JP2002169198A - マクロ撮影可能なカメラ - Google Patents

マクロ撮影可能なカメラ

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JP2002169198A
JP2002169198A JP2000367500A JP2000367500A JP2002169198A JP 2002169198 A JP2002169198 A JP 2002169198A JP 2000367500 A JP2000367500 A JP 2000367500A JP 2000367500 A JP2000367500 A JP 2000367500A JP 2002169198 A JP2002169198 A JP 2002169198A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アダプターなどの格別のアクセサリーを使用
したり、光ファイバーなどの部品増大を招くことなく、
更にはストロボを代用することなく、既にカメラに備え
られている機能品を活用してマクロ撮影用の照明光源を
実現することにより、コストダウンを図ることができ
る。 【解決手段】 マクロ撮影時の照明用光源として、カメ
ラ1の機能部品として既に具備されているLCDモニタ
ー5のバックライト部を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLCDモニターを備
え且つマクロ撮影が可能なカメラに関し、特に部品点数
の増大、構成の複雑化等を招くことなく画質のよいマク
ロ撮影が可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ本体に装備されたストロボ等の照
明用光源を用いてカメラによる撮影を行う際に被写体が
撮影レンズから例えば30cm以遠に位置している場合
には、照明用光源からの配光範囲内に被写体を位置させ
て撮影を行うことができるが、上記距離よりも近い距離
にて被写体を撮影するマクロ撮影(接写撮影)において
は、撮影範囲全体に照明用光源からの光を照射すること
が困難となり画質が低下する。各種カメラを用いたマク
ロ撮影は、被写体からカメラの撮影レンズまでの距離
が、通常の撮影に比べて極端に短い。一般のカメラを例
にとると、通常撮影では前記距離が30cm〜無限、が
普通であるが、マクロ撮影の場合には最至近撮影距離が
1cm〜となる製品も有る。その場合、マクロ撮影を行
いたい被写体面に、外光が当たりにくくなるため被写体
面に十分な光が回り込まないケースが出てくる。また、
屋内などで撮影する場合など、もともと十分な外光に恵
まれないところでの撮影シーンも多い。そう言った場
合、マクロ撮影で照明光源が欲しいと言ったケースが多
く考えられる。なお、外部のアクセサリーを使ったマク
ロ撮影用の照明装置は既に公知のものとして製品化さ
れ、一般用にも販売されている。しかし、これらを実際
に使ってみると、寸法が大きく、カメラ本体と照明装置
とを接続する接続ケーブルなどがあり、取りまわしが非
常に煩雑である。また価格もそれなりに安価なものでは
ない。また、特開平11−218809号公報「至近撮
影用ストロボアダプター」((株)五光インターナショ
ナルコーポレーション)には、至近距離でストロボを発
光させた際に適切な配光による撮影を可能にする外付け
のストロボアダプターをストロボの出射面に覆うように
配置する構成(撮影時にカメラのストロボにアダプター
を装着して行う)が開示されている。しかし、別部材の
アダブターをマクロ撮影するたびに取り付ける作業は繁
雑であり、アダプターを携帯、保管する手間などが必要
となるため、不便である。
【0003】次に、特開平10−48711号公報「マ
クロ撮影時に配光方向を撮影レンズの光軸側へ傾けるこ
とができるストロボ装置及びカメラ」(ミノルタ
(株))には、通常撮影に使用するストロボをマクロ撮
影時にはストロボの反射傘の角度を変化させることによ
ってマクロ撮影時の照明光源として活用する技術が開示
されている。しかし、ストロボ光は、実際撮影する瞬間
には発光するが、撮影直前にアングルを決める際などは
発光していない。その為、十分な照明光を照射しながら
のモニターリングが困難となる。また、撮影時において
は、照明光源となる強いストロボ光が、被写体面で反射
したり、或は、明るすぎて被写体が何なのか判別できな
いという白トビ現象が発生することが懸念される。次
に、特開平10−313422号公報(電子スチルカメ
ラ)には、LCDモニターのバックライト光源を光ファ
イバーにて被写体面に誘導し照明光源として活用する技
術が開示されている。しかし、光ファイバー等の別部材
を介してLCDモニターのバックライト光を被写体に導
く構成は部品点数の増大と、照明効率の低下という不具
合をもつ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、アダプターなどの格別のアクセサ
リーを使用したり、光ファイバーなどの部品増大を招く
ことなく、更にはストロボを代用することなく、既にカ
メラに備えられている機能品を活用してマクロ撮影用の
照明光源を実現することにより、コストダウンを図るこ
とを課題とする。即ち、本発明では、バックライトを有
するLCDモニター等をマクロ撮影時の光源として活用
しているので、常にバックライトを有するLCDモニタ
ーを照明しながらマクロ撮影時に被写体に対するアング
ル調整ができ、モニターリングを行いながら配光状況を
確認することが可能となる。また、ストロボを代用しな
いので撮影時の光量が過大となって、撮影品質が低下す
ることがない。また、光ファイバーなどを介さず、直接
的に被写体に対して照明するので照明効率が良くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、撮影レンズを備えたカメラ本体
と、バックライト部を有したLCDモニターと、を備え
たマクロ撮影可能なカメラにおいて、マクロ撮影時の照
明用光源として前記LCDモニターのバックライト光を
利用したことを特徴とする。請求項2の発明は、前記L
CDモニターの中央部を、前記カメラ本体の撮影レンズ
の光軸部と一致するように配置し、該LCDモニターを
回転、或いは揺動させることでマクロ撮影用の照明用光
源として利用できるようにしたことを特徴とする。請求
