JP2002163835A - 光学ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置及び光ディスク装置

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JP2002163835A
JP2002163835A JP2001278542A JP2001278542A JP2002163835A JP 2002163835 A JP2002163835 A JP 2002163835A JP 2001278542 A JP2001278542 A JP 2001278542A JP 2001278542 A JP2001278542 A JP 2001278542A JP 2002163835 A JP2002163835 A JP 2002163835A
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light
optical
light beam
beam splitter
quarter
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JP2001278542A
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Masaisa Yamazaki
雅功 山崎
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、薄型化を困難とすることなく、光学
記録媒体から光源への戻り光による再生信号の劣化を防
止する。 【解決手段】光源1と、硝材と有機フィルムとが接合さ
れて構成された四分の一波長板2と、この四分の一波長
板2を透過した光束を光学記録媒体8の信号記録面上に
集光させる対物レンズ7と、光学記録媒体8の信号記録
面からの反射光束を検出する光検出手段10とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学記録媒体に対
して情報信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアッ
プ装置及び光学記録媒体である光ディスクに対して情報
信号の記録及び再生を行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる光ディスクの如き光学記
録媒体に対して情報信号の書込み及び読出しを行う光学
ピックアップ装置が提案されている。この光学ピックア
ップ装置は、図9及び図10に示すように、光源となる
半導体レーザ101、グレーティング102、ビームス
プリッタ103、フロントフォトダイオード(FPD)
104、コリメータレンズ105、ミラー106、対物
レンズ107、及び、凹レンズ109、フォトディテク
タ(PD)110の各部品を備えて構成されている。
【0003】この光学ピックアップ装置において、半導
体レーザ101からの出射光は、いわゆる「3スポット
法」または「DPP法」によるトラッキングエラー信号
の検出のために、光学記録媒体上に3つの光スポットを
形成する手段となるグレーティング102を透過し、そ
して、光学記録媒体への往路及び復路の光束を分離する
ためのビームスプリッタ103に入射する。
【0004】ビームスプリッタ103では、表面に形成
された反射膜において、入射した光束の一部が透過し、
残りは反射される。ビームスプリッタ103を透過した
光束は、半導体レーザ101の出射パワーをモニタする
ためのフロントフォトダイオード104に入射する。そ
して、ビームスプリッタ103で反射された光束は、コ
リメータレンズ105により、発散光であったのが平行
光に変換されて、ミラー106によって反射された後、
対物レンズ107に入射する。対物レンズ107は、入
射された光束を、光学記録媒体であるディスク108の
信号記録面上に集光し、微小な光スポットを形成する。
【0005】ディスク108からの反射光は、対物レン
ズ107を透過し、ミラー106で反射された後、コリ
メータレンズ105によって収束光となされる。そし
て、この光束は、ビームスプリッタ103に入射し、こ
のビームスプリッタ103の反射膜において、一部が反
射され、残りは透過する。ビームスプリッタ103を透
過した光束は、ビームスプリッタ103を透過するとき
に、いわゆる「非点収差法」によるフォーカスエラー検
出を行い得る非点収差を生じて、凹レンズ109を経
て、フォトディテクタ110に入射して受光される。フ
ォトディテクタ110の出力信号が、ディスク108か
らの再生信号となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光学ピックアップ装置においては、ビームスプリッタ
103の反射膜の特性は、P偏光光の反射率Rp、S偏
光光の反射率Rs、P偏光光の透過率Tp、S偏光光の
透過率Tsについて、例えば、Rp≒Rs≒85%、T
