JP2002163065A - 文字入力装置及びその文字入力方法 - Google Patents
文字入力装置及びその文字入力方法Info
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- JP2002163065A JP2002163065A JP2000356367A JP2000356367A JP2002163065A JP 2002163065 A JP2002163065 A JP 2002163065A JP 2000356367 A JP2000356367 A JP 2000356367A JP 2000356367 A JP2000356367 A JP 2000356367A JP 2002163065 A JP2002163065 A JP 2002163065A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、文字入力装置に関し、押下げた
入力部位を検知することにより1つの入力キーについて
1回の操作で複数種の文字を入力することのできる文字
入力装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数の入力キーと、各入力キーに対して
所定の複数の入力部位のうちその押下げられた入力部位
を検知する検知部と、検知された入力部位に予め対応付
けられた文字を選択する選択判断部と、前記選択判断部
によって選択された文字に対応する情報を出力する出力
部とを備えた文字入力装置を提供する。
入力部位を検知することにより1つの入力キーについて
1回の操作で複数種の文字を入力することのできる文字
入力装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数の入力キーと、各入力キーに対して
所定の複数の入力部位のうちその押下げられた入力部位
を検知する検知部と、検知された入力部位に予め対応付
けられた文字を選択する選択判断部と、前記選択判断部
によって選択された文字に対応する情報を出力する出力
部とを備えた文字入力装置を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パソコン、携帯
電話等のコンピュータの文字入力等のために使用される
文字入力装置に関する。
電話等のコンピュータの文字入力等のために使用される
文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
携帯電話等で使用されている文字入力装置は、1つのボ
タンで複数種の文字を入力することができるが、そのボ
タンを押す回数によって入力する文字を選択する方法を
採用している。たとえば、かな文字入力のとき、数字の
「1」のボタンを1回押せば「あ」が選択され、5回押
せば「お」が選択されるようになっている。
携帯電話等で使用されている文字入力装置は、1つのボ
タンで複数種の文字を入力することができるが、そのボ
タンを押す回数によって入力する文字を選択する方法を
採用している。たとえば、かな文字入力のとき、数字の
「1」のボタンを1回押せば「あ」が選択され、5回押
せば「お」が選択されるようになっている。
【0003】しかし、1つの文字を入力するのに、ボタ
ンを複数回押下げなければならないので、通常のキーボ
ード等による文字入力に比べて非常に操作が面倒で、文
字入力に時間を要していた。そこで、この発明は、以上
の点を考慮してなされたものであり、1つの文字入力ボ
タンの入力部位を検知することにより、入力された文字
を選択することのできる文字入力装置を提供することを
課題とする。
ンを複数回押下げなければならないので、通常のキーボ
ード等による文字入力に比べて非常に操作が面倒で、文
字入力に時間を要していた。そこで、この発明は、以上
の点を考慮してなされたものであり、1つの文字入力ボ
タンの入力部位を検知することにより、入力された文字
を選択することのできる文字入力装置を提供することを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の入力
キーと、各入力キーに対して所定の複数の入力部位のう
ちその押下げられた入力部位を検知する検知部と、検知
された入力部位に予め対応付けられた文字を選択する選
択判断部と、前記選択判断部によって選択された文字に
対応する情報を出力する出力部とを備えたことを特徴と
する文字入力装置を提供するものである。
キーと、各入力キーに対して所定の複数の入力部位のう
ちその押下げられた入力部位を検知する検知部と、検知
された入力部位に予め対応付けられた文字を選択する選
択判断部と、前記選択判断部によって選択された文字に
対応する情報を出力する出力部とを備えたことを特徴と
する文字入力装置を提供するものである。
【0005】これによれば、各入力キーに対して、1回
の入力操作で各入力部位に対応付けられた文字を、容易
かつ迅速に入力することができる。ここで、利用者の入
力操作性と仮名文字入力の観点から、前記入力キーの複
数の入力部位は、中央部,上方部,下方部,左方部及び
右方部の少なくとも5つとすることが好ましい。
の入力操作で各入力部位に対応付けられた文字を、容易
かつ迅速に入力することができる。ここで、利用者の入
力操作性と仮名文字入力の観点から、前記入力キーの複
数の入力部位は、中央部,上方部,下方部,左方部及び
右方部の少なくとも5つとすることが好ましい。
【0006】また、この発明は入力キーの所定の複数の
入力部位のうちその入力キーに対して操作された入力部
位を検知し、検知された入力部位に予め対応付けられた
文字を選択し、選択された文字に対応する情報を出力す
ることを特徴とする文字入力装置の文字入力方法を提供
するものである。
入力部位のうちその入力キーに対して操作された入力部
位を検知し、検知された入力部位に予め対応付けられた
文字を選択し、選択された文字に対応する情報を出力す
ることを特徴とする文字入力装置の文字入力方法を提供
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は、複数の入力キーと、
各入力キーに対して所定の複数の入力部位のうちその押
下げられた入力部位を検知する検知部と、検知された入
力部位に予め対応付けられた文字を選択する選択判断部
と、前記選択判断部によって選択された文字に対応する
情報を出力する出力部とを備えたことを特徴とする文字
入力装置を提供するものである。
各入力キーに対して所定の複数の入力部位のうちその押
下げられた入力部位を検知する検知部と、検知された入
力部位に予め対応付けられた文字を選択する選択判断部
と、前記選択判断部によって選択された文字に対応する
情報を出力する出力部とを備えたことを特徴とする文字
入力装置を提供するものである。
【0008】この発明において、入力キーのそれぞれ
は、仮名文字の所定の行の文字を入力することができる
ように、5つの入力部位と前記所定の行の5つの仮名文
字とが1対1に対応付けられるようにしてもよい。ま
た、対応付ける情報としては、仮名文字の他、他の言語
の文字、記号等であってもよい。また、検知部は、前記
入力キーの中央部,上方部,下方部,左方部及び右方部
の位置にそれぞれ設けられたスイッチから構成してもよ
い。前記出力部が出力する情報は、入力部位情報と、入
力キー情報と、押下状態または開放状態を示す情報を含
むようにしてもよい。
は、仮名文字の所定の行の文字を入力することができる
ように、5つの入力部位と前記所定の行の5つの仮名文
字とが1対1に対応付けられるようにしてもよい。ま
た、対応付ける情報としては、仮名文字の他、他の言語
の文字、記号等であってもよい。また、検知部は、前記
