JP2002168394A - 流体動圧軸受の流体注入装置 - Google Patents

流体動圧軸受の流体注入装置

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JP2002168394A JP2000363572A JP2000363572A JP2002168394A JP 2002168394 A JP2002168394 A JP 2002168394A JP 2000363572 A JP2000363572 A JP 2000363572A JP 2000363572 A JP2000363572 A JP 2000363572A JP 2002168394 A JP2002168394 A JP 2002168394A
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Shinji Kinoshita
伸治 木下
Toru Kumagai
徹 熊谷
Hiromitsu Goto
廣光 後藤
Yukihiro Nakayama
幸博 中山
Kazuhiro Tazawa
千浩 田澤
Mitsuharu Iwamoto
充晴 岩本
Ryoji Yoneyama
良治 米山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】真空注入法を用い液面制御手段を備える流体動
圧軸受の流体注入装置において、ベローズ等の高価な交
換部品を必要としない液面制御手段を提供すること。 【解決手段】本発明に係る流体注入装置を、流体動圧軸
受(201、202)が着座するOリングを備えた軸受
保持台203と、軸受固定手段211と、前記流体動圧
軸受の内部を減圧する真空ポンプ216と、潤滑用流体
207が貯蔵されたリザーバ206と、潤滑用流体20
7を注入する流体注入チューブ204と、減圧時には前
記流体注入チューブ204の先端から離れた第1レベル
に且つ注入時には前記流体注入チューブの先端が没する
第2レベルに前記潤滑用流体の液面を制御する液面制御
手段とで構成し、且つ、前記液面制御手段を、シリンダ
ーとなるリザーバ206の内周面と、この内周面に嵌合
するピストン208と、このピストンを駆動する油圧又
は空気圧シリンダー210とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空注入法を用い
て流体動圧軸受に潤滑用流体を注入する流体動圧軸受の
流体注入装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】流体動圧軸受は、例えば図6に示す如
く、円柱部材2にスラスト部材であるリング部材3が圧
入されて形成されたフランジ付シャフト1と、このフラ
ンジ付シャフト1が回転自在に嵌合する段付円筒状スリ
ーブ4と、スラスト押さえ部材としても機能する環状蓋
部材5とから構成されており、これらの軸受構成部材間
に形成された微小隙間R1、R2、R3、R4及びR5
には潤滑油Fが充填されている。円柱部材2の上側の外
周面と環状蓋部材5の内周面との間に形成されたテーパ
ー状微小隙間Sは、毛細管現象と表面張力を利用して潤
滑油Fが外部に漏出しないように機能するキャピラリー
シールである。円柱部材2の下側の外周面にはヘリング
ボーン溝の如きラジアル動圧溝G1が形成され、リング
部材3の上面と下面にはヘリングボーン溝の如きスパイ
ラルのスラスト動圧発生溝G2がそれぞれ形成されてい
る。前記テーパー状微小隙間Sは、微小隙間R1、R
2、R3、R4及びR5が連通して形成している片袋状
流体充填部の唯一の開口であって、潤滑油Fの注入口と
なっている。なお、図7に、スラスト動圧発生溝G2の
一例を示す。
【0003】要するに、流体動圧軸受は、シャフトとス
リーブを含む軸受構成部材と、これら軸受構成部材間に
形成されたラジアル隙間とスラスト隙間を含む片袋状流
体充填部に潤滑用流体が充填され、且つ前記ラジアル隙
間にはラジアル動圧発生溝が形成され、前記スラスト隙
間にはスラスト動圧発生溝が形成されて構成された動圧
軸受である。
【0004】小型薄型の流体動圧軸受の微小隙間は数μ
m〜数100μmであるから、潤滑用流体は真空注入法
によって流体動圧軸受内に注入される。真空注入法を用
いた従来装置として、米国特許第5862841号に開
示された潤滑用流体注入装置がある。
【0005】この従来装置は、図5に示す如く、軸受保
持面に流体動圧軸受27の所定の面が着座するOリング
を備えた軸受保持台70と、流体動圧軸受27を軸受保
持台70に載置して固定する軸受固定手段44等と、流
体動圧軸受27の所定の面と前記軸受保持面及び前記O
リングとで形成されたシール空間を介して流体動圧軸受
27の内部を減圧する真空ポンプ52と、潤滑用流体が
貯蔵されたリザーバ74と、流体動圧軸受27の内部に
前記シール空間を介して前記潤滑用流体を注入する流体
注入チューブ90と、減圧時には流体注入チューブ90
の先端から離れた第1レベルに且つ注入時には流体注入
チューブ90の先端が没する第2レベルに前記潤滑用流
