JP2005337994A - 電子部品検査用プローブ及び該プローブを備えた電子部品検査用接続具 - Google Patents

電子部品検査用プローブ及び該プローブを備えた電子部品検査用接続具 Download PDF

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Abstract

【課題】プローブ1を細くかつ短くできると共に、圧接によるプローブ1の付勢力が失われず好適な接触状態を維持でき、また、耐久性が高く長寿命のプローブ1、並びに該プローブ1を備える接続具を提供することを目的とする。
【解決手段】
少なくとも一端を開口した開口部を有するバレル10と、前記バレル10の開口部11から一端が挿入され該バレル10内を進退移動するプランジャ20とを備え、前記バレル10側面に孔15を形成すると共に、該孔15を介して前記バレル10内及びバレル10外周の少なくとも一部に弾性体30a,30bを配置したことを特徴とする電子部品検査用プローブ1。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICチップやパッケージングされたIC等、検査対象となる各種電子部品をテスタと電気的に接続するために、前記検査対象の電極に対して接触させる探針(以下「プローブ」という)、及び該プローブを備えた接続具に関し、より詳細には、電子部品の挟ピッチ化及び高周波化に対応すべくその径及び長さを従来よりも低減することのできる電子部品検査用プローブ及び該プローブを備えた電子部品検査用接続具に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、シリコンウェハ上に製造されたICチップの良否判断(G/W検査工程)や、パッケージングされたICが所定の製品規格に基づいた電気的特性や信頼性を備えているかを判定するために、検査対象となる前記IC等の電子部品をコンピュータの内蔵されたテスタに接続し、各種の電気的な検査、測定が行なわれている。
前記検査、測定では、前記検査対象となる電子部品の電極と前記テスタとを電気的に接続するためにプローブが用いられている。このプローブは、前記検査対象の電極及び前記テスタに接続された配線部に接触することで両者を導通させるものであり、複数の前記プローブを前記検査対象の電極それぞれに対応して配置した接続具の形で一般に使用される。前記接続具のうち、シリコンウェハ上に形成されたICチップを検査するG/W検査工程において使用されるものはプローブカード、パッケージングされたICの検査に用いられるものはソケットと呼ばれる。
前記プローブカードやソケット等の接続具によって検査対象の電極とテスタに接続する配線部とを前記プローブを介して接触させ、検査対象と前記テスタとを電気的に接続し、この状態で前記検査対象に前記テスタからの検査信号を入力すると、検査対象の電極より出力された出力信号がテスタに入力され、このテスタに入力された出力信号が予め記憶されている正しい出力信号と比較されることによって、検査対象の電気的特性の良否等が判断される。
従来、前述のような接続具に用いられるプローブの構成としては、例えば、図5に示すように、円筒状のバレル110内にコイルスプリング130を配置すると共に、このコイルスプリング130を挟持するようにバレル110の両端開口からそれぞれバレル110の長さ方向に進退移動するプランジャ120を挿入して、2本の前記プランジャ120,120が、バレル110の両端開口よりそれぞれ外方に突出形成されているものが挙げられる。
このように構成された前記プローブ101にあっては、該プローブ101を備えた接続具と検査対象とが圧接されることにより、前記プローブ101のプランジャ120がバレル110内のコイルスプリング130の付勢力に抗して押圧され、これによってテスタに接続された配線部81と検査対象70の電極71がそれぞれプランジャ120と接触し、テスタと検査対象70とが前記プローブ101を介して接続される。また、前記圧接が解除されると、コイルスプリング130の付勢力によってプランジャ120が原位置へと復帰する。
前述するようなバレル110及びプランジャ120を備えたプローブ101の他にも、例えば、図6に示すように、プローブとして針金や圧電素子等の導電材201を用い、シート状のシリコンゴム230の所定箇所に設けられた孔に前記導電材201を挿通配置するなどして、シリコンゴム230にプローブ201を配置して成るものを備えた接続具250を挙げることができる。
