JP2002164527A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2002164527A JP2000356658A JP2000356658A JP2002164527A JP 2002164527 A JP2002164527 A JP 2002164527A JP 2000356658 A JP2000356658 A JP 2000356658A JP 2000356658 A JP2000356658 A JP 2000356658A JP 2002164527 A JP2002164527 A JP 2002164527A
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和廣 川尻
Takashi Mitsuida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像素子全体を縮小するとともに、所謂シェ
ーディングの発生を防止し、また、単板式で解像度の向
上を図ることができるMOS型イメージセンサを提供す
る。 【解決手段】 光照射により光発生電荷を発生させる受
光ダイオード111と、受光ダイオード111に隣接す
る、光発生電荷をゲート電極59下方のチャネル領域下
に蓄積し、蓄積された光発生電荷により閾値電圧を変調
させて光信号を検出する光信号検出用絶縁ゲート型電界
効果トランジスタ112とを備えた画素101が行と列
に配列されてなり、受光ダイオード111はゲート電極
59によってその周辺部を囲まれ、ゲート電極59は受
光ダイオード111によってその周辺部を囲まれてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に関
し、より詳しくは、ビデオカメラ、電子カメラ、画像入
力カメラ、スキャナ又はファクシミリ等に用いられる閾
値電圧変調方式のMOS型イメージセンサを用いた固体
撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD型イメージセンサやMOS型イメ
ージセンサなどの半導体イメージセンサは量産性に優れ
ているため、パターンの微細化技術の進展に伴い、ほと
んどの画像入力デバイス装置に適用されている。特に、
近年、CCD型イメージセンサと比べて、消費電力が小
さく、かつセンサ素子と周辺回路素子とを同じCMOS
技術によって作成できるという利点を生かして、MOS
型イメージセンサが見直されている。
【0003】このような世の中の動向に鑑み、本願出願
人はMOS型イメージセンサの改良を行い、光信号検出
用MOSトランジスタのチャネル領域下にキャリアポケ
ット(高濃度埋込層)25を有するセンサ素子に関する
特許出願(特願平10−186453号)を行って特許
(登録番号2935492号)を得ている。このMOS
型イメージセンサにおいて、この出願の図13及び図1
4に示すように、単位画素101は受光ダイオード11
1と受光ダイオード111に隣接する光信号検出用電界
効果トランジスタ112とから構成される。
【0004】MOS型イメージセンサは、この単位画素
101が行と列に配列されてなる。隣接する単位画素1
01は素子分離領域によって分離されている。素子分離
領域は、LOCOS(LOCcal Oxidation of Silicon)
法により基板表面に形成された絶縁分離領域14と、そ
の下の半導体基板に形成されたp型の拡散分離領域13
とから構成されている。
【0005】このMOS型イメージセンサを用いて、初
期化期間に各電極に高い逆電圧を印加して空乏化させ、
ホールポケット25に残る光発生正孔を放出させる。蓄
積期間に受光ダイオード111部にマイクロレンズによ
り集光された光を照射して光発生正孔を生じさせ、移動
させてホールポケット25に蓄積させ、読出期間に光発
生正孔の蓄積量に比例して変調された光信号検出用電界
効果トランジスタ112の閾値電圧を検出することによ
り光信号を検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画素配列を
さらに高密度化すべく、画素ピッチを小さくしようとす
る場合、受光ダイオード111部分に比べてゲート電極
19の周辺部の構造は複雑なので、ゲート電極19の縮
小率は受光ダイオード111部分の縮小率に比べて制限
される。従って、現状又は近い将来においては、ゲート
電極19の幅は画素ピッチに対して1/2以上、或いは
画素がさらに微細化されると画素ピッチに対して2/3
以上になると考えられる。
【0007】このような状況を基に画素ピッチを小さく
しようとする場合、図9に示すように、受光ダイオード
111の受光部が細長い長方形状になってくる。このた
め、マイクロレンズにより集光された光に焦点ボケなど
があり、光スポット径が多少広がった場合、図10
(c)に示すように、照射された光が受光部の短辺方向
で受光部からはみ出てしまうことがある。この場合、短
辺方向の両端部で入射光量が不足し、このため、均一パ
ターンを撮影したときでもイメージセンサからの出力が
不均一になるという、所謂シェーディングが生じる。
【0008】また、CCD素子を用いた撮像装置では3
つのCCD素子により受光する3板式等の方式により解
像度を向上させるようにしているが、MOS型イメージ
センサでは低消費電力、かつ小型という特徴を生かせる
ように、1つの撮像素子により受光する単板式で解像度
を向上させることが望まれている。さらに、LOCOS
による素子分離をやめて、撮像素子全体をさらに小型化
したいという要求もある。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
創作されたものであり、撮像素子全体を小型化するとと
もに、所謂シェーディングの発生を防止し、また、単板
式で解像度の向上を図ることができる固体撮像装置を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は固体撮像装置に係り、その固体撮像装置
の基本構成として、図2及び図4に示すように、光照射
により光発生電荷を発生させる受光ダイオード111
と、受光ダイオード111に隣接する、光発生電荷をゲ
ート電極59下方のチャネル領域54c下に蓄積し、蓄
