JP2002162141A - 貯氷量検知装置 - Google Patents

貯氷量検知装置

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JP2002162141A JP2000361058A JP2000361058A JP2002162141A JP 2002162141 A JP2002162141 A JP 2002162141A JP 2000361058 A JP2000361058 A JP 2000361058A JP 2000361058 A JP2000361058 A JP 2000361058A JP 2002162141 A JP2002162141 A JP 2002162141A
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輝彦 大谷
Masayuki Kuroyanagi
正行 黒柳
Motohiro Kawachi
基宏 河地
Takuji Hibino
卓司 日比野
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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C5/00Working or handling ice
    • F25C5/18Storing ice
    • F25C5/182Ice bins therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、締結部品を用いることなく貯氷
庫の天井部に取り付けられると共に貯氷庫の内部から容
易に取り外すことができる貯氷量検知装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 検知板ベース18のベース本体21の上
面両端に弾性変形可能な一対の爪部22及び23が形成
されると共にこれら爪部22及び23の間に円弧部24
とスイッチ保持部25とが形成されている。検知板ベー
ス18に取り付けられた検知板19が回動し得るように
円弧部24によりベース本体21の下面側に凹部が形成
され、スイッチ保持部25にリードスイッチ20が脱着
自在に取り付けられる。検知板ベース18の爪部22及
び23によって、貯氷量検知装置は貯氷庫の上板に形成
された開口部に貯氷庫内部から脱着自在に嵌着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貯氷量検知装置
に係り、特に自動製氷機の貯氷庫の上板に取り付けられ
る貯氷量検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15に従来のこの種の貯氷量検知装置
を示す。製氷機内の貯氷庫の天板1の内側に非磁性体か
らなる遮蔽板2が設けられ、遮蔽板2の上面に近接スイ
ッチ3が固定されている。また、遮蔽板2の下面に固設
された支持部材4に検知板5が回動自在に配設され、検
知板5の一端に磁性体からなる補助板6が近接スイッチ
3に対向するように設けられている。通常時は検知板5
は実線で示される位置にあり、近接スイッチ3によって
補助板6の位置、ひいては検知板5の位置が認識され
る。ここで、氷放出口7を介して貯氷庫内に貯蔵される
氷の貯蔵量が多くなると、その氷によって検知板5は鎖
線で示すように回動する。その結果、補助板6が近接ス
イッチ3から離れ、近接スイッチ3により満氷であるこ
とが検知される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アンダーカウンタータ
イプの自動製氷機においては、ユーザが天板1上に物や
機械を置いたり、天板1のすぐ上にカウンターが位置す
るために、メンテナンス時に天板1を容易に取り外すこ
とができない場合がある。そこで、貯氷量検知装置の近
接スイッチ3や検知板5が何らかの理由で故障したり汚
れたときには、天板1を取り外さずに貯氷庫の内部から
これらの部品の交換、修理、清掃等を行っていた。しか
しながら、近接スイッチ3及び検知板5の支持部材4は
ネジ等の締結部品を用いて遮蔽板2に固定されているた
め、貯氷庫内から容易に取り外すことができず、メンテ
ナンスに手間がかかっていた。また、締結部品として金
属製のネジを用いると錆等の腐食の怖れがあった。
【0004】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、締結部品を用いることなく貯氷庫
の天井部に取り付けられると共に貯氷庫の内部から容易
に取り外すことができる貯氷量検知装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る貯氷量検
