JP2002165946A - 遊技球発射装置 - Google Patents

遊技球発射装置

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JP2002165946A
JP2002165946A JP2000368676A JP2000368676A JP2002165946A JP 2002165946 A JP2002165946 A JP 2002165946A JP 2000368676 A JP2000368676 A JP 2000368676A JP 2000368676 A JP2000368676 A JP 2000368676A JP 2002165946 A JP2002165946 A JP 2002165946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立工程における作業効率が良くなく、ま
た、遊技者に違和感を与えてしまうという課題があっ
た。 【解決手段】 遊技者がバネ板15cの付勢力に抗しつ
つ、任意の停止位置を起点としてハンドル12を回転操
作すると、ハンドル12の回転操作角度に対応する強度
で打球が実行される。そして、遊技を終了して遊技者が
ハンドル12から手を離すと、打球が終了されて回転角
度のリセットが行われる。このため、ハンドル12を初
期位置に戻すための構成を省略することで組立工程にお
ける作業効率の向上が図られ、また、ハンドル12の回
転操作時には、遊技者に操作感を与えることが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技球発射装置に
関し、特に、遊技機の前面に配置されたハンドルを回転
操作して遊技球を発射させる遊技球発射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技球発射装置では、遊技機の前
面にて回転可能に配置されたハンドルが引っ張りバネに
より反時計方向へ付勢されており、この付勢力に抗しつ
つ同ハンドルを時計方向へ回転操作して遊技を行った
後、遊技者が同ハンドルから手を離して遊技を終了する
と、同引っ張りバネの付勢力により同ハンドルは初期位
置に復帰するようになっている。このため、上記ハンド
ルが上記初期位置から回転した角度に応じて遊技球の発
射勢を制御することが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した遊技球発射装
置においては、上記ハンドルの初期位置を調整しつつ引
っ張りバネなどの部材を組み付ける必要があるため、組
立工程における作業効率が良くなかった。また、上記ハ
ンドルを初期位置に復帰させるための引っ張りバネを省
略すると、同ハンドルの回転操作時に負荷を生じさせる
ことができず、遊技者に違和感を与えてしまうという課
題があった。本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、組立工程における作業効率を向上させ、かつ、
遊技者に違和感を与えることのない遊技球発射装置の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、遊技機の前面にて双方向
に自由に回転可能に支持されたハンドルと、このハンド
ルの回転角度を検出する回転角度検出手段と、この検出
された回転角度に基づいて上記ハンドルが任意の停止位
置を起点として意図的に回転操作された角度を検出する
回転操作角度検出手段と、上記ハンドルに対する所定の
停止位置を起点とする回転操作の際に当該回転操作に抗
する負荷を一時的に生じさせる操作感付与手段と、上記
検出された角度に対応する発射勢で遊技球を発射させる
遊技球発射手段とを備える構成としてある。上記のよう
に構成した請求項1にかかる発明においては、遊技者が
遊技機の前面にて双方向に自由に回転可能に支持された
ハンドルを回転操作すると、回転角度検出手段が同ハン
ドルの回転角度を検出する。
【0005】そして、回転操作角度検出手段は、上記検
出された回転角度に基づいて上記ハンドルが任意の停止
位置を起点として意図的に回転操作された角度を検出す
る。すなわち、上記ハンドルは、回転操作前の起点へ復
帰させるための構成が省略され、前回の回転操作が終了
した時点での停止位置から遊技者により回転させられ
る。従って、上記回転操作角度検出手段は、上記任意の
停止位置を起点として回転操作された際の角度を検出
し、遊技球発射手段は、上記検出された角度に対応する
発射勢で遊技球を発射させる。ここで、操作感付与手段
は、上記ハンドルに対する所定の停止位置を起点とする
回転操作の際、当該回転操作に抗する負荷を一時的に生
じさせる。このため、上記回転操作時の起点となる回転
位置に依存することなく、上記ハンドルを回転操作する
遊技者には、所定の操作感が与えられる。
【0006】ここにいう操作感付与手段の具体的な構成
の一例として、請求項2にかかる発明は、上記請求項1