体の液面を制御する液面制御手段とから構成された流体
動圧軸受の流体注入装置である。
【0006】そして、前記液面制御手段は、ベローズ8
0を介してリザーバ74を軸受固定手段44に取りつけ
ると共に、軸受固定手段44に油圧又は空気圧シリンダ
ーで駆動されるアクチュエータ78が取りつけられ、こ
のアクチュエータ78によってリザーバ74を矢印に示
す如く上下に移動させることによって行うものである。
即ち、前記液面制御手段は、潤滑用流体が貯蔵されてい
るリザーバの上下の位置を制御するものであるから、比
較的複雑な構造の装置である。しかも、ベローズ80
は、内部圧力が50mTorr以下になっても変形しない強
度を持ち、且つ頻繁な伸縮に長期間耐えられる耐久性の
高いベローズを用いる必要がある。しかしながら、この
ような耐久性の高いベローズは非常に高価であるという
問題があった。しかも、どのように耐久性の高いベロー
ズであっても適切な頻度で交換しなければならない。従
って、従来の流体注入装置には、面倒なメンテナンスと
交換部品の費用が発生するという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、真空注入法を用い液面制御手段を備える流
体動圧軸受の流体注入装置において、高価な交換部品を
必要としない液面制御手段を採用し、メンテナンスの頻
度を激減させ、且つコストを低減させることである。
【0008】上記課題を解決する流体動圧軸受の流体注
入装置を、軸受保持面に流体動圧軸受の所定の面が着座
するOリングを備えた軸受保持台と、前記流体動圧軸受
を前記軸受保持台に載置して固定する軸受固定手段と、
前記流体動圧軸受の所定の面と前記軸受保持面及び前記
Oリングとで形成されたシール空間を介して前記流体動
圧軸受の内部を減圧する真空ポンプと、潤滑用流体が貯
蔵されたリザーバと、前記流体動圧軸受の内部に前記シ
ール空間を介して前記潤滑用流体を注入する流体注入チ
ューブと、減圧時には前記流体注入チューブの先端から
離れた第1レベルに且つ注入時には前記流体注入チュー
ブの先端が没する第2レベルに前記潤滑用流体の液面を
制御する液面制御手段とで構成し、前記液面制御手段は
前記リザーバに貯蔵されている潤滑用流体の液面自体を
制御する手段とした。
【0009】そして、前記液面制御手段としては、前記
リザーバの内周面と、これに嵌合するピストンと、前記
ピストンを駆動する駆動手段とから構成されたもの、又
は前記リザーバと補助リザーバとこれら2つのリザーバ
の間で潤滑用流体を移動させるポンプとから構成された
ものを採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】図1と図2は、シャフト201と
スリーブ202を有する流体動圧軸受に潤滑用流体を注
入する本発明の第1実施形態の要部を断面で示した構成
図、図4はその部分拡大断面図である。
【0011】これらの図において、第1実施形態の流体
動圧軸受の流体注入装置は、軸受保持面となる上面に流
体動圧軸受の所定の面が着座するOリング220を備え
且つその上面と下面とを貫通する流体注入用連通路20
3bが形成された軸受保持台203と、流体動圧軸受を
軸受保持台203に固定する軸受固定装置211と、チ
ャンバ205と、潤滑用流体207が貯蔵されたリザー
バ206を含む。
【0012】更に、第1実施形態の流体動圧軸受の流体
注入装置は、チャンバ205に一端を接続されて真空圧
又は大気圧を切り替えて導入する圧力導入パイプ213
と、圧力導入パイプ213の他端に接続パイプ215を
経て接続された真空ポンプ216と、一端が流体注入用
連通路203bの下側端部に接続され且つ他端がリザー
バ206内に延伸して配置された流体注入チューブ20
4と、リザーバ206に貯蔵された潤滑用流体207の
液面を流体注入チューブ204の他端が没しない第1レ
ベルと流体注入チューブ204の他端が没する第2レベ
ルに切り替えて制御する液面制御手段を含んでいる。ま
た、軸受保持台203の上面には流体注入用連通路20
3bの上端が開口している凹部203aが形成されてい
る。
【0013】リザーバ206は、チャンバ205の下側
開口にその上側開口を密着して固定されて一体化された
シール空間を形成している。このリザーバ206とチャ
ンバ205とで形成したシール空間において、図1は潤
滑用流体207の液面が第1レベルにある状態を示して
おり、図2は潤滑用流体207の液面が第2レベルにあ
る状態を示している。
【0014】この液面のレベルを制御するのが、その外
周面にOリング209が取りつけられたピストン208
である。そして、リザーバ206の内周面はピストン2
08を受けるシリンダー面となっている。ピストン20
8は油圧又は空気圧シリンダー210で駆動される。即
ち、第1実施形態における液面制御手段は、ピストンと
シリンダーで構成されている。なお、切り替え弁214
には接続パイプ212の一方の端部と接続パイプ215
の一方の端部が夫々接続されている。また、一端がチャ
ンバ205に接続されている圧力導入パイプ213の他