p≒Ts≒15%となっている。この場合、図10に示
すように、ディスク108で反射し、ビームスプリッタ
103に入射する光の15%はビームスプリッタ103
を透過するが、残りの85%は反射して半導体レーザ1
01に戻ることとなる。
【0007】半導体レーザ101からの出射光がビーム
スプリッタ103に対してP偏光に設定されている場合
の半導体レーザ101への戻り光はP偏光となり、同様
に、出射光がS偏光で設定されている場合の戻り光はS
偏光となる。すなわち、出射光と戻り光とは、同じ方向
の偏光成分を持つ。この場合には、半導体レーザ101
のチップ内部で出射光と戻り光とが干渉を起こし、戻り
光ノイズを発生させ、結果的にディスク108からの再
生信号を劣化させてしまうという問題点があった。
【0008】そこで、戻り光対策として、例えば、図1
1及び図12に示すように、ミラー106と対物レンズ
107との間に、四分の一波長板111を追加した光学
系を有する光学ピックアップ装置が考えられる。この光
学ピックアップ装置における半導体レーザ101からの
出射光がミラー106により反射されるまでの動作は、
図9に示した上述の光学ピックアップ装置におけるもの
と同様である。ミラー106により反射された光束は、
直線偏光を円偏光に変換する手段である四分の一波長板
111を透過し、円偏光となって、対物レンズ107に
より集光されてディスク108上に微小な光スポットを
形成する。
【0009】ディスク108からの反射光は、対物レン
ズ107を透過後、円偏光を直線偏光に変換する手段で
ある四分の一波長板111を透過し、直線偏光となって
ミラー106で反射される。ミラー106で反射された
光束がフォトディテクタ110に入射するまでの動作
は、図9に示した上述の光学ピックアップ装置における
ものと同様である。
【0010】ここで、ビームスプリッタ103の反射膜
の特性を、例えば、Rp≒Rs≒85%、Tp≒Ts≒
15%とすると、ディスク108で反射されてビームス
プリッタ103に入射する光束の15%は透過するが、
残りの85%は反射して半導体レーザ101側に戻る。
しかし、四分の一波長板111を往復で透過することに
より、出射光の偏光方向と戻り光の偏光方向とは、互い
に直交することとなる。例えば、半導体レーザ101か
らの出射光がビームスプリッタ103に対してP偏光と
なるように設定すれば、半導体レーザ101への戻り光
はS偏光となり、半導体レーザ101からの出射光がS
偏光となるように設定すれば、半導体レーザ101への
戻り光はP偏光となる。この場合には、半導体レーザ1
01のチップの内部で出射光と戻り光とが干渉を起こさ
ないので、戻り光ノイズは発生せず、ディスク108か
らの再生信号も劣化しないという良好な特性を実現でき
る。
【0011】ところが、この光学系の構成は、従来の光
学系に単に四分の一波長板111を追加しただけのもの
であるため、部品点数が増加し、材料費や取付けの加工
費が増えてしまうという問題点があった。また、この光
学系の構成においては、ミラー106と対物レンズ10
7との間に四分の一波長板111を追加しているため、
光学ピックアップ装置を薄く構成しようとした場合に
は、四分の一波長板111の厚さの分薄くできず、小型
化できないという問題点があった。また、四分の一波長
板111を、コリメータレンズ105とミラー106と
の間に配置した場合でも、やはり光学ピックアップ装置
の小型化が困難となるという問題があった。
【0012】さらに、四分の一波長板111は、水晶板
によって構成されているために高価である。また、水晶
板からなる四分の一波長板は、入射光に与える位相差の
入射角度依存性が大きく、取付け面の角度公差や取付け
方法などについて厳しい管理が必要であるばかりでな
く、拡散光中や収束光中において使用することが好まし
くないので、装置の小型化を困難とするという問題があ
った。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、製造の容易化や装置の小型化、
薄型化が困難とされることなく、光学記録媒体から光源
への戻り光による再生信号の劣化が防止された光学ピッ
クアップ装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光学ピックアップ装置は、光源と、グ
レーティング素子と、硝材と有機フィルムとが接合され
て構成された四分の一波長板と、この四分の一波長板を
透過した光束を光学記録媒体の信号記録面上に集光させ
る対物レンズと、該光学記録媒体の信号記録面における
該光束の反射光束を検出する光検出手段とを備えている
ことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明に係る光学ピックアップ装置
は、光源と、グレーティング素子と、硝材と有機フィル
ムとが接合されて構成された四分の一波長板と、四分の
一波長板を透過した光束が入射されるビームスプリッタ
と、このビームスプリッタを経た光束を光学記録媒体の
