JP2002164636A - 基板に対するスルーホール形成用基準孔の形成方法 - Google Patents

基板に対するスルーホール形成用基準孔の形成方法

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JP2002164636A
JP2002164636A JP2000360234A JP2000360234A JP2002164636A JP 2002164636 A JP2002164636 A JP 2002164636A JP 2000360234 A JP2000360234 A JP 2000360234A JP 2000360234 A JP2000360234 A JP 2000360234A JP 2002164636 A JP2002164636 A JP 2002164636A
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hole
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Koji Sato
光司 佐藤
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板製造用の基板を基準孔加工機
に導入してスルーホールの形成位置の基準となる基準孔
を形成するにあたって、基板の寸法変化による基準孔の
形成位置の位置ずれを抑制することによりスルーホール
の形成位置精度を向上することができる、基板に対する
スルーホール形成用基準孔の形成方法を提供する。 【解決手段】 プリント配線板製造用の基板1を基準孔
加工機3に導入してスルーホールの形成位置の基準とな
る基準孔2を形成するにあたり、基板1の温度を室温±
5℃の範囲に保持した状態で基準孔2の形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板を
製造する一工程でのプリント配線板製造用の基板に対す
るスルーホール形成用基準孔の形成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、電気・電子機器の軽薄小型化の要
請に伴い、プリント配線板のファイン化への要求が高ま
っており、導体回路の回路幅や回路間隔がより小さいプ
リント配線板が提供されるようになってきている。これ
に伴い、複数の導体層が絶縁層を介して積層されたプリ
ント配線板にスルーホールを形成するにあたっての、こ
のスルーホールの周囲に形成されるランド(アニュラー
リング)のランド幅も小さくすることが求められるよう
になってきている。そのため、プリント配線板の加工に
おいて、スルーホールとランドとの位置を正確に位置合
わせすることができるように、スルーホールの加工位置
精度の向上が必要とされるようになってきている。尚、
ここでいうスルーホールは、導体層間の電気的接続や実
装装置の接続等を行うための、プリント配線板に形成さ
れる孔を総称するものとし、導体層間の電気的接続のみ
を行うブラインドビアホール等も含めるものとする。
【0003】プリント配線板に対するスルーホール等の
形成位置の決定方法の一例を説明する。基板1として
は、導体層と絶縁層とが交互に積層成形され、内層の導
体層に回路形成が施されると共に最外層に配置される導
体層を回路形成が施されていない銅箔にて形成した、多
層積層成形を行ったものを用い、また予め内層の各導体
層の所定位置にそれぞれターゲットマーク6を、導体層
に形成される導体回路と同一の金属等で形成しておく。
そして、この基板1を、レーザ加工やドリル加工等にて
基板1に対して基準孔2を加工する加工機(以下、「基
準孔加工機」という)に導入し、ターゲットマーク6の
形成位置を基準として、基準孔2を形成する。
【0004】図6又は図7に示す例では、基準孔2は基
板1の一端側と他端側との二箇所に形成し、各基準孔2
に位置決めピンを挿通する。一方、スルーホール用の孔
あけ加工機として、図3に示すように台座部4に固定さ
れた基板1の所定箇所に数値制御にてドリル加工を施し
て孔あけを行うNC孔あけ加工機(以下、「ドリルマシ
ン」という)を用い、このドリルマシンの台座部4とし
ては、上面に、位置決めピンが取り付けられる位置決め
穴5が形成されたものを用いる。このとき一方の位置決
め穴5はピンホール状の穴(原点穴5a)に形成し、他
方の位置決め穴5は二つの位置決め穴5の並び方向に長
いスリット状の長穴5bとして形成しておく。
【0005】そして、基板1に挿通された位置決めピン
の先端を台座部4の位置決め穴5に挿入して取り付ける
ことにより、基板1が台座部4に固定される。このと
き、基板1の寸法変化によって二つの基準孔2の間隔
(ピッチP)が変化し、基準孔2にそれぞれ挿通された
位置決めピンの間の間隔が変化しても、一方の位置決め
ピンが原点穴5aに取り付けられると共に他方の位置決
めピンが長穴5bに取付られることにより、基板1が台
座部4に固定される。ここで、設計段階において予め原
点穴5aの位置に対してスルーホールの形成位置が定め
られており、ドリルマシンはこの原点穴5aに対するス
ルーホールの形成位置に基づいて、原点穴5aの位置
(すなわち一方の基準孔2の配置位置)を基準として、