このような接続具250においても、前記図5のプローブ101と同様、該接続具250と検査対象70とを圧接することにより、テスタに接続された配線部81と検査対象70の電極71が前記シリコンゴム230の上面側、底面側それぞれから押圧され、前記配線部81及び電極71が前記シリコンゴム230内に挿通配置されたプローブ201と接触してテスタと検査対象70が電気的に接続される。
本発明の先行技術文献としては一例として下記のものがある。
特開2002−350463号公報(図4)
近年、小型化や高周波化の進むIC等の電子部品を検査対象とする電気的特性等の検査においては、前記検査対象の小型化に伴い小スペース内により多くのプローブを配置することができるよう、該プローブのサイズの小型化が要請されているほか、高周波特性の優れたプローブの需要も高まっている。
具体的には、電子部品70の電極71のピッチ縮小に対応して極細径であり、かつ、高周波特性を向上させるために全長を短くしたプローブとする必要がある。
しかし、従来技術として説明した図5の前記プローブ101にあっては、その径を細くするために小径のバレル110を使用すると、バレル110に内蔵されるコイルスプリング130についてはバレル110内に挿入し得るように更に小径に形成する必要がある。このようなコイルスプリング130は製造が困難であると共にその付勢力や耐久性も低下する。その結果、このようなコイルスプリング130を使用したプローブ101は、スプリング130の強度が低減していることから僅かな使用回数により破損するおそれがあり、プローブ101の交換頻度が増しメンテナンスが煩雑となる。また、プローブ101の交換頻度が増加すれば、この交換を行うために検査ラインが停止する頻度も増加する。
また、前記プローブ101にあっては、2本のプランジャ120の全長と、該プランジャ120の間に配置されたコイルスプリング130という3つの部品の長さの総和でプローブ101の全長が決定することからその全長は比較的長いものとなっている。その一方で、プランジャが進退移動する長さはプランジャ120及びコイルスプリング130の長さにより決まり、プランジャ120が進退移動することにより得られている前述の電極71の変形防止等の効果を担保するために、その長さの減少には自ずとその限界があり、プローブ101やコイルスプリング130の長さを大幅に短くすることはできない。
したがって上述のように、プランジャ20を原位置に復帰させる手段としてコイルスプリング130を用いているプローブ101にあっては、コイルスプリング130の強度や付勢力を維持することや全体構造の面から短小化が限界になりつつある。
一方、図6に示すようなシートゴム230を使用する接続具においては、シートゴム230内に配置するプローブ201のピッチを狭めることにより、電子部品70の電極71の狭ピッチ化に対応できるほか、前記シートゴム230の厚みを低減し、これに挿通配置される前記プローブ201の長さを低減することによって、高周波化にも対応させることができる。しかし、該プローブ201は、圧接による弾性変形等が小さい構成であるため、検査対象70の電極71やテスタからの配線部81と接触する際にこれらに押圧される際、前述した図5のプローブ101のように、検査対象70の電極71を擦りつつ接触するといったクリーニング効果がほとんど見込めず、良好な接触が得られないおそれがある。また、量産した検査対象70を連続して検査する場合には、前記プローブ201の先端(電極71との接触側)に前記電極71の半田などが付着してしまうことによって所望の接触状態が得られず、該プローブ201を交換したり、該プローブ201に付着した半田を溶剤あるいはブラシ等により落とすといった作業が必要となるため、短寿命で連続使用が困難な状況にある。
そこで本発明は、上記従来技術における欠点を解消するためになされたものであり、検査対象となる電子部品70の挟ピッチ化に伴う小型化や、高周波化に好適に対応すべく、プローブを細くかつ短くできると共に、圧接に対するプローブの付勢力が失われず好適な接触状態を維持でき、また、耐久性が高い長寿命のプローブ、並びに該プローブを備える接続具を提供することを目的とする。
本発明の電子部品検査用プローブ1は、
少なくとも一端を開口した開口部11を有するバレル10と、
前記バレル10の開口部11から一端が挿入され、該バレル10内を進退移動するプランジャ20とを備え、