に記載の遊技球発射装置において、上記操作感付与手段
は、上記ハンドルに対して所定の遊び角度の範囲で自由
回転可能な回転子と、当該回転子と上記ハンドルとの間
に配置されて所定の負荷を発生可能な弾性部材とからな
る第一の負荷付与構造を有する構成としてある。上記の
ように構成した請求項2にかかる発明において、第一の
負荷付与構造では、上記ハンドルに対して所定の遊び角
度の範囲で自由回転可能な回転子が遊技機本体にて支持
され、回転操作に対してある程度の負荷が与えられてい
る。このため、上記ハンドルを回転操作する遊技者に
は、上記負荷が操作感として与えられる。
【0007】上記第一の負荷付与構造の具体的な構成例
として、請求項3にかかる発明は、上記請求項2に記載
の遊技球発射装置において、上記第一の負荷付与構造
は、上記回転子の回転軸側にて一端が固定されて他端が
径方向へ配向された板バネと、上記ハンドルから上記板
バネの他端側との対向位置に突出して上記回転操作時に
同板バネを周方向へ撓ませる突片とを備える構成として
ある。上記のように構成した請求項3にかかる発明にお
いては、上記回転操作時、上記回転子の回転軸側にて一
端が固定されて他端が径方向へ配向された板バネが、上
記ハンドルから同板バネの他端側との対向位置に突出す
る突片により、周方向へ撓む。このため、上記板バネの
復元力により、上記ハンドルには、回転操作に抗する方
向へ負荷が一時的に生じる。なお、当該請求項3では、
上記板バネを上記回転子の側に固定し、上記ハンドルの
側から突出する突片により撓ませているが、同様の観点
から、同板バネを上記ハンドルの側に固定し、同ハンド
ルの側から突出する突片により撓ませても良い。
【0008】また、上記第一の負荷付与構造の具体的な
別の構成例として、請求項4にかかる発明は、上記請求
項2に記載の遊技球発射装置において、上記第一の負荷
付与構造は、上記ハンドルの回転軸と上記回転子の回転
軸とに各端がそれぞれ固定される棒状の弾性体を備えた
構成としてある。上記のように構成した請求項4にかか
る発明においては、上記ハンドルに対して回転操作がな
されると、同ハンドルの回転軸と上記回転子の回転軸と
に各端がそれぞれ固定された棒状の弾性体は、同ハンド
ル側における固定端が周方向へ変位する一方、同回転子
側における固定端が初期位置に維持される。従って、上
記棒状の弾性体は、初期形状に復帰しようと、上記ハン
ドル側における固定端を初期位置の側へ押し戻そうと反
発力を生ずる。このため、同反発力が上記ハンドルに負
荷として与えられる。
【0009】さらに、上記第一の負荷付与構造の具体的
な別の構成例として、請求項5にかかる発明は、上記請
求項2に記載の遊技球発射装置において、上記第一の負
荷付与構造は、上記ハンドルの回転軸と上記回転子の回
転軸とに各端がそれぞれ固定される弦巻バネを備えた構
成としてある。上記のように構成した請求項5にかかる
発明においては、上記ハンドルに対して回転操作がなさ
れると、同ハンドルの回転軸と上記回転子の回転軸とに
各端がそれぞれ固定された弦巻バネは、同ハンドル側に
おける固定端が周方向へ変位する一方、同回転子側にお
ける固定端が初期位置に維持される。
【0010】従って、上記弦巻バネは、初期形状に復帰
しようと、上記ハンドル側における固定端を初期位置の
側へ押し戻そうと反発力を生ずる。このため、同反発力
が上記ハンドルに負荷として与えられる。上記請求項2
〜請求項5では、上記ハンドルを上記回転角度検出手段
の側の構成と別個に回転させ、この間に上記操作感付与
手段を介在させているが、本発明にいう操作感付与手段
は、同ハンドルが回転操作されたとき、同回転操作に抗
して負荷を加えることにより、同ハンドルに操作感を与
えるものであれば良い。このため、上記操作感付与手段
を当該遊技球発射装置における別の部位に設けることも
可能である。
【0011】その一例として、請求項6にかかる発明
は、上記請求項1に記載の遊技球発射装置において、上
記回転角度検出手段は、上記ハンドルの回転軸に固定さ
れるシャフトを備え、上記操作感付与手段は、遊技機本
体と上記シャフトとの間に設けられて同シャフトに負荷
を与える第二の負荷付与構造を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項6にかかる発明において
は、上記ハンドルが所定方向へ回転操作されると、同ハ
ンドルの回転軸に固定されたシャフトが回転軸周りに回
転する。すると、上記遊技機本体と上記シャフトとの間
に設けられた第二の負荷付与構造が同シャフトに負荷を
与えるため、上記ハンドルに負荷が生じる。なお、上記
第二の負荷付与構造は、直接的あるいは間接的であるか
を問わず、上記遊技機本体と上記シャフトとの間に介在
されるものであれば良いため、この意味で、上記遊技機
本体には、遊技機のフレームだけでなく、このフレーム
に固定される部材なども含まれる。
【0012】上記第二の負荷付与構造の具体的な構成例
