JP2002166191A - 自走式破砕機 - Google Patents

自走式破砕機

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JP2002166191A
JP2002166191A JP2000365887A JP2000365887A JP2002166191A JP 2002166191 A JP2002166191 A JP 2002166191A JP 2000365887 A JP2000365887 A JP 2000365887A JP 2000365887 A JP2000365887 A JP 2000365887A JP 2002166191 A JP2002166191 A JP 2002166191A
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crusher
crushed
conveyor
propelled
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JP2000365887A
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English (en)
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Arimasa Oonami
有正 大南
Makoto Yagishita
誠 柳下
Kazuhide Seki
一秀 関
Tadashi Shiohata
忠 塩畑
Masamichi Tanaka
正道 田中
Yoshimi Shiba
好美 柴
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多種多様な被破砕物を破砕処理対象とする場合
であっても、破砕物を円滑に搬出できる自走式破砕機を
提供する。 【解決手段】被破砕物をシュレッダ3により破砕し、そ
の破砕した破砕物を排出コンベア6で破砕機本体4外へ
排出する自走式破砕機1において、排出コンベア6の搬
送ベルト23送り面23aの少なくともシュレッダ3の
下方部分が搬送ベルト23の搬送方向に向かって下り傾
斜となるように配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被破砕物を破砕
し、その破砕した破砕物を搬出コンベアで破砕機本体外
へ搬出する自走式破砕機に関し、さらに詳しくは、多種
多様な被破砕物を破砕処理対象物とする場合であって
も、破砕物を円滑に搬出できる自走式破砕機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、再生資源促進法(いわゆるリサイ
クル法)の施行(平成3年10月)といった廃棄物再利
用促進の背景の下、例えば、ビル解体時に排出されるコ
ンクリート塊や道路補修時に排出されるアスファルト塊
等の建設現場で発生する大小さまざまな岩石・建設廃
材、あるいは産業廃棄物等(=被破砕物)を所定の大き
さに破砕処理してリサイクル用の破砕物とする自走式破
砕機のニーズが拡がりつつある。
【0003】このような自走式破砕機としては、例え
ば、特開平7−178346号公報に記載のように、下
部に配設され走行体を備えた車体により自走可能とし、
投入される被破砕物を上部に配設された受け入れ手段と
してのホッパー(ホッパ)で受け入れて破砕機(破砕装
置)により破砕処理し、破砕物として最終的にベルトコ
ンベア(搬出コンベア)で外部に搬出するものが既に提
唱されている。なお、破砕装置としては、ほぼ平行に配
置された複数の回転軸のそれぞれに回転歯を固定し、被
破砕物を噛み切るように細くせん断するせん断式破砕装
置(いわゆるシュレッダを含む2軸せん断機等)を用い
ている。
【0004】このとき、上記ベルトコンベアは、上記破
砕装置の下方からその搬送方向に向かって上記車体の端
部まで略水平に延在した後、破砕物の搬出高さを高くす
るために斜めに立ち上がる構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては以下の課題が存在する。即ち、上記し
た近年の廃棄物再利用促進の機運の下、破砕処理の対象
となる被破砕物が極めて多種多様化してきており、特に
破砕装置としてほぼ平行に配置された複数の回転軸のそ
れぞれに回転歯を固定し、被破砕物を噛み切るように細
くせん断するせん断式破砕装置(いわゆるシュレッダを
含む2軸せん断機等)を用いる場合には、破砕処理対象
物として、例えば廃棄された布団、マットレス、畳、ス
ポンジ等、比較的質量が小さいものも含まれるようにな
ってきている。
【0006】このような破砕処理対象物を破砕した質量
の小さな破砕物は、ベルトコンベアの搬送面との摩擦力