入力キーの中央部,上方部,下方部,左方部及び右方部
の位置にそれぞれ設けられたスイッチから構成してもよ
い。前記出力部が出力する情報は、入力部位情報と、入
力キー情報と、押下状態または開放状態を示す情報を含
むようにしてもよい。
【0009】また、この発明の選択判断部は、前記入力
キーの押下開始を検出する開始検出部と、前記入力キー
の押下終了を検出する終了検出部と、前記開始検出部に
よって検出された押下開始時から前記終了検出部によっ
て検出された押下終了時までの間に得られた前記各スイ
ッチからの開閉状態情報をもとに、入力された文字を選
択する文字判断部とからなるようにしてもよい。
キーの押下開始を検出する開始検出部と、前記入力キー
の押下終了を検出する終了検出部と、前記開始検出部に
よって検出された押下開始時から前記終了検出部によっ
て検出された押下終了時までの間に得られた前記各スイ
ッチからの開閉状態情報をもとに、入力された文字を選
択する文字判断部とからなるようにしてもよい。
【0010】ここで、前記文字判断部は、得られた前記
スイッチの開閉状態の情報のうち、上方部位置のスイッ
チと下方部位置のスイッチの開閉状態が異なる場合に、
閉状態であるスイッチの位置の入力部位が入力されたと
判断して、その閉状態のスイッチに対応付けられた仮名
文字を選択するようにしてもよい。
スイッチの開閉状態の情報のうち、上方部位置のスイッ
チと下方部位置のスイッチの開閉状態が異なる場合に、
閉状態であるスイッチの位置の入力部位が入力されたと
判断して、その閉状態のスイッチに対応付けられた仮名
文字を選択するようにしてもよい。
【0011】また、前記文字判断部は、得られた前記ス
イッチの開閉状態の情報のうち、左方部位置のスイッチ
と右方部位置のスイッチの開閉状態が異なる場合に、閉
状態であるスイッチの位置の入力部位が入力されたと判
断して、その閉状態のスイッチに対応付けられた仮名文
字を選択するようにしてもよい。
イッチの開閉状態の情報のうち、左方部位置のスイッチ
と右方部位置のスイッチの開閉状態が異なる場合に、閉
状態であるスイッチの位置の入力部位が入力されたと判
断して、その閉状態のスイッチに対応付けられた仮名文
字を選択するようにしてもよい。
【0012】さらに、前記文字判断部は、得られたスイ
ッチの開閉状態の情報のうち、5つの入力部位のすべて
のスイッチの開閉状態が閉状態の場合に、中央部の位置
のスイッチに対応付けられた仮名文字を選択するように
してもよい。また、検知部は押下られた入力部位の検出
の他、入力部位の押下有無の遷移状態あるいは押下方向
等を検出するようにしてもよい。さらに、検知部は、押
下られた圧力を検出できるセンサーから構成し、これを
所定の複数の入力部位に配置して、押下られた圧力差に
よって、押下の入力部位を特定するようにしてもよい。
ッチの開閉状態の情報のうち、5つの入力部位のすべて
のスイッチの開閉状態が閉状態の場合に、中央部の位置
のスイッチに対応付けられた仮名文字を選択するように
してもよい。また、検知部は押下られた入力部位の検出
の他、入力部位の押下有無の遷移状態あるいは押下方向
等を検出するようにしてもよい。さらに、検知部は、押
下られた圧力を検出できるセンサーから構成し、これを
所定の複数の入力部位に配置して、押下られた圧力差に
よって、押下の入力部位を特定するようにしてもよい。
【0013】ここで入力キーは、人間の指で押下げるこ
とができる程度の大きさであればよい。たとえば、現在
の携帯電話等で用いられている程度の大きさの種々の形
状のボタン型のキーでもよい。以下、この個々の入力キ
ーのことを、入力ボタンあるいは単にボタンとも呼ぶ。
とができる程度の大きさであればよい。たとえば、現在
の携帯電話等で用いられている程度の大きさの種々の形
状のボタン型のキーでもよい。以下、この個々の入力キ
ーのことを、入力ボタンあるいは単にボタンとも呼ぶ。
【0014】選択判断部及び出力部は、CPU,RO
M,RAM,I/Oコントローラ,タイマー等からなる
マイクロコンピュータによって実現できる。また、選択
判断部,出力部,開始検出部,終了検出部,文字判断部
が実行する各処理は、ROM,RAM等に記憶された制
御プログラムに基づくCPUの処理によって実現でき
る。
M,RAM,I/Oコントローラ,タイマー等からなる
マイクロコンピュータによって実現できる。また、選択
判断部,出力部,開始検出部,終了検出部,文字判断部
が実行する各処理は、ROM,RAM等に記憶された制
御プログラムに基づくCPUの処理によって実現でき
る。
【0015】また、各入力キーの入力部位に予め対応づ
けられた文字は、入力キーの識別番号と入力部位のデー
タとともにROMまたはRAM等のメモリに格納してお
けばよい。さらに、制御プログラムは、入力キーの識別
番号と押下方向とともにROM,RAM等の半導体メモ
リに格納されるほか、FD,HD,MD,CD−RO
M,DVD等の各種記憶媒体に格納することもでき、さ
らに、遠隔地のサーバ等からダウンロードしてもよい。
けられた文字は、入力キーの識別番号と入力部位のデー
タとともにROMまたはRAM等のメモリに格納してお
けばよい。さらに、制御プログラムは、入力キーの識別
番号と押下方向とともにROM,RAM等の半導体メモ
リに格納されるほか、FD,HD,MD,CD−RO
M,DVD等の各種記憶媒体に格納することもでき、さ
らに、遠隔地のサーバ等からダウンロードしてもよい。
【0016】
【実施例】以下、図面に示す実施の形態に基づいてこの
発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定さ
れるものではない。図1に、この発明の文字入力装置を
利用した携帯電話101の一構成例のブロック図を示
す。通信部50は、携帯電話の基地局100とのデータ
通信を行う部分であり、表示部40は、入力された文
字、受信した情報等を表示する部分(たとえばLCD表
示)であり、変数/定数記憶格納域60は、入力された
文字や各種情報を格納しておくメモリ(たとえば、RA
M,ROM)である。
発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定さ
れるものではない。図1に、この発明の文字入力装置を
利用した携帯電話101の一構成例のブロック図を示
す。通信部50は、携帯電話の基地局100とのデータ
通信を行う部分であり、表示部40は、入力された文
字、受信した情報等を表示する部分(たとえばLCD表
示)であり、変数/定数記憶格納域60は、入力された
文字や各種情報を格納しておくメモリ(たとえば、RA
M,ROM)である。
【0017】端末本体制御部10は、利用者の各種入力
ボタン20,30,32,35の操作内容に従い、基地
局100から、もしくは、基地局100への音声/メー
ル等のデータを送受信する通信部50や、入力内容や送
信されたデータ等を表示する表示部40に対する制御を
行うブロックである。また、数字ボタン制御部15は、
12個の数字ボタン201〜212の入力を統括的に扱
い、数字ボタンの入力を端末本体制御部10に出力を行
う制御部である。なお、端末本体制御部10及び数字ボ
タン制御部15は、CPU,ROM,RAM,I/Oコ
ントローラ,タイマー等からなるいわゆるマイクロコン
ピュータによって構成できる。
ボタン20,30,32,35の操作内容に従い、基地
局100から、もしくは、基地局100への音声/メー
ル等のデータを送受信する通信部50や、入力内容や送
信されたデータ等を表示する表示部40に対する制御を
行うブロックである。また、数字ボタン制御部15は、
12個の数字ボタン201〜212の入力を統括的に扱
い、数字ボタンの入力を端末本体制御部10に出力を行
う制御部である。なお、端末本体制御部10及び数字ボ
