JP2002166803A - 車両用通信システム、車両用通信装置、車両、通信方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

車両用通信システム、車両用通信装置、車両、通信方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2002166803A
JP2002166803A JP2000365836A JP2000365836A JP2002166803A JP 2002166803 A JP2002166803 A JP 2002166803A JP 2000365836 A JP2000365836 A JP 2000365836A JP 2000365836 A JP2000365836 A JP 2000365836A JP 2002166803 A JP2002166803 A JP 2002166803A
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vehicle
image data
portable terminal
data
mobile terminal
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JP2000365836A
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English (en)
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Masataka Sakaeda
正孝 榮田
Noriyasu Asaki
則泰 朝木
Mamoru Sakaki
守 坂木
Masako Shimomura
まさ子 下村
Sadayuki Sugama
定之 須釜
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/20Monitoring the location of vehicles belonging to a group, e.g. fleet of vehicles, countable or determined number of vehicles
    • G08G1/205Indicating the location of the monitored vehicles as destination, e.g. accidents, stolen, rental
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/085Registering performance data using electronic data carriers
    • G07C5/0858Registering performance data using electronic data carriers wherein the data carrier is removable

Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故を記録した画像データを外部の安全な場
所に移すことができ、しかも、一般大衆車に採用可能な
程度の安価なものとする。 【解決手段】 運転者1が自動車2を運転する場合に、
携帯電話3を接続ボックス5にセットすると、動作制御
部10は、CCDカメラ4に逐次外部環境の画像を撮影
するよう指示し、画像データを接続ボックス5内のデー
タ保存部11に送って保存するようにする。自動車2の
運転中になんらかの事故が発生すると、動作制御部10
は衝撃センサ6が作動したことを検知し、接続ボックス
5にセットされている携帯電話3からデータ記録センタ
7を呼び出して、データ保存部11に記録されている全
ての画像データを送信する。さらに、接続ボックス5の
ロックが解除されるが、携帯電話3が接続ボックス5に
セットされたまま所定時間を経過した後に、動作制御部
10は、当該携帯電話3から警察9へ事故の通報を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両事故があった
場合に、その状況を記録した映像データを外部の安全な
場所に保存可能とし、しかも、事故の発生を通報するこ
とのできる車両用通信システム、車両用通信装置、車
両、通信方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−64565号公報には、自動
車に、該自動車の運転状況や事故が発生した場合にはそ
のときの外部環境との状況を記録する装置を搭載し、事
故後にこの記録されたデータを採取するといういわば航
空機に用いられるブラックボックスの自動車適用タイプ
について技術公開されている。
【0003】また、特開平9−257495号公報に
は、ヨーレートセンサの検出特性を活用して車両の事故
を判定し、事故時のデータを記憶手段に保存するように
した事故状況記録装置が開示されている。
