JP2008145016A - 貯氷検知ユニットの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯氷検知ユニットの取付部材への着脱を容易にし得ると共に、リード線の配線作業も効率的に行ない得る貯氷検知ユニットの取付構造を提供する。
【解決手段】貯氷検知ユニット64は、ユニット本体66と、ユニット本体66の下部に揺動自在に支持された揺動部材68と、貯氷庫の満氷時に作動される検知部70とを備える。ユニット本体66の前側に、左右および上方向に開放する案内空間102を備えた弾性部材72が配設される。そして、ユニット本体66の後部を機構枠部の第1係止部に係合させると共に、弾性部材72を後方へ押圧して弾性変形したもとで機構枠部の第2係止部に弾性部材72の係合通孔104aを係合させることで、貯氷検知ユニット64が機構枠部の下面に取付けられる。
【選択図】図4

Description

この発明は、貯氷検知ユニットの取付構造に関し、更に詳細には、製氷機の貯氷量を検知する貯氷検知ユニットの取付構造に関するものである。
例えば、所謂クローズドセルタイプと云われる噴射式製氷機には、貯氷庫の上方に配設された取付部材の下面に貯氷検知ユニットが設けられ、該貯氷検知ユニットにより貯氷庫内が満氷となったことを検知するようになっている。図6は、従来の貯氷検知ユニットの取付構造を概略的に示す説明図であって、この貯氷検知ユニット10は、製氷機本体12の天井部を構成する機構枠部(取付部材)14の下面に、ネジ16を介して取付けられるようになっている。具体的には、貯氷検知ユニット10の上部に、一方側にフランジ18が形成された取付ブラケット20が設けられると共に、機構枠部14に角穴部22が開設されている。そして、前記取付ブラケット20のフランジ18を角穴部22の縁部に係止させた状態で、該取付ブラケット20の他方側を前記ネジ16で機構枠部14に固定することで、該機構枠部14に貯氷検知ユニット10が取付けられる。
なお、貯氷検知ユニット10から導出するリード線24は、前記機構枠部14の後部側に開設した切欠部26を介して該機構枠部14の上面側へ案内される。そして、機構枠部14の上面側に案内されたリード線24は、製氷機の統括的な運転制御を行なう制御部(図示せず)のリード線28とコネクタ端子30を介して接続されている。
特開2002−364962号公報
ところで、メンテナンスに際して前記貯氷検知ユニット10を機構枠部14から取外す場合、該機構枠部14を製氷機本体12から外した後に、貯氷検知ユニット10を機構枠部14から取外していては、大掛かりな作業となって時間を要してしまう。そのため、通常は、貯氷検知ユニット10の下方に位置する貯氷庫の氷取出口(何れも図示せず)を介して貯氷検知ユニット10を機構枠部14から取外すことが行なわれている。しかしながら、前述の如く、貯氷検知ユニット10は機構枠部14にネジ止めされているので、作業者は、氷取出口から腕を庫内に挿入して前記ネジ16を取外さなければならず、取外し作業が非常に煩雑となる難点があった。また、貯氷検知ユニット10のリード線24は、機構枠部14の後側から上面側へ案内されているため、庫内前側での貯氷検知ユニット10の取外し作業に加え、リード線28から取外した庫外でのコネクタ端子30を含むリード線24を、機構枠部14の後側から庫内側へ引き抜く作業が必要となるため、更なる作業効率の低下を招いていた。
なお、リード線24を機構枠部14の前側から上面側へ配線することで、リード線24を機構枠部14の後側から引き抜く作業を省略できるが、この場合は、通常時において庫内前側に垂れ下がるリード線24を保持するための別部材を設ける必要があり、部品点数が増えてコストが嵩む問題を招く。
そこで本発明は、従来の貯氷検知ユニットの取付構造に内在する前記問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、取付部材への着脱を容易にし得ると共に、リード線の配線も良好に行ない得る貯氷検知ユニットの取付構造を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1に係る発明の貯氷検知ユニットの取付構造は、
