JP2002167026A - 物体浮揚搬送装置 - Google Patents

物体浮揚搬送装置

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JP2002167026A
JP2002167026A JP2000366469A JP2000366469A JP2002167026A JP 2002167026 A JP2002167026 A JP 2002167026A JP 2000366469 A JP2000366469 A JP 2000366469A JP 2000366469 A JP2000366469 A JP 2000366469A JP 2002167026 A JP2002167026 A JP 2002167026A
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vibrating body
vibrator
horn
flanges
longitudinal direction
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JP2000366469A
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English (en)
Inventor
Masami Takasabu
正己 高三
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
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  • Jigging Conveyors (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長尺の振動体がその長手方向に列状に複数配
置されても、物体を非接触でスムーズに搬送することが
できる物体浮揚搬送装置を提供する。 【解決手段】 物体浮揚搬送装置は、振動体3、振動体
3の所定位置に締結されたホーンを備えた励振手段及び
ベースプレート13によって構成された搬送ユニットが
複数列状に配置されて構成されている。ホーンとベース
プレート13との固定は、フランジ14a,14b等に
よって行われ、これらの一部を切落し、その面を対向す
るように配置することで、振動体3を跨って隣り合う励
振手段同士を近距離に配置することが可能になる。その
ため、各振動体3のホーンとの締結位置(所定位置)を
振動体3の端側することが可能になる。従って、振動体
3の中央が自重によって撓む場合、継部3a,3bの反
りを最小限に抑えることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物体を浮揚させる物
体浮揚装置でガラス基板などを搬送する物体浮揚搬送装
置に係り、詳しくは長尺の振動体がその長手方向に列状
に複数配置されても、物体を非接触でスムーズに搬送す
ることができる物体浮揚搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物体浮揚搬送装置として、例えば199
7年11月30日に発表された「近距離場音波浮揚現象
を利用した非接触物体搬送法に関する研究」という論文
には図7に示すものが開示されている。
【0003】物体浮揚搬送装置31は、励振手段32,
33によってその両端が支持されている振動体34上
を、非接触状態で物体Wを搬送するように構成されてい
る。各励振手段32、33は、長尺の振動体34にそれ
ぞれその先端が固定されているホーン35,36と、各
ホーン35,36の先端と反対側の面にそれぞれその一
端面が固定された振動子37,38とによって構成され
ている。一方の励振手段32を構成する振動子37には
発振器39が接続され、他方の励振手段33を構成する
振動子38には抵抗R及びコイルLからなるエネルギー
変換手段としての負荷回路40が接続されている。
【0004】各発振器39の駆動により、振動体34
は、振動子37を介してホーン35が縦振動することに
よって励振されて撓み振動を行う。そして、物体Wは、
振動体34から放射される音波の放射圧によって振動体
34の表面から浮揚する。振動体34の振動は、負荷回
路40に接続された振動子38にホーン36を介して伝
達され、振動子38により機械エネルギーである振動の
エネルギーが電気エネルギーに変換される。この電気エ
ネルギーは、負荷回路40の抵抗Rでジュール熱に変換
されて放散される。そのため、各振動体34の励振手段
間には一方向へ進む進行波が生じ、振動体34の励振手