前記バレル10側面に孔15を形成すると共に、
前記バレル10内及びバレル10外周の少なくとも一部に弾性体30を配置したことを特徴とする(請求項1)。
前記バレル10内及びバレル10外周に配置された前記弾性体30a,30bは、前記バレル10側面に設けられた前記孔15を介して一体的に形成されていることが好ましい(請求項2)。
また、前記バレル10内に配置された弾性体30aは、前記バレル10内の端部に空隙35を形成した状態で該バレル10内に充填されていることが好ましい(請求項3)。
さらに、前記バレル10内からバレル10外へ至る弾性体30a,30bの形状は、前記孔15の位置で括れている形状となっていることが好ましい(請求項4)。
本発明のプローブ1は、前記バレル10が筒状を成すと共に、前記バレル10側面の孔15を該バレル10の周方向に一定角度、例えば90°の等間隔で形成することとしてもよい(請求項5)。
なお、前記弾性体30a,30bとしてはシリコンゴム等の合成樹脂を使用することが好ましい(請求項6)。
また、本発明の電子部品検査用接続具50は、
テスタに接続された配線部81を有する基板80を備え、検査対象となる電子部品70の電極71を前記テスタに接続する接続具であって、
前記本発明の電子部品検査用プローブ1を、前記電子部品70の電極71の形成位置に対応して複数配置すると共に、前記複数のプローブ1を、絶縁性の前記弾性体30bを介して前記バレル外において連続させて一体的に形成したことを特徴とする(請求項7)。
また、前記接続具50は、前記複数のプローブ1の弾性体30a,30bが全体としてシート状に一体形成されていることが好ましい(請求項8)。
本発明のプローブ1は、バレル10内を進退移動するプランジャ20を付勢力により原位置に復帰させるための弾性体30が、バレル10内のほか、バレル10外周にも配置されていることから、前記バレル10内の弾性体30aの付勢力に加え、前記バレル10外の弾性体30bの付勢力も加わる構成となっている。
したがって、検査対象である電子部品70のサイズ縮小、電極71の挟ピッチ化に対応してプローブ1を細くし、バレル10内の弾性体30aの体積が低減された場合であっても、前記バレル10内の弾性体30aの付勢力が該弾性体30aと一体形成されている前記バレル10外の弾性体30bの付勢力によって補われ、プランジャ20を好適に押し返すことができる。
そのため、従来のプローブ101のように、プローブを細くすることによってバレル10内のコイルスプリング130の付勢力が低減し、破損等が生じやすくなるということもなく、弾性体の付勢力を保ったまま長期間使用することができ、耐久性に優れた長寿命のプローブ1となる。
また、前記バレル10内に配置される弾性体30aの長さを低減した場合であっても、バレル10外の弾性体30bの付勢力を利用してプランジャ20を原位置に好適に復帰させることができるため、バレル10及びプランジャ20の長さを従来よりも低減して高周波化に対応させることができる。
さらに、前記プローブ1のバレル10の端部に空隙35を形成するように前記弾性体30aを充填することによって、プランジャ20に押圧された該弾性体30aが前記バレル10内の空隙35を利用して撓むことから、前記弾性体30aの付勢力をより高めることができ、プランジャ20の進退移動をより好適なものとすることができる。
また、バレル10側面に設ける孔15をバレル10内及びバレル10外に配置された弾性体30a,30bよりも小さく形成し、前記孔15の位置において該弾性体30a,30bが括れる形状とすることによって、プランジャ20の押圧時、バレル10外の弾性体30bがバレル10内に必要以上に引き込まれ、又はバレル10内の弾性体30aがバレル10外に必要以上に押し出されることを防ぎ、弾性体30aの付勢力を好適に維持することができる。
また、本発明のプローブ1は構造が比較的簡易であることから、製造も容易に行うことができ、大量生産が可能であるほか、前述のように耐久性が高く、長寿命であることから、製造コストの低減を図ることもできる。
さらに、本発明のプローブ1は、プランジャ20やバレル10の形状、プローブ1の配置等を変更することにより、電極71の配列や形状の異なる各種の電子部品70に対応することができ、特に、挟ピッチで複数列に配置された電極71を有するICに対しても好適に使用することができる。