製氷機本体の内部において貯氷庫の上方に臨む取付部材の下面に着脱自在に取付けられるユニット本体と、前記ユニット本体の内部に収容保持され、前記貯氷庫内が満氷となったことを検知して、その検知信号をリード線を介して製氷機の運転制御部に送出する検知部とを備えた貯氷検知ユニットの取付構造であって、
前記ユニット本体に設けられた第1被係止部と、
前記ユニット本体に配設され、上方および側方に開放する空間部が画成されると共に、第2被係止部が設けられた樋状の弾性部材と、
前記取付部材の下面に設けられて、所定間隔で離間する第1係止部および第2係止部とを備え、
前記ユニット本体の第1被係止部を前記第1係止部に係合させたもとで、前記弾性部材を弾性変形して前記第2係止部に前記第2被係止部を係止することで、前記貯氷検知ユニットが取付部材に取付けられ、
前記検知部から導出するリード線を、前記弾性部材の空間部を通して案内するようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、弾性部材を押圧することで貯氷検知ユニットを取付部材に容易に着脱することができる。従って、製氷機のフロントパネル等を取外すだけで貯氷検知ユニットを着脱することが可能となる。また、弾性部材の空間部を介してリード線を案内するようにしたので、リード線を保持するための別部材を設ける必要がなく、コストの増加を抑制し得る。
請求項2に係る貯氷検知ユニットの取付構造では、第1被係止部を前記ユニット本体の後側に設け、左右の両側方に開放する前記空間部を有すると共に、前記第2被係止部が前面側に設けられた前記弾性部材を、前記ユニット本体の前側に配設し、前記取付部材の下面に前後方向に離間するよう設けられた前記第1係止部および第2係止部に対し、前記第1被係止部および第2被係止部を係合させ、前記リード線は、空間部を介して弾性部材の前面側に案内するようにした。
請求項2の発明によれば、製氷機の前面側から貯氷検知ユニットを取付けることが可能となり、作業効率を向上し得る。また、空間部を介してリード線を貯氷検知ユニットの前面側に案内することができ、リード線の配線が容易となる。
請求項3に係る貯氷検知ユニットの取付構造では、前記弾性部材の側縁部に、前記リード線を前記空間部内に引き込み案内する第1切欠きと、該リード線の空間部からの引き出しを案内する第2切欠きとを開設した。
請求項3の発明によれば、弾性部材に第1,第2切欠きを設けたので、リード線を確実に案内することができると共に、リード線を結束状態に保持し得る。
本発明に係る貯氷検知ユニットの取付構造によれば、貯氷検知ユニットの取付部材への着脱を容易にし得ると共に、リード線の配線作業も効率的に行ない得る。
次に、本発明に係る貯氷検知ユニットの取付構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、本発明に係る貯氷検知ユニットの取付構造を、所謂クローズドセルタイプの噴射式製氷機に採用した場合で説明する。また、以下の説明において、前後・左右・上下とは、製氷機を図1に示す状態で見た場合を基準に指称することとする。
図1は、実施例に係る貯氷検知ユニットの取付構造が採用された噴射式製氷機32を一部破断して示す正面図である。噴射式製氷機32の製氷機本体34は、上方および前方が開口した断熱箱体であって、その上方開口部36が天板38により閉塞されると共に、前方開口部37は、フロントパネル39によって着脱自在に閉成されている。前記製氷機本体34の内部(以下、庫内と呼ぶ)には、機構枠部(取付部材)40が水平に配設され、該機構枠部40の下面に、製氷室42を多数有する製氷部44が支持されている。また、前記製氷部44の下方には、製氷水を貯留する製氷水タンク46が一体成形された製氷皿48が、機構枠部40に対して左方の傾動軸50を中心に傾動自在に支持されて、製氷部44を下側から閉塞している。この製氷皿48は、除氷運転時において下方へ傾動して製氷部44を開放すると、各製氷室42で製造された角氷が落下し、製氷機本体34の下方に画成された貯氷庫52に貯留されるようになっている。なお、図1に示すように、製氷機本体34における貯氷庫52の前面に氷取出口(開口部)54が開設され、該氷取出口54は開閉扉56により開閉される。