段32,33の固定位置より端側の両継部にはそれぞれ
振動子37,38の振動によって定在波が生じる。その
ため、物体Wは、振動体34の一端側から他端側へ浮揚
状態で搬送されると共に、物体が継部に差し掛かっても
物体と振動体34が接触することはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、物体の
長距離搬送を行うには搬送方向に長い振動体が必要にな
るが、これを振動させるためには径の大きい振動子が必
要になる。そのため、振動子を構成する励振手段の径が
大きくなり、ひいては励振手段をベースプレートに固定
する際のフランジの径も大きくなる。その結果、振動体
を跨って隣り合う励振手段同士をある程度離れた位置に
配置せざるをえない。つまり、励振手段の振動体への固
定位置は振動体の端からある程度離れた位置になる。即
ち、振動体の継部が長くなる。そのため、振動体がその
自重によって小さい撓みが生じて継部に反りを有する場
合、又は継部に加工歪みを有する場合、その影響を無視
できなくなり、隣り合う振動体の継部の高さが一致しな
くなる可能性を有する。従って、振動体の継部での各振
動体を跨ったスムーズな物体搬送が困難になるという問
題がある。
【0006】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、長尺の振動体がその長
手方向に列状に複数配置されても、物体を非接触でスム
ーズに搬送することができる物体浮揚搬送装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、その長手方向に列状に互
いに近接するように配置された複数の長尺の振動体と、
各振動体の長手方向両端部付近の所定位置にその先端が
固定されたホーンと、該ホーンの先端と反対側に設けら
れた振動子と、該振動子に接続された発振部とによって
構成された励振手段と、各振動体にそれぞれ略平行に設
けられると共に、前記励振手段に固定部材を介して固定
された支持体と、によって構成され、前記振動体を前記
励振手段で励振させて、該振動体からの音波の放射圧に
より振動体の表面上において物体を浮揚させる物体浮揚
装置で、物体を浮揚状態に保持しながら搬送する物体浮
揚搬送装置であって、前記振動体を跨った前記所定位置
の間隔Lは、前記固定部材の当該所定位置のそれぞれに
対応する位置から搬送方向における前記間隔Lに対応し
ない側への長さを幅D1,幅D2とすると、L<D1+
D2で表される。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記固定部材は同一平面状に形成され
ている。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記固定部材は、前記振動体の鉛直方
向において互いに非干渉位置に配置されている。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の発明において、前記固定部材はそ
の一部が切落されている略円環状のフランジであり、前
記所定位置のそれぞれに設けられた前記フランジは、そ
れぞれの円弧部の外周面が前記支持体に固定された押え
部材によって覆われている。
【0011】請求項5に記載の発明は、その長手方向に
列状に互いに近接するように配置された複数の長尺の振
動体と、各振動体の長手方向両端部付近の所定位置にそ
の先端が固定されたホーンと、該ホーンの先端と反対側
に設けられた振動子と、該振動子に接続された発振部と
によって構成された励振手段と、によって構成され、前
記振動体を前記励振手段で励振させて、該振動体からの
音波の放射圧により振動体の表面上において物体を浮揚
させる物体浮揚装置で、物体を浮揚状態に保持しながら
搬送する物体浮揚搬送装置であって、前記励振手段は、
その所定位置にLL変換体が介在されて第一の励振部と
第二の励振部に分割されており、前記第一の励振部及び
前記第二の励振部の軸方向は互いに直交している。
【0012】請求項1〜請求項4に記載の発明では、所
定位置間、即ち、各振動体の所定位置より端側のそれぞ
れの継部を足したものと振動体間距離との和Lは、L<
D1+D2で表されるため、間隔LがL≧D1+D2で
表される場合に比較して、短く形成されている。そのた
め、所定位置で励振手段によって支えられている長尺の
振動体の中央がその自重によって撓んでも、振動体の継
部の反りは無視できる程度に小さくなる。また、振動体
に加工歪みが存在する場合でも、継部における歪みは無
視できる程度に小さくなる。従って、その長手方向に列
