JP2002166466A - ブローコア型装置 - Google Patents

ブローコア型装置

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JP2002166466A
JP2002166466A JP2000366996A JP2000366996A JP2002166466A JP 2002166466 A JP2002166466 A JP 2002166466A JP 2000366996 A JP2000366996 A JP 2000366996A JP 2000366996 A JP2000366996 A JP 2000366996A JP 2002166466 A JP2002166466 A JP 2002166466A
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Yasushi Taniguchi
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(57)【要約】 【課題】 ブローコア型によるシール時に、プリフォー
ムのネック部内壁面を傷つけたり、プラスチック片が容
器内に落下したりすることなくシールを行うことができ
るブローコア型装置を提供する。 【解決手段】 内部にブローエア流路26を有するブロ
ーコア本体28と、ブローコア本体28の先端部内に軸
方向に移動可能に配設され、先端面38をプリフォーム
22の天端面40に当接可能にされた天端シール部材3
6と、ブローコア本体28内のブローコア本体28と天
端シール部材36との間に配設されて軸方向に伸縮可能
にされた弾性部材42とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローコア型装置
に関し、特に、プリフォームとのシール構造に特徴のあ
るブローコア型装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
ブロー成形装置によりプリフォームをブロー成形する場
合、ブローコア型装置を用いてブローキャビティ型内に
ブローエアを供給するようにしている。
【0003】また、このブローエアを供給する際には、
プリフォームとブローコア型装置との間をシールする必
要がある。
【0004】そこで、従来では、製品のネック内径寸法
が安定するため、ブローコア型の先端部をプリフォーム
のネック部内に挿入し、ブローコア型の先端部外周面と
プリフォームのネック部内壁面とによってシールを行う
ようにしている。
【0005】しかし、このようにブローコア型の先端部
をプリフォームのネック部内に挿入すると、挿入時にブ
ローコア型の先端部とネック部の内壁面とがこすれて、
ネック部の内壁面に傷がついたり、使用する成形材料
(プラスチックの種類)によっては、成形品から剥離し
た小片が容器内に落下したりするという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ブローコア型によるシー
ル時に、プリフォームのネック部内壁面を傷つけたり、
プラスチック片が容器内に落下したりすることなくシー
ルを行うことができるブローコア型装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のブローコア型装置は、ブローキャビティ型
内にブローエアを供給してプリフォームをブロー成形す
るブローコア型装置において、内部にブローエア流路を
有するブローコア本体と、前記ブローコア本体の先端部
内に軸方向に移動可能に配設され、先端面を前記プリフ
ォームの開口側天端面に当接可能にされた天端シール部
材と、前記ブローコア本体内のブローコア本体と前記天
端シール部材との間に配設されて軸方向に伸縮可能にさ
れた弾性部材と、を有することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、ブローコア本体の先端部
に配設した天端シール部材の先端面をプリフォームの開
口側天端面に当接させてシールすることで、ブローコア
本体をプリフォームの開口内に挿入することがないた
め、プリフォームのネック部内壁面を傷つけたり、プラ
スチック片が容器内に落下したりすることなくシールを
行うことができる。
【0009】また、ブローコア本体と天端シール部材と
の間に弾性部材を配設することで、シールができなかっ
たり、逆にブローコア型の推力でネック型やブローキャ
ビティ型が破損したりするのを確実に防止し、良好なシ
ール性を確保することができる。
【0010】本発明においては、前記弾性部材は、前記
ブローエア流路外の位置に配設されていることが好まし
い。
【0011】このような構成とすることにより、弾性部
材がブローエア流路外にあるため、ブローエアによって
弾性部材からの異物が容器内に混入するのを防止するこ
とができ、また弾性部材の材質を自由に選定することが
できる。
【0012】さらに、成形材料によっては、腐食性のガ
スを発生するものもあるが、このガスから弾性部材の腐
食を守ることも可能である。
【0013】本発明においては、前記弾性部材は、合成
樹脂製とされ、前記弾性部材は、シール部材によって前
記ブローエア流路と隔絶されていることが好ましい。
【0014】このような構成とすることにより、弾性部
材として合成樹脂を用いた場合であっても、弾性部材が
シール部材によってブローエア流路と隔絶されることと
なるため、弾性部材からの異物が容器内に混入するのを
確実に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態に係るブロ
ーコア型装置を示す断面図である。
【0017】このブローコア型装置10は、上端部がブ
ローコア固定板12を介して上部基板14の上方に配設
された、例えば図示せぬ型締め板に固定されている。
【0018】上部基板14には、下面側に間欠回転可能
な回転板16が配設され、この回転板16の下面側にネ
ック型支持板18によって開閉可能に支持された割型か
らなるネック型20が取り付けられている。
【0019】ネック型20には、プリフォーム22のネ
ック部24が保持された状態となっている。
【0020】そして、ブローコア型装置10を下降させ
てネック型20に対して型閉じするとともに、これらブ
ローコア型装置10及びネック型20を図示せぬブロー
キャビティ型に対して型締めするようになっている。
【0021】このブローコア型装置10は、ブローキャ
ビティ型の型締め状態で、プリフォーム22内にブロー
エアを供給してブロー成形するもので、内部にブローエ
ア流路26を形成した筒状のブローコア本体28を有
し、このブローコア本体28内を延伸ロッド30が昇降
可能に貫通した状態となっている。
【0022】そして、延伸ロッド30によりプリフォー
ム22を縦軸方向に延伸するとともに、ブローエアによ
