JP2002164137A - コンタクト構造及びicソケット - Google Patents

コンタクト構造及びicソケット

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JP2002164137A
JP2002164137A JP2000364547A JP2000364547A JP2002164137A JP 2002164137 A JP2002164137 A JP 2002164137A JP 2000364547 A JP2000364547 A JP 2000364547A JP 2000364547 A JP2000364547 A JP 2000364547A JP 2002164137 A JP2002164137 A JP 2002164137A
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coil spring
coil
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Shin Sakiyama
伸 崎山
Tadao Saito
忠男 斎藤
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】狭ピッチに配設可能であり、高周波特性が良
く、より耐久性のある安定した接触圧力が得られ、且つ
接触信頼性が高く、より安価に実現可能なコンタクト構
造、及びこれを適用するICソケットを提供する。 【解決手段】所定複数ターンの環状にコイルスプリング
を巻き、コイルスプリングの両端リードは電気的に接続
するリード線として所定に形成した所定複数個のコイル
スプリングを具備し、コイルスプリングはコイルの円周
端部でデバイス端子に当接するように所定位置に配設
し、コイルスプリングの両端リードは直下のベース基板
へ電気的に接続されて、コイルスプリングを支持固定す
るベース基板を具備し、コイルスプリングがデバイス端
子の当接により押圧接触された状態において、コイルス
プリングが横ずれするのを所定に係止できる係止手段を
具備するコンタクト構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICパッケージ
のICピン(接続端子)及びこれに類する電気装置の接
続端子と電気的に接触を行うコンタクト構造及びこれを
用いるICソケットに関する。特に、狭ピッチに格子状
に配列されるICパッケージ等の多数個のボールグリッ
ドアレイ(BGA)形態のICピンに対応したコンタク
ト構造及びこれを用いるICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージの中におけるボールグリ
ッドアレイ(BGA:Ball Grid Array)形態のパッケ
ージでは、ICピンをボール状に形成した、例えば半田
ボールによるICピンであって、ICパッケージの背面
の全面に対して格子状配列に多数個を配置したものであ
る。この為、数百ピン以上の多ピンのBGAを高密度に
配設可能である。更に、BGAパッケージは高速動作回
路や高周波回路にも有利な高周波特性を備えている。更
に、格子配列されているボールの配列ピッチは、現状で
は0.8mmピッチであるが、今後は0.5mmピッチ、更
に0.3mmの狭ピッチのパッケージも出現する予定であ
る。例えば、μBGA(Micro Ball GridArray)や、W
LP(Wafer Level Package)がある。BGA用のIC
ソケット等のコンタクト構造の一例としては、半導体試
験装置の低温・常温・高温バーインが可能なICハンド
ラにおいて、被試験デバイス(DUT)と電気的にコン
タクトするコンタクタに適用する例がある。この場合の
コンタクト構造のピン数は、例えばDUT当たり数百ピ
ンであり、同時測定するDUTが例えば64個の場合に
は、全体で数万ピンにも至る多数ピンが適用される場合
がある。
【0003】各DUTは上記コンタクタが介在接続した
状態で、実動作状態で試験実施され、且つDUTの良否
判定や、性能別の分類判定が、再現性良く、相関性良
く、適正に行えなければならない。DUTの一例として
は、例えば動作周波数が1GHz以上にも及ぶようなR
DRAM(Rambus DRAM)等の高速デバイスがある。こ
れに対応する為には、半導体試験装置の要求タイミング
精度は、例えば数十ピコ秒程度と、極めて厳しいもので
ある。コンタクト構造は、これらに対応可能な電気的性
能を備えている必要性がある。また、BGA用のICピ
ンである、例えば半田ボールにおいては、比較的軟質な