状に配置された各振動体の継部の高さを合せるのが容易
になる。
【0013】請求項2に記載の発明では、振動体を跨っ
て隣り合う各固定部材は、L<D1+D2を満たしなが
ら同一平面状に形成されている。即ち、物体搬送方向に
おいて、励振手段の軸位置は固定部材の中心位置より端
側に位置するようになっている。
【0014】請求項3に記載の発明では、振動体を跨っ
て隣り合う各固定部材は、非干渉位置に配置されてい
る。即ち、振動体間を跨って隣り合う励振手段に固定さ
れた固定部材同士は、前記振動体の鉛直方向において相
対的にずれている。そのため、固定部材を加工する必要
がない。
【0015】また、固定部材同士は、所望の間隔を有し
て互いに非干渉位置に配置されている。即ち、振動板と
固定部材との距離が互いに異なっていても、双方とも励
振手段の縦振動の節位置に配置されることに変わりな
い。そのため、固定部材は、振動板と固定部材との距離
が互いに同じ場合と同様の振動状態(ほとんど振動しな
い状態)となる。
【0016】請求項4に記載の発明では、円環状のフラ
ンジの外周面は押え部材によって覆われているため、励
振手段の平面方向のズレが防止されると共に、鉛直方向
の自由度が制限される。
【0017】請求項5に記載の発明では、励振手段を構
成する部材の内、相対的に径の大きい部分は、LL変換
体によって径の小さい部分と直角を成す方向に延びるよ
うに配置されている。そのため、所定位置で励振手段に
よって支えられている長尺の振動体の中央がその自重に
よって撓んでも、振動体の継部の反りは無視できる程度
に小さくなる。また、振動体に加工歪みが存在する場合
でも、振動体の継部における歪みは無視できる程度に小
さくなる。従って、その長手方向に列状に配置された各
振動体の継部の高さを合せるのが容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下、本発
明を具体化した一実施形態を図1〜図3に基づいて説明
する。
【0019】図1,図2に示すように、物体浮揚搬送装
置1は、3個の搬送用ユニット2を列状に配置して構成
されている。搬送用ユニット2は、平行に配設された2
個の長尺の振動体3を備えている。各振動体3は、同じ
大きさの矩形平板状に形成され、搬送すべき物体4を両
者で共同して浮揚保持するようになっている。各振動体
3の所定位置としての長手方向両端付近には角型のホー
ン5a,5bが、その先端において図示しないねじによ
り締結されている。各ホーン5a,5bの振動体3が締
結される面の反対側の面には振動子6a,6bが固定さ
れている。なお、振動体3は自重によってその中央に多
少撓みが生じ、継部3a,3b(それぞれ振動体3のホ
ーン5a,5bとの締結位置より端側)に反りが多少生
じる。振動体3の長さは1050mmであり、継部3
a,3bの長さは、後述する振動体3に生じる進行波の
波長をλとすると、(n/2+7/8)λで表される距
離に設定されている。(n…自然数)また、物体4の搬
送方向の長さは、継部3a、3b及び振動体3間距離を
足した長さ(隣り合う振動体を跨った所定位置の間隔)
Lよりも長くなっている。
【0020】各振動体3の一端側に締結されたホーン5
aを励振させる振動子6aは、それぞれ発振部としての
発振器10に接続されている。ホーン5a,5b、振動
子6a,6b及び発振器10により振動体3を励振させ
る励振手段が構成されている。また、各振動体3の他端
側に締結されたホーン5bを励振させる振動子6bは、
抵抗R及びコイルLからなるエネルギー変換手段として
の負荷回路にそれぞれ接続されている。
【0021】図3(a),(b)に示すように、ホーン
5a,5bは円錐台部55a,55bの上側に偏平な直
方体部56a,56bが連続する形状に形成されると共
に、円錐台部55a,55bには円板状の突出部57
a,57bが一体的に形成されて構成されている。突出
部57a,57bは振動体3と平行に形成され、互いに
同一平面状に形成されている。直方体部56a,56b
は、振動体3の長手方向に対して直交する状態で取付け
られており、突出部57a,57bにはねじ孔16が形
成されている。ホーン5a,5bの先端面は、振動子6
a,6bの軸方向と直交する平面に形成され、また、先
端面の反対側の面も同様な平面に形成されている。そし
て、ホーン5a,5b及び振動子6a,6bは、その中
心軸が振動体3の略鉛直方向に延びる状態で配置されて
いる。
【0022】振動子6a,6bは、一対のリング状のピ
エゾ素子7a,7bと、ピエゾ素子7a,7b間に配置
されたリング状の電極板8と、ピエゾ素子7a,7bの