【0004】また、特開平11―165661号公報に
は、走行する自動車の内部に、刻々と変化する運転状態
と現在位置を記録する装置を設け、該自動車が事故であ
ることを検知した場合はこれを基地側に送信する技術が
公開されている。さらに、周囲の状況もCCDカメラに
より撮影し、これを基地側にインターネット回線を通じ
て送付することも記載されている。
【0005】また、特開2000−57467号公報に
は、自動車内部に閉じ込められたような場合も、外部の
基地局に通報する技術が公開されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたような従来
技術は、専用の事故記録装置ならびに通報装置を用いる
ものである。これらの装置は高価格であり、そのために
業務用に運行されるトラックや高級乗用車にしか採用さ
れず、一般の大衆乗用車には採用されにくいといった問
題があった。
【0007】自動車事故で死亡事故や重傷事故が発生し
た場合、その大半は小型で脆弱な一般大衆車が対象とな
る。そのため、上記のような事故記録装置ならびに通報
装置が採用されていない一般大衆車の運転者や同乗者側
は、事故に対する主張が十分行えず、不利な立場に立た
される場合が多い。
【0008】すなわち、一般大衆車にも採用され、か
つ、十分に事故の状況を記録して通報しうるシステムが
必要である。
【0009】また、上記従来技術においては、事故のデ
ータの記録と送信等の技術については公開されている
が、事故後の保証交渉や事故後の処理についてはなんら
検討されていない。そのため、これらの装置を搭載して
いる運転者側に、特に即時性のあるメリットは期待でき
ない。これでは、一般社会への普及が進展しない。
【0010】さらに、上記特開平6−64565号公報
や特開平9−257495号公報に開示された従来技術
では、死亡事故等の大事故の場合、車両が焼失したり、
大規模な損壊を受けて記録データが消失したりしてしま
うおそれもある。そのため、記録データを早急に外部の
安全な場所に移すことが必要である。
【0011】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
ものであり、事故を記録した画像データを外部の安全な
場所に移すことができ、しかも、一般大衆車に採用可能
な程度の安価な車両用通信システム、車両用通信装置、
車両、通信方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用通信シス
テムは、画像撮影手段、前記画像撮影手段により撮影さ
れた画像データを保存するデータ保存手段、衝撃を検出
するセンサ手段、携帯端末をセット可能とした携帯端末
保持手段、及び動作制御手段が設置された車両と、前記
携帯端末と通信網を介して通信可能なデータ処理装置と
を有する車両用通信システムであって、前記動作制御手
段は、前記センサ手段により衝撃が検出された場合に、
前記データ保存手段に保存されている画像データを、前
記携帯端末保持手段にセットされた携帯端末を介して前
記データ処理装置に送信する点に特徴を有する。
【0013】また、本発明の車両用通信システムの他の
特徴とするところは、前記動作制御手段は、前記データ
保存手段に保存されている古い画像データを消去して、
新しい画像データを保存していく点にある。
【0014】また、本発明の車両用通信システムの他の
特徴とするところは、前記動作制御手段は、前記画像デ
ータのデータ処理装置への送信後、前記携帯端末保持手
段にセットされた携帯端末を介して所定の相手に通報を
行う点にある。
【0015】また、本発明の車両用通信システムの他の
特徴とするところは、前記動作制御手段は、前記画像デ
ータのデータ処理装置への送信後、所定時間だけ前記携
帯端末が前記携帯端末保持手段から取り外されない場合
に、前記通報を行う点にある。
【0016】また、本発明の車両用通信システムの他の
特徴とするところは、前記所定の相手は、警察である点
にある。
【0017】また、本発明の車両用通信システムの他の
特徴とするところは、前記車両内では前記携帯端末保持
手段にセットされた携帯端末を使用しての通信が可能で
あり、前記動作制御手段は、前記携帯端末保持手段にセ
ットされた携帯端末が通信状態となっているときに、前
記センサ手段により衝撃が検出された場合、前記通信状
態を切断して、前記画像データのデータ処理装置への送
信を行う点にある。
【0018】また、本発明の車両用通信システムの他の
特徴とするところは、前記データ処理装置は、保険に関
する者が運営しているものである点にある。
【0019】また、本発明の車両用通信システムの他の
特徴とするところは、前記携帯端末は携帯電話である点
にある。
【0020】本発明の車両用通信装置は、車両に搭載さ
れる車両通信用装置であって、画像撮影手段と、前記画
像撮影手段により撮影された画像データを保存するデー
タ保存手段と、衝撃を検出するセンサ手段と、携帯端末
をセット可能とした携帯端末保持手段と、前記センサ手
段により衝撃が検出された場合に、前記データ保存手段
に保存されている画像データを、前記携帯端末保持手段