知装置は、貯氷庫内の壁面に形成された開口部に貯氷庫
内部から脱着自在に嵌着される検知板ベースと、検知板
ベースに取り付けられると共に貯氷庫に所定量の氷が貯
蔵されたことを検知する検知手段とを備えたものであ
る。
【0006】検知手段が、貯氷庫に所定量の氷が貯蔵さ
れるとその氷によって回動するように検知板ベースに取
り付けられた検知板と、検知板の回動を検知するスイッ
チとを含み、さらに検知板が、弾性変形自在な腕部と、
この腕部に形成され且つ検知板ベースに形成された孔に
遊嵌されるボスとを有し、検知板ベースが検知板の腕部
を覆うガードを有するように構成することができる。好
ましくは、検知板ベースは、スイッチに接続されたリー
ド線の中間部を固定すると共に貯氷庫の上板に開口部に
隣接して形成された凹部内に収容されるリード線固定部
を有している。また、貯氷庫の上板の開口部内で且つ検
知板ベースの上方に貯氷庫内部から脱着自在に断熱材を
嵌め込むこともできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る貯氷量検知装置が設けられた製氷機の構成を示
す。製氷機の内部は貯氷庫11と機械室12とに大きく
二分されており、貯氷庫11は断熱材によって囲まれ、
機械室12にはオーガを有する製氷部13やオーガを回
転駆動するためのモータ並びに冷凍回路を構成する圧縮
機14等が収納されている。製氷部13で製造された氷
は、氷放出口15から貯氷庫11内に放出され貯蔵され
る。
【0008】貯氷庫11の上板16に貯氷量検知装置1
7が装着されている。図2に示されるように、貯氷量検
知装置17は、検知板ベース18と、この検知板ベース
18に取り付けられる検知板19及びリードスイッチ2
0とを有している。検知板ベース18は樹脂成型品から
なり、平板状のベース本体21の上面両端に弾性変形可
能な一対の爪部22及び23が形成されると共にこれら
爪部22及び23の間に円弧部24とスイッチ保持部2
5とが形成されている。円弧部24は検知板ベース18
に取り付けられた検知板19が回動し得るようにベース
本体21の下面側すなわち貯氷庫11側に凹部を形成す
るためのものであり、スイッチ保持部25はベース本体
21の上面にリードスイッチ20を脱着自在に取り付け
るためのものである。
【0009】図3(a)に示されるように、貯氷庫11
の上板16は貯氷庫11に面する樹脂部26と樹脂部2
6の上に形成された断熱部27とを有し、これら樹脂部
26と断熱部27に貯氷量検知装置17を装着するため
の開口部28が形成されている。樹脂部26の開口端部
が開口部28の内側面に沿ってほぼ直角に屈曲されてい
る。
【0010】一対の爪部22及び23を互いに内方に撓
ませた状態でこの開口部28に貯氷庫11の内部から検
知板ベース18を挿入すると、爪部22及び23が弾性
変形したまま検知板ベース18は開口部28内を上方へ
進み、爪部22及び23の先端が上板16の樹脂部26
の開口端部に達したところで、図3(b)に示されるよ
うに、弾性変形が解放されて爪部22及び23が樹脂部
26の開口端部に係合する。この係合により検知板ベー
ス18の開口部28からの落下が防止される。また、こ
のとき、上板16と検知板ベース18とにより貯氷庫1
1の内部と外部との間の空気の流通が遮断される。上板
16には開口部28に隣接して一対の凹状の指挿入部2
9及び30が形成されており、これらの指挿入部29及
び30にそれぞれ指を挿入して爪部22及び23を互い
に内方に撓むように押さえることにより、爪部22及び
23と樹脂部26の開口端部との係合を解除して開口部
28から検知板ベース18を取り外すことができる。
【0011】図4(a)に示されるように、検知板ベー
ス18のスイッチ保持部25はベース本体21の表面と
平行に延びる弾性変形可能な押さえ部31を有し、この
押さえ部31の先端下面に爪部が突出形成されている。
ベース本体21の表面に沿ってリードスイッチ20をス
イッチ保持部25に挿入すると、爪部がリードスイッチ
20の上に載るために押さえ部31が弾性変形し、リー
ドスイッチ20が奥まで入ったところで、図4(b)に
示されるように、押さえ部31の爪部がリードスイッチ
20に係合して押さえ部31の弾性変形が解放される。
この係合によりリードスイッチ20のスイッチ保持部2
5からの脱落が防止される。押さえ部31の先端を上方
へ持ち上げて爪部とリードスイッチ20との係合を解除
することにより、リードスイッチ20をスイッチ保持部
25から引き抜くことができる。
【0012】図5(a)に示されるように、検知板19
は樹脂成型品からなり、概ね平板状の検知板本体32と
一直線上に配置され且つ互いに外方に突出する一対のボ
