JP2000079197A - 電動パチンコ機の発射ハンドル - Google Patents

電動パチンコ機の発射ハンドル

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JP2000079197A
JP2000079197A JP11282521A JP28252199A JP2000079197A JP 2000079197 A JP2000079197 A JP 2000079197A JP 11282521 A JP11282521 A JP 11282521A JP 28252199 A JP28252199 A JP 28252199A JP 2000079197 A JP2000079197 A JP 2000079197A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技中にハンドルを所望の角度に固定せし
め、手の疲れを防止するとともに遊技者が無理にハンド
ルを固定せしめて器具を痛めないようにする。 【構成】 発射ハンドル20のキャップ25には金属性
のリング25aが固着され、同リング25aはリード線
25a1を介してタッチセンサ回路27に接続されてい
る。電動パチンコ機10の裏面には本体28c内に電磁
コイル28aとプランジャ28bとを収容する制動機2
8が固定され、同プランジャ28bの先端には摺動材2
8b1が接着されている。発射ハンドル20のキャップ
25に触れると、タッチセンサ回路27が静電容量の変
化に基づいてこれを検出し、電磁コイル28aの通電を
解除する。すると、プランジャ28bが突出して摺動材
28b1を発射ハンドル20に固定されたプーリ22に
当接せしめ、同プーリ22に制動力を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動パチンコ機の発射
ハンドルに関し、特に、一方向に付勢された回転ハンド
ルの回転角度に応じて打球強度を調整せしめる電動パチ
ンコ機の発射ハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の発射ハンドルは電動パチ
ンコ機の右下隅近辺に固定され、当該電動パチンコ機を
表裏方向に貫通して回転可能に支持された回転軸と、同
電動パチンコ機の表側にて上記回転軸に固定されたハン
ドルと、当該電動パチンコ機の裏側にて上記回転軸に固
定されて当該回転軸を初期位置に向けて回転するように
付勢するスプリング機構とを備えたものが知られてい
る。
【0003】一般に、電動パチンコ機は打槌を遊技球に
向けて引き戻す力を与える打球強度調整スプリングを備
えており、同打球強度調整スプリングの一端を上記打槌
に係合固定せしめるとともにワイアを介して他端を上記
回転軸の端部に設けたプーリに接続せしめて上記スプリ
ング機構を構成している。
【0004】かかる構成において、当初、ハンドルは初
期位置にあり、遊技者がハンドルを所定方向に回転せし
めると、ワイアを介して打球強度調整スプリングを引き
延ばすため、打槌を遊技球に引き戻す力が強くなって打
球の強度を増大せしめる。また、これと同時に当該ハン
ドル自身も同打球強度調整スプリングが縮もうとする力
により引き戻され、初期位置に向けて付勢される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電動パ
チンコ機の発射ハンドルにおいては、遊技者が所望の打
槌強度で遊技を続けようとするためには打球強度調整ス
プリングが縮もうとする力に反してハンドルを所定の回
転角度に保持しなければならず、手が疲れるとともに煩
わしいという課題があった。
【0006】また、遊技者は硬貨などをハンドル付近の
隙間に挟み込み、同ハンドルを固定せしめて遊技を継続
しようとする場合があり、器具が早期に痛んでしまうこ
とがあるという課題もあった。
【0007】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、遊技中にハンドルを所望の角度に固定せしめて
手の疲れを防止し、またこれにより遊技者が無理にハン
ドルを固定せしめて器具を痛めることをも防止すること
が可能な電動パチンコ機の発射ハンドルの提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、電動パチンコ機の表側に
て回転可能に支持されたハンドルと、同ハンドルを所定
方向に向けて回転するように付勢するスプリング機構と
を備えて上記ハンドルの回転角度に応じて打球強度を調