端子部材である為に、過度の接触圧力の付与は半田ボー
ルを傷つけてしまう為好ましくない。例えば、1ピン当
たりの接触圧力は25g前後が適当とされている。ま
た、繰り返しコンタクト動作が行われるコンタクト構造
においては、繰り返しのストレスや経時変化による接触
圧力の変動を来たすようなものは実用的に好ましくな
い。従って、BGA用のコンタクト構造は、上述した所
定の電気的性能を維持しつつ、半田ボールの全てのIC
ピンに均等な接触圧力を付与して確実にコンタクトして
所望の接触抵抗以下である必要性があり、且つ、数百万
回もの多頻度の繰り返しコンタクト動作に対しても接触
特性の劣化が少なく、接触信頼性が安定維持されること
が求められている。
【0004】半導体試験装置に適用されるコンタクタで
は、半導体製造プロセスによって製造されたDUTを電
気的に検査して、その良否検査及び性能ランク別のカテ
ゴリ分類を行う。更に、DUTの試験速度は数百MHz
〜1GHzにも至る高速動作で試験実施される。また、
量産ラインのICハンドラではコンタクト回数は1時間
当たり数千回にも達する。更に、ICハンドラ内の温度
はDUTの試験条件によって、温度ストレス、例えば−
30℃〜+125℃の温度条件に設定された状態で試験
実施される場合がある。上記のような過酷な運用環境に
おいてもBGAパッケージに対応するコンタクト構造に
は、高い接触信頼性を備えることが求められている。更
に、高周波特性の良いコンタクト構造であることも求め
られている。
【0005】BGA用のコンタクト構造としては多様な
構造がある。例えばポゴピン形態のものや、金属板バネ
をY字形に形成したものや、先端部にコイルスプリング
を取り付けた形態のものや、エラストマ材料を適用した
もの、その他がある。何れにしても、接触信頼性、適用
温度範囲、小型高密度化、高周波特性、等の点で一長一
短の状況である。
【0006】本願に係る公知技術の一例としては特願平
8−304694号(BGAパッケージ用ICソケッ
ト)がある。これによれば、BGAバンプと対向する位
置にポゴピン形態のコンタクトピンを配設して備える構
造である。このコンタクトピンは筒型構造の内部にスプ
リングを内蔵している。コンタクトピンの先端部は遊動
可能な可動構造を備えて前記スプリングに押されて所定
の押圧力でBGAバンプと電気的にコンタクトするよう
構造を備えている。従って、比較太くなってしまう為、
例えば0.5mm格子ピッチの狭ピッチ型のBGAに対し
ては、実用的ではない。また、コンタクトピンに内蔵す
るスプリングや先端部が可動できる構造を備える必要の
為に、高価となる難点もある。
【0007】また、本願に係る他の公知技術としては特
願平7−230736号(BGAパッケージIC用IC
ソケット)がある。これによれば、BGAバンプと対向
する位置にV字状とした金属板バネ材による接触子を配
設して備える構造である。この接触子は弾性を有する板
材を2分割してV字状に開き、この開いた両V字片とB
GAバンプとを電気的にコンタクトする構造である。B
GAバンプに対する押圧力の維持は両V字片を開脚する
方向への弾性力を利用している。従って、弾性応力がV
字状の折り曲げ部位に集中する為に弾性劣化を生じやす
く有効な接触ストローク量も少なく、押圧力のばらつき
も多い。これに伴い、繰り返しの弾性応力に対する耐久
性には難がある。また、BGAバンプはV字片の斜面を
擦るため、当該部位にハンダ、酸化物、その他の絶縁物
質が残留し易い構造であり長期間の高信頼性には難があ
る。また、例えば0.5mm格子ピッチの狭ピッチ型のB
GAに対応するV字状の接触子は極めて小さくなり、有
効な接触ストローク量を得るのが困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述説明したように、
所定の接触圧力を付与して所定の電気的性能を維持しつ
つ、狭ピッチで配列された半田ボールの全てのICピン
に均等な接触圧力で確実にコンタクトする必要性があ
り、且つ、高周波特性の良いコンタクト構造であること
が要求され、且つ、多頻度の繰り返しに対しても接触信
頼性が長期間安定的に維持されることが求められる。更
に、個々のコンタクト構造の接触圧力は、繰り返しコン
タクト動作のストレスや経時変化によっても、変動を来
たさないようなコンタクト構造であることが求められて
いる。更に、狭ピッチの配設をより安価に実現できるこ
とが望ましい。上述した従来のコンタクト構造では、未
だ不十分な状況にある。そこで、本発明が解決しようと
する課題は、狭ピッチに配設可能であり、高周波特性が
良く、より耐久性のある安定した接触圧力が得られ、且