ス33及び34とを有している。一方のボス33は検知
板本体32の側面上に直接形成されているが、他方のボ
ス34は検知板本体32から延出した弾性変形可能な腕
部35に形成されており、腕部35の弾性変形により一
対のボス33及び34間の間隔が弾力的に変化し得るよ
うになっている。また、検知板本体32には腕部35が
変形し過ぎないように曲がり止め36が形成されてい
る。さらに、図5(b)に示されるように、検知板本体
32の端部にはマグネット37が埋め込まれ、カバー3
8で覆われている。
【0013】一方、図4(a)に示されるように、検知
板ベース18には、ベース本体21の下面に突出し且つ
互いに平行な一対の検知板固定部39及び40が形成さ
れている。これらの検知板固定部39及び40には、そ
れぞれ孔41及び42が形成され、図6(a)及び
(b)に示されるように、孔41及び42に検知板19
のボス33及び34が遊嵌されている。これにより、検
知板19はボス33及び34を中心として回動自在に検
知板ベース18に取り付けられる。検知板19の回動に
伴って検知板19の端部に埋設されたマグネット37は
検知板ベース18の円弧部24内を回動する。マグネッ
ト37は、通常時はスイッチ保持部25に保持されたリ
ードスイッチ20の検知面に円弧部24の壁面を挟んで
対向しており、検知板19が回動するとリードスイッチ
20の検知面から直角方向に遠ざかるようになってい
る。
【0014】なお、図6(b)の検知板19aのように
マグネット37が円弧部24内に入らない状態で傾けて
検知板ベース18に取り付けられると、貯氷量の検知を
正常に行うことができなくなるが、このように誤って検
知板19を傾けて取り付けようとすると、図5(a)に
示す検知板19の張り出し部43が検知板ベース18の
検知板固定部39と干渉するために取り付けることがで
きなくなるように構成されている。また、検知板19を
表裏逆に検知板ベース18に取り付けると、マグネット
37とリードスイッチ20の検知面との距離が異なるた
めにリードスイッチ20から所定の検知信号を得ること
ができなくなる。そこで、検知板19のボス33及び3
4の径を互いに異なった値とし、それに対応して検知板
ベース18の孔41及び42の径も互いに異なった値と
することにより、検知板19の表裏逆の誤った取り付け
を防止することができる。例えば、ボス33及び34の
径をそれぞれ5.5mm及び6.5mmとし、孔41及
び42の径をそれぞれ6.0mm及び7.0mmとす
る。
【0015】図7(a)に示されるように、検知板ベー
ス18のベース本体21の上面には、スイッチ保持部2
5に保持されたリードスイッチ20のリード線44を押
さえるためのリード線固定部45が形成されている。こ
のリード線固定部45により、図7(b)に示されるよ
うに、リード線44の中間部はリードスイッチ20との
接続部よりも低い位置に固定される。これにより、リー
ド線44に結露水が付着した場合、結露水はリード線4
4を伝ってリード線固定部45に固定されている中間部
にまでは至るものの、リードスイッチ20との接続部の
方が高いので、リードスイッチ20に至ることはなく、
リードスイッチ20への結露水の浸入が防止される。
【0016】図8に示されるように、貯氷庫11の上板
16の樹脂部26に開口部28に隣接して検知板ベース
18のリード線固定部45が収容される大きさの凹部4
6が形成されている。このような凹部46の存在によ
り、検知板ベース18を誤った向きに取り付けようとし
ても検知板ベース18は開口部28に挿入することがで
きないようになっている。従って、誤取付による検知不
能が未然に防止される。
【0017】図9(a)に示されるように、検知板19
の腕部35に形成されたボス34は検知板ベース18の
検知板固定部40の孔42に挿入されるが、検知板固定
部40が腕部35の外側に位置して斜線部のように腕部
35を覆うガードを兼ねている。このガードにより、例
えば、ユーザが貯氷庫11内の氷をスコップで取り出す
ときにスコップの先端が腕部35に当たって腕部35を
曲げることが防止される。また、偶発的にスコップの先
端が腕部35に当たったとしても、検知板19の検知板
本体32に曲がり止め36が形成されているので、図9
(b)のように腕部35が曲がり過ぎることはなく、検
知板19が検知板ベース18から外れたり、腕部35が
破損することが防止される。
【0018】図3(a)及び(b)に示したように、貯
氷庫11の上板16は樹脂部26と断熱部27とからな
り、これら両者は一体成形されたり、樹脂部26を含め
た状態で断熱部27の発泡を行うことにより両者を密着
させたり、あるいはそれぞれ精度よく成形された樹脂部
26と断熱部27を接着剤等で隙間なく密着させること
