JP2001232289A - 撥油剤塗布装置 - Google Patents

撥油剤塗布装置

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JP2001232289A
JP2001232289A JP2000049432A JP2000049432A JP2001232289A JP 2001232289 A JP2001232289 A JP 2001232289A JP 2000049432 A JP2000049432 A JP 2000049432A JP 2000049432 A JP2000049432 A JP 2000049432A JP 2001232289 A JP2001232289 A JP 2001232289A
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repellent agent
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Mitsuharu Iwamoto
充晴 岩本
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向に内径が非直線的に変化している異形
内径部を有する軸受構成部品に撥油剤を自動的に且つ均
一に塗布する撥油剤塗布装置を提供すること。 【解決手段】 撥油剤塗布装置を、軸受構成部品5の異
形内径部5aに撥油剤を塗布する塗布ヘッド10と、塗
布ヘッド10に撥油剤を定量供給する撥油剤供給装置2
0とで構成した。そして、塗布ヘッド10をラジアル方
向の吐出口14を備え且つ異形内径部5aと所定隙間を
隔てて嵌合する柱状突起部12と軸受構成部品5の下端
面5cが液密に着座する着座部であるOリング13とを
備えた本体部材11と、軸受構成部品5を外側から保持
する保持部材16とで構成すると共に、本体部材11に
は撥油剤供給装置20からの撥油剤を吐出口14に導く
導通路15を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体動圧軸受の軸
受構成部品であって撥油剤を塗布すべき部位が複雑な形
状である軸受構成部品に撥油剤を自動的に塗布する撥油
剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャフトと、スリーブと、これ
ら軸受構成部材間に形成された微小隙間に充填された潤
滑油とを具備し、且つキャピラリーシール部でシールさ
れて構成された流体動圧軸受においては、前記微小隙間
の中で動圧発生溝が設けられている微小隙間、即ち動圧
発生部に潤滑油を保持し、且つキャピラリーシール部か
ら潤滑油が漏出しないようにするために軸受構成部材の
所定部位に撥油剤が塗布されている。
【0003】例えば、特開昭58−50321号公報に
は、相対運動をする二つの表面、これら表面のいずれか
一方もしくは双方に形成されかつその相対運動の方向に
対して傾いた平行の溝群及び二つの表面の間に満たされ
た潤滑油を有し、前記二つの表面のそれぞれを有する二
つの部材の間隔を、前記溝群が形成された付近が最も狭
くなるよう形成し、前記潤滑油を前記二つの部材間の毛
細管現象の力によってこの溝群が形成された付近だけに
侵入させ保持し、前記二つの表面の少なくとも一方の延
長上に撥油剤を塗布した流体動圧軸受が開示されてい
る。即ち、キャピラリーシールから潤滑油が漏出しない
ように、キャピラリーシール部を形成している軸受構成
部材の所定の部位に撥油剤が塗布されている流体動圧軸
受が開示されている。
【0004】ところで、この撥油剤の塗布は手作業で行
われるため、キャピラリーシール部を形成する軸受構成
部材の所定部位である傾斜面に対して撥油剤を位置精度
良く塗布することは困難であるという問題がある。この
塗布作業は、モータの流体動圧軸受が小型化され、或い
は外形が複雑になる程、困難になる。そこで、この問題
を解決するために、下記の2つの解決手段が提案されて
いる。
【0005】キャピラリーシールを形成する軸受構成部
材の所定部位に撥油剤を位置精度良く塗布することの困
難性を解決する従来の第1の解決手段は、特開平10−
73126号公報に開示の流体動圧軸受に採用されてい
るもので、シャフトの上部とスラスト押さえ板の内周面
との間の隙間に形成されたキャピラリーシール部に、気
液界面より外側の部位に撥油機能を有する角部を全周に
設けることによって、撥油剤を用いないようにしたもの
である。これは確かに本質的な解決手段ではあるが、撥
油剤に匹敵する撥油機能を得るためには軸受のサイズや
構造を特定しなければならず、様々な種類やサイズの流
体動圧軸受に採用できるものではない。
【0006】キャピラリーシールを形成する軸受構成部
材の所定部位に撥油剤を位置精度良く塗布することの困
難性を解決する従来の第2の解決手段は、特開平8−1