として、請求項7にかかる発明は、上記請求項6に記載
の遊技球発射装置において、上記第二の負荷付与構造
は、上記遊技機本体と上記シャフトとの間に配置される
摩擦部材を備えた構成としてある。上記のように構成し
た請求項7にかかる発明においては、上記ハンドルに対
して回転操作がなされると、同ハンドルとともに上記シ
ャフトが回転軸周りに回転する。すると、上記遊技機本
体と上記シャフトとの間に配置された摩擦部材が、同シ
ャフトに負荷を与えるため、上記ハンドルに負荷が生じ
る。なお、上記摩擦部材は、上記シャフトの側に固定さ
れて上記遊技機本体に対して干渉するものであっても良
いし、同遊技機本体に固定されて同シャフトに対して干
渉するものであっても良い。さらに、上記摩擦部材は、
上記シャフトと一体的に回転する部材と上記遊技機本体
との間に配置しても良い。
【0013】また、上記第二の負荷付与構造の具体的な
別の構成例として、請求項8にかかる発明は、上記請求
項6に記載の遊技球発射装置において、上記第二の負荷
付与構造は、上記遊技機本体と上記シャフトとの間に設
けられるビスカスカップリングを備えた構成としてあ
る。上記のように構成した請求項8にかかる発明におい
ては、上記ハンドルに対して回転操作がなされると、同
ハンドルとともに上記シャフトが回転軸周りに回転す
る。すると、上記遊技機本体と上記シャフトとの間に設
けられたビスカスカップリングが同シャフトに負荷を与
えるため、上記ハンドルに負荷が生じる。
【0014】さらに、別の観点からの構成例として、請
求項9にかかる発明は、上記請求項6〜請求項8のいず
れかに記載の遊技球発射装置において、上記第二の負荷
付与構造と上記遊技機本体との間には、ラチェット機構
が介在される構成としてある。上記のように構成した請
求項9にかかる発明においては、上記ハンドルが所定方
向へ回転操作されたときにだけ、上記第二の負荷付与構
造と上記遊技機本体との間に介在されるラチェット機構
が上記シャフトの回転を許容する。このため、上記所定
方向へ回転操作された場合にのみ、同回転操作に抗する
方向へ負荷が与えられる。すると、例えば、上記ハンド
ルを回転操作して上記発射勢を強める場合にだけ、同ハ
ンドルに操作感が与えられ、同発射勢を弱める場合に
は、同ハンドルに操作感が与えられないようにすること
も可能となる。従って、引っ張りバネにより反時計方向
へ付勢された従来のハンドルに慣れた遊技者に対しても
違和感を与えることがない点で有用な構成となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、組立工程
における作業効率を向上させ、かつ、遊技者に違和感を
与えることのない遊技球発射装置を提供することができ
る。さらに、請求項2〜請求項8にかかる発明によれ
ば、本発明にいう操作感付与手段を具体的な構成により
実現することができる。さらに、請求項9にかかる発明
によれば、遊技者の違和感を効果的に抑制させることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の第一の実施例にか
かる遊技機の背面側における実装状態を斜視図により示
している。同図において、遊技機の下部には当該遊技機
を前後方向に貫通する発射ハンドル10が備えられてお
り、この発射ハンドル10は基部11にて前端にハンド
ル12が双方向へ自由回転可能に支持されるとともに後
端にロータリエンコーダ13の回転軸芯が固定されたシ
ャフト14を回転可能に支持している。また、シャフト
14の前端には、回転軸にて支持される円盤部材15が
取り付けられている。
【0017】ハンドル12の前面には、金属性のタッチ
電極16が接続されており、このタッチ電極16とロー
タリエンコーダ13は制御部20に接続されている。な
お、図2は、制御部20の主要構成をブロック図により
示している。タッチ電極16は、制御部20におけるタ
ッチセンサ回路21に接続され、このタッチセンサ回路
21は、タッチ電極16の対地間静電容量に基づいて遊
技者が上記タッチ電極16に触れているか否かを判断す
る。
【0018】タッチセンサ回路21は、遊技者がタッチ
電極16に触れているとき、ハイレベルのタッチ信号A
を出力し、遊技者が触れていないとき、ローレベルのタ
ッチ信号Aを出力する。このタッチ信号Aは、制御回路
22に入力されており、制御回路22は、図3に示すよ
うに、タッチ信号Aのレベルに応じた処理を実行する。
制御回路22には、カウンタ回路23が出力するカウン
タ並列信号Bも入力されており、カウンタ回路23は、
タッチセンサ回路21から入力されたタッチ信号Aがハ
イレベルにある場合にのみ、ロータリエンコーダ13の
出力信号に基づいてカウンタ値を増減し、このカウンタ
値に応じてカウンタ並列信号Bを出力する(ステップS
100,S110)。この意味で、ロータリエンコーダ
13とカウンタ回路23とは、本発明にいう回転角度検
出手段と回転操作角度検出手段とを構成する。
【0019】ここで、ロータリエンコーダ13は、所定
