JP2002163035A - ノート型パーソナルコンピュータ、拡張ユニットおよび拡張ユニット使用方法 - Google Patents

ノート型パーソナルコンピュータ、拡張ユニットおよび拡張ユニット使用方法

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JP2002163035A
JP2002163035A JP2000358552A JP2000358552A JP2002163035A JP 2002163035 A JP2002163035 A JP 2002163035A JP 2000358552 A JP2000358552 A JP 2000358552A JP 2000358552 A JP2000358552 A JP 2000358552A JP 2002163035 A JP2002163035 A JP 2002163035A
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Yoshiaki Abo
善彰 安房
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NEC Yonezawa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクル性に優れたノート型パーソナルコ
ンピュータを提供する。 【解決手段】 ノート型パーソナルコンピュータの本体
部12に接続部11が設けられている。接続部11に
は、めす型のコネクタ11aが設けられている。また、
液晶部10の接続部13にはおす型のコネクタ13aが
設けられている。液晶部10と本体部12とが接続され
た状態では、コネクタ11a,13aが嵌り合うととと
もに、接続部11における上面(コネクタ11aが設置
されている面)と接続部13における本体部12に向く
面とが接触した状態になる。接続部11と接続部13と
が互いに機械的および電気的に接続されるので、ユーザ
が液晶部10を容易に取り外すことができ、その結果、
液晶部10を再利用することが容易になって、リサイク
ル性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体部と液晶表示
装置等による表示部とを備えたノート型パーソナルコン
ピュータ、およびノート型パーソナルコンピュータの部
品を流用することによってパーソナルコンピュータの機
能以外の機能を実現することができる拡張ユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータは、オ
フィス等における設置面積の低減、可搬の容易性、低消
費電力等の優位点にもとづいて広く普及している。一方
で、パーソナルコンピュータ(以下、PCという。)の
性能の向上は著しく、ユーザは、PCの耐用可能年数が
経過する前でも、PCを購入してから数年以内に新たな
PCを買い換えることが多い。
【0003】ノート型PCは、デスクトップ型PCとは
異なり、キーボード等が設置されている本体部と表示部
である液晶部とが一体化されている。従って、ユーザに
とって不要になったノート型PCは、中古品として再利
用される場合を除いて、本体部および表示部がともに廃
棄されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、廃棄されるノ
ート型PCは耐用可能年数が経過していないにも関わら
ず、すなわち、ノート型PCを構成する各部品が十分に
使用に耐えうる可能性が高いにも関わらず廃棄されてし
まう。各部品の中で、液晶部は特に高価である。そのよ
うな高価な部品が使用可能であるにもかかわらず廃棄さ
れてしまうのは無駄である。また、できるだけ廃棄物を
低減するという社会的要請に反する結果になってしま
う。
【0005】そこで、本発明は、リサイクル性に優れた
ノート型PC、およびノート型PCのリサイクル性を向
上させることができる拡張ユニットを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるノート型パ
ーソナルコンピュータは、本体部と表示部とが分離可能
であり、本体部と表示部とのそれぞれに接続部が設けら
れ、本体部における接続部と表示部における接続部とが