が小さく、コンベアベルトの搬送力がそれら破砕物に伝
わりにくい場合がある。このような場合、それら破砕物
は、なかなか搬送方向に運ばれず滞留しがちとなるた
め、搬送性が悪くなる。
【0007】本発明の目的は、多種多様な被破砕物を破
砕処理対象とする場合であっても、破砕物を円滑に搬出
できる自走式破砕機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、被破砕物を破砕装置により破砕
し、その破砕した破砕物を搬出コンベアで破砕機本体外
へ搬出する自走式破砕機において、前記搬出コンベアを
その搬送面の少なくとも前記破砕装置の下方部分が搬送
方向に向かって下り傾斜となるように配設する。
【0009】ほぼ平行に配置された複数の回転軸のそれ
ぞれに回転歯を固定し、被破砕物を噛み切るように細く
せん断するせん断式破砕装置(いわゆるシュレッダを含
む2軸せん断機等)を用いる自走式破砕機において、例
えば廃棄された布団、マットレス、畳、スポンジ等、比
較的質量が小さいものを破砕処理の対象とした場合、破
砕した破砕物は、ベルトコンベアの搬送面との摩擦力が
小さく、コンベアベルトの搬送力がそれら破砕物に伝わ
りにくい場合がある。このような場合、それら破砕物は
なかなか搬送方向に運ばれず滞留しがちとなるため、搬
送性が悪くなる。
【0010】そこで本発明においては、搬出コンベアの
搬送面の少なくとも破砕装置の下方を搬送方向に向かっ
て下り傾斜に配設することにより、上記のような比較的
質量が小さい被破砕物を破砕処理の対象とした場合にお
いても、破砕物の自重の作用搬送方向に向かって推進さ
せ、これによって上記コンベアベルトの搬送力を補うこ
とができる。したがって、多種多様な被破砕物を破砕処
理対象とする場合であっても、破砕物を円滑に搬出でき
る。
【0011】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記搬出コンベアは、少なくとも前記破砕装置の下方部
分が傾動可能に配設されている。
【0012】(3)上記(2)において、好ましくは、
前記搬出コンベアの搬送方向中間部を破砕機本体に対し
て回動可能に支持する第1支持手段と、前記搬出コンベ
アの搬出側と反対側の端部を前記破砕機本体に対して遠
近可能に支持する第1角度調整手段とを設ける。
【0013】(4)上記(2)において、好ましくは、
前記搬出コンベアの搬出側と反対側の端部を破砕機本体
に対して回動可能に支持する第2支持手段と、前記搬出
コンベアの搬送方向中間部を破砕機本体に対して遠近可
能に支持する第2角度調整手段とを設ける。
【0014】搬出コンベアで破砕物を搬送する場合、搬
出コンベアの搬送面を循環駆動させて破砕物を搬送す
る。このため、搬出コンベアの搬送面の破砕装置下方部
分においては、搬送方向上流側から下流側に向かって順
次破砕物が重畳され、下流側ほど破砕物高さが高くな
る。
【0015】本発明においては、搬出コンベアの搬出側
と反対側の端部を第2支持手段で破砕機本体に対して回
動可能に支持し、搬出コンベアの搬送方向中間部を第2
角度調整手段で破砕機本体に対して遠近可能に支持する
ことにより、搬出コンベアの搬出側と反対側の端部を支
点として、第2角度調整手段により搬出コンベアの搬送
面の破砕装置下方部分を搬送方向に向かって任意の下り
傾斜にすることができる。これにより、破砕装置の下方
における搬出コンベアの搬送方向下流側の搬送面と自走
式破砕機下部構造物との間の距離を大きくすることがで
きるので、上記のような場合であっても破砕装置下方で
破砕物の干渉を防止し、さらに円滑な搬出を行うことが
できる。
【0016】(5)上記(1)乃至(4)のいずれか1
つにおいて、好ましくは、前記搬出コンベアは、その搬
送面に突起状部材を備える。
【0017】これにより、破砕物が破砕装置より落下し
て搬出コンベアの搬送面に着地したものから即座に突起
状部材の摩擦力を作用させて下流側に順次強制的に搬送
することができるので、破砕物を確実に搬出できる。
【0018】(6)上記(1)乃至(5)のいずれか1
つにおいて、好ましくは、前記破砕装置は、ほぼ平行に
配置された複数の回転軸と、これら複数の回転軸のそれ
ぞれに設けられた回転歯とを有するせん断式破砕装置で
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は本発明の自走式破砕機の一
実施の形態の全体構造を表す側面図であり、図2は図1
中矢印A方向から見た本発明の自走式破砕機の一実施の
形態の全体構造を表す前面図である。
【0020】これら図1及び図2において、自走式破砕
機1は、例えば油圧ショベルのバケット等の作業具によ
り、例えば建設廃材、家電品、プラスチック廃材、古タ
イヤ等の被破砕物が投入され、その被破砕物を受け入れ
るホッパ2、及びホッパ2に受け入れた被破砕物を所定