積された光発生電荷により閾値電圧を変調させて光信号
を検出する光信号検出用絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタ112とを備えた画素101が行と列に配列されて
なり、図1、図3、図5乃至図8に示すように、受光ダ
イオード111は絶縁ゲート型電界効果トランジスタ1
12のゲート電極59によってその周辺部を囲まれ、絶
縁ゲート型電界効果トランジスタ112のゲート電極5
9は受光ダイオード111によってその周辺部を囲まれ
ていることを特徴としている。また、同一の行内にある
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ112のゲート電極
59が相互に接続され、かつ同一の列内にある絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタ112のソース領域56が相
互に接続されていることを特徴としている。
【0011】また、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
112のゲート電極59はリング状を有し、ゲート電極
59の内周部の内側にソース領域56が設けられ、ゲー
ト電極59の外周部の外側にドレイン領域57aが設け
られ、かつ受光ダイオード111及び絶縁ゲート型電界
効果トランジスタ112はドレイン領域57aと同じ導
電型を有する拡散分離領域53が一連なりとなっている
素子分離領域によって囲まれている。この場合、拡散分
離領域53は、ドレイン領域57aと同じ導電型を有す
るウエル領域54a,54bよりも深い導電型不純物領
域がドレイン領域57aと接続して形成されてなること
を特徴としている。また、ゲート電極59の外周部の平
面形状は四辺以上の辺を有する多角形状又は円形状であ
ることを特徴としている。この場合、受光ダイオード1
11はゲート電極59の多角形の少なくとも一辺に、又
は円形状の円周の一部分に隣接して設けられていること
を特徴としている。そして、画素におけるゲート電極5
9から受光ダイオード111に至る方向は、行方向及び
列方向に対して斜め方向、又は並行方向に一致している
ことを特徴としている。
【0012】さらに、固体撮像装置内の画素101の平
面配置においては、特に、図5乃至図8に示すように、
行方向に沿って及び列方向に沿って受光ダイオード11
1とゲート電極59とが交互に並んでいることを特徴と
している。この場合、特に、図5に示すように、同一の
行内の画素101の並びは行方向に沿って直線状になっ
ており、かつ受光ダイオード111の並びは行方向に沿
ってジグザクとなっている また、特に、図6乃至図8に示すように、受光ダイオー
ド111の並び以外に、同一の行内の画素101の並び
が、行方向に沿ってジグザクとなっていることを特徴と
している。
【0013】以下に、上記構成により奏される作用・効
果を説明する。本発明の固体撮像装置では、光信号検出
用絶縁ゲート型電界効果トランジスタ112とを備えた
画素101が行と列に配列されてなり、受光ダイオード
111は絶縁ゲート型電界効果トランジスタ112のゲ
ート電極59によってその周辺部を囲まれ、絶縁ゲート
型電界効果トランジスタ112のゲート電極59は受光
ダイオード111によってその周辺部を囲まれている。
即ち、図1、図3、図5乃至図8に示すような画素配置
となる。この場合、一つの画素101において、外周部
の平面形状が四辺以上の辺を有する多角形状又は円形状
であるようなリング状のゲート電極59が設けられ、受
光ダイオード111がゲート電極59の多角形の少なく
とも一辺に、又は円形状の円周の一部分に隣接して設け
られている。
【0014】図1及び図3では、ゲート電極59から受
光ダイオード111に至る方向が、行方向及び列方向に
対して斜め方向に一致するように、画素101内を配置
しているので、ゲート電極59の幅を画素ピッチに対し
て1/2以上、或いは2/3以上に保持しつつ、例えば
四角形状の受光部の短辺と長辺との比が1に近くなると
いう、所謂等方的な広がりを有する受光部を備えた受光
ダイオード111を形成することが容易になる。
【0015】また、図5では、ゲート電極59から受光
ダイオード111に至る方向が、行方向及び列方向に対
して並行方向に一致するように、画素101内を配置し
ている。かつ、受光ダイオード111の並びは行方向に
沿ってジグザクとなっている。従って、特に行方向にお
いて、ゲート電極59の幅を画素ピッチに対して1/2
以上、或いは2/3以上に保持しつつ、所謂等方的な広
がりを有する受光部を備えた受光ダイオード111を形
成することが容易になる。
【0016】また、図6乃至図8では、ゲート電極59
から受光ダイオード111に至る方向が、行方向及び列
方向に対して並行方向に一致するように、画素101内
を配置している。かつ、受光ダイオード111の並び、
及び同一の行内の画素101の並びが、行方向に沿って
ジグザクとなっている。即ち、行及び列方向について実
質的に画素ピッチが約1/2ピッチ縮小されることにな
るため、ゲート電極59の幅を画素ピッチに対して1/
2以上、或いは2/3以上に保持しつつ、所謂等方的な
広がりを有する受光部を備えた受光ダイオード111を
形成することが容易になる。ところで、何も工夫しない
で画素を配置した図9のような場合、図10(c)のよ
うに、照射光スポットが受光部からはみ出てしまうこと
により、画素からの光電気信号の出力が低下する。一
方、この発明のような画素配列では、より等方的な広が
りを有する受光部を備えた受光ダイオード111を得る
ことができるため、図10(a)、(b)に示すよう
に、照射光スポットが受光部からはみ出てしまうことに
より、画素からの光電気信号の出力が低下するという、
所謂シェーディングの発生を防止することができる。
【0017】また、固体撮像装置内の画素101の平面
配置においては、図5乃至図8に示すように、行方向に
沿って及び列方向に沿って受光ダイオード111とゲー
ト電極59とが交互に並んでいる。この場合、特に、図
5に示すように、同一の行内の画素101の並びは行方
向に沿って直線状になっており、かつ受光ダイオード1
11の並びは行方向に沿ってジグザクとなっている。ま
た、特に、図6乃至図8に示すように、受光ダイオード
111の並び以外に、同一の行内の画素101の並び