基板1にスルーホール用の孔あけ加工を施すものであ
る。
【0006】従来における、基準孔加工機等による基準
孔2の形成方法の一例を説明する。
【0007】まず、図4に示すように、基板1の内層の
導体層に形成されたターゲットマーク6の形成位置を、
X線等を用いて観測する。このターゲットマーク6は通
常は基板1に配置される各導体層につき、基準孔2の設
計上の形成位置に設けるものであり、通常は基板1の端
縁付近に二〜五箇所度形成する。図6に示す例ではター
ゲットマーク6は基板1の両端部にそれぞれ形成され、
合計二箇所形成されている。このとき各導体層には設計
上、同一位置にターゲットマーク6が形成され、同一位
置に形成される各層のターゲットマーク6にて一つの群
が構成される。
【0008】ここで、導体層に対するパターン露光時や
基材の積層成形時に層間に僅かなずれが生じる場合があ
り、このとき各群におけるターゲットマーク6の位置に
ずれが生じる。
【0009】そこで、ターゲットマーク6の形成位置を
X線等にて観測した際に、各群ごとに複数のターゲット
マーク6の中心7の重心位置8を導出し、そして、この
重心位置8に、基準孔加工機にてレーザ加工やドリル加
工等を施して、図6に示すように基準孔2を形成するも
のである。
【0010】このような従来の基準孔2の形成方法で
は、基板1に寸法変化が生じている場合は、基準孔2が
形成された基板1を図3に示すような台座部4を有する
ドリルマシンに導入してスルーホール形成用の孔を形成
しようとすると、原点穴5aとは反対側の端縁付近にい
くほど、設計上のスルーホールの形成位置と実際のスル
ーホールの形成位置との間に誤差が生じ、スルーホール
の加工位置精度を充分に向上することはできないもので
あった。例えば設計上の基準孔2間の間隔(すなわち設
計上のターゲットマーク6の形成位置の間隔)が500
mmであり、基準孔2の形成時において基板1の収縮に
より実際のターゲットマーク6間の形成位置の間隔が4
99.7mmとなっているとすると、上記のようにして
導出されるターゲットマーク6の重心位置8の間隔も4
99.7mmとなり、この重心位置8に形成される基準
孔2のピッチPも499.7mmとなる。そのため原点
孔5aの形成位置付近においてはスルーホールは位置精
度良く形成されるが、原点穴5aとは反対側の端縁付近
においては最大0.3mm程度の位置ずれが発生するも
のであった。
【0011】また、このような基板1の寸法変化に対応
した基準孔加工機等による基準孔2の形成方法の例とし
て、次に示すようなものも挙げられる。まず、上記の場
合と同様に形成された基板1におけるターゲットマーク
6の各群につき、複数のターゲットマーク6の中心7の
重心位置8を導出し、次いで、図7に示すように、この
導出された各群の重心位置8の更に重心(以下「仮想中
点15」という)を導出する。そして、仮想中心15に
対する設計上の基準孔2の形成位置を導出して、この基
準孔2の形成位置に、基準孔加工にて基準孔2を形成す
るものである。
【0012】このようにして基準孔2を形成すると、ま
ず仮想中点15を導出してから、この仮想中点15を基
準として基準孔2を形成するので、基板1の寸法変化が
生じて設計上の基準孔2間の間隔と実際のターゲットマ
ーク6間の形成位置の間隔にずれが生じていても、基準
孔2は設計上の間隔通りに形成されるものであり、スル
ーホールの形成位置の位置ずれは基板1の仮想中心15
を中心にして振り分けられることとなる。このため、基
準孔2が形成された基板1を図3に示すような台座部4
を有するドリルマシンに導入して、原点穴5aの位置を
基準として、基板1にスルーホール用の孔あけ加工を施
した場合、基板1の仮想中心15付近においてはスルー
ホールは位置精度良く形成され、また基板1の端部付近
においてもスルーホールの形成位置の位置ずれは、基板
1の全体の寸法変化量の最大1/2程度に収まるもので
ある。
【0013】例えば設計上の基準孔2間の間隔(すなわ
ち設計上のターゲットマーク6の形成位置の間隔)が5
00mmであり、基準孔2の形成時において基板1の収
縮により実際のターゲットマーク6間の形成位置の間隔
が499.7mmとなっている場合であっても、基準孔
2は設計通り500mmの間隔で形成される。このと
き、ターゲットマーク6の重心位置8に対する基準孔2
の形成位置のずれ量dは、重心位置8よりも内側に向け
て0.15mmとなっている。このとき、基板1の仮想
中心15付近においてはスルーホールは位置精度良く形
成されるものであり、また基板1における基準孔2の形
成位置付近においては最大0.15mm程度の位置ずれ
に収まるものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように仮
想中心15を基準として基準孔2を形成する方法では、
基準孔2を形成した後に基板1に寸法変化が起こり、そ
の結果、基板1における基準孔2の形成位置にずれが生
じて、形成されるスルーホールの位置精度が低下する場
合があった。
【0015】ここで、基板1が寸法変化を起こす要因と
しては温度によるものが挙げられる。すなわち、プリン
ト配線板製造用の基板1の熱膨張率は0.001%/℃
程度であり、基板1の温度が高い状態で基準孔2の形成