つ接触信頼性が高く、より安価に実現可能なコンタクト
構造、及びこれを適用するICソケットを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、ICパッケージ若しくは他の電気装置が外部と電気
的に接続する半球状、U字形状若しくはテーパー形状と
した所定複数個のIC端子等のデバイス端子(例えば半
田ボール90)を備え、これに対向する位置に配設され
て各々電気的にコンタクトする接触構造を備えるコンタ
クト構造において、所定複数ターンの環状にコイルスプ
リングを巻き、前記コイルスプリングの両端リードは電
気的に接続するリード線として所定に形成した所定複数
個のコイルスプリングを具備し、上記コイルスプリング
はコイルの円周端部で上記デバイス端子に当接するよう
に所定位置に配設し、コイルスプリングの上記両端リー
ドは直下のベース基板へ電気的に接続されて、当該コイ
ルスプリングを支持固定するベース基板を具備し、上記
コイルスプリングが上記デバイス端子の当接により押圧
接触された状態において、上記コイルスプリングが横ず
れするのを所定に係止できる係止手段を具備し、以上を
具備することを特徴とするコンタクト構造である。上記
発明によれば、狭ピッチに配設可能であり、高周波特性
が良く、より耐久性のある安定した接触圧力が得られ、
且つ接触信頼性が高く、より安価に実現可能なコンタク
ト構造が実現できる。
【0010】上記課題を解決するために、BGA型IC
パッケージに備える所定に配列された所定複数個のデバ
イス端子(例えば半田ボール90)に対向する位置に電
気的にコンタクトされるように配設されて各々電気的に
コンタクトする接触構造を備えるコンタクト構造におい
て、所定複数ターンの環状にコイルスプリングを巻いて
所定の弾性を備え、上記コイルスプリングの両端リード
は電気的に接続するリード線として所定に形成した所定
複数個のコイルスプリング(例えばコイルスプリング1
0)を具備し、所定複数個の上記コイルスプリングはコ
イル軸を横方向に配設してコイルの円周端部で上記デバ
イス端子に当接する所定位置に配設し、上記コイルスプ
リングの上記両端リードは直下のベース基板に電気的に
接続されて、当該コイルスプリングを支持固定する基盤
構造となるベース基板(例えば基板80)を具備し、上
記ベース基板上に所定に係止されて、上記コイルスプリ
ングが上記デバイス端子の当接により押圧接触された状
態において、上記コイルスプリングの横ずれを所定に係
止する係止手段(例えばシャフト30)を具備し、以上
を具備することを特徴とするコンタクト構造がある。
【0011】第2図と第3図は、本発明に係る解決手段
を示している。また、上述コイルスプリングの一態様と
しては、2つのコイルスプリング10、20に分割して
備え、分割された両コイルスプリングの複数コイル巻き
における1巻きの1コイル巻き(例えば接触用コイル部
12)は所定の楕円状の大きなコイル径に形成し、当該
1コイル巻きの円周端部と上記デバイス端子とが所定位
置に定置された状態において、所定の押圧力で電気的に
接触できるように当該1コイル巻きを形成する、ことを
特徴とする上述コンタクト構造がある。
【0012】第4図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。また、上述コイルスプリングの一態様としては、
コイルスプリング10bの複数コイル巻きにおける2カ
所のコイル巻き(例えば接触用コイル部12)は所定の
楕円状の大きなコイル径に形成し、当該2カ所のコイル
巻きの円周端部と上記デバイス端子とが所定位置に定置
された状態において、所定の押圧力で電気的に接触でき
るように当該2カ所のコイル巻きを形成する、ことを特
徴とする上述コンタクト構造がある。
【0013】第5図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。また、上述コイルスプリングの一態様としては、
コイルスプリング10cの複数コイル巻きの円周端部と
上記デバイス端子とが所定位置に定置された状態におい
て、所定の押圧力で電気的に接触できるように、例えば
均等なコイル径に当該複数コイル巻きを形成する、こと
を特徴とする上述コンタクト構造がある。
【0014】第3図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。また、上述コイルスプリングを上記ベース基板へ
半田付けするリード形状の一態様としては、上記ベース
基板にスルーホールを形成し、この孔へ上記コイルスプ
リングのリードを挿入実装できるリード形状、若しくは