が、行方向に沿ってジグザクとなっている。
【0018】図5乃至図8のような配列、即ち受光ダイ
オード111の中心の並びがジグザクしているような配
列は、CCD素子を用いた3板式の固体撮像装置におけ
る所謂画素ずらしと同じ効果を有する。即ち、特定の行
の受光部の並びをその上又は下の行の受光部の並びに対
して1/2ピッチずらすことにより、実質的に受光部の
間にさらに受光部が存在することになり、画素ずらしを
行なわない場合の映像に比して、受光部間の映像信号も
取り込まれる。従って、単板式で解像度を向上させるこ
とができる。なお、単板式の画素ずらしは、CCDの場
合、逐次出力方式を用いているので、相当難しいと考え
られるが、この発明のようなMOS型素子の場合、任意
の行の画素から映像信号を出力できるため、単板式の画
素ずらしによる解像度の向上は容易である。
【0019】また、リング状のゲート電極59が設けら
れ、ゲート電極59の内側がソース領域56となり、そ
の外側がドレイン領域57aとなっている。従って、ド
レイン領域57aと同じ導電型で、かつドレイン領域5
7aと接続する拡散分離領域53により素子分離領域を
形成することで、LOCOS法による素子分離を用いて
なくてもよいので、撮像素子全体の微細化が可能とな
る。
【0020】なお、ウエル領域54a,54b等が上記
と逆の導電型の場合、即ち高濃度埋込層25がn型の場
合、高濃度埋込層25はエレクトロンポケット(キャリ
アポケット)となり、光発生電子を蓄積することにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るMOS型イメージセンサを構成する画素のレイ
アウトについて示す平面図である。
【0022】図1に示すように、受光ダイオード111
と、受光ダイオード111に隣接する光信号検出用絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ(以下、単にMOSトラ
ンジスタと称する場合もある。)112とを備えた画素
101が行と列に配列されている。MOSトランジスタ
112としてnチャネルMOS(nMOS)を用いてい
る。画素101は拡散分離領域53が一連なりとなって
いる素子分離領域によって囲まれている。また、MOS
トランジスタ112の部分のゲート電極59は周縁部が
八角形状を有し、帯状、かつリング状を有している。
【0023】行方向に沿って並ぶMOSトランジスタ1
12のゲート電極59は垂直走査信号(VSCAN)供
給線59a,59b,・・・によって相互に接続され、
かつ列方向に沿って並ぶMOSトランジスタ112のソ
ース領域56は垂直出力線(又はソース電極)60a,
60b,・・・によって相互に接続されている。垂直走
査信号(VSCAN)供給線59a,59b,・・・と
垂直出力線(又はソース電極)60a,60b,・・・
とは相互に交差する方向に延びている。ドレイン領域5
7aと接続された拡散分離領域53はドレイン電圧(V
DD)供給線(又はドレイン電極)61a,61b,・
・・を兼ねている。
【0024】第1の実施の形態では、特に、以下のよう
な特徴を有している。即ち、画素101内では、MOS
トランジスタ112のゲート電極59から受光ダイオー
ド111に至る方向が行方向及び列方向に対して斜め方
向に向いている。受光ダイオード111は、当該画素内
のMOSトランジスタ112のゲート電極59、及び隣
接する画素のMOSトランジスタ112のゲート電極5
9によってその周辺部を囲まれている。逆に、MOSト
ランジスタ112のゲート電極59は、当該画素内の受
光ダイオード111、及び隣接する画素の受光ダイオー
ド111によってその周辺部を囲まれている。
【0025】また、同じ垂直走査信号(VSCAN)供
給線59a,59b,・・・によって相互に接続された
MOSトランジスタ112のゲート電極59は行方向に
沿って一直線状に並び、垂直出力線(又はソース電極)
60a,60b,・・・によってソース領域56が相互
に接続されたMOSトランジスタ112のゲート電極5
9は列方向に沿って一直線状に並んでいる。
【0026】次に、図2を参照して本発明の実施の形態
に係るMOS型イメージセンサの一つの画素101の断
面構造について説明する。図2は、図1のII−II線に沿
う断面図である。図2に示すように、受光ダイオード1
11とMOSトランジスタ112は、それぞれ異なるp
型のウエル領域、即ち第1のウエル領域54aと第2の
ウエル領域54bに形成され、それらのウエル領域54
a、54bは互いに接続されている。受光ダイオード1
11の部分の第1のウエル領域54aは光照射による電
荷の発生領域の一部を構成している。MOSトランジス
タ112の部分の第2のウエル領域54bはこの領域5
4bに付与するポテンシャルによってチャネルの閾値電
圧を変化させることができるゲート領域を構成してい
る。
【0027】MOSトランジスタ112の部分の帯状、
かつリング状を有するゲート電極59の内周部の内側に
n型のソース領域56が設けられ、同じゲート電極59
の外周部の外側にn型のドレイン領域57aが設けられ
ている。ソース領域56とドレイン領域57aとの間の
領域であって、ゲート電極59の下の第2のウエル領域
54bの表層がチャネル領域となっている。ゲート電極
59はゲート絶縁膜58を介してチャネル領域54c上
に形成されている。通常の動作電圧において、そのチャ
ネル領域を電子の蓄積状態或いはデプレーション状態に
保つため、チャネル領域に適当な濃度のn型不純物を導
入し、チャネルドープ層54cを形成している。
【0028】さらに、ドレイン領域57aが延在して受
光ダイオード111の不純物領域57が形成されてい
る。即ち、不純物領域57とドレイン領域57aとは互
いに接続した第1及び第2のウエル領域54a,54b
の表層に大部分の領域がかかるように一体的に形成され
ている。さらに、不純物領域57及びドレイン領域57
aは画素101の周辺部まで延び、画素101を囲む拡
散分離領域53と接続されている。
【0029】さらに、このMOS型イメージセンサの特
徴であるキャリアポケット(高濃度埋込層)55は、ド
レイン領域57aからソース領域56に至るチャネル長
方向の一部領域であって、ソース領域56側に形成さ
れ、かつチャネル幅方向全域にわたって形成されてい
