JP2002160931A - 板ガラスの熱処理用治具 - Google Patents

板ガラスの熱処理用治具

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JP2002160931A
JP2002160931A JP2000354607A JP2000354607A JP2002160931A JP 2002160931 A JP2002160931 A JP 2002160931A JP 2000354607 A JP2000354607 A JP 2000354607A JP 2000354607 A JP2000354607 A JP 2000354607A JP 2002160931 A JP2002160931 A JP 2002160931A
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Eiji Matsuki
栄司 松木
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板ガラスを多段積載して熱処理するために用
いる熱処理用冶具において、各板ガラスに反り変形をも
たらすことなく、各板ガラスへの加熱冷却が均等になる
ように熱処理が行われ、しかも、作業性に優れた板ガラ
スの熱処理用冶具を提供する。 【解決手段】 熱膨張係数が15×10-7/℃以下の結
晶化ガラスからなり、板ガラスGを載置するための矩形
の平坦面を有するセッター1と、熱膨張係数が15×1
-7/℃以下の結晶化ガラスからなり、該セッター1を
多段積載するするためのスペーサ2とを備えてなる板ガ
ラスGの熱処理用冶具において、該スペーサ2は長尺の
角柱状部材であって、その長手方向の上面および下面
が、上段のセッター1および下面のセッター1の各平行
辺の両縁端部に当接して配置され、また、その長手方向
の側面間に貫通する通気孔2aが設けられていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板ガラスを多段積
載して熱処理するために用いる熱処理用治具に関する。
特に、大画面ディスプレイの基板材料として用いられる
大型の板ガラスに熱処理を施すに際して、多量の板ガラ
スを熱処理するのに好適な熱処理用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】平面ディスプレイの代表格として薄型大
画面のプラズマディスプレイパネル(PDP)に注目が
集まっている。PDPには、前面と背面とにそれぞれ厚
さ3mm程度の平坦な大型の板ガラスが基板ガラスとし
て使用される。前面の基板ガラスには透明電極や絶縁層
の回路パターンが、背面の基板ガラスには電極の回路パ
ターンやセル用の隔壁(リブ)がそれぞれ形成されて基
板となり、この二枚の基板を封着してPDPが完成す
る。基板ガラスへの回路パターンの形成や二枚の基板の
封着等は、基板ガラスの表面にガラスペーストやガラス
フリットを塗布して、これを焼成することにより行われ
るが、この工程で数回にわたり450〜600℃の温度
域で熱処理が施される。この熱処理に際して基板ガラス
には熱収縮により寸法が変化し、このために回路パター
ンが所定の設計からずれたりするおそれがある。この回
路パターンのずれは、高精細の画面表示を不可能にする
原因となる。このようなところから、基板ガラスには、
熱収縮が小さく、しかもそれが均一であることが要求さ
れる。これに加えて、基板ガラスには高い平坦性が求め
られる。基板ガラスに反りやうねりがあると、二枚の基
板の間隔が一定にならず画像表示性能が低下するという
問題が発生するため、基板ガラスには全面にわたって数
百μm程度の平坦性が要求される。
【0003】しかしながら、公知の工業的製法によって
成形された板ガラスは、熱収縮や平坦性の点で必ずしも
満足できるレベルにはなく、これを矯正するために、成
形後に板ガラスをセッターと称される耐熱材料からなる
平坦な板材の上に載置した状態で熱処理炉内に導入し、
歪点付近から徐冷点付近まで昇温し、一定時間保持した
後、徐冷するといった熱処理が施されている。この熱処
理により、板ガラスの寸法変化がピーク近くまで進行し
て熱収縮が均一に安定するとともに、板ガラスが軟化す
ることにより平坦性が改善される。
【0004】上記の板ガラスの熱処理を効率よく行うに
は、一度にできるだけ多量の板ガラスを熱処理炉内に導