端も切り替え弁214に接続されている。接続パイプ2
12の他端は大気に開口しており、接続パイプ215の
他端は真空ポンプに接続されている。
【0015】図3は、シャフト201とスリーブ202
を有する流体動圧軸受に潤滑用流体を注入する本発明の
第2実施形態の要部を断面で示した構成図、図4はその
部分拡大断面図である。これらの図において、流体動圧
軸受の流体注入装置は、液面制御手段を除けば、第1実
施形態と基本的には同じ構成である。
【0016】即ち、第2実施形態の流体動圧軸受の流体
注入装置は、軸受保持面となる上面に流体動圧軸受との
所定の面が着座するOリング220を備え且つその上面
と下面とを貫通する流体注入用連通路203b(図4参
照)が形成された軸受保持台203と、流体動圧軸受を
軸受保持台203に固定する軸受固定装置211と、チ
ャンバ205と、リザーバ301と、潤滑用流体207
が貯蔵されたリザーバ301を含む。また、軸受保持台
203の上面には流体注入用連通路203bの上端が開
口している凹部203aが形成されている。
【0017】更に、第2実施形態の流体動圧軸受の流体
注入装置は、チャンバ205に一端を接続されて真空圧
又は大気圧を切り替えて導入する圧力導入パイプ213
と、圧力導入パイプ213の他端に接続パイプ215を
経て接続された真空ポンプ216と、一端が流体注入用
連通路203bの下側端部に接続され且つ他端がリザー
バ301内に延伸して配置された流体注入チューブ20
4と、リザーバ301に貯蔵された潤滑用流体207の
液面を流体注入チューブ204の他端が没しない第1レ
ベルと流体注入チューブ204の他端が没する第2レベ
ルに切り替えて制御する液面制御手段とを含んでいる。
【0018】リザーバ301は、チャンバ205の下側
開口にその上側開口を密着して固定されて一体化された
シール空間を形成している。このリザーバ301とチャ
ンバ205とで形成したシール空間において、図3は潤
滑用流体207の液面が第1レベルにある状態を示して
いる。
【0019】第2実施形態における液面制御手段は、リ
ザーバ301と、補助リザーバ303と、これら2つの
リザーバの間で潤滑用流体207を移動させるポンプ3
02とから構成されたものである。
【0020】第1実施形態及び第2実施形態の流体動圧
軸受の流体注入装置において、軸受固定装置211は、
上部水平支持板211d並びに下部水平支持板211f
と、これらの水平支持板の間を隔てる間隔部材211e
とからなる支持部と、上部水平支持板211dに載置さ
れ固定されたモータ211c、モータ211cの回転軸
に固着された駆動軸211b、及び駆動軸211bの先
端に取り付けられた軸受押さえ部材211aとから構成
されている。下部水平支持板211fはチャンバ205
の上蓋としても機能している。
【0021】次に、第1実施形態及び第2実施形態の流
体注入装置は、概ね、以下の動作を順に実行し、流体動
圧軸受に潤滑用流体を注入する。 (1)流体動圧軸受(201、202)を、そのキャピ
ラリーシール部を下にして、軸受保持台203のOリン
グ220に着座させる。 (2)軸受固定装置211のモータ211cを駆動し、
軸受押さえ部材211aによって流体動圧軸受(20
1、202)を軸受保持台203に固定する。 (3)切り替え弁214を操作して、圧力導入パイプ2
13を接続パイプ215に切り替えて接続し、チャンバ
205を真空ポンプ216に接続する。 (4)真空ポンプ216を駆動して、流体動圧軸受(2
01、202)の内部を減圧する。 (5)液面制御手段によりリザーバ内の潤滑用流体20
7の液面を第2レベルに上げて、流体注入チューブ20
4の先端を潤滑用流体207内に浸す。 (6)切り替え弁214を操作して、圧力導入パイプ2
13を接続パイプ212に切り替えて接続し、チャンバ
205内に大気圧を導入する。 (7)チャンバ205内の大気圧によって、流体動圧軸
受(201、202)の内部に潤滑用流体207が流体
注入チューブ204を通って注入される。 (8)液面制御手段によりリザーバ内の潤滑用流体20
7の液面を第1レベルに下げて、流体注入チューブ20
4の先端を潤滑用流体207から離す。 (9)軸受固定装置211のモータ211cを駆動し、
軸受押さえ部材211aを開放位置に上昇させ、流体動
圧軸受(201、202)を軸受保持台203から取り
外す。 上記のモータ211c、切り替え弁214、真空ポンプ
216及び液面制御手段の動作は、図示しないシーケン
ス制御装置によって自動的に制御される。
【0022】上記(5)と(7)の液面制御は、第1実
施形態においては、リザーバ206の内周面と、これに
嵌合するピストン208と、ピストン208を駆動する
油圧又は空気圧シリンダー210を含む液面制御手段に
よって行われる。また、第2実施形態においては、リザ
ーバ301と補助リザーバ302とこれら2つのリザー
バの間で潤滑用流体207を移動させるポンプ302と
から構成された液面制御手段によって行われる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、真空注入法を用い液面制御手