の大きさに破砕し下方へ排出するシュレッダ3を搭載し
た破砕機本体4と、この破砕機本体4の下方に設けられ
た走行体5と、前記のシュレッダ3で破砕され下方へ排
出されたリサイクル品としての破砕物を受け入れて自走
式破砕機1後方側(図1中右側)に搬送し搬出する排出
コンベア6とを有する。
【0021】前記の走行体5は、本体フレーム7と、走
行手段としての左・右無限軌道履帯8L,8Rとを備え
ている。本体フレーム7は、例えば略長方形の枠体によ
って形成され、前記シュレッダ3、ホッパ2、及びパワ
ーユニット28(後述)等を載置する破砕機取付け部7
Aと、この破砕機取付け部7Aと前記の左・右無限軌道
履帯8L,8Rとを接続するトラックフレーム部7Bと
から構成される。また左・右無限軌道履帯8L,8R
は、駆動輪9aとアイドラ9bとの間に掛け渡されてお
り、駆動輪9a側に設けられた左・右走行用油圧モータ
10L,10R(左走行用油圧モータ10Lのみ図1に
図示)によって駆動力が与えられることにより自走式破
砕機1を走行させるようになっている。
【0022】前記のシュレッダ3は、図1に示すよう
に、破砕機取付け部7Aの自走式破砕機1前方側(図1
中左側)端部に搭載されており、前記ホッパ2は、シュ
レッダ3のさらに上部に配置されている。
【0023】このシュレッダ3は、例えば2軸せん断機
であり、スペーサ(図示せず)を介しカッタ(図示せ
ず)を櫛歯状に所定間隔で取り付けた2つの回転軸(図
示せず)を、カッタが交互に噛み合うように互いに略平
行にかつその軸方向が自走式破砕機1前後方向(図1中
左右方向)となるように配置している。そして、それら
回転軸を互いに逆回転させることにより、ホッパ2より
供給された被破砕物を相隣接するカッタ間に噛み込んで
細片状にせん断し、所定の大きさに破砕するようになっ
ている。このとき、前記回転軸への駆動力は、破砕機取
付け部7A上におけるシュレッダ3の自走式破砕機1後
方側(すなわち破砕機取付け部7Aの長手方向中間部)
に設けたシュレッダ用油圧モータ11から与えられる。
【0024】前記排出コンベア6は、搬送方向中間部1
2が支持部材13を介し前記破砕機取付け部7Aの自走
式破砕機1後方側(図1中右側)端部に、上流側端部1
4が支持部材15を介し破砕機取付け部7Aの自走式破
砕機1前方側(図1中左側)に吊り下げ支持されること
により前記破砕機取付部7Aに対して固定されている。
詳細には、前記搬送方向中間部12に設けられた取付部
材16及び前記支持部材13、前記上流側端部14に設
けられた取付部材17及び支持部材15が、それぞれピ
ン18,19を介して接続している。また、排出コンベ
ア6は、コンベアフレーム20と、このコンベアフレー
ム20の両端に設けられた駆動ローラ21及び従動ロー
ラ22と、この駆動ローラ21と従動ローラ22との間
に巻回して設けられた搬送ベルト23と、前記コンベア
フレーム20に所定のピッチ間隔で設けられ前記搬送ベ
ルト23を支持する支持ローラ24とを有している。前
記駆動ローラ21は、排出コンベア用油圧モータ25に
連結されており、この排出コンベア用油圧モータ25が
回転駆動することにより、前記搬送ベルト23が循環駆
動するようになっている。すなわち、図1中上側の搬送
方向に動く送り面23aと、図1中下側の搬送方向と反
対方向に動く戻り面23b(図2参照)とが存在する。
これによってシュレッダ3から排出されシュレッダ3下
部に設けられたシュート26を介して搬送ベルト23
(送り面23a)上に導かれた破砕物を搬送して自走式
破砕機1後方側(図1中右側)に排出するようになって
いる。
【0025】前記の破砕機取付け部7Aの自走式破砕機
1後方側(図1中右側)端部には、その上部にパワーユ
ニット積載部材27を介し、パワーユニット28が搭載
されている。このパワーユニット28は、前記の左・右
走行用油圧モータ10L,10R、シュレッダ用油圧モ
ータ11、及び排出コンベア用油圧モータ25等の油圧
モータへの圧油を吐出する油圧ポンプ(図示せず)と、
この油圧ポンプを駆動する原動機としてのエンジン(図
示せず)と、前記油圧ポンプから前記各油圧モータ10
L,10R,11,25へ供給される圧油の流れをそれ
ぞれ制御する複数のコントロールバルブ(図示せず)を
備えた制御弁装置(図示せず)とを内蔵している。
【0026】また、パワーユニット28の自走式破砕機
1後方側(図1中右側)には、排出コンベア6により搬
送される破砕物中に含まれる、例えば、釘や止め金具等
の磁性物を磁力により吸着し取り除く磁選機29がアー
ム30を介して設けられている。また、パワーユニット
28の自走式破砕機1前方側(図1中左側)には、操作
者が搭乗する運転席31が設けられており、操作者がこ
の運転席31に立つことにより、破砕作業中においてシ
ュレッダ3による破砕状況をある程度監視することがで