角度だけ回転されるごとにパルス信号C,Dをパルス信
号線13a,13bに出力するものであり、各パルス信
号線13a,13bに出力されるパルス信号C,Dは所
定の位相差を持っている。カウンタ回路23は、両パル
ス信号線13a,13bに応じた信号入力路23a,2
3bを介して正回転または逆回転の各信号を入力し、正
回転の際には二進数でカウントしているカウンタ値を増
加させるとともに、逆回転の際にはカウンタ値を減少さ
せ、カウンタ値のカウンタ並列信号Bをハイレベルかロ
ーレベルとする。
【0020】なお、カウンタ回路23には、クリア入力
路23cが設けられているとともに、クリア入力路23
cは、制御回路22に接続されており、タッチ信号Aが
ローレベルとなってから10秒経過した際、制御回路2
2が出力するハイレベルのリセット信号Eが入力される
と、カウンタ回路23はカウント値を「0」とする(ス
テップS120,S130)。制御回路22は、カウン
タ並列信号Bに基づいてカウント値を入力し、このカウ
ンタ値よりハンドル12の回転角度に応じた発射強度を
決定して記憶し、この記憶した値を発射強度信号線22
aよりD/A変換回路24に出力する(ステップS14
0)。また、D/A変換回路24は、発射強度信号線2
2aの信号レベルに応じて二進数で表される発射強度を
アナログ値の電流に変換して電力増幅回路25に出力す
る。
【0021】一方、タッチ信号Aは、パルス発振回路2
6にも入力されており、パルス発振回路26は、タッチ
信号Aがハイレベルのときに発射タイミングを表す発射
タイミングパルスFを電力増幅回路25に出力する。す
ると、電力増幅回路25は、パルス発振回路26が出力
する発射タイミングパルスFが入力されるのに伴い、D
/A変換回路24が出力する電流を増幅し、本発明にい
う遊技球発射手段としての打球機構30に配置されたロ
ータリソレノイド31に出力する。ロータリソレノイド
31は、図4に示すように、軸心に固定された電磁コイ
ル31aと、電磁コイル31aと同一軸心で所定角度範
囲内にて回転可能に支持された中空円柱体の回転子31
bとにより構成されている。
【0022】電磁コイル31aは、一対の磁極発生片3
1a1,31a2を有するとともに、回転子31bは磁
性体からなる吸着片31b1,31b2を有しており、
磁極発生片31a1,31a2に磁極が発生していない
とき、吸着片31b1,31b2は、図4に示す実線の
位置にあり、磁極発生片31a1,31a2に磁極が発
生すると吸着片31b1,31b2は、磁極発生片31
a1,31a2に吸引されて同図の二点鎖線に示す位置
まで回転移動する。回転子31bにおける吸着片31b
1の一端は径方向に延設され、その先端に弾発部31c
1を備えた発射杵31cとなっており、回転子31bが
回転すると発射杵31cの先端に備えた弾発部31c1
は円弧を描きつつガイドレール32に保持された遊技球
に向けて移動する。なお、発射杵31cの動作に連動し
て遊技機の前面に設けられた受け皿からガイドレール3
2に遊技球を一球づつ供給するが、かかる供給機構につ
いては周知の機構にて行なっている。
【0023】ところで、本実施形態にかかる発射ハンド
ル10は、図5および図6に示す構成を有する。同図に
おいて、円盤部材15には、回転軸周りに誘導溝15a
が設けられており、この誘導溝15aには、ハンドル1
2の背面側にて円盤部材15をくわえ込むように形成さ
れた略リング形状の誘導レール12aが径方向から挿入
されている。かかる構成により、ハンドル12は、円盤
部材15に対して回転可能に支持される。
【0024】また、円盤部材15の前面端からは、前方
へ突起15bが設けられ、一方、ハンドル12の背面側
からは、背面側へ突起12b,12cが設けられる。こ
のため、ハンドル12が回転操作されると、突起12b
もしくは突起12cが周方向から突起15bに当接し、
突起15bを周方向へ押圧する。従って、ハンドル12
の回転操作に伴って円盤部材15は回転軸周りに回転す
る。この意味で、円盤部材15は、本発明にいう回転子
を構成する。さらに、ハンドル12と円盤部材15との
間には、本発明にいう操作感付与手段の第一の負荷付与
構造が設けられている。すなわち、円盤部材15の前面
端には、回転軸にて一端が支持されて他端が径方向へ配
向される帯状のバネ板15cが配置され、一方、ハンド
ル12の背面側には、バネ板15cに対して周方向から
当接する突起12dが設けられる。
【0025】このため、ハンドル12が回転操作される
とき、突起12dが周方向からバネ板15cに当接し、
バネ板15cを周方向へ撓ませる。すると、ハンドル1
2の回転操作に伴う負荷がバネ板15cの復元力により
押し戻す回転方向へ付勢されるため、ハンドル12には
操作感が与えられる。この意味で、突起12dは、本発
明にいう突片を構成する。このとき、突起12b,12
cと突起15bとの間には所定間隔の遊びが設けられて
いるため、ハンドル12の回転操作が開始された時点で
