JP2002170192A - 歩行者情報提供システム - Google Patents

歩行者情報提供システム

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JP2002170192A JP2000366420A JP2000366420A JP2002170192A JP 2002170192 A JP2002170192 A JP 2002170192A JP 2000366420 A JP2000366420 A JP 2000366420A JP 2000366420 A JP2000366420 A JP 2000366420A JP 2002170192 A JP2002170192 A JP 2002170192A
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stone
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Shigeru Shimada
茂 嶋田
Kenjiro Fujii
健二郎 藤井
Munetoshi Unuma
宗利 鵜沼
Takeshi Horie
武 堀江
Atsuya Toyama
敦也 外山
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置情報や周囲状況を容易にかつ正確に提供
することのできる歩行者情報提供システムを提供するこ
と。 【解決手段】 ID情報が記録されおり任意の箇所に設
置されている情報発信装置からID情報読出手段を用い
て、前記情報発信装置に記録されているID情報を読み
出し、前記ID情報に基づいて、前記ID情報に対応し
て予め測定記憶されている位置情報を呼び出し演算し、
前記呼び出した位置情報に基づいて予め設定してある複
数の位置環境情報を呼び出し演算し、前記複数の位置環
境情報の中から歩行者の要求に応じた位置環境情報を提
供できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行者に歩行する
上に必要な情報を提供する歩行者情報提供システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から視覚障害者が歩行する場合、視
覚障害者は、白杖を使用して歩行先の状況を探りなが
ら、安全を確保しつつ歩行している。一般道路には、点
状の突起あるいは線状の突起を設けた1枚当たり一辺約
300cmの方形盲人用のブロックが敷設されており、
視覚障害者は、この突起を歩行は足裏で確認しながら、
「進行報告」「進行の警告」等の単純な情報を得てい
る。このような盲人ブロックの多くが黄色に着色してあ
り、弱視者の場合、この黄色の盲人ブロックを目印とし
て行動している。
【0003】このように従来の視覚障害者用の歩行誘導
は、路面に敷設されたブロックの凹凸によって誘導する
視覚障害者の触覚に頼るもので、視覚障害者が目的地に
到達するための情報の提供は全くなされていない。まし
てや視覚障害者は、視覚が不自由なため、健常者のよう
に目的地に到達するまでの周囲の情報を得ることは難し
く、視覚障害者が健常者と同等な行動をとることはより
以上の困難性を有している。
【0004】視覚障害者が歩行するにあたって、路面に
敷設されたブロックの凹凸を確認しながら歩行するので
は、「進行報告」「進行の警告」等の単純な情報しか得
ることができない。このため歩行する視覚障害者は、自
分が現在歩行している位置が何処であるか性格に把握す
ることができず、視覚障害者の周囲に生じる様々な現象
も伝えられることがない状態となっている。したがっ
て、健常者であれば容易に回避できるような危険な状態
であっても、視覚障害者が歩行するに当たっては容易に
回避できない状態にあることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、路
面に敷設されたブロックの凹凸を触覚によって確認しな
がら歩行するため、移動する歩行者へ瞬時に高精度な位
置情報と周囲の状況を伝えることのできないものとなっ
ている。視覚障害者を安全かつ容易に歩行誘導するに
は、移動する歩行者(視覚障害者)へ瞬時に高精度な位
置情報と周囲の状況を伝える必要があり、そのためには
視覚障害者に視覚以外の手段によって情報を伝達する歩
行者誘導ブロックが必要である。このためには、位置情
報や周囲状況を入力することのできる誘導ブロックを主
要箇所に敷設し、その位置情報や周囲状況を正確に入力
し、入力した位置情報や周囲状況を視覚障害者が取得で
きるようにすることが大切である。
【0006】本発明の目的は、位置情報や周囲状況を容
易にかつ正確に提供することのできる歩行者情報提供シ
ステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴は、
情報発信装置からID情報を読み出し、このID情報に
対応する位置情報に基づいて予め収集された位置環境情
報を歩行者の要求に応じて提供するようにしたものであ
る。
【0008】本発明の他の1つの特徴は、情報発信装置
