JP2007272346A - 携帯端末装置及び文字入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キーの操作回数を減らして文字入力操作を容易にすることができる携帯端末装置及び文字入力方法の提供。
【解決手段】キー入力部3の各々のキーにキーの押圧力を検知する1又は複数の圧力センサ5を実装すると共に、圧力センサ5の信号に基づいてキーの押圧力の強度レベルを判定、又は、キーの押圧位置を判定する判定手段9と、予め記憶された入力テーブル7を参照して、押圧力を検知した圧力センサ5が実装されたキーの種類と押圧力の強度レベル又はキーの押圧位置とに基づいて入力文字を確定する文字確定手段10とを設ける。これにより、使用者は、入力文字に対応する圧力で各々のキーを押圧、又は、各々のキーの入力文字に対応する位置を押圧するだけで文字を確定することができるため、従来の文字入力よりも少ないキー操作で文字入力を行うことができ、文字入力操作を容易にすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置及び該携帯端末装置における文字入力方法に関し、特に、予め複数の入力文字が割り当てられたキーを備える携帯電話装置及び該電話装置における文字入力方法に関する。
携帯電話装置では、メール機能などを用いて文字を入力する機会が増加している。一方、携帯電話装置は、その運用形態から筐体の小型化が要求されており、搭載するキーの数も多くできない状況である。
一般に、携帯電話装置やPHSなどの移動通信端末装置は、筐体を小さく作るためにqwerty配列のキーボードではなく数字入力のためのテンキーを搭載し、1つのキーにアルファベットやひらがななどを複数割り当てて文字入力を行っている場合が多い。この場合、少ないキーに複数の文字を割り当てているため、入力する文字によっては同じキーを複数回操作(打鍵)しなければならない。
例えば、図14に示すように、現在主流になっている文字入力方法は、キーを操作するごとに、「あ」→ 「い」→ 「う」… と表示される(「あ行」の場合)方法である。この入力方法は1文字の入力に対してキーを複数回(「え」で4回、「き」で2回)操作することになり、文字入力のためにキーの操作回数(打鍵数)が多くなるという問題点がある。
また、例えば、図15に示すように、「きか」など同じ行(この場合は「か行」)の文字を入力する場合、1文字目の「き」の入力が完了したことを示すためのキー入力(この場合は「→」方向キー)を行う必要があり、同じ行の文字入力では更にキーの操作回数が多くなるという問題点がある。
上記問題に対して、行の入力を行なうキーと、段の入力を行なうキーとを別々に操作する入力装置が提案されている。例えば、下記特許文献には、従来の入力キーと同じ配置である「か」や「さ」などの行を指定する行キーと、「イ」段、「ウ」段、「エ」段、「オ」段とを指定する段キーとを有し、行キーの押圧と段キーの押圧とを合わせて入力文字を決定する(カ行キーの押圧+「イ」段キーの押圧ならば「キ」)技術が開示されている。
2002−342008号公報(第4頁、第2図)
しかしながら、上記特許文献1に開示している技術では、「ア」段以外の文字列は2つのキー(行キーと段キー)の操作が必要であり、さらに例示の入力方法では、親指で行キー、それ以外の指で段キーを押すなど、2つの指を同時に動かさなければならず、入力操作が難しくなるという問題がある。また、従来の携帯電話装置に比べて入力に用いるキーの数が増えるため、キー入力部の構造が複雑になるという問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、キーの操作回数を減らして文字入力操作を容易にすることができる携帯端末装置及び文字入力方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーに、前記キーの押圧力を検知し該押圧力に応じた信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置であって、前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧力の強度レベルを判定する判定手段と、予め記憶された、前記キーの種類及び前記押圧力の強度レベルと前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定手段で判定した前記押圧力の強度レベルとに基づいて、前記入力文字を確定する文字確定手段と、を少なくとも備えるものであり、前記判定手段では、前記押圧力を5段階の強度レベルに分類し、前記文字確定手段では、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記強度レベルで50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定する構成とすることができる。