信号記録面上に集光させる対物レンズと、光学記録媒体
の信号記録面における該光束の反射光束をビームスプリ
ッタを介してこのビームスプリッタへの入射光の光路と
は異なる光路上において検出する光検出手段とを備えて
いる。そして、この光学ピックアップ装置においては、
四分の一波長板は、光源とビームスプリッタとの間の光
路上に配設されていることを特徴とするものである。
【0016】さらに、本発明に係る光学ピックアップ装
置は、光源と、硝材と有機フィルムとが接合されて四分
の一波長板として構成されるとともに該硝材の一の面上
にグレーティング格子が形成され、上記光源から発せら
れた光束が透過する複合光学素子と、この複合光学素子
を透過した光束を光学記録媒体の信号記録面上に集光さ
せる対物レンズと、該光学記録媒体の信号記録面におけ
る該光束の反射光束を検出する光検出手段とを備えてい
ることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明に係る光学ピックアップ装置
は、光源と、硝材と有機フィルムとが接合されて四分の
一波長板として構成されるとともに該硝材の一の面上に
グレーティング格子が形成され光源から発せられた光束
が透過する複合光学素子と、複合光学素子を透過した光
束が入射されるビームスプリッタと、このビームスプリ
ッタを経た光束を光学記録媒体の信号記録面上に集光さ
せる対物レンズと、光学記録媒体の信号記録面における
該光束の反射光束をビームスプリッタを介してこのビー
ムスプリッタへの入射光の光路とは異なる光路上におい
て検出する光検出手段とを備えている。そして、この光
学ピックアップ装置においては、複合光学素子は、光源
とビームスプリッタとの間の光路上に配設されているこ
とを特徴とするものである。
【0018】そして、本発明に係る光ディスク装置は、
光ディスクを保持して回転操作する回転操作機構と、回
転操作機構により回転操作される光ディスクに対し、情
報信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアップ装置
とを備え、光学ピックアップ装置は、光源とグレーティ
ング素子と硝材と有機フィルムとが接合されて構成され
た四分の一波長板とこの四分の一波長板を透過した光束
を光ディスクの信号記録面上に集光させる対物レンズと
光ディスクの信号記録面における光束の反射光束を検出
する光検出手段とを備えていることを特徴とするもので
ある。
【0019】また、本発明に係る光ディスク装置は、光
ディスクを保持して回転操作する回転操作機構と、回転
操作機構により回転操作される光ディスクに対し情報信
号の書込み及び読出しを行う光学ピックアップ装置とを
備え、光学ピックアップ装置は、光源とグレーティング
素子と硝材と有機フィルムとが接合されて構成された四
分の一波長板とこの四分の一波長板を透過した光束が入
射されるビームスプリッタとこのビームスプリッタを経
た光束を光ディスクの信号記録面上に集光させる対物レ
ンズと光ディスクの信号記録面における光束の反射光束
をビームスプリッタを介してこのビームスプリッタへの
入射光の光路とは異なる光路上において検出する光検出
手段とを備えており、四分の一波長板は、光源とビーム
スプリッタとの間の光路上に配設されていることを特徴
とするものである。
【0020】さらに、本発明に係る光ディスク装置は、
光ディスクを保持して回転操作する回転操作機構と、回
転操作機構により回転操作される光ディスクに対し情報
信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアップ装置と
を備え、光学ピックアップ装置は、光源と硝材と有機フ
ィルムとが接合されて四分の一波長板として構成される
とともに該硝材の一の面上にグレーティング格子が形成
され光源から発せられた光束が透過する複合光学素子と
この複合光学素子を透過した光束を光ディスクの信号記
録面上に集光させる対物レンズと光ディスクの信号記録
面における光束の反射光束を検出する光検出手段とを備
えていることを特徴とするものである。
【0021】そして、本発明に係る光ディスク装置は、
光ディスクを保持して回転操作する回転操作機構と、回
転操作機構により回転操作される光ディスクに対し情報
信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアップ装置と
を備え、光学ピックアップ装置は、光源と硝材と有機フ
ィルムとが接合されて四分の一波長板として構成される
とともに該硝材の一の面上にグレーティング格子が形成
され光源から発せられた光束が透過する複合光学素子と
この複合光学素子を透過した光束が入射されるビームス
プリッタとこのビームスプリッタを経た光束を光ディス
クの信号記録面上に集光させる対物レンズと光ディスク
の信号記録面における光束の反射光束をビームスプリッ
タを介してこのビームスプリッタへの入射光の光路とは
異なる光路上において検出する光検出手段とを備えてお