項3の発明は、前記LCDモニターは、前記カメラ本体
によって横方向へスライド自在に支持されており、マク
ロ撮影時にはLCDモニターを前記撮影レンズの光軸部
と一致する位置に移動可能に構成されていることを特徴
とする。請求項4の発明は、前記LCDモニターは、L
CDモニター本体と、バックライト部とから成り、バッ
クライト部はLCDモニター本体に対してリンク手段を
介して回動可能に支持されていることを特徴とする。請
求項5の発明は、前記LCDモニターは、LCDモニタ
ー本体と、バックライト部とから成り、バックライト部
はLCDモニター本体に対してヒンジによって回動可能
に支持されていることを特徴とする。請求項6の発明
は、前記LCDモニターが前記カメラ本体より着脱可能
であることを特徴とする。
【0006】請求項7の発明は、撮影レンズを備えたカ
メラ本体と、バックライト部を有したLCDモニター
と、を備えたマクロ撮影可能なカメラにおいて、マクロ
撮影時の照明用光源として前記LCDモニターのバック
ライト光を利用し、前記LCDモニターは、カメラ本体
に対して着脱可能なLCDモニター本体と、該LCDモ
ニター本体に対して回転、揺動自在に支持されたバック
ライト部とを備えていることを特徴とする。請求項8の
発明は、撮影レンズを備えたカメラ本体と、バックライ
ト部を有したLCDモニターと、を備えたマクロ撮影可
能なカメラにおいて、マクロ撮影時の照明用光源として
前記LCDモニターのバックライト光を利用し、前記L
CDモニターは、カメラ本体に対して回動或いは揺動自
在に枢支されたLCDモニター本体と、該LCDモニタ
ー本体に対して着脱自在に構成されたバックライト部と
から成ることを特徴とする。請求項9の発明は、前記バ
ックライト部を有したLCDモニターの液晶表示面全体
の輝度を、被写体の条件或はLCDモニターの位置など
の条件に応じて、任意に切り替えられることを特徴とす
る。請求項10の発明は、前記バックライト部を有した
LCDモニターの液晶表示面の輝度を、被写体の条件或
はLCDモニターの位置などの条件に応じて、液晶表示
面のエリア毎に任意の複数段階に切り替えできることを
特徴とする。請求項11の発明は、前記LCDモニター
の使用モードとして、「使用する或いは使用しない」モ
ード、又は「常時使用する或いはレリーズ時(画像を取
り込む時)だけ使用する」モードのいずれかを選択でき
るように構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態によって詳細に説明する。図1(a)乃至(f)
は、本発明の一実施形態に係るマクロ撮影可能なカメラ
の構成及び動作を示す説明図である。このカメラ1は、
前面に撮影レンズ3を、上面適所にレリーズ釦4等を備
えたカメラ本体2と、カメラ本体2の上部適所に揺動自
在に支持された矩形平板状のLCDモニター5等を有す
る。LCDモニター5はカメラ本体2の前端面に設けた
撮影レンズ3の直上に設けた枢支部10によって横方向
A及び上下方向Bへ夫々回動自在に支持されることによ
って任意の方向に揺動可能に構成されている。また、L
CDモニター5は、バックライト部からのバックライト
光によって照明される液晶表示面6を有している。枢支
部10は、(e)の要部拡大正面図に示すように横方向
Aへの回動を許容する軸A15と、上下方向への回動を
許容する軸B16から成る2軸枢支機構によって、LC
Dモニター5の突部17を各方向A、Bに回動自在に支
持した構成を備える。カメラ本体2の上面には、LCD
モニター5を収納するための収納用凹所20が形成さ
れ、LCDモニターの不使用時、或いは液晶表示面6を
上向きにセットして使用する場合には、LCDモニター
を枢支部10にて回動させてこの凹所20内にLCDモ
ニター5を嵌合させる。一方、LCDモニター5を起立
させた状態でモニターとして使用する場合には枢支部1
0を利用してLCDモニターを起立させて所望方向に向
けてから表示面6を目視しながら撮影を行う。
【0008】更に、本発明の第1の実施形態では図2の
使用状態説明図に示すように被写体21をマクロ撮影す
る場合に、撮影レンズ3の画界内に位置する被写体21
に対する照明をLCDモニター5を利用して行うように
している。即ち、光量の大きいストロボを使用せずに、
LCDモニター5の液晶表示面6を被写体21に向けて
おき、適度な光量を有したバックライト部からの光を照
射することによって、被写体に対するアングル調整をモ
ニターリングしながら行い、配光状況を確認することが
できる。更に、マクロ撮影時の照明光源としてもこのバ
ックライト光を使用することができる。ストロボからの
光は、マクロ撮影時には、被写体に対する過剰は照明と
なって撮影画質の低下をもたらすが、バックライト部か
らの光はマクロ撮影時の光量としては最適である。な
お、液晶表示面6を利用したモニタリングは、撮影者が
被写体側から液晶表示面6を見ながら行い、レリーズ釦
4の操作も同様の姿勢にて行うこととなる。収納用凹所
20内に収納された状態にあるLCDモニター5を図2
の姿勢に移動させる場合には、まず図1(a)のように
軸B16を利用してLCDモニター5を起立させてか
ら、(b)(c)のように軸A15を利用して横方向に
回動させ、その後(d)のように液晶表示面6が被写体
21を向くように下向き傾斜させる。このように、本実
施形態では、マクロ撮影時の照明用光源として、バック
ライト部を持つLCDモニターを利用したので、マクロ
撮影を行う時は、枢支部10を支点にして、表示面6を
被写体側へ向け、LCDモニター5はバックライト部を
明るくした状態にして、撮影したい被写体を照明するよ
うに、モニター面を調整しながら適切な位置にセットし
て撮影を行う。前述のように従来のカメラに使用される
マクロ撮影用の照明装置(照明光源)は、アクセサリー
の形として外部取り付け方式で提供されたり、或いはカ
メラ本体内蔵と言う形をとっているが、いずれもマクロ
撮影用の照明光源として専用に備えているものである。
その為コストの点やスペースの点からすると問題であ
り、改善の余地があった。そこで、本発明では、カメラ
の機能品としてすでに備わっているLCDモニターを活
用することにより、アクセサリーのような形で別途外付
け取り付けの形をとらず、従来の機能品を活用すること
で、スペースをとらずにコストを抑えた形で、従来のマ
クロ撮影時の機能を実現することができる。
【0009】更に、本発明の第2の実施形態では、図1
