が存在する部分を他の部分とは区別して表示する表示
    手段とを有する、基板処理システム。
  16. 【請求項16】基板に所定の処理を行う複数の処理ユニ
    ットと、 基板を前記複数の処理ユニット間で移動させる基板搬送
    手段と、 前記処理ユニット及び搬送手段を制御する制御装置と、
    を備え、 前記処理ユニットは、前記基板の情報を検出するための
    検出手段と、前記検出された基板の情報を送信する送信
    手段とを有し、 前記制御装置は、前記各処理ユニットの送信手段から送
    信される基板の情報を受信する受信手段と、前記各処理
    ユニットの配置を模式化して示すためのグラフィックデ
    ータを格納する記憶手段と、前記グラフィックデータと
    前記受信された基板の情報とを対応づける割付手段と、
    前記割付手段により対応づけられた前記グラフィックデ
    ータ及び前記基板の情報の一部を表示するとともに、画
    面上のポインタによって前記基板の情報をさらに表示す
    る表示手段とを有する、基板処理システム。
  17. 【請求項17】基板に所定の処理を行う複数の処理ユニ
    ットと、 基板を前記複数の処理ユニット間で移動させる基板搬送
    手段と、 前記処理ユニット及び搬送手段を制御する制御装置と、
    を備え、 前記処理ユニットは、前記基板の情報を検出するための
    検出手段と、前記検出された基板の情報を送信する送信
    手段とを有し、 前記制御装置は、前記各処理ユニットの送信手段から送
    信される基板の情報を受信する受信手段と、 前記受信した基板の情報を表示する表示手段とを有す
    る、基板処理システム。
  18. 【請求項18】基板を複数の処理ユニット間で移動させ
    て所定の処理を行う基板処理装置と、前記基板処理装置
    を制御する制御装置とから構成される基板処理システム
    における基板情報の表示方法であって、 前記各処理ユニットにおいて前記基板の情報を検出する
    第1段階と、 前記各処理ユニットにおいて、前記第1段階で検出され
    た基板の情報を制御装置に送信する第2段階と、 前記制御装置において、前記各処理ユニットから送信さ
    れる基板の情報を受信する第3段階と、 前記第3段階で受信した基板の情報を表示する第4段階
    と、を含む基板処理システムにおける基板情報の表示方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101041457B1 (ko) 2008-11-18 2011-06-16 세메스 주식회사 반도체 제조 설비 및 이를 이용한 반도체 제조 방법
JP2018036317A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社ニコン 積層装置、薄化装置、露光装置制御装置、プログラム及び積層体の製造方法

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