り、複合光学素子は、光源とビームスプリッタとの間の
光路上に配設されていることを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0023】本発明に係る光学ピックアップ装置の光学
系は、図1に示すように、光源となる半導体レーザー
(LD)1、グレーティング素子2、ビームスプリッタ
(BS)3、フロントフォトダイオード4、コリメータ
レンズ5、ミラー6、四分の一波長板11、対物レンズ
7、凹レンズ9、フォトディテクタ(PD)10の各部
品で構成されている。四分の一波長板11は、図3に示
すように、2枚の平行平板である硝材11a,11b間
に有機フィルム11cを挟み込んで接合されて構成され
ている。
【0024】この光学ピックアップ装置において、半導
体レーザ1からの出射光は、グレーティング素子2に入
射し、このグレーティング素子2の表面部に形成された
回折格子により、いわゆる「3スポット法」または「D
PP法」などによるトラッキングエラー信号検出のた
め、3本の光束に分岐される。
【0025】グレーティング素子2を透過した光束は、
往路及び復路の光路を分離するビームスプリッタ3に入
射し、このビームスプリッタ3の反射膜において、一部
が透過し、残りが反射される。ビームスプリッタ3を透
過した光は、半導体レーザ1の出射パワーをモニターす
る手段であるフロントフォトダイオード4に入射する。
ビームスプリッタ3で反射された光は、コリメータレン
ズ5に入射し、このコリメータレンズ5によって発散光
であったものが平行光に変換される。そして、この平行
光束は、ミラー6で反射されて四分の一波長板11に入
射される。この四分の一波長板11に入射した光束は、
この四分の一波長板11を出射する段階で、半導体レー
ザ1から出射されたときに直線偏光であったものが、円
偏光となされる。
【0026】ところで、波長板として通常よく使用され
る1枚の水晶板からなる四分の一波長板が、取付け精度
が充分でないために光軸に対して傾斜していたり、ある
いは、発散光中や収束光中に配置されていると、図4に
示すように、入射角度により、電場ベクトルの常光成分
と異常光成分との位相差が90°から大きく変化してし
まうため、透過光は完全な円偏光とはならない。ところ
が、この光学ピックアップ装置の四分の一波長板11
は、図3に示すように、硝材11a,11bと有機フィ
ルム11cとが接合されて構成された四分の一波長板で
あるため、入射角度が変わっても電場ベクトルの常光成
分と異常光成分との位相差が90°からほとんど変化せ
ず、透過光は略々完全な円偏光となる。
【0027】四分の一波長板11を出射した光束は、図
1に示すように、対物レンズ7に入射し、この対物レン
ズ7により集光されて、光学記録媒体であるディスク8
の信号記録面上に微小な光スポットを形成する。
【0028】そして、ディスク8からの反射光は、ディ
スク8に入射したときの円偏光に対して直交した、すな
わち、逆向きの円偏光となって、対物レンズ7に再入射
する。さらに、四分の一波長板11を透過して直線偏光
となり、ミラー6により反射され、コリメータレンズ5
により収束光となされて、ビームスプリッタ3に入射す
る。
【0029】ビームスプリッタ3では、光束の一部が反
射され、残りは透過する。ビームスプリッタ3の透過光
は、ビームスプリッタ3を透過するときに、いわゆる
「非点収差法」によるフォーカスエラー検出のための非
点収差を生じ、凹レンズ9を経て、光検出手段となるフ
ォトディテクタ10に入射し、受光される。このフォト
ディテクタ10の出力信号が、ディスク8からの再生信
号となる。
【0030】ここで、ビームスプリッタ3の反射膜の特
性を、P偏光光の反射率Rp、S偏光光の反射率Rs、
P偏光光の透過率Tp、S偏光光の透過率Tsとして、
例えば、Rp≒Rs≒85%、Tp≒Ts≒15%とす
ると、ディスク8において反射されてビームスプリッタ
3に入射した光束の15%は透過するが、残りの85%
は反射されて、半導体レーザ1側に戻ることとなる。
【0031】しかし、この光学ピックアップ装置におい
ては、半導体レーザ1からの出射光の該半導体レーザ1
への戻り光は、ディスク8に向かう往光路とディスク8
から戻る復光路の両方で四分の一波長板11を透過する
ことから、半導体レーザ1からの出射光とディスク8か
らの戻り光とは、偏光方向が互いに直交する。例えば、
半導体レーザ1からの出射光がビームスプリッタ3に対
してP偏光となるように設定すれば、半導体レーザ1へ
の戻り光はS偏光となり、半導体レーザ1からの出射光
がS偏光となるように設定すれば、半導体レーザ1への
戻り光はP偏光となる。
【0032】したがって、この光学ピックアップ装置に
おいては、半導体レーザ1のチップ内部で、出射光と戻
り光との干渉が起きず、戻り光ノイズが発生せず、ディ
スク8からの再生信号が劣化しないという良好な特性を
実現することができる。この光学ピックアップ装置にお
いては、戻り光ノイズが抑えられることにより、再生信
号のS/Nが向上し、ジッタも低減する。