きるようになっている。なお、この運転席31と前記ホ
ッパ2との間(詳細には、ホッパ2の自走式破砕機1後
端の上部)には金網32が設けられており、破砕処理中
にシュレッダ3から飛散する破砕物片から運転席31に
立った操作者を保護するようになっている。
【0027】以上のような基本構成の自走式破砕機1に
おいて、本実施の形態の最も大きな特徴は、前記排出コ
ンベア6をその前記送り面23aの前記シュレッダ3下
方部分が搬送方向(図1中左から右方向)に向かって下
り傾斜となるように配設したことである。すなわち、図
1において、排出コンベア6の前記搬送方向中間部12
を吊り下げ支持する支持部材13は、前記上流側端部1
4を吊り下げ支持する支持部材15よりも長く、排出コ
ンベア6の前記搬送方向中間部12は、前記上流側端部
14に対して低く設けられている。なお、排出コンベア
6は、このように前記シュレッダ3の下方において、そ
の搬送方向(図1中左から右方向)に向かって下り傾斜
に延在した後、搬送方向中間部12から排出側(図1中
右側)に向かって上り傾斜に延在している。
【0028】また、本実施の形態においては、前記した
ように、前記搬送方向中間部12及び支持部材13、前
記上流側端部14及び支持部材15をピン18,19に
より接続する構成としたが、これに限られず、他の接続
方法(例えばボルトによる締結構造等)としてもよく、
要するに搬送方向中間部12及び支持部材13、上流側
端部14及び支持部材15が十分な強度をもって接続さ
れればよい。
【0029】ここで上記において、シュレッダ3が特許
請求の範囲各項記載の破砕装置を構成し、排出コンベア
6が搬出コンベアを構成し、この搬送ベルト23の送り
面23aが搬送面を構成し、シュレッダ3の前記図示し
ないカッタが複数の回転軸のそれぞれに設けられた回転
歯を構成する。
【0030】次に、本実施の形態の自走式破砕機の動作
及び作用を説明する。上記構成の自走式破砕機1におい
て、破砕作業時には、例えば油圧ショベル等でホッパ2
に被破砕物を投入すると、ホッパ2で受け入れられた被
破砕物がシュレッダ3へと導かれ、シュレッダ3で噛み
切るように所定の大きさに細くせん断破砕される。破砕
された破砕物は、シュレッダ3下部の空間からシュート
26を介して排出コンベア6の前記送り面23a上に落
下して搬送され、最終的に排出コンベア6の排出側端部
から自走式破砕機1外に排出される。
【0031】ここで、近年の自走式破砕機の破砕処理対
象物の多種多様化により、本実施の形態のようにせん断
式のシュレッダ3を用いる場合には、例えば、廃棄され
た布団、マットレス、畳、スポンジ等のように、比較的
質量が小さいものを破砕処理する場合がある。このと
き、仮に従来構造のように、排出コンベア6をそのシュ
レッダ3下方部分が略水平となるような構成とすると、
上記のような破砕処理対象物を破砕した質量の小さな破
砕物は、排出コンベア6の送り面23aとの間に作用す
る摩擦力が小さいため、送り面23aによる搬送力がそ
れら破砕物に伝わりにくい場合がある。このような場
合、それら破砕物はなかなか搬送方向に運ばれず滞留し
がちとなるため、搬送性が悪くなる。
【0032】そこで、本実施の形態においては、前記の
ように、前記排出コンベア6をその前記送り面23aの
シュレッダ3下方を搬送方向に向かって下り傾斜となる
ように配設することにより、上記のような比較的質量が
小さい被破砕物を破砕処理の対象とした場合において
も、破砕物の自重の作用で搬送方向に推進させ、これに
よって上記の送り面23aによる搬送力を補うことがで
きる。したがって、多種多様な被破砕物を破砕処理対象
とする場合であっても、破砕物を円滑に自走式破砕機1
外へ排出できる。
【0033】本発明の他の実施の形態を図3及び図4を
用いて説明する。本実施の形態は、前記搬送方向中間部
12を支点として排出コンベア6を傾動可能に設けた実
施の形態である。図3は本発明の自走式破砕機の他の実
施の形態の全体構造を表す側面図であり、図4は図3中
矢印B方向から見た本発明の自走式破砕機の他の実施の
形態の全体構造を表す前面図であり、先の図1及び図2
と同様の部分には同様の符号を付し説明を省略する。
【0034】これら図3及び図4において、前記破砕機
取付部7A及び前記排出コンベア6の上流側端部14の
自走式破砕機1前方側(図3中左側)端部には、それぞ
れ取付部材33,34が設けられており、これら取付部
材33,34は、排出コンベア6の角度調整手段として
の油圧シリンダ35両端とそれぞれピン36,37によ
り接続されている。すなわち、前記したように前記支持
部材13は、ピン18により前記排出コンベア6の搬送
方向中間部12に設けられた取付部材16と接続してい
るため、前記油圧シリンダ35を伸縮駆動させ、破砕機
取付部7A及び排出コンベア6の上流側端部14の自走