また、本発明は、予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーの複数の位置に、各々の前記位置における前記キーの押圧力を検知して信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置であって、前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧位置を判定する判定手段と、予め記憶された、前記キーの種類及び前記キーの押圧位置と前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定手段で判定した前記キーの押圧位置とに基づいて、前記入力文字を確定する文字確定手段と、を少なくとも備えるものであり、前記判定手段では、前記キーの押圧位置を5種類に分類し、前記文字確定手段では、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記キーの押圧位置で50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定する構成とすることができる。
また、本発明は、予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーに、前記キーの押圧力を検知し該押圧力に応じた信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置における文字入力方法であって、所定の入力文字が割り当てられた前記キーを所定の押圧力で押圧する入力ステップと、前記キーに実装された前記圧力センサで前記押圧力を検知する検知ステップと、前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧力の強度レベルを判定する判定ステップと、予め記憶された、前記キーの種類及び前記押圧力の強度レベルと前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定ステップで判定した前記押圧力の強度レベルとに基づいて、入力文字を確定する文字確定ステップと、を少なくとも有するものであり、前記判定ステップでは、前記押圧力を5段階の強度レベルに分類し、前記文字確定ステップでは、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記強度レベルで50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定する構成とすることができる。
また、本発明は、予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーの複数の位置に、各々の前記位置における前記キーの押圧力を検知して信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置における文字入力方法であって、所定の入力文字が割り当てられた前記キーの所定の位置を押圧する入力ステップと、前記キーの前記所定の位置に実装された前記圧力センサで前記押圧力を検知する検知ステップと、前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧位置を判定する判定ステップと、予め記憶された、前記キーの種類及び前記キーの押圧位置と前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定ステップで判定した前記キーの押圧位置とに基づいて、入力文字を確定する文字確定ステップと、を少なくとも有するものであり、前記判定ステップでは、前記キーの押圧位置を5種類に分類し、前記文字確定ステップでは、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記キーの押圧位置で50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定する構成とすることができる。
このように、本発明によれば、キー入力部の各々のキーに1又は複数の圧力センサが実装され、圧力センサの信号に基づいて押圧力の強度レベル又はキーの押圧位置が判定され、押圧力を検知した圧力センサが実装されたキーの種類と強度レベル又は押圧位置と基づいて入力文字が確定されるため、一回のキー操作で一つの文字を入力することができ、これにより文字入力操作を容易にすることができる。
本発明の携帯端末装置及び文字入力方法によれば、キーの操作回数を減らして文字入力操作を容易にすることができる。
その理由は、キー入力部の各々のキーに実装された圧力センサと、該圧力センサの信号に基づいてキーの押圧力の強度レベルを判定する判定手段と、予め記憶されたテーブルを参照して、押圧力を検知した圧力センサが実装されたキーの種類と押圧力の強度レベルとに基づいて入力文字を確定する文字確定手段とを設けることにより、文字入力の際に所望の文字を表示し確定するまでに必要であった複数回のキー操作を、1回のキー操作で実現することができるからである。特に、同じキーに割り当てられた文字を連続して入力する場合には、従来は1文字目の入力が完了したことを示すキー操作が必要であったが、上記構成により、入力が完了したことを示すキー操作をなくすことができるからである。
