JP2002166731A - 車両用燃料配管構造 - Google Patents
車両用燃料配管構造Info
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料タンクの容量増加が図れ、走行距離を延
ばすことができる車両用燃料配管構造を提供する。 【解決手段】 燃料タンク６は、給排口部８を左側サ
イドフレーム２側にして車両１の幅方向に延びるように
配置され、かつ大部分がサイドフレーム内側範囲５に収
まるに配置され、三方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ
１１及びＣＮＧ充填用パイプ１２は、左側サイドフレー
ム側外方領域２０に配置されている。燃料タンク６は、
三方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及びＣＮＧ充
填用パイプ１２の干渉を受けることなく、サイドフレー
ム内側範囲５でぎりぎりの限度まで拡大することが可能
であり、この分、容量を増加することができる。そし
て、燃料タンク６の容量を増加することにより走行距離
(航続距離)を延ばすことができる。
ばすことができる車両用燃料配管構造を提供する。 【解決手段】 燃料タンク６は、給排口部８を左側サ
イドフレーム２側にして車両１の幅方向に延びるように
配置され、かつ大部分がサイドフレーム内側範囲５に収
まるに配置され、三方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ
１１及びＣＮＧ充填用パイプ１２は、左側サイドフレー
ム側外方領域２０に配置されている。燃料タンク６は、
三方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及びＣＮＧ充
填用パイプ１２の干渉を受けることなく、サイドフレー
ム内側範囲５でぎりぎりの限度まで拡大することが可能
であり、この分、容量を増加することができる。そし
て、燃料タンク６の容量を増加することにより走行距離
(航続距離)を延ばすことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＮＧ（圧縮天然
ガス）等の燃料ガスを用いる車両用の燃料配管構造に関
するものである。
ガス）等の燃料ガスを用いる車両用の燃料配管構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】上述した車両用燃料配管構造の一例とし
て、ＣＮＧ（圧縮天然ガス）を貯蔵するタンク（燃料タ
ンク）を車両の２本のサイドフレームの内側範囲に搭載
し、燃料タンクからエンジンに燃料として天然ガス（Ｃ
ＮＧ）を供給し、また、車両の側面部に配置される燃料
注入口と燃料タンクとを燃料通路を介して接続し、燃料
通路に、燃料タンクから燃料注入口への燃料ガスの流れ
（逆流）を防止する逆止弁を介装し、逆止弁及び逆止弁
から燃料タンクまでの燃料通路を２本のサイドフレーム
の内側範囲に配置したものがある。
て、ＣＮＧ（圧縮天然ガス）を貯蔵するタンク（燃料タ
ンク）を車両の２本のサイドフレームの内側範囲に搭載
し、燃料タンクからエンジンに燃料として天然ガス（Ｃ
ＮＧ）を供給し、また、車両の側面部に配置される燃料
注入口と燃料タンクとを燃料通路を介して接続し、燃料
通路に、燃料タンクから燃料注入口への燃料ガスの流れ
（逆流）を防止する逆止弁を介装し、逆止弁及び逆止弁
から燃料タンクまでの燃料通路を２本のサイドフレーム
の内側範囲に配置したものがある。
【０００３】この車両用燃料配管構造では、燃料注入口
から逆止弁を含む燃料通路を通してＣＮＧが燃料タンク
に供給されて貯蔵される。また、燃料通路に逆止弁を介
装しており、ＣＮＧが逆流して燃料注入口から放出され
ることを防止できるようにしている。
から逆止弁を含む燃料通路を通してＣＮＧが燃料タンク
に供給されて貯蔵される。また、燃料通路に逆止弁を介
装しており、ＣＮＧが逆流して燃料注入口から放出され