段を備える流体動圧軸受の流体注入装置において、リザ
ーバに貯蔵されている潤滑用流体の液面のレベル自体を
制御するものであるから、ベローズ等の高価な交換部品
を必要としないので、メンテナンスが容易で、且つ装置
と維持のコストを低減させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の流体注入装置の要部を断面で示
した構成図である。但し、液面が第1レベルにある状態
を示す。
【図2】第1実施形態の流体注入装置の要部を断面で示
した構成図である。但し、液面が第2レベルにある状態
を示す。
【図3】第2実施形態の流体注入装置の要部を断面で示
した構成図である。但し、液面が第1レベルにある状態
を示す。
【図4】第1実施形態及び第2実施形態の流体注入装置
の要部拡大断面図である。但し、流体動圧軸受は流体注
入が完了した状態で示してある。
【図5】従来の流体注入装置の構成図である。
【図6】潤滑用流体が注入される流体動圧軸受の一実施
例の断面図である。但し、微小隙間は誇張して示してあ
る。
【図7】スラスト動圧発生溝G2の一例を示した図であ
る。
【符号の説明】
27 流体動圧軸受 44 軸受固定手段 52 真空ポンプ 70 軸受保持台 74 リザーバ 80 ベローズ 90 流体注入チューブ 201 流体動圧軸受のシャフト 202 流体動圧軸受のスリーブ 203 軸受保持台 204 流体注入チューブ 205 チャンバ 206 リザーバ 207 潤滑用流体 208 ピストン 209 Oリング 210 油圧又は空気圧シリンダー 211 軸受固定手段 212 接続パイプ 213 圧力導入パイプ 214 切り替え弁 215 接続パイプ 216 真空ポンプ 220 Oリング 301 リザーバ 302 ポンプ 303 補助リザーバ
フロントページの続き (72)発明者 後藤 廣光 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインス ツルメンツ株式会社内 (72)発明者 中山 幸博 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインス ツルメンツ株式会社内 (72)発明者 田澤 千浩 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインス ツルメンツ株式会社内 (72)発明者 岩本 充晴 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインス ツルメンツ株式会社内 (72)発明者 米山 良治 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインス ツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 3J011 AA07 BA06 CA02 DA02 JA02 KA02 KA03 LA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受保持面に流体動圧軸受の所定の面が
    着座するOリングを備えた軸受保持台と、前記流体動圧
    軸受を前記軸受保持台に載置して固定する軸受固定手段
    と、前記流体動圧軸受の所定の面と前記軸受保持面及び
    前記Oリングとで形成されたシール空間を介して前記流
    体動圧軸受の内部を減圧する真空ポンプと、潤滑用流体
    が貯蔵されたリザーバと、前記流体動圧軸受の内部に前
    記シール空間を介して前記潤滑用流体を注入する流体注
    入チューブと、減圧時には前記流体注入チューブの先端
    から離れた第1レベルに且つ注入時には前記流体注入チ
    ューブの先端が没する第2レベルに前記潤滑用流体の液
    面を制御する液面制御手段とから構成された流体動圧軸
    受の流体注入装置において、前記液面制御手段は前記リ
    ザーバに貯蔵されている潤滑用流体の液面のレベル自体
    を制御するものであることを特徴とする流体動圧軸受の
    流体注入装置。
  2. 【請求項2】 前記液面制御手段が、前記リザーバの内
    周面と、これに嵌合するピストンと、前記ピストンを駆
    動する駆動手段とから構成されたものであることを特徴
    とする請求項1の流体動圧軸受の流体注入装置。
  3. 【請求項3】 前記液面制御手段が、前記リザーバと補
    助リザーバとこれら2つのリザーバの間で潤滑用流体を
    移動させるポンプとから構成されたものであることを特
    徴とする請求項1の流体動圧軸受の流体注入装置。
JP2000363572A 2000-11-29 2000-11-29 流体動圧軸受の流体注入装置 Withdrawn JP2002168394A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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