また、各々のキーの複数の位置に圧力センサを実装し、判定手段でキーの押圧位置を判定し、文字確定手段では、予め記憶されたテーブルを参照して、圧力を検知した圧力センサが実装されたキーの種類とキーの押圧位置とに基づいて入力文字を確定することによっても同様の効果を得ることができるからである。
従来技術で示したように、通常行われている文字入力方法では、所望の文字を入力するためには、文字を選択するためにキーを複数回操作する必要があり、特に、同じ行の文字を連続して入力する場合には、1文字毎に文字を確定する操作も行わなければならず、文字入力操作が煩雑であった。また、特許文献1の方法では、複数のキーを同時に操作しなければならず(すなわち、複数の指を同時に動かさなければならず)、操作が難しくなると共に、新たなキーを追加しなければならず、小型化が求められる携帯端末装置にとって大きな欠点となる。
そこで、本発明では、新たなキーを追加することなく、簡単なキー操作で所望の文字を入力できるようにするために、キー入力部の各々のキーにキーの押圧力を検知する1又は複数の圧力センサを実装すると共に、圧力センサの信号に基づいてキーの押圧力の強度レベルを判定、又は、キーの押圧位置を判定する判定手段と、予め記憶されたテーブルを参照して、押圧力を検知した圧力センサが実装されたキーの種類と押圧力の強度レベル又はキーの押圧位置とに基づいて入力文字を確定する文字確定手段とを設ける。これにより、使用者は、入力文字に対応する圧力で各々のキーを押圧、又は、各々のキーの入力文字に対応する位置を押圧するだけで、その文字を選択して確定することができるため、従来の文字入力よりも少ないキー操作で文字入力を行うことができ、文字入力操作を容易にすることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置及び文字入力方法について、図1乃至図8を参照して説明する。図1は、本実施例の携帯電話装置の構成を模式的に示すブロック図であり、図2は、携帯電話装置の外観構成を示す図である。また、図3は、圧力センサの実装例を示す図であり、(a)はキー入力部全体、(b)は1つのキーの構造を示している。また、図4は、キーの種類及び押圧力の強度レベルと入力文字とを対応付ける入力テーブルの例であり、図5及び図6は、本実施例の携帯電話装置を用いた文字入力例を示す図である。また、図7及び図8は、入力テーブルの他の例である。なお、以下では、かな文字入力を例に挙げてその入力方法を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施例の携帯電話装置は、音声通話やメールの送受信を行う無線部1と、入力された文字を表示する表示部2と、入力を行なうための複数のキー4が配置されたキー入力部3と、後述する入力テーブルなどを記憶する記憶部6と、装置全体を制御する制御部8などで構成される。
キー入力部3は、図2に示すように、通常の携帯電話装置と同様のキー配列で、「0」〜「9」、「*」、「#」などの数字キーや方向キー、特殊キーなどの複数のキー4(ここでは、説明を容易にするために数字キーのみを示している。)が配置されている。また、このキー入力部3は、図3(a)に示すように、携帯電話装置の筐体内に収納される基板4aと、各々のキー4に対応する部分に配置され、基板4aに接続される圧力センサ5と、表面に各々のキー4に対応する文字が印字され、基板4a及び圧力センサ5を覆うキートップ4bなどで構成される。
上記圧力センサ5は、キー4の押圧力(最大圧力でも平均圧力でもよい。)を検出し、押圧力に応じた信号を出力するものであればよく、例えば、金属や半導体の薄膜からなるダイヤフラムを備え、キー4の押圧力に応じてダイヤフラムが変形して抵抗や静電容量が変化し、その変化を電圧として出力するものや、複数の接点を備え、キー4の押し込み量に応じて接点の接続が切り替わるものなどを用いることができる。
記憶部6は、例えば、不揮発性メモリなどで構成され、キー4の種類及び押圧力の段階(強度レベル)と入力文字(ひらがな文字やカタカナ文字、アルファベット文字等)とを対応づける入力テーブル7を記憶している。
この入力テーブル7には、押圧力を5つの強度レベル(V1〜V5)に分類する場合は、図4に示すように、各々のキー4の種類及び押圧力の強度レベルと文字とが対応付けて登録される。具体的には、押圧力の強度レベルがV1(最も小さい値)の場合は”あ”段(あ、か、さ…等)、V2の場合は”い”段(い、き、し…等)、V3の場合は”う”段(う、く、す…等)、V4の場合は”え”段(え、け、せ…等)、V5の場合は”お”段(お、こ、そ…等)が対応づけて登録される。また、濁音や半濁音や小文字なども1回の操作で入力できるようにする場合は、図7に示すように、押圧力を15の強度レベル(V1〜V15)に分類し、例えば、は行であれば、濁音、半濁音を加えた15の文字を確定できるようにしてもよく、これにより、すべてのかな文字を1ストロークで入力可能にすることができる。また、アルファベットを入力する場合は、図8に示すように、押圧力を9の強度レベル(V1〜V9)に分類し、各々の強度レベルにアルファベットの大文字、小文字、数字、記号等を割り当ててもよく、これにより、すべてのアルファベット文字を1ストロークで入力可能にすることができる。