40304号公報に開示のシャフトとスリーブを軸受構
成部材とする流体動圧軸受に採用されているもので、先
ず軸受構成部材全体に撥油剤を塗布し、その後に撥油剤
を塗布すべきでない部分、即ち動圧発生部を形成する部
分とキャピラリーシール部を形成する部分の撥油剤を除
去するというものである。より具体的には、シャフト部
材全体を撥油剤に含浸させて、その表面全てに撥油剤を
塗布し、その後にシャフト部材の外周面の所定の部位に
動圧発生溝をプレスによる塑性加工又は切削加工により
形成し、またキャピラリーシール部のテーパー溝も切削
加工により形成し、これにより動圧発生部とキャピラリ
ーシール部を形成する部位から撥油剤を除去する。同様
に、スリーブ部材全体を撥油剤に含浸させて、その表面
全てに撥油剤を塗布し、その後にスリーブ部材の内周面
の所定の部位に動圧発生部を切削加工により形成し、撥
油剤を除去する。
【0007】上記の従来の第2解決手段によれば、撥油
剤の塗布の手間は大幅に削減できる。しかしながら、こ
の従来の第2解決手段は、軸受構成部材において撥油剤
の塗布を必要としない部分、即ち圧倒的に広い表面積で
ある部分にまで塗布されるという撥油剤の無駄使いとい
う問題がある。また、切削加工により動圧発生溝やキャ
ピラリーシール部のテーパー溝を形成する場合は切削油
が用いられるので、切削油で塗布された撥油剤が汚れた
り、或いは切削加工後の軸受構成部材の脱脂工程で塗布
された撥油剤が必要な部位から除去される不具合もあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、流体動圧軸受の軸受構成部品であって、軸
方向に内径が非直線的に変化している異形内径部を有す
る軸受構成部品に撥油剤を自動的に且つ均一に塗布する
撥油剤塗布装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の撥油剤塗布装置を、軸方向の内径が非直線的に変
化している異形内径部を有する軸受構成部品の前記異形
内径部に撥油剤を塗布する塗布ヘッドと、前記塗布ヘッ
ドに撥油剤を定量供給する撥油剤供給装置とで構成し
た。そして、前記塗布ヘッドを、ラジアル方向の吐出口
を備え且つ前記軸受構成部品の異形内径部と所定隙間を
隔てて嵌合する柱状突起部と前記軸受構成部品の下端面
が液密に着座する着座部とを備えた本体部材と、前記軸
受構成部品を外側から保持する保持部材とで構成すると
共に、前記本体部材には前記撥油剤供給装置からの撥油
剤を前記吐出口に導く導通路を形成した。
【0010】上記課題を解決する請求項2の撥油剤塗布
装置を、請求項1の撥油剤塗布装置において前記柱状突
起部を円柱突起とし且つ前記着座部をOリングとして構
成した。
【0011】上記課題を解決する請求項3の撥油剤塗布
装置を、請求項1の撥油剤塗布装置において前記保持部
材に排出手段を設けて構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である撥油剤
塗布装置は、図1にブロック図で示す如く、塗布ヘッド
10a、10b、10c、10d、10eと、これら塗
布ヘッド10a〜10eに撥油剤を定量供給する撥油剤
供給装置20とから構成されている。
【0013】撥油剤供給装置20は、塗布ヘッド10a
〜10eに一端が夫々接続された供給管21a、21
b、21c、21d、21e、これら供給管21a〜2
1eの他端がその排出口に接続されたポンプ22、この
ポンプの導入口にパイプ23を介して接続された撥油剤
貯蔵タンク24、供給管21a〜21eの途中に夫々配
設された電磁弁25a、25b、25c、25d、25
e、及び、これら電磁弁25a〜25eの開閉とポンプ
22の運転を制御する制御装置26とから構成されてい
る。
【0014】本発明に係る撥油剤塗布装置により撥油剤
が塗布される軸受構成部品は、例えば図2に示す如く、
軸方向の内径が非直線的に変化している異形内径部5a
を有するリング状軸受構成部品5であって、異形内径部
5aに撥油剤が塗布される部品である。なお、5b、5
c及び5dは夫々リング状軸受構成部品5の外周面、上
端面及び下端面である。
【0015】塗布ヘッド10a〜10eは、図3に示す
如く、いずれも柱状突起部12と着座部13を有する本
体部材11と、軸受構成部品5を外側から保持するリン
グ状保持部材16とで構成されている。柱状突起部12
は円柱突起であって、軸受構成部品5の異形内径部5a
と所定隙間を隔てて嵌合するように、その内径並びに長
さが定められている。柱状突起部12には、その軸方向
の中間より下部に吐出口14が形成されている。吐出口
14は複数個、ラジアル方向に等間隔に配置されるのが
望ましい。軸受構成部品5を塗布ヘッドに設置したとき
に、その下端面5bが液密に着座する着座部13はOリ
ングであって、このOリング13は柱状突起部12の下
端部の周囲に形成された環状溝に収納されている。撥油
剤供給装置20からの撥油剤を吐出口14に導く導通路