にセットされた携帯端末を介して外部に送信する動作制
御手段とを備えた点に特徴を有する。
【0021】本発明の車両は、画像撮影手段と、前記画
像撮影手段により撮影された画像データを保存するデー
タ保存手段と、衝撃を検出するセンサ手段と、携帯端末
をセット可能とした携帯端末保持手段と、前記センサ手
段により衝撃が検出された場合に、前記データ保存手段
に保存されている画像データを、前記携帯端末保持手段
にセットされた携帯端末を介して所定に送信する動作制
御手段とが設置された点に特徴を有する。
【0022】本発明の通信方法は、画像撮影手段と、前
記画像撮影手段により撮影された画像データを保存する
データ保存手段と、衝撃を検出するセンサ手段と、携帯
端末をセット可能とした携帯端末保持手段とを車両に設
置して行う通信方法であって、前記センサ手段により衝
撃が検出された場合に、前記データ保存手段に保存され
ている画像データを、前記携帯端末保持手段にセットさ
れた携帯端末を介して外部に送信する点に特徴を有す
る。
【0023】本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体は、画像撮影手段と、前記画像撮影手段により撮影
された画像データを保存するデータ保存手段と、衝撃を
検出するセンサ手段と、携帯端末をセット可能とした携
帯端末保持手段とを車両に設置して行う通信を実行する
ためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体であって、前記センサ手段により衝撃が検出
された場合に、前記データ保存手段に保存されている画
像データを、前記携帯端末保持手段にセットされた携帯
端末を介して外部に送信する処理を実行するプログラム
を格納した点に特徴を有する。
【0024】上記のような本発明においては、運転者
は、自己が保持する携帯電話等の携帯端末を車両内部の
携帯端末保持手段にセットする。車両内部に設置された
CCDカメラ等の撮影手段から送られてくる最新の画像
データがデータ保存手段に保存される。そして、センサ
手段により衝撃が検出された場合、携帯電話を自動的に
通話状態にセットし、データ保存手段に保存されている
画像データを当該携帯電話を介して、保険会社等が運営
するデータ処理装置に送信する。
【0025】さらに、画像データの送信を終えた後に、
所定時間経過しても携帯電話が携帯端末保持手段から取
り外されない場合、携帯電話を介して自動的に警察等に
事故の通報を行うようにすることもできる。すなわち、
事故の状況が軽微で警察等に通報する程度のレベルでな
ければ、通報するかどうかを選択可能となり、より現実
に即した対応が可能となる仕組である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
車両用通信システム、車両用通信装置、車両、通信方
法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の実施の
形態について説明する。
【0027】(第1の実施の形態)図1は、車両用通信
システムの全体構成を示す図である。また、図2は、第
1の実施の形態のシステムの全体構成をより詳細に示す
概略図である。運転者1は自動車2を運転する場合、携
帯電話3を接続ボックス5にセットする。携帯電話3を
接続ボックス5にセットする場合は、携帯電話3の外部
情報接続コネクタを接続ボックス5の所定の接続コネク
タに接続する。携帯電話3がセットされたならば、接続
ボックス5は、ロックにて携帯電話3が抜け落ちないよ
うにする。
【0028】接続ボックス5には、前後左右の周囲36
0度全方向から画像データを採取可能なCCDカメラ4
が接続されている。このCCDカメラ4は、例えば、車
内の天井部分に設置されている。
【0029】また、接続ボックス5には、衝撃を検出す
る衝撃センサ6が接続されている。衝撃センサ6は、自
動車2の前後(例えば、前後のバンパ内)にそれぞれ設
置されている。
【0030】また、接続ボックス5内には、動作制御部
10と、データ保存部11と、衝撃センサ6と、図示し
ない電源部とが備えられている。
【0031】上記携帯電話3のデータ通信先として、第
三者が運営するデータ記録センタ7のデータ記録コンピ
ュータが通信網8を介して即時に接続されるようになっ
ている。なお、本実施の形態においては、このデータ記
録コンピュータが本発明でいうデータ処理装置に相当す
るものである。
【0032】次に、図3のフローチャートを参照して、
本実施の形態における動作について説明する。運転者1
が自動車2を運転する場合に、携帯電話3を接続ボック
ス5にセットすると、接続の検証を行うために簡易の通
信テストが実施される(ステップS301)。この通信
テストは、実際の接続ではなく、データ記録センタ7を
呼び出すコールだけである。そうすることにより、接続
料金が携帯電話3の契約者たる運転者1に加算されるこ
となくテストを行うことが可能となる。
【0033】上記のように携帯電話3を接続ボックス5