(f)から明らかなように、バックライト部を有したL
CDモニター5の横方向中央部Lを、カメラ本体2の撮
影レンズ3の光軸部(光軸中心)Cと一致するように配
置し、LCDモニター5を回転、揺動させることでマク
ロ撮影用の照明用光源として利用できるようにしてい
る。LCDモニター5の位置は、その中央部Lが、撮影
レンズ3の光軸部Cに対応する位置にあることによっ
て、被写体を効率良く照明する上で最良の結果をもたら
す。その為、図1(f)に示すように撮影レンズ3の光
軸部Cと同じ位置に液晶表示面6の中央部Lが来るよう
に、設計レイアウトする。尚、ユーザーがこのような構
造のLCDモニター5でマクロ撮影を行う場合、図2の
ように、被写体21側よりLCDモニターの液晶表示面
6を観察しながら撮影を行うことで、撮影時の条件だし
などを観察しながらの撮影セッティングが可能となる。
このように、本発明の第2の実施形態では、カメラ本体
2の撮影レンズ3の光軸部に一致する位置にLCDモニ
ターの中央部が来るような配置としたので、マクロ撮影
時の照明光源によりできるだけ効率良く被写体を照明す
ることができ、モニターリング時、及びマクロ撮影時
に、夫々適した照明を行うことができる。
【0010】次に、図3は本発明の第3の実施形態に係
るマクロ撮影可能なカメラの説明図であり、(a)は正
面からの斜視図、(b)は一部断面正面図である。この
実施形態に係るマクロ撮影可能なカメラ(以下、カメ
ラ、という)1においては、LCDモニター5は、カメ
ラ本体2によって横方向へスライド自在に支持されてお
り、マクロ撮影時にはLCDモニター5の中央部Lをカ
メラ本体2の前面に設けた撮影レンズ3の光軸部Cと一
致する位置に移動可能に構成されており、更に2軸揺動
機構から成る枢支部10を介してLCDモニターを揺動
させることでマクロ撮影用の照明用光源として利用でき
るように構成している。即ち、LCDモニター5を有す
るカメラ1において、通常の撮影時にはLCDモニター
5はカメラ本体2の中央部(撮影レンズの光軸部)に配
置されていないが、マクロ撮影を行う場合には、第2の
実施形態の場合のようにLCDモニター5を撮影レンズ
3の中央部にスライド移動させて、LCDモニターの表
示面6を任意の方向に揺動させて被写体へ方向付けさせ
ることを可能としたので、マクロ撮影用の照明装置とし
て利用することが可能となる。マクロ撮影時の照明光源
として利用するLCDモニター5の中央部Lは、カメラ
本体の撮影レンズ光軸Cと一致していることが望まし
い。しかし、たとえばカメラのデザイン上の制約等によ
り、普通に撮影する時など、撮影レンズ3の光軸部C上
に液晶表示面6の中央部Lを位置させるレイアウトをと
れない場合もあり得る(図3(a)の場合)。そこで、
本発明は、このような場合であっても、マクロ撮影時に
被写体の照明光源が必要となる場合には、照明光源の照
明効率を改善し、撮影レンズ3の光軸上に液晶表示面6
の中央部Lを合わせられるように枢支部10を横方向へ
スライドさせるように構成した。
【0011】具体的な実施例としては、枢支部10の構
成は、例えばカメラ本体2の上面適所に設けた横方向へ
延びるガイド溝(ガイド手段)25と、下面から突設さ
せた軸A15をガイド溝25内に遊嵌させて横方向へス
ライド移動、且つ回転するスライドブロック26と、ス
ライドブロック26を横方向に貫通した軸B16の突出
した両端部によって前後方向へ回動可能に支持されたL
CDモニターの被枢支部27と、を有する。このため、
LCDモニター5は、ガイド溝25に沿って横方向へス
ライド移動可能であるとともに、揺動可能である。ま
た、図3(b)のように枢支部10及びLCDモニター
5が最も左側に位置したときに液晶表示面6の中央部L
は、撮影レンズ3の光軸部Cと一致した位置となり、こ
の状態においてマクロ撮影時の照明用光源として、バッ
クライト部からの光を使用することが可能となる。な
お、ガイド手段の構成として説明したガイド溝は、一例
に過ぎず、例えばガイド溝に代えてガイド突条を設けて
スライドブロックを横方向へスライド自在且つ回転自在
に支持する等々種々の変形が可能である。LCDモニタ
ー5をスライドさせたり、回転させる操作は、ユーザー
が容易に行うことが可能である。
【0012】次に、図4は本発明の第4の実施形態に係
るマクロ撮影可能なカメラの構成を示す図であり、バッ
クライトを有する平板状のLCDモニター5は、前記2
軸揺動機構から成る枢支部10によってカメラ本体2上
に揺動可能に支持されており、このLCDモニター5
は、液晶表示面6を備えたLCDモニター本体30と、
リンク手段32を介してLCDモニター本体30に対し
て上下方向へ回動可能に支持されたバックライト部31
とから成り、リンク手段32を介してバックライト部3
1をLCDモニター本体30から分離することが可能で
あり、且つバックライト部は図4(a)(b)(c)
(d)に示すようにLCDモニター本体30に対して回
転できる。符号6aはバックライト受光面(液晶表示面
の裏面)であり、符号31aはバックライト部31の出
射面である。リンク手段32は、アーム35の両端部を
ヒンジ36によってLCDモニター本体30とバックラ
イト部31の適所に夫々回動可能に取り付けられてお
り、(a)に示した収納状態から、(b)、或いは
(c)及び(d)に示したマクロ撮影状態に移行するこ
とができる。この実施形態では、LCDモニター5のバ
ックライト部31をLCDモニター本体30に対して回
動自在に支持することによって、照明装置として使用す
る部分のバックライト部だけを任意の姿勢で被写体に向
けることができるようにした。この構成によれば、LC
Dモニターの観察部分(液晶表示面6)はユーザーが通
常使う方向に向けておくことが可能なので、無理無くマ
クロ撮影が出来るようになっている。その為、ユーザー
はLCDモニター本体の液晶表示面を観察しながらバッ
クライト部31の位置調節が出来るので、マクロ撮影時
の配光を確認しながら撮影することも可能である。尚、
この時LCDモニター本体30は、バックライト部31
がない分、見えにくいことも考えられる。この対策方法
として、バックライト部とLCDモニター本体の「合わ
せ面」になっているバックライト受光面6aにハーフミ
ラー状の部材等を備えることによりLCDモニター本体
に当たる外光の反射光が利用出来るようにして、モニタ
ーを見やすくするなどの改善を図る。以上の構成におい