図2は、前記機構枠部40の一部を底面側から見た概略図であって、機構枠部40の下面には、一対の第1係止部58,58が左右に所定間隔離間して配設されている。また、機構枠部40の下面には、両第1係止部58,58の中間における前方に離間した位置に、第2係止部60が設けられている。各第1係止部58には、互いに対向する方向および前方に開口する凹部62が形成されている。一方、第2係止部60は、図3に示すように、機構枠部40の下面から下方に延出すると共に、その下部が後方へ向けて折曲成形されてフック形状をなしている。そして、これら第1,第2係止部58,58,60に、前記貯氷庫52に貯留される氷が所定量(満氷)となったのを検知する貯氷検知ユニット64が着脱自在に取付けられる。なお、図1に示すように、前記貯氷検知ユニット64は、機構枠部40の下面において前記製氷部44の右側(傾動軸50とは反対側)に位置するよう取付けられる。
図4に示すように、貯氷検知ユニット64は、該ユニット64の基部を構成するユニット本体66と、該ユニット本体66の下部に揺動自在に配設される揺動部材68と、ユニット本体66の内部に収容される検知部70と、ユニット本体66の前面に取付けられる弾性部材72とを基本構成としている。前記ユニット本体66の上部には、所要厚みで後方に延出する矩形状の係合板74が形成され、ユニット本体66を前記機構枠部40に取付けた際に係合板74が機構枠部40の下面に当接するようになっている。また、この係合板74における後端側は差込部(第1被係止部)76とされ、前記第1係止部58,58の凹部62,62に前側から差し込まれて係止されるよう構成される。なお、係合板74(差込部76)の上下寸法は、前記凹部62の上下寸法より僅かに小さな値に設定されると共に(図3参照)、係合板74の左右の幅寸法は、両凹部62,62の離間距離に略一致している(図2参照)。
前記ユニット本体66の内部には、前記検知部70を収容し得る収容部78が画成されている。この収容部78には、前方に開口する前面開口部80および左方(製氷部44側)に開口する側面開口部82が開設されると共に、収容部78の底部に矩形状の底面開口部78aが開設されている。また、ユニット本体66の下部には、揺動部材68の上部を収容可能な取付スペース84が画成され、該取付スペース84は前記底面開口部78aを介して収容部78に連通している。更に、ユニット本体66における取付スペース84を形成する前後の面に、揺動部材68の上部に設けられた軸部68a,68aを軸支する軸穴86,86が開設されている(図4には、前方の軸穴86のみ図示)。なお、ユニット本体66の前面上部には、前記弾性部材72を着脱自在に取付けるための係合穴88,88が左右に離間して開設されている。
前記ユニット本体66の収容部78に収容される検知部70は、噴射式製氷機32の運転制御を行なう図示しない運転制御部にリード線90,90を介して接続されている。そして、検知部70は、貯氷庫52の満氷時にON作動して、その作動信号(検知信号)を運転制御部に送出するよう構成される。検知部70の前面には、該検知部70に対してON入力を与えるスイッチレバー92が回動自在に設けられ、検知部70を収容部78に設置した際に、該スイッチレバー92の右側の端部に設けられた下方の突出する当接部92aが、前記収容部78の底面開口部78aに臨むようになっている。