また、前記プローブ1は、前記プランジャ20が前記バレル10内を進退移動可能に構成されていると共に、該プランジャ20と当接する前記バレル10内の弾性体30aが前記プランジャ20を原位置に復帰させるのに好適な付勢力を有していることから、検査対象70の電極71が押圧により変形することを防止できると共に、例えばパッケージングされたIC等において並列配置された電極71が上下方向に位置ずれして形成されてしまっているような場合であっても、該電極71の位置ずれがこれに対応するプランジャ20の進退移動によってカバーされるため、各電極71に対して確実にプローブ1を接触させることができる。
また、前記プローブ1を備える本発明の接続具50は、該接続具50に備えられた本発明の前記プローブ1によって、検査対象である電子部品70の電極71と、テスタに接続された配線部81とを好適に接触させることができるため、高精度な検査を行なうことができる。
さらに、前記プローブ1はその長さ及び太さを低減できることから、挟ピッチ化、高周波化した電子部品70の検査に対応することができ、このプローブ1を所定のピッチで複数列に配置することにより、パッケージの一面に複数列配置された電極71を有するBGA等の電子部品70にも対応可能な接続具50とすることができる。
また、前記接続具50において、複数配置された前記プローブ1の弾性体30a,30bを一体形成しシート状の弾性体30とすることにより、前記プローブ1がばらつくことがなく、接続具50の組立、解体が容易となる。
以下、本発明の電子部品検査用プローブ1及び該プローブ1を備える電子部品検査用接続具50について図面を参照して説明する。
本発明の電子部品検査用プローブ1は、導電体から成るバレル10及びプランジャ20を備え、テスタに接続する配線部81及び検査対象である電子部品70の電極71間に配置・接触されることによって前記テスタと前記検査対象70とを電気的に接続させるものであり、検査の際、前記テスタに接続する配線部81及び前記検査対象70の電極71との圧接によって前記バレル10内へと押圧されたプランジャ20を、圧接を解いた際に原位置へと復帰させるための弾性体30aが前記バレル10内およびバレル10外周の少なくとも一部に配置されている。
図1は、本発明のプローブ1の一実施形態を示すもので、前記バレル10は、略円筒状で、一端(図1にあっては上側)を開口し、前記バレル10の開口部側から可動ピンたるプランジャ20を前記バレル10内に挿入し、該プランジャ20を前記バレル10の長さ方向(図1にあっては上下方向)に進退移動可能としている。
好ましくは前記プランジャ20のバレル内10挿入側の端部に、他の部分に比較して大径な大径部20aを設け、該プランジャ20の挿入された前記バレル10の開口部11を、前記プランジャの大径部20aに対して小径と成し、バレル10内に挿入されたプランジャ20が前記バレル10より脱落することを防止する。
図1の実施形態にあっては、この構成として、バレル10の前記開口縁からバレルの長さ方向中央に向かう切り込みを、開口円周上に等間隔で複数設け(図示の実施形態にあっては、90°間隔で4本)、該切り込み間に形成された爪部12を、相互に近接するように曲折してバレルの前記開口径が狭まるように構成している。
また、前記バレル10内には、前記プランジャ20の端部を押圧し乃至は該端部と接触する弾性体30aが配置されており、この弾性体30aは、前記バレル10側面に設けられた所定形状の孔15を介して前記バレル10外に配置される弾性体30bと一体的に形成されている。該弾性体30a,30bは例えばシリコンゴム等、流動状態の合成樹脂を硬化して得ることができる。
このように、本発明のプローブ1は、バレル10内の弾性体30aのみならず、これと一体的に形成されたバレル10外の弾性体30bによってもプランジャに対する付勢力が与えられていることから、前記バレル10を小径にすることによりバレル10内に配置される弾性体30aの体積が制約された状態においても、これと一体形成されたバレル10外の弾性体30bによって前記バレル10内の弾性体30aの付勢力を補うことができ、プランジャ20の進退移動を好適に維持することができる。
すなわち、前記プローブ1を前記電子部品70の電極71及びテスタに接続する配線部81と接触させるべくこれらがプローブ1に圧接されると、前記プランジャ20が前記バレル10内へと押圧されるが、前記バレル10を小径とした場合には該バレル10内に存在する弾性体30aも少なくなることから、押圧後に前記プランジャ20を原位置に復帰させるだけの付勢力が得られない。