で、氷が貯蔵された貯氷庫11の冷気により冷やされた
樹脂部26が貯氷庫外部の空気に直接接触しないように
構成されている。このため、貯氷庫外部の空気が冷やさ
れて結露することが防止される。
【0019】図10に示されるように、上板16には、
貯氷庫11側の開口部28に加えて、機械室12側に貫
通孔47が形成されると共に開口部28と貫通孔47と
を接続するコネクタ通路48が形成されている。コネク
タ通路48は、貯氷量検知装置17のリードスイッチ2
0からのリード線44を機械室12内に配設された図示
しない制御部に接続するための通路であり、メンテナン
スでリードスイッチ20を交換する際にリードスイッチ
20を接続するコネクタを機械室12側に送るときにも
使用される通路である。図11(a)及び(b)に示さ
れるように、このコネクタ通路48は上板16の断熱部
27の上部に形成された溝形状を有しており、コネクタ
通路48を通って機械室12内の温度の高い空気が貯氷
庫11内に流れ込むことを防止するために、上板16の
開口部28に断熱材49が、貫通孔47に断熱材50が
それぞれ嵌め込まれている。
【0020】断熱材49は図12(a)〜(c)に示さ
れるようなほぼ平板形状に、断熱材50は図13(a)
及び(b)に示されるような若干のT字形状に、それぞ
れ発泡ポリプロピレン等の弾力性に富んだ材料から形成
されている。これらの断熱材49及び50は、対応する
開口部28及び貫通孔47よりわずかに大きな寸法に形
成され、少し縮んだ状態で開口部28及び貫通孔47に
嵌め込まれることにより、隙間を無くして空気の侵入を
遮断している。
【0021】開口部28及び貫通孔47はそれぞれ上半
部より下半部の方が狭く形成されており、断熱材49は
開口部28の上半部に嵌入されることにより、また断熱
材50はそのT字形状が貫通孔47の形状に適合するこ
とによりそれぞれ落下が防止されている。ただし、断熱
材49及び50はいずれも弾力性に富んでいるので、開
口部28及び貫通孔47の下方から取り付けたり取り外
すことができる。なお、開口部28に嵌め込まれる断熱
材49は、図14(a)〜(c)に示されるような形状
のものを使用することもできる。
【0022】以上のように、この実施の形態に係る貯氷
量検知装置17はネジ等の締結部品を一切用いずに貯氷
庫11の上板16の開口部28に脱着自在に嵌着される
ので、貯氷庫11の内部から容易に取り外しが可能とな
り、部品の交換、修理、清掃等のメンテナンスがしやす
くなる。図6(a)に示されるように、貯氷庫11内の
氷が少ないときには検知板19は通常位置Pにあり、貯
氷庫11内が満氷になると検知板19は水平位置Qに来
るが、その間、マグネット37が埋設された検知板19
の端部と検知板ベース18の円弧部24との隙間は小さ
く、ここに氷等が挟まる怖れは少ない。また、小さな氷
がこの隙間から円弧部24内に入ったとしても、検知板
19が水平位置Qから通常位置Pに戻るまでに小さな氷
は検知板19の表面上を滑落し、リードスイッチ20と
マグネット37との間に氷が挟まることはない。
【0023】なお、貯氷量検知装置17は貯氷庫11の
上板16に取り付けられたが、これに限るものではな
く、貯氷庫11内の壁面、例えば側壁の上部に取り付け
ることもできる。また、この発明は、製氷機に限ること
はなく、貯氷庫を有する各種機器に広く適用することが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、貯氷庫内の壁面に形成された開口部に貯氷庫内部か
ら脱着自在に検知板ベースを嵌着し、この検知板ベース
に所定量の氷の貯蔵を検知する検知手段を取り付けたの
で、締結部品を用いずに貯氷庫の内部から容易に取り付
け及び取り外しができ、メンテナンス時にドライバー等
の工具が不要となり、迅速且つ容易に作業を行うことが
できる。
【0025】検知手段を、貯氷庫に所定量の氷が貯蔵さ
れるとその氷によって回動するように検知板ベースに取
り付けられた検知板と、検知板の回動を検知するスイッ
チとから構成し、検知板が弾性変形自在な腕部とこの腕
部に形成され且つ検知板ベースに形成された孔に遊嵌さ
れるボスとを有し、検知板ベースに検知板の腕部を覆う
ガードを形成すれば、スコップ等が検知板の腕部に当た
って検知板が検知板ベースから外れたり、誤検知するこ
とが防止される。リード線固定部を検知板ベースに形成
してスイッチに接続されたリード線の中間部を固定し、
このリード線固定部を収容する凹部を貯氷庫の上板に開
口部に隣接して形成すれば、開口部への検知板ベースの
誤取付による検知不能を防止することができる。貯氷庫
の上板の開口部内で且つ検知板ベースの上方に貯氷庫内
部から脱着自在に断熱材を嵌め込む構造にすれば、スイ
ッチ及び貯氷庫の上板に結露が生じにくくなる。