を行い、その後に基板1の温度が室温まで下がると、そ
の温度差の分、基板1は収縮し、あるいは基板1の温度
が低い状態で基準孔2の形成を行い、その後に基板1の
温度が室温まで上昇すると、その温度差の分、基板1は
膨脹するものである。例えば、基板1を金属箔とプリプ
レグ等との加熱加圧工程により成形する場合は基板1の
温度が高い状態で基準孔2が形成されることがあり、そ
の場合その後のスルーホール用の孔あけ工程において基
板1の温度が室温まで下がり、基板1が収縮することと
なる。ここで、一般のプリント配線板製造用の基板1で
は、加熱加圧成形後に温度が低下する過程において温度
が30℃低下した場合、500mmで150μm程度の
寸法変化が生じるものであり、そのため基準孔2間のピ
ッチPは最大150μmのずれが生じる可能性があっ
た。
【0016】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、プリント配線板製造用の基板を基準孔加工機に導
入してスルーホールの形成位置の基準となる基準孔を形
成するにあたって、基板の寸法変化による基準孔の形成
位置の位置ずれを抑制することによりスルーホールの形
成位置精度を向上することができる、基板に対するスル
ーホール形成用基準孔の形成方法を提供することを目的
とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
基板に対するスルーホール形成用基準孔の形成方法は、
プリント配線板製造用の基板1にスルーホールの形成位
置の基準となる基準孔2を形成するにあたって、基板1
の温度を測定し、温度が室温±5℃の範囲の基板1に基
準孔2の形成を行うことを特徴とするものである。
【0018】また請求項2の発明は、請求項1の構成に
加えて、基板1の温度を室温±5℃の範囲に調整した
後、基準孔2を形成することを特徴とするものである。
【0019】また請求項3の発明は、請求項1又は2の
構成に加えて、基板1に対する基準孔2の加工を行う基
準孔加工機3に導入する前に基板1の温度を測定し、温
度を室温±5℃の範囲に調整した後、基板1を基準孔加
工機3に導入して基準孔2の形成を行うことを特徴とす
るものである。
【0020】また請求項4の発明は、請求項1又は2の
構成に加えて、基板に対する基準孔2の加工を行う基準
孔加工機3に導入した後に基板1の温度を測定し、温度
を室温±5℃の範囲に調整した後、基準孔2の形成を行
うことを特徴とするものである。
【0021】また請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれかの構成に加えて、基板1の温度が室温+5℃よ
りも高いときは冷風を、基板1の温度が室温−5℃より
も低いときは温風を、それぞれ吹き付けることによっ
て、プリント配線板の温度を室温±5℃の範囲に調整す
ることを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0023】プリント配線板製造用の基板1としては、
両面銅張り積層板等のような、適宜の数の絶縁層と導体
層とが交互に積層するように形成された積層板を用いる
ことができる。絶縁層は基材にエポキシ樹脂組成物等を
含浸して得られるプリプレグの硬化物や、エポキシ樹脂
組成物等の熱硬化性樹脂をシート状に成形した樹脂シー
トの硬化物等のような、適宜の層状の樹脂硬化物にて形
成することができる。また導体層は金属箔や金属めっき
層等にて形成することができるものであり、この導体層
には必要に応じてアディティブ法やサブトラクティブ法
等の適宜の回路形成方法によって、導体回路が形成され
る。また、この導体層には、必要に応じて上記の従来技
術と同様に適宜の位置に適宜の個数のターゲットマーク
6が形成される。
【0024】そして、このように形成される基材1をド
リル3aを備えた基準孔加工機3に導入し、ターゲット
マーク6の形成位置を図4に示すようにX線等を用いて
観測して、ターゲットマーク6の各群ごとに重心位置8
を導出する。更に、上記従来技術と同様に、各群でのタ
ーゲットマーク6の重心位置8にドリル加工による孔あ
け加工を施したり、あるいは各群での重心位置8から仮
想中点15を導出してこの仮想中点15を基準にした所
定位置にドリル加工による孔あけ加工を施したりして、
図5に示すように、基板1の所定位置に所定個数の基準
孔2を形成する。尚、図5に示す例では、基準孔2は、
基板1の一端側と他端側との二箇所に形成する。
【0025】このように基準孔2が形成された基板1は
後工程において、各基準孔2に位置決めピンを挿通し
て、図3に示すような台座部4を有するスルーホール用
の孔あけ加工機(ドリルマシン)に導入し、基板1に挿
通された位置決めピンの先端を台座部4の位置決め穴5
に挿入して取り付けることにより、基板1が台座部4に
固定する。この状態で、原点穴5aの位置(すなわち一
方の基準孔2の形成位置)を基準として、基板1にスル
ーホール用の孔あけ加工を施し、更にこの孔の内面にス
ルーホールめっきを施したり導電性ペーストを充填した
りして導電性の層を形成して、スルーホールを形成す
る。
【0026】上記のように基板1に対して基準孔2を形
成するにあたり、本発明では基板1の温度を室温±5℃