にセットした状態で、運転者1は自動車2の運転を始め
るのであるが、携帯電話3が接続ボックス3にセットさ
れた状態では、動作制御部10は、CCDカメラ4に逐
次外部環境の画像を撮影するよう指示し、画像データを
接続ボックス5内のデータ保存部11に送って保存する
ようにする(ステップS302)。
【0034】撮像される画像データは、0.1秒間隔程
度で撮影されてデータ保存部11に送られる(ステップ
S303)。したがって、データ保存部11には車外の
刻々移り行く状況の画像データが蓄積される。
【0035】ところで、CCDカメラ4から逐次画像デ
ータが送られてくると、データ保存部11が画像データ
で満杯となる。動作制御部10は、データ保存部11が
画像データで満杯になったと判断したならば(ステップ
S304)、データ保存部11に保存されている最も古
い画像データを削除する(ステップS305)。そし
て、次の瞬間の新しい画像データを保存し(ステップS
306)、これらの処理を順次繰り返す。したがって、
データ保存部11には、常に最新の画像データが保存さ
れることになる。なお、データ保存部11の容量として
は、例えば5秒程度の画像データを保存可能としておけ
ばよい。
【0036】何の事故もなく、自動車2の運転が停止さ
れた場合、データ保存部11に保存されている全ての画
像データを消去する。若しくは、そのままデータ保存部
11に保存していおいてもよい。運転者1は、携帯電話
3を接続ボックス5から取り外し、携帯して車外へ出
る。
【0037】ここで、自動車2の運転中になんらかの事
故が発生した場合、いずれかの衝撃センサ6が作動する
(ステップS307)。動作制御部10は、衝撃センサ
6が作動したことを検知すると、接続ボックス5にセッ
トされている携帯電話3からデータ記録センタ7を呼び
出し、接続されると同時に、データ保存部11に記録さ
れている全ての画像データを送信する(ステップS30
8)。この画像データの送信時間は、僅かに5〜30秒
程度であり、後の警察への通報に支障をきたすことはな
い。
【0038】そして、接続ボックス5のロックが解除さ
れる。その後、携帯電話3が接続ボックス5にセットさ
れたまま所定時間を経過した後に、動作制御部10は、
当該携帯電話3から警察9へ事故の通報を行う(ステッ
プS309)。この所定時間とは、運転者1が予め設定
しておくことができるもので、例えば10秒、20秒、
30秒、1分等のように任意に定められる。
【0039】すなわち、運転者1が十分に動ける軽微な
事故であれば、上記所定時間内に携帯電話3を接続ボッ
クス5から取り外すことができる。そして、警察への通
報を行うかどうか判断できる。つまり、事故を示談やそ
の他の処理の方法で処理することが可能である。
【0040】しかし、運転者1が動けない重傷や死亡の
状況となった場合、運転者1は携帯電話3を接続ボック
ス5から取り外すことができない。つまり、上記所定時
間が経過しても携帯電話3が接続ボックス5から取り外
されない場合、重傷や死亡の状況にあると考えられるの
で、動作制御部10は、接続ボックス5にセットされた
ままとなっている携帯電話3から警察9や救急センタ等
へ電話をかけ、事故が起きたことを通報する。
【0041】警察9や救急センタ等への通報としては、
例えば、「現在、事故が発生しました。運転者は動けな
い重傷状況にありますので、自動事故通報装置が通報し
ています。事故の発生位置は、この携帯電話3の通信位
置から計算して下さい。それと、至急、救急車の出動を
お願いします。」といった内容の音声メッセージが繰り
返されるようにすればよい。
【0042】この通報は、事故現場に警察が到着し、携
帯電話3を接続ボックス5から取り外した段階で終了す
る。あるいは、電源部13の電気容量を使用し尽くした
か、自動車2が焼失したか等の場合となる。
【0043】なお、上記メッセージには、運転者1の個
人の氏名や電話番号等を含ませておくことも可能であ
る。例えば、「現在、交通事故が発生しました。運転者
はOOOOです。自宅の住所はOOOOOで電話番号は
OOO−OOO−OOOOです。現在車内で動けない重
傷状況にありますので、自動事故通報装置が通報してい
ます。事故の発生位置は、この携帯電話3の通信位置か
ら計算して下さい。それと、至急、救急車の出動をお願
いします。」といった内容となる。なお、自動車にGP
S(Global Positioning System)を搭載している場
合、現在位置まで含めたメッセージを通報するようにし
てもよい。
【0044】このように、運転者1が動けない重傷や死
亡の状況となった場合でも、自動的に警察や救急センタ
9等に通報することが可能となり、特に重傷の場合は、
早急な救助活動が可能となり、一命を取り留めることが
可能となる。
【0045】一方、上記ステップS308において携帯
電話3から画像データの送信を受けたデータ記録センタ
7では、その画像データを保存する(ステップS35
1)とともに、画像データの分析を行い(ステップS3
52)、この画像データを紙等の記録媒体にプリントア
ウトして、あるいは、画像データそのものを、契約者た