なお、この押圧力の強度レベルは複数であればよいが、日本語入力の場合は50音の各々の行が5つの段で構成されることから、上述した5つとすることが好ましい。また、各々のキー4に対して押圧力の強度レベルは同じ数にしてもよいし、文字の種類が少ないキー4(例えば、0キー)の強度レベル数を減らすなど、キー4毎に強度レベルの数を増減させてもよい。
制御部8は、CPUなどで構成され、判定手段9及び文字確定手段10として機能する。判定手段9は、圧力センサ5からの信号に基づいて、キー4の押圧力の強度レベルを判定する。例えば、圧力センサ5の出力電圧が0〜1(V)であり、強度レベル数が5の場合は、出力電圧が0以上0.2未満の場合は強度レベルをV1、出力電圧が0.2以上0.4未満の場合は強度レベルをV2…のように設定する。なお、間違って複数のキー4を押圧した場合、複数の圧力センサ5からの信号を受け取ることになるが、その場合は、最も大きい出力の圧力センサ5からの信号に基づいて強度レベルを決定するようにする。また、文字確定手段10は、上述した入力テーブル7を参照して、圧力を検知した圧力センサ5が実装されたキー4の種類と判定手段9で判定した押圧力の強度レベルとに基づいて文字を特定し、特定した文字を入力文字として確定する。そして、文字確定手段10で確定した文字は表示部2に表示され、その後、従来の入力方法で入力された文字の場合と同様に処理(漢字変換など)される。
次に、本実施例の携帯電話装置を用いた具体的な文字入力操作について、図5及び図6を参照して説明する。
入力例として「えき」と入力する場合は、図5に示すように、1キーをV4の押圧力で1回押圧し、2キーをV2の押圧力で1回押圧する。また、「きか」など同じ行の文字を入力する場合は、図6に示すように2キーをV2の押圧力で1回押圧し、2キーをV1の押圧力で1回押圧する。
上記文字の入力を従来方法で行うと、図14及び図15で示したように、「えき」と入力する場合に6回、「きか」と入力する場合に4回のキー操作が必要になる。また、行と段とをそれぞれ入力する2ストローク入力の場合にも、「えき」の場合は4回、「きか」の場合は3回キー操作が必要になる。これに対して、本実施例では、「えき」、「きか」のどちらも2ストロークで入力することができ、キー4の操作回数を減らすことができる。
このように、本実施例の携帯電話装置では、キー入力部3の各々のキー4に圧力センサ5を実装し、判定手段9では、圧力センサ5の信号に基づいて押圧力の強度レベルを判定し、文字確定手段10では、入力テーブル7を参照して、押圧力を検知した圧力センサ5が実装されたキー4の種類と強度レベルとに基づいて文字を確定するため、従来と同じキー配列でありながら、一回のキー操作で文字を確定することができ、これにより、文字入力操作を容易にすることができる。
なお、上記説明では、圧力センサ5で検出した圧力値に基づいて強度レベルを判定したが、圧力センサ5が押圧されている時間も考慮して、例えば、「か行」の入力の場合に、所定の押圧時間(例えば、0.5秒)未満であれば清音「か行」、所定の時間以上であれば濁音「が行」とするようにしてもよく、押圧時間を考慮することによって、一回のキー操作でより多くの文字を選択することができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る携帯電話装置及び文字入力方法について、図9乃至図13を参照して説明する。図9は、本実施例の携帯電話装置における圧力センサの実装例を示す図であり、図10は、キーの種類及びキーの押圧位置と入力文字とを対応付ける入力テーブルの例である。また、図11及び図12は、本実施例の携帯電話装置を用いた文字入力例を示す図であり、図13は、入力テーブルの他の例である。
前記した第1の実施例では、キー4の押圧力の強度レベルに応じて文字を選択したが、本実施例では、キー4の押圧位置に応じて文字を選択することを特徴とする。この場合、携帯電話装置の基本構成は第1の実施例と同様であるが、本実施例では、圧力センサ5の実装形態と、記憶部6に記憶する入力テーブル7に記述する情報と、判定手段9及び文字確定手段10の動作が異なる。
具体的には、図9に示すように、各々のキー4に対して複数の圧力センサ5(例えば、5つの圧力センサ)が実装され、各々のキー4を押圧する位置(例えば、上下左右と中央の5つ)によって、異なる圧力センサ5が圧力を検知するように構成する。なお、図9の構成は例示であり、各々のキー4に複数の圧力センサ5が配置されていればよく、圧力センサ5の数や実装位置は任意であり、例えば、3つの圧力センサ5を上下及び中央に配置したり、5つの圧力センサ5を4隅と中央に配置するなどの変更も可能である。
また、記憶部6には、圧力を検知した圧力センサ5が実装されたキー4の種類とキー4の押圧位置(圧力センサ5の実装位置)とを対応付ける入力テーブル7が記憶される。例えば、図9のように1つのキー4に5つの圧力センサ5を実装した場合は、図10に示すように、入力テーブル7には、各々のキー4の種類及びキー4の押圧位置と文字とが対応付けて登録される。具体的には、キー4の押圧位置が中央の場合は”あ”段(あ、か、さ…等)、上の場合は”い”段(い、き、し…等)、右の場合は”う”段(う、く、す…等)、下の場合は”え”段(え、け、せ…等)、左の場合は”お”段(お、こ、そ…等)が対応づけて登録される。