て、図4(a)に示すようにバックライト部31は、通
常LCDモニター本体30の裏側に密着された状態で使
用されている。マクロ撮影などで、照明光源が必要な場
合は、(b)に示すように、LCDモニター5のバック
ライト部31をリンク手段32を介して回転させ、バッ
クライト部のバックライト出射面31aを被写体21側
へ向ける。このように、バックライト部31は、被写体
21に対し効率よく照明光源が当たる様、任意の位置に
て固定して使用する。尚、バックライト受光面6aを露
出した状態で、マクロ撮影する場合などは、LCDモニ
ターのバックライト受光面6aからの外光により、LC
Dモニター本体の液晶表示面6を観察しながら、マクロ
撮影が可能である。また、図示しないが、バックライト
受光面にハーフミラー状の部材を具備するなどすれば、
図4(c)(d)に示すようにバックライト部31を反
転させた状態で、LCDモニター本体30に密着させて
使用しても、被写体21を確認しながらマクロ撮影を行
うことが可能である。
【0013】次に、図5は本発明の第5の実施形態の説
明図であり、この実施形態に係るマクロ撮影可能なカメ
ラが、第4の実施形態と異なる点は、LCDモニター本
体30の上部に対してバックライト部31の上部を、ヒ
ンジ40を上下方向へ回動自在に枢支し、バックライト
部のみを被写体方向に照明光源を導くようにした構成で
ある。その他の構成は、第4の実施形態とほぼ同様であ
る。マクロ撮影時に被写体21を照明する場合は、バッ
クライト部31をヒンジ40を支点として被写体側へ向
けて被写体を照明する(図5(a)〜(c))。尚、L
CDモニター裏面のバックライト受光面6aにも、バッ
クライト部の照明光線を回り込ませたり、あるいは図示
しないが、バックライト受光面にハーフミラー状の部材
を具備するなどすれば、ユーザーはLCDモニターを観
察しながらマクロ撮影が可能である。この実施形態で
は、LCDモニター5のバックライト部31のみを分離
(姿勢変更)することが可能な構造にすることによっ
て、照明装置として使用する部分のバックライト部だけ
を被写体に向けることができるようにした。この改善点
によれば、LCDモニターの観察部分はユーザーが通常
使う方向にしておくことが可能なので、無理無くマクロ
撮影が出来るようになる。尚、前記第4の実施形態の場
合は、リンク手段を介した回転可能な構造によってバッ
クライト部を任意の多様な姿勢に変えることによって、
被写体方向へ向ける構造としているが、本実施形態で
は、単純な回転構造である。このため、LCDモニター
及びバックライト部分の構造を簡単な形で実現すること
が可能となる。この実施形態でも、LCDモニターを観
察しながらバックライト部の位置調節が出来るので、マ
クロ撮影時の配光を確認しながら撮影することも可能で
ある。尚、この時LCDモニター本体はバックライト部
がない分、見えにくいことも考えられる。この対策方法
として、通常撮影時にはバックライト部とLCDモニタ
ーの「合わせ面」になっている、バックライト受光面に
ハーフミラー状の部材等を備えることによりLCDモニ
ターに当たる外光の反射光が利用出来るようにして、モ
ニターを見やすくするなどの改善を図ってもよい。
【0014】次に、図6は本発明の第6の実施形態に係
るマクロ撮影可能なカメラの構成及び操作説明図であ
る。この実施形態のカメラは、LCDモニター本体30
とバックライト部31とから成るLCDモニター5が、
カメラ本体2より着脱可能であるようにした構成が特徴
的である。本実施形態に係るカメラ1は、カメラ本体2
の前端上部中央位置に設けた枢支部50によってLCD
モニター5を、着脱自在に支持した構成が特徴的であ
る。このカメラ1は、カメラのデザイン上、撮影レンズ
3の光軸とLCDモニター5の中央部が一致していな
い。一般撮影時は、図6(a)に示すような状態で使用
する。マクロ撮影時などにおいては、図6(b)に示す
ように、LCDモニター5をカメラ本体2からはずし、
被写体21に対してLCDモニター5の液晶表示面6a
からの光線が当たるような位置に配置して被写体を照明
する。この実施例では、ユーザーがLCDモニターを保
持することとなる。枢支部50は、着脱機構51を備え
ている。着脱機構51は、(c)(d)にも示すよう
に、カメラ本体2の上部に設けた凹所52の左右内壁に
設けた穴から内外方向へ突出入自在に支持された左軸5
3、右軸54と、各軸53、54を夫々突出方向へ付勢
する弾性部材55、56と、一方の軸、例えば左軸53
を弾性部材55に抗して引っ込ませる為に左軸53と一
体化した着脱スイッチ57と、突出状態にある各軸5
3、54の内側端部を受け入れて回動自在に支持される
軸穴58を備えたLCDモニター側突部59と、を有す
る。左軸53、右軸54には、夫々弾性部材55、56
が付いており、通常は、LCDモニターに設けた軸穴5
8に両軸の内側端部が入っていてLCDモニターの軸穴
に両軸が収まる方向にテンションをかけてある。LCD
モニターをはずす場合は、着脱スイッチ57を右から左
にシフトさせ、それと連動して動作する左軸53をLC
Dモニターの軸穴58からはずすことにより行う。ちょ
うどトイレットペーパーを交換するような方法を実施例
として採用する。また、LCDモニター5はモニターケ
ーブル60を介してカメラ本体2と連結されている。こ
の実施形態によれば、カメラ本体よりLCDモニターが
着脱できるようにしたので、マクロ撮影時の照明をLC
Dモニターを使って行う場合、そのLCDモニターを本
体から着脱することにより、照明時の方向・位置などの
セッティングが容易にできることとなる。
【0015】次に、図7は本発明の第7の実施形態に係
るマクロ撮影可能なカメラの構成及び操作説明図であ
り、このカメラ1は、撮影レンズ3を備えたカメラ本体
2と、バックライトを有したLCDモニター5と、を備
えたマクロ撮影可能なカメラであり、マクロ撮影時の照
明用光源としてLCDモニター5からのバックライト光
を利用している。更に、このLCDモニター5は、カメ
ラ本体1に対して着脱可能なLCDモニター本体65
と、LCDモニター本体65に対して回動自在に支持さ
れたバックライト部66とを備えている。この実施形態
例においては、通常の使用状態のカメラは図7(a)の
ような状態となっており、マクロ撮影時には図7(b)
及び図7(c)のような状態となる。この実施形態が、
第6の実施形態と異なる点は、カメラ本体2に対して着