る運転者1のもとに送付する(ステップS353)。運
転者1が死亡したり、重傷であったりした場合は、その
親族に送付するようにしてもよい。
【0046】このように、死亡事故や重傷で意識のない
状況等であっても、事故の原因検証やその後の事故の処
理において、画像データを証拠として使用することが可
能となり、従来は不利な立場に置かれていた運転者1や
その親族側からも証拠を主張することが可能となる。ま
た、この運転者1の契約する損害保険や生命保険、事故
保険会社側においても、画像データを基に公正に事故処
理を行うことが可能となる。
【0047】以上述べたように本実施の形態によれば、
現在、広く一般に普及しており、ほとんどの一般成人が
個人として保持している携帯電話3を利用して、画像デ
ータの送信、事故通報を行うことができる。また、今日
のデジタルスチルカメラやビデオカメラの急速な普及に
より、CCD素子は安価に提供されるに至っており、C
CDカメラ4を設置することはさほどコストのかかるこ
とでない。また、今日のコンピュータの急速な普及によ
り、記憶用の半導体素子も安価なものが提供されるに至
っており、それをデータ保存部11に適用すればよい。
このように特別な装備を少なくして、安価な車両用通信
システムを構築することができる。例えば、前記のCC
Dカメラは、一般に市販されているデジタルスチルカメ
ラやデジタルビデオカメラなどをそのまま使用してもよ
い。ただし、接続ボックス5より上記の機能を発揮する
ようにプログラムで制御コントロールされるように設定
される仕様のものであれば何でも使用可能である。
【0048】なお、接続ボックス5は、動作制御部10
の保護等からいえば極力頑丈で、堅牢な筐体を採用する
ことが望ましい。また、接続ボックス5の配置場所とし
ては、外部からは遠く、且つ、運転者1が携帯電話3を
置きやすい位置、例えば、運転席シートと助手席シート
との間の位置といった自動車2の中央部に配置されるの
が望ましい。
【0049】(第2の実施の形態)図4は、第2の実施
の形態のシステムの全体構成をより詳細に示す概略図で
ある。本実施の形態は、携帯電話3を使用して、運転者
1が運転中に外部の通話者と会話ができるようにした態
様である。なお、図2に示すものと同一の構成要素には
同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0050】接続ボックス5には、車内に設置されたマ
イク14とスピーカ15とが接続されている。携帯電話
3が接続ボックス5にセットされた状態では、外部の誰
かより電話がかかって来た段階で、動作制御部10は携
帯電話3を起動させ、音声をスピーカ15に出力する。
そして、この音声に運転者1が応答する場合、音声はマ
イク14を介し、接続ボックス5を経由して携帯電話3
を通じて送信される。これにより、運転者1は、自動車
2を運転している状況で、外部の通話者と会話を継続す
ることが可能となる。
【0051】次に、図5、6のフローチャートを参照し
て、本実施の形態における動作について説明する。な
お、このフローチャートにおいて、図3に示すものと同
一の動作には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0052】運転者1がマイク14とスピーカ15とを
使用して会話をしている状況において、事故が発生した
とする。この場合、いずれかの衝撃センサ6が作動し
(ステップS307)、動作制御部10は携帯電話3に
よる外部の通話者との通信接続を終了させる(ステップ
S501)。
【0053】そして、接続ボックス5にセットされてい
る携帯電話3からデータ記録センタ7を呼び出し、上記
第1の実施の形態でも述べたように、データ保存部11
に記録されている全ての画像データを送信する(ステッ
プS502、S503)。その後、接続ボックス5のロ
ックが解除され、所定時間の経過終了を待って、携帯電
話3から警察9へ事故の通報を行う。
【0054】この場合、「現在、交通事故が発生しまし
た。運転者1は現在動けない重傷状況にありますので、
自動事故通報装置が通報しています。事故の発生位置
は、この携帯電話3の通信位置から計算して下さい。そ
れと、至急、救急車の出動をお願いします。」といった
内容の音声メッセージを送信するとともに、車内にもス
ピーカ15から音声として出力し、且つ、適宜な間隔、
例えば約3秒間の間隔をもって、該メッセージの送信と
音声出力をする。
【0055】この3秒間の間に、運転者1や同乗者の音
声がマイク14を経由して検知された場合は、運転者1
の音声を送信し、警察9との会話を可能とするようにす
る。このような場合、運転者1は警察9に事故の発生位
置、そして、その状況等の通報も可能となり、携帯電話
3を接続ボックス5より取り外しても、警察9との会話
が続行可能となるようにすることで、運転者1が車外に
出ても、継続して事故状況の通報が継続して行える。
【0056】また、携帯電話3が接続ボックス5から取
り外されず、且つ、上記3秒間の間に音声連絡があり、
その後、音声応答が切れた場合は、引き続き上記メッセ