互いに機械的および電気的に接続される構造であること
を特徴とする。
【0007】本体部には、本体部における接続部を回動
させる回動機構が設けられていることが好ましい。その
ような構成によれば、可搬の容易性と拡張性を兼ね備え
たノート型パーソナルコンピュータが実現される。
【0008】本発明による拡張ユニットは、ノート型パ
ーソナルコンピュータの本体部と接続可能な接続部を有
する表示部を接続するための接続部が筐体の上面に設け
られ、筐体の上面における接続部と表示部における接続
部とが互いに機械的および電気的に接続される構造であ
り、所定の形式の信号を入力して入力した信号を表示部
が扱う信号形式に変換して筐体の上面における接続部に
出力する信号変換手段を備えたことを特徴とする。
【0009】信号変換手段は、例えば、アンテナ入力端
子から入力された信号を表示部が扱う信号形式に変換す
る構成である。そのような構成によれば、ノート型パー
ソナルコンピュータの表示部を容易に接続しうるテレビ
ジョンチューナユニットを実現することができる。
【0010】信号変換手段は、例えば、複数種類の信号
形式の信号を入力するための各入力端子を有し、各入力
端子に入力された信号を表示部が扱う信号形式に変換す
る構成である。そのような構成によれば、映像信号を出
力しうる多数の機器を接続することが可能であってノー
ト型パーソナルコンピュータの表示部を表示装置として
使用できる外部LCDモニタユニットを実現することが
できる。
【0011】信号変換手段は、例えば、テレビジョン受
像機のビデオ入力端子に入力される信号形式の信号を入
力し、入力された信号を表示部が扱う信号形式に変換す
る構成である。そのような構成によれば、複数種類の家
庭用ゲーム機を接続することが可能であってノート型パ
ーソナルコンピュータの表示部を表示装置として使用で
きるゲーム用モニタユニットを実現することができる。
【0012】本発明による拡張ユニットの使用方法は、
ノート型パーソナルコンピュータの本体部と接続可能な
接続部を有する表示部を装飾用のユニットに装着し、さ
らに、表示部を、ノート型パーソナルコンピュータから
分離された表示部を接続するための接続部が筐体の上面
に設けられ表示部における接続部と互いに機械的および
電気的に接続される構造の接続部を有し所定の形式の信
号を表示部が扱う信号形式に変換して接続部に出力する
信号変換手段を備えた拡張ユニットに接続することを特
徴とする。そのような方法によれば、拡張ユニット使用
時にユーザの好みにあった装飾性を発揮させることがで
きる。
【0013】表示部をスピーカ機能を有する装飾用のユ
ニットに装着するようにしてもよい。その場合には、表
示部側にスピーカ機能を持たせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1(A)はノート型PCの一例を示す斜
視図、図1(B)は本発明によるノート型PCの液晶部
を示す正面図である。図1(A),(B)に示すよう
に、ノート型PC1は、液晶部10と本体部12とを含
む。正面から見るとほぼ方形の液晶部10の下部には、
液晶部10を本体12と電気的および機械的に接続する
ための接続部13が設けられている。後述するように、
接続部13には、少なくとも、電気信号を伝達するため
のコネクタが設けられている。
【0016】図2〜図3は、それぞれ、拡張ユニットの
一例を示す正面図である。図2にはテレビジョン(T
V)チューナユニット20が示され、図3には外部LC
Dモニタユニット30が示され、図4にはゲーム用モニ
タユニット40が示されている。
【0017】TVチューナユニット20は、例えばその
筐体の裏面に設けられているアンテナ入力端子(テレビ
ジョンアンテナと同軸ケーブル等で接続される端子)や
ビデオ入力端子から入力されるテレビジョン信号をR,
G,B映像信号に変換して出力するとともに、内蔵する
スピーカから音声を出力する。また、TVチューナユニ
ット20の筐体における上面には接続部21が設けられ
ている。接続部21には、少なくとも、電気信号を伝達
するためのコネクタが設けられている。そして、接続部
21は図1に示す液晶部10の接続部13と嵌り合う構
造である。また、接続部21におけるコネクタは、液晶
部10の接続部13におけるコネクタに接続可能であ
る。
【0018】外部LCDモニタユニット30は、デスク