【0033】また、この光学ピックアップ装置において
は、光学的に半導体レーザの戻り光ノイズが抑えられる
ので、電気的に半導体レーザの戻り光ノイズを抑えるた
めの高周波重畳回路を省くことができ、材料費、加工費
を削減することができる。
【0034】なお、この光学ピックアップ装置において
は、光学記録媒体への記録時の戻り光ノイズも防ぐこと
ができ、パワー変動を抑えることによって、記録ジッタ
ー成分の発生を低減させることができる。
【0035】そして、有機フィルムからなる四分の一波
長板11は、入射角度依存性が低いので、取付け精度を
厳しく管理する必要がなく、また、拡散光中や収束光中
に配置することもできるため、光学ピックアップ装置の
製造の容易化、装置の小型化が可能となる。
【0036】すなわち、本発明に係る光学ピックアップ
装置は、上述した実施の形態におけるように、四分の一
波長板11をコリメータレンズ5と対物レンズ7との間
の光路上に配置する構成に限定されず、図2に示すよう
に、半導体レーザ1とビームスプリッタ3との間の拡散
光中に四分の一波長板11を配置して構成してもよい。
この場合には、装置構成の小型化が可能である。なお、
四分の一波長板11とグレーティング素子2との位置関
係は、どちらが半導体レーザ1側となっていてもよい。
【0037】このように、半導体レーザ1とビームスプ
リッタ3との間の光路上に四分の一波長板11を配置し
た場合においても、半導体レーザ1からの出射光の該半
導体レーザ1への戻り光は、ディスク8に向かう往光路
とディスク8から戻る復光路の両方で四分の一波長板1
1を透過することから、半導体レーザ1からの出射光と
ディスク8からの戻り光とは、偏光方向が互いに直交す
る。したがって、この光学ピックアップ装置において
も、半導体レーザ1のチップ内部で、出射光と戻り光と
の干渉が起きず、戻り光ノイズが発生せず、ディスク8
からの再生信号が劣化しないという良好な特性を実現す
ることができる。
【0038】また、本発明に係る光学ピックアップ装置
の光学系は、図5及び図6に示すように、光源となる半
導体レーザー(LD)1、複合光学素子である波長板グ
レーティング素子2、ビームスプリッタ(BS)3、フ
ロントフォトダイオード4、コリメータレンズ5、ミラ
ー6、対物レンズ7、凹レンズ9、フォトディテクタ
(PD)10の各部品で構成することもできる。
【0039】波長板グレーティング素子2は、図7に示
すように、2枚の平行平板である硝材2a,2b間に有
機フィルム2dを挟み込んで接合されて構成された四分
の一波長板の表面、すなわち、硝材2aの表面にグレー
ティング用の格子2cを形成したものである。
【0040】この光学ピックアップ装置において、半導
体レーザ1からの出射光は、波長板グレーティング素子
2に入射し、この波長板グレーティング素子2の表面部
に形成された回折格子2cにより、いわゆる「3スポッ
ト法」または「DPP法」などによるトラッキングエラ
ー信号検出のため、3本の光束に分岐される。さらに、
波長板グレーティング素子2を出射する段階で、半導体
レーザ1から出射されたときに直線偏光であったもの
が、円偏光となされる。
【0041】ところで、波長板として通常よく使用され
る1枚の水晶板からなる四分の一波長板が、半導体レー
ザ1からの発散光中に配置されていると、図8に示すよ
うに、入射角度により、電場ベクトルの常光成分と異常
光成分との位相差が90°から大きく変化してしまうた
め、透過光は完全な円偏光とはならない。ところが、こ
の光学ピックアップ装置の波長板グレーティング素子2
は、図7に示すように、硝材2a,2bと有機フィルム
2dとが接合されて構成された四分の一波長板であるた
め、入射角度が変わっても電場ベクトルの常光成分と異
常光成分との位相差が90°からほとんど変化せず、透
過光は略々完全な円偏光となる。
【0042】波長板グレーティング素子2を透過した光
束は、図5及び図6に示すように、往路及び復路の光路
を分離するビームスプリッタ3に入射し、このビームス
プリッタ3の反射膜において、一部が透過し、残りが反
射される。ビームスプリッタ3を透過した光は、半導体
レーザ1の出射パワーをモニターする手段であるフロン
トフォトダイオード4に入射する。ビームスプリッタ3
で反射された光は、コリメータレンズ5に入射し、この
コリメータレンズ5によって発散光であったものが平行
光に変換される。そして、この平行光束は、ミラー6で
反射されて対物レンズ7に入射し、この対物レンズ7に
より集光されて、光学記録媒体であるディスク8の信号
記録面上に微小な光スポットを形成する。
【0043】そして、ディスク8からの反射光は、ディ
スク8に入射したときの円偏光に対して直交した、すな
わち、逆向きの円偏光となって、対物レンズ7に再入射
する。さらに、ミラー6により反射され、コリメータレ
ンズ5により収束光となされて、ビームスプリッタ3に
入射する。
【0044】ビームスプリッタ3では、光束の一部が反
射され、残りは透過する。ビームスプリッタ3の透過光