ることを防止できるようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ＣＮＧを燃
料に用いる車両では、天然ガスのエネルギー密度が低い
ことから、所定の距離を走行するためには多くの天然ガ
スが必要であり、走行距離（航続距離）を延ばすために
は、燃料タンクを大容量化ひいては大型化する必要があ
る。しかしながら、上述した車両用燃料配管構造では、
逆止弁及び逆止弁から燃料タンクまでの燃料通路を２本
のサイドフレームの内側範囲に配置していることから、
燃料タンクの大型化は逆止弁などにより規制されて制約
を受け、上記要望に適切には応えられていないというの
が実情であった。
料に用いる車両では、天然ガスのエネルギー密度が低い
ことから、所定の距離を走行するためには多くの天然ガ
スが必要であり、走行距離（航続距離）を延ばすために
は、燃料タンクを大容量化ひいては大型化する必要があ
る。しかしながら、上述した車両用燃料配管構造では、
逆止弁及び逆止弁から燃料タンクまでの燃料通路を２本
のサイドフレームの内側範囲に配置していることから、
燃料タンクの大型化は逆止弁などにより規制されて制約
を受け、上記要望に適切には応えられていないというの
が実情であった。
【０００５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、燃料タンクの容量増加が図れ、走行距離を延ば
すことができる車両用燃料配管構造を提供することを目
的とする。
であり、燃料タンクの容量増加が図れ、走行距離を延ば
すことができる車両用燃料配管構造を提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、エンジン用の燃料ガスを圧縮収納する燃料タンク
を、車両の前後方向に延びた２本のサイドフレームの間
に配置し、車両の側面部に設けられる燃料注入口と燃料
タンクとを燃料通路を介して接続し、該燃料通路に、燃
料タンクから燃料注入口への燃料ガスの流れを防止する
逆止弁を介装した車両用燃料配管構造であって、燃料タ
ンクと、燃料通路とを接続する通路接続部を、２本のサ
イドフレームのうち一方のサイドフレームに近接させて
配置し、逆止弁を含む燃料通路は、車両の一方のサイド
フレーム側部分における２本のサイドフレームの内側範
囲から外れる外方領域に設けたことを特徴とする。
は、エンジン用の燃料ガスを圧縮収納する燃料タンク
を、車両の前後方向に延びた２本のサイドフレームの間
に配置し、車両の側面部に設けられる燃料注入口と燃料
タンクとを燃料通路を介して接続し、該燃料通路に、燃
料タンクから燃料注入口への燃料ガスの流れを防止する
逆止弁を介装した車両用燃料配管構造であって、燃料タ
ンクと、燃料通路とを接続する通路接続部を、２本のサ
イドフレームのうち一方のサイドフレームに近接させて
配置し、逆止弁を含む燃料通路は、車両の一方のサイド
フレーム側部分における２本のサイドフレームの内側範
囲から外れる外方領域に設けたことを特徴とする。
【０００７】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の構成において、燃料タンクを、トランクルーム内の車
体前方に配置し、逆止弁を、燃料注入口より車体前方に
配置したことを特徴とする。請求項３に記載の発明は、
請求項１または請求項２に記載に記載の構成において、
燃料ガスは、天然ガスであることを特徴とする。
の構成において、燃料タンクを、トランクルーム内の車
体前方に配置し、逆止弁を、燃料注入口より車体前方に
配置したことを特徴とする。請求項３に記載の発明は、
請求項１または請求項２に記載に記載の構成において、
燃料ガスは、天然ガスであることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の車両用燃
料配管構造を図１ないし図３に基づいて説明する。図１
ないし図３において、車両１には、前後方向に延びる断