トップ型PC等の機器からの映像信号からR,G,B映
像信号を作成して出力する。外部LCDモニタユニット
30の筐体における上面には接続部31が設けられてい
る。接続部31には、少なくとも、電気信号を伝達する
ためのコネクタが設けられている。そして、接続部31
は図1に示す液晶部10の接続部13と嵌り合う構造で
ある。また、接続部31におけるコネクタは、液晶部1
0の接続部13におけるコネクタに接続可能である。
【0019】ゲーム用モニタユニット40は、例えばそ
の筐体の裏面に設けられている入力端子から入力される
家庭用ゲーム機から出力される映像信号をR,G,B映
像信号に変換して出力するとともに、内蔵するスピーカ
から音声を出力する。また、ゲーム用モニタユニット4
0の筐体における上面には接続部41が設けられてい
る。接続部41には、少なくとも、電気信号を伝達する
ためのコネクタが設けられている。そして、接続部41
は図1に示す液晶部10の接続部13と嵌り合う構造で
ある。また、接続部41におけるコネクタは、液晶部1
0の接続部13におけるコネクタに接続可能である。さ
らに、ゲーム用モニタユニット40には、輝度調整用の
スイッチ(図示せず)等が設けられていることが好まし
い。
【0020】図5は、ノート型PC1から分離された液
晶部10が拡張ユニットに接続された状態を示す正面図
である。図5には、ゲーム用モニタユニット40と液晶
部10とが、接続部13,41によって接続されている
例が示されている。
【0021】図6は、ノート型PC1における液晶部1
0と本体部12との接続部分を示す部分斜視図である。
本体部12の表面にはキーボードが実装され、内部には
CPU等が実装された回路基板やFD駆動部等の外部記
憶媒体駆動部等が設置されているが、その筐体の上面
(キーボード実装側の面)の奥側(操作するユーザから
遠い側)に、接続部11が設けられている。
【0022】図6に示すように、接続部11には、ソケ
ット型(めす型)のコネクタ11aが設けられている。
また、液晶部10の接続部13にはプラグ型(おす型)
のコネクタ13aが設けられている。液晶部10と本体
部12とが接続された状態では、コネクタ11a,13
aが嵌り合うととともに、接続部11における上面(コ
ネクタ11aが設置されている面)と接続部13におけ
る本体部12に向く面とが接触した状態になる。
【0023】なお、図6には示されていないが、液晶部
10と本体部12とが接続されたときに接続部11,1
3間の接続状態を強固にするために、接続部11,13
に、機械的なロック機構が設けられていることが好まし
い。例えば、液晶部10の接続部13の両横部分に凸部
を設け、本体部12の接続部11における接続部13の
凸部に対応した部分に、接続部13の凸部が差し込まれ
るとロックするような機構を設ける。そして、そのよう
なロック機構を解除するための解除ボタンを、本体部1
2の接続部11に設ければよい。
【0024】また、TVチューナユニット20の接続部
21、外部LCDモニタユニット30の接続部31およ
びゲーム用モニタユニット40の接続部41も、ノー型
PC1の本体部12における接続部11と同じ構造でよ
い。
【0025】図6では、構造理解を容易にするために本
体部12の接続部11においてコネクタ11aが突出し
た構造が示されているが、液晶部10が外されている状
態での本体部12等の美観をよくするために、液晶部1
0側のコネクタ13aの方が突出し、接続部11側のコ
ネクタ11aは接続部11の中に隠れるようにしてもよ
い。
【0026】さらに、図7に示すように、接続部11を
回動させることができるチルト機構(回動機構)が設け
られていることが好ましい。図7に示す例では、本体部
12における接続部11の両側に固定部14,15が設
けられている。そして、接続部11の両横部分には軸が
設けられ、その軸が、固定部14,15に設けられてい
る受け部において回動することによって、接続部11が
本体部12の手前側に倒れることが可能になる。
【0027】図8は、使用されるコネクタ11a,13
aの一例を示す底面図である。なお、図8にはコネクタ
13aの中央部に凸部があり、コネクタ11aの中央部
が凹部となっているタイプのものが例示されているが、
コネクタ11a,13aとして他のタイプのものを用い
てもよい。