は、突起12dがバネ板15cを周方向へ撓ませる。そ
して、突起12b,12cが突起15bに当接して突起
15bを同周方向へ押圧する。従って、回転操作の開始
時、遊技者には、操作感のみが与えられ、暫く回転操作
を継続した時点で初めて円盤部材15の回転により打球
機構30が駆動される。
【0026】ハンドル12の回転操作時におけるハンド
ル12と円盤部材15との回転状況を図6〜図10を参
照しながら説明する。例えば、図6に示す状態にハンド
ル12がある場合、遊技者がハンドル12を時計方向へ
回転させると、図7に示すように、突起12dがバネ板
15cを時計方向へ押圧するため、このバネ板15cは
同時計方向へ撓み、復元力に基づく付勢力により反時計
方向へ押し戻すようにハンドル12に対して操作感とし
ての負荷を与える。なお、ここにいう負荷は、バネ板1
5cにおける撓み特性を変化させることにより、容易に
増減することが可能である。
【0027】ここで、図8に示すように、突起12bが
突起15bに当接して突起15bの押圧を開始すると、
図9に示すように、バネ板15cは突起12bと突起1
5bとが当接した際の撓み量を維持しつつ円盤部材15
の回転とともに時計方向へ回転する。一方、突起15b
が時計方向へ回転することにより、円盤部材15は時計
方向へ回転するため、制御部20は、上述した手法で遊
技球の発射強度を強めていく。一方、図6に示す状態か
らハンドル12を反時計方向へ回転させると、突起12
dがバネ板15cよりも左側に位置するため、バネ板1
5cによる付勢力がハンドル12に加わることはない。
しかし、突起12cが突起15bを反時計方向へ押圧す
るため、円盤部材15は、反時計方向へ回転する。この
ため、制御部20は、上述した手法で遊技球の発射強度
を弱めていく。
【0028】遊技者は、所望の発射強度が得られた時点
でハンドル12の回転角度を維持させようとするが、タ
ッチ電極16に触れているだけで制御回路22に記憶さ
れた発射強度が維持されるため、所望の発射強度が維持
可能となる。すなわち、遊技者が操作感を得ながら遊技
を行いたければ、バネ板15cの復元力に抗してハンド
ル12の回転角度を維持させることで発射強度を維持さ
せることができるし、遊技者が操作感を必要としない場
合には、タッチ電極16に触れつつハンドル12の回転
操作を止めると、図10に示すように、バネ板15cの
復元力でハンドル12が反時計方向へ僅かに押し戻され
るものの、制御回路22に記憶された発射強度を維持さ
せることができる。
【0029】また、遊技者が遊技を終了したい場合に
は、タッチ電極16に触れるのを止めるだけで、制御回
路22に記憶されていた発射強度がキャンセルされるた
め、打球機構30における遊技球の発射が停止される。
本実施形態にかかる遊技球発射装置においては、遊技球
の発射を終了する際にハンドル12を図6に示す初期位
置まで復帰させるための付勢源として引っ張りバネなど
が配されていない。
【0030】このため、図6に示す初期位置では、突起
12dが回転軸の鉛直上方に位置し、突起12b、12
cが回転軸の鉛直下方に位置していたものの、図9に示
す遊技終了時には、それぞれの突起12b〜12dが時
計方向へ変位した状態でハンドル12の回転角度が維持
される。しかし、図9に示す位置まで回転したハンドル
12を再び時計方向へ回転操作すると、上述し場合と同
様に、ハンドル12に操作感を与えつつ発射強度の調整
を行うことが可能となる。
【0031】従って、図11に示すように、円盤部材1
5は、遊技者がハンドル12の回転操作を行うたびに時
計方向へ回転されていき、初期位置に復帰されることは
ないが、回転動作のたびに発射強度を調整しつつ遊技球
の発射を行うことが可能となる。このため、本実施形態
にかかる発射ハンドル10では、ハンドル12を初期位
置に復帰させるべく、引っ張りバネなどの付勢部材を配
置する必要がなくなるため、組み付け部品を削減して構
成を簡略化させることできる点で有用なものとなる。
【0032】なお、上記第一の負荷付与構造は、ハンド
ル12の回転操作に対して所定の操作感を与えることが
できれば良いとの観点から、上述した構成に限定される
ものではなく、別の構成を適用することも同様に可能で
ある。その一例として、第二の実施形態では、図12お
よび図13に示すように、弦巻バネを用いている。すな
わち、円盤部材15の前面端には、弦巻バネ40の一端
が固定され、この弦巻バネ40は、巻きピッチが同図に
おける左右方向へ配向される。また、弦巻バネ40の他
端は、ハンドル12の背面側に固定される。
【0033】このため、ハンドル12が周方向に回転さ
れると、両端がそれぞれに固定された弦巻バネ40は、
巻き方向にねじれを生じる。すると、弦巻バネ40は、
ねじれを解消して初期状態に戻ろうと復元力を得るた
め、ハンドル12には操作感としての負荷が与えられ
る。従って、ハンドル12を組み付ける際に弦巻バネ4
0を組み込むだけ良いため、組立時における作業効率を