前記揺動部材68は、ユニット本体66に揺動自在に支持されるレバー部94と、該レバー部94の下部に係止される検知板96とから構成される。レバー部94の上部には、前後の面に前記軸部68a,68aが突出成形されると共に、上方に突出するよう湾曲したカム状部98がレバー部94の上部右側に形成されている。そして、レバー部94は、前記軸部68a,68aを前記取付スペース84の内側から軸穴86,86に挿通することで、ユニット本体66に揺動自在に支持されるよう構成される。また、レバー部94の上部を取付スペース84内に軸支した際に、前記カム状部98が前記底面開口部78aに整合するようになっている。そして、レバー部94が図1の反時計方向に回動すると、カム状部98が底面開口部78aを介して収容部78内に臨み、前記スイッチレバー92の当接部92aを押し上げるよう構成される。前記レバー部94の下側には、環状片100が形成され、該環状片100に前記検知板96のフック部96aを係止し得るよう構成される。この検知板96は、貯氷庫52内に氷が貯留されるに従って氷により右方へ押しやられ、これに伴ない前記レバー部94が図1の反時計方向に揺動されるようになっている。
前記弾性部材72は、可撓性を備えた金属板または合成樹脂板を側面視で略U字状に成型した樋状部材であって、該弾性部材72には、左右および上方に開放して検知部70のリード線90,90を案内する案内空間(空間部)102が画成されている。また、弾性部材72は、該弾性部材72の前面を構成する押圧面部104を後方へ押圧することで、弾性変形し得るようになっている。前記押圧面部104には、機構枠部40の前記第2係止部60が前面側から係合する係合通孔(第2被係止部)104aが開設されている。前記弾性部材72の後側の面を構成する閉塞面部106は、弾性部材72を前記ユニット本体66の前面側に取付けた際に前記前面開口部80を閉塞するよう構成される。また、閉塞面部106の後面には、前記ユニット本体66の前面に設けた前記係合穴88,88に挿入係合する一対の係合片106a,106aが形成されている。
ここで、図2に示すように、前記ユニット本体66の差込部76の後端から前記弾性部材72の前面(すなわち、押圧面部104の前面)までの離間距離は、前記第1係止部58,58の凹部62,62後端から第2係止部60の後面までの離間距離と略一致する値に設定されている。従って、貯氷検知ユニット64を機構枠部40に取付ける際に、弾性部材72を後方へ弾性変形させることで両第1,第2係止部58,60間にユニット本体66および弾性部材72を配設することが可能となる(図3(c)参照)。なお、前記弾性部材72の案内空間102は、弾性部材72を機構枠部40に取付けた際に、機構枠部40により上方が閉塞されるようになっている。
図5に示すように、前記弾性部材72の閉塞面部106における左側の縁部には、前記検知部70のリード線90,90を前記案内空間102へ導入する第1切欠き108が形成されると共に、前記押圧面部104の右側の縁部に、案内空間102を通したリード線90,90を庫内の前面側へ送り出す第2切欠き110が形成されている。すなわち、前記検知部70のリード線90,90は、前記収容部78の側面開口部82を介して、庫内に一旦導出された後、前記第1切欠き108から案内空間102内へ引き込まれ、更に第2切欠き110を介して案内空間102から弾性部材72の前方へ引き出されるようになっている。また、両第1,第2切欠き108,110は、リード線90,90を収容した際に該リード線90,90を係合保持する機能を備えている。
(実施例の作用)
次に、実施例に係る貯氷検知ユニットの取付構造の作用について説明する。先ず、貯氷検知ユニット64の各部材を組み付ける際には、前記ユニット本体66の収容部78に検知部70を収容する。次に、前記レバー部94を取付スペース84内に挿入し、軸部68a,68aをユニット本体66の軸穴86,86に軸支して、レバー部94をユニット本体66に揺動自在に支持する。また、弾性部材72の係合片106a,106aをユニット本体66の対応する係合穴88,88に係合させて、弾性部材72をユニット本体66の前面に取付ける。このとき、弾性部材72の閉塞面部106が収容部78の前面開口部80を閉塞し、検知部70が収容部78内に収容保持される。また、検知部70のリード線90,90は、前記収容部78の側面開口部82を介して収容部78の外部へ引き出される。次いで、レバー部94の環状片100に前記検知板96のフック部96aを係止させ、貯氷検知ユニット64の組付けが完了する。