ージを繰り返すようにする。これば、瞬時には運転者1
が会話できたが途中で意識を失った場合でも、携帯電話
3の通信継続によりその通信応答時間やどこの基地局と
の通信か、あるいは、瞬間的に通信基地局を変えた時点
での応答時間等の差異から位置の特定がおおよそ可能と
なるからである。
【0057】また、衝撃センサ6の衝撃度により、上記
ステップS501の外部の通話者との会話を切断するに
あたって、該通話者に配慮を払い、メッセージとして、
「現在、自動車事故が発生しました。各方面への通報の
ために、あなたとの通話を切断します。」を送信した後
に、会話通信を切断してもよい。このようにして、相手
への配慮をもって会話の切断を行うことが可能となる。
【0058】なお、第1の実施の形態ではフローチャー
トを省略したが、図6は、運転者1が十分に動ける軽微
な事故で、所定時間内に携帯電話3を接続ボックス5か
ら取り外した場合の動作の一例を示すフローチャートで
ある。すなわち、事故後に携帯電話3を接続ボックス5
から所定時間経過前に取り外して車外に脱出した場合
(ステップS504)、運転者1は警察への通報を行う
かどうか判断し(ステップS505)、必要に応じて携
帯電話3から警察や保険会社等へ連絡を行う(ステップ
S506)。
【0059】(第3の実施の形態)図7は、第3の実施
の形態のシステムの全体構成をより詳細に示す概略図で
ある。本実施の形態は、運転者1が携帯電話3を忘れた
場合に、同乗者の携帯電話3を接続ボックス5にセット
できるようにした態様である。なお、図2、4に示すも
のと同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は
省略する。
【0060】運転者1が携帯電話3をたまたま忘れ、同
乗者の携帯電話3を接続ボックス5にセットする場合、
通常は接続が拒否されるが、運転者1が接続ボックス5
に設置された特殊キー16を操作することで、接続ボッ
クス5は当該同乗者の携帯電話3からのデータ記録セン
タ7との通信を可能とする。そのために、同乗者の携帯
電話3がセットされた段階で、通話確認のテスト通信を
行い、データ送信の可能性を確認する。
【0061】携帯電話は各社各様であり、形状が一定で
ない場合が多いので、接続ボックス5の所定の位置にセ
ットすることが不可能な状況が多い。この場合、接続ボ
ックス5に別途備えられている接続コード17を用いて
接続コネクタに接続する。これにより、ロックがかから
ないものの、事故の場合には画像データをデータ記録セ
ンタ7へ送信し、その後に警察9への通報を行うことが
できる。
【0062】なお、上述した第1〜3の実施の形態で述
べた以外に、例えば、運転者1が携帯電話3を携帯して
自動車2を離れた場合に、CCDカメラ4や動作制御部
10を動作させる状態にしておく。この場合、他人の自
動車が追突や衝突して逃走した場合、動作制御部10は
画像データをデータ保存部11に保存しておき、運転者
1が戻ってきたときに、接続ボックス5に携帯電話3を
セットすれば、直ちに事故時の画像データがデータ記録
センタ7へ送信される。したがって、この画像データに
基づいて、相手の自動車を特定することが可能となる。
【0063】また、衝撃センサ6で検出される衝撃が小
さい場合は、大事故でないので、画像データは送付され
るが、運転者1は負傷しているケースは少ない。このよ
うな場合では、事故の運転者同士で事故の原因や保証等
について話合い(示談交渉など)が持たれる。この場合
に、自動車2にプリンタや画像出力装置(CRT等)を
搭載しておき、データ保存部11から画像データを即座
に出力できるようにしておけば、交渉を公正に行うこと
が可能となる。
【0064】さらに、事故の画像データを受信したデー
タ記録センタ7のデータ記録コンピュータは即座に担当
の事故処理専任者に連絡し、この事故処理専任者から運
転者1へ交渉のアドバイスを携帯電話3を通して行うこ
とが可能となる。あるいは、事故の衝撃が小さい場合
は、画像データを受信するとともに、自動的に上記事故
専任処理者から運転者1へ携帯電話3を介して通信連絡
が取れるようにすることで、更なる良好な対応が可能と
なる。
【0065】そして、該事故専任処理者は受信した画像
データを見ながら過去の経験より事故の原因を即座に推
察し、当方側にその責任が低いと判断される場合はその
旨を強く主張して事故処理費用の軽減を行うことも可能
である。これにより、正当に事故の処理が処理され、保
険会社も不要な負担を強いられることもなくなる。
【0066】(第4の実施の形態)例えば、デジタル撮
像カメラ機能付きの携帯電話を使用する場合は、CCD
カメラは必要なく、接続ボックス5が車内の天井の中央
部付近か、もしくは、フロントダッシュボードの上など
に配置して、その内部に前記デジタル撮像カメラ機能付
きの携帯電話3を装着するという方法でもよい。このよ
うな場合は、接続端子を装着すると、携帯電話3のデジ
タル撮像カメラより画像データが接続ボックス5内に取
り込まれ、実施例―1で述べたような処理を行うことが
可能となる。また、4方向(360度全方位)を撮像し