しかし、本発明にあっては、前記バレル10内の弾性体30aがバレル10側面の孔15を通じてバレル10外の弾性体30bと一体的に形成されていることから、前記プランジャ20が押圧されることによってバレル10内の弾性体30aが圧潰された際、該弾性体30aと連続するバレル10外の弾性体30bがバレル10内へと引き込まれ、あるいはバレル10内の弾性体30aがバレル10外へと押し出され、プランジャ20の押圧を解いた際に、バレル10内に引き込まれた弾性体30bやバレル10外に押し出された弾性体30aが原位置に復帰しようとすることにより生じる付勢力も加わることから、プランジャ20の進退移動に必要な付勢力を得ることができ、該プランジャ20を原位置まで好適に復帰させることができる。
なお、前記バレル10内の弾性体30aは、原位置にあるプランジャ20が前記バレル10内で占める空間を除いて該バレル10内全体に充填されていてもよいが、前記バレル10内に弾性体30aの充填されていない空隙35を設けても良い。本願において「充填」とは、上述のようにある空間全体を隙間なく埋める場合のほか、その空間内に所定の空隙を設けてそれ以外の部分を埋める場合も含むものとする。本実施形態にあっては、前記バレル10内の空間における前記プランジャ20挿入側と反対側の端部において所定の空隙35を有する状態で前記弾性体30aを充填して配置している。
このように、前記バレル10内に前記弾性体30aが充填されていない空隙35を設けることにより、前記プランジャ20が前記バレル10内へと押圧された際、プランジャ20により押圧されるバレル10内の弾性体30aは圧潰されるほか、該空隙35を利用して撓み、これによって前記バレル10外の弾性体30bをバレル10内へ引き込む量が増し、押圧を解いた際の付勢力が、前記圧潰のほか前記撓みによっても得られることから、プランジャ20を原位置に復帰させるための付勢力がより強力なものとなる。
前記バレル10側面に設けられる孔15は、前記バレル10内の弾性体30aをバレル10外へ延出させてその付勢力を好適に維持するためのものであり、本実施形態にあっては、一例として角部が丸みを帯びた四角形状の孔15を90°間隔で4つ形成している。
前記孔15は、例えばバレル10側面のに対向して2つ、あるいは120°間隔で3つ設けるなど、一定角度で等間隔に複数個配置するほか、バレル10の高さ方向に複数個形成してもよく、その形状も実施形態に示す四角のほか、例えば円、楕円、多角形等の各種形状を採ることができ、前記バレル10内の弾性体30aの充填位置に対応して設けられ、該バレル10内の弾性体30aをバレル10外へと延出させ、該弾性体30aの付勢力を好適に得られることができるものであれば、その形成位置、数、大きさ、形状等は特に限定されない。
また、前記孔15は、好ましくは図1(B)又は(D)に示すように、断面において、前記バレル10内の弾性体30a及びバレル10外の弾性体30bよりも小さく、前記バレル10の内外で一体的に形成される弾性体30a,30bが前記バレル10側面の孔15の位置で括れるように形成されていることが好ましい。これにより、前記バレル10外の弾性体30bがバレル10内へ必要以上に引き込まれ、あるいは前記バレル10内の弾性体30aがバレル10外へ必要以上に押し出されることを防ぐことができ、弾性体30aの付勢力を好適に維持することができる。
前記バレル10内に配置される弾性体30a、又はこれと一体的に形成され前記バレル10外に配置される弾性体30bは、各プローブ1を単独で使用する場合には、これを導電性材質としてもよいが、検査対象である電子部品70とテスタとの電気的な接続は導電体で形成された前記バレル10及びプランシャによって可能であること、また、複数のプローブ1を隣接配置して各プローブ1のバレル10外の弾性体30bが連続した構成とする場合には、これらのプローブ1の導通を防止する必要があることから、前記弾性体30a,30bは前述のようにシリコンゴムなど絶縁性の材質を用いることが好ましい。特に、後述するように、弾性体30a,30bが全体としてシート状30に形成されている場合には、隣接配置されたプローブ1の導通を防止するために前記弾性体30は絶縁性とする必要がある。