の範囲内に保持した状態で基準孔2の形成を行うように
する。基準孔2を形成するときの基板1の温度が室温±
5℃の範囲内であると、基板1に対して基準孔2を予め
定められた設計上の所定の位置に、正確に形成すること
ができ、しかもこの基準孔2間のピッチPも予め定めら
れた設計上の所定の間隔となるものである。そして、孔
あけ加工機から基板1を取り出して後工程であるスルー
ホール用の孔あけ加工工程におかれた場合には、基板1
における基準孔2の形成位置が大きく変動することがな
くなり、基準孔2の形成位置に対するスルーホールの設
計上の形成位置が大きく変動するようなことがなく、そ
のため基準孔2の形成位置を基準にして孔あけ加工を施
すことにより、基板1に対してスルーホール形成用の孔
を、予め定められた設計上の所定の位置に、正確に形成
することができるものである。
【0027】例えば、ターゲットマーク6の各群ごとの
重心位置8を導出し、更に各重心位置8から仮想中点1
5を導出してこの仮想中点15を基準にした所定位置に
ドリル加工による孔あけ加工を施す場合には、基板1に
寸法変化が生じていないため、図5に示すように基準孔
2はターゲットマーク6の重心位置8に形成され、基準
孔2は予め設計により定められた所定の位置に、正確に
形成されると共に基準孔2間のピッチPも予め設計によ
り定められた所定の間隔となる。
【0028】尚、本発明でいう室温とは、プリント配線
板を製造する工場内の雰囲気温度を意味し、特にスルー
ホール用の孔の孔あけ加工工程における基板1の周囲の
雰囲気温度を意味するものであり、基板1における設計
上のターゲットマーク6の形成位置、基準孔2の形成位
置、スルーホールの形成位置は、基板1の温度が室温と
同一であることを前提として、予め定められるものであ
る。
【0029】図1は本発明の実施の形態の一例を示すも
のであり、基板1の温度を温度計9で測定した後に、基
板1を基準孔加工機3に導入するようにしている。そし
て温度計9で測定した基板1の温度を室温±5℃の範囲
に調整した後、基準孔加工機3に導入するようにしてい
る。
【0030】この温度調整は、温風・冷風送風機10を
用いて行うことができる。温風・冷風送風機10は、フ
ァン11を内蔵する送風機本体12と、冷水あるいは温
水を温度調整して熱媒として送風機本体12に循環させ
る熱媒循環器13とを具備して形成されるものであり、
熱媒循環器13から送風機本体12に供給される熱媒と
熱交換して温度調整がされた風を、ファン11で送風機
本体12から吹出させるようになっている。また温度計
9は制御部14に接続されており、温度計9によって測
定される基板1の温度データが制御部14に入力される
ようになっており、制御部14に入力される温度データ
に基づいて熱媒循環器13の熱媒の温度を調整する制御
が行われるようになっている。そして温度計9によって
測定される基板1の温度が室温+5℃よりも高いとき
は、熱媒循環器13の熱媒の温度を下げ、送風機本体1
2から室温よりも低温の冷風が吹出されるようにし、冷
風を基板1に吹き当てて、基板1の温度を低下させる。
また温度計9によって測定される基板1の温度が室温−
5℃よりも低い場合は、熱媒循環器13の熱媒の温度を
上げ、送風機本体12から室温よりも高温の温風が吹出
されるようにし、温風を基板1に吹き当てて、基板1の
温度を上昇させる。このように基板1の温度を調整し
て、温度計9によって測定される基板1の温度が室温±
5℃の範囲になった後に、基板1を基準孔加工機3に導
入し、既述のようにして基準孔2の孔あけ加工を施すも
のである。
【0031】図2は本発明の実施の形態の他例を示すも
のであり、基板1を基準孔加工機3に導入した後に、基
板1の温度を温度計9で測定するようにしている。そし
て温度計9で測定した基板1の温度が室温±5℃の範囲
から外れている場合は、上記と同様にして、温風・冷風
送風機10を作動させて基板1の温度を室温±5℃の範
囲に調整する(図2(a))。このようにして基板1の
温度を調整して、温度計9によって測定される基板1の
温度が室温±5℃の範囲となった後に、既述のようにし
て基準孔2の孔あけ加工を施すものである(図2
(b))。
【0032】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0033】(実施例1)プリント配線板製造用の基板
1として、両面銅張りガラス布基材エポキシ樹脂積層板
(松下電工株式会社製「R1705」)を用い、銅箔で
形成される両面の導体層にエッチング処理を施すことに
より導体回路を形成した。
【0034】そして、基準孔加工機3に導入する前に基
板1の温度を測定したところ、18℃(室温−5℃)で
あった。そしてそのまま基板1を基準孔加工機3に導入
し、18℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2
を形成した。
【0035】(実施例2)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、23℃(室温±0
℃)であった。そしてそのまま基板1を基準孔加工機3
に導入し、23℃の基板1に対し、500mm間隔で基
準孔2を形成した。