面略コ字形の２本のサイドフレームが設けられている。
車両１の走行方向の左側（図３右側）のサイドフレーム
を左側サイドフレーム２といい、車両１の走行方向の右
側（図３左側）のサイドフレームを右側サイドフレーム
３という。左側、右側サイドフレーム２，３の後端部は
トランクルーム４の前方部分４ａまで延びている。トラ
ンクルーム４の前方部分４ａには、後述するように左
側、右側サイドフレーム２，３の内側範囲（以下、サイ
ドフレーム内側範囲という。）５に大部分が収まるよう
に円筒状の燃料タンク６が配置され、図示しない固定手
段により図示しない車両アンダボディに支持されてい
る。
料配管構造を図１ないし図３に基づいて説明する。図１
ないし図３において、車両１には、前後方向に延びる断
面略コ字形の２本のサイドフレームが設けられている。
車両１の走行方向の左側（図３右側）のサイドフレーム
を左側サイドフレーム２といい、車両１の走行方向の右
側（図３左側）のサイドフレームを右側サイドフレーム
３という。左側、右側サイドフレーム２，３の後端部は
トランクルーム４の前方部分４ａまで延びている。トラ
ンクルーム４の前方部分４ａには、後述するように左
側、右側サイドフレーム２，３の内側範囲（以下、サイ
ドフレーム内側範囲という。）５に大部分が収まるよう
に円筒状の燃料タンク６が配置され、図示しない固定手
段により図示しない車両アンダボディに支持されてい
る。
【０００９】燃料タンク６は、エンジン(図示省略)用の
天然ガス（燃料ガス）を圧縮収納するためのもので、２
０ＭＰａの圧力に耐えられるようになっており、ＣＮＧ
（圧縮天然ガス）を貯蔵する筒状のタンク本体７と、タ
ンク本体７の一端部にタンク本体７に連通して設けられ
た給排口部８とから大略構成されている。給排口部８の
先端側部分９に設けられたパイプ接続部１０（通路接続
部）には、パイプ（主パイプ）１１が接続されており、
タンク本体７と連通するようになっている。主パイプ１
１の先端側には三方弁１１ａを介してＣＮＧ充填用パイ
プ１２及びエンジン供給用パイプ１３が分岐接続されて
いる。
天然ガス（燃料ガス）を圧縮収納するためのもので、２
０ＭＰａの圧力に耐えられるようになっており、ＣＮＧ
（圧縮天然ガス）を貯蔵する筒状のタンク本体７と、タ
ンク本体７の一端部にタンク本体７に連通して設けられ
た給排口部８とから大略構成されている。給排口部８の
先端側部分９に設けられたパイプ接続部１０（通路接続
部）には、パイプ（主パイプ）１１が接続されており、
タンク本体７と連通するようになっている。主パイプ１
１の先端側には三方弁１１ａを介してＣＮＧ充填用パイ
プ１２及びエンジン供給用パイプ１３が分岐接続されて
いる。
【００１０】ＣＮＧ充填用パイプ１２の先端側にはＣＮ
Ｇ注入口１４（燃料注入口）が設けられている。ＣＮＧ
注入口１４は、車両１の左側面部１ａにおけるトランク
ルーム４の前方部分４ａ（すなわち、燃料タンク６）に
対応する部分に配置されており、車両１外に設けられる
ＣＮＧ供給装置(図示省略)に接続され、三方弁１１ａを
通して燃料タンク６にＣＮＧを供給し得るようになって
いる。燃料タンク６へＣＮＧを供給する際には、主パイ
プ１１とＣＮＧ充填用パイプ１２とは三方弁１１ａによ
り連通状態にされる一方、主パイプ１１とエンジン供給
用パイプ１３とは三方弁１１ａにより遮断状態にされる
ようになっている。
Ｇ注入口１４（燃料注入口）が設けられている。ＣＮＧ
注入口１４は、車両１の左側面部１ａにおけるトランク
ルーム４の前方部分４ａ（すなわち、燃料タンク６）に
対応する部分に配置されており、車両１外に設けられる
ＣＮＧ供給装置(図示省略)に接続され、三方弁１１ａを
通して燃料タンク６にＣＮＧを供給し得るようになって
いる。燃料タンク６へＣＮＧを供給する際には、主パイ
プ１１とＣＮＧ充填用パイプ１２とは三方弁１１ａによ
り連通状態にされる一方、主パイプ１１とエンジン供給
用パイプ１３とは三方弁１１ａにより遮断状態にされる
ようになっている。
【００１１】ＣＮＧ充填用パイプ１２には、燃料タンク