式破砕機1前方側(図3中左側)端部を遠近させること
により、搬送方向中間部12を支点として排出コンベア
6がシュレッダ3に対して傾動するようになっている。
【0035】なお、本実施の形態においては、破砕機取
付部7A及び排出コンベア6の上流側端部14を遠近可
能とするものとして前記油圧シリンダ35を用いたが、
例えばターンバックル等、他の構成により遠近可能とし
ても構わない。また、その他の構成は上記一実施の形態
と同様(但し、繁雑防止のため、前記磁選機29及びこ
れを支持するアーム30は図示省略)である。
【0036】本実施の形態においては、上記構成によ
り、油圧シリンダ35を縮短させ、排出コンベア6の前
記送り面23aのシュレッダ3の下方部分を搬送方向に
向かって下り傾斜(図3に実線で示した状態)とするこ
とができるので、上記一実施の形態と同様の効果を得る
ことができるとともに、例えば、搬送が容易な被破砕物
を搬送する場合等には、前記油圧シリンダ35を伸長さ
せて排出コンベア6の排出高さを高くすることもできる
(図3に2点鎖線で示した状態)。
【0037】また、前記搬送方向中間部12を支点とし
て排出コンベア6を傾動させるので、前記油圧シリンダ
35を伸縮駆動させる駆動源(図示せず)にかかる負荷
を抑えることがもできる。
【0038】さらに、排出コンベア6の上流側端部14
を持ち上げることで、自走式破砕機1をトレーラへ積み
こむ際、及びトレーラから積みおろす際に、この上流側
端部14がトレーラの底面と干渉しづらくなる。
【0039】なお、本実施の形態においては、排出コン
ベア6の上流側端部14が請求項3記載の搬出コンベア
の搬出側と反対側の端部を構成し、前記支持部材13
と、取付部材16と、ピン18とが搬出コンベアの搬送
方向中間部を破砕機本体に対して回動可能に支持する第
1支持手段を構成し、前記油圧シリンダ35と、取付部
材33,34と、ピン36,37とが搬出コンベアの搬
出側と反対側の端部を破砕機本体に対して遠近可能に支
持する第1角度調整手段を構成する。
【0040】本発明のさらに他の実施の形態を図5及び
図6を用いて説明する。本実施の形態は、前記上流側端
部14を支点として排出コンベア6を傾動可能に設けた
実施の形態である。図5は本発明の自走式破砕機のさら
に他の実施の形態の全体構造を表す側面図であり、図6
は図5中矢印C方向から見た本発明の自走式破砕機のさ
らに他の実施の形態の全体構造を表す前面図であり、先
の図1及び図2と同様の部分には同様の符号を付し説明
を省略する。
【0041】これら図5及び図6において、前記破砕機
取付部7Aの自走式破砕機1後方側(図5中右側)端部
の下部及び前記排出コンベア6の搬送方向中間部12に
は、それぞれ取付部材38,39が設けられており、こ
れら取付部材38,39は、排出コンベア6の角度調整
手段としての油圧シリンダ40両端とそれぞれピン4
1,42により接続されている。前記支持部材15は、
上記一実施の形態と同様に、ピン19により前記排出コ
ンベア6の上流側端部14に設けられた取付部材17と
接続しているため、前記油圧シリンダ40を伸縮駆動さ
せ、前記破砕機取付部7Aの自走式破砕機1後方側端部
及び前記排出コンベア6の搬送方向中間部12を遠近さ
せることにより、上流側端部14を支点として排出コン
ベア6がシュレッダ3に対して傾動するようになってい
る。
【0042】なお、破砕機取付部7A及び排出コンベア
6の搬送方向中間部12を遠近可能とするものとして前
記油圧シリンダ35を用いたが、例えばターンバックル
等、他の構成により遠近可能としても構わない。また、
その他の構成は上記一実施の形態と同様(但し、繁雑防
止のため、前記磁選機29及びこれを支持するアーム3
0は図示省略)である。
【0043】ここで、本実施の形態のようにベルトコン
ベアで構成された排出コンベア6により破砕物を搬送す
る場合、排出コンベア6の搬送ベルト23を循環駆動さ
せて破砕物を搬送するため、排出コンベア6の前記送り
面23aにおけるシュレッダ3下方部分においては、搬
送方向上流側から搬送されてくる破砕物に対して順次破
砕物が重畳され、下流側ほど破砕物高さが高くなり、自
走式破砕機1下部構造物と干渉してしまうことも考えら
れる。
【0044】本実施の形態においては、排出コンベア6
の上流側端部14を支点として、前記油圧シリンダ40
を伸長させて排出コンベア6のシュレッダ3下方の送り
面23aを搬送方向に向かって任意の下り傾斜にするこ
とができるので、シュレッダ3の下方における排出コン
ベア6の搬送方向下流側の送り面23aと自走式破砕機
1下部構造物との間の距離を大きくすることができる。
これにより、本実施の形態においては、上記一実施の形
態及び図3及び図4で説明した実施の形態と同様の効果
を得るとともに、シュレッダ3下方における破砕物の干
渉を防止し、さらに円滑な搬出を行うことができる。