表面実装部品形態のリード形状である、ことを特徴とす
る上述コンタクト構造がある。
【0015】また、上述コイルスプリングの一態様とし
ては、少なくとも2ターン巻いた複数ターンのコイルを
備え、前記複数ターンのコイルにおける少なくとも1タ
ーンの環状コイルが上記シャフト30の嵌入によって所
定に保持できる支持構造を備えて、デバイス端子による
押圧に対する過度な横ずれを防止する、ことを特徴とす
る上述コンタクト構造がある。
【0016】第1図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。また、上述係止手段の一態様としては、所定複数
個の一列に並んだ上記コイルスプリングの輪を嵌入する
丸棒形状とし、上記デバイス端子の押圧力に伴う前後左
右方向へずれを係止できるシャフト30である、ことを
特徴とする上述コンタクト構造がある。第5図は、本発
明に係る解決手段を示している。また、上述係止手段の
一態様としては、複数コイル巻きの上記デバイス端子と
当接するコイル部位を除き、上記コイルスプリングの両
端部の環状コイル部位を支持する構造を備えるスプリン
グ支持体34である、ことを特徴とする上述コンタクト
構造がある。
【0017】また、上述デバイス端子の押圧に伴って上
記コイルスプリングのコイル軸方向へ過度に横ずれする
のを係止できるストッパ手段(例えばストッパ40、4
2)を更に備える、ことを特徴とする上述コンタクト構
造がある。
【0018】また、上述ベース基板の一態様としては、
当該ベース基板内部でコイルスプリングの上記両端リー
ドと電気的に接続されて、外部と電気的にインターフェ
ースする所定複数個の面接触型の電極パッド(例えば外
部接続端子84)を上記ベース基板の下部に備える、こ
とを特徴とする上述コンタクト構造がある。
【0019】また、上述コンタクト構造を備えて上記B
GA型ICパッケージを所定に収容保持及び着脱可能な
ハウジング構造を備える、ことを特徴とするICソケッ
トがある。
【0020】尚、本願発明手段は、所望により、上記解
決手段における各要素手段を適宜組み合わせて、実用可
能な他の構成手段としても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明を適用した実施の形
態の一例を図面を参照しながら説明する。また、以下の
実施の形態の説明内容によって特許請求の範囲を限定す
るものではないし、更に、実施の形態で説明されている
要素や接続関係が解決手段に必須であるとは限らない。
更に、実施の形態で説明されている要素や接続関係の形
容/形態は、一例でありその形容/形態内容のみに限定
するものではない。
【0022】本発明について、図1と図2と図3とを参
照して以下に説明する。
【0023】本発明では、優れた弾性特性を有するコイ
ルスプリング形状を適用し、これを横方向に配設する手
段を適用し、当該コイルスプリング自身のコイル端を半
田ボールに押圧接触させるように形成する手段を適用す
る。これにより、当該コイル端の優れた弾性特性に基づ
く安定したコンタクトを実現するコンタクト手段として
いる。
【0024】図1に、本発明の一列分のコンタクト構造
と、半田ボールとのコンタクト状態を示す側面図を示
す。コンタクト構造の全体は多数列のコンタクト構造列
から成る。図に示すように、コンタクト構造は同一構造
の単位コンタクトピン100の集合体である。個々の単
位コンタクトピン100は、パッケージ下部の半田ボー
ル90に対向する位置に配設されている。図1に示す一
列分のコンタクト構造の要部構成要素は、所定複数個の
コイルスプリング10、20と、シャフト30と、シャ
フト支持構造体38と、所定複数個のストッパ40、4
2と、所定複数個の外部接続端子84と、基板80とで
成る。
【0025】シャフト30は、例えば樹脂系の絶縁材料
を使用し、その太さはコイルスプリングの内径が0.3
mmと仮定すると、ほぼ0.3mmφの丸棒を使用する。そ
して、一列分のコイルスプリング10、20の輪を所定
に通し、更に、一列分のストッパ40、42の輪を所定
に通し、その両端をシャフト支持構造体38で保持して
基板80に係止する。
【0026】そして、電気的なコンタクトは、上面側の
コイルスプリング10、20と対応する下面側の外部接
続端子84とが基板80内でパターン配線されて、半田
ボールと外部装置との接続が行われる。
【0027】次に、図2に、1組の単位コンタクトピン
100の拡大側面図を示してコンタクト構造の詳細を説
明する。1組の単位コンタクトピン100の要部構成要
素は、2個のコイルスプリング10、20と、接触用コ