６からＣＮＧ注入口１４へのＣＮＧの流れを防止する逆
止弁１５が介装されており、ＣＮＧが逆流してＣＮＧ注
入口１４から大気中に放出されることを防止できるよう
にしている。
６からＣＮＧ注入口１４へのＣＮＧの流れを防止する逆
止弁１５が介装されており、ＣＮＧが逆流してＣＮＧ注
入口１４から大気中に放出されることを防止できるよう
にしている。
【００１２】エンジン供給用パイプ１３の先端側は、図
示しない減圧弁を介してエンジンに接続されており、エ
ンジン供給用パイプ１３を通してエンジンに燃料タンク
６からのＣＮＧを供給して天然ガスを燃料として使用で
きるようにしている。エンジンにＣＮＧひいては天然ガ
スを供給する際には、主パイプ１１とエンジン供給用パ
イプ１３とは三方弁１１ａにより連通状態にされる一
方、主パイプ１１とＣＮＧ充填用パイプ１２とは三方弁
１１ａにより遮断状態にされるようになっている。エン
ジン供給用パイプ１３には主止弁１６が介装されてお
り、燃料タンク６からエンジンへのＣＮＧの流れを止め
得るようになっている。
示しない減圧弁を介してエンジンに接続されており、エ
ンジン供給用パイプ１３を通してエンジンに燃料タンク
６からのＣＮＧを供給して天然ガスを燃料として使用で
きるようにしている。エンジンにＣＮＧひいては天然ガ
スを供給する際には、主パイプ１１とエンジン供給用パ
イプ１３とは三方弁１１ａにより連通状態にされる一
方、主パイプ１１とＣＮＧ充填用パイプ１２とは三方弁
１１ａにより遮断状態にされるようになっている。エン
ジン供給用パイプ１３には主止弁１６が介装されてお
り、燃料タンク６からエンジンへのＣＮＧの流れを止め
得るようになっている。
【００１３】前記燃料タンク６等は以下のように配置さ
れている。ここで、サイドフレーム内側範囲５に対し、
当該サイドフレーム内側範囲５から外れる外方領域をサ
イドフレーム外方領域といい、サイドフレーム外方領域
のうち左側サイドフレーム２側の領域を左側サイドフレ
ーム側外方領域２０といい、右側サイドフレーム３側の
領域を右側サイドフレーム側外方領域２１という。
れている。ここで、サイドフレーム内側範囲５に対し、
当該サイドフレーム内側範囲５から外れる外方領域をサ
イドフレーム外方領域といい、サイドフレーム外方領域
のうち左側サイドフレーム２側の領域を左側サイドフレ
ーム側外方領域２０といい、右側サイドフレーム３側の
領域を右側サイドフレーム側外方領域２１という。
【００１４】燃料タンク６は、給排口部８を左側サイド
フレーム２側にして車両１の幅方向に延びるように配置
され、かつ大部分がサイドフレーム内側範囲５に収まる
に配置されている。燃料タンク６の給排口部８の先端側
部分９は、左側サイドフレーム２の上側部分、すなわ
ち、左側サイドフレーム側外方領域２０に配置されてい
る。
フレーム２側にして車両１の幅方向に延びるように配置
され、かつ大部分がサイドフレーム内側範囲５に収まる
に配置されている。燃料タンク６の給排口部８の先端側
部分９は、左側サイドフレーム２の上側部分、すなわ
ち、左側サイドフレーム側外方領域２０に配置されてい
る。
【００１５】三方弁１１ａ及び逆止弁１５は、左側サイ
ドフレーム２の下側部分、すなわち、左側サイドフレー
ム側外方領域２０に配置されている。逆止弁１５は、車
両１の左側面部１ａにおけるトランクルーム４の前方部
分４ａ（すなわち、燃料タンク６）に対応する部分に配
置されるＣＮＧ注入口１４より車体前方側に配置されて
いる。前記パイプ接続部１０と三方弁１１ａとを接続す
る主パイプ１１は屈曲形成され、左側サイドフレーム２
を、当該左側サイドフレーム２より車両１外方部分で回
りこむように配置されている。すなわち、主パイプ１１
は、左側サイドフレーム側外方領域２０に配置されたも
のになっている。ＣＮＧ充填用パイプ１２は、左側サイ
ドフレーム２より車両１外方部分、すなわち、左側サイ
ドフレーム側外方領域２０に配置されている。
ドフレーム２の下側部分、すなわち、左側サイドフレー