【0028】以下、液晶部10および各拡張ユニットの
回路構成例を説明する。図9は、液晶部10の回路構成
の一例を示すブロック図である。この例では、ノート型
PC1の本体部12から液晶部10に対して、ディジタ
ルRGB信号が出力されるとする。
【0029】図9に示す構成では、制御回路101が、
コネクタ13aを介して、R,G,B信号、垂直同期信
号(VSYNC)、水平同期信号(HSYNC)等の信
号を入力する。そして、液晶等を構成要素とする表示部
102の駆動タイミングに同期して、行ドライバ103
および列ドライバ104に対して駆動信号を与える。表
示部102にはマトリクス状に電極が配され、行ドライ
バ103は、例えばマトリクスの各行電極に対して順次
走査電圧を印加し、列ドライバは、R,G,B信号にも
とづくデータ電圧を各列電極に印加する。
【0030】図10は、TVチューナユニット20の回
路構成の一例を示すブロック図である。図10に示す構
成では、チューナ部201は、アンテナ入力端子からの
テレビジョン信号をNTSC信号処理部202に出力す
る。NTSC信号処理部202には、ビデオ入力端子
(実際にはうち一つは音声入力端子)を介して映像再生
装置等の外部機器からの信号も入力可能になっている。
【0031】NTSC信号処理部202は、入力された
信号に含まれる音声信号を音声出力部(増幅部)204
に出力し、音声出力部204は、増幅した音声信号をス
ピーカに出力する。また、入力された信号に含まれる映
像信号をディジタルRGB変換部203に出力する。デ
ィジタルRGB変換部203は、入力した映像信号から
ディジタルRGB信号を作成し、接続部21に設置され
ているコネクタ21aに出力する。なお、コネクタ21
aの形状は、ノート型PC1の本体部12に設けられて
いるコネクタ11aの形状と同じである。
【0032】また、TVチューナユニット20は、例え
ば赤外線受光部205を備えている。赤外線受光部20
5はリモートコントロールユニットからの赤外線による
各種信号を受光して、チューナ部201にチャネル指示
信号を与えたり、NTSC信号処理部202に対して各
種調整指示信号を与えたり、音声出力部204に対して
音量調整信号を与えたりする。さらに、TVチューナユ
ニット20に、衛星放送チューナ部等を内蔵させてもよ
い。
【0033】図11は、外部LCDモニタユニット30
の回路構成の一例を示すブロック図である。図11に示
す構成では、外部LCDモニタユニット30は、アナロ
グRGB入力端子、ディジタルRGB入力端子およびビ
デオ入力端子の3種類の入力端子を備えている。
【0034】NTSC信号処理部302は、ビデオ入力
端子に入力された信号に含まれる映像信号をディジタル
RGB変換部303に出力する。また、アナログRGB
入力端子に入力されたアナログRGB信号は、ディジタ
ルRGB変換部303に入力される。ディジタルRGB
変換部303は、入力された信号からディジタルRGB
信号を作成し信号選択部304に出力する。信号選択部
304は、ディジタルRGB入力端子に入力されたディ
ジタルRGB信号とディジタルRGB変換部303から
のディジタルRGB信号とのいずれかを、接続部31に
設けられているコネクタ31aに出力する。なお、コネ
クタ31aの形状は、ノート型PC1の本体部12に設
けられているコネクタ11aの形状と同じである。
【0035】図11に例示された外部LCDモニタユニ
ット30は、他種類の信号形式の信号を入力できるの
で、各種機器が出力する形式の信号を入力してノート型
PC1の液晶部10が入力しうる形式の信号に変換して
コネクタ31aに出力することができる。
【0036】図12は、ゲーム用モニタユニット30の
回路構成の一例を示すブロック図である。家庭用ゲーム
機は、一般に、テレビジョン受像機を表示機器として使
用するので、映像信号および音声信号を含む信号は、ゲ
ーム機のビデオ出力端子からテレビジョン受像機のビデ
オ入力端子に入力される。そこで、図12に例示するゲ
ーム用モニタユニット30もビデオ入力端子を備えてい
る。
【0037】NTSC信号処理部401は、ビデオ入力
端子に入力された信号に含まれる音声信号を音声出力部
(増幅部)404に出力し、音声出力部404は、増幅
した音声信号をスピーカに出力する。また、入力された