外側面と当接する位置に配置された金属ブロック9a,
9bとを、図示しないボルトによって締め付け固定する
ことにより構成されている。ボルトは、金属ブロック9
aに形成された図示しないねじ孔に、金属ブロック9b
側から螺合されている。両金属ブロック9a,9bは、
ボルトを介して互いに導通された状態になっている。振
動子6a,6bと発振器10との接続は、電極板8が配
線11を介して発振器10と接続され、発振器10の図
示しない接続端子が配線12を介して金属ブロック9b
に接続されることによって行われている。
【0023】各振動体3に締結されているホーン5a,
5bに形成された突出部57a,57b上には固定部材
としての略円環状のフランジ14a,14bが円錐台部
55a,55bを覆うように取付けられている。即ち、
フランジ14a,14bも振動体3に平行に配置され、
互いに同一平面状に配置されている。突出部57a,5
7bは、フランジ14a,14bが縦振動の節位置に配
置されるような位置に形成されている。
【0024】フランジ14a,14bは、その継部3
a,3bに対応する部分が切落された形状に形成されて
おり、その内周側にはホーン5a,5bの突出部57
a,57bに複数形成されたねじ孔16に対応するよう
な長孔17が形成されている。各振動体3を跨って隣り
合う励振手段において、フランジ14a,14bの切落
された面と角型のホーン5a,5bの所望面とは、平行
になるように位置決めされている。位置決めは、フラン
ジ14a,14bをホーン5a,5bの突出部57a,
57bにそれぞれ配置した後、ねじ孔16と同じ数の図
示しないねじの一部を長孔17に挿通してねじ孔16に
螺合する。そして、長孔17の周方向の自由度を利用し
て正確な位置決めを行った後、上記螺合を完了させるこ
とによって行われる。
【0025】支持体としての長尺のベースプレート13
は、振動体3に略平行に配置されており、その両端面に
はそれぞれホーン5a,5bを覆うような切り欠き部1
8が形成されている。切り欠き部18の形状はフランジ
14a,14bを一回り小さくした形状になっている。
ベースプレート13の両端面は、それぞれ振動体3の両
端面と同一平面状に配置されている。フランジ14a,
14bの円弧部は、切り欠き部18に沿って載置されて
いる。即ち、ホーン5a,5bを構成するそれぞれの励
振手段は、フランジ14a,14bを介してベースプレ
ート13上に載置されている。
【0026】励振手段とベースプレート13との固定
は、励振手段に固定されたフランジ14a,14bの外
周面及び上面の一部を押え部材15a,15bにより覆
うことによって行われている。この際に、フランジ14
a,14bの切落された面は互いに対向していることが
好ましい。この場合、ベースプレート13の両端面は、
それぞれフランジ14a,14bの切落された面と同一
平面状に配置されるように位置決めされている。位置決
めは、ベースプレート13の孔19と対応する位置に形
成されたねじ孔20と同じ数の図示しないねじの一部を
孔19に挿通してねじ孔20に螺合した後、フランジ1
4a,14bの切落された面の配置を再度正確に行って
上記螺合を完了させることによって行われる。
【0027】押え部材15a,15bは、その上部に爪
部21を有している。つまり、押え部材15a,15b
は、フランジ14a,14bをその外周及び上部から覆
う部材である。押え部材15a,15bの各振動体3を
跨って対向する面は、それぞれフランジ14a,14b
の切落された面と同一平面状に配置されるように形成さ
れている。この際に、ホーン5a,5bに固定されたフ
ランジ14a,14bの搬送方向におけるそれぞれの長
さは、フランジ14a,14bの半径より大きく形成さ
れている。そのため、フランジ14a,14bは、押え
部材15a,15bによって抱え込むように覆われ(円
周の半部以上を覆われ)、フランジ14a,14b及び
フランジ14a,14bに固定された励振手段の平面方
向へのズレが防止される。また、爪部21によってフラ
ンジ14a,14b及びフランジ14a,14bに固定
された励振手段の鉛直方向の自由度が制限される。さら
に、励振手段の自重により、励振手段に軽い衝撃が加わ
っても励振手段が回転することが防止される。
【0028】各振動体3をその長手方向に列状に近接す
るように配置する際に、フランジ14a,14bの一部
を切落し、切落された面が振動体3、ベースプレート1
3及び押え部材15a,15bの端面と同一平面状にな
るように構成されると、振動体3を跨って隣り合う励振
手段同士を近距離に配置することが可能になる。即ち、
フランジ14a,14bの継部3a,3bと対応する箇