にID情報を書き込み、この書き込んだID情報を読み
出し、このID情報に基づく位置情報から複数の位置環
境情報を呼び出し、歩行者の要求に応じて位置環境情報
を提供するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を適用したシステ
ムの全体構成図を示す。本システムは、ユーザ端末であ
るスマートPDA1及び電子杖2、情報発信装置である
GIストーン3及び歩行者ビーコン(MIストーン)
5、GIストーン3等に情報を書き込む情報発信装置用
の情報書込装置である電子タグライタ4、測位信号を放
送する手段であるGPS人工衛星、MIストーン6とG
Iストーン3に書込む情報を管理する管理センタ7、地
理空間情報センタに情報を提供するコンテンツセンタ1
0、コンテンツセンタ10から得た情報を管理センタ7
に提供する地理空間情報センタ9、を有する構成であ
る。
【0010】GIストーン3及び歩行者ビーコン5は情
報発信装置であり、記憶媒体(メモリ又はハードディス
ク等)と、その記憶媒体に記憶された情報を発信する手
段を備えている。GIストーン3は、特定の帯域の信号
を受け取るとその信号の電力を用いて駆動する回路を用
いるか太陽電池パネル等で電源を確保する構成である。
このGIストーン3が有する記録媒体には、GIストー
ン毎個別のID情報、位置情報(緯度経度、高度等)、
障害物情報(周囲に歩行を妨げる障害物があるか否か、
階段等の情報)、危険情報(数m四方上部空間に突起物
がある)、地域情報(左右前後数m〜十数mにコンビニ
エンスストア・病院・交番・公衆便所・郵便局等の設備
建物の配置情報や地図情報)、誘導情報を記憶すること
ができるようになっている。MIストーン5は、ゲート
ウェイ6と通信回線を介して管理センタ7に接続されて
おり、管理センタ7から送信されてくる各GIストーン
と各MIストーンのID情報、設置位置、危険情報、設
置位置に関係する属性情報等を受信する。さらに、DS
RC等の無線通信手段で、管理センタから受信した情報
を放送している。
【0011】スマートPDA1は、EGPS(Enhanced G
lobal Positioning System)や地上のCdma基地局の三
角測量方式等に代表される高感度の位置測位結果を用い
て、スマートPDAを使用しているユーザ自身の位置
を、10〜20m程度の解像度で把握する機能を有する
もので、位置測位、方位計測、Bluetoothインタフェー
ス、DSRCインタフェース、携帯電話通信インタフェース
の5つの機能を統合したCLA (Compass Location Ad
apter)とPDAを一体化した構成のものである。また、
このスマートPDA1は、MIストーン5から無線で情
報を受信するとともに、電子杖2に対して情報を送る。
なお、この通信は。Bluetoothによりなされている。
【0012】電子杖2は、主に視覚障害者が使用し、G
Iストーン(電子タグ)3に書き込まれた情報を読み取
る機能を有するものである。視覚障害者には、この電子
杖2により読み取った情報に基づいて、スマートPDA
1、MIストーン5を介して管理センタから位置情報等
を受信する。
【0013】書込装置40は、管理センタ7から送信さ
れてきた情報を受信するとともに、GIストーン(電子
タグ)3のメモリーに、記憶させる個別のID情報、位
置情報、障害物情報、危険情報、地域情報、誘導情報等
を情報発信装置へ情報を書き込む。MIストーン5は、
歩行者ビーコンとも呼ばれ、管理センタ7から受信した
情報をDSRC等によりスマートPDA1に情報を送信
する。
【0014】管理センター7は、書込装置4から各情報
発信装置に付されたID情報や情報発信装置が設置され
た位置情報等を受信するとともに、MIストーン5のI
D情報やMIストーン5の位置情報等を受信する。ま
た、地理空間情報センタ9からの地図情報や施設や建物
の配置情報等も受信する。また、電子杖2から通信回線
を介してGIストーン3のID情報を受信すると、その
ID情報が付されたGIストーンの位置情報から、この
位置に関係する地域情報等を取り出し、MIストーン5
や通信回線を介してスマートPDA1と電子杖2に送信
する。なお、管理センタ7とMIストーン5の間や管理
センタ7と情報書込装置4の間は地域毎に管理センタと
同構成の地域管理センタを設けることで処理が高速にす
ることができる。
【0015】コンテンツセンター10は、ランドマーク
DBセンター、地図DBセンター等ので構成され、設備
や施設といった地図情報や地域情報を格納している。地
理空間情報センター9は、コンテンツセンター10から
送信されてくる情報を管理センタで利用しやすいよう
に、位置情報(座標等)を基準にしたテーブルを用意し
ておき、コンテンツセンター10からの情報を整理す
る。
【0016】図2は、所定間隔で設置した後のGIスト
ーンに対して、情報の書き込みを行う処理フローであ
る。図3は、所定間隔で設置した後のID情報記録済み
GIストーンに対して、情報の書き込みを行っている図
である。
【0017】情報書込装置40は、情報読取装置(タグ