整せしめる電動パチンコ機の発射ハンドルにおいて、上
記ハンドルに遊技者が触れているか否かを検出する検出
手段と、同検出手段の検出結果に基づいて遊技者が上記
ハンドルに触れているときに当該ハンドルに対して所定
の制動力を付与して上記スプリング機構による回転を阻
止せしめる制動機構とを備えた構成としてある。
【0009】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、検出手段はハンドルに遊技者が触れているか
否かを検出しており、遊技者が上記ハンドルに触れてい
る場合には制動機構が同検出手段の検出結果に基づいて
ハンドルに所定の制動力を付与し、スプリング機構が初
期位置に戻すように回転せしめる力を阻止している。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、遊技中で
あればハンドルが所望の角度に固定されており、遊技者
が同ハンドルから手を離せば自動的に初期位置に戻るよ
うにしたため、遊技者における手の疲れを防止して快適
に遊技を行わしめることが可能な電動パチンコ機の発射
ハンドルを提供することができる。
【0011】また、硬貨などを挟み込んで無理にハンド
ルを固定する必要もないため、遊技者によるかかる不正
を防止して器具が痛まないようにする効果もある。
【0012】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例にかかる電動パチンコ
機を正面図により示しており、図2は遊技球の発射機構
を概略的に示している。
【0013】図において、電動パチンコ機10は弓状の
打槌11を備えており、同打槌11は一端に打球部11
aを有するとともに他端に近い部位に軸支点11bを有
しており、同軸支点11bにて電動パチンコ機10に支
持されて所定の角度の範囲内で回転可能となっている。
また、同打槌11における上記打球部11aと軸支点1
1bとの間には弓状の凸面方向に突出する凸部11cが
備えられているとともに同凸部11cには当該打槌11
の回転面に対して垂直な方向に突出するピン11dが固
定されている。ここで、上記打槌11の回転面と平行な
面内にはモータ12により回転されて一回転ごとに同ピ
ン11dを上記凸面方向に所定距離だけ移動せしめるカ
ム12aが配設されており、同モータ12は誘導モータ
により構成されて交流電流を供給されたときに周波数に
対応した所定の回転速度で回転する。
【0014】打槌11における上記凸部11cと上記軸
支点11bとの間には上記凸面方向と反対の方向に支持
される打球調整スプリング13の一端が係合されてお
り、同打球調整スプリング13の他端は回転自在なプー
リ14a,14bに張架されたワイア15を介して発射
ハンドル20の回転軸21に固定されたプーリ22に接
続されている。
【0015】電動パチンコ機10の右下隅には孔10a
が形成されており、発射ハンドル20のホルダ23は同
軸状の内筒23aと外筒23bとをそれぞれ電動パチン
コ機10の裏面と表面より挿入して一体化せしめた円筒
体に形成され、その内部にて上記回転軸21を保持して
いる。
【0016】回転軸21は当該ホルダ23を貫通してそ
の端部にて略円柱状のハンドル24の軸心に対して回転
不能に固定され、同ハンドル24は上記軸心を中心点と
して円弧状のスリット24a〜24cが形成されて同ス
リット24a〜24cにて上記ホルダ23から突出する
ボス23c1〜23c3により貫通され、当該ボス23
c1〜23c3にて約180度回転可能に保持されてい
る。なお、ホルダ23の内部には上記モータ12の給電
路に対して直列に介装された開閉路23d1を有するマ
イクロスイッチ23dが固定されるとともにハンドル2
4における上記ホルダ23に面する側の内部には同マイ
クロスイッチ23dをオン・オフせしめる段部が形成さ
れており、当該マイクロスイッチ23dはハンドル24
が反時計回りの方向に回転可能な限度まで回転されてい
るときにオフとなり、それ以外の位置にあるときにはオ
ンとなる。
【0017】上記ハンドル24のスリット24a〜24
cを貫通したボス23c1〜23c3の先端は円弧面に
形成されたキャップ25の裏面に当接し、同ボス23c
1〜23c3の内部よりネジ26a〜26cが挿入され
て上記キャップ25の裏面に螺合固定されている。ま
た、当該キャップ25の表面には金属性のリング25a
が固着されており、同リング25aは電動パチンコ機1
0の裏側に配設されたリード線25a1に接続されてい
る。