15は、本体部材11に形成されている。また、リング
状保持部材16には、排出路17が形成されている。
【0016】次に、図1に示す撥油剤塗布装置による軸
受構成部品5への撥油剤塗布作業を説明する。先ず準備
作業は作業員が軸受構成部品5を塗布ヘッド10a〜1
0eに設置する。この準備作業が完了した状態が、図4
の断面図及び図5の斜視図である。即ち、軸受構成部品
5は、撥油剤が塗布される異形内径部5aを柱状突起部
12に嵌合し、且つその下端面5bが着座部13に液密
に着座するようにして、塗布ヘッド10a〜10eの本
体部材11に設置され、更にリング状保持部材16によ
ってその外周面を保持されている。
【0017】準備作業を経て軸受構成部品5が設置され
た塗布ヘッド10a〜10eには、夫々の供給管21a
〜21eを経て、タンク24に貯蔵されている撥油剤が
圧送されてくる。圧送されてきた撥油剤は、本体部材1
1内に穿設されている導通路15を経て吐出口14から
吐出される。吐出された撥油剤は、異形内径部5aと柱
状突起12の外周面との間に形成されている隙間を完全
に満たし、この隙間の上部開口から殆ど溢れるぐらいに
なる。この状態に達すると、撥油剤の供給は停止され、
軸受構成部品5は作業員によって塗布ヘッド10a〜1
0eから取り外される。取り外された軸受構成部品は、
その異形内径部5aに余分の撥油剤が残っているが、こ
れは振り払うことで除去される。このようにして、軸受
構成部品5の異形内径部5aには撥油剤が自動的に均一
に塗布される。
【0018】塗布ヘッド10a〜10eへの撥油剤の定
量供給は、制御装置26によって制御されている。即
ち、制御装置26は撥油剤貯蔵タンク24から供給管2
1a〜21eへ撥油剤を圧送するためのポンプ22の運
転を制御するとともに、21a〜21eの途中に夫々配
設された電磁弁25a〜25eの開閉を制御して、塗布
ヘッド10a〜10eへの撥油剤の供給と停止を制御す
る。なお、塗布作業を何回か繰り返すと、塗布ヘッド1
0a〜10eの本体部材11の上面と保持部材16の内
周面との間の空間18に撥油剤が溜まってくるので、排
出管17でこれを排出することにした。
【0019】更に、本発明に係る撥油剤塗布装置により
撥油剤が塗布された軸受構成部品を備えた流体動圧軸受
について説明する。この流体動圧軸受は、本出願人の特
願平11−082280号において開示したもので、リ
ング部材3と円柱部材2とからなるフランジ付シャフト
1と、このフランジ付シャフト1を受けるスリーブ4
と、スラスト押さえ部材としても機能する環状蓋部材5
とから構成されたものである。スリーブ4は、下段には
底を有する小径の円筒部が、且つ上段には大気に開口し
た開口端を有する大径の円筒部が夫々形成されている。
スリ−ブ4の開口端には環状段部が形成されており、こ
の環状段部には環状蓋部材5が圧入され、これによって
スリ−ブ4の開口端は塞がれている。ラジアル動圧発生
溝は例えばヘリングボーン溝であって、円柱部材2の下
側の外周面に形成されている。また、スラスト動圧発生
溝は例えばスパイラルのヘリングボーン溝であって、リ
ング部材3の上面と下面に夫々形成されている。
【0020】フランジ付シャフト1、スリ−ブ4及び環
状蓋部材5との間に形成された数μmから数10μm程
度の微小隙間R1、R2、R3、R4及びR5には、潤
滑油Fが充填されている。潤滑油Fのシールは下段のキ
ャピラリーシールS1と上段のS2とによって行われて
いる。第1のキャピラリーシールS1は、環状蓋部材5
の小径の下段内周面とフランジ付軸部材1の円柱部2の
外周面との間に数10μmから数100μm程度の微小
な環状隙間を形成し、且つ環状蓋部材5の下段内周面を
テーパー状としたものである。第2のキャピラリーシー
ルS2は、環状蓋部材5の大径の上段内周面とフランジ
付軸部材1の円柱部2に圧入されたハブ6の環状突出部
の外周面6bとの間に数10μmから数100μm程度
の微小な環状隙間を形成し、且つ環状蓋部材5の大径の
上段内周面をテーパー状としたものである。環状蓋部材
5は、このように、軸方向の内径が非直線的に変化して
いる異形内径部を有する軸受構成部品であって、この異
形内径部には撥油剤が塗布されている。
【0021】第1のキャピラリーシールS1と第2のキ
ャピラリーシールS2との間にはバッファー用環状空隙
Wが形成されている。従って、この流体動圧軸受のシー
ル構造は、下段の第1のキャピラリーシールS1と、上
段の第2のキャピラリーシールS2、及び中段のバッフ
ァー用環状空隙Wの三段構え構造である。即ち下段の第
1のキャピラリーシールS1は、バッファー用環状空隙
Wに向かって末広がりに開口した環状のテーパー溝とな
っており、流体動圧軸受内に充填された潤滑油は毛細管
現象と表面張力によってバッファー用環状空隙Wへの漏
出が阻止される。
【0022】もし、急激な熱膨張や大きな衝撃によって