【0036】(実施例3)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、28℃(室温+5
℃)であった。そしてそのまま基板1を基準孔加工機3
に導入し、28℃の基板1に対し、500mm間隔で基
準孔2を形成した。
【0037】(比較例1)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、17℃(室温−6
℃)であった。そしてそのまま基板1を基準孔加工機3
に導入し、17℃の基板1に対し、500mm間隔で基
準孔2を形成した。
【0038】(比較例2)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、29℃(室温+6
℃)であった。そしてそのまま基板1を基準孔加工機3
に導入し、29℃の基板1に対し、500mm間隔で基
準孔2を形成した。
【0039】上記の実施例1〜3及び比較例1〜2のよ
うに基準孔2を形成した基板1の温度を室温である23
±1℃に調整して、基準孔2間のピッチPを測定した。
この基準孔2間のピッチPが500mm±30μm未満
であれば「○」、500mm±30μm以上であれば
「×」と評価し、結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】表1にみられるように、温度が室温±5℃
の範囲である基板1に基準孔2の形成を行うようにした
各実施例のものは、基準孔2間のピッチPの変化が小さ
く、基準孔2の形成位置精度が高いことが確認される。
【0042】(実施例4)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、35℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の冷風で基板1を冷却するこ
とによって、基板1の温度を18℃(室温−5℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、18℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0043】(実施例5)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、35℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の冷風で基板1を冷却するこ
とによって、基板1の温度を23℃(室温±0℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、23℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0044】(実施例6)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、35℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の冷風で基板1を冷却するこ
とによって、基板1の温度を28℃(室温+5℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、28℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0045】(比較例3)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、35℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の冷風で基板1を冷却するこ
とによって、基板1の温度を17℃(室温−6℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、17℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0046】(比較例4)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、35℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の冷風で基板1を冷却するこ
とによって、基板1の温度を29℃(室温+6℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、29℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0047】上記の実施例4〜6及び比較例3〜4のよ
うに基準孔2を形成した基板1の温度を室温である23
±1℃に調整して、基準孔2間のピッチPを測定した。
この基準孔2間のピッチPが500mm±30μm未満
であれば「○」、500mm±30μm以上であれば
「×」と評価し、結果を表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】表2にみられるように、室温±5℃の範囲
になるよう基板1を温度調整した後、基準孔加工機3に
導入して基準孔2の形成を行うようにした各実施例のも
のは、基準孔2間のピッチPの変化が小さく、基準孔2
の形成位置精度が高いことが確認される。