また、本実施形態にあっては、前記バレル10は略円筒状を成しているが、該バレル10の形状は該円筒状に限定されるものでなく、例えば、長さ方向に直交する断面の形状を円のほかに楕円、多角形等とした筒状等、各種の形状を採ることができ、また、前記バレル10内に挿入されるプランジャ20についても長さ方向に直交する断面の形状を円のほか、楕円、多角形等、各種の形状とすることができる。また、前記バレル10内に充填される弾性体も該バレル10の内形状に合わせて種々の形状を採ることができる。
また、本実施形態にあっては、電子部品70の電極71との接触側に一のプランジャ20を設け、前記プランジャ20が該プローブ1の上方に配置された電子部品70の電極71(半田ボール)と接触し、また、テスタに接続された配線部81を基板80上に形成し、該プローブ1のプランジャ20挿入側と反対のバレル10端部を前記基板80上の配線部81へそのまま接触させる構成となっているが、本発明のプローブ1の構成はこれに限定されるものでなく、例えば、図3に示すように、バレル10の両端を開口してそれぞれプローブ1を挿入し、各プランジャ20を電子部品70の電極71又は基板80の配線部81と接触させる構成としてもよく、また、図4に示すように前記電子部品70の電極71側と基板80の配線部81側のいずれか一方のプランジャ20をバレル10から連続形成された固定ピンとしてもよい。そのほか、前述の図1のように一のプランジャ20を備える場合にあっては、基板80の配線部81との接触側をプランジャ20とし、電子部品70の電極71との接触側がバレル10端部と接触するように構成してもよく、電子部品70とテスタとがプローブ1を通じて良好な接触状態となるものであれば、各種の形態を採りうる。なお、プローブ1の全長を短くする観点からは、バレル10のいずれか一方に一のプランジャ20を備える構成とすることが好ましい。
なお、プランジャ20をバレル10の一端側にのみ設けた構成のプローブ1においては、前記プランジャ20の取り付け側とは反対側のバレル端部13を閉塞した状態とすることも可能であるが、図1に示すように、この端部13も開口した形状としても良い。
このようにプランジャ20の取り付け側とは反対側のバレル端部13も開口することにより、該端部13を電極と接触させる場合に電極とバレル間の接触を安定して行うことができる等の利点がある。
また、本実施形態にあっては、検査対象である電子部品70をBGAタイプのICとしていることから、電極71である半田ボールと良好で安定した接触を得られるよう、前記プランジャ20を先端部が中央に向かって窪んだ凹部を有する構成としたが、プランジャ20の先端部の形状はこれに限定されるものでなく、例えば、基板80の配線部81側と接触するような場合には図5に示すような丸みを帯びた形状とすることができ、そのほか、波形に角張った形状や、中央に向かって突出した針状等、プランジャ20として採りうる既知の各種の形状とすることができる。
この他の形態として、前記弾性体30aと共に、前記プローブ1のバレル10内部に、例えば、前記プランジャ20と該プランジャ20取り付け側と反対の端部13に挟持されるような形でコイルスプリング等のバネを配置し、前記弾性体30aの付勢力に加えて該バネの付勢力を利用することも考えられる。
本発明のプローブ1は、上述のようにバレル10内に配置された弾性体30aがバレル10外の弾性体30bとバレル10側面の孔15を介して一体的に形成されている構成であり、バレル10内の弾性体30aのほかバレル10外の弾性体30bの付勢力も利用することができるため、検査対象である電子部品70のサイズ縮小、電極71の挟ピッチ化に対応してプローブ1を細くし、バレル10内の弾性体30aの体積が低減された場合であっても、該弾性体30aと一体形成されている前記バレル10外側の弾性体30bが該バレル10内の弾性体30aの付勢力を補うため、プランジャ20を進退移動させるバレル10内の弾性体30aの付勢力を好適に維持することができる。
また、前記バレル10内に配置される弾性体30aの長さを低減した場合であっても、バレル10外の弾性体30bの付勢力を利用してプランジャ20を原位置に好適に復帰させることができるため、バレル10及びプランジャ20の長さを従来よりも低減して高周波化に対応させることができる。
さらに、前記プローブ1のバレル10の端部に空隙35を形成するように前記弾性体30aを充填することによって、プランジャ20に押圧された該弾性体30aが前記バレル10内の空隙35を利用して撓むことから、前記弾性体30aの付勢力をより高めることができ、プランジャ20の進退移動をより好適なものとすることができる。