読書装置)401、スマートPDA(手入力装置を含む
制御マイコン)402及び測位装置403から構成され
ている。情報読取装置401は、ID情報の送信要求を
GIストーン3に対して送信する。この際の電波により
GIストーンに電力が供給される。また、GIストーン
からの電波を受け取るために、情報読取装置401をG
Iストーンの上方50cm以内に近づける。すると、5
0cm以内に近づいた情報読取装置401はGIストー
ンのID情報を受け取ることができる。これは、電力消
費を抑制するために出力を抑制しているためである。
【0018】測位装置403を用いて、GIストーン3
の設置場所の近傍で測位を行うと、、GIストーン3の
位置が求まる。この求めた位置情報をスマートPDA4
02に送る。 なお、測位にはRTK−GPSを用い
る。これは、視覚障害者のことを考慮するとRTK―G
PSのように精度が高い測位手段でないと、安全な歩行
環境を整備することが困難だからである。たとえば、1
メートル幅等の歩道にも設置することを考慮すると、現
状RTK−GPSが望ましいと考える。
【0019】スマートPDA402は、受信したID情
報と位置情報を管理センタ7へ対応付けて送信する。ま
た、GIストーン3と情報書込装置40とのデータのや
りとりは、図9に示す如き構成で行われる。すなわち、
GIストーン3は、位置が固定された記録媒体(メモ
リ)301と、データ転送手段302とによって構成さ
れている。また、情報書込装置40は、データ転送手段
(情報読取装置)401と、位置計測手段(測位装置)
403と、図示していないがこれを制御するスマートP
DA402によって構成されている。このGIストーン
3と情報書込装置40とのデータのやりとりは、データ
転送手段302とデータ転送手段(情報読取装置)40
1との間で、赤外、電磁波、有線等の通信手段70によ
って行っている。
【0020】また、情報書込装置40のスマートPDA
402には、図10に示す如く、利用者のIDコードと
利用者の個人情報(氏名、住所、年齢、職業、家族構
成、掛かり付けの医者、身障等級等)を関連付けて記憶
される。また、スマートPDA402のIDコードのデ
ータは、スマートPDA402のそれぞれに対応するI
Dコードを設定して記憶するものである。また、情報書
込装置40の位置情報データは、GIストーン3のID
コードのそれぞれに対応させて記憶するもので、図11
に示す如く記憶される。なお、スマートPDAに備えた
入力手段からその場所の危険要因や周辺建築物等の地域
情報を受け付け、ID情報や位置情報とともに送信する
こともできる。
【0021】図4は、所定間隔で設置した後のID情報
記録なしGIストーンに対して、情報の書き込みを行う
処理フローである。処理の主体は、図2に比べ変化はな
いが、GIストーンにID情報が入っていないことから
大きく各主体の処理が変化している。
【0022】まず、スマートPDA402は、管理セン
タ7へ空きID情報をセンタに問い合わせる。このGI
ストーン3へのID情報の書込によって管理センタ7側
でGIストーン3の管理を行うことができる。管理セン
タ7はID情報を割り振り、スマートPDA402へ送
信する。測位装置401は図2と同様に、設置場所の位
置情報を求め、スマートPDA402に送信する。
【0023】スマートPDA402は、情報読取装置4
01にID情報(ID番号)の書込指令を出力し、情報
読取装置(タグ読書装置)401は、スマートPDA4
02からの指令に基づきGIストーン3にID情報を書
き込む。また、この際、測位装置403から得られた測
位信号(測位データ)を同時に書き込むこともできる。
【0024】図5は、所定間隔で設置した後のID情報
記録なしGIストーンに対して、情報の書き込みを行う
処理フローである。処理の主体は、図2に比べ変化はな
いが、GIストーンにID情報が入っていないことから
大きく各主体の処理が変化している。まず、スマートP
DA402は、管理センタ7へ空きID情報をセンタに
問い合わせる。このGIストーン3へのID情報の書込
によって管理センタ7側でGIストーン3の管理を行う
ことができる。他の処理は図4に説明したものと同一で
ある。
【0025】図6は、GIストーン製造時にシリアルI
D(ID情報)が書き込まれているGIストーンを所定
間隔で設置したときの処理フローである。情報読取装置
401は、GIストーン3からGIストーン3に記憶さ
れているID情報を読み取り、この読み取ったGIスト
ーン3のID情報をスマートPDA402に送る。これ
と同時に、測位装置403を用いて、GIストーン3の
設置場所の近傍で測位を行い、GIストーン3の位置を
求める。この求めた測置情報は、スマートPDA402
に送られる。
【0026】スマートPDA402は、受信したID情
報と測位情報を管理センタ7へ対応付けて送信する。な
お、スマートPDA402に備えた入力手段からその場
所の危険要因や周辺建築物等の地域情報を受け付け、I
D情報や位置情報とともに送信することもできる。そし
て、この危険要因や周辺建築物等の地域情報は、情報読
取装置401によってGIストーン3に書き込むことも