る。また、上記の構成要素はシリコン酸化膜等の絶縁膜
64によって被覆されており、受光ダイオード111の
受光窓63以外の領域は、その絶縁膜64上に形成され
た金属層(遮光膜)62により遮光されている。
【0030】次に、図11を参照して上記の構造の単位
画素を用いたMOS型イメージセンサの全体の構成につ
いて説明する。図11は、この実施の形態におけるMO
S型イメージセンサの回路構成図を示す。図11に示す
ように、このMOS型イメージセンサは、2次元アレー
センサの構成を採っており、上記した構造の画素101
が列方向及び行方向にマトリクス状に配列されている。
【0031】また、垂直走査信号(VSCAN)の駆動
走査回路102及びドレイン電圧(VDD)の駆動走査
回路103が画素領域を挟んでその左右に配置されてい
る。垂直走査信号供給線(VSCAN供給線)59a,
59b,・・・は垂直走査信号の駆動走査回路102か
ら行毎に一つずつでている。各垂直走査信号供給線59
a,59b,・・・は、行方向に並ぶ全ての単位画素1
01内のMOSトランジスタ112のゲート電極59に
接続されている。
【0032】また、ドレイン電圧供給線(VDD供給
線)61a,61b,・・・はドレイン電圧(VDD)
の駆動走査回路103から行毎に一つずつでている。各
ドレイン電圧供給線61a,61b,・・・は、行方向
に並ぶ全ての単位画素101内の光信号検出用MOSト
ランジスタ112のドレイン領域57aに接続されてい
る。
【0033】また、垂直出力線60a,60b,・・・
が列毎に一つずつ出ており、各垂直出力線60a,60
b,・・・は列方向に並ぶ全ての単位画素101内のM
OSトランジスタ112のソース領域56にそれぞれ接
続されている。さらに、MOSトランジスタ112のソ
ース領域56は列毎に垂直出力線60a,60b,・・
・を通して信号出力回路105と接続している。そし
て、図10に示すように、ソース領域56は上記の信号
出力回路105内の図示しないキャパシタからなるライ
ンメモリと直結している。
【0034】垂直走査信号(VSCAN)及び水平走査
信号(HSCAN)により、遂次、各単位画素101の
MOSトランジスタ112を駆動して光の入射量に比例
した、残留電荷によるノイズ成分を含まない映像信号
(Vout )が信号出力回路105から読み出される。次
に、上記のMOS型イメージセンサにおける光信号検出
のための素子動作について図12を参照して説明する。
図12は光信号検出のための素子動作を示すタイミング
チャートである。
【0035】光信号検出のための素子動作においては、
蓄積期間−読出期間−初期化期間(掃出期間)−蓄積期
間−・・というように、蓄積期間−読出期間−初期化期
間(掃出期間)という一連の過程が繰り返される。な
お、この実施の形態では、蓄積期間−読出期間の間にホ
ールポケットリセット期間を設け、初期化期間−蓄積期
間の間にブランキング期間を設けている。
【0036】図12に示す蓄積期間では、光照射により
キャリアを発生させ、キャリアのうち正孔(ホール)を
第1及び第2のウエル領域54a,54b内を移動させ
てキャリアポケット55に蓄積する。この場合、ドレイ
ン領域57aに凡そ+1.6Vの正の電圧を印加すると
ともに、ソース領域56を高インピーダンス状態に保持
する。ゲート電極59にMOSトランジスタ112のチ
ャネル領域に十分な電子が蓄積されるような凡そ+2V
の正の電圧を印加する。結果的にソース領域56もドレ
イン領域57aと同じ凡そ+1.6Vの正の電圧が印加
されることになる。この蓄積期間は、第1及び第2のラ
インメモリにそれぞれ記憶させた光信号により変調した
第1のソース電位と光信号がはいる前の第2のソース電
位との差の電圧を出力させる期間でもある。
【0037】同じく読出期間では、キャリアポケット5
5に蓄積された光発生電荷によるMOSトランジスタ1
12の閾値電圧の変化をソース電位の変化として読み取
り、第1のラインメモリに記憶させる。MOSトランジ
スタ112が飽和状態で動作するように、ドレイン領域
57aに凡そ+2〜3Vの正の電圧を印加するととも
に、ゲート電極59に凡そ+2〜3Vの正の電圧を印加
する。
【0038】同じく初期化期間では、光発生電荷(光発
生キャリア)を蓄積する前に、読み出しが終わって残留
する光発生電荷や、アクセプタやドナー等を中性化し、
或いは表面準位に捕獲されている正孔や電子等、光信号
の読み出し前の残留電荷を半導体内から排出して、キャ
リアポケット55を空にする。ソース領域56やドレイ
ン領域57aやゲート電極59に約+5V以上の正の高
電圧を印加する。
【0039】ブランキング期間では、初期化期間と蓄積
期間の間に水平走査の折返しに必要な期間であり、この
期間を利用してキャリアポケット55から光発生電荷を
掃き出した状態での第2のソース電位を第2のラインメ
モリに記憶させる。この期間も、受光ダイオード111
やMOSトランジスタ112には上記読出期間と同様な
電圧が印加される。
【0040】次に、図1及び図2に示す構成と異なる他
の構成について図3及び図4を参照して説明する。図3
は、図1に示す構造と異なる他の構造を示す平面図であ
り、図4は図3のIII−III線に沿う断面図である。図1
に示す構造に対して、VSCAN供給線59a,59
b,・・・と並行して延びるVDD供給線61a,61
b,・・・をドレイン領域57a上方に新たに設け、各
画素101のドレイン領域57aと接続していることを
特徴としている。なお、図3、4中、図1、2に示す符
号と同じものは図1、2と同じものを示す。
【0041】図3、4に示すような構造とすることで、
画素101間のドレイン電圧の電位差を最小にして、固
体撮像装置の動作を均一にすることができる。以上のよ
うに、この発明の第1の実施の形態によれば、一つの画
素101において、周縁部の平面形状が八角形状である
ようなゲート電極59を用い、受光ダイオード111が
ゲート電極59の八角形の少なくとも一辺に隣接して設
けられ、上記画素101が行と列に配列されてなる。ま
た、ゲート電極59から受光ダイオード111に至る方
向が、行方向及び列方向に対して斜め方向に一致するよ
うに、画素101内を配置している。かつ、受光ダイオ
ード111は絶縁ゲート型電界効果トランジスタ112