イル部12、22と、リード部14、24と、シャフト
30と、ストッパ40、42と、4個の接続ランド82
と、外部接続端子84と、基板80とを備える。
【0028】コイルスプリング10、20は、半田ボー
ル90に対向した位置に配列され、所定の弾性を有する
線材を後述するコイル状に形成する。例えば、半田ボー
ルの外形が0.5mmの場合、コイルスプリングの内径は
0.3mm程度にし、コイル線材の太さは0.1mm前後を
適用する。コイルの巻き数としては、コイル線材の太さ
と付与する接触圧力値とによって増減するが、少なくと
も3ターンを備える。この図では説明を容易とする為に
3ターンの場合とした具体例である。3ターンのコイル
における両端のコイル径は、シャフト30を横方向から
挿入できて、がたつきが無く遊動できる程度の巻き径と
する。即ち、コイルスプリング10がシャフト30によ
り、がたつきを止めるようなコイル径にする。このコイ
ル線材の少なくとも半田ボール90と接触する接触用コ
イル部12、22の部位には、表面に長期間の安定した
接触信頼性が得られるように、例えば所定膜厚の金メッ
キ処理を施す。
【0029】コイルスプリング10両端のリード部14
は、基板80へ電気的に接続し、且つ、コイルスプリン
グ10からの応力を機械的に受け止めるものであって、
そのリード形状は、図3(a)に示すように、基板80
の接続ランド82の孔へ挿入して半田付けできるよう
に、直線状のリード部位を形成しておく。尚、コイルス
プリング20側のリード部24も前記同様である。
【0030】更に、コイルスプリング10、20におけ
る中央部の1ターンの接触用コイル部12には、図3
(a)に示すように、楕円形状の大きなコイル形状にす
る。即ち、半田ボール90の大きさに対応する大きさの
楕円形状を形成する。その大きさは、半田ボール90の
大きさにも依存するが、楕円の長手方向の直径として、
例えば1mm前後の大きさの楕円形状にする。更に、接触
用コイル部12、22の形成角度は、両接触用コイル部
12、22と半田ボール90との接触部位(図2A、B
参照)との両者が、押圧されながらスムースに横方向へ
開脚(図2C、D参照)されるような傾斜角度に形成し
ておく。
【0031】これによれば、半田ボール90を傷つける
こと無く、緩やかに斜め横方向の接触圧力を受け止めら
れるようにできる。また、対向する半田ボール90との
位置関係が多少ずれていても、コイルスプリング10、
20が備えている優れた弾性特性によって、当該半田ボ
ール90との接触圧力を、斜め横方向から安定して付与
することができる結果、安定した接触圧を長期間にわた
って弾性劣化すること無く付与できる利点が得られる。
また、接触圧力値は大きな楕円状のコイルを横方向に押
し広げる形態である為に、コイルスプリング形状に基づ
く安定した応力を付与できる利点が得られる。更に、電
気的に接触する図2A点、B点では、半田ボール90の
降下に伴って順次拭き取るようなワイパー作用が得られ
る結果、例え酸化物が介在している場合であっても容易
に除去落下される作用が得られる。この結果、繰り返し
頻度の多い場合においても、安定した接触信頼性を維持
できる構造を備えている。また、半田ボール90の接触
部位と基板との接続長は極小のコイルスプリングの為、
数ミリ以下で実現できる。従って、狭ピッチに配設可能
であり、高周波特性が良く、より耐久性のある安定した
接触圧力が得られる結果、信頼性の高いコンタクト構造
が実現できる。
【0032】シャフト30は、上記接触圧力を受けたと
きに上記コイルスプリング10、20の全体が前後左右
方向へずれることがないように保持するものである。但
し、コイル両端のリード部14、24が基板80に2カ
所で半田付けされて固定されているので、応力の多くを
リード部14、24が受け止める。従って、過度な応力
のときに横方向へ位置ずれしない程度の保持作用のシャ
フト剛性で良い。
【0033】ストッパ40、42は、筒状構造体であっ
て、シャフト30の軸に所定に装着されて上記コイルス
プリング10、20の両端を支持するように配設され
る。そして、半田ボール90の降下によりコイルスプリ
ング10、20が接触圧力を受けるときに、コイルスプ
リング10、20がシャフト30の軸方向へ移動して逃
げ過ぎないようにするものである。但し、上記したよう
に、応力の多くはリード部14、24が受け止めるの
で、シャフト30の軸方向へ過度に逃げないようにする
程度で足りる。
【0034】基板80は、上記多数個のコイルスプリン
グ10、20を半田付けにより機械的に支持固定し、且
つ、外部との電気的接続の仲介を行うものであって、所