【0045】なお、本実施の形態においては、前記支持
部材15と、取付部材17と、ピン19とが請求項4記
載の搬出コンベアの搬出側と反対側の端部を破砕機本体
に対して回動可能に支持する第2支持手段を構成し、前
記油圧シリンダ40と、取付部材38,39と、ピン4
1,42とが搬出コンベアの搬送方向中間部を破砕機本
体に対して遠近可能に支持する第2角度調整手段を構成
する。
【0046】なお、以上説明した3つの実施の形態にお
いては、排出コンベア6をその後方側に設けた自走式破
砕機1(いわゆる前入れ後出し型の自走式破砕機)を例
として説明したが、排出コンベアをその前方側に設けた
いわゆる前入れ前出し型の自走式破砕機に上記3つの実
施の形態の各特徴を備える場合においても、先に説明し
た3つの実施の形態と同様の効果が得られる。例とし
て、前入れ前出し型の自走式破砕機に先の図3及び図4
で説明した実施の形態、図5及び図6で説明した実施の
形態の特徴を備えた変形例をそれぞれ図7及び図8を用
いて説明する。なお、先の図3及び図5と同様の部分に
相当する部分には同様の符号を付して説明を省略する。
【0047】図7は、先の図3に対応する図であり、上
記したように自走式破砕機1Aは、その前方側(図7中
左側)に排出コンベア6を備え、シュレッダ3により破
砕処理された破砕物は自走式破砕機1A前方(図7中左
方向)に向かって搬送される。この図7に示すように、
本変形例においては、前記した支持部材13,33が前
記破砕機取付部7Aのそれぞれ自走式破砕機1A前方側
(図7中左側)端部の下部及び長手方向(図7中左右方
向)中間部に配設されており、支持部材13は前記排出
コンベア6の搬送方向中間部12に配設された取付部材
16と接続され、支持部材33は排出コンベア6の上流
側端部14に配設された取付部材34と前記油圧シリン
ダ35を介して接続されている。
【0048】なお、その他の構成は先の図3及び図4を
用いて説明した実施の形態と同様であり、その図3及び
図4を用いて説明した実施の形態と同様、油圧シリンダ
35を伸縮駆動させることで、搬送方向中間部12を支
点として排出コンベア6がシュレッダ3に対して傾動す
るようになっているので、本変形例においても先の図3
及び図4を用いて説明した実施の形態と同様の効果を得
る。
【0049】図8は、先の図5に対応する図である。こ
の図8に示すように、本変形例においては、前記した支
持部材15,38が前記破砕機取付部7Aのそれぞれ長
手方向(図8中左右方向)中間部及び自走式破砕機1A
前方側(図8中左側)端部の下部に配設されており、支
持部材15は前記排出コンベア6の上流側端部14に配
設された取付部材17と接続され、支持部材38は前記
排出コンベア6の搬送方向中間部12に配設された取付
部材39と前記油圧シリンダ40を介して接続されてい
る。
【0050】なお、その他の構成は先の図5及び図6を
用いて説明した実施の形態と同様であり、先の図5及び
図6を用いて説明した実施の形態と同様、油圧シリンダ
40を伸縮駆動させることで、上流側端部14を支点と
して排出コンベア6がシュレッダ3に対して傾動するよ
うになっているので、本変形例においても先の図5及び
図6を用いて説明した実施の形態と同様の効果を得る。
【0051】また、上記3つの実施の形態においては、
シュレッダ3をその回転軸の軸方向が各自走式破砕機の
前後方向となるように配設する構造としたが、回転軸の
軸方向がその前後方向と直行する方向にシュレッダ3が
配設された構造の自走式破砕機に上記3つの実施の形態
の各特徴を備える場合においても、それぞれ上記3つ実
施の形態と同様の効果が得られる。例として、回転軸の
軸方向がその前後方向と直行する方向にシュレッダ3が
配設された構造の自走式破砕機に先の図3及び図4で説
明した実施の形態の特徴を備えた変形例を図9及び図1
0に示した。なお、先の図3及び図4と同様の部分には
同様の符号を付している。
【0052】これら図9及び図10に示すように、自走
式破砕機1Bのシュレッダ3は、その回転軸の軸方向が
自走式破砕機1Bの前後方向と直行するように、前記破
砕機取付部7Aの自走式破砕機1B前方側(図9中左
側)端部上に配設されている。
【0053】ここで、このようないわゆる前入れ後出し
型の自走式破砕機1Bにより破砕処理作業を行う場合、
通常、自走式破砕機1B前方から前記土砂ホッパ2に被
破砕物を投入することが多い。このとき、仮にシュレッ
ダ3がその回転軸の軸方向が自走式破砕機1Bの前後方
向となるように配設された構造であると、自走式破砕機
1B前方側(図9中左側)から土砂ホッパ2に被破砕物
が投入された場合、シュレッダ3の自走式破砕機1Bの
前方側(図9中左側)に集中して被破砕物が供給される
ため、自走式破砕機1Bの前方側(図9中左側)に位置
するカッタ(図示せず)に偏って負荷がかかることとな