タン制御部15は、CPU,ROM,RAM,I/Oコ
ントローラ,タイマー等からなるいわゆるマイクロコン
ピュータによって構成できる。
【0018】また、メールボタン32は、メールの送信
または送信をするためのボタンであり、通話ボタン30
は、音声通話の開始,終了のためのボタンであり、モー
ドボタン35は、入力する文字について「数字」,「ひ
らがな」,「英文字」等にモードを切り替えるためのボ
タンである。
または送信をするためのボタンであり、通話ボタン30
は、音声通話の開始,終了のためのボタンであり、モー
ドボタン35は、入力する文字について「数字」,「ひ
らがな」,「英文字」等にモードを切り替えるためのボ
タンである。
【0019】図2に、この発明の文字入力装置を用いた
一実施例である携帯電話の外観図を示す。ここでは、電
源38,通話30,メール32及びモード35の4つの
機能ボタンと、12個の数字ボタンからなる構成を示し
ているが、これに限るものではない。
一実施例である携帯電話の外観図を示す。ここでは、電
源38,通話30,メール32及びモード35の4つの
機能ボタンと、12個の数字ボタンからなる構成を示し
ているが、これに限るものではない。
【0020】12個の数字ボタン(BNo:1〜12)
には、それぞれ図2に示すような数字または「ひらが
な」が表示されているものとする。たとえば、数字ボタ
ン(ボタン番号(BNo)=1)には、“1”という数
字と、「ひらがな」の「あ」,「い」,「う」,
「え」,「お」という文字が図の位置に表示されてい
る。この「ひらがな」の位置の下方には、それぞれスイ
ッチが配置されている。
には、それぞれ図2に示すような数字または「ひらが
な」が表示されているものとする。たとえば、数字ボタ
ン(ボタン番号(BNo)=1)には、“1”という数
字と、「ひらがな」の「あ」,「い」,「う」,
「え」,「お」という文字が図の位置に表示されてい
る。この「ひらがな」の位置の下方には、それぞれスイ
ッチが配置されている。
【0021】図3に、この発明において、それぞれの数
字ボタンの下方に配置されるスイッチの概略平面図を示
す。この発明では、1つの数字ボタンに対して、5つの
スイッチが配置される。図3において、数字ボタンBN
o=1について考えると、符号SW1(スイッチ番号
(SNo)=1)は、「あ」の下方に位置するスイッチ
であり、利用者がこの数字ボタンの「あ」が表示されて
いる部分を押さえた時に接点が閉じるスイッチである。
またスイッチSW1は、「か」、「さ」などの表示位置
に配置されるスイッチである。
字ボタンの下方に配置されるスイッチの概略平面図を示
す。この発明では、1つの数字ボタンに対して、5つの
スイッチが配置される。図3において、数字ボタンBN
o=1について考えると、符号SW1(スイッチ番号
(SNo)=1)は、「あ」の下方に位置するスイッチ
であり、利用者がこの数字ボタンの「あ」が表示されて
いる部分を押さえた時に接点が閉じるスイッチである。
またスイッチSW1は、「か」、「さ」などの表示位置
に配置されるスイッチである。
【0022】同様に、符号SW2(スイッチ番号(SN
o)=2)は文字「い」、符号SW3(スイッチ番号
(SNo)=3)は文字「う」、符号SW4(スイッチ
番号(SNo)=4)は文字「え」、符号SW5(スイ
ッチ番号(SNo)=5)は文字「お」の表示位置の下
方に配置されるスイッチである。
o)=2)は文字「い」、符号SW3(スイッチ番号
(SNo)=3)は文字「う」、符号SW4(スイッチ
番号(SNo)=4)は文字「え」、符号SW5(スイ
ッチ番号(SNo)=5)は文字「お」の表示位置の下
方に配置されるスイッチである。
【0023】図4に、この発明の数字ボタンの一実施例
の断面図を示す。これは、図3に示した3つのスイッチ
SW2,SW3,SW4の断面を示したものである。図
4において、ボタン本体1が押下されたとき、可動ラバ
ー2の受け座3が下方に押圧されることにより、受け座
の下面に取り付けられた可動接点4が、これに対向する
ようにケース5に取り付けられた基板6にカーボン等に
より形成された固定接点7に接触する。可動接点4と固
定接点7が接触すると、数字ボタン制御部15がそのス
イッチが押されたと認識する。
の断面図を示す。これは、図3に示した3つのスイッチ
SW2,SW3,SW4の断面を示したものである。図
4において、ボタン本体1が押下されたとき、可動ラバ
ー2の受け座3が下方に押圧されることにより、受け座
の下面に取り付けられた可動接点4が、これに対向する
ようにケース5に取り付けられた基板6にカーボン等に
より形成された固定接点7に接触する。可動接点4と固
定接点7が接触すると、数字ボタン制御部15がそのス
イッチが押されたと認識する。
【0024】数字ボタン、すなわちボタン本体1が押下
げられて、あるスイッチの2つの接点4及び7が接触し
た状態を、そのスイッチのON状態(あるいはDOWN
状態)と呼び、接点が閉じていない状態をOFF状態
(あるいはUP状態)と呼ぶ。数字ボタン制御部15
は、このような数字ボタンごとに、その下方に配置され
た5つのスイッチのON状態またはOFF状態を読み取
って、図5に示すようなパラメータからなるデータを端
末本体制御部10へ出力する。
げられて、あるスイッチの2つの接点4及び7が接触し
た状態を、そのスイッチのON状態(あるいはDOWN
状態)と呼び、接点が閉じていない状態をOFF状態
(あるいはUP状態)と呼ぶ。数字ボタン制御部15
は、このような数字ボタンごとに、その下方に配置され
た5つのスイッチのON状態またはOFF状態を読み取
って、図5に示すようなパラメータからなるデータを端
末本体制御部10へ出力する。
【0025】図5は、この発明において、数字ボタン制
御部15から端末本体制御部10へ出力されるパラメー
タ内容の説明図である。ここで、パラメータBNoは利
用者が押下操作したボタン番号(1〜12)であり、パ
ラメータSNoはパラメータBNoで示される数字ボタ
ンのどの方向が押下げられたかを示すスイッチ番号(1
〜5)であり、パラメータTmは、利用者が数字ボタン
を押下げたかまたは離したかを通知する入力タイミング
信号(0又は−1)を意味する。
御部15から端末本体制御部10へ出力されるパラメー
タ内容の説明図である。ここで、パラメータBNoは利
用者が押下操作したボタン番号(1〜12)であり、パ
ラメータSNoはパラメータBNoで示される数字ボタ
ンのどの方向が押下げられたかを示すスイッチ番号(1
〜5)であり、パラメータTmは、利用者が数字ボタン
を押下げたかまたは離したかを通知する入力タイミング
信号(0又は−1)を意味する。
【0026】ここで、パラメータSNoがたとえば
“3”のとき、ボタンの中央部分が押下げられたことを
示す。入力タイミング信号Tmは、ボタンが押下げられ
たこと、すなわちON状態を通知するときTm=0と
し、ボタンが離されたこと、すなわちOFF状態を通知
するときTm=1とする。また、パラメータBNoとS
Noの2つの値の組合せにより、入力された文字を確定
できる。たとえば、BNo=2、かつSNo=5であれ
ば、入力された文字は「こ」である。
“3”のとき、ボタンの中央部分が押下げられたことを
示す。入力タイミング信号Tmは、ボタンが押下げられ
たこと、すなわちON状態を通知するときTm=0と
し、ボタンが離されたこと、すなわちOFF状態を通知
するときTm=1とする。また、パラメータBNoとS
Noの2つの値の組合せにより、入力された文字を確定
できる。たとえば、BNo=2、かつSNo=5であれ
ば、入力された文字は「こ」である。
【0027】ところで、数字ボタン201〜212(B
No=1〜12)は、その構造,大きさにも依存する