できる。
【0027】図7は、図2〜図6のシステムを用いて行
う誘導方法の処理フローである。
【0028】端末装置100は、情報読取装置(GIス
トーンリーダー)101、スマートPDA1及びMIス
トーンリーダー102から構成されている。情報読取装
置(GIストーンリーダー)101は、情報読取装置
(タグ読書装置)401と同じである。また、スマート
PDA(1は、スマートPDA(手入力装置を含む制御
マイコン)402と同一である。MIストーンリーダー
102は、MIストーンから放送される情報を読み込む
ものである。
【0029】各種監視用センサ(路温センサ、画像セン
サ等)20からは、障害情報等を時事刻々管理センタ7
に送られてくる。管理センタ7では、各種監視用センサ
20から送られる障害情報に対応するGIストーン3の
IDを把握する。これらの情報は、管理センタ7からM
Iストーンの放送内容に反映される。
【0030】MIストーンは、駅などを降りたら周囲の
GIストーン3情報をMIストーンリーダー102に放
送し、この放送内容は、スマートPDA1に取り込まれ
る。スマートPDA1では、目的地を設定入力すると、
障害物を考慮して経路を演算し、表示する。移動がある
と、その都度、GIストーン3からのID情報を情報読
取装置(GIストーンリーダー)101を介してスマー
トPDA1に取り込む。これによって新たな経路の演算
を行い、利用者に通知する。
【0031】図8も、図2〜図6のシステムを用いて行
う誘導方法の処理フローである。このフローは、MIス
トーンがない場合の処理である。端末装置200は、情
報読取装置(GIストーンリーダー)201、及び通信
装置202、スマートPDA1から構成されている。通
信装置202は、管理センタ7との通信を行うもので、
特別なものではない。
【0032】スマートPDA1で目的地の設定入力を行
うと、通信装置202を用いて、管理センタ7に、目的
地までのGIストーン3の列情報を要求し、管理センタ
7からは、障害物を考慮して演算した目的地までのGI
ストーン3の列情報が通知される。
【0033】移動があると、その都度、GIストーン3
からのID情報を情報読取装置(GIストーンリーダ
ー)101を介してスマートPDA1に取り込む。これ
によって新たな経路の演算を行い、利用者に通知する。
さらに報読取装置(GIストーンリーダー)101は、
交差点情報などのリアルタイム情報をGIストーン3か
ら取り込み情報に反映する。
【0034】図12〜13には、画像センサを用いた歩
行誘導サービスの実施の形態が示されている。図12に
おいて、画像センサは、道路の交差点に設置され、交差
点内の歩行者の通行範囲を監視している。この画像セン
サは、道路の交差点内に自動車が停車していれば、それ
を画像認識して検知し、歩行者に伝えるようになってい
る。
【0035】図13に画像センサを用いた歩行誘導サー
ビスのフローチーャートが示されている。すなわち、ス
テップ900において、画像センサ90によって、画像
を取り込み管理センタ50に送信する。そして、ステッ
プ902において、管理センタ50では、この画像セン
サ90から送信されてきた画像データを受信し、ステッ
プ904において、パターンマッチングによって障害物
の有無を判定する。ステップ906において、画像位置
の特定を行うと、ステップ908において、位置情報か
ら個人IDの検索を行う。そして、検索した個人IDか
ら位置を特定し、ステップ910において、画像センサ
90から送信されてきた画像データをパターンマッチン
グによる障害物の有無の判定を行い、その結果を電子杖
60に送信する。電子杖60では、ステップ912にお
いて、障害物の有無の判定結果を受信し、これをステッ
プ914において、ユーザーに送られる。
【0036】障害物が合った場合、この障害物がどのよ
うなもので、どのように歩行の妨げになっているかを判
定するため、ステップ916において、再度、画像セン
サ90から送信されてきた画像データをパターンマッチ
ングによって障害物の判定をおこなう。この障害物情報
をステップ918において、電子杖60に送信する。こ
の障害物情報は、ステップ920において、電子杖60
で受信され、ステップ922において、ユーザーに送ら
れる。
【0037】この障害物がどのようなものであるか判明
し、視覚障害者にとって歩行が困難な場合には、ステッ
プ924において、別経路の検索を行い、検索結果をス
テップ926において、電子杖60に送信する。この検
索した別経路は、ステップ928において、電子杖60
で受信され、ステップ930において、ユーザーに送ら
れる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、位
置情報や周囲状況を容易にかつ正確に入力することがで
きる。
【0039】さらに、本発明によれば、情報発信装置の
周辺の状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩行誘導システムの全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す情報提供シス