ム側外方領域２０に配置されている。逆止弁１５は、車
両１の左側面部１ａにおけるトランクルーム４の前方部
分４ａ（すなわち、燃料タンク６）に対応する部分に配
置されるＣＮＧ注入口１４より車体前方側に配置されて
いる。前記パイプ接続部１０と三方弁１１ａとを接続す
る主パイプ１１は屈曲形成され、左側サイドフレーム２
を、当該左側サイドフレーム２より車両１外方部分で回
りこむように配置されている。すなわち、主パイプ１１
は、左側サイドフレーム側外方領域２０に配置されたも
のになっている。ＣＮＧ充填用パイプ１２は、左側サイ
ドフレーム２より車両１外方部分、すなわち、左側サイ
ドフレーム側外方領域２０に配置されている。
【００１６】上述したように構成された車両用燃料配管
構造では、三方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及
びＣＮＧ充填用パイプ１２は、左側サイドフレーム側外
方領域２０に配置されている。そのため、サイドフレー
ム内側範囲５に配置される燃料タンク６は、三方弁１１
ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及びＣＮＧ充填用パイプ
１２の干渉を受けることなく、サイドフレーム内側範囲
５でぎりぎりの限度まで拡大することが可能であり、こ
の分、容量を増加することができる。そして、燃料タン
ク６の容量を増加することにより走行距離(航続距離)を
延ばすことができ、ひいてはＣＮＧの充填回数を抑制す
ることができる
構造では、三方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及
びＣＮＧ充填用パイプ１２は、左側サイドフレーム側外
方領域２０に配置されている。そのため、サイドフレー
ム内側範囲５に配置される燃料タンク６は、三方弁１１
ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及びＣＮＧ充填用パイプ
１２の干渉を受けることなく、サイドフレーム内側範囲
５でぎりぎりの限度まで拡大することが可能であり、こ
の分、容量を増加することができる。そして、燃料タン
ク６の容量を増加することにより走行距離(航続距離)を
延ばすことができ、ひいてはＣＮＧの充填回数を抑制す
ることができる
【００１７】また、上述したように、燃料タンク６及び
逆止弁１５をトランクルーム４の前方部分４ａに配置し
ており、トランクルーム４の全領域が燃料タンク６及び
逆止弁１５等の燃料系部材により占領されることが回避
されるので、トランクルーム４の後方部分４ｂを荷物室
として活用できることになる。
逆止弁１５をトランクルーム４の前方部分４ａに配置し
ており、トランクルーム４の全領域が燃料タンク６及び
逆止弁１５等の燃料系部材により占領されることが回避
されるので、トランクルーム４の後方部分４ｂを荷物室
として活用できることになる。
【００１８】上記実施の形態では、燃料タンク６は、給
排口部８を左側サイドフレーム２側にして車両１の幅方
向に延びるように配置され、ＣＮＧ注入口１４（燃料注
入口）が車両１の左側面部１ａに配置された場合を例に
したが、これに代えて、給排口部８を右側サイドフレー
ム３側にして車両１の幅方向に延びるように配置し、Ｃ
ＮＧ注入口１４（燃料注入口）が車両１の右側面部１ｂ
に配置される場合にも、上記実施の形態と同様にして、
本発明を適用してもよい。
排口部８を左側サイドフレーム２側にして車両１の幅方
向に延びるように配置され、ＣＮＧ注入口１４（燃料注
入口）が車両１の左側面部１ａに配置された場合を例に
したが、これに代えて、給排口部８を右側サイドフレー
ム３側にして車両１の幅方向に延びるように配置し、Ｃ
ＮＧ注入口１４（燃料注入口）が車両１の右側面部１ｂ
に配置される場合にも、上記実施の形態と同様にして、
本発明を適用してもよい。
【００１９】すなわち、この場合、燃料タンク６の給排
口部８の先端側部分９は、右側サイドフレーム３の上側