脱自在に構成したLCDモニター5を、カメラ本体1に
対して着脱可能なLCDモニター本体65と、LCDモ
ニター本体65に対して回動自在に支持されたバックラ
イト部66と、から構成した点である。従って、枢支部
50及び着脱機構51の構成は、第6の実施形態に示し
たものを使用可能である。また、LCDモニター本体6
5に対してバックライト部66を回動自在に連結するリ
ンク手段61の構成は図4に示した実施形態のリンク手
段と同様に、アーム61aと、その両端部をLCDモニ
ター本体65とバックライト部66に枢支するヒンジ部
61bとから構成する。また、LCDモニター本体65
とカメラ本体2との間は、モニターケーブル60によっ
て接続されている。LCDモニター本体65は、リンク
手段61によりバックライト部66から分離でき、且つ
バックライト部66はリンク手段61を支点に回転可能
な構造をしている。このバックライト部のバックライト
面66aを被写体21へ向け、照明光線が被写体へ当た
るにして、マクロ撮影時の照明光源として利用する。尚
図7(b)に示すバックライト受光面6aにハーフミラ
ー状の部材を備えることにより、外光が入る場合や、液
晶表示面6の観察面に外光が入る場合などは、液晶表示
面を観察しながらマクロ撮影が可能である。この実施形
態によれば、LCDモニター5を全体としてカメラ本体
2から着脱できると共に、そのLCDモニターはLCD
モニター本体65からバックライト部66が分離可能に
してあるので、マクロ撮影時にLCDモニターを照明光
源として使用するときでも、カメラ本体から着脱できる
ので、被写体に対する照明の方向や位置が、カメラの位
置に左右されず取りまわしが容易である。またバックラ
イト部とLCDモニター本体とが分離できるので、バッ
クライト部を被写体に向けて照明していても、撮影者が
LCDモニターを観察することが容易となっている。
【0016】次に、図8は本発明の第8の実施形態に係
るマクロ撮影可能なカメラの構成及び操作説明図であ
り、このカメラ1は、撮影レンズ3を備えたカメラ本体
2と、バックライトを有したLCDモニター5と、を備
え、マクロ撮影時の照明用光源としてLCDモニター5
を利用する。更に、LCDモニター5は、カメラ本体2
に対して枢支部75によって回動或いは揺動自在に枢支
されたLCDモニター本体70と、該LCDモニター本
体70に対して着脱自在に構成されたバックライト部7
1とから成る。LCDモニター本体70とバックライト
部71との間は、モニターケーブル72によって接続さ
れている。通常の撮影時は図8(a)に示すようにバッ
クライト部71がLCDモニター本体70に設けたホル
ダ部73によって保持されている。マクロ撮影時の光源
としてバックライト部を使用する場合は、図8(b)に
示すように、ホルダ部73よりバックライト部71を取
り外した状態で、被写体21に対し、照明光源としての
バックライト部71を任意の位置に配置し、適切に照明
されるようにバックライト部を調整する。尚、バックラ
イト受光面にハーフミラー状の部材などを備えることに
より、外光が入る場合や、液晶表示面6に外光が入る場
合などは、液晶表示面6を観察しながらマクロ撮影が可
能である。この実施形態は、カメラ本体2に対してLC
Dモニターのバックライト部71のみを着脱可能にする
ことにより、マクロ撮影時の照明装置としては、LCD
モニターと一体のタイプよりもバックライト部単体のほ
うが軽く、取りまわしが容易に出来るようにしている。
また、LCDモニターの液晶表示面6はカメラ本体に取
りついている状態で、撮影時は、ユーザーが確認するこ
とが可能である。
【0017】次に、図9は本発明の第9の実施形態に係
るマクロ撮影可能なカメラの構成及び動作説明図であ
り、本実施形態は上記他の全ての実施形態に共通して適
用可能な構成例であるが、ここでは図1の例を用いて説
明する。この実施形態に係るカメラ1の特徴的な構成
は、マクロ撮影時に利用するバックライト付LCDモニ
ター5の液晶表示面6の輝度を被写体の条件或はLCD
モニターの位置などの条件に応じて、複数段階のパター
ンに変更可能にした点にある。例えばユーザーが、図9
(a)に示すカメラ本体2に備えられている輝度操作釦
76を一操作(1回押)する毎に、液晶表示面6(LC
Dモニター面)の輝度が、「明るい→明暗中間→暗い→
OFF→明るい→…」と切り替えられるようになってい
て、その操作内容に応じて図9(b)に示すように、バ
ックライト部を有するLCDモニター5のバックライト
部の輝度が切り替わる。バックライト部とLCDモニタ
ーは一体構造をしており、マクロ撮影時の照明光源とし
て使用されている液晶表示面6の輝度(濃度)は、それ
に応じて切り替わる。輝度のセッティングは、撮影する
ユーザーが、被写体の条件や撮影環境やLCDモニター
の位置などを考慮し適切な輝度を決定しセッティングす
る。以上のように本実施例は、液晶表示面6(LCDモ
ニター面)の面全体の明るさを調整できるようにしたこ
とにより、被写体21の周りの明るさ・環境に応じた適
切な照明が出来るようにすると共に、バックライト付き
LCDモニター5と被写体に対する角度・距離などがい
ろいろな条件下にあったとしても、それに対して適切な
照明が出来るようになった。なお、カメラ本体の機能と
して備えている「AE:自動露出」の情報などをもとに
カメラ側の持つ情報を元に、自動でバックライトの輝度
を決定するような機構を備えさせることも可能である。
【0018】次に、図10は、本発明の第10の実施形
態、換言すれば、第9実施形態の変形例であり、マクロ
撮影時に照明光源として活用する液晶表示面6(LCD
モニター面)の各エリアの輝度(濃度)を、被写体21
から液晶表示面6までの距離に応じて任意複数段階の輝
度にセットできることを特徴としている。即ち、液晶表
示面6から被写体までの距離に応じて、液晶表示面内の
あるエリアは輝度を高く、他のエリアは輝度を低くと言
った事を実現できることを特徴としている。この実施形
態も、上記した全ての実施形態に係るカメラに適用する
ことができるが、ここでは図1に示した実施形態に係る
カメラに適用する場合を説明する。このカメラに備えら
れているLCDモニター5は液晶表示面6の輝度を図1
0(a)〜(c)の各パターンに順次切り替えることが
できる。その操作は、液晶表示面6から被写体21まで
の距離やモニター面の角度等により、図9に示すモニタ