信号に含まれる映像信号をディジタルRGB変換部40
2に出力する。さらに、NTSC信号処理部401に
は、調整スイッチ403からの調整信号も入力されてい
る。ユーザは、輝度調整等のために調整スイッチ403
を操作する。NTSC信号処理部401は、ビデオ入力
端子に入力された信号に含まれる映像信号に対して各種
調整を施し、調整後の映像信号をディジタルRGB変換
部402に出力する。ディジタルRGB変換部402
は、入力した映像信号からディジタルRGB信号を作成
し、接続部41に設置されているコネクタ41aに出力
する。なお、コネクタ41aの形状は、ノート型PC1
の本体部12に設けられているコネクタ11aの形状と
同じである。
【0038】次に、ノート型PC1および拡張ユニット
の使用方法について説明する。ユーザは、ノート型PC
1を使用するときには、液晶部10が本体部12に接続
された状態で使用する。図7に示された構成では液晶部
10は本体部12の側に折り畳むこともできるので、ユ
ーザがノート型PC1を持ち運ぶことも容易である。
【0039】そして、拡張ユニットが提供する機能を使
用したいときには、液晶部10を本体部12から取り外
して拡張ユニットに接続する。例えば、TVチューナユ
ニット20に対して液晶部10を接続することによっ
て、テレビジョン映像を見ることができる。TVチュー
ナユニット20に設けられている接続部21の構造およ
びコネクタ21aの形状はノート型PC1の接続部11
の構造およびコネクタ11aの形状と同じであり、ま
た、コネクタ21aに出力される信号の形式はノート型
PC1の接続部11のコネクタ11aに出力される信号
の形式と同じであるから、液晶部10の接続部13と接
続部21とを接続することに問題はなく、液晶部10を
テレビジョン映像の表示器として使用することができ
る。
【0040】また、映像信号を出力しうる外部機器を外
部LCDモニタユニット30に接続し、さらに、外部L
CDモニタユニット30に対して液晶部10を接続する
ことによって、液晶部10を外部機器の表示部として使
用することができる。例えば、デスクトップ型PCの表
示部としたり、他のノート型PCの2つ目の表示部とし
て使用することができる。外部LCDモニタユニット3
0に設けられている接続部31の構造およびコネクタ3
1aの形状はノート型PC1の接続部11の構造および
コネクタ11aの形状と同じであり、また、コネクタ3
1aに出力される信号の形式はノート型PC1の接続部
11のコネクタ11aに出力される信号の形式と同じで
あるから、液晶部10の接続部13と接続部31とを接
続することに問題はなく、液晶部10を外部機器の表示
部として使用することができる。
【0041】また、家庭用ゲーム機をゲーム用モニタユ
ニット40に接続し、さらに、ゲーム用モニタユニット
40に対して液晶部10を接続することによって、液晶
部10を家庭用ゲーム機の表示部として使用することが
できる。ゲーム用モニタユニット40設けられている接
続部41の構造およびコネクタ41aの形状はノート型
PC1の接続部11の構造およびコネクタ11aの形状
と同じであり、また、コネクタ41aに出力される信号
の形式はノート型PC1の接続部11のコネクタ11a
に出力される信号の形式と同じであるから、液晶部10
の接続部13と接続部41とを接続することに問題はな
く、液晶部10を家庭用ゲーム機の表示部として使用す
ることができる。
【0042】このようなゲーム用モニタユニット40
と、それに接続することによって直ちに映像を表示でき
る状態になる液晶部10とがあれば、家庭において、テ
レビジョン受像機が使用中であっても、家庭用ゲーム機
を使用することができる。また、ゲーム用モニタユニッ
ト40には、輝度等を調整するための調整スイッチ40
3も設けられているので、各種ゲーム機に併せて最適な
映像状態に調整することもできる。
【0043】以上に説明したように、ノート型PC1
は、本体部12と液晶部10とが分離可能であって、さ
らに、それらを接続するための接続部11,13が、機
械的に接続されるとともに電気的にも接続される。すな
わち、接続部11,13は、機械的な接続を行うと同時
に電気信号の伝達も行う。従って、ユーザは、双方の接
続部11,13を嵌め合わせるだけでノート型PC1と
して使用することができるし、それらを分離することも