【0018】同リード線25a1は図4に示すようにタ
ッチセンサ回路27に接続されており、同タッチセンサ
回路27は同リード線25a1に接続された上記リング
25a(タッチプレート)における対地間の静電容量に
基づいて遊技者が同リング25aに触れているか否かを
判断し、触れている場合にリレーのB接点27aを開く
とともにA接点27b,27cを閉じ、触れていない場
合に同B接点27aを閉じるとともに同A接点27b,
27cを開いた状態とする。
【0019】ここで、同B接点27aは電動パチンコ機
10の裏面にて内筒23aのフランジ部23a1に固定
された制動機28をオン・オフせしめるものであり、当
該制動機28における電磁コイル28aの給電路に直列
に介装されている。また、当該B接点27aとともに電
磁コイル28aの給電路にはマイクロスイッチ23dの
他の開閉路23d2が介装されており、同開閉路23d
2はハンドル24が反時計回りの方向に回転可能な限度
まで回転されたときにオフとなり、それ以外のときにオ
ンとなる。
【0020】制動機28は上記電磁コイル28aとプラ
ンジャ28bとからなる電磁ソレノイドを備えて構成さ
れ、図5に示すように本体28c内に同電磁コイル28
aとプランジャ28bとを収容し、電磁コイル28aへ
の通電に応じてプランジャ28bをその軸心方向に所定
距離だけ往復動せしめる。また、本体28cは内筒23
aのフランジ部23a1に対して上記プランジャ28b
を上記プーリ22に向けた状態で固定されており、同プ
ランジャ28bの先端には摺動材28b1が接着されて
いる。なお、上記電磁コイル28aが通電されている場
合は図3に示すようにプランジャ28bは本体28c側
へ引き寄せられて同プランジャ28bの先端の摺動材2
8b1は上記プーリ22と離れているが、同電磁コイル
28aが通電されていない場合は図6に示すようにプラ
ンジャ28bの先端の摺動材28b1が所定の押圧力に
て上記プーリ22に当接する程度まで同プランジャ28
bが突出する。
【0021】一方、A接点27cは上記電磁コイル28
aにパルス状電力を供給せしめるパルス電力出力回路2
9の電源スイッチとして使用され、遊技者がハンドル2
4に触れているときに同パルス電力出力回路29をオン
とし、触れていないときにオフとする。なお、同パルス
電力出力回路29は図7に示すように可変抵抗器29a
の抵抗値に応じて出力するパルス間隔が変更可能となっ
ている。なお、他のA接点27bは上記モータ12の給
電路に介装され、遊技者がリング25aに触れていると
きにオンとなり、触れていないとオフとなる。
【0022】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。当初、電動パチンコ機10への給電を開始し
たときは、ハンドル24が反時計回り方向に回転可能な
限度まで回転されており、マイクロスイッチ23dの両
開閉路23d1,23d2はオフとなっており、電磁コ
イル28aとモータ12への給電路はともに開いてい
る。
【0023】しかし、遊技者が発射ハンドル20に手を
掛けてハンドル24を時計回り方向に回転せしめると、
ホルダ23内のマイクロスイッチ23dがハンドル24
内面の段部より離れて当該マイクロスイッチ23dにお
ける開閉路23d1,23d2が閉じる。また、これと
ともに手の一部がキャップ25に固着されたリング25
aに接触するため同リング25aにおける対地間の静電
容量が変化し、同リング25aに対してリード線25a
1を介して接続されたタッチセンサ回路27は同静電容
量の変化に基づいてリレーのB接点27aを開くととも
にA接点27b,27cを閉じる。
【0024】開閉路23d1が閉じるとともにA接点2
7bが閉じると、モータ12に対する給電路が導通し、
同モータ12に交流電流が流れて回転を開始する。モー
タ12はカム12aを回転せしめ、同カム12aは所定
の回転速度で回転するときにその周面にて打槌11のピ
ン11dに摺接し、弓状の打槌11をその凸面方向に所
定角度だけ回転せしめる。しかし、打球調整スプリング
13が同打槌11をその凸面方向と反対の方向に向けて
引き戻そうとする力を与えているため、同カム12aが
所定角度だけ回転して当該カム12aとピン11dとが
離れると打槌11は同打球調整スプリング13にて引き
戻され、打球部11aにて同打球調整スプリング13の
引き戻し強度に応じた所定の強度で遊技球を打ち出す。
【0025】また、ハンドル24を時計回り方向に徐々
に回転させていくと、回転軸21も同様に回転し、その