たい場合は前記携帯電話3を4台使用するか、別途、上
記機能を有するデジタル撮像カメラ部を携帯電話3に追
加接続するという方法もある。このような場合も含めて
当然ながら、前記接続ボックス5は、このようなデジタ
ル撮像カメラ機能を有する携帯電話3を制御するプログ
ラムを有している必要がある。
【0067】(その他の実施の形態)上述した実施の形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
【0068】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、及びそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0069】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0070】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0071】なお、上記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、運転
者が保持する携帯電話等の携帯端末を使用することで、
別途新たに自動車の事故通報用に無線回線を開設する必
要がなく経済的であり、一般大衆車にも配備可能で、よ
り実社会に有効である。
【0073】しかも、事故発生の前の状況からの画像デ
ータを外部に送信して保存するため、車両が焼失してし
まうような場合でも、該データは残り、公正に事故の処
理が行われる。これにより、保険会社や損害保険会社の
事後の処理も公正に且つ迅速に処理されるという効果も
発生する。
【0074】また、携帯端末から自動的に事故の通報を
行うようにしておけば、運転者が重傷の場合でも早急な
通報がなされる。通報を継続しておけば、通信応答時間
や基地局の特定でおおよその事故地点が算出可能とな
り、運転者の生命の確保がより向上する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用通信システムの全体構成を示す図であ
る。
【図2】第1の実施の形態のシステムの全体構成をより
詳細に示す概略図である。
【図3】第1の実施の形態における動作について説明す
るためのフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態のシステムの全体構成をより
詳細に示す概略図である。
【図5】第2の実施の形態における動作について説明す
るためのフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態における動作について説明す
るためのフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態のシステムの全体構成をより
詳細に示す概略図である。
【符号の説明】
1 運転者 2 (本発明でいう車両に相当する)自動車 3 (本発明でいう携帯端末に相当する)携帯電話 4 (本発明でいう撮影手段に相当する)CCDカメ
ラ 5 (本発明でいう携帯端末保持手段に相当する)接
続ボックス 6 (本発明でいうセンサ手段に相当する)衝撃セン
サ 7 データ記録センタ 8 通信網 9 警察 10 (本発明でいう動作制御手段に相当する)動作制
御部 11 (本発明でいうデータ保存手段に相当する)デー
タ保存部 14 マイク 15 スピーカ 16 特殊キー 17 接続コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04M 11/04 H04M 11/04 H04B 7/26 M (72)発明者 坂木 守 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 下村 まさ子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 須釜 定之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 BB21 BB74 DD03 DD13 EE05 EE08 EE20 FF01 FF04 FF23 GG20 GG66 GG70 GG83 5H180 AA01 CC04 CC12 EE08 FF10 5K067 AA32 BB03 DD52 EE02 EE10 EE16 FF03 GG02 HH11 JJ52 5K101 KK14 LL01 LL12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像撮影手段、前記画像撮影手段により
    撮影された画像データを保存するデータ保存手段、衝撃
    を検出するセンサ手段、携帯端末をセット可能とした携
    帯端末保持手段、及び動作制御手段が設置された車両
    と、 前記携帯端末と通信網を介して通信可能なデータ処理装
    置とを有する車両用通信システムであって、 前記動作制御手段は、前記センサ手段により衝撃が検出