部分（符号省略）、すなわち、右側サイドフレーム側外
方領域２１に配置する。三方弁１１ａ及び逆止弁１５
は、右側サイドフレーム３の下側部分、すなわち、右側
サイドフレーム側外方領域２１に配置される。また、主
パイプ１１は、屈曲形成され、右側サイドフレーム３
を、当該右側サイドフレーム３より車両１外方部分で回
りこむように配置され、右側サイドフレーム側外方領域
２１に配置されるようにする。さらに、ＣＮＧ充填用パ
イプ１２は、右側サイドフレーム３より車両１外方部
分、すなわち、右側サイドフレーム側外方領域２１に配
置される。
口部８の先端側部分９は、右側サイドフレーム３の上側
部分（符号省略）、すなわち、右側サイドフレーム側外
方領域２１に配置する。三方弁１１ａ及び逆止弁１５
は、右側サイドフレーム３の下側部分、すなわち、右側
サイドフレーム側外方領域２１に配置される。また、主
パイプ１１は、屈曲形成され、右側サイドフレーム３
を、当該右側サイドフレーム３より車両１外方部分で回
りこむように配置され、右側サイドフレーム側外方領域
２１に配置されるようにする。さらに、ＣＮＧ充填用パ
イプ１２は、右側サイドフレーム３より車両１外方部
分、すなわち、右側サイドフレーム側外方領域２１に配
置される。
【００２０】この場合にも、三方弁１１ａ、逆止弁１
５、主パイプ１１及びＣＮＧ充填用パイプ１２は、右側
サイドフレーム側外方領域２１に配置されるため、サイ
ドフレーム内側範囲５に配置される燃料タンク６は、三
方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及びＣＮＧ充填
用パイプ１２の干渉を受けることなく、サイドフレーム
内側範囲５でぎりぎりの限度まで拡大することが可能で
あり、この分、容量を増加すること及び走行距離(航続
距離)を延ばすことができ、ひいてはＣＮＧの充填回数
を抑制することができる
５、主パイプ１１及びＣＮＧ充填用パイプ１２は、右側
サイドフレーム側外方領域２１に配置されるため、サイ
ドフレーム内側範囲５に配置される燃料タンク６は、三
方弁１１ａ、逆止弁１５、主パイプ１１及びＣＮＧ充填
用パイプ１２の干渉を受けることなく、サイドフレーム
内側範囲５でぎりぎりの限度まで拡大することが可能で
あり、この分、容量を増加すること及び走行距離(航続
距離)を延ばすことができ、ひいてはＣＮＧの充填回数
を抑制することができる
【００２１】上記実施の形態では、燃料ガスが天然ガス
である場合を例にしたが、本発明はこれに限らず、ブタ
ン及びメタン等を混合して製造したガス等を用いるよう
にしてもよい。
である場合を例にしたが、本発明はこれに限らず、ブタ
ン及びメタン等を混合して製造したガス等を用いるよう
にしてもよい。
【００２２】
【発明の効果】請求項１から請求項３までのいずれかに
記載の発明によれば、燃料タンクと、燃料通路とを接続
する通路接続部を、２本のサイドフレームのうち一方の
サイドフレームに近接させて配置し、逆止弁を含む燃料
通路は、車両の一方のサイドフレーム側部分における２
本のサイドフレームの内側範囲から外れる外方領域に設
けられるので、２本のサイドフレームの内側範囲に配置
される燃料タンクは、逆止弁を含む燃料通路の干渉を受
けることなく、２本のサイドフレームの内側範囲でぎり
ぎりの限度まで拡大することが可能であり、ひいては容
量を増加して走行距離(航続距離)を延ばすことができ
る。
記載の発明によれば、燃料タンクと、燃料通路とを接続
する通路接続部を、２本のサイドフレームのうち一方の
サイドフレームに近接させて配置し、逆止弁を含む燃料
通路は、車両の一方のサイドフレーム側部分における２
本のサイドフレームの内側範囲から外れる外方領域に設
けられるので、２本のサイドフレームの内側範囲に配置
される燃料タンクは、逆止弁を含む燃料通路の干渉を受
けることなく、２本のサイドフレームの内側範囲でぎり
ぎりの限度まで拡大することが可能であり、ひいては容
量を増加して走行距離(航続距離)を延ばすことができ
る。