定複数個の接続ランド82と、所定複数個の外部接続端
子84と、シャフト支持構造体38とを、少なくとも備
える。接続ランド82は、コイルの線径に対応する細い
ランド孔を形成して、上面側のコイルスプリング10、
20のリード部14、24を半田付け固定する。更に、
対応する下面側の外部接続端子84との間でパターン配
線する。外部接続端子84は、外部と接続する面接触型
の電極パッドであって、高周波特性を考慮して、当該接
続ランド82の直近の基板下面側に形成し、上記接続ラ
ンド82と接続する。この外部接続端子84から外部装
置との電気的接続が行われる。外部との接続例として
は、面接触型のコネクタや、ポゴピン形態の接続形態が
ある。シャフト支持構造体38は、上述したように、殆
どの応力を上記コイルスプリング10、20が受け止め
るからして、シャフト30が横方向へ抜けない程度に位
置決め保持できる係止構造を両端部位に備えれていれば
良い。
【0035】上述発明構成によれば、複数ターンのコイ
ル巻きした2個のコイルスプリング10、20におい
て、1ターンを大きく楕円形状に形成させて接触用コイ
ル部22とし、これにより上部から降下してくる半田ボ
ール90を左右の2箇所で受け止めるように構成したコ
ンタクト構造を備えたことにより、コイルスプリング自
体が備える横方向に対する耐久性のある優れた弾性特性
を利用してコンタクトできる構造である結果、半田ボー
ル90に対して弾性劣化すること無く、耐久性のある安
定した接触圧を付与できる利点が得られる。従って、信
頼性のある安定した機械的接触、電気的接触が得られる
利点が得られる。また、半田ボール90の接触部位と基
板との接続長は極小のコイルスプリングの為、数ミリ以
下を実現できるので、狭ピッチに配設可能な利点が得ら
れる。また、2個のコイルスプリングのリード部の4カ
所で電気的に並列接続される形態であるので等価インダ
クタンスも小さいので高周波特性が良い利点が得られ
る。従って、狭ピッチに配設可能であり、高周波特性が
良く、より耐久性のある安定した接触圧力が得られる信
頼性の高いコンタクト構造が実現できる大きな利点が得
られる。
【0036】尚、本発明の技術的思想は、上述実施の形
態の具体構成例、接続形態例に限定されるものではな
い。更に、本発明の技術的思想に基づき、上述実施の形
態を適宜変形して広汎に応用してもよい。例えば、上述
実施例ではICパッケージにおける半田ボールとした具
体例で説明したが、この他の例えば金ボール等の半球
状、半楕円形状、U字形状若しくはテーパー形状のIC
端子構造や、ICパッケージ以外の接続端子を備えるデ
バイスや、インターフェース装置等に対して適用しても
良い。
【0037】また、上述実施例ではコイルスプリング1
0の巻き数を3ターンとした具体例で説明していたが、
シャフト30に巻き付けるコイルは少なくとも1ターン
備えれば良い。従って、所望により、所望の弾性特性が
得られるように、2ターンから7ターンで実現するコン
タクト構造としても良い。
【0038】また、上述実施例ではコイルの両端のリー
ド部14のリード形状は、図3(a)のリード部14に
示すように、接続ランド82の孔へ挿入できるように直
線的なリード部品形態としていたが、これによれば、コ
イルの太さに対応した細い貫通孔を形成した接続ランド
82を基板80上に多数個形成する必要がある。そこ
で、他のリード形状としては、図3(b)のリード部1
4に示すように、表面実装形態のリード形状に折り曲げ
加工したリード形状としても良い。この場合には、細い
貫通孔の接続ランド82を多数個形成する必要が無くな
るので、より安価となり、且つ、更なる狭ピッチ化にも
対応可能なコンタクト構造とすることができる。但し、
上記半田ボール90の応力に伴って表面実装された半田
付けが外れない強度と耐久性とを備えるように配慮する
必要性がある。
【0039】また、上述実施例では所定複数個のストッ
パ40、42を備える構成例で説明していたが、コイル
スプリング両端のリード部14、24のみにより実用上
支障が無く使用できる場合には、この所定複数個のスト
ッパ40、42を削除したコンタクト構造としても良
い。この場合には、より安価に製作できる利点が得られ
る。
【0040】また、上述実施例では2個のコイルスプリ
ング10、20によって、1組のコンタクト構造を実現
する具体例で示したが、他の手段としては図4のコイル
スプリング10bに示すように、1つのコイルスプリン
グを使用し、そのコイル巻きの中で2カ所に対して上述
同様の接触用コイル部12を形成するように製作しても
良い。無論、両端部には上述同様のリード部14を備え
る。この場合には、コイルスプリング10bを、より安