が、携帯電話で用いられる程度の大きさと仮定すると、
利用者が数字ボタンの下方部分を押さえたつもりでも、
その数字ボタンの下方の2つ以上のスイッチがほとんど
同時にON状態となり得る場合がある。すなわち、単純
にボタンの上下左右あるいは中央が押されたことのみを
用いて1つの文字の入力を判断するのは困難である。た
とえば、利用者が「あ」を入力するために数字ボタン2
01の上方部分を操作した場合、スイッチSW1がON
状態となるだけでなく、スイッチSW2,SW3あるい
はSW4もON状態となる可能性がある。
No=1〜12)は、その構造,大きさにも依存する
が、携帯電話で用いられる程度の大きさと仮定すると、
利用者が数字ボタンの下方部分を押さえたつもりでも、
その数字ボタンの下方の2つ以上のスイッチがほとんど
同時にON状態となり得る場合がある。すなわち、単純
にボタンの上下左右あるいは中央が押されたことのみを
用いて1つの文字の入力を判断するのは困難である。た
とえば、利用者が「あ」を入力するために数字ボタン2
01の上方部分を操作した場合、スイッチSW1がON
状態となるだけでなく、スイッチSW2,SW3あるい
はSW4もON状態となる可能性がある。
【0028】したがって現実には利用者の入力操作によ
っては2つ以上のスイッチがON状態となる場合も考え
られるので、この発明では、数字ボタン制御部15は、
以下に示すように5つのスイッチ(SW1からSW5)
のON状態及びOFF状態を相対的に判断し、端末本体
制御部10へ通知するパラメータSNoの値を決定す
る。
っては2つ以上のスイッチがON状態となる場合も考え
られるので、この発明では、数字ボタン制御部15は、
以下に示すように5つのスイッチ(SW1からSW5)
のON状態及びOFF状態を相対的に判断し、端末本体
制御部10へ通知するパラメータSNoの値を決定す
る。
【0029】次に、図6のフローチャートを用いて、こ
の発明の数字ボタン制御部15の一実施例の処理を説明
する。数字ボタン制御部15は、電源ボタン38にて電
源供給が成された際に稼働する。まず、ある数字ボタン
20(201〜212)のいずれかのスイッチ(SW1
〜SW5)が押下されるまで、すなわち数字ボタン20
1〜212よりON状態信号が出力されるまでウエイト
する(S1)。
の発明の数字ボタン制御部15の一実施例の処理を説明
する。数字ボタン制御部15は、電源ボタン38にて電
源供給が成された際に稼働する。まず、ある数字ボタン
20(201〜212)のいずれかのスイッチ(SW1
〜SW5)が押下されるまで、すなわち数字ボタン20
1〜212よりON状態信号が出力されるまでウエイト
する(S1)。
【0030】いずれかの数字ボタン20(201〜21
2)が押されたと判断した時には、まず、すべての操作
されたボタンのすべてのスイッチ(SW1からSW5)
がON状態か否かを判断し(S2)、すべてのスイッチ
がON状態の時には、第2パラメータSNoを3値(ボ
タン中央押下)に設定する(S3)。
2)が押されたと判断した時には、まず、すべての操作
されたボタンのすべてのスイッチ(SW1からSW5)
がON状態か否かを判断し(S2)、すべてのスイッチ
がON状態の時には、第2パラメータSNoを3値(ボ
タン中央押下)に設定する(S3)。
【0031】また、すべてのスイッチがON状態でない
時には、次に、スイッチSW1がOFF状態か否かを判
断し(S4)、スイッチSW1がOFF状態の時には、
第2パラメータSNoを5値(ボタン下方押下)に設定
し(S5)、そうでなければ、次に、スイッチSW2が
OFF状態か否かを判断する(S6)。
時には、次に、スイッチSW1がOFF状態か否かを判
断し(S4)、スイッチSW1がOFF状態の時には、
第2パラメータSNoを5値(ボタン下方押下)に設定
し(S5)、そうでなければ、次に、スイッチSW2が
OFF状態か否かを判断する(S6)。
【0032】スイッチSW2がOFF状態の時には、第
2パラメータSNoを4値(ボタン右方押下)に設定し
(S7)、そうでなければ、次に、スイッチSW4がO
FF状態か否かを判断する(S8)。スイッチSW4が
OFF状態の時には、第2パラメータSNoを2値(ボ
タン左方押下)に設定し(S9)、そうでなければ、第
2パラメータSNoを1値(ボタン上方押下)に設定す
る(S10)。
2パラメータSNoを4値(ボタン右方押下)に設定し
(S7)、そうでなければ、次に、スイッチSW4がO
FF状態か否かを判断する(S8)。スイッチSW4が
OFF状態の時には、第2パラメータSNoを2値(ボ
タン左方押下)に設定し(S9)、そうでなければ、第
2パラメータSNoを1値(ボタン上方押下)に設定す
る(S10)。
【0033】上記の第2パラメータSNoの設定を行っ
たら、次に、第1パラメータBNoの設定を行い(S1
1)、第3パラメータをDOWN値(0)として、各1
〜3パラメータを端末本体制御部10に出力する(S1
2)。
たら、次に、第1パラメータBNoの設定を行い(S1
1)、第3パラメータをDOWN値(0)として、各1
〜3パラメータを端末本体制御部10に出力する(S1
2)。
【0034】次に、一定時間WAIT(数mS〜100
mS程度)しながら(S13)、スイッチ(SW1〜S
W5)の変化(ON→OFFもしくはOFF→ONへの
遷移)をチェックし(S14)、いずれかのスイッチの
状態の変化を検知するまでウエイトする。
mS程度)しながら(S13)、スイッチ(SW1〜S
W5)の変化(ON→OFFもしくはOFF→ONへの
遷移)をチェックし(S14)、いずれかのスイッチの
状態の変化を検知するまでウエイトする。
【0035】なお、ステップS13の時間待ち処理は、
ボタンを押下したまま押下方向を変更することで入力内
容を変更するための制御を、安定させるための処理であ
り、スイッチ(SW1〜SW5)の状態が、ほんの僅か
の期間(ステップS13でウエイトする時間より短い時
間)内での変化の場合には、入力が変化したとみなさな
いための制御である。
ボタンを押下したまま押下方向を変更することで入力内
容を変更するための制御を、安定させるための処理であ
り、スイッチ(SW1〜SW5)の状態が、ほんの僅か
の期間(ステップS13でウエイトする時間より短い時
間)内での変化の場合には、入力が変化したとみなさな
いための制御である。
【0036】次に、上記制御(S14)で、スイッチ
(SW1〜SW5)の変化があったと判断した場合に
は、すべてのスイッチ(SW1〜SW5)の状態がOF
F状態になったか否かをチェックする(S15)。すべ
てがOFF状態でない場合には、別の入力操作があった
ものとして、ループエントリL2にジャンプし、新たな
第2パラメータSNoを算術して、端末本体制御部10
に、各パラメータを出力する制御等(S2〜S14)を
繰り返し行う。
(SW1〜SW5)の変化があったと判断した場合に
は、すべてのスイッチ(SW1〜SW5)の状態がOF
F状態になったか否かをチェックする(S15)。すべ
てがOFF状態でない場合には、別の入力操作があった
ものとして、ループエントリL2にジャンプし、新たな
第2パラメータSNoを算術して、端末本体制御部10
に、各パラメータを出力する制御等(S2〜S14)を
繰り返し行う。
【0037】逆に、すべてがOFF状態である場合に
は、第3パラメータのみをUP値(−1)に変更して、
端末本体制御部10に、各パラメータを出力する(S1
6)。このようにして、2つ以上のスイッチがON状態
となる場合があっても、ただ一つの文字に対応するパラ
メータデータが、端末本体制御部10に通知される。
は、第3パラメータのみをUP値(−1)に変更して、
端末本体制御部10に、各パラメータを出力する(S1