【0050】(実施例7)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、15℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の温風で基板1を加温するこ
とによって、基板1の温度を18℃(室温−5℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、18℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0051】(実施例8)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、15℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の温風で基板1を加温するこ
とによって、基板1の温度を23℃(室温±0℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、23℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0052】(実施例9)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、15℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の温風で基板1を加温するこ
とによって、基板1の温度を28℃(室温+5℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、28℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0053】(比較例5)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、15℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の温風で基板1を加温するこ
とによって、基板1の温度を17℃(室温−6℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、17℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0054】(比較例6)基準孔加工機3に導入する前
に基板1の温度を測定したところ、15℃であった。そ
して温風・冷風送風機10の温風で基板1を加温するこ
とによって、基板1の温度を29℃(室温+6℃)に調
整した後、基板1を基準孔加工機3に導入し、29℃の
基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成した。
【0055】上記の実施例7〜9及び比較例5〜6のよ
うに基準孔2を形成した基板1の温度を室温である23
±1℃に調整して、基準孔2間のピッチPを測定した。
この基準孔2間のピッチPが500mm±30μm未満
であれば「○」、500mm±30μm以上であれば
「×」と評価し、結果を表3に示す。
【0056】
【表3】
【0057】表3にみられるように、室温±5℃の範囲
になるよう基板1を温度調整した後、基準孔加工機3に
導入して基準孔2の形成を行うようにした各実施例のも
のは、基準孔2間のピッチPの変化が小さく、基準孔2
の形成位置精度が高いことが確認される。
【0058】(実施例10)基板1を基準孔加工機3に
投入し、基板1の温度を測定したところ、35℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の冷風で基板1を冷却することによって、基板1の
温度を18℃(室温−5℃)に調整した。この後、18
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0059】(実施例11)基板1を基準孔加工機3に
投入し、基板1の温度を測定したところ、35℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の冷風で基板1を冷却することによって、基板1の
温度を23℃(室温±0℃)に調整した。この後、23
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0060】(実施例12)基板1を基準孔加工機3に
投入し、基板1の温度を測定したところ、35℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の冷風で基板1を冷却することによって、基板1の
温度を28℃(室温+5℃)に調整した。この後、28
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0061】(比較例7)基板1を基準孔加工機3に投
入し、基板1の温度を測定したところ、35℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の冷風で基板1を冷却することによって、基板1の
温度を17℃(室温−6℃)に調整した。この後、17