所の切落しに伴って、物体搬送方向において、励振手段
の軸位置は固定部材の中心位置より端側に位置するよう
になり、L<D1+D2が実現する。ここで、間隔Lは
振動体3間を跨った所定位置間であり、幅D1はフラン
ジ14aの半径であり、幅D2はフランジ14bの半径
である。そのため、各振動体3の所定位置としてのホー
ン5a,5bとの締結位置を、継部3a,3bが短くな
るような位置(間隔Lが短くなるような位置)に配置す
ることが可能になる。従って、その両端付近(所定位
置)が励振手段によって支えられている振動体3の中央
が自重によって撓む場合、又は振動体3に加工歪みが存
在する場合でも、それぞれ継部3a,3bの反り、歪み
を最小限に抑えることが可能になり、ひいては隣り合う
継部3a,3bの高さを一致させることが可能になる。
なお、本実施形態ではD1=D2であり、フランジ14
a,14bの切落された箇所の形状も同一である。
【0029】次に、上記のように構成された物体浮揚搬
送装置の作用について説明する。
【0030】物体浮揚搬送装置1の各発振器10の駆動
により、振動子6aが所定の共振周波数(例えば、20
kHz前後)で励振され、ホーン5aが縦振動してホー
ン5aを介して振動体3が励振されて撓み振動を行う。
振動体3から放射される音波の放射圧によって、ガラス
基板等の物体4は振動体3の表面から浮揚する。浮揚距
離は数10〜数100μmである。この際に、フランジ
14a,14bは、縦振動の節位置に配置されているた
め、フランジ14a,14b及びフランジ14a,14
bに押え部材15a,15bを介して固定されているベ
ースプレート13は振動しない。
【0031】振動体3の振動は、負荷回路に接続された
振動子6bにホーン5bを介して伝達され、振動子6
a,6bを構成するピエゾ素子7a,7bにより機械エ
ネルギーである振動のエネルギーが電気エネルギーに変
換される。この電気エネルギーが負荷回路の抵抗Rでジ
ュール熱に変換されて放散される。そのため、各振動体
3に生じる振動の波が一方向へ進む進行波(この実施の
形態ではホーン5a側からホーン5b側へ進む進行波)
となる。また、振動体3の両継部3a,3bにはそれぞ
れ振動子6a,6bの振動によって、振動体3の励振手
段が固定される所定位置を基準に定在波が生じる。この
際に、継部3a,3bの長さは、(n/2+7/8)λ
で表される距離に設定されているため、安定した定在波
が立ち易くなっている。さらに、物体4の搬送方向の長
さは、継部3aの長さ、継部3bの長さ及び振動体間距
離との合計(間隔L)より長いため、物体4は、常にそ
の一部が進行波による推進力を受けている。そのため、
物体4は、振動体3の一端側から他端側へ浮揚状態で搬
送されると共に、物体4が継部3a,3bに差し掛かっ
ても物体4は浮揚状態で搬送される。搬送の停止は発振
器10の駆動を停止することにより行われる。
【0032】詳しくは図4に示すように、物体4の搬送
が搬送ユニット2を跨る場合、即ち平行に配置された長
尺の振動体3上をその長手方向において跨る場合、A位
置では物体4の、各振動体3の継部3a,3bと対応す
る箇所(図4において右端)は定在波が作用し、中央と
対応する箇所は進行波が作用するため、物体4は、浮揚
保持されると共に、前方(図4において左方)へ進行波
による推進力によって搬送される。同様に、B位置、C
位置でも物体4は前方へ浮揚状態で搬送される。
【0033】次に、D位置では物体4の、振動体3の継
部3a,3bに対応する箇所は定在波が作用し、振動体
3の中央に対応する箇所は進行波が作用し、列状に配置
された隣り合う振動体3間の隙間に対応する箇所は何も
作用しない。しかしながら、隣り合う振動体は、近接す
るように配置されているため、この隙間は無視できる。
従って、物体4はD位置でも前方へ浮揚状態で搬送され
る。そして物体4は隣の振動体3のA位置へと搬送され
る。物体4がC位置からA位置に搬送される過程におい
て、振動体3がその自重によって継部3a,3bに反り
を有する場合、又は継部3a,3bに加工歪みを有する
場合でも、継部3a,3bが短く形成されているため、
隣り合う継部3a,3bの高さは一致していると考えて
よい。そのため、物体4は、振動体3上を非接触で搬送
されている最中に隣り合う振動体3を跨る場合でも振動
体3に接触することはない。
【0034】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果がある。
【0035】(1) フランジ14a,14bの継部3
a,3bと対応する部分を切落すことによって、振動体