6)。このようにして、2つ以上のスイッチがON状態
となる場合があっても、ただ一つの文字に対応するパラ
メータデータが、端末本体制御部10に通知される。
【0038】次に、この発明の端末本体制御部10の一
実施例の処理を説明する。図7,図8及び図9に、この
発明の端末本体制御部10の処理のフローチャートを示
す。まず、図7は、端末本体制御部10の制御内容の主
要部分であり、主として、メールボタン32,通話ボタ
ン30,モードボタン35に対する制御を行う部分であ
る。
実施例の処理を説明する。図7,図8及び図9に、この
発明の端末本体制御部10の処理のフローチャートを示
す。まず、図7は、端末本体制御部10の制御内容の主
要部分であり、主として、メールボタン32,通話ボタ
ン30,モードボタン35に対する制御を行う部分であ
る。
【0039】端末本体制御部10も数字ボタン制御部1
5と同様、電源ボタン38にて、電源供給が成された際
に稼働する。まず、入力データ記憶用変数(入力データ
をバッファリングする配列変数KeyBuf、および、
配列変数KeyBufに格納されている入力データ数を
意味する変数Kp)と表示位置用変数(表示座標Dx,
Dy)の初期化を行う(S101)。
5と同様、電源ボタン38にて、電源供給が成された際
に稼働する。まず、入力データ記憶用変数(入力データ
をバッファリングする配列変数KeyBuf、および、
配列変数KeyBufに格納されている入力データ数を
意味する変数Kp)と表示位置用変数(表示座標Dx,
Dy)の初期化を行う(S101)。
【0040】次に、通話ボタンの押下有無をチェックす
る(S102)。通話ボタンの押下があった場合には、
基地局100より通信部50を介して通話呼出しが行わ
れている(すなわち発呼中)か否かをチェックし(S1
03)、発呼中の場合には、通信部50を通話状態に制
御し(S104)、ループエントリL3に戻る。
る(S102)。通話ボタンの押下があった場合には、
基地局100より通信部50を介して通話呼出しが行わ
れている(すなわち発呼中)か否かをチェックし(S1
03)、発呼中の場合には、通信部50を通話状態に制
御し(S104)、ループエントリL3に戻る。
【0041】さらに、発呼中でない場合には、通話中か
否かをチェックし(S105)、通話中の場合には、通
信部50の通話状態を解除(S106)した後、ループ
エントリL3に戻る。また、通話中でない場合には、配
列変数KeyBufに入力データ(通話相手の電話番
号)が存在するか否かをチェックし(S107)、入力
データが存在する場合には、配列変数KeyBufに格
納されている内容で、ダイヤリング(通信部50を介し
て電話番号を基地局に送信)することで通話状態とし
(S110)、現在の表示内容をクリアした後(S11
1)、スタートエントリS1に戻る。これは配列変数K
eyBuf等の初期化より制御する。
否かをチェックし(S105)、通話中の場合には、通
信部50の通話状態を解除(S106)した後、ループ
エントリL3に戻る。また、通話中でない場合には、配
列変数KeyBufに入力データ(通話相手の電話番
号)が存在するか否かをチェックし(S107)、入力
データが存在する場合には、配列変数KeyBufに格
納されている内容で、ダイヤリング(通信部50を介し
て電話番号を基地局に送信)することで通話状態とし
(S110)、現在の表示内容をクリアした後(S11
1)、スタートエントリS1に戻る。これは配列変数K
eyBuf等の初期化より制御する。
【0042】また、配列変数KeyBufに入力データ
が存在しない場合には、入力タイプ(0=数字,1=文
字)を意味する変数InTyに0値を設定した後(S1
08)、後述する図9の入力処理ルーチンを呼出して
(S109)、入力処理ルーチンで処理され配列変数K
eyBufに格納された入力データでダイヤリングする
ために、配列変数KeyBufに入力データ(通話相手
の電話番号)が存在するか否かをチェック(S107)
に戻る。
が存在しない場合には、入力タイプ(0=数字,1=文
字)を意味する変数InTyに0値を設定した後(S1
08)、後述する図9の入力処理ルーチンを呼出して
(S109)、入力処理ルーチンで処理され配列変数K
eyBufに格納された入力データでダイヤリングする
ために、配列変数KeyBufに入力データ(通話相手
の電話番号)が存在するか否かをチェック(S107)
に戻る。
【0043】また、通話ボタンの押下有無をチェック
(S102)にて、通話ボタンの押下がなかったと判断
した場合には、次に、メールボタンの押下有無をチェッ
クし(S112)、押下がなかった場合には、後述する
通常時の図8に示した数字ボタンの入力制御処理へ移行
する。
(S102)にて、通話ボタンの押下がなかったと判断
した場合には、次に、メールボタンの押下有無をチェッ
クし(S112)、押下がなかった場合には、後述する
通常時の図8に示した数字ボタンの入力制御処理へ移行
する。
【0044】また、メールボタンの押下があった場合に
は、入力タイプを意味する変数InTyに1値を設定し
た後(S113)、後述する図9の入力処理ルーチンを
呼出し(S114)、入力処理ルーチンでの処理の結
果、配列変数KeyBufに入力データが格納されてい
るか否かをチェックし(S115)、データが入力され
るまで、変数InTyの1値設定(S113)と入力処
理ルーチンの呼出し(S114)を、繰り返し制御す
る。
は、入力タイプを意味する変数InTyに1値を設定し
た後(S113)、後述する図9の入力処理ルーチンを
呼出し(S114)、入力処理ルーチンでの処理の結
果、配列変数KeyBufに入力データが格納されてい
るか否かをチェックし(S115)、データが入力され
るまで、変数InTyの1値設定(S113)と入力処
理ルーチンの呼出し(S114)を、繰り返し制御す
る。
【0045】なお、配列変数KeyBufに入力データ
が格納されている場合には、利用者に送信先のメールア
ドレスの指定を促して送信先メールアドレスを指定させ
た後(S116)、配列変数KeyBufに格納されて
いる入力データをメールデータとして、通信部50、基
地局100、さらには、メールプロバイダを介して、ス
テップS116で指定されたメールアドレスに、メール
送信し(S117)、メール送信制御後、現在の表示内
容をクリア(S118)して、スタートエントリS1に
戻る。
が格納されている場合には、利用者に送信先のメールア
ドレスの指定を促して送信先メールアドレスを指定させ
た後(S116)、配列変数KeyBufに格納されて
いる入力データをメールデータとして、通信部50、基
地局100、さらには、メールプロバイダを介して、ス
テップS116で指定されたメールアドレスに、メール
送信し(S117)、メール送信制御後、現在の表示内
容をクリア(S118)して、スタートエントリS1に
戻る。
【0046】なお、メールアドレスの選択制御の詳細制
御については割愛しているが、入力処理ルーチンを呼出
すことによって得られた入力データ、すなわち、配列変
数KeyBufの内容が失われない形態であれば、如何
なる方法でも構わない。
御については割愛しているが、入力処理ルーチンを呼出
すことによって得られた入力データ、すなわち、配列変
数KeyBufの内容が失われない形態であれば、如何
なる方法でも構わない。
【0047】次に、数字ボタンの入力制御処理について
説明する。図8は、端末本体制御部10の主要フロー
(図7)において、通常ボタンやメールボタンのいずれ
も押下されていない時に実行される通常時の数字ボタン
の入力制御のフローチャートである。
説明する。図8は、端末本体制御部10の主要フロー
(図7)において、通常ボタンやメールボタンのいずれ