ー面輝度操作釦76をユーザーが操作することにより行
う。液晶表示面の輝度パターンについては、あらかじめ
カメラ1のメモリー等に画像ファイル等で記録してお
き、ユーザーがモニター面パターン操作釦を操作するこ
とにより、いくつか用意されている液晶表示面のパター
ンを選択して使用する。尚、図示しないが別の方法とし
て、ユーザーがモニター面パターン操作釦を操作するの
ではなく、LCDモニターの傾斜角度をカメラが検出
し、自動で適切な液晶表示面6の濃度パターンを切り替
えるようにしてもよい。このように、この実施形態で
は、液晶表示面6の面内のエリア毎に光量を変えられる
ようにしたので、例えば液晶表示面と被写体が近い場合
に、被写体に当たる照明光量の配分が一定になるような
セッティングが出来るようになる。カメラ本体の機能と
して備えている「AE:自動露出」の情報などをもとに
カメラ側の持つ情報を元に、自動でバックライトの輝度
を決定するような機構を備えさせることも可能である。
なお、第9及び第10の実施形態を図4、図5、図7、
図8のカメラの液晶表示面に適用する場合にも、バック
ライト部の輝度を図9(b)、或いは図10のように変
更可能に構成することとなる。
【0019】次に、図11は本発明の第11の実施形態
の制御手順を示すフロー図である。この実施形態に係る
カメラにおいては、バックライトを持つLCDモニター
5又はLCDモニターのバックライト部31、66、7
1を、マクロ撮影時の照明装置として、「使用する或い
は使用しない」モード、又は「常時使用する或いはレリ
ーズ時(画像を取り込む時)だけ使用する」モードとい
った選択ができるように構成した点が特徴的である。具
体的には、切り替えスイッチを用いた操作によってこの
ような切り替えを行う。上記各実施形態の説明において
図示したカメラ1において、バックライトを備えたLC
Dモニター、或いはバックライト部を備えたカメラ本体
には、選択スイッチ80を設けてある。図12は、選択
スイッチ80の使用例を説明している。選択スイッチ8
0の切り替えは次の如き2つのパターンに分けられる。 使用しないモード:マクロ撮影時、LCDモニター5の
バックライト(バックライト部を含む)をOFFし、照
明光源として利用しない。 使用するモード: (2−1)常時使用する:マクロ撮影時は被写体をモニ
ターリングしているときもLCDモニターのバックライ
トはON状態で被写体を照明する。 (2−2)レリーズ時だけ使用する:マクロ撮影時、ユ
ーザーが被写体を撮影する準備をしている間はLCDモ
ニターのバックライトはOFFの状態。実際に画像を取
り込むときだけ(例えばユーザーがレリーズ操作をした
ときだけ)LCDモニターのバックライトがONし、被
写体を照明する。実際には、あらかじめカメラ本体の制
御部に設けたメモリー中にこのような内容のプログラム
を組んでおく。この実施形態によれば、前記全ての実施
形態において、マクロ撮影時の照明が必要な時にだけ被
写体照射用にバックライトを使用できるようにすること
で、節電を図り、カメラの電池寿命を延ばすことができ
る。また、マクロ撮影時でも常に照明を必要とするわけ
では無い為、撮影シーンにより、照明が不要である場合
は、ユーザーがそれを選択できるようにした。なお、本
発明は、通常のカメラは勿論、デジタルカメラ、LCD
モニターを備えた撮影装置(ビデオカメラなど)にも適
用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アダプタ
ーなどの格別のアクセサリーを使用したり、光ファイバ
ーなどの部品増大を招くことなく、更にはストロボを代
用することなく、既にカメラに備えられている機能品を
活用してマクロ撮影用の照明光源を実現することによ
り、コストダウンを図ることができる。即ち、本発明で
は、バックライトを有するLCDモニター等をマクロ撮
影時の光源として活用しているので、常にバックライト
を有するLCDモニターを照明しながらマクロ撮影時に
被写体に対するアングル調整ができ、モニターリングを
行いながら配光状況を確認することが可能となる。ま
た、ストロボを代用しないので撮影時の光量が過大とな
って、撮影品質が低下することがない。また、光ファイ
バーなどを介さず、直接的に被写体に対して照明するの
で照明効率が良くなる。即ち、請求項1記載の発明によ
れば、マクロ撮影時の照明用光源として、カメラの機能
部品として既に具備されているLCDモニターを使用す
ることにより、照明光源を改めて設ける必要がなく、照
明光源を取りつけるスペースが発生しない、照明光源を
改めて取りつける場合と比較しコストダウンが可能、内
蔵型として使用できるので、取りまわしが良く扱いやす
い等、と言った作用効果を発揮できる。請求項2の発明
においては、撮影レンズの光軸とLCDモニターの中央
部を一致させることにより、被写体に対し効率良く照明
することができる。また、LCDモニターの枢支部に揺
動機構が備わっていることで、通常撮影時は撮影者側に
モニターを向けて置けるので、従来の一般の撮影には支
障無く実現できる、等々の利点を提供できる。請求項3
に記載の発明によれば、撮影レンズの光軸に対し、LC
Dモニターの中央部が一致できるように移動可能に構成
したことにより、カメラのデザイン(外観のデザインや
設計レイアウト)が、LCDモニターと「撮影レンズの
光軸」を常に一致させるような制約にとらわれなくな
り、設計自由度が上がる。また、ユーザーにとっても購
入時など、自由度の有るデザインの中からカメラを選択
できる。更に、LCDモニターをマクロ撮影時の光源と
して使用する場合(効率はやや下がるが)、撮影時にユ
ーザーが狙いとする撮影された写真のライティング効果
を狙って、斜め方向からの照明を行いたい場合などは、
モニター位置の選択自由度が有る為、自由なライティン
グを楽しむことができるようになる。
【0021】請求項4の発明では、液晶表示面はユーザ
ー側に向いていて、照明光源となるバックライト部のみ
被写体へ向けることが可能なので、ユーザーがモニター
画面を観察しながらマクロ撮影時の照明光源のセッティ
ングを行うことが可能となり、非常に使いやすくなる。
また、バックライト部分は、アームとヒンジから成るリ
ンク手段であり、回転可能なので、照明光源となるバッ
クライト部の位置がいろいろ選択可能となり、被写体の
条件・環境に対して照明光源のセッティングが対応しや
すくなり、非常に使いやすくなる。請求項5の発明は、