流体動圧軸受内に充填された潤滑油が下段の第1のキャ
ピラリーシールS1から溢れ出した場合、バッファー用
環状空隙Wは溢れ出した潤滑油を収容し、外に漏出する
のを防止する。バッファー用環状空隙Wが収容しきれな
い程に大量の潤滑油が溢れ出した場合には、上段の第2
のキャピラリーシールS2が毛細管現象と表面張力によ
って流体動圧軸受の外に潤滑油が漏出するのを阻止す
る。このように三段構えで潤滑油の漏出を防止するシー
ル構造を実現するのに採用されているのが、軸方向の内
径が非直線的に変化している異形内径部を有する軸受構
成部品である環状蓋部材5である。
【0023】以上、本発明に係る撥油剤塗布装置を5個
の塗布ヘッドを備えた一実施形態を開示して詳細に説明
したが、塗布ヘッドの数は必要に応じて増減できること
は勿論である。また、撥油剤の定量供給装置20も図1
に開示したものに限定されないで、他の構成のものであ
ってもよい。更に、本発明に係る撥油剤塗布装置により
撥油剤が塗布される軸受構成部品は、軸方向の内径が非
直線的に変化している異形内径部を有する軸受構成部品
であればどのような部品であってもよく、図2又は図6
に示した如き部品に限定されるものではない。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る撥油剤塗布装置を用いるこ
とによって、軸方向の内径が非直線的に変化している異
形内径部を有する軸受構成部品への撥油剤塗布作業の能
率と塗布の品質が向上した。即ち、大量の軸受構成部品
に対して迅速且つ均一に撥油剤の塗布が行えるようにな
った。従って、本発明により撥油剤が塗布された軸受構
成部品を用いることによって、流体動圧軸受の製造コス
トの低減と品質の向上が図られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の撥油剤塗布装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 軸方向の内径が非直線的に変化している異形
内径部を有する軸受構成部品の断面図である。
【図3】 塗布ヘッドの一実施形態の断面図である。
【図4】 異形内径部を有する軸受構成部品が設置され
た塗布ヘッドの一実施形態の断面図である。
【図5】 異形内径部を有する軸受構成部品が設置され
た塗布ヘッドの一実施形態の斜視図である。
【図6】 異形内径部を有する軸受構成部品を備えた流
体動圧軸受の一実施形態の断面図である。但し、微小隙
間は誇張して示してある。
【符号の説明】
1 フランジ付シャフト 2 円柱部材 3 リング部材 4 スリーブ 5 軸受構成部品又は環状蓋部材 5a 異形内径部 5b、5c及び5d 軸受構成部品5の外周面、上端面
及び下端面 6 カップ状ハブ R1、R2、R3、R4、R5 微小隙間 F 潤滑油 10、10a〜10e 塗布ヘッド 11 本体部材 12 柱状突起部又は円柱突起 13 着座部又はOリング 14 吐出口 15 導通路 16 保持部材 17 排出路 18 空間 20 撥油剤供給装置 21、21a〜21e 供給管 22 ポンプ 23 パイプ 24 タンク 25a〜25e 電磁弁 26 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の内径が非直線的に変化している
    異形内径部を有する軸受構成部品の前記異形内径部に撥
    油剤を塗布する塗布ヘッドと前記塗布ヘッドに撥油剤を
    定量供給する撥油剤供給装置とからなる撥油剤塗布装置
    において、前記塗布ヘッドは、ラジアル方向の吐出口を
    備え且つ前記軸受構成部品の異形内径部と所定隙間を隔
    てて嵌合する柱状突起部と前記軸受構成部品の下端面が
    液密に着座する着座部とを備えた本体部材と、前記軸受
    構成部品を外側から保持する保持部材とから構成され、
    前記本体部材には前記撥油剤供給装置からの撥油剤を前
    記吐出口に導く導通路が形成されていることを特徴とす
    る撥油剤塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記柱状突起部は円柱突起であり、且つ
    前記着座部はOリングであることを特徴とする請求項1
    の撥油剤塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材には、排出手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1の撥油剤塗布装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1315243C (zh) * 2003-03-24 2007-05-09 日本电产株式会社 制造主轴马达的方法

Cited By (2)

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