制御部8の判定手段9は、どの圧力センサ5からの信号を受け取ったかに基づいてキー4の押圧位置を判定する。なお、複数の圧力センサ5から信号を受け取った場合(例えば、中央と上との中間位置を押圧した場合など)は、最も大きい出力の圧力センサ5からの信号に基づいてキー4の押圧位置を決定するようにする。また、文字確定手段10は、上述した入力テーブル7を参照して、圧力を検知した圧力センサ5が実装されたキー4の種類と判定手段9で判定したキー4の押圧位置とに基づいて文字を特定し、特定した文字を入力文字として確定する。
次に、本実施例の携帯電話装置を用いた具体的な文字入力操作について、図11及び図12を参照して説明する。
第1の実施例と同様に、入力例として「えき」と入力する場合は、図11に示すように、1キーの下側を1回押圧し、2キーの上側を1回押圧する。また、「きか」など同じ行の文字を入力する場合は、図12に示すように2キーの上側を1回押圧し、2キーの中央を1回押圧する。
このように、本実施例の携帯電話装置では、キー入力部3の各々のキー4の複数の位置に圧力センサ5を実装し、判定手段9では、圧力センサ5の信号に基づいてキー4の押圧位置(圧力センサ5の実装位置)を判定し、文字確定手段10では、入力テーブル7を参照して、押圧力を検知した圧力センサ5が実装されたキー4の種類とキー4の押圧位置とに基づいて文字を確定するため、従来と同じキー配列でありながら、一回のキー操作で文字を確定することができ、これにより、文字入力操作を容易にすることができる。
なお、第1の実施例では、押圧力の強度レベルに基づいて入力する文字を確定し、第2の実施例では、キー4の押圧位置に基づいて入力する文字を確定したが、これらを組み合わせて入力する文字を確定してもよい。その場合は、例えば、図13に示すように、強度レベル(例えば、3段階)と押圧位置(例えば、5カ所)とを掛け合わせた数(この場合は15種類)の文字を対応付けることができ、これによって、一回のキー操作でより多くの文字を入力することができるようになる。
本発明は、携帯電話装置に限らず、キー入力部の1つのキーに複数の文字や機能などが割り当てられており、キーを複数回操作することによって入力内容を選択する任意の端末装置、例えば、PDAなどの携帯型の端末装置に対しても適用することができる。
本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置における圧力センサの実装例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置における入力テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置を用いた入力例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置を用いた入力例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置における入力テーブルの他の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話装置における入力テーブルの他の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る携帯電話装置における圧力センサの実装例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る携帯電話装置における入力テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る携帯電話装置を用いた入力例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る携帯電話装置を用いた入力例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る携帯電話装置における入力テーブルの他の構成例を示す図である。 従来の携帯電話装置における入力例を示す図である。 従来の携帯電話装置における入力例を示す図である。
符号の説明
1 無線部
2 表示部
3 キー入力部
4 キー
4a 基板
4b キートップ
5 圧力センサ
6 記憶部
7 入力テーブル
8 制御部
9 判定手段
10 文字確定手段

Claims (8)

  1. 予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーに、前記キーの押圧力を検知し該押圧力に応じた信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置であって、
    前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧力の強度レベルを判定する判定手段と、