3を跨って隣り合う励振手段同士を近距離に配置するこ
とが可能になり、L<D1+D2が実現する。そのた
め、各振動体3のホーン5a,5bとの締結位置(所定
位置)を、間隔Lが L≧D1+D2である場合に比較
して継部3a,3bが短くなるような位置に配置するこ
とが可能になる。従って、振動体3の中央が自重によっ
て撓む場合、又は振動体3に加工歪みが存在する場合で
も、それぞれ継部3a,3bの反り、歪みを最小限に抑
えることが可能になり、ひいては隣り合う継部3a,3
bの高さを簡単な作業で一致させることが可能になる。
従って、物体4は、振動体3上を非接触で搬送される際
に、隣り合う振動体3を跨る場合でも振動体3に接触す
ることはなく、スムーズに搬送される。
【0036】(2)各振動体3を近接するように配置し
ても、隣り合う継部3a,3bの搬送方向における長さ
を短く形成することができるので、振動体3の搬送方向
において進行波が生じる箇所が多くなり、つまり推進力
が生じる箇所が多くなる。従って、継部が長い場合に比
較して、継部3a,3bが短くなった分だけ小さい物体
を搬送することが可能になる。
【0037】(3)フランジ14a,14bの半径D
1,D2は同じに形成されており、その切落された箇所
の形状も同一である。即ち、固定部材としてのフランジ
14a,14bは同一形状に形成されている。従って、
部品点数を削減することができる。
【0038】(4)ホーン5a,5bにはそれぞれ円板
状の突出部57a,57bが一体形成されているので、
フランジ14a,14bとの固定が面同士によって行わ
れる。従って、ホーン5a,5bとフランジ14a,1
4bとの固定が容易になると共に確実になる。
【0039】(5)フランジ14a,14bには長孔が
形成されているので、突出部57a,57bの周方向に
対して自由度がある。従って、フランジ14a,14b
と角型ホーン5a,5bの所望面とが平行になるように
フランジ14a,14bを位置決めすることが容易にな
る。
【0040】(6)フランジ14a,14bは、押え部
材15a,15bでその外周面が覆われても周方向の自
由度は制限されていない。従って、マニュアル作業にて
フランジ14a,14bの切落された面同士が対向する
ようにフランジ14a,14bを位置決めすることがで
きる。
【0041】(7)フランジ14a,14bの搬送方向
の長さは、その半径より大きく形成されているので、フ
ランジ14a,14bの円弧部の外周面が押え部材15
a,15bによって覆われる際に、円周の半分以上が覆
われることになる。従って、励振手段の平面方向のズレ
が防止される。また、押え部材15a,15bには爪部
21が形成されているので、フランジ14a,14bの
鉛直方向への自由度が制限され、ひいては励振手段の鉛
直方向への自由度が制限される。
【0042】(8)継部3a,3bの長さは、(n/2
+7/8)λで表される距離に設定されているので、物
体4の搬送時には継部3a,3bで安定した定在波が生
じる。従って、物体4が振動体3を跨る際もスムーズな
搬送が行われる。
【0043】(9)フランジ14a,14bは波長λの
節位置に配置されているので、フランジ14a,14b
及びフランジ14a,14bに固定されたベースプレー
ト13は振動しない。従って、各励振手段は、安定した
状態で振動体3を振動することができる。
【0044】(第二の実施の形態)次に、第二の実施の
形態を図6に従って説明する。この実施の形態ではLL
変換体を備えている点が第一の実施の形態と大きく異な
っている。第一の実施の形態との同一部分には同一符号
を付して詳しい説明を省略する。
【0045】図6に示すように、励振手段はホーン5
a,5b振動子6a,6b及び発振器10によって構成
されている。ホーン5a,5bはそれぞれ円錐台部55
a、55b、直方体部56a,56b及び突出部57
a,57bによって構成されている。円錐台部55a,
55bは、振動子6a,6bに接続されている発振器1
0からの振動を所望の振動に増幅させるような形状に形
成されている。そのため、円錐台部55a,55bの直
径(搬送方向の長さ)は、直方体部56a,56bに比
較して大きくなっているのが一般的である。また、突出
部57a,57bは、励振手段と地上との固定を図示し
ない別部材を介して行うために形成されている。
【0046】円錐台部55a,55bによって構成され
る第一の励振部26と、直方体部56a,56b、突出
部57a,57b及び振動子6a,6bによって構成さ
れる第二の励振部27との間には、励振手段を第一の励
振部26と第二の励振部27とに分割するようにLL変