も押下されていない時に実行される通常時の数字ボタン
の入力制御のフローチャートである。
【0048】まず、数字ボタン20(201〜212)
の操作が成されたか、すなわち数字ボタン制御部15よ
り数字ボタンに関する出力があったか否かをチェックす
る(S119)。ここで、数字ボタン20の操作がなか
ったと判断した場合には、ループエントリL3に戻る。
ここで、ステップS102の通話ボタンの押下有無チェ
ックより制御する。
の操作が成されたか、すなわち数字ボタン制御部15よ
り数字ボタンに関する出力があったか否かをチェックす
る(S119)。ここで、数字ボタン20の操作がなか
ったと判断した場合には、ループエントリL3に戻る。
ここで、ステップS102の通話ボタンの押下有無チェ
ックより制御する。
【0049】また、数字ボタン20の操作があったと判
断した場合には、変数/定数記憶格納域60に記憶され
ている図10のTBL1より、出力パラメータBNoに
対応するキャラクタコード(例えば、BNo=1なら
“1”のコード)をローカル変数cに格納する(S12
0)。次に、ローカル変数cのキャラクタコードをキー
バッファKeyBuf[Kp]に格納した後(S12
1)、配列変数KeyBufに格納されている入力デー
タ数(変数Kp値)をインクリメントする(S12
2)。
断した場合には、変数/定数記憶格納域60に記憶され
ている図10のTBL1より、出力パラメータBNoに
対応するキャラクタコード(例えば、BNo=1なら
“1”のコード)をローカル変数cに格納する(S12
0)。次に、ローカル変数cのキャラクタコードをキー
バッファKeyBuf[Kp]に格納した後(S12
1)、配列変数KeyBufに格納されている入力デー
タ数(変数Kp値)をインクリメントする(S12
2)。
【0050】さらに、表示カーソルをOFF制御した後
(S123)、座標位置(Dx,Dy)に、ローカル変
数cのキャラクタコードを表示した後(S124)、表
示座標位置を意味する変数Dx,Dyを次に位置に更新
(Dxをインクリメントした後、Dx値が表示可能な桁
数MAXDXを越えた場合には、Dxを0値、Dyをイ
ンクリメント、すなわち、次行の先頭位置を意味する値
に設定)し(S125〜S127)、新座標位置(D
x,Dy)に表示カーソルをON制御する(S12
8)。
(S123)、座標位置(Dx,Dy)に、ローカル変
数cのキャラクタコードを表示した後(S124)、表
示座標位置を意味する変数Dx,Dyを次に位置に更新
(Dxをインクリメントした後、Dx値が表示可能な桁
数MAXDXを越えた場合には、Dxを0値、Dyをイ
ンクリメント、すなわち、次行の先頭位置を意味する値
に設定)し(S125〜S127)、新座標位置(D
x,Dy)に表示カーソルをON制御する(S12
8)。
【0051】このように入力データの配列変数KeyB
ufへの格納・表示制御、ならびに、各変数の更新制御
を行った後、ループエントリL3に戻る。
ufへの格納・表示制御、ならびに、各変数の更新制御
を行った後、ループエントリL3に戻る。
【0052】最後に、この発明の主たる制御内容である
入力処理ルーチンについて説明する。図9は、端末本体
制御部10の図7の主要フローにおいて、呼出される入
力処理ルーチンのフローチャートである。なお、実際の
文字入力装置においては、濁点や半濁点等の入力制御
や、一般的な日本語入力処理として、この発明の処理の
出力に対して後処理される、かな漢字変換制御等も実行
されるが、この発明とは直接関係しないため、省略す
る。
入力処理ルーチンについて説明する。図9は、端末本体
制御部10の図7の主要フローにおいて、呼出される入
力処理ルーチンのフローチャートである。なお、実際の
文字入力装置においては、濁点や半濁点等の入力制御
や、一般的な日本語入力処理として、この発明の処理の
出力に対して後処理される、かな漢字変換制御等も実行
されるが、この発明とは直接関係しないため、省略す
る。
【0053】この入力処理ルーチンでは、まず、入力デ
ータ記憶用変数(入力データをバッファリングする配列
変数KeyBuf、および、配列変数KeyBufに格
納されている入力データ数を意味する変数Kp)と表示
位置用変数(表示座標Dx,Dy)、さらには、入力モ
ード(0:数字入力モード,1:かな入力モード)を意
味する変数Mdの初期化、さらには、表示クリア処理を
行う(S201)。
ータ記憶用変数(入力データをバッファリングする配列
変数KeyBuf、および、配列変数KeyBufに格
納されている入力データ数を意味する変数Kp)と表示
位置用変数(表示座標Dx,Dy)、さらには、入力モ
ード(0:数字入力モード,1:かな入力モード)を意
味する変数Mdの初期化、さらには、表示クリア処理を
行う(S201)。
【0054】次に、モードボタン35が押下されたか否
かをチェックし(S202)、モードボタン35の押下
がなされたと判断した時には、変数InTyをチェック
する(S203)ことにより、数字(電話番号)入力で
ない時、たとえば、メール文書入力時のみ、変数Md値
を反転(0値なら1値に、1値なら0値に)させ(S2
04)、ループエントリL4に戻る(ステップS202
のモードボタン35の操作チェックにより制御する)。
かをチェックし(S202)、モードボタン35の押下
がなされたと判断した時には、変数InTyをチェック
する(S203)ことにより、数字(電話番号)入力で
ない時、たとえば、メール文書入力時のみ、変数Md値
を反転(0値なら1値に、1値なら0値に)させ(S2
04)、ループエントリL4に戻る(ステップS202
のモードボタン35の操作チェックにより制御する)。
【0055】また、モードボタン35が押下されていな
いと判断した場合には、次に、数字ボタン20(201
〜212)の操作がなされたか(数字ボタン制御部15
より数字ボタンに関する出力があったか)否かをチェッ
クし(S205)、数字ボタン20の操作がなされたと
判断した場合には、後述するエントリ2へ移行する。
いと判断した場合には、次に、数字ボタン20(201
〜212)の操作がなされたか(数字ボタン制御部15
より数字ボタンに関する出力があったか)否かをチェッ
クし(S205)、数字ボタン20の操作がなされたと
判断した場合には、後述するエントリ2へ移行する。
【0056】さらに、数字ボタン20(201〜21
2)の操作がなされていないと判断した場合には、次
に、モードボタン35、数字ボタン20以外のボタン、
例えば、通話ボタン30やメールボタン32等の操作に
より、文字入力の完了が、利用者により指示されたか否
かをチェックし(S206)、文字入力の完了を意味す
るボタンが押下された場合には、本入力処理ルーチンを
呼出したステップに戻り、押下されていない場合には、
ループエントリL4に戻る。
2)の操作がなされていないと判断した場合には、次
に、モードボタン35、数字ボタン20以外のボタン、
例えば、通話ボタン30やメールボタン32等の操作に
より、文字入力の完了が、利用者により指示されたか否
かをチェックし(S206)、文字入力の完了を意味す
るボタンが押下された場合には、本入力処理ルーチンを
呼出したステップに戻り、押下されていない場合には、
ループエントリL4に戻る。
【0057】次に、数字ボタン20(201〜212)
の操作がなされた時の制御内容について説明する。数字
ボタン20(201〜212)の操作がなされた時に
は、エントリ2に遷移し、ここで、まず、現在の入力モ
ードが、数字入力モード(Md=0値)か否かをチェッ
クし(S207)、数字入力モードの場合には、後述す
るエントリ3に移行する。
の操作がなされた時の制御内容について説明する。数字
ボタン20(201〜212)の操作がなされた時に