先端に固定されたプーリ22がワイア15を巻き取る。
ワイア15が巻き取られた分だけ打球調整スプリング1
3は引き延ばされるため、打槌11を引き戻す力は大き
くなって打球の強度が強くなる。従って、遊技者はハン
ドル24を回転せしめて打球の強度を調整し、所望の強
度として遊技を行えばよい。
【0026】遊技者がハンドル24を回転せしめたとき
にタッチセンサ回路27はリング25aにおける対地間
の静電容量の変化に基づいてリレーのB接点27aを開
くため、電磁コイル28aには電力が供給されず、プラ
ンジャ28bは突出したままとなっている。プランジャ
28bは、突出時にその先端に接着された摺動材28b
1をプーリ22の側面に対して所定の押圧力で当接せし
めるため、プーリ22は当該制動機28により制動力を
受けることになり、遊技者は当該制動機28が発生する
制動力に打ち勝って上記ハンドル24を回転させなけれ
ばならない。一方、ハンドル24は回転軸21を介して
プーリ22と固定され、同プーリ22は打球調整スプリ
ング13に接続されたワイア15を巻き取っているの
で、ハンドル24は同打球調整スプリング13が縮もう
とする力によって初期位置まで回転させようとする力を
受けている。従って、制動力が小さいとハンドル24を
回転させやすくなるものの、打球調整スプリング13が
縮もうとする力によってハンドル24の回転角度が変化
してしまい、逆に制動力が大きいとハンドル24を回転
させるのに大きな力が必要となってしまう。
【0027】ところで、遊技中はパルス電力出力回路2
9がオンとなっており、電磁コイル28aにパルス状の
電力を供給している。電磁コイル28aはパルス状の電
力が供給されるごとにプランジャ28bを引き戻そうと
するため、上記制動力はその間だけ弱くなる。従って、
図7のIに示す区間のように出力間隔が比較的大きいと
制動力は大きく、同図のIIに示す区間のように出力間
隔が比較的小さくなると制動力は小さくなるので、上記
制動力が適切な値となるように、予め、このパルス状電
力の出力間隔を可変抵抗器29aで調整しておく。
【0028】このようにして、遊技者がリング25aに
触れていると上記制動機28がプーリ22に制動力を付
与しているため、ハンドル24は同位置に保持されてい
る。従って、遊技者は打球調整スプリング13が縮もう
とする力に抗してハンドル24を保持する必要はなく、
ハンドル24を所望の位置まで回転させた後はリング2
5aに触れているだけで同ハンドル24を同位置にて保
持せしめることができる。
【0029】ただし、遊技者が発射ハンドル20から手
を離すとリング25aと触れなくなるため、同リング2
5aにおける対地間の静電容量が変化する。すると、タ
ッチセンサ回路27におけるリレーのB接点27aが閉
じ、電磁コイル28aへの給電が開始されて制動機28
におけるプランジャ28bは本体28cの側に引き寄せ
られ、摺動材28b1もプーリ22から離脱する。
【0030】摺動材28b1が離脱するとプーリ22は
回転自在となるため、打球調整スプリング13が縮もう
とする力によってワイア15が引き戻され、当該プーリ
22とともに回転軸21とハンドル24は反時計回り方
向に初期状態まで回転する。
【0031】ハンドル24が初期状態まで戻るとマイク
ロスイッチ23dの開閉路23d1はオフとなり、モー
タ12に対する給電路が開かれて同モータ12も停止す
る。また、開閉路23d2もオフとなるので、電磁コイ
ル28aに対する給電路が開かれてプランジャ28bは
再度プーリ22の側に押し戻されて摺動材28b1はプ
ーリ22に当接する。さらに、A接点27cが開くので
パルス電力出力回路29はオフとなってパルス状電力の
出力を停止する。すなわち、電動パチンコ機10の電源
を投入した時点の状態まで復帰する。
【0032】なお、上記実施例においては、ハンドルを
所定の位置に保持するためにプーリに対して摺動材を当
接して制動力を付与しているが、制動力を付与するため
の構成は他の機構、例えば、摺動材を介してプーリを挟
み込んで制動力を付与したり、回転軸を摺動材により直
接挟み込んで制動力を付与したり、プーリを磁性体によ
り構成するとともに摺動板を電動パチンコ機に対して回
転不能に支持せしめ、磁力によって同摺動板を上記プー
リに吸引せしめて制動力を付与するようにしてもよい。
【0033】また、上記実施例においては、キャップに
固着された金属プレートの静電容量を検出して遊技中で
あるか否かを判断する構成としているが、手の触れる位
置に二枚の電極を設けて両電極間の抵抗変化を検出する
構成としたり、キャップに押圧センサを備えて当該キャ