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0062】(比較例8)基板1を基準孔加工機3に投
入し、基板1の温度を測定したところ、35℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の冷風で基板1を冷却することによって、基板1の
温度を29℃(室温+6℃)に調整した。この後、29
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0063】上記の実施例10〜12及び比較例7〜8
のように基準孔2を形成した基板1の温度を室温である
23±1℃に調整して、基準孔2間のピッチPを測定し
た。この基準孔2間のピッチPが500mm±30μm
未満であれば「○」、500mm±30μm以上であれ
ば「×」と評価し、結果を表4に示す。
【0064】
【表4】
【0065】表4にみられるように、基板1を基準孔加
工機3に導入した後、室温±5℃の範囲になるよう温度
調整した基板1に基準孔2の形成を行うようにした各実
施例のものは、基準孔2間のピッチPの変化が小さく、
基準孔2の形成位置精度が高いことが確認される。
【0066】(実施例13)基板1を基準孔加工機3に
投入し、基板1の温度を測定したところ、15℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の温風で基板1を加温することによって、基板1の
温度を18℃(室温−5℃)に調整した。この後、18
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0067】(実施例14)基板1を基準孔加工機3に
投入し、基板1の温度を測定したところ、15℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の温風で基板1を加温することによって、基板1の
温度を23℃(室温±0℃)に調整した。この後、23
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0068】(実施例15)基板1を基準孔加工機3に
投入し、基板1の温度を測定したところ、15℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の温風で基板1を加温することによって、基板1の
温度を28℃(室温+5℃)に調整した。この後、28
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0069】(比較例9)基板1を基準孔加工機3に投
入し、基板1の温度を測定したところ、15℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の温風で基板1を加温することによって、基板1の
温度を17℃(室温−6℃)に調整した。この後、17
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0070】(比較例10)基板1を基準孔加工機3に
投入し、基板1の温度を測定したところ、15℃であっ
た。そして基準孔加工機3内において温風・冷風送風機
10の温風で基板1を加温することによって、基板1の
温度を29℃(室温+6℃)に調整した。この後、29
℃の基板1に対し、500mm間隔で基準孔2を形成し
た。
【0071】上記の実施例13〜15及び比較例9〜1
0のように基準孔2を形成した基板1の温度を室温であ
る23±1℃に調整して、基準孔2間のピッチPを測定
した。この基準孔2間のピッチPが500mm±30μ
m未満であれば「○」、500mm±30μm以上であ
れば「×」と評価し、結果を表5に示す。
【0072】
【表5】
【0073】表5にみられるように、基板1を基準孔加
工機3に導入した後、室温±5℃の範囲になるよう温度
調整した基板1に基準孔2の形成を行うようにした各実
施例のものは、基準孔2間の寸法変化が小さく、基準孔
2の形成位置精度が高いことが確認される。
【0074】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る基
板に対するスルーホール形成用基準孔の形成方法は、プ
リント配線板製造用の基板にスルーホールの形成位置の
基準となる基準孔を形成するにあたって、基板の温度を
測定し、温度が室温±5℃の範囲の基板に基準孔の形成
を行うため、基板に対して基準孔を所定の位置に、正確
に形成することができ、また基準孔間のピッチも所定の
間隔とすることができるものであり、しかも基準孔が形
成された基板が後工程であるスルーホール用の孔あけ加
工工程におかれた場合に、基板における基準孔の形成位
置が大きく変動しないようにすることができるものであ
り、そのため基準孔の形成位置を基準にして孔あけ加工
を施すことにより、基板に対してスルーホール形成用の
孔を、所定の位置に、正確に形成することができ、スル
ーホールの形成位置の位置精度を向上することができる
ものである。
【0075】また請求項2の発明は、請求項1の構成に
加えて、基板の温度を室温±5℃の範囲に調整した後、
基準孔を形成するため、基板の温度が室温±5℃の範囲
から外れていても、室温±5℃の範囲の基板に基準孔の