換体25が介在されている。LL変換体25は、第二の
励振部27の軸方向を第一の励振部26の軸方向に対し
て直交して配置するために設けられており、振動体3へ
の振動の伝達は第一の実施形態と同様である。そのた
め、第二の励振部27の軸と振動体3は平行になってい
るので、励振手段を振動体3に締結する際に、振動体3
を跨って隣り合う直方体部56a、56b同士の接触を
考慮に入れる必要がない。即ち、直方体部56a,56
bの径や別部材の形状を考慮に入れる必要がない。
【0047】なお、所定位置としてのLL変換体25の
介在位置は、円錐台部55a,55bと直方体部56
a,56bの間に限定されない。例えば、発振器10か
らの振動を増幅する必要がない場合、つまり円錐台部5
5a,55bが必要ない場合、ホーン5a,5bと振動
子6a,6bとの間に介在させればよい。
【0048】なお、LL変換体25は公知のものを採用
しており、発振器10からの振動を略90°変換して振
動体3に伝達するもの全てを含むものである。
【0049】従って、第二の実施形態によれば、第一の
実施形態にない以下に示す効果がある。
【0050】(10)振動体3の所定位置にホーン5
a,5bを締結する際に、振動体3を跨って隣り合う直
方体部56a,56b同士は、LL変換体を用いない場
合に比較して、近づいて配置される。即ち、振動体3の
継部3a,3bの長手方向の長さが短くなる。従って、
所定位置間の間隔Lを短くでき、その長手方向に列状に
配置された各振動体3の継部3a,3bの高さを合せる
のが容易になる。しかも、円錐台部55a,55bの径
や、フランジ14a,14b等の別部材の形状を考慮に
入れる必要がない。
【0051】尚、実施の形態は前記に限定されるもので
はなく、例えば次のように適宜に変更して実施すること
もできる。
【0052】○ L<D1+D2の実現は、フランジ1
4a,14bの継部3a,3bと対応する部分を切落
し、切落された面同士を対向するように位置決めするこ
とによって行われなくても、例えば、振動体3の鉛直方
向において互いに非干渉位置に配置することによって行
われてもよい。非干渉位置は共に縦振動の節位置である
ことが好ましい。また、フランジ14aとフランジ14
bの鉛直方向における距離はλ/2であることが好まし
い。この場合、フランジ14a,14bに固定されるベ
ースプレート13は、隣同士で段差が生じるが、フラン
ジ14a,14bを加工する必要がなくなると共に、フ
ランジ14a,14bのホーン5a,5bに対するねじ
による固定をその全周に亘って行うことができる。フラ
ンジ14a,14bを非干渉位置に配置する手段として
は、例えば図5に示すように、突出部57a,57bの
厚みを変えることが挙げられる。
【0053】○ フランジ14a,14bの半径D1,
D2は同じに形成されていなくてもよい。また、フラン
ジ14a,14bの切落された箇所の形状は同じでなく
てもよい。例えば、フランジ14bの切落しは行わず、
フランジ14aの継部3aと対応する箇所のみを切落て
もよい。この場合も、L<D1+D2は実現される。
【0054】○ 押え部材15a,15bは、それぞれ
フランジ14a,14bに対して、例えば接着されてい
てもよい。この場合、励振手段の周方向の自由度が制限
される。また、押え部材15a,15bに爪部21が形
成されていなくても、励振手段の鉛直方向の自由度が制
限される。
【0055】○ 円環状であるフランジ14a,14b
の搬送方向の長さは、その半径より小さくてもよい。
【0056】○ 長尺の振動体3の長手方向の長さは特
に限定されない。
【0057】○ ホーン5a,5bには突出部57a,
57bが一体形成されていなくても、別体でもよいし、
形成されなくてもよい。ホーン5a,5bとフランジ1
4a,14bとの固定が確実であればよい。
【0058】○ フランジ14a,14bには長孔が形
成されていなくても、孔が複数形成されていてもよい。
この場合も、その切落された面と角型ホーン5a,5b
の所望面とを平行に配置するのが容易になる。
【0059】○ 押え部材15a,15bはなくてもよ
い。この場合、フランジ14a,14bにベースプレー
ト13との固定用の孔を形成することが好ましい。励振
手段の周方向の位置決めを考慮すれば長孔であることが
好ましい。
【0060】○ フランジ14a,14bは、円環状で
なくても、角環状でもよい。また、フランジ14a,1
4b が分断されていてもよいことは言うまでもない。
【0061】○ 継部3a,3bの長さは、(n/2+
7/8)λで表される距離でなくてもよい。
【0062】○ フランジ14a,14bは、縦振動の