ップが受ける押圧力に基づいて遊技者が触れているか否
かを判断するなど、他の構成としてもよい。
【0034】さらに、上記実施例においては、制動機2
8の電磁コイル28aに電流を通電したときに摺動材2
8b1がプーリ22から離脱するように構成している
が、逆に電磁コイル28aに対しても電流を通電したと
きに摺動材28b1がプーリ22に当接するように構成
してもよい。
【0035】また、上記実施例においては、パルス電力
出力回路29はパルス状電力の出力タイミングによって
制動力を調整しているが、タッチセンサ回路27の検出
結果に応じてパルス電力出力回路29からは極めて短い
出力タイミングのパルス状電力と制動力に応じた出力タ
イミングのパルス状電力を出力するように構成し、電磁
コイル28aを当該パルス電力出力回路29にのみ接続
するように構成してもよい。
【0036】かかる構成とした場合、タッチセンサ回路
27の検出結果に基づいて遊技中であるときには上記パ
ルス電力出力回路29は制動力に応じた出力タイミング
とし、遊技中でないときには上記パルス電力出力回路2
9は短い出力タイミングのパルス状電力を出力して電磁
コイル28aに通電したのと同様の状態とする。
【0037】その他、上記実施例においては、発射ハン
ドル20の回転軸21が電動パチンコ機10を貫通し、
同回転軸21の端部に固定したプーリ22でワイア15
を引き延ばすように構成しているが、電動パチンコ機1
0の表側にてハンドル24を可変抵抗器の回転軸に固定
するとともに、電動パチンコ機10の裏側にてリード線
を介して同可変抵抗器の抵抗値を検出し、同抵抗値に応
じてハンドル24の回転角度に対応した打球強度とする
ようにしてもよい。また、打球調整スプリング13をコ
イルスプリングにて構成してその引き延ばし長さに応じ
た反力で打槌11を駆動しているが、コイルスプリング
の捻り反力などによって同打槌を駆動するなどの他の構
成とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる発射ハンドルが適用
された電動パチンコ機の正面図である。
【図2】電動パチンコ機の打球機構を概略的に示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例にかかる発射ハンドルの側面
図である。
【図4】タッチセンサと制動機構の回路図である。
【図5】制動機の外観を示す斜視図である。
【図6】制動機の作動状態を示す側面図である。
【図7】パルス状電力の出力状態を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
10…電動パチンコ機 13…打球調整スプリング 15…ワイア 20…発射ハンドル 21…回転軸 22…プーリ 23…ホルダ 24…ハンドル 25…キャップ 25a…リング 27…タッチセンサ回路 28…制動機 28a…電磁コイル 28b…プランジャ 28b1…摺動材 28c…本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動パチンコ機の表側にて回転可能に支
    持されたハンドルと、同ハンドルを所定方向に向けて回
    転するように付勢するスプリング機構とを備えて上記ハ
    ンドルの回転角度に応じて打球強度を調整せしめる電動
    パチンコ機の発射ハンドルにおいて、 上記ハンドルに遊技者が触れているか否かを検出する検
    出手段と、 同検出手段の検出結果に基づいて遊技者が上記ハンドル
    に触れているときに当該ハンドルに対して所定の制動力
    を付与して上記スプリング機構による回転を阻止せしめ
    る制動機構とを具備することを特徴とする電動パチンコ
    機の発射ハンドル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014131620A (ja) * 2013-12-02 2014-07-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014131621A (ja) * 2013-12-02 2014-07-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2016025996A (ja) * 2015-10-22 2016-02-12 株式会社三洋物産 遊技機

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