向上させることができる点で有用となる。また、本実施
形態では、ハンドル12が時計方向へ回転操作された場
合であっても、反時計方向へ回転操作された場合であっ
ても同様に操作感が与えられるため、遊技者は、発射強
度を強めるときにも、弱めるときにも操作感を得ながら
回転操作を行うことが可能となる。
【0034】当該第二の実施形態では、弦巻バネを用い
ることで第一の負荷付与構造を構成しているが、同様の
観点から、例えば、図14に示すような構成を適用する
こともできる。同図において、ハンドル12から延設さ
れた支持ピン51に引っ張りバネ50の一端を固定する
とともに、支持ピン51から反時計方向へ変位した位置
にて円盤部材15に設けられた支持ピン52に引っ張り
バネ50の他端を固定する。かかる構成により、ハンド
ル12を時計方向へ回転操作すると、引っ張りバネ50
の付勢力によりハンドル12に対して操作感としての負
荷が与えられる。このように、当該第二の実施形態にお
ける第一の負荷付与構造は、回転操作された際、ハンド
ル12に所定の操作感が与えられるように弦巻バネや引
っ張りバネを配置することができれば良いため、図12
〜図14に示す構成例に限定されるものではなく、例え
ば、複数の弦巻バネや引っ張りバネを配置するなどして
も良い。
【0035】図15および図16は、第三の実施形態に
かかる第一の負荷付与構造の構成を断面図により示して
いる。すなわち、第三の実施形態では、棒状の弾性体6
0を用いている。棒状の弾性体60の一端をハンドル1
2の背面側に固定するとともに、他端を円盤部材15の
前面端に固定する。すると、ハンドル12が周方向に回
転された際、両端がそれぞれに固定された棒状の弾性体
60は、周方向にねじれを生じる。すると、棒状の弾性
体60は、ねじれを解消して初期状態に戻ろうと復元力
を得るため、ハンドル12には操作感としての負荷が与
えられる。従って、ハンドル12を組み付ける際に棒状
の弾性体60を組み込むだけ良いため、組立時における
作業効率を向上させることができる点で有用となる。
【0036】以上の説明では、ハンドル12と円盤部材
15との間に操作感付与手段を設けているが、かかる構
成は一例にすぎず、遊技機の本体に固定された基部11
とシャフト14に固定された円盤部材との間に、本発明
にいう第二の負荷付与構造を設けることも可能である。
第四の実施形態では、図17に示すように、シャフト1
4の両端をロータリエンコーダ13の回転軸芯とハンド
ル12とにそれぞれ固定することで、ハンドル12の回
転がロータリエンコーダ13に対して直接入力されるよ
うにする。そして、円盤部材17の回転軸にシャフト1
4を圧入してシャフト14の途中に円盤部材17を取り
付け、この円盤部材17がシャフト14とともに回転す
るように構成する。
【0037】一方、基部11の内部には、円盤部材17
を回転可能に保持する中空部位11aを設け、この中空
部位11aの前方内壁面と後方内壁面とに摩擦部材11
bを固定する。摩擦部材11bは、円盤部材17の回転
面と対向可能に配置され、対向面にて円盤部材17に干
渉することで、同円盤部材17との間に摩擦力を生じさ
せ、円盤部材17に負荷を与える。従って、ハンドル1
2を回転操作する遊技者には、この円盤部材17による
負荷が操作感として与えられる。図17では、円盤部材
17の前方側回転面と後方側回転面との両面から摩擦力
を与えているが、かかる構成は一例にすぎず、いずれか
一方の回転面からのみ摩擦力を与えることも可能であ
る。また、摩擦部材11bを円盤部材17の側に固定
し、中空部材11aの内壁面に干渉させることで、円盤
部材17に摩擦力を与えても良い。
【0038】なお、シャフト14の側と基部11との間
に第二の負荷付与構造を設けることができれば良いとい
う観点から、構成を簡略化することも可能である。すな
わち、第五の実施形態では、図18に示すように、円盤
部材17を省略するとともに、基部11に摩擦部材11
cを固定し、この摩擦部材11cと対向するシャフト1
4に対して摩擦力を与える。すると、シャフト14に与
えられた摩擦力がハンドル12では操作感となる。同図
においては、摩擦部材11cを基部11の側に固定して
いるが、かかる構成は一例にすぎないため、シャフト1
4の側に摩擦部材11cを固定して基部11の側に干渉
させることも可能である。
【0039】また、第六の実施形態では、図19に示す
ようなビスカスカップリングを基部11と円盤部材17
との間に設けている。すなわち、図17に示す中空部位
11aの位置に液室11dを設け、図17に示す円盤部
材17の代わりに、円盤部材18を回転軸にてシャフト
14に固定する。そして、液室11dにシリコンオイル
などの高粘性液体11d1を封入し、各円盤部材18を
高粘性液体11d1の中で回転させる。すると、ハンド
ル12が回転操作された際、各円盤部材18がハンドル
12と一体的に回転を開始し、これらの円盤部材18は
封入された高粘性液体11d1を押し退けながら回転す