節位置に配置されていなくてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
4に記載の発明によれば、長尺の振動体がその長手方向
に列状に複数配置されても、物体を非接触でスムーズに
搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の物体浮揚搬送装置の模式平面
図。
【図2】搬送用ユニットの模式斜視図。
【図3】(a)は振動体を跨って隣り合う励振手段の模
式正面図、(b)は同じくA−A縦断面図。
【図4】物体の搬送状態を示す模式正面図。
【図5】別の実施の形態の振動体を跨って隣り合う励振
手段の模式正面図。
【図6】別の実施の形態の振動体を跨って隣り合う励振
手段の模式正面図。
【図7】従来の振動体を跨って隣り合う励振手段の模式
正面図。
【符号の説明】
1…物体浮揚搬送装置、3…振動体、4…物体、5a,
5b…励振手段を構成するホーン、6a,6b…同じく
振動子、10…同じく発振手段としての発振器、13…
支持体としてのベースプレート、14a,14b…固定
部材としてのフランジ、15a,15b…押え部材、2
5…LL変換体、L…間隔、D1,D2…幅。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その長手方向に列状に互いに近接するよ
    うに配置された複数の長尺の振動体と、 各振動体の長手方向両端部付近の所定位置にその先端が
    固定されたホーンと、該ホーンの先端と反対側に設けら
    れた振動子と、該振動子に接続された発振部とによって
    構成された励振手段と、 各振動体にそれぞれ略平行に設けられると共に、前記励
    振手段に固定部材を介して固定された支持体と、 によって構成され、 前記振動体を前記励振手段で励振させて、該振動体から
    の音波の放射圧により振動体の表面上において物体を浮
    揚させる物体浮揚装置で、物体を浮揚状態に保持しなが
    ら搬送する物体浮揚搬送装置であって、 前記振動体を跨った前記所定位置の間隔Lは、前記固定
    部材の当該所定位置のそれぞれに対応する位置から搬送
    方向における前記間隔Lに対応しない側への長さを幅D
    1,幅D2とすると、L<D1+D2で表される物体浮
    揚搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は同一平面状に形成されて
    いる請求項1に記載の物体浮揚搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、前記振動体の鉛直方向
    において互いに非干渉位置に配置されている請求項1に
    記載の物体浮揚搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材はその一部が切落されてい
    る略円環状のフランジであり、前記所定位置のそれぞれ
    に設けられた前記フランジは、それぞれの円弧部の外周
    面が前記支持体に固定された押え部材によって覆われて
    いる請求項1〜3のいずれか一項に記載の物体浮揚搬送
    装置。
  5. 【請求項5】 その長手方向に列状に互いに近接するよ
    うに配置された複数の長尺の振動体と、 各振動体の長手方向両端部付近の所定位置にその先端が
    固定されたホーンと、該ホーンの先端と反対側に設けら
    れた振動子と、該振動子に接続された発振部とによって
    構成された励振手段と、 によって構成され、 前記振動体を前記励振手段で励振させて、該振動体から
    の音波の放射圧により振動体の表面上において物体を浮
    揚させる物体浮揚装置で、物体を浮揚状態に保持しなが
    ら搬送する物体浮揚搬送装置であって、 前記励振手段は、その所定位置にLL変換体が介在され
    て第一の励振部と第二の励振部に分割されており、前記
    第一の励振部及び前記第二の励振部の軸方向は互いに直
    交している物体浮揚搬送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1310810C (zh) * 2002-08-09 2007-04-18 株式会社丰田自动织机 除电及取出、剥离带电抑制方法及装置、取出及支撑装置
CN113844160A (zh) * 2018-10-31 2021-12-28 微技术株式会社 振动装置、振动方法、及振动撒入装置

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