価に製作できる利点が得られる。
【0041】また、上述実施例では2個のコイルスプリ
ング10、20によって、1組のコンタクト構造を実現
する具体例で示したが、他の手段としては図5のコイル
スプリング10cに示すように、1つの均等径に巻いた
コイルスプリングを使用し、且つ、コイルスプリング1
0cの軸がずれないように、コイルスプリング10cの
両端部を支持するスプリング支持体34を備える。そし
て、半田ボール90の降下によってコイルスプリング1
0cの中央部がたわむことにより所定の接触圧力を付与
する構造である。無論、両端部には上述同様のリード部
14を備える。この場合にも、コイルスプリング10c
を、更に安価に製作できる利点が得られる。尚、前記ス
プリング支持体34は、1組のコンタクト構造毎に個別
に備えても良いし、あるいは、図5に対して前後方向に
一列に配設されている複数個のコンタクト構造に対応す
るように、複数個のスプリング支持体34を一体形成し
た構造体としても良い。
【0042】また、上述したコンタクト構造を備えるI
Cソケットは、上述コンタクト構造を備えたICパッケ
ージに対応する収容保持構造を備える公知のハウジング
構造と、上述コンタクト構造とを一体若しくは分割可能
に構成することで所望のICソケットが実現できる。こ
れによれば、狭ピッチに配設可能であり、高周波特性が
良く、より耐久性のある安定した接触圧力が得られる、
信頼性の高いICソケットを実現できる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、上述の説明内容からして、下
記に記載される効果を奏する。上述説明したように本発
明によれば、優れた弾性特性を有する小型化が容易なコ
イルスプリング形状を適用し、これを横方向に配設する
構造手段を備え、当該コイルスプリング自身のコイル端
を、例えば斜め横方向から半田ボールに押圧接触させる
ように形成する接触構造手段を備えるコンタクト構造と
した結果、電気的に接触する当該コイル端の優れた弾性
特性に基づいて、安定したコンタクトが実現可能なコン
タク構造を実現できる。従って、狭ピッチに配設可能で
あり、高周波特性が良く、より耐久性のある安定した良
好な接触圧力が得られ、且つ、より安価に実現可能なコ
ンタクト構造が実現できる大きな利点が得られる。従っ
て、本発明の技術的効果は大であり、産業上の経済効果
も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、一列分のコンタクト構造の要部構
成。
【図2】本発明の、1組の単位コンタクトピンの拡大側
面図。
【図3】本発明の、接触用コイル部の形状例と、コイル
スプリング両端リードの形状例を示す図。
【図4】本発明の、1組の単位コンタクトピンの他の拡
大側面図。
【図5】本発明の、1組の単位コンタクトピンの他の拡
大側面図。
【符号の説明】
10,10b,10c,20 コイルスプリング 12,22 接触用コイル部 14,24 リード部 30 シャフト 34 スプリング支持体 38 シャフト支持構造体 40,42 ストッパ 80 基板 82 接続ランド 84 外部接続端子 90 半田ボール 100 単位コンタクトピン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICパッケージ若しくは他の電気装置が
    外部と電気的に接続する半球状、U字形状若しくはテー
    パー形状とした所定複数個のデバイス端子を備え、これ
    に対向する位置に配設されて各々電気的にコンタクトす
    る接触構造を備えるコンタクト構造において、 所定複数ターンの環状にコイルスプリングを巻き、該コ
    イルスプリングの両端リードは電気的に接続するリード
    線として所定に形成した所定複数個のコイルスプリング
    と、 該コイルスプリングはコイルの円周端部で該デバイス端
    子に当接するように所定位置に配設し、コイルスプリン
    グの該両端リードは直下のベース基板へ電気的に接続さ
    れて、当該コイルスプリングを支持固定するベース基板
    と、 該コイルスプリングが該デバイス端子の当接により押圧
    接触された状態において、該コイルスプリングが横ずれ
    するのを所定に係止できる係止手段と、 を具備することを特徴とするコンタクト構造。
  2. 【請求項2】 BGA型ICパッケージに備える所定に
    配列された所定複数個のデバイス端子に対向する位置に
    電気的にコンタクトされるように配設されて各々電気的
    にコンタクトする接触構造を備えるコンタクト構造にお