るため、ハンドル12に操作感としての負荷が与えられ
る。
【0040】この際、高粘性液体11d1の中で円盤部
材18を回転させるだけで上記負荷が得られるため、各
部材が摩耗や損傷などを受けにくく、耐久性を向上させ
ることができる点で有用な構成となる。本実施形態で
は、液室内部の構成を例示するが、ビスカスカップリン
グを用いて操作感付与手段を構成するという観点から、
かかる構成に限定される必要はなく、例えば、高粘性液
体11d1の中を回転する部材の形状を変更することも
可能である。
【0041】さらに、図19における構成を工夫して第
二の負荷付与構造に付加機能を追加することも可能であ
る。第七の実施形態では、図20に示すように、図19
に示す液室11dを基部11から独立させ、液室11d
が設けられた回転部材70を基部11の中空部位11e
に保持させた状態とする。そして、回転部材70と中空
部位11eとの間に図21に示すようなラチェット機構
80を形成する。同図において、回転部材70は、外周
に所定間隔で突起81を設けてツメ車とし、中空部位1
1eの内壁面には、この突起81の側に付勢された可動
ツメ82を配置する。かかる構成により、ハンドル12
が時計方向へ回転すると、シャフト14に固定された各
円盤部材18がともに回転するため、液室11dに封入
された高粘性液体11d1に引きずられるように、回転
部材70が同方向へ回転しようとする。しかし、ラチェ
ット機構80では、回転部材70に設けられた突起81
が可動ツメ82に引っかかるため、回転部材70の回転
が禁止される。従って、各円盤部材18は、高粘性液体
11d1を押し退けながら回転することになり、シャフ
ト14を介してハンドル12に操作感としての負荷が与
えられる。
【0042】一方、ハンドル12が反時計方向へ回転す
ると、シャフト14に固定された各円盤部材18がとも
に回転するため、液室11dに封入された高粘性液体1
1d1に引きずられるように、回転部材70が同方向へ
回転しようとする。このとき、ラチェット機構80で
は、回転部材70に設けられた突起81が可動ツメ82
を押し退けながら自由回転するため、回転部材70の回
転が許容される。従って、各円盤部材18には、高粘性
液体11d1による負荷が与えられず、ハンドル12を
回転操作する遊技者には抵抗感が感じられない。本実施
形態にかかる構成は、ハンドル12を時計方向へ回転さ
せて遊技球の発射勢を強めたい場合にだけ操作感を与
え、ハンドル12を反時計方向へ回転させて同発射勢を
弱めたい場合には操作感を与えないようにすることで、
遊技者に対する違和感を解消できる点で有用な構成とな
る。
【0043】なお、本実施形態にかかる構成は、ビスカ
スカップリングを適用した場合だけに限定されるもので
はないため、上述した各実施形態に説明するような弦巻
バネや引っ張りバネなどの弾性部材を適用した場合など
にも同様に採用することができる。以上、本発明では、
図22に示すように、遊技者がバネ板15cの付勢力に
抗しつつ、任意の停止位置を起点としてハンドル12を
回転操作すると、ハンドル12の回転操作角度に対応す
る強度で打球が実行される。そして、遊技を終了して遊
技者がハンドル12から手を離すと、打球が終了されて
回転角度のリセットが行われる。このため、ハンドル1
2を初期位置に戻すための構成を省略することで組立工
程における作業効率の向上が図られ、また、ハンドル1
2の回転操作時には、遊技者に操作感を与えることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態にかかる遊技機の背面側におけ
る実装状態を示す斜視図である。
【図2】制御部の主要構成を示すブロック図である。
【図3】制御回路にて実行される遊技球発射制御の手順
を示すフローチャートである。
【図4】打球機構の主要構成を示す概略図である。
【図5】発射ハンドルの構成を示す断面図である。
【図6】図5におけるZ−Z断面を示す断面図である。
【図7】バネ板が撓み始めた際の状況を示す断面図であ
る。
【図8】ハンドル側に設けられた突起が円盤部材の側に
設けられた突起に当接した際の状況を示す断面図であ
る。
【図9】円盤部材がハンドルとともに回転した際の状況
を示す断面図である。
【図10】ハンドルの回転操作を止めた際の状況を示す
断面図である。
【図11】ハンドルの回転操作を行うごとに変化する円
盤部材の回転位置を示す模式図である。
【図12】第二の実施形態にかかる発射ハンドルの構成
を示す断面図である。
【図13】図12におけるY−Y断面を示す断面図であ
る。
【図14】引っ張りバネを用いて操作感付与手段を構成
した場合の変形例を示す断面図である。
【図15】第三の実施形態にかかる発射ハンドルの構成
を示す断面図である。
【図16】図15におけるX−X断面を示す断面図であ
る。
【図17】第四の実施形態にかかる発射ハンドルの構成
を示す断面図である。
【図18】第五の実施形態にかかる発射ハンドルの構成