前記貯氷検知ユニット64を機構枠部40に取付ける際には、図3(a)に示すように、ユニット本体66の差込部76を機構枠部40の両第1係止部58,58の凹部62,62に差し込む。次に、前記弾性部材72の押圧面部104を後方へ押圧して、弾性部材72を弾性変形させる(図3(b))。そして、図3(c)に示すように、弾性部材72を弾性変形させたまま両第1,第2係止部58,60間に貯氷検知ユニット64(ユニット本体66および弾性部材72)を臨ませ、弾性部材72の押圧面部104に設けた係合通孔104aに第2係止部60を前側から挿入させる。この状態で、押圧面部104への押圧を解除すると、弾性部材72は弾性復帰して前記係合通孔104aに第2係止部60が係合する。こうして、図3(d)に示す如く、貯氷検知ユニット64が機構枠部40の下面に取付けられる。このように、実施例に係る貯氷検知ユニット64の取付構造によれば、弾性部材72を押圧するだけで容易に貯氷検知ユニット64を機構枠部40に取付けることが可能となる。
次に、前記ユニット本体66の側面開口部82から導出する検知部70のリード線90,90を、弾性部材72の案内空間102に引き込ませる。すなわち、閉塞面部106に設けた第1切欠き108を介してリード線90,90を案内空間102内へ引き込む。そして、案内空間102内を通したリード線90,90を、押圧面部104に設けた第2切欠き110を介して該押圧面部104の前側へ引き出させる。こうして、図5に示すように、検知部70のリード線90,90は、庫内における貯氷検知ユニット64の前面側に引き出すことができ、配線作業が極めて容易となる。しかも、弾性部材72の両切欠き108,110により、リード線90,90を確実に保持した状態で案内し得る。なお、貯氷検知ユニット64を機構枠部40に取付ける前に、予めリード線90,90を第1,第2切欠き108,110に係合させ、案内空間102に案内させた状態とした後に、貯氷検知ユニット64を機構枠部40に取付けるようにしてもよい。
貯氷検知ユニット64を機構枠部40から取外す際には、上記と逆の手順で行なわれる。すなわち、前記リード線90,90に対する第1,第2切欠き108,110による係合を解除して前記案内空間102からリード線90,90を引き出す。そして、弾性部材72の押圧面部104を押圧して係合通孔104aおよび第2係止部60の係合を解除し、貯氷検知ユニット64を庫内手前側に引き出すことで該貯氷検知ユニット64が機構枠部40から取外される。こうして、貯氷検知ユニット64は、庫内の前側から弾性部材72を押圧することで機構枠部40から取外すことができる。なお、上記手順についても、予め貯氷検知ユニット64を機構枠部40から取外した後に、案内空間102および第1,第2切欠き108,110によるリード線90,90の案内を解除するようにしてもよい。
以上に説明したように、実施例に係る貯氷検知ユニットの取付構造によれば、貯氷検知ユニット64をワンタッチで容易に着脱することができる。従って、噴射式製氷機32の天板38を取外さなくても、製氷機本体34からフロントパネル39を取り外し、前方開口部37を介して庫内側から貯氷検知ユニット64を着脱することができる。また、検知部70のリード線90,90は、貯氷検知ユニット64の前面側に引き出すことができるので、該リード線90,90の配線をスムーズに行ない得る。更に、弾性部材72にリード線90,90を案内するための第1,第2切欠き108,110を設けたので、該リード線90,90を結束保持した状態で確実に案内することができ、リード線90,90を案内するための部材を別途設ける必要はない。
なお、実施例では、噴射式製氷機32に貯氷検知ユニット64を取付けた場合を示したが、製氷機としては実施例に限定される訳でなく、貯氷庫52の上方に貯氷検知ユニット64が臨むよう配設させ得るものであれば、如何なるタイプの製氷機であっても本発明を適用し得る。また、実施例では、製氷部44等を支持する機構枠部40に貯氷検知ユニット64を取付けた場合を示したが、貯氷検知ユニット64の取付部材としては、この機構枠部40に限られず、例えば、製氷機の天板38に直接取付けるようにしてもよい。