る。そのため、自走式破砕機1Bの後方側(図9中右
側)に位置するカッタに対し、自走式破砕機1Bの前方
側(図9中左側)に位置するカッタの寿命が短くなる傾
向にある。
【0054】本変形例においては、自走式破砕機1Bの
シュレッダ3はその回転軸の軸方向が自走式破砕機1B
の前後方向と直行するように配設されているので、シュ
レッダ3の図示しない回転軸の軸方向に対してまんべん
なく被破砕物が供給され、先の図3及び図4の実施の形
態と同様の効果を得るとともに、上記のような配置位置
によるカッタの寿命の偏りを抑制できる。
【0055】本発明のさらに他の実施の形態を図11
(a)及び図11(b)を用いて説明する。本実施の形
態は、前記排出コンベア6の搬送ベルト23に突起状の
ラグ43を設けた実施の形態である。図11(a)は本
発明の自走式破砕機のさらに他の実施の形態に用いる搬
送ベルトの上面図であり、図11(b)は図11(a)
中矢印E方向から見た本発明の自走式破砕機のさらに他
の実施の形態に用いる搬送ベルトの側面図である。な
お、本実施の形態の自走式破砕機は、先に説明した各実
施の形態及び各変形例と同様であるので説明を省略す
る。
【0056】これら図11(a)及び図11(b)にお
いて、搬送ベルト23上には、凹状の前記突起状部材と
してのラグ43が搬送方向に一定の間隔を置いて配置さ
れている。このラグ43は、図11(a)に示すよう
に、搬送ベルト23の幅方向両端部がその中央部よりも
搬送方向下流側(図11(a)中右側)に位置するよう
な略「く」の字型の平板(図11(b)に示すように、
搬送面から凸状となるように所定高さを備えている)
を、搬送ベルト23上に搬送方向に多数配列したもので
ある。各ラグ43は、例えばゴム等の搬送ベルト23と
同じ材質により構成されており、搬送ベルト23に接着
等により固定してもよいし、搬送ベルト23と一体成形
してもよい。なお、本実施の形態において、ラグ43が
請求項5記載の突起状部材を構成する。
【0057】上記構成により本実施の形態によれば、破
砕物がラグ43に引っかかり、破砕物と搬送ベルト23
の搬送面(送り面23a)とのスリップ発生を抑制し、
シュレッダ3より落下して排出コンベア6の前記送り面
23aに着地した破砕物に即座にラグ43の摩擦力を作
用させ搬送方向下流側に順次強制的に搬送することがで
きるので、破砕物を確実に搬出できる。
【0058】なお、本実施の形態では、搬送ベルト23
上に設ける突起状部材として、搬送ベルト23の幅方向
両端部がその央部よりも搬送方向下流側に位置するよう
な略「く」の字型のラグ43を用いたが、これに限られ
ず、例えば略「I」の字型等他の形状としてもよく、こ
の場合も同様の効果を得る。
【0059】なお、以上においては、搬送方向中間部1
2を介して屈曲した構造の排出コンベア6を用いたが、
本発明の基本的効果である円滑な破砕物の排出を得る限
りにおいてはこれに限られず、例えば、搬送面のうち少
なくともシュレッダ3下方部分が下り傾斜となっている
第1コンベア部と、この第1コンベア部の排出側に配設
され第1コンベア部から排出された破砕物を導入して自
走式破砕機外へ排出する第2コンベア部とを備えた分割
構造の排出コンベアを用いてもよい。また、破砕装置3
として2軸せん断機を例にとって説明したが、これにも
限られず、もっと多数の軸を備えたせん断機としてもよ
い。これらの場合も同様の効果を得る。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、搬出コンベアの搬送面
の少なくとも破砕装置の下方を搬送方向に向かって下り
傾斜に配設することにより、比較的質量が小さい被破砕
物を破砕処理の対象とした場合においても、破砕物の自
重の作用で搬送方向に向かって推進させ、これによって
搬送コンベアのコンベアベルトの搬送力を補うことがで
きる。したがって、多種多様な被破砕物を破砕処理対象
とする場合であっても、破砕物を円滑に搬出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式破砕機の一実施の形態の全体構
造を表す側面図である。
【図2】図1中矢印A方向から見た本発明の自走式破砕
機の一実施の形態の全体構造を表す前面図である。
【図3】本発明の自走式破砕機の他の実施の形態の全体
構造を表す側面図である。
【図4】図3中矢印B方向から見た本発明の自走式破砕
機の他の実施の形態の全体構造を表す前面図である。
【図5】本発明の自走式破砕機のさらに他の実施の形態
の全体構造を表す側面図である。
【図6】図5中矢印C方向から見た本発明の自走式破砕
機のさらに他の実施の形態の全体構造を表す前面図であ
る。
【図7】本発明の自走式破砕機の排出コンベアをその前
方側に設けた変形例の全体構造を表す側面図である。
【図8】本発明の自走式破砕機の排出コンベアをその前