【００２３】請求項２に記載の発明によれば、燃料タン
クを、トランクルーム内の車体前方に配置し、逆止弁
を、燃料注入口より車体前方に配置しており、トランク
ルームの全領域が燃料タンク及び逆止弁等の燃料系部材
により占領されることが回避されるので、トランクルー
ムの後方部分を荷物室として活用できることになる。
クを、トランクルーム内の車体前方に配置し、逆止弁
を、燃料注入口より車体前方に配置しており、トランク
ルームの全領域が燃料タンク及び逆止弁等の燃料系部材
により占領されることが回避されるので、トランクルー
ムの後方部分を荷物室として活用できることになる。
【図１】本発明の一実施の形態に係る車両用燃料配管構
造を模式的に示す図である。
造を模式的に示す図である。
【図２】図１の部分拡大図である。
【図３】図１の車両用燃料配管構造を模式的に示す平面
図である。
図である。
２ 左側サイドフレーム ３ 右側サイドフレーム ５ サイドフレーム内側範囲 ６ 燃料タンク ８ 給排口部 １０ パイプ接続部 １１ 主パイプ １２ ＣＮＧ充填用パイプ １３ エンジン供給用パイプ １４ ＣＮＧ注入口 １５ 逆止弁 ２０ 左側サイドフレーム側外方領域
Claims (3)
- 【請求項１】 エンジン用の燃料ガスを圧縮収納する燃
料タンクを、車両の前後方向に延びた２本のサイドフレ
ームの間に配置し、車両の側面部に設けられる燃料注入
口と燃料タンクとを燃料通路を介して接続し、該燃料通
路に、燃料タンクから燃料注入口への燃料ガスの流れを
防止する逆止弁を介装した車両用燃料配管構造であっ
て、 燃料タンクと、燃料通路とを接続する通路接続部を、２
本のサイドフレームのうち一方のサイドフレームに近接
させて配置し、 逆止弁を含む燃料通路は、車両の一方のサイドフレーム
側部分における２本のサイドフレームの内側範囲から外
れる外方領域に設けたことを特徴とする車両用燃料配管
構造。 - 【請求項２】 燃料タンクを、トランクルーム内の車体
前方に配置し、逆止弁を、燃料注入口より車体前方に配
置したことを特徴とする請求項１に記載の車両用燃料配
管構造。 - 【請求項３】 燃料ガスは、天然ガスであることを特徴
とする請求項１または請求項２に記載の車両用燃料配管
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| JP2006056376A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池車両における水素充填口配置構造 |
| KR101126693B1 (ko) | 2011-10-31 | 2012-03-16 | 최동현 | 씨엔지 자동차용 연료 탱크의 충전 배관시스템 |
-
2000
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006056376A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池車両における水素充填口配置構造 |
| US7699127B2 (en) | 2004-08-19 | 2010-04-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Hydrogen fill inlet structure for fuel cell vehicle |
| JP4498856B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2010-07-07 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両における水素充填口配置構造 |
| KR101126693B1 (ko) | 2011-10-31 | 2012-03-16 | 최동현 | 씨엔지 자동차용 연료 탱크의 충전 배관시스템 |
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