は、ビームスプリッタ3を透過するときに、いわゆる
「非点収差法」によるフォーカスエラー検出のための非
点収差を生じ、凹レンズ9を経て、光検出手段となるフ
ォトディテクタ10に入射し、受光される。このフォト
ディテクタ10の出力信号が、ディスク8からの再生信
号となる。
【0045】ここで、ビームスプリッタ3の反射膜の特
性を、P偏光光の反射率Rp、S偏光光の反射率Rs、
P偏光光の透過率Tp、S偏光光の透過率Tsとして、
例えば、Rp≒Rs≒85%、Tp≒Ts≒15%とす
ると、ディスク8において反射されてビームスプリッタ
3に入射した光束の15%は透過するが、残りの85%
は反射されて、半導体レーザ1側に戻ることとなる。
【0046】しかし、この光学ピックアップ装置におい
ては、半導体レーザ1からの出射光の該半導体レーザ1
への戻り光は、ディスク8に向かう往光路とディスク8
から戻る復光路の両方で波長板グレーティング2を透過
することから、半導体レーザ1からの出射光とディスク
8からの戻り光とは、偏光方向が互いに直交する。例え
ば、半導体レーザ1からの出射光がビームスプリッタ3
に対してP偏光となるように設定すれば、半導体レーザ
1への戻り光はS偏光となり、半導体レーザ1からの出
射光がS偏光となるように設定すれば、半導体レーザ1
への戻り光はP偏光となる。
【0047】したがって、この光学ピックアップ装置に
おいては、半導体レーザ1のチップ内部で、出射光と戻
り光との干渉が起きず、戻り光ノイズが発生せず、ディ
スク8からの再生信号が劣化しないという良好な特性を
実現することができる。この光学ピックアップ装置にお
いては、戻り光ノイズが抑えられることにより、再生信
号のS/Nが向上し、ジッタも低減する。
【0048】さらに、この光学ピックアップ装置の光学
系においては、グレーティングと四分の一波長板とが一
体化されているため、四分の一波長板を備えているため
に部品点数が増えることがなく、小型化が困難とされる
ことがなく、取り付けの加工費も増えることがなく、ま
た、材料費も削減することができる。
【0049】また、この光学ピックアップ装置において
は、光学的に半導体レーザの戻り光ノイズが抑えられる
ので、電気的に半導体レーザの戻り光ノイズを抑えるた
めの高周波重畳回路を省くことができ、材料費、加工費
を削減することができる。
【0050】なお、この光学ピックアップ装置において
は、光学記録媒体への記録時の戻り光ノイズも防ぐこと
ができ、パワー変動を抑えることによって、記録ジッタ
ー成分の発生を低減させることができる。
【0051】そして、本発明に係る光ディスク装置は、
上述した本発明に係る光学ピックアップ装置のうちのい
ずれかを備え、光学記録媒体として光ディスクを用い
て、この光ディスクを保持して回転操作する回転操作機
構を備えて構成されるものである。
【0052】光学ピックアップ装置は、回転操作機構に
より回転操作される光ディスクに対し、情報信号の書込
み及び読出しを行う。この光学ピックアップ装置からの
出力信号は、信号処理回路によって処理される。そし
て、この光学ピックアップ装置は、信号処理回路からの
出力信号及び外部からの操作信号に基づいて、制御回路
によって制御されて動作する。そして、この光ディスク
装置においては、光ディスクに対する情報信号の記録及
び再生が行われる。
【0053】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光学ピック
アップ装置及び光ディスク装置においては、有機フィル
ムからなる四分の一波長板を備えていることにより、往
復光の偏光方向が互いに直交することとなり、光源とな
る半導体レーザのチップ内での干渉が防止され、戻り光
ノイズが抑えられて、再生信号のS/Nを向上させてジ
ッタを低減させることができる。有機フィルムからなる
四分の一波長板は、入射角度依存性が低いので、取付け
精度を厳しく管理する必要がなく、また、拡散光中や収
束光中に配置することもできるため、製造の容易化、装
置の小型化が可能である。
【0054】また、本発明に係る光学ピックアップ装置
及び光ディスク装置においては、グレーティングと四分
の一波長板とを一体化することにより、単に四分の一波
長板を追加した光学系に比較して、部品点数が抑えら
れ、取り付けなどの加工費を削減でき、また、部品代と
しての材料費を削減できる。また、この光学ピックアッ
プ装置においては、小型化が容易である。
【0055】また、この光学ピックアップ装置及び光デ
ィスク装置においては、四分の一波長板を備えているこ
とにより、往復光の偏光方向が互いに直交することとな
り、光源となる半導体レーザのチップ内での干渉が防止
され、光学的に半導体レーザの戻り光ノイズが抑えられ
るので、再生信号のS/Nを向上させてジッタを低減さ
せることができる。
【0056】そして、この光学ピックアップ装置及び光
ディスク装置においては、光学的に半導体レーザの戻り
光ノイズが抑えられるので、電気的に半導体レーザの戻