容易である。
【0044】また、ノート型PC1の液晶部10に接続
可能な各種拡張ユニットにおいて、筐体の上面に接続部
が設けられている。そして、その接続部は、ノート型P
C1の本体部12における接続部11と同じ構造であ
る。また、拡張ユニットの接続部に設けられているコネ
クタには、ノート型PC1における接続部11に設けら
れているコネクタ11aに供給される信号と同形式の信
号が供給されている。従って、ユーザは、拡張ユニット
の接続部と液晶部10の接続部とを嵌め合わせるだけ
で、拡張ユニットによる拡張機能の恩恵を受けることが
できる。なお、拡張ユニットの筐体の上面に接続部を設
けるという構造は、拡張ユニットに対して液晶部10を
接続することが予定されていない限り、採用されない構
造である。
【0045】さらに、図13に示すように、液晶部10
が挿入され液晶部10を外装することができる装飾用の
デザインユニット51を用意してもよい。各種デザイン
のデザインユニット51が提供されれば、ユーザは、拡
張ユニットを使用するときに、好みのデザインユニット
51を液晶部10に装着することによって、好みのデザ
インによる装置を実現することができる。例えば、TV
チューナユニット20を使用するときに、それに接続さ
れる液晶部10に対してデザインユニット51を装着す
ることによって、インテリア的にも好ましいテレビジョ
ン受像機が実現されることになる。
【0046】また、デザインユニット51にステレオス
ピーカ52を装着可能にしたり、デザインユニット51
とステレオスピーカ52とを一体化したものを用意して
もよい。それらのものが用意されている場合には、液晶
部10側においても拡張機能が実現される。その場合、
ステレオスピーカ52には、例えば拡張ユニットから音
声信号が供給される。
【0047】なお、上記の実施の形態では、拡張ユニッ
トとして、TVチューナユニット20、外部LCDモニ
タユニット30およびゲーム用モニタユニット40を例
示したが、拡張ユニットして実現可能なものはそれらに
限られない。また、上記の実施の形態では、液晶部10
に入力される信号の形式をディジタルRGBとしたが、
すなわち、ノート型PC1の本体部12および拡張ユニ
ットから出力される信号の形式をディジタルRGBで共
通化したが、他の信号形式で共通化されていてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、ノート型パーソナルコ
ンピュータを、本体部と表示部とが分離可能であり、本
体部と表示部とのそれぞれに接続部が設けられ、本体部
における接続部と表示部における接続部とが互いに機械
的および電気的に接続される構成にしたので、ユーザが
表示部を容易に取り外すことができ、その結果、表示部
を再利用することが容易になって、リサイクル性が向上
するとともに、拡張性が向上したノート型パーソナルコ
ンピュータを得ることができる。さらに、本体部と表示
部とを別売にすることもでき、その結果、本体部の価格
を低下させることもできる。
【0049】また、本発明によれば、拡張ユニットを、
ノート型パーソナルコンピュータの本体部と接続可能な
接続部を有する表示部を接続するための接続部が筐体の
上面に設けられ、筐体の上面における接続部と表示部に
おける接続部とが互いに機械的および電気的に接続され
る構造であり、所定の形式の信号を入力して入力した信
号を表示部が扱う信号形式に変換して筐体の上面におけ
る接続部に出力する信号変換手段を備えた構成にしたの
で、ノート型パーソナルコンピュータの表示部を利用し
て種々の付加的機能を実現することができる。
【0050】さらに、本発明によれば、拡張ユニットの
使用方法を、ノート型パーソナルコンピュータの本体部
と接続可能な接続部を有する表示部を装飾用のユニット
に装着し、さらに、表示部を、拡張ユニットに接続する
ように構成したので、拡張ユニット使用時にユーザの好
みにあった装飾性を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)はノート型PCの一例を示す斜視図、
(B)は本発明によるノート型PCの液晶部を示す正面
図である。
【図2】 TVチューナユニットを示す正面図である。
【図3】 外部LCDモニタユニットを示す正面図であ
る。
【図4】 ゲーム用モニタユニットを示す正面図であ