方側に設けた変形例の全体構造を表す側面図である。
【図9】本発明の自走式破砕機のその回転軸の軸方向が
自走式破砕機前後方向と直交するようにシュレッダを配
設した変形例の全体構造を表す側面図である。
【図10】図9中矢印D方向から見た本発明の自走式破
砕機のその回転軸の軸方向が自走式破砕機前後方向と直
交するようにシュレッダを配設した変形例の全体構造を
表す前面図である。
【図11】本発明の自走式破砕機のさらに他の実施の形
態に用いる搬送ベルトの上面図及びこの図中矢印E方向
から見た本発明の自走式破砕機のさらに他の実施の形態
に用いる搬送ベルトの側面図である。
【符号の説明】
3 シュレッダ(破砕装置) 4 破砕機本体 6 排出コンベア(搬出コンベア) 12 搬送方向中間部 13 支持部材(第1支持手段) 14 上流側端部(搬出コンベアの搬出側と反
対側の端部) 15 支持部材(第2支持手段) 16 取付部材(第1支持手段) 17 取付部材(第2支持手段) 18 ピン(第1支持手段) 19 ピン(第2支持手段) 23a 送り面(搬送面) 33,34 取付部材(第1角度調整手段) 35 油圧シリンダ(第1角度調整手段) 36,37 ピン(第1角度調整手段) 38,39 取付部材(第2角度調整手段) 40 油圧シリンダ(第2角度調整手段) 41,42 ピン(第2角度調整手段) 43 ラグ(突起状部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 一秀 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 塩畑 忠 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 田中 正道 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 柴 好美 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 4D067 DD04 DD14 GB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被破砕物を破砕装置により破砕し、その破
    砕した破砕物を搬出コンベアで破砕機本体外へ搬出する
    自走式破砕機において、 前記搬出コンベアをその搬送面の少なくとも前記破砕装
    置の下方部分が搬送方向に向かって下り傾斜となるよう
    に配設したことを特徴とする自走式破砕機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自走式破砕機において、前
    記搬出コンベアは、少なくとも前記破砕装置の下方部分
    が傾動可能に配設されていることを特徴とする自走式破
    砕機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自走式破砕機において、前
    記搬出コンベアの搬送方向中間部を破砕機本体に対して
    回動可能に支持する第1支持手段と、前記搬出コンベア
    の搬出側と反対側の端部を前記破砕機本体に対して遠近
    可能に支持する第1角度調整手段とを設けたことを特徴
    とする自走式破砕機。
  4. 【請求項4】請求項2記載の自走式破砕機において、前
    記搬出コンベアの搬出側と反対側の端部を破砕機本体に
    対して回動可能に支持する第2支持手段と、前記搬出コ
    ンベアの搬送方向中間部を破砕機本体に対して遠近可能
    に支持する第2角度調整手段とを設けたことを特徴とす
    る自走式破砕機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項記載の自走
    式破砕機において、前記搬出コンベアは、その搬送面に
    突起状部材を備えることを特徴とする自走式破砕機。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項記載の自走
    式破砕機において、前記破砕装置は、ほぼ平行に配置さ
    れた複数の回転軸と、これら複数の回転軸のそれぞれに
    設けられた回転歯とを有するせん断式破砕装置であるこ
    とを特徴とする自走式破砕機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019063722A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 極東開発工業株式会社 廃棄物処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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