は、エントリ2に遷移し、ここで、まず、現在の入力モ
ードが、数字入力モード(Md=0値)か否かをチェッ
クし(S207)、数字入力モードの場合には、後述す
るエントリ3に移行する。
【0058】S207にて、数字入力モードでない、す
なわち、かな入力モード(Md=1値)であると判断し
た場合、図10の第2パラメータ(SNo)に相当する
テーブルを求め(テーブルTBL2〜TBL6のいずれ
かの格納アドレスをローカル変数tに設定し)、本テー
ブルの第1パラメータBNoに相当するキャラクタコー
ドを、ローカル変数cに格納(S208〜209)後、
この処理で得たキャラクタコード(変数cの内容)を座
標位置(Dx,Dy)に表示する(S210)。
なわち、かな入力モード(Md=1値)であると判断し
た場合、図10の第2パラメータ(SNo)に相当する
テーブルを求め(テーブルTBL2〜TBL6のいずれ
かの格納アドレスをローカル変数tに設定し)、本テー
ブルの第1パラメータBNoに相当するキャラクタコー
ドを、ローカル変数cに格納(S208〜209)後、
この処理で得たキャラクタコード(変数cの内容)を座
標位置(Dx,Dy)に表示する(S210)。
【0059】上記制御後、数字ボタン制御部15より、
再度、数字ボタン20(ステップ205と同一のBNo
であることが前提)に関する出力があるまでウエイトし
(S211)、この数字ボタン20に関する数字ボタン
制御部15の出力パラメータ(第3パラメータ)が、ボ
タンを押したまま押下方向を変えた場合に相当するDO
WNの場合には、再度、ステップS208よりキャラク
タコードを求めて表示し、押下中のボタンを離したと判
断した場合に相当するUPの場合には、後述するステッ
プS214(入力データの確定制御)へ移行する。
再度、数字ボタン20(ステップ205と同一のBNo
であることが前提)に関する出力があるまでウエイトし
(S211)、この数字ボタン20に関する数字ボタン
制御部15の出力パラメータ(第3パラメータ)が、ボ
タンを押したまま押下方向を変えた場合に相当するDO
WNの場合には、再度、ステップS208よりキャラク
タコードを求めて表示し、押下中のボタンを離したと判
断した場合に相当するUPの場合には、後述するステッ
プS214(入力データの確定制御)へ移行する。
【0060】次に、ステップS207の現在の入力モー
ドのチェックにて、数字入力モード(Md=0値)時の
エントリ3の制御内容について説明する。なお、このエ
ントリ3の最初のステップ(S213)を除く以降のス
テップ(S214〜)は、ステップS212でYESの
際の制御内容と同様(入力データの確定制御)である。
ドのチェックにて、数字入力モード(Md=0値)時の
エントリ3の制御内容について説明する。なお、このエ
ントリ3の最初のステップ(S213)を除く以降のス
テップ(S214〜)は、ステップS212でYESの
際の制御内容と同様(入力データの確定制御)である。
【0061】まず、図10のTBL1より、第1パラメ
ータBNoに対応するキャラクタコードをローカル変数
cに格納する(S213)。次に、上述したステップ
(S209,S213)によってローカル変数cに格納
された入力データに基づき、配列変数KeyBufへの
格納(S214)と、入力データ数のインクリメント
(S215)の制御、すなわちキーバッファへの格納制
御を行う。
ータBNoに対応するキャラクタコードをローカル変数
cに格納する(S213)。次に、上述したステップ
(S209,S213)によってローカル変数cに格納
された入力データに基づき、配列変数KeyBufへの
格納(S214)と、入力データ数のインクリメント
(S215)の制御、すなわちキーバッファへの格納制
御を行う。
【0062】さらに、表示カーソルをOFF制御(S2
16)し、座標位置(Dx,Dy)に、ローカル変数c
のキャラクタコードを表示した後(S217)、表示座
標位置を意味する変数Dx,Dyを次の位置に更新す
る。ここで、Dxをインクリメントした後、Dx値が表
示可能な桁数MAXDXを越えた場合には、Dxを0
値、Dyをインクリメント、すなわち、次行の先頭位置
を意味する値に設定する(S218〜S220)。そし
て新座標位置(Dx,Dy)に表示カーソルをON制御
する(S221)。このように入力データの配列変数K
eyBufへの格納・表示制御、ならびに、各変数の更
新制御を行った後、ループエントリL4に戻る。
16)し、座標位置(Dx,Dy)に、ローカル変数c
のキャラクタコードを表示した後(S217)、表示座
標位置を意味する変数Dx,Dyを次の位置に更新す
る。ここで、Dxをインクリメントした後、Dx値が表
示可能な桁数MAXDXを越えた場合には、Dxを0
値、Dyをインクリメント、すなわち、次行の先頭位置
を意味する値に設定する(S218〜S220)。そし
て新座標位置(Dx,Dy)に表示カーソルをON制御
する(S221)。このように入力データの配列変数K
eyBufへの格納・表示制御、ならびに、各変数の更
新制御を行った後、ループエントリL4に戻る。
【0063】なお、この発明の実施例では、押下の入力
部位を5つとし、これに対応させて1つのボタンで5つ
の文字を入力する場合を説明したが、押下の入力部位及
び対応する入力文字の数は、この5つに限定するもので
はなく、2から4、あるいは6以上であってもよい。す
なわち、押下の入力部位に対応させる言語の種類、その
言語の文字数、あるいは記号の種類等によって、適切な
数とすればよい。たとえば、アルファベットの場合、
A,B,Cの3つの文字を1つの入力キーで入力しよう
とすると、3つの押下の入力部位と文字A,B,Cとを
対応させればよい。
部位を5つとし、これに対応させて1つのボタンで5つ
の文字を入力する場合を説明したが、押下の入力部位及
び対応する入力文字の数は、この5つに限定するもので
はなく、2から4、あるいは6以上であってもよい。す
なわち、押下の入力部位に対応させる言語の種類、その
言語の文字数、あるいは記号の種類等によって、適切な
数とすればよい。たとえば、アルファベットの場合、
A,B,Cの3つの文字を1つの入力キーで入力しよう
とすると、3つの押下の入力部位と文字A,B,Cとを
対応させればよい。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、1つの文字入力キー
の押下られた入力部位を検知しているので、1回の押下
操作で、複数種の文字を容易かつ迅速に入力することが
できる。また、1つの入力キーの押下の入力部位を5つ
とし、各入力部位に所定の行の5つの仮名文字を対応付
けているので、1つの入力キーの1回の押下げにより、
日本語のある行の仮名文字のうち1つを入力でき、仮名
文字の入力を容易かつ迅速に行うことができる。
の押下られた入力部位を検知しているので、1回の押下
操作で、複数種の文字を容易かつ迅速に入力することが
できる。また、1つの入力キーの押下の入力部位を5つ
とし、各入力部位に所定の行の5つの仮名文字を対応付
けているので、1つの入力キーの1回の押下げにより、
日本語のある行の仮名文字のうち1つを入力でき、仮名
文字の入力を容易かつ迅速に行うことができる。
【図1】この発明の文字入力装置を利用した携帯電話の
一構成例のブロック図である。
一構成例のブロック図である。
【図2】この発明の文字入力装置を利用した携帯電話の
一構成例の外観図である。
一構成例の外観図である。
【図3】この発明において、数字ボタンの下方に配置さ
れるスイッチの平面図である。
れるスイッチの平面図である。
【図4】この発明の数字ボタンの一実施例の断面図であ
る。
る。
【図5】この発明における出力パラメータ内容の説明図
である。
である。