る。
【図5】 ノート型PCから分離された液晶部が拡張ユ
ニットに接続された状態を示す正面図である。
【図6】 ノート型PCにおける液晶部と本体部との接
続部分を示す部分斜視図である。
【図7】 本体部における回動機構の一例を示す部分斜
視図である。
【図8】 接続部におけるコネクタの一例を示す底面図
である。
【図9】 液晶部の回路構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図10】 TVチューナユニットの回路構成の一例を
示すブロック図である。
【図11】 外部LCDモニタユニットの回路構成の一
例を示すブロック図である。
【図12】 ゲーム用モニタユニットの回路構成の一例
を示すブロック図である。
【図13】 デザインユニットの使用方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 ノート型パーソナルコンピュータ 10 液晶部(表示部) 11 接続部 12 本体部 13 接続部 20 TVチューナユニット 30 外部LCDモニタユニット 40 ゲーム用モニタユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と表示部とが分離可能なノート型
    パーソナルコンピュータであって、 前記本体部と前記表示部とのそれぞれに接続部が設けら
    れ、 前記本体部における接続部と前記表示部における接続部
    とは、互いに機械的および電気的に接続される構造であ
    ることを特徴とするノート型パーソナルコンピュータ。
  2. 【請求項2】 本体部には、本体部における接続部を回
    動させる回動機構が設けられている請求項1記載のノー
    ト型パーソナルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 ノート型パーソナルコンピュータの本体
    部と接続可能な接続部を有する表示部を接続するための
    接続部が筐体の上面に設けられ、 前記筐体の上面における接続部と前記表示部における接
    続部とは、互いに機械的および電気的に接続される構造
    であり、 所定の形式の信号を入力し、入力した信号を前記表示部
    が扱う信号形式に変換して前記筐体の上面における接続
    部に出力する信号変換手段を備えたことを特徴とする拡
    張ユニット。
  4. 【請求項4】 信号変換手段は、アンテナ入力端子から
    入力された信号を表示部が扱う信号形式に変換して筐体
    の上面における接続部に出力する請求項3記載の拡張ユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 信号変換手段は、複数種類の信号形式の
    信号を入力するための各入力端子を有し、前記各入力端
    子のいずれかに入力された信号を表示部が扱う信号形式
    に変換して筐体の上面における接続部に出力する請求項
    3記載の拡張ユニット。
  6. 【請求項6】 信号変換手段は、テレビジョン受像機の
    ビデオ入力端子に入力される信号形式の信号を入力し、
    入力された信号を表示部が扱う信号形式に変換して筐体
    の上面における接続部に出力する請求項3記載の拡張ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 ノート型パーソナルコンピュータの本体
    部と接続可能な接続部を有する表示部を装飾用のユニッ
    トに装着し、 前記表示部を、ノート型パーソナルコンピュータから分
    離された表示部を接続するための接続部が筐体の上面に
    設けられ前記表示部における接続部と互いに機械的およ
    び電気的に接続される構造の接続部を有し、所定の形式
    の信号を前記表示部が扱う信号形式に変換して前記接続
    部に出力する信号変換手段を備えた拡張ユニットに接続
    することを特徴とする拡張ユニットの使用方法。
  8. 【請求項8】 表示部をスピーカ機能を有する装飾用の
    ユニットに装着する請求項7記載の拡張ユニットの使用
    方法。
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