また、バレル10側面に設ける孔15をバレル10内及びバレル10外に配置された弾性体30a,30bよりも小さく形成することによって、プランジャ20の押圧時、バレル10外の弾性体30bがバレル10内に必要以上に引き込まれ、又はバレル10内の弾性体30aがバレル10外に必要以上に押し出されることを防ぎ、弾性体の付勢力を好適に維持することができる。
また、本発明のプローブ1は構造が比較的簡易であることから、製造も容易に行うことができ、大量生産が可能であるほか、前述のように耐久性が高く、長寿命であることから、製造コストの低減を図ることもできる。
さらに、本発明のプローブ1は、プランジャ20やバレル10の形状、プローブ1の配置等を変更することにより、電極71の配列や形状の異なる各種の電子部品70に対応することができる。したがって、一例としてパッケージングされたICにあっては、半田ボールで形成された電極71(リード)が複数列に配置された前述のBGAのほか、線条に形成されたリードが下方に突出したDIP,SIP,ZIP,PGA等のリード挿入型や、リードの先端を外側に曲げたSOPやQFP、リードの先端をパッケージに巻き付くように内側に曲げたSOJ等の表面実装型等、各種のICを検査対象70とすることができる。特に、本発明のプローブ1は、そのピッチを縮小して複数列にわたって並列配置することが容易であるから、パッケージの外周にのみリードが形成されたICのほか、前述のBGAのように、パッケージの一面に挟ピッチで複数列に配置された電極71を有するICに対しても好適に使用することができる。
また、前記プローブ1は、前記プランジャ20が前記バレル10内を進退移動可能に構成されていると共に、該プランジャ20と当接する前記バレル10内の弾性体30aが前記プランジャ20を原位置に復帰させるのに好適な付勢力を有していることから、検査対象70の電極71が押圧により変形することを防止できると共に、例えばパッケージングされたIC等において並列配置された電極71が上下方向に位置ずれして形成されてしまっているような場合であっても、該電極71の位置ずれがこれに対応するプランジャ20の進退移動によってカバーされるため、各電極71に対して確実にプローブ1を接触させることができる。
次に、前記プローブ1を備えた接続具50について説明する。該接続具50は、検査対象70とテスタとをプローブ1を介して良好な接触状態とするものであり、前述のように、シリコンウェハ上に形成されたICチップの検査であるG/W検査工程においてはプローブ1カードとして、また、パッケージングされたICの最終検査においてはソケットとして構成されるものである。本実施形態にあっては、前記BGAタイプのICを検査するソケット50について説明するが、本発明のプローブ1を用いて検査できる電子部品70はこれに限らず、上述のようにBGA以外の表面実装型のICやリード挿入型のIC、その他、電極71をテスタと電気的に接続して検査を行なう各種電子部品70について使用可能である。
図2に示す実施形態にあっては、ソケット50は、テスタに接続する配線部81が形成された基板80と、該基板80上の配線部81に対応して配置される複数の前記プローブ1を少なくとも備えており、前記プローブ1のバレル10外に配置される弾性体30bは、隣接するプローブ1のバレル10外に配置された弾性体30bと連続して一体的に形成され、全体としてシート状を成している。
前記プローブ1間の導通を防止すべく、前記シート状を成すバレル10外の弾性体30b及びこれと一体形成されるバレル10内の弾性体30aは、絶縁性の材質から成るものとする。
また、前記プローブ1は、基板80上に設けられた各プローブ1に対応する配線部81と所定間隔を介して配置されており、押圧によって接触するよう構成されている。
このような構成を備えたソケット50において、検査対象である電子部品70を上方から押圧すると、電子部品70の各電極71に対応するプローブ1のプランジャ20がバレル10内の弾性体30aを押圧し、また、前記プランジャ20による押圧に伴って前記バレル10が該バレル10外の弾性体シートと共に下方へと押し進められ、プローブ1挿入側とは反対のバレル10端部が基板80上に設けられたテスタに接続する配線部81へと接触し、これにより前記電子部品70とテスタとが電気的に接続される。