更に、貯氷検知ユニット64のユニット本体66および揺動部材68の構成については、実施例で示したものに限定されず、適宜変更することが可能である。また、実施例で説明した第1係止部58,58および差込部76や第2係止部60および係合通孔104aの係合構造は、一例を示したものであり、他の係合構造を適宜採用可能である。例えば、第1被係止部(差込部76)を凹状に、第1係止部58と凸状に形成して、第1被係止部に第1係止部58を挿通係合させる構成とすることが可能である。
実施例に係る貯氷検知ユニットの取付構造が採用された噴射式製氷機を一部破断して示す正面図である。 機構枠部の底面側を示す概略説明図である。 実施例に係る貯氷検知ユニットを機構枠部に取付ける様子を示す概略説明図であって、(a)は差込部を第1係止部に差し込む状態を示し、(b)は弾性部材を押圧した状態を示し、(c)はユニット本体および弾性部材を第1,第2係止部間に臨ませた状態を示し、(d)は弾性部材が弾性復帰して第2係止部に係合した状態を示す。 実施例に係る貯氷検知ユニットを示す分解斜視図である。 貯氷検知ユニットの配線構造を示す斜視図である。 従来の貯氷検知ユニットの取付構造を示す拡大断面図である。
符号の説明
34 製氷機本体,40 機構枠部(取付部材),52 貯氷庫
58 第1係止部,60 第2係止部,64 貯氷検知ユニット
66 ユニット本体,68a 軸部,70 検知部,72 弾性部材
76 差込部(第1被係止部),90 リード線,102 案内空間(空間部)
104a 係合通孔(第2被係止部),108 第1切欠き
110 第2切欠き

Claims (3)

  1. 製氷機本体(34)の内部において貯氷庫(52)の上方に臨む取付部材(40)の下面に着脱自在に取付けられるユニット本体(66)と、前記ユニット本体(66)の内部に収容保持され、前記貯氷庫(52)内が満氷となったことを検知して、その検知信号をリード線(90)を介して製氷機の運転制御部に送出する検知部(70)とを備えた貯氷検知ユニット(64)の取付構造であって、
    前記ユニット本体(66)に設けられた第1被係止部(76)と、
    前記ユニット本体(66)に配設され、上方および側方に開放する空間部(102)が画成されると共に、第2被係止部(104a)が設けられた樋状の弾性部材(72)と、
    前記取付部材(40)の下面に設けられて、所定間隔で離間する第1係止部(58)および第2係止部(60)とを備え、
    前記ユニット本体(66)の第1被係止部(76)を前記第1係止部(58)に係合させたもとで、前記弾性部材(72)を弾性変形して前記第2係止部(60)に前記第2被係止部(104a)を係止することで、前記貯氷検知ユニット(64)が取付部材(40)に取付けられ、
    前記検知部(70)から導出するリード線(90)を、前記弾性部材(72)の空間部(102)を通して案内するようにした
    ことを特徴とする貯氷検知ユニットの取付構造。
  2. 前記第1被係止部(76)が前記ユニット本体(66)の後側に設けられ、左右の両側方に開放する前記空間部(102)を有すると共に、前記第2被係止部(104a)が前面側に設けられた前記弾性部材(72)を、前記ユニット本体(66)の前側に配設し、前記取付部材(40)の下面に前後方向に離間するよう設けられた前記第1係止部(58)および第2係止部(60)に対し、前記第1被係止部(76)および第2被係止部(104a)を係合させ、前記リード線(90)は、空間部(102)を介して弾性部材(72)の前面側に案内するようにした請求項1記載の貯氷検知ユニットの取付構造。
  3. 前記弾性部材(72)の側縁部に、前記リード線(90)を前記空間部(102)内に引き込み案内する第1切欠き(108)と、該リード線(90)の空間部(102)からの引き出しを案内する第2切欠き(110)とを開設した請求項1または2記載の貯氷検知ユニットの取付構造。
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