り光ノイズを抑えるための高周波重畳回路を省くことが
でき、材料費、加工費を削減できる。
【0057】さらに、この光学ピックアップ装置及び光
ディスク装置においては、光学記録媒体への記録時の戻
り光ノイズを防ぎ、パワー変動を抑えることにより、記
録ジッター成分の発生を低減させることができる。
【0058】すなわち、本発明は、製造の容易化や装置
の小型化、薄型化が困難とされることなく、光学記録媒
体から光源への戻り光による再生信号の劣化が防止され
た光学ピックアップ装置及び光ディスク装置を提供する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置において使用され
る本発明に係る光学ピックアップ装置の光学系の構成を
示す側面図である。
【図2】本発明に係る光学ピックアップ装置の光学系の
構成の他の例を示す側面図である。
【図3】上記光学ピックアップ装置の光学系を構成する
四分の一波長板の構成を示す正面図及び側面図である。
【図4】波長板における位相差の入射角度依存性を示す
グラフである。
【図5】本発明に係る光学ピックアップ装置の光学系の
構成のさらに他の例を示す側面図である。
【図6】上記光学ピックアップ装置の光学系における光
束の偏光状態を示す側面図である。
【図7】上記光学ピックアップ装置の光学系を構成する
波長板グレーティング素子の構成を示す正面図及び側面
図である。
【図8】波長板における位相差の入射角度依存性を示す
グラフである。
【図9】従来の光学ピックアップ装置の光学系の構成を
示す側面図である。
【図10】上記従来の光学ピックアップ装置の光学系に
おける光束の偏光状態を示す側面図である。
【図11】従来の光学ピックアップ装置の光学系であっ
て四分の一波長板を有する構成を示す側面図である。
【図12】上記図11に示した光学ピックアップ装置の
光学系における光束の偏光状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ、2 グレーティング素子,波長板グ
レーティング素子、3ビームスプリッタ、4 フロント
フォトダイオード、5 コリメータレンズ、6 ミラ
ー、7 対物レンズ、8 ディスク、9 凹レンズ、1
0 フォトディテクタ、11 四分の一波長板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 グレーティング素子と、 硝材と有機フィルムとが接合されて構成された四分の一
    波長板と、 上記四分の一波長板を透過した光束を光学記録媒体の信
    号記録面上に集光させる対物レンズと、 上記光学記録媒体の信号記録面における上記光束の反射
    光束を検出する光検出手段とを備えたことを特徴とする
    光学ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 光源と、 グレーティング素子と、 硝材と有機フィルムとが接合されて構成された四分の一
    波長板と、 上記四分の一波長板を透過した光束が入射されるビーム
    スプリッタと、 上記ビームスプリッタを経た光束を光学記録媒体の信号
    記録面上に集光させる対物レンズと、 上記光学記録媒体の信号記録面における上記光束の反射
    光束を、上記ビームスプリッタを介して、このビームス
    プリッタへの入射光の光路とは異なる光路上において検
    出する光検出手段とを備え、 上記四分の一波長板は、上記光源と上記ビームスプリッ
    タとの間の光路上に配設されていることを特徴とする光
    学ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 光源と、硝材と有機フィルムとが接合さ
    れて四分の一波長板として構成されるとともに、該硝材
    の一の面上にグレーティング格子が形成され、上記光源
    から発せられた光束が透過する複合光学素子と、 上記複合光学素子を透過した光束を光学記録媒体の信号
    記録面上に集光させる対物レンズと、 上記光学記録媒体の信号記録面における上記光束の反射
    光束を検出する光検出手段とを備えたことを特徴とする
    光学ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 光源と、 硝材と有機フィルムとが接合されて四分の一波長板とし
    て構成されるとともに、該硝材の一の面上にグレーティ
    ング格子が形成され、上記光源から発せられた光束が透
    過する複合光学素子と、 上記複合光学素子を透過した光束が入射されるビームス
    プリッタと、 上記ビームスプリッタを経た光束を光学記録媒体の信号
    記録面上に集光させる対物レンズと、 上記光学記録媒体の信号記録面における上記光束の反射
    光束を、上記ビームスプリッタを介して、このビームス
    プリッタへの入射光の光路とは異なる光路上において検
    出する光検出手段とを備え、 上記複合光学素子は、上記光源と上記ビームスプリッタ