液晶表示面はユーザー側に向いていて、照明光源となる
バックライト部のみ被写体へ向けることが可能なので、
ユーザーがモニター画面を観察しながらマクロ撮影時の
照明装置のセッティングが可能となり、非常に使いやす
くなる。請求項4のタイプと比較し、ヒンジだけを用い
た簡単な構造なので、低コストでユーザーに提供でき
る。請求項6の発明は、バックライトを有するLCDモ
ニターがカメラ本体より着脱が可能であるので、撮影時
にカメラ本体の位置に左右されること無く、マクロ撮影
時に照明光源として使用するLCDモニターの位置を決
めることができる。たとえば、被写体に対し、右斜めや
左斜めの姿勢で、被写体にかぶせるように照明したり
等、ライティングが非常にやりやすくなる。カメラ本体
は被写体との距離で位置が制約されてしまう為、カメラ
本体に何らかの形で照明光源となるLCDモニターが固
定されていると被写体対照明光源の位置が制約を受けて
しまう場合があるが、この構造であれば、そう言った問
題を解決できる。この発明の目的から派生する効果では
あるが、LCDモニターを本来のモニターとして撮影を
した写真を鑑賞する(見る)場合、カメラ本体の位置に
制約されず、モニターをいろいろな向きに向けることが
できる。LCDモニターは観察する際、指向性を持って
いるため正面から見ないと見えにくいものである。この
発明では、そう言ったLCDモニターを使って、たとえ
ば、営業のプレゼンテーションなどする場合でも、モニ
ターのみ鑑賞者に向けることが簡単なので、複数の鑑賞
者がいる場合など、一人一人の方向へモニターを向けや
すい。その為、鑑賞者に対し非常に見てもらいやすいモ
ニターになり、商品価値が高いものとなる。
【0022】請求項7の発明は、「バックライトを有す
るLCDモニターが、カメラ本体より着脱が可能で、且
つLCDモニターに対してバックライト部が分離(回
動)可能な構造であるため、カメラ本体より着脱可能な
ことから得られる作用効果は、請求項6の場合と同等で
ある。更に、バックライト部は被写体側、LCDモニタ
ーは撮影者へと向けることが可能なので、ユーザーは、
マクロ撮影時に被写体を観察しながら照明光源の位置調
整ができ、使い勝手が良い。つまり、本体から外れてい
ることで、セッティング時の制約条件が改善され、さら
に使い勝手は向上する。請求項8の発明は、バックライ
ト部だけをカメラ本体(LCDモニター)より着脱可能
に構成した。ユーザーが把持する部品がバックライト部
のみであると、LCDモニターよりも小さく軽いので、
取りまわしが非常に向上する。その為、マクロ撮影時に
照明光源として利用する場合にユーザーへの負担が軽減
できる。液晶表示面は、通常撮影時と同じくユーザー側
を向いているので、無理無く被写体を観察しながらマク
ロ撮影が可能である。請求項9の発明は、マクロ撮影時
に利用するバックライト付LCDモニターの輝度を、被
写体の条件或はLCDモニターの位置などの条件によ
り、LCDモニター全面の濃度を任意に変えられるよう
にしたので、マクロ撮影時の被写体の撮影環境が、明る
い場所だったり、暗い場所だったりした場合でもフレキ
シブルに対応できる。特に近接撮影の場合、照明光源自
体が、外光をさえぎったりする場合も有るので、照明装
置のロケーションに応じて、照明装置の輝度を調節でき
ることは、ユーザーが良い撮影をするにあたって非常に
重要なことである。
【0023】請求項10の発明は、マクロ撮影時に照明
光源として活用する液晶表示面の輝度を、エリアによっ
て異ならせることを可能とした。即ち、被写体から液晶
表示面までの距離に応じて、一つの液晶表示面の各部分
の輝度を、任意複数段階の輝度にセットできるようにし
た。LCDモニターから被写体までの距離に応じ、液晶
表示面のあるエリアは輝度を高く、有るエリアは輝度を
低くと言った事を実現できるようにした。この発明で
は、LCDモニターのバックライトなど、平面光源を照
明光源として使っている為、照明光源と被写体が近い場
合など、被写体がLCDモニター・バックライト部など
の輝度面に対し、十分小さいものであった場合、照明が
均等に当たらない場合がある。しかし、被写体に近い部
分は「暗め」、遠い部分は「明るめ」とすれば、被写体
に対し均等に照明することができる。したがって、照明
光源となるLCDモニターが被写体に対して角度を持っ
ていたりする時等は均等な照明が可能となり、マクロ撮
影時の撮影された写真の質を向上させることができる。
請求項12の発明は、バックライトを持つLCDモニタ
ー又はLCDモニターのバックライト部を、マクロ撮影
時の照明光源として「使用する或いは使用しない」モー
ド、又は「常時使用する或いはレリーズ時(画像を取り
込む時)だけ使用する」モードといった選択ができるよ
うに構成したので、マクロ撮影時の照明が必要なのか不
要なのかにより、ユーザーが照明装置を使うか使わない
か選べる。また、ユーザーが選択可能とすることによ
り、幅広い被写体の条件に対応できるカメラが提供でき
る。更に、節電に大きな効果がある。即ち、従来のカメ
ラで「バックライトを有するLCDモニター」はカメラ
の必要機能部品のなかでも、消費電力の高い部品であ
る。したがって照明装置として「使用する」・「使用し
ない」を選べることは、電池寿命の向上にも効果があ
る。また、ユーザーが撮影を行う時はいろいろな要求が
あるものである。たとえば、節電はしたいが、撮影時は
照明光源が必要だという場合等も十分考えられる。この
ような場合に、画像を取り込むときだけ照明光源をON
するような機能は、電池寿命を延ばし、撮影ショット数
を向上させることができるようになる。ひいては安心し
てユーザーに、マクロ撮影時の照明装置を使っての撮影
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(f)は、本発明の一実施形態に係
るマクロ撮影可能なカメラの構成及び動作を示す説明
図。
【図2】図1の実施形態におけるカメラの使用方法を示
す図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るマクロ撮影可能
なカメラの説明図であり、(a)は正面からの斜視図、
(b)は一部断面正面図。
【図4】(a)乃至(d)は、本発明の第4の実施形態
に係るマクロ撮影可能なカメラの構成及び操作を示す
図。
【図5】(a)乃至(c)は本発明の第5の実施形態の
構成及び動作の説明図。