【0026】この発明に係る貯氷量検知装置は、ネジ等
の締結部品を用いないので、金属製のネジを使用した場
合の錆等の腐食がなく衛生的である。また、締結部品を
用いないために、組み立て時の工数が非常に減少し、部
品数も減少してコストダウンがなされると共に締結部品
の緩みによる不良の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る貯氷量検知装置
が設けられた製氷機の構成を示す断面図である。
【図2】 実施の形態に係る貯氷量検知装置の構成を示
す分解図である。
【図3】 貯氷庫の上板への検知板ベースの取り付け作
業を示し、(a)は取り付け途中、(b)は取り付け完
了の状態を示す断面図である。
【図4】 検知板ベースのスイッチ保持部へのリードス
イッチの取り付け作業を示し、(a)は取り付け途中、
(b)は取り付け完了の状態を示す断面図である。
【図5】 検知板を示し、(a)は正面図、(b)は分
解側面図である。
【図6】 検知板が取り付けられた検知板ベースを示
し、(a)は一方の側面図、(b)は他方の側面図であ
る。
【図7】 リードスイッチが取り付けられた検知板ベー
スを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図8】 貯氷量検知装置が取り付けられた貯氷庫の上
板を示す平面図である。
【図9】 検知板ベースに取り付けられた検知板を示
し、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図10】 製氷機の上板を示す平面図である。
【図11】 (a)は図10のA−A線断面図、(b)
は図10のB−B線断面図である。
【図12】 上板の開口部に挿入される断熱材を示す図
である。
【図13】 上板の貫通孔に挿入される断熱材を示す図
である。
【図14】 上板の開口部に挿入される他の断熱材を示
す図である。
【図15】 従来の貯氷量検知装置が設けられた製氷機
の構成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
11 貯氷庫、12 機械室、13 製氷部、14 圧
縮機、15 氷放出口、16 上板、17 貯氷量検知
装置、18 検知板ベース、19 検知板、20 リー
ドスイッチ、21 ベース本体、22,23 爪部、2
4 円弧部、25 スイッチ保持部、26 樹脂部、2
7 断熱部、28 開口部、29,30指挿入部、31
押さえ部、32 検知板本体、33,34 ボス、3
5 腕部、36 曲がり止め、37 マグネット、38
カバー、39,40 検知板固定部、41,42
孔、43 張り出し部、44 リード線、45 リード
線固定部、46 凹部、47 貫通孔、48 コネクタ
通路、49,50 断熱材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河地 基宏 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 日比野 卓司 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯氷庫内の壁面に形成された開口部に貯
    氷庫内部から脱着自在に嵌着される検知板ベースと、 前記検知板ベースに取り付けられると共に貯氷庫に所定
    量の氷が貯蔵されたことを検知する検知手段とを備えた
    ことを特徴とする貯氷量検知装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、貯氷庫に所定量の氷が
    貯蔵されるとその氷によって回動するように前記検知板
    ベースに取り付けられた検知板と、検知板の回動を検知
    するスイッチとを含み、 検知板は、弾性変形自在な腕部と、この腕部に形成され
    且つ前記検知板ベースに形成された孔に遊嵌されるボス
    とを有し、 前記検知板ベースは前記検知板の腕部を覆うガードを有
    する請求項1に記載の貯氷量検知装置。
  3. 【請求項3】 前記検知板ベースは、前記スイッチに接
    続されたリード線の中間部を固定すると共に貯氷庫の上
    板に開口部に隣接して形成された凹部内に収容されるリ
    ード線固定部を有する請求項2に記載の貯氷量検知装
    置。
  4. 【請求項4】 貯氷庫の上板の開口部内で且つ前記検知
    板ベースの上方に貯氷庫内部から脱着自在に嵌め込まれ
    る断熱材を備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    貯氷量検知装置。
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