形成を行うことができ、スルーホールの形成位置の位置
精度を向上することができるものである。
【0076】また請求項3の発明は、請求項1又は2の
構成に加えて、基板に対する基準孔の加工を行う基準孔
加工機に導入する前に基板の温度を測定し、温度を室温
±5℃の範囲に調整した後、基板を基準孔加工機に導入
して基準孔の形成を行うため、基板の温度が室温±5℃
の範囲から外れていても、室温±5℃の範囲の基板に基
準孔の形成を行うことができ、スルーホールの形成位置
の位置精度を向上することができるものである。
【0077】また請求項4の発明は、請求項1又は2の
構成に加えて、基板に対する基準孔の加工を行う基準孔
加工機に導入した後に基板の温度を測定し、温度を室温
±5℃の範囲に調整した後、基準孔の形成を行うため、
基板の温度が室温±5℃の範囲から外れていても、室温
±5℃の範囲の基板に基準孔の形成を行うことができ、
スルーホールの形成位置の位置精度を向上することがで
きるものである。
【0078】また請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれかの構成に加えて、基板の温度が室温+5℃より
も高いときは冷風を、基板の温度が室温−5℃よりも低
いときは温風を、それぞれ吹き付けることによって、プ
リント配線板の温度を室温±5℃の範囲に調整するた
め、基板の温度調整を効率よく行うことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す概略図であ
る。
【図2】(a)(b)は本発明の実施の形態の他の一例
を示す概略図である。
【図3】スルーホール用の孔あけ加工機の台座部を示す
平面図である。
【図4】基板におけるターゲットマークの重心位置の導
出方法を説明する平面図である。
【図5】本発明における、基準孔が形成された基板の一
例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)
の一部拡大図である。
【図6】従来技術における、基準孔が形成された基板の
一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は
(a)の一部拡大図である。
【図7】従来技術における、基準孔が形成された基板の
他例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は
(a)の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 基板 2 基準孔 3 基準孔加工機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板製造用の基板にスルーホ
    ールの形成位置の基準となる基準孔を形成するにあたっ
    て、基板の温度を測定し、温度が室温±5℃の範囲の基
    板に基準孔の形成を行うことを特徴とする基板に対する
    スルーホール形成用基準孔の形成方法。
  2. 【請求項2】 基板の温度を室温±5℃の範囲に調整し
    た後、基準孔を形成することを特徴とする請求項1に記
    載の基板に対するスルーホール形成用基準孔の形成方
    法。
  3. 【請求項3】 基板に対する基準孔の加工を行う基準孔
    加工機に導入する前に基板の温度を測定し、温度を室温
    ±5℃の範囲に調整した後、基板を基準孔加工機に導入
    して基準孔の形成を行うことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の基板に対するスルーホール形成用基準孔の形
    成方法。
  4. 【請求項4】 基板に対する基準孔の加工を行う基準孔
    加工機に導入した後に基板の温度を測定し、温度を室温
    ±5℃の範囲に調整した後、基準孔の形成を行うことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の基板に対するスルー
    ホール形成用基準孔の形成方法。
  5. 【請求項5】 基板の温度が室温+5℃よりも高いとき
    は冷風を、基板の温度が室温−5℃よりも低いときは温
    風を、それぞれ吹き付けることによって、プリント配線
    板の温度を室温±5℃の範囲に調整することを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の基板に対するスル
    ーホール形成用基準孔の形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100699641B1 (ko) * 2004-03-17 2007-03-23 세이코 엡슨 가부시키가이샤 전기 광학 장치용 패널 및 그 제조 방법, 전기 광학 장치및 전자기기

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623647A (ja) * 1992-07-06 1994-02-01 Hitachi Seiko Ltd プリント基板穴明機

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