入する必要があり、板ガラスをセッターの上に載置し、
この状態でスペーサを介在させてセッターを棚状に積み
重ねる方法が知られている。
【0005】具体的には、図6に示すように、例えば、
結晶化ガラスからなるセッター1の上に板ガラスGを載
置し、この状態で複数のセッター1を、結晶化ガラスか
らなるロッド状のスペーサ20を介在させて上下段に積
み重ねるが、この場合、下段のセッター1の上面の四隅
近傍にスペーサ20の下端部を当接させ、さらに、スペ
ーサ20の上端部に上段のセッター1の下面の四隅近傍
を当接させて、複数のセッター1を棚状に積み重ねてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような場合、上
下段の各セッター1のそれぞれの四隅近傍に上端部およ
び下端部を当接させたスペーサ20によって上下段のセ
ッター1間に空隙が形成されるため、この空隙によって
熱処理炉内で雰囲気の自由な流通が実現される。しかし
ながら、上段のセッター1は、スペーサ20の上端部に
よって四隅近傍が点支持されており、上段のセッター1
の自重と、その上に載置された板ガラスGの荷重とによ
って、セッター1の中央部が撓んで平坦性を維持するこ
とができず、この状態で熱処理を施せば、軟化した板ガ
ラスGはセッター1上面の形状に沿うために、当然のこ
とながら板ガラスGに反り変形が生じる。特に、大型の
板ガラスGを熱処理する場合には、セッター1中央部の
撓みが拡大されるので、板ガラスGの反り変形は一層顕
著になるといった問題があった。
【0007】また、スペーサ20を介在させて複数のセ
ッター1を棚状に積み重ねる際、上下段のセッター1の
位置ずれを防止するために、スペーサ20の上端部と下
端部とを、上下段の各セッターのそれぞれの四隅近傍に
設けられた所定位置に当接させる必要があり、セッター
1の積み重ね作業に手間取るといった問題もあった。
【0008】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、板ガラスを多段積
載して熱処理するために用いる熱処理用治具において、
各板ガラスに反り変形をもたらすことなく、各板ガラス
への加熱冷却が均等になるように熱処理が行われ、しか
も、作業性に優れた板ガラスの熱処理用治具を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の板ガラスの熱処理用治具は、熱膨張係数
が15×10-7/℃以下の結晶化ガラスからなり、板ガ
ラスを載置するための矩形の平坦面を有するセッター
と、熱膨張係数が15×10-7/℃以下の結晶化ガラス
からなり、該セッターを多段積載するためのスペーサと
を備えてなる板ガラスの熱処理用治具において、該スペ
ーサは長尺の角柱状部材であって、その長手方向の上面
および下面が、上段のセッターおよび下段のセッターの
各平行辺の両縁端部に当接して配置され、また、その長
手方向の側面間を貫通する通気孔が設けられていること
を特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の板ガラスの熱処理用治具を構成するセ
ッターおよびスペーサは、いずれも熱膨張係数が15×
10-7/℃以下の結晶化ガラスからなるので、熱処理炉
内で高温に曝されてもセッターおよびスペーサに熱変形
がほとんどなく、しかも、上下段のセッター間に介在す
るスペーサの長手方向の上面が、上段のセッターの下面
の平行辺の両縁端部に面当接して上段のセッターを支持
しているので、長時間、上段のセッターの平坦性を維持
させることができる。この結果、セッターの撓み変形が
抑制され、熱処理される板ガラスの反り変形を防止する
ことができる。
【0011】また、上下段のセッター間に介在するスペ
ーサは、上段のセッターの下面と下段のセッターの上面
の各平行辺の両縁端部に当接して配置されるので、上下
段のセッター間に、長手方向および上下方向にそれぞれ
空隙を保持することができ、しかも、スペーサには、長
手方向の側面間を貫通する通気孔が設けられているの
で、上下段のセッターの幅方向にも空隙を保持すること
ができる。これらの空隙によって熱処理炉内の雰囲気が
自由に流通可能となるために、各板ガラスへの加熱冷却
がほぼ均等に行われる。
【0012】また、スペーサは、上下段のセッターの各
平行辺の両縁端部に当接して配置するだけで足りるの
で、熱処理用治具の組立ておよび解体の