【図6】この発明の数字ボタン制御部の一実施例の処理
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図7】この発明の端末本体制御部の主要な処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】この発明の端末本体制御部の数字ボタンの入力
制御処理のフローチャートである。
制御処理のフローチャートである。
【図9】この発明の端末本体制御部の入力処理ルーチン
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図10】この発明で用いるパラメータとキャラクタコ
ードとの対応の説明図である。
ードとの対応の説明図である。
1 ボタン本体 2 可動ラバー 3 受け座 4 可動接点 5 ケース 6 基板 7 固定接点 10 端末本体制御部 15 数字ボタン制御部 20 数字ボタン 30 通話ボタン 32 メールボタン 35 モードボタン 40 表示部 50 通信部 60 変数/定数記憶格納域 100 基地局 101 携帯電話 SW1 スイッチ SW2 スイッチ SW3 スイッチ SW4 スイッチ SW5 スイッチ
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の入力キーと、各入力キーに対して
所定の複数の入力部位のうちその押下げられた入力部位
を検知する検知部と、検知された入力部位に予め対応付
けられた文字を選択する選択判断部と、前記選択判断部
によって選択された文字に対応する情報を出力する出力
部とを備えたことを特徴とする文字入力装置。 - 【請求項2】 前記入力キーの複数の入力部位は、中央
部,上方部,下方部,左方部及び右方部の5つであるこ
とを特徴とする請求項1の文字入力装置。 - 【請求項3】 前記入力キーのそれぞれは、仮名文字の
所定の行の文字を入力することができるように、5つの
入力部位と前記所定の行の5つの仮名文字とが1対1に
対応付けられていることを特徴とする請求項2の文字入
力装置。 - 【請求項4】 前記検知部は、前記入力キーの中央部,
上方部,下方部,左方部及び右方部の位置にそれぞれ設
けられたスイッチからなることを特徴とする請求項2ま
たは3に記載した文字入力装置。 - 【請求項5】 前記出力部は、その出力する情報が、入
力部位情報と、入力キー情報と、押下状態または開放状
態を示す情報を含むことを特徴とする請求項1から4に
記載したいずれかの文字入力装置。 - 【請求項6】 前記選択判断部は、前記入力キーの押下
開始を検出する開始検出部と、前記入力キーの押下終了
を検出する終了検出部と、前記開始検出部によって検出
された押下開始時から前記終了検出部によって検出され
た押下終了時までの間に得られた前記各スイッチからの
開閉状態情報をもとに、入力された文字を選択する文字
判断部とからなることを特徴とする請求項1から5に記
載したいずれかの文字入力装置。 - 【請求項7】 前記文字判断部は、得られた前記スイッ
チの開閉状態の情報のうち、上方部位置のスイッチと下
方部位置のスイッチの開閉状態が異なる場合に、閉状態
であるスイッチの位置の入力部位が入力されたと判断し
て、その閉状態のスイッチに対応付けられた仮名文字を
選択することを特徴とする請求項6の文字入力装置。 - 【請求項8】 前記文字判断部は、得られた前記スイッ
チの開閉状態の情報のうち、左方部位置のスイッチと右
方部位置のスイッチの開閉状態が異なる場合に、閉状態
であるスイッチの位置の入力部位が入力されたと判断し
て、その閉状態のスイッチに対応付けられた仮名文字を
選択することを特徴とする請求項6の文字入力装置。 - 【請求項9】 前記文字判断部は、得られたスイッチの
開閉状態の情報のうち、5つの入力部位のすべてのスイ
ッチの開閉状態が閉状態の場合に、中央部の位置のスイ
ッチに対応付けられた仮名文字を選択することを特徴と
する請求項6の文字入力装置。 - 【請求項10】 入力キーの所定の複数の入力部位のう
ちその入力キーに対して操作された入力部位を検知し、
検知された入力部位に予め対応付けられた文字を選択
し、選択された文字に対応する情報を出力することを特
徴とする文字入力装置の文字入力方法。 - 【請求項11】 前記入力キーの複数の入力部位は、中
央部、上方部、下方部、左方部及び右方部の5つである
ことを特徴とする請求項10の文字入力方法。 - 【請求項12】 入力キーの所定の複数の入力部位のう
ちその入力キーに対して操作された入力部位を検知する
機能と、検知された入力部位に予め対応付けられた文字
を選択する機能と、選択された文字に対応する情報を出
力する機能とを含む文字入力装置の制御プログラムを記
憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000356367A JP2002163065A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 文字入力装置及びその文字入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000356367A JP2002163065A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 文字入力装置及びその文字入力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163065A true JP2002163065A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18828629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000356367A Pending JP2002163065A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 文字入力装置及びその文字入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002163065A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007272346A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Nec Corp | 携帯端末装置及び文字入力方法 |
JP2009512039A (ja) * | 2005-10-11 | 2009-03-19 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 電子装置用キーパッドおよび電子装置用キーパッドの操作方法 |
WO2011115104A1 (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-22 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲームシステム、ゲームシステムの制御方法及びゲームシステム装置用プログラム |
-
2000
- 2000-11-22 JP JP2000356367A patent/JP2002163065A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102811780A (zh) * | 2010-03-15 | 2012-12-05 | 科乐美数码娱乐株式会社 | 游戏系统、游戏系统的控制方法以及游戏系统装置用程序 |
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