のゲート電極59によってその周辺部を囲まれ、絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタ112のゲート電極59は
受光ダイオード111によってその周辺部を囲まれるよ
うに配列している。これにより、例えば四角形状の受光
部の短辺と長辺との比が1に近くなるという、所謂等方
的な広がりを有する受光部を備えた受光ダイオード11
1を形成することが容易になる。ところで、ゲート電極
59の幅を画素101のピッチの1/2以上或いは2/
3以上とした場合、図9のように何も工夫しないで画素
を配置すると、受光部が細長い長方形状となるため、図
10(c)のように、照射光スポットが受光部からはみ
出てしまうことにより、画素からの光電気信号の出力が
低下する。一方、この発明のような画素配列では、より
等方的な広がりを有する受光部を備えた受光ダイオード
111を得ることができるため、図10(a)に示すよ
うに、照射光スポットが受光部からはみ出てしまうこと
により、画素からの光電気信号の出力が低下するとい
う、所謂シェーディングの発生を防止することができ
る。
【0042】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係るMOS型イメージセンサ内におけ
る画素の配列について示す平面図である。この発明の第
2の実施の形態において、同一の行内の画素101の並
びは行方向に沿って一直線状になっている点は第1の実
施の形態と同じである。また、受光ダイオード111
が、当該画素101内のMOSトランジスタ112のゲ
ート電極59、及び隣接する画素のMOSトランジスタ
112のゲート電極59によってその周辺部を囲まれ、
逆にMOSトランジスタ112のゲート電極59は、当
該画素内の受光ダイオード111、及び隣接する画素の
受光ダイオード111によってその周辺部を囲まれてい
るている点も第1の実施の形態と同じである。
【0043】一方、第1の実施の形態と異なるところ
は、画素101内では、MOSトランジスタ112のゲ
ート電極59から受光ダイオード111に至る方向が行
方向に直交し、列方向に向いている点である。また、M
OSトランジスタ112のゲート電極59の並びは行方
向に沿ってジグザクとなっている点である。また、一行
内ではドレイン領域57aと同じ導電型を有する拡散分
離領域53が一連なりとなっており、第1及び第2のウ
エル領域54a,54bより深く形成された素子分離領
域53によって画素101が囲まれている点は第1の実
施の形態と同じであるが、行間を分離する行間分離帯6
2aが設けられている点が第1の実施の形態と異なる。
行間分離帯62aは、例えば、LOCOS(Local Oxid
e of Silicon)によるフィールド酸化膜と、フィールド
酸化膜下の半導体基板の表面から基板に達するp型層と
から構成される。
【0044】他の構成は、図5において、図1及び図2
中の符号と同じ符号で示すものは図1及び図2と同じも
のを示すため、その説明を省略する。さらに、画素10
1の断面構造も、上記行間分離帯62aを除いて図2に
示す画素の断面構造と同じなので、説明を省略する。こ
の発明の第2の実施の形態の構成によっても、第1の実
施の形態と同様な効果を有する。
【0045】さらに、第2の実施の形態では、第1の実
施の形態の構成と異なる以下のような構成を有する。即
ち、固体撮像装置内の画素101の平面配置において
は、図5に示すように、行方向に沿って及び列方向に沿
って受光ダイオード111とゲート電極59とが交互に
並んでいる。この場合、特に、同一の行内の画素101
の並びは行方向に沿って直線状になっており、かつ受光
ダイオード111の並びは行方向に沿ってジグザクとな
っている。
【0046】図5のような配列、即ち受光ダイオード1
11の中心の並びがジグザクしているような配列は、C
CD素子を用いた3板式の固体撮像装置における所謂画
素ずらしと同じ効果を有する。即ち、特定の行の受光部
の並びをその上又は下の行の受光部の並びに対して1/
2ピッチずらすことにより、実質的に受光部の間にさら
に受光部が存在することになり、画素ずらしを行なわな
い場合の映像に比して、受光部間の映像信号も取り込ま
れる。従って、単板式で解像度を向上させることができ
る。
【0047】なお、単板式の画素ずらしは、CCDイメ
ージセンサの場合、逐次出力方式を用いているので、相
当難しいと考えられるが、この発明のようなMOS型イ
メージセンサの場合、任意の行の画素から映像信号を出
力できるため、単板式の画素ずらしによる解像度の向上
は容易である。 (第3の実施の形態)図6は、本発明の第3の実施の形
態に係るMOS型イメージセンサ内における画素の配列
について示す平面図である。
【0048】この第3の実施の形態において、受光ダイ
オード111の並び、及びMOSトランジスタ112の
ゲート電極59の並びがともに行方向に沿ってジグザク
となっている点は第2の実施の形態と同様である。ま
た、受光ダイオード111が、当該画素101内のMO
Sトランジスタ112のゲート電極59、及び隣接する
画素のMOSトランジスタ112のゲート電極59によ
ってその周辺部を囲まれ、逆にMOSトランジスタ11
2のゲート電極59は、当該画素内の受光ダイオード1
11、及び隣接する画素の受光ダイオード111によっ
てその周辺部を囲まれているている点も第2の実施の形
態と同じである。
【0049】一方、第2の実施の形態と異なるところ
は、画素101内では、MOSトランジスタ112のゲ
ート電極59から受光ダイオード111に至る方向が行
方向に向いている点である。また、一行内ではドレイン
領域57aと同じ導電型を有する拡散分離領域53が一
連なりとなっており、第1及び第2のウエル領域54
a,54bより深く形成された素子分離領域53によっ
て画素101が囲まれている点は第1及び第2の実施の
形態と同じであるが、行間を分離する行間分離帯62a
が設けられていない点が第2の実施の形態と異なる。
【0050】さらに、ゲート電極59同士を接続するゲ
ート相互接続部59xをゲート電極59と同じ材料で形
成している点が第2の実施の形態と異なる。接続部59
xは、例えばパターニングによりゲート電極59を形成
する際にゲート電極59と同じ材料をパターニングして
同時に形成する。なお、図1、図3及び図5中、点線で