    いて、 所定複数ターンの環状にコイルスプリングを巻いて所定
    の弾性を備え、該コイルスプリングの両端リードは電気
    的に接続するリード線として所定に形成した所定複数個
    のコイルスプリングと、 所定複数個の該コイルスプリングはコイル軸を横方向に
    配設してコイルの円周端部で該デバイス端子に当接する
    所定位置に配設し、該コイルスプリングの該両端リード
    は直下のベース基板に電気的に接続されて、当該コイル
    スプリングを支持固定する基盤構造となるベース基板
    と、 該ベース基板上に所定に係止されて、該コイルスプリン
    グが該デバイス端子の当接により押圧接触された状態に
    おいて、該コイルスプリングの横ずれを所定に係止する
    係止手段と、 を具備することを特徴とするコンタクト構造。
  3. 【請求項3】 該コイルスプリングは、2つに分割して
    備え、分割された両コイルスプリングの複数コイル巻き
    における1巻きの1コイル巻きは所定のコイル径に形成
    し、当該1コイル巻きの円周端部と該デバイス端子とが
    所定位置に定置された状態において、所定の押圧力で電
    気的に接触できるように当該1コイル巻きを形成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンタクト構
    造。
  4. 【請求項4】 該コイルスプリングは、コイルスプリン
    グの複数コイル巻きにおける2カ所のコイル巻きは所定
    のコイル径に形成し、当該2カ所のコイル巻きの円周端
    部と該デバイス端子とが所定位置に定置された状態にお
    いて、所定の押圧力で電気的に接触できるように当該2
    カ所のコイル巻きを形成する、ことを特徴とする請求項
    1又は2記載のコンタクト構造。
  5. 【請求項5】 該コイルスプリングは、コイルスプリン
    グの複数コイル巻きの円周端部と該デバイス端子とが所
    定位置に定置された状態において、所定の押圧力で電気
    的に接触できるように当該複数コイル巻きを形成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンタクト構
    造。
  6. 【請求項6】 該コイルスプリングを該ベース基板へ半
    田付けするリード形状は、該ベース基板にスルーホール
    を形成し、この孔へ該コイルスプリングのリードを挿入
    実装できるリード形状、若しくは表面実装部品形態のリ
    ード形状である、ことを特徴とする請求項3乃至5記載
    のコンタクト構造。
  7. 【請求項7】 該コイルスプリングは、少なくとも2タ
    ーン巻いた複数ターンのコイルを備え、前記複数ターン
    のコイルにおける少なくとも1ターンの環状コイルが該
    シャフトの嵌入によって所定に保持できる支持構造を備
    える、ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンタク
    ト構造。
  8. 【請求項8】 該係止手段は、所定複数個の一列に並ん
    だ該コイルスプリングの輪を嵌入する丸棒形状とするシ
    ャフトである、ことを特徴とする請求項1又は2記載の
    コンタクト構造。
  9. 【請求項9】 該係止手段は、複数コイル巻きの該コイ
    ルスプリングの両端部の環状コイル部位を支持する構造
    を備えるスプリング支持体である、ことを特徴とする請
    求項1又は2記載のコンタクト構造。
  10. 【請求項10】 該デバイス端子の押圧に伴って該コイ
    ルスプリングのコイル軸方向へ横ずれするのを係止でき
    るストッパ手段を更に備える、ことを特徴とする請求項
    1又は2記載のコンタクト構造。
  11. 【請求項11】 該ベース基板は、当該ベース基板内部
    でコイルスプリングの該両端リードと電気的に接続され
    て、外部と電気的にインターフェースする所定複数個の
    面接触型の電極パッドを該ベース基板の下部に備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンタクト構
    造。
  12. 【請求項12】 請求項2記載のコンタクト構造を備え
    て該BGA型ICパッケージを所定に収容保持及び着脱
    可能なハウジング構造を備える、ことを特徴とするIC
    ソケット。
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