    された場合に、前記データ保存手段に保存されている画
    像データを、前記携帯端末保持手段にセットされた携帯
    端末を介して前記データ処理装置に送信することを特徴
    とする車両用通信システム。
  2. 【請求項2】 前記動作制御手段は、前記データ保存手
    段に保存されている古い画像データを消去して、新しい
    画像データを保存していくことを特徴とする請求項1に
    記載の車両用通信システム。
  3. 【請求項3】 前記動作制御手段は、前記画像データの
    データ処理装置への送信後、前記携帯端末保持手段にセ
    ットされた携帯端末を介して所定の相手に通報を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記動作制御手段は、前記画像データの
    データ処理装置への送信後、所定時間だけ前記携帯端末
    が前記携帯端末保持手段から取り外されない場合に、前
    記通報を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両用
    通信システム。
  5. 【請求項5】 前記所定の相手は、警察であることを特
    徴とする請求項3に記載の車両用通信システム。
  6. 【請求項6】 前記車両内では前記携帯端末保持手段に
    セットされた携帯端末を使用しての通信が可能であり、 前記動作制御手段は、前記携帯端末保持手段にセットさ
    れた携帯端末が通信状態となっているときに、前記セン
    サ手段により衝撃が検出された場合、前記通信状態を切
    断して、前記画像データのデータ処理装置への送信を行
    うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の車両用通信システム。
  7. 【請求項7】 前記データ処理装置は、保険に関する者
    が運営しているものであることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1項に記載の車両用通信システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯端末は携帯電話であることを特
    徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用通
    信システム。
  9. 【請求項9】 車両に搭載される車両通信用装置であっ
    て、 画像撮影手段と、 前記画像撮影手段により撮影された画像データを保存す
    るデータ保存手段と、 衝撃を検出するセンサ手段と、 携帯端末をセット可能とした携帯端末保持手段と、 前記センサ手段により衝撃が検出された場合に、前記デ
    ータ保存手段に保存されている画像データを、前記携帯
    端末保持手段にセットされた携帯端末を介して外部に送
    信する動作制御手段とを備えたことを特徴とする車両用
    通信装置。
  10. 【請求項10】 画像撮影手段と、 前記画像撮影手段により撮影された画像データを保存す
    るデータ保存手段と、 衝撃を検出するセンサ手段と、 携帯端末をセット可能とした携帯端末保持手段と、 前記センサ手段により衝撃が検出された場合に、前記デ
    ータ保存手段に保存されている画像データを、前記携帯
    端末保持手段にセットされた携帯端末を介して所定に送
    信する動作制御手段とが設置されたことを特徴とする車
    両。
  11. 【請求項11】 画像撮影手段と、前記画像撮影手段に
    より撮影された画像データを保存するデータ保存手段
    と、衝撃を検出するセンサ手段と、携帯端末をセット可
    能とした携帯端末保持手段とを車両に設置して行う通信
    方法であって、 前記センサ手段により衝撃が検出された場合に、前記デ
    ータ保存手段に保存されている画像データを、前記携帯
    端末保持手段にセットされた携帯端末を介して外部に送
    信することを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 画像撮影手段と、前記画像撮影手段に
    より撮影された画像データを保存するデータ保存手段
    と、衝撃を検出するセンサ手段と、携帯端末をセット可
    能とした携帯端末保持手段とを車両に設置して行う通信
    を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読
    み取り可能な記憶媒体であって、 前記センサ手段により衝撃が検出された場合に、前記デ
    ータ保存手段に保存されている画像データを、前記携帯
    端末保持手段にセットされた携帯端末を介して外部に送
    信する処理を実行するプログラムを格納したことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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