示した第2のウエル領域54b、不純物領域57、及び
ドレイン領域57aは、上記図6においても、図1、図
3及び図5と同様に、ゲート電極59の周囲に存在して
いるが、図6においては省略している。
【0051】また、他の構成は、図6において、図1及
び図2中の符号と同じ符号で示すものは図1及び図2と
同じものを示す。説明を省略する。また、画素101の
断面構造は図2に示す画素の断面構造と同じなので、説
明を省略する。次に、図6に示す構成と異なる他の構成
について図7を参照して説明する。図7は、図6に示す
構造と異なる他の構造を示す平面図である。
【0052】図6に示す構造に対して、接続部59xに
よりゲート電極59を相互に接続する代わりに、VSC
AN供給線59a,59b,・・・によりゲート電極5
9を相互に接続していることを特徴としている。なお、
図7中、図6に示す符号と同じものは図6と同じものを
示す。以上のように、この発明の第3の実施の形態は、
第2の実施の形態とほぼ同様な構成を有するので、第2
の実施の形態と同様な効果を有する。
【0053】(第4の実施の形態)図8は、本発明の第
4の実施の形態に係るMOS型イメージセンサ内におけ
る画素の配列について示す平面図である。この第3の実
施の形態において、受光ダイオード111の並び、及び
MOSトランジスタ112のゲート電極59の並びが行
方向に沿ってジグザクとなっている点は第2及び第3の
実施の形態と同様である。また、受光ダイオード111
が、当該画素101内のMOSトランジスタ112のゲ
ート電極59、及び隣接する画素のMOSトランジスタ
112のゲート電極59によってその周辺部を囲まれ、
逆にMOSトランジスタ112のゲート電極59は、当
該画素内の受光ダイオード111、及び隣接する画素の
受光ダイオード111によってその周辺部を囲まれてい
るている点も第2及び第3の実施の形態と同じである。
【0054】一方、第3の実施の形態と異なるところ
は、画素101内では、MOSトランジスタ112のゲ
ート電極59から受光ダイオード111に至る方向が列
方向に向いている点である。また、一行内ではドレイン
領域57aと同じ導電型を有する拡散分離領域53が一
連なりとなっており、第1及び第2のウエル領域54
a,54bより深く形成された素子分離領域53によっ
て画素101が囲まれている点は第1乃至第3の実施の
形態と同じであるが、行間を分離する行間分離帯62a
が設けられていない点が第2の実施の形態と異なる。
【0055】さらに、ゲート電極59同士を接続するゲ
ート相互接続部59xをゲート電極59と同じ材料で形
成している点が第3の実施の形態と同じである。第3の
実施の形態と同様に、接続部59xは、例えばパターニ
ングによりゲート電極59を形成する際にゲート電極5
9と同じ材料をパターニングして同時に形成する。な
お、図1、図3及び図5中、点線で示した第2のウエル
領域54b、不純物領域57、及びドレイン領域57a
は、上記図8においても、図1、図3及び図5と同様
に、ゲート電極59の周囲に存在しているが、図8にお
いては省略している。
【0056】また、他の構成は、図8において、図6及
び図7中の符号と同じ符号で示すものは図6及び図7と
同じものを示す。説明を省略する。画素101の断面構
造も、図2に示す画素の断面構造と同じなので、説明を
省略する。以上のように、この発明の第4の実施の形態
は、第2及び第3の実施の形態とほぼ同様な構成を有す
るので、第2及び第3の実施の形態と同様な効果を有す
る。
【0057】(比較例)図9は、上記実施の形態に係る
MOS型イメージセンサに対する比較例のMOS型イメ
ージセンサにおける画素の配列について示す平面図であ
る。画素101内の受光ダイオード111とMOSトラ
ンジスタ112の並びが行方向と同じ方向に向くように
して画素101を行と列に配列している。
【0058】この場合、上記実施の形態と異なり、受光
ダイオード111、及びゲート電極59が列方向にそれ
ぞれ一直線状に並んでいる。一つの画素の微細化を行な
って、画素101内のゲート電極59の幅を画素101
のピッチの1/2以上、或いはさらに微細化がなされて
2/3以上とする場合、受光部は、図9のように、受光
部が細長い長方形状となる。このため、図10(c)の
ように、照射光スポットが受光部からはみ出てしまうた
め、画素からの光電気信号の出力が低下する。一方、上
記第1乃至第4の実施の形態のような画素配列では、よ
り等方的な広がりを有する受光部を備えた受光ダイオー
ド111を得ることができるため、図10(a)、
(b)に示す第1及び第2の実施の形態の画素で代表す
るように、照射光スポットが受光部に収まるようにな
る。このため、照射光スポットが受光部からはみ出して
しまうことにより画素101からの光電気信号の出力が
低下するという、所謂シェーディングの発生を防止する
ことができる。
【0059】以上、実施の形態によりこの発明を詳細に
説明したが、この発明の範囲は上記実施の形態に具体的
に示した例に限られるものではなく、この発明の要旨を
逸脱しない範囲の上記実施の形態の変更はこの発明の範
囲に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、ゲート
電極59の周縁部の平面形状が八角形状であるが、八角
形状以外に、四辺以上の辺を有する多角形状又は円形状
であるようなものを用いることができる。
【0060】さらに、この発明が適用される画素101
の構造として種々の変形例が考えられるが、受光ダイオ
ード111と光信号検出用のMOSトランジスタ112
とが隣接して一つの画素101を構成し、受光ダイオー
ド111は絶縁ゲート型電界効果トランジスタ112の
ゲート電極59によってその周辺部を囲まれ、絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタ112のゲート電極59は受
光ダイオード111によってその周辺部を囲まれていれ
ばよい。
【0061】また、一つの行において、受光ダイオード
111の並びがジクザクになるように配列され、行方向
及び列方向に対して受光ダイオード111の並びが実質
的に凡そ1/2ピッチとなるように配置されていればよ
い。また、p型の基板51上のn型層52a,52b内
に第1及び第2のウエル領域54a、54bを形成して