を示す断面図である。
【図19】第六の実施形態にかかる発射ハンドルの構成
を示す断面図である。
【図20】第七の実施形態にかかる発射ハンドルの構成
を示す断面図である。
【図21】ラチェット機構の構成および動作を説明する
ための拡大図である。
【図22】第一の実施形態にかかる構成を用いて本発明
のポイントを説明するための説明図である。
【符号の説明】
10…発射ハンドル 11…基部 11a…中空部位 11b,11c…摩擦部材 11d…液室 11d1…高粘性液体 11e…中空部位 12…ハンドル 12a…誘導レール 12b〜12d…突起 13…ロータリエンコーダ 14…シャフト 15…円盤部材 15a…誘導溝 15b…突起 15c…バネ板 16…タッチ電極 20…制御部 21…タッチセンサ回路 22…制御回路 23…カウンタ回路 24…D/A変換回路 25…電力増幅回路 26…パルス発振回路 30…打球機構 40…弦巻バネ 50…引っ張りバネ 51,52…支持ピン 60…棒状の弾性体 70…回転部材 80…ラチェット機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の前面にて双方向に自由に回転可
    能に支持されたハンドルと、 このハンドルの回転角度を検出する回転角度検出手段
    と、 この検出された回転角度に基づいて上記ハンドルが任意
    の停止位置を起点として意図的に回転操作された角度を
    検出する回転操作角度検出手段と、 上記ハンドルに対する所定の停止位置を起点とする回転
    操作の際に当該回転操作に抗する負荷を一時的に生じさ
    せる操作感付与手段と、 上記検出された角度に対応する発射勢で遊技球を発射さ
    せる遊技球発射手段とを備えることを特徴とする遊技球
    発射装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の遊技球発射装置に
    おいて、 上記操作感付与手段は、上記ハンドルに対して所定の遊
    び角度の範囲で自由回転可能な回転子と、当該回転子と
    上記ハンドルとの間に配置されて所定の負荷を発生可能
    な弾性部材とからなる第一の負荷付与構造を有すること
    を特徴とする遊技球発射装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の遊技球発射装置に
    おいて、 上記第一の負荷付与構造は、上記回転子の回転軸側にて
    一端が固定されて他端が径方向へ配向された板バネと、 上記ハンドルから上記板バネの他端側との対向位置に突
    出して上記回転操作時に同板バネを周方向へ撓ませる突
    片とを備えることを特徴とする遊技球発射装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項2に記載の遊技球発射装置に
    おいて、 上記第一の負荷付与構造は、上記ハンドルの回転軸と上
    記回転子の回転軸とに各端がそれぞれ固定される棒状の
    弾性体を備えたことを特徴とする遊技球発射装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項2に記載の遊技球発射装置に
    おいて、 上記第一の負荷付与構造は、上記ハンドルの回転軸と上
    記回転子の回転軸とに各端がそれぞれ固定される弦巻バ
    ネを備えたことを特徴とする遊技球発射装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1に記載の遊技球発射装置に
    おいて、 上記回転角度検出手段は、上記ハンドルの回転軸に固定
    されるシャフトを備え、 上記操作感付与手段は、遊技機本体と上記シャフトとの
    間に設けられて同シャフトに負荷を与える第二の負荷付
    与構造を備えることを特徴とする遊技球発射装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項6に記載の遊技球発射装置に
    おいて、 上記第二の負荷付与構造は、上記遊技機本体と上記シャ
    フトとの間に配置される摩擦部材を備えたことを特徴と
    する遊技球発射装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項6に記載の遊技球発射装置に
    おいて、 上記第二の負荷付与構造は、上記遊技機本体と上記シャ
    フトとの間に設けられるビスカスカップリングを備えた
    ことを特徴とする遊技球発射装置。
  9. 【請求項9】 上記請求項6〜請求項8のいずれかに記
    載の遊技球発射装置において、 上記第二の負荷付与構造と上記遊技機本体との間には、
    ラチェット機構が介在されることを特徴とする遊技球発
    射装置。
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