テム図である。
【図3】図2に図示の情報提供システムの書込の状態を
示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す情報提供シス
テム図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す情報提供シス
テム図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す情報提供シス
テム図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示す情報提供シス
テム図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示す情報提供シス
テム図である。
【図9】図2に図示の情報提供システムのGIストーン
と情報書込装置のブロック構成図である。
【図10】図2に図示の情報提供システムの利用者管理
データを示す図である。
【図11】図2に図示の情報提供システムの管理センタ
における位置情報管理データを示す図である。
【図12】画像センサを用いた本発明の別な実施の形態
を示す情報発信装置用情報書込システム図である。
【図13】図12に図示の画像センサを用いた本発明の
別な実施の形態を示す情報発信装置用情報書込システム
の動作フローチャートを示す図である。
【符号の説明】 3………………………GIストーン 40……………………情報書込装置 401…………………情報読取装置 402…………………スマートPDA 403…………………測位装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜沼 宗利 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 堀江 武 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 外山 敦也 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 Fターム(参考) 2C032 HB22 HC11 5H180 AA23 BB04 CC04 FF05 FF27 5K067 AA21 BB36 DD20 EE02 EE14 FF02 FF03 FF25 FF31 JJ52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ID情報が記録されおり任意の箇所に設
    置されている情報発信装置からID情報読出手段を用い
    て、 前記情報発信装置に記録されているID情報を読み出
    し、 前記ID情報に基づいて、前記ID情報に対応して予め
    測定記憶されている位置情報を呼び出し演算し、 前記呼び出した位置情報に基づいて予め設定してある複
    数の位置環境情報を呼び出し演算し、 前記複数の位置環境情報の中から歩行者の要求に応じた
    位置環境情報を提供することを特徴とする歩行者情報提
    供システム。
  2. 【請求項2】 外部から読み書き可能なメモリを備えた
    情報発信装置を任意に選定した箇所に設置し、 書込装置を用いて前記情報発信装置にID情報を書き込
    み、 選定した情報発信装置に記憶されているID情報を読み
    出し、 前記読み出したID情報に基づいて当該情報発信装置の
    位置情報を演算し、 前記演算した位置情報に基づき、予め設定してある複数
    の位置環境情報を呼び出し演算し、 前記複数の位置環境情報の中から歩行者の要求に応じた
    位置環境情報を提供することを特徴とする歩行者情報提
    供システム。
  3. 【請求項3】 外部から読み書き可能なメモリを備えた
    情報発信装置を任意に選定した箇所に設置し、 書込装置を用いて前記情報発信装置に任意に設定した書
    込情報を書き込み、 選定した情報発信装置に記憶されている書込情報を読み
    出し、 前記読み出した書込情報に基づいて当該情報発信装置の
    位置情報を演算し、 前記演算した位置情報に基づき、予め設定してある複数
    の位置環境情報を呼び出し演算し、 前記複数の位置環境情報の中から歩行者の要求に応じた
    位置環境情報を提供することを特徴とする歩行者情報提
    供システム。
  4. 【請求項4】 前記書込情報は、前記情報発信装置毎に
    特定したID情報と、該情報発信装置の設置された位置
    を表す位置情報である請求項3に記載の歩行者情報提供
    システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の位置環境情報は、障害物情
    報、危険情報、場所に関する属性情報である請求項1、
    2、3又は4に記載の歩行者情報提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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