本発明の接続具50は、検査対象である電子部品70の各電極71に対応するプローブ1を、シート状に形成された弾性体30内に挿通配置し、このプローブ1のバレル10内に充填される弾性体30aが、前記シート状の弾性体30と一体的に構成されていることから、前記プローブ1の説明で述べたように、各プローブ1のプランジャ20を進退移動させるに適した付勢力を維持することができ、電子部品70の電極71及び基板80上の配線部81と良好な接触状態を得ることができる。
また、前記プランジャ20を保持する弾性体30がシート状であることから、各プローブ1のバレル10内に存在する弾性体30aが伸縮するほか、前記バレル10外に位置する弾性体30bも上下方向に撓む等して変形することができ、電子部品70の電極71が上下方向にずれている等の場合にも、前記弾性体の働きによって良好に接触することができる。
本発明のプローブ1の一実施形態を示す図。(A)は平面図、(B)は(A)においてx−x´線でバレル外に配置された弾性体30bのみを切断した状態を示す図、(C)は(A)のx−x´線断面図、(D)は(B)のy−y´線断面図。 本発明の接続具50の一実施形態を示す概略断面図。 本発明のプローブの他の実施形態を示す図。(A)は平面図、(B)は(A)においてx−x´線でバレル外に配置された弾性体30bのみを切断した状態を示す図、(C)は(A)のx−x´線断面図、(D)は(B)のy−y´線断面図。 本発明のプローブの他の実施形態を示す図。 従来のプローブを示す断面図。 従来の接続具を示す断面図。
符号の説明
1 プローブ
10 バレル
11 開口部
12 爪部
13 端部(プローブ挿入側と反対側)
15 孔
20 プランジャ
30 弾性体(シート)
30a 弾性体(バレル内)
30b 弾性体(バレル外)
35 空隙
50 接続具(ソケット)
70 検査対象(電子部品)
71 電極
80 基板
81 配線部
101 プローブ(従来の)
110 バレル
120 プランジャ
130 コイルスプリング
201 プローブ(従来の)
230 シリコンゴム
250 接続具

Claims (8)

  1. 少なくとも一端を開口した開口部を有するバレルと、
    前記バレルの開口部から一端が挿入され、該バレル内を進退移動するプランジャとを備え、
    前記バレル側面に孔を形成すると共に、
    前記バレル内及びバレル外周の少なくとも一部に弾性体を配置したことを特徴とする電子部品検査用プローブ。
  2. 前記バレル内及びバレル外周に配置された前記弾性体が、前記バレル側面に設けられた前記孔を介して一体的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品検査用プローブ。
  3. 前記バレル内に配置された弾性体が、前記バレル内の端部に空隙を形成した状態で該バレル内に充填されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子部品検査用プローブ。
  4. 前記バレル内からバレル外に至る弾性体の形状が、前記バレル側面に設けられた前記孔の位置で括れていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の電子部品検査用プローブ。
  5. 前記バレルが筒状を成すと共に、前記バレル側面の孔が該バレルの周方向に一定角度の等間隔で形成されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の電子部品検査用プローブ。
  6. 前記弾性体がシリコンゴムであることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の電子部品検査用プローブ。
  7. テスタに接続された配線部を有する基板を備え、検査対象となる電子部品の電極を前記テスタに接続する電子部品検査用接続具において、
    請求項1〜6いずれか1項記載の電子部品検査用プローブを、前記電子部品の電極の形成位置に対応して複数配置すると共に、前記複数のプローブを、絶縁性の前記弾性体を介して前記バレル外において連続させて一体的に形成したことを特徴とする電子部品検査用接続具。
  8. 前記弾性体が全体としてシート状に一体形成されていることを特徴とする請求項7記載の電子部品検査用接続具。
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