【図6】(a)乃至(d)は本発明の第6の実施形態の
構成及び動作説明図。
【図7】(a)(b)及び(c)は本発明の第7の実施
形態に係るマクロ撮影可能なカメラの構成及び操作説明
図。
【図8】(a)及び(b)は本発明の第8の実施形態に
係るマクロ撮影可能なカメラの構成及び操作説明図。
【図9】(a)及び(b)は本発明の第9の実施形態に
係るマクロ撮影可能なカメラの構成及び動作説明図。
【図10】(a)(b)及び(c)は本発明の第10の
実施形態の説明図。
【図11】本発明の第11の実施形態の制御手順を示す
フロー図。
【符号の説明】
1 カメラ、2 カメラ本体、3 撮影レンズ、4 レ
リーズ釦、5 LCDモニター、6 液晶表示面、6a
バックライト受光面、10 枢支部、15、16
軸、20 凹所、25 ガイド溝(ガイド手段)、26
スライドブロック、27 被枢支部、30 LCDモ
ニター本体、31 バックライト部、31aバックライ
ト出射面、32 リンク手段、35 アーム、36 ヒ
ンジ、40ヒンジ、50 枢支部、51 着脱機構、5
3 左軸、54 右軸、55、56 弾性部材、57
着脱スイッチ、58 軸穴、59 LCDモニター側突
部、60 モニターケーブル、61 リンク手段、61
a アーム、61b ヒンジ、65 LCDモニター本
体、66 バックライト部、80 選択スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/18 G03B 17/18 Z 17/20 17/20 H04N 5/225 H04N 5/225 F 5/232 5/232 A 5/238 5/238 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを備えたカメラ本体と、バッ
    クライト部を有したLCDモニターと、を備えたマクロ
    撮影可能なカメラにおいて、 マクロ撮影時の照明用光源として前記LCDモニターの
    バックライト光を利用したことを特徴とするマクロ撮影
    可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 前記LCDモニターの中央部を、前記カ
    メラ本体の撮影レンズの光軸部と一致するように配置
    し、該LCDモニターを回転、或いは揺動させることで
    マクロ撮影用の照明用光源として利用できるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のマクロ撮影可能なカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記LCDモニターは、前記カメラ本体
    によって横方向へスライド自在に支持されており、マク
    ロ撮影時にはLCDモニターを前記撮影レンズの光軸部
    と一致する位置に移動可能に構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のマクロ撮影可能なカメラ。
  4. 【請求項4】 前記LCDモニターは、LCDモニター
    本体と、バックライト部とから成り、バックライト部は
    LCDモニター本体に対してリンク手段を介して回動可
    能に支持されていることを特徴とする請求項1、2、又
    は3のいずれか一項に記載のマクロ撮影可能なカメラ。
  5. 【請求項5】 前記LCDモニターは、LCDモニター
    本体と、バックライト部とから成り、バックライト部は
    LCDモニター本体に対してヒンジによって回動可能に
    支持されていることを特徴とする請求項1、2、又は3
    のいずれか一項に記載のマクロ撮影可能なカメラ。
  6. 【請求項6】 前記LCDモニターが前記カメラ本体よ
    り着脱可能であることを特徴とする請求項1、2、4又
    は5のいずれか一項に記載のマクロ撮影可能なカメラ。
  7. 【請求項7】 撮影レンズを備えたカメラ本体と、バッ
    クライト部を有したLCDモニターと、を備えたマクロ
    撮影可能なカメラにおいて、 マクロ撮影時の照明用光源として前記LCDモニターの
    バックライト光を利用し、 前記LCDモニターは、カメラ本体に対して着脱可能な
    LCDモニター本体と、該LCDモニター本体に対して
    回転、揺動自在に支持されたバックライト部とを備えて
    いることを特徴とするマクロ撮影可能なカメラ。
  8. 【請求項8】 撮影レンズを備えたカメラ本体と、バッ
    クライト部を有したLCDモニターと、を備えたマクロ
    撮影可能なカメラにおいて、 マクロ撮影時の照明用光源として前記LCDモニターの
    バックライト光を利用し、 前記LCDモニターは、カメラ本体に対して回動或いは
    揺動自在に枢支されたLCDモニター本体と、該LCD
    モニター本体に対して着脱自在に構成されたバックライ
    ト部とから成ることを特徴とするマクロ撮影可能なカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 前記バックライト部を有したLCDモニ
    ターの液晶表示面全体の輝度を、被写体の条件或はLC
    Dモニターの位置などの条件に応じて、任意に切り替え
    られることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、又は8のいずれか一項に記載のマクロ撮影可能
    なカメラ。
  10. 【請求項10】 前記バックライト部を有したLCDモ
    ニターの液晶表示面の輝度を、被写体の条件或はLCD
    モニターの位置などの条件に応じて、液晶表示面のエリ
    ア毎に任意の複数段階に切り替えできることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8のいずれ
    か一項に記載のマクロ撮影可能なカメラ。
  11. 【請求項11】 前記LCDモニターの使用モードとし
    て、「使用する或いは使用しない」モード、又は「常時
    使用する或いはレリーズ時(画像を取り込む時)だけ使
    用する」モードのいずれかを選択できるように構成した
    ことを特徴としたマクロ撮影可能なカメラ。
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