って横軸方向に延伸するようにしている。
【0023】ブローコア本体28は、先端側部材32と
基端側部材34とに分割形成され、先端側部材32内に
は天端シール部材36が配設されている。
【0024】この天端シール部材36は、先端側部材3
2内で軸方向に移動可能にされ、先端面38を先端側部
材32の先端より突出させ、この先端面38をプリフォ
ーム22の開口側であるネック部24の天端面40に当
接可能にし、ブローコア型装置10と、プリフォーム2
2とのシールを行うようになっている。
【0025】また、天端シール部材36の基端側と基端
側部材34の先端側との間に合成樹脂製、例えばウレタ
ン製の弾性部材42が配設されて軸方向に伸縮可能にさ
れ、天端シール部材36のプリフォーム22に対する押
代を確保出来るようにしている。
【0026】この弾性部材42による押代は、先端側部
材32と基端側部材34とを連結するねじ部44の螺合
度合いを調節することで調整可能としてもよい。
【0027】このように、天端シール部材36によって
ネック部24の天端面40を押圧してシールするため、
ブローコア型装置10によるシール時に、ネック部24
内にブローコア型装置10を挿入することがないため、
プリフォーム22のネック部24内壁面を傷つけたり、
プラスチック片が容器内に落下したりすることなくシー
ルを行うことができる。
【0028】また、ブローコア本体28を先端側部材3
2と基端側部材34とに分割し、先端側部材32内に天
端シール部材36を配し、この天端シール部材36と基
端側部材34との間に弾性部材42を配することとした
ため、ブローコア固定板12に複数のブローコア本体2
8が取り付けられている場合でも、十分な押代を確保し
てシール性を良好なものとすることができる。
【0029】また、基端側部材34の上端部内及び基端
側部材34と先端側部材32との連結部内にそれぞれ延
伸ロッド30用のブッシュ46、48が配設され、連結
部側のブッシュ48と対応位置の基端側部材34及び天
端シール部材36との間にシール部材50を配設してい
る。
【0030】このように、ブッシュ48によって弾性部
材42をブローエア流路26外の位置に配設し、かつ、
シール部材50によって弾性部材42をブローエア流路
26と隔絶することができる。
【0031】これによって、ブロー成形された容器内に
弾性部材42からの異物が混入することが防止できるた
め、弾性部材42の材質を自由に選択できる。
【0032】なお、基端側部材34には、ブローコア固
定板12に形成したブローエア導入口52とブローエア
流路26とを連通させる連通孔54が形成されている。
【0033】図2は、本発明の他の実施の形態に係るブ
ローコア型装置を示す図である。
【0034】この実施の形態では、基端側部材34内に
弾性部材として耐食性のコイルスプリング60を配設
し、このコイルスプリング60の下端部を基端側部材3
4内で軸方向にスライド可能にされたスライド部材62
で受け、かつ、先端側部材32と基端側部材34との連
結部に配設したブッシュ48を軸方向でスライド可能に
されたブッシュ48で受け、ブッシュ48と天端シール
部材36とを軸方向で係合させるようにしている。
【0035】従って、コイルスプリング60の付勢力が
ブッシュ48を介して天端シール部材36に伝達され、
天端シール部材36のプリフォーム22に対する押代を
確保して、シール性を良好にしている。
【0036】他の構成及び作用は、前記実施の形態と同
様につき説明を省略する。
【0037】本発明は、各実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の形態
に変形可能である。
【0038】例えば、図1に示す実施の形態では、弾性
部材をブローエア流路と隔絶するためのシールを延伸ロ
ッド用のブッシュを用いて行っているが、この例に限ら
ず、延伸ロッド用のブッシュとは別にシール用の筒部材
をブローコア本体内に設けるようにすることも可能であ
る。
【0039】また、図1の実施の形態では、弾性体に合
成樹脂を用いたが、これに限らず、自由に材質を選択で
きる。さらに、図2の実施の形態においては、ブッシュ
48と天端シール部材36を一体としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るブローコア型装置
を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係るブローコア型装
置を示す断面図である。
【符号の説明】 10 ブローコア型装置 22 プリフォーム 24 ネック部 26 ブローエア流路 28 ブローコア本体 32 先端側部材 34 基端側部材 36 天端シール部材 38 先端面 40 天端面 42 弾性部材 48 ブッシュ 50 シール部材 60 コイルスプリング 62 スライド部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブローキャビティ型内にブローエアを供
    給してプリフォームをブロー成形するブローコア型装置
    において、 内部にブローエア流路を有するブローコア本体と、 前記ブローコア本体の先端部内に軸方向に移動可能に配
    設され、先端面を前記プリフォームの開口側天端面に当
    接可能にされた天端シール部材と、 前記ブローコア本体内のブローコア本体と前記天端シー
    ル部材との間に配設されて軸方向に伸縮可能にされた弾
    性部材と、 を有することを特徴とするブローコア型装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記弾性部材は、前記ブローエア流路外の位置に配設さ
    れていることを特徴とするブローコア型装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記弾性部材は、合成樹脂製とされ、 前記弾性部材は、シール部材によって前記ブローエア流
    路と隔絶されていることを特徴とするブローコア型装
    置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001071375A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Hokkai Can Co Ltd 合成樹脂製ボトルのブロー成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001071375A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Hokkai Can Co Ltd 合成樹脂製ボトルのブロー成形装置

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