    との間の光路上に配設されていることを特徴とする光学
    ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 複合光学素子は、グレーティング格子が
    形成された面を光源側に向けて配設されていることを特
    徴とする請求項4記載の光学ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクを保持して回転操作する回転
    操作機構と、 上記回転操作機構により回転操作される光ディスクに対
    し、情報信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアッ
    プ装置とを備え、 上記光学ピックアップ装置は、光源と、グレーティング
    素子と、硝材と有機フィルムとが接合されて構成された
    四分の一波長板と、この四分の一波長板を透過した光束
    を光ディスクの信号記録面上に集光させる対物レンズ
    と、光ディスクの信号記録面における上記光束の反射光
    束を検出する光検出手段とを備えていることを特徴とす
    る光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 光ディスクを保持して回転操作する回転
    操作機構と、 上記回転操作機構により回転操作される光ディスクに対
    し、情報信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアッ
    プ装置とを備え、 上記光学ピックアップ装置は、光源と、グレーティング
    素子と、硝材と有機フィルムとが接合されて構成された
    四分の一波長板と、この四分の一波長板を透過した光束
    が入射されるビームスプリッタと、このビームスプリッ
    タを経た光束を上記光ディスクの信号記録面上に集光さ
    せる対物レンズと、上記光ディスクの信号記録面におけ
    る上記光束の反射光束を、上記ビームスプリッタを介し
    て、このビームスプリッタへの入射光の光路とは異なる
    光路上において検出する光検出手段とを備えており、 上記四分の一波長板は、上記光源と上記ビームスプリッ
    タとの間の光路上に配設されていることを特徴とする光
    ディスク装置。
  8. 【請求項8】 光ディスクを保持して回転操作する回転
    操作機構と、 上記回転操作機構により回転操作される光ディスクに対
    し、情報信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアッ
    プ装置とを備え、 上記光学ピックアップ装置は、光源と、硝材と有機フィ
    ルムとが接合されて四分の一波長板として構成されると
    ともに該硝材の一の面上にグレーティング格子が形成さ
    れ光源から発せられた光束が透過する複合光学素子と、
    この複合光学素子を透過した光束を上記光ディスクの信
    号記録面上に集光させる対物レンズと、上記光ディスク
    の信号記録面における上記光束の反射光束を検出する光
    検出手段とを備えていることを特徴とする光ディスク装
    置。
  9. 【請求項9】 光ディスクを保持して回転操作する回転
    操作機構と、 上記回転操作機構により回転操作される光ディスクに対
    し、情報信号の書込み及び読出しを行う光学ピックアッ
    プ装置とを備え、 上記光学ピックアップ装置は、光源と、硝材と有機フィ
    ルムとが接合されて四分の一波長板として構成されると
    ともに該硝材の一の面上にグレーティング格子が形成さ
    れ光源から発せられた光束が透過する複合光学素子と、
    この複合光学素子を透過した光束が入射されるビームス
    プリッタと、このビームスプリッタを経た光束を上記光
    ディスクの信号記録面上に集光させる対物レンズと、上
    記光ディスクの信号記録面における光束の反射光束をビ
    ームスプリッタを介してこのビームスプリッタへの入射
    光の光路とは異なる光路上において検出する光検出手段
    とを備えており、 上記複合光学素子は、上記光源と上記ビームスプリッタ
    との間の光路上に配設されていることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  10. 【請求項10】 複合光学素子は、グレーティング格子
    が形成された面を光源側に向けて配設されていることを
    特徴とする請求項9記載の光ディスク装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0460930A (ja) * 1990-06-27 1992-02-26 Pioneer Electron Corp 光ピックアップ
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