いるが、n型層52a,52bの代わりに、p型のエピ
タキシャル層にn型不純物を導入してn型層を形成し、
このn型層内に第1及び第2のウエル領域54a、54
bを形成してもよい。
【0062】さらに、p型の基板51を用いているが、
代わりにn型の基板を用いてもよい。この場合、上記実
施の形態と同様な効果を得るためには、上記実施の形態
等で説明した各層及び各領域の導電型をすべて逆転させ
ればよい。この場合、キャリアポケット55に蓄積すべ
きキャリアは電子及び正孔のうち電子である。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光信号
検出用絶縁ゲート型電界効果トランジスタとを備えた画
素が行と列に配列されてなり、受光ダイオードは絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタのゲート電極によってその
周辺部を囲まれ、絶縁ゲート型電界効果トランジスタの
ゲート電極は受光ダイオードによってその周辺部を囲ま
れている。これにより、例えば四角形状の受光部の短辺
と長辺との比が1に近くなるという、所謂等方的な広が
りを有する受光部を備えた受光ダイオードを形成するこ
とが容易になる。このため、照射光スポットが受光部か
らはみ出てしまうことにより、画素からの光電気信号の
出力が低下するという、所謂シェーディングの発生を防
止することができる。
【0064】また、固体撮像装置内の画素の平面配置に
おいては、行方向に沿って及び列方向に沿って受光ダイ
オードとゲート電極とが交互に並んでいる。この場合、
特に、同一の行内の画素の並びは行方向に沿って直線状
になっており、かつ絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
のゲート電極の並びは行方向に沿ってジグザクとなって
いる。また、特に、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
のゲート電極の並び以外に、同一の行内の画素の並び
が、行方向に沿ってジグザクとなっている。
【0065】受光ダイオードの中心の並びがジグザクし
ているような配列により、実質的に受光部の間にさらに
受光部が存在することになり、単板式で解像度を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る固体撮像装
置に用いられる固体撮像素子の画素内の素子レイアウト
を示す平面図である。
【図2】同じく、図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係る他の固体撮
像装置に用いられる固体撮像素子の画素内の素子レイア
ウトを示す平面図である。
【図4】同じく、図3のIII−III線に沿う断面図であ
る。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係る固体撮像装
置に用いられる固体撮像素子の画素内の素子レイアウト
を示す平面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態に係る固体撮像装
置に用いられる固体撮像素子の画素内の素子レイアウト
を示す平面図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態に係る他の固体撮
像装置に用いられる固体撮像素子の画素内の素子レイア
ウトを示す平面図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態に係る固体撮像装
置に用いられる固体撮像素子の画素内の素子レイアウト
を示す平面図である。
【図9】比較例に係る固体撮像装置に用いられる固体撮
像素子の画素内の素子レイアウトを示す平面図である。
【図10】(a)乃至(c)は、比較例との比較におい
て、この発明の効果を説明する平面図である。
【図11】この発明の固体撮像素子を有する固体撮像装
置の全体の回路構成を示す図である。
【図12】この発明の実施の形態に係る固体撮像装置の
駆動方法について示すタイミングチャートである。
【図13】従来例に係る固体撮像装置に用いられる固体
撮像素子の単位画素内の素子レイアウトを示す平面図で
ある。
【図14】同じく、図13のI−I線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
53 拡散分離領域(素子分離領域) 54a 第1のウエル領域 54b 第2のウエル領域 54c チャネルドープ層 55 キャリアポケット(高濃度埋込層) 56 ソース領域 57 不純物領域 57a ドレイン領域 58 ゲート絶縁膜 59 ゲート電極 59a、59b,59c VSCAN供給線 59x ゲート相互接続部 60a、60b,60c,60d 垂直出力線 61a、61b VDD供給線 71 水平出力線 72a、72b HSCAN供給線 73a、73b 昇圧電圧供給線 101 単位画素 102 VSCAN駆動走査回路 103 VDD駆動走査回路 104 HSCAN入力走査回路 105 信号出力回路 107 映像信号出力端子 108 昇圧走査回路 111 受光ダイオード 112 光信号検出用絶縁ゲート型電界効果トランジス
タ(光信号検出用MOSトランジスタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA05 AA10 AB01 AB10 BA14 CA03 DB11 FA01 FA06 FA26 FA33 FA50 GB11 5C024 CX35 GX03 GY31 5F049 MA03 NA20 NB03 NB05 QA11 RA03 RA08 UA14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光照射により光発生電荷を発生させる受
    光ダイオードと、該受光ダイオードに隣接する、前記光
    発生電荷をゲート電極下方のチャネル領域下に蓄積し、
    該蓄積された光発生電荷により閾値電圧を変調させて光
    信号を検出する光信号検出用絶縁ゲート型電界効果トラ
    ンジスタとを備えた画素が行と列に配列されてなり、 前記受光ダイオードは前記絶縁ゲート型電界効果トラン
    ジスタのゲート電極によってその周辺部を囲まれ、前記
    絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電極は前記
    受光ダイオードによってその周辺部を囲まれていること
    を特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記受光ダイオードと前記絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタのゲート電極とが前記行方向及び
    前記列方向に交互に並んでいることを特徴とする請求項
    1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記受光ダイオードと前記絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタはウエル領域に形成され、 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電極は
    リング状を有し、該ゲート電極の内周部の内側のウエル
    領域にソース領域が設けられ、前記ゲート電極の外周部
    の外側のウエル領域にドレイン領域が設けられており、 前記ソース領域の近傍であって前記チャネル領域下のウ
    エル領域内に、前記光発生電荷を蓄積する高濃度埋込層
    が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記高濃度埋込層は前記ドレイン領域か
    ら前記ソース領域に至るチャネル長方向の一部領域であ
    って、チャネル幅方向全域にわたって形成されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の固体撮像素子。
  5. 【請求項5】 前記画素は前記ドレイン領域と同じ導電
    型を有する拡散分離領域が一連なりとなっている素子分
    離領域によって囲まれていることを特徴とする請求項3
    又は4記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記拡散分離領域は前記ドレイン領域と
    接続し、かつ前記ウエル領域よりも深く形成されてなる
    ことを特徴とする請求項5記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記画素は、同じ前記行内では前記ドレ
    イン領域によって繋がっており、かつ前記行毎に絶縁膜
    により分離され、又は拡散領域により分離されているこ
    とを特徴とする請求項3乃至6の何れか一に記載の固体
    撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    のゲート電極及びその周辺は遮光されていることを特徴
    とする請求項1乃至7の何れか一に記載の固体撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 同一の前記行内にある前記絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタのゲート電極が相互に接続され、
    かつ同一の前記列内にある前記絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタのソース領域が相互に接続されていることを
    特徴とする請求項1乃至8の何れか一に記載の固体撮像
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ゲート電極の外周部の平面形状は
    四辺以上の辺を有する多角形状又は円形状であることを
    特徴とする請求項1乃至9の何れか一に記載の固体撮像
    装置。
  11. 【請求項11】 前記受光ダイオードは前記ゲート電極
    の多角形の少なくとも一辺に、又は円形状の円周の一部
    分に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1
    0記載の固体撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記画素における前記ゲート電極から
    前記受光ダイオードに至る方向は、前記行方向及び前記
    列方向に対して斜め方向、又は並行方向に一致している
    ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか一に記載の
    固体撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記同一の行内の画素の並び、及び前
    記受光ダイオードの並びは、前記行方向に沿ってジグザ
    クとなっていることを特徴とする請求項1乃至12の何
    れか一に記載の固体撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記同一の行内の画素の並びは前記行
    方向に沿って一直線状になっており、かつ前記受光ダイ
    オードの並びは前記行方向に沿ってジグザクとなってい
    ることを特徴とする請求項1乃至12の何れか一に記載
    の固体撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記固体撮像装置は、前記光信号検出
    用絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電極に走
    査信号を供給する垂直走査信号駆動走査回路と、 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレイン領域
    にドレイン電圧を供給するドレイン電圧駆動走査回路
    と、 前記ソース領域の電圧を記憶し、さらに前記ソース領域
    の電圧に対応した光信号を出力する信号出力回路と、 前記光信号を読み出すタイミングを制御する走査信号を
    供給する水平走査信号入力走査回路とを有することを特
    徴とする請求項1乃至14の何れか一に記載の固体撮像
    装置。
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