    予め記憶された、前記キーの種類及び前記押圧力の強度レベルと前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定手段で判定した前記押圧力の強度レベルとに基づいて、前記入力文字を確定する文字確定手段と、を少なくとも備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記判定手段では、前記押圧力を5段階の強度レベルに分類し、
    前記文字確定手段では、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記強度レベルで50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーの複数の位置に、各々の前記位置における前記キーの押圧力を検知して信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置であって、
    前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧位置を判定する判定手段と、
    予め記憶された、前記キーの種類及び前記キーの押圧位置と前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定手段で判定した前記キーの押圧位置とに基づいて、前記入力文字を確定する文字確定手段と、を少なくとも備えることを特徴とする携帯端末装置。
  4. 前記判定手段では、前記キーの押圧位置を5種類に分類し、
    前記文字確定手段では、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記キーの押圧位置で50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定することを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
  5. 予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーに、前記キーの押圧力を検知し該押圧力に応じた信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置における文字入力方法であって、
    所定の入力文字が割り当てられた前記キーを所定の押圧力で押圧する入力ステップと、
    前記キーに実装された前記圧力センサで前記押圧力を検知する検知ステップと、
    前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧力の強度レベルを判定する判定ステップと、
    予め記憶された、前記キーの種類及び前記押圧力の強度レベルと前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定ステップで判定した前記押圧力の強度レベルとに基づいて、入力文字を確定する文字確定ステップと、を少なくとも有することを特徴とする携帯端末装置における文字入力方法。
  6. 前記判定ステップでは、前記押圧力を5段階の強度レベルに分類し、
    前記文字確定ステップでは、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記強度レベルで50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定することを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置における文字入力方法。
  7. 予め複数の入力文字が割り当てられているキーが配列されたキー入力部を少なくとも備え、各々の前記キーの複数の位置に、各々の前記位置における前記キーの押圧力を検知して信号を出力する圧力センサが実装されてなる携帯端末装置における文字入力方法であって、
    所定の入力文字が割り当てられた前記キーの所定の位置を押圧する入力ステップと、
    前記キーの前記所定の位置に実装された前記圧力センサで前記押圧力を検知する検知ステップと、
    前記圧力センサの前記信号に基づいて、前記キーの押圧位置を判定する判定ステップと、
    予め記憶された、前記キーの種類及び前記キーの押圧位置と前記入力文字とを対応付けるテーブルを参照して、押圧力を検知した前記圧力センサが実装された前記キーの種類と、前記判定ステップで判定した前記キーの押圧位置とに基づいて、入力文字を確定する文字確定ステップと、を少なくとも有することを特徴とする携帯端末装置における文字入力方法。
  8. 前記判定ステップでは、前記キーの押圧位置を5種類に分類し、
    前記文字確定ステップでは、前記キーの種類で50音の行を特定し、前記キーの押圧位置で50音の段を特定し、一回の前記キーの操作で、50音の全ての文字を確定することを特徴とする請求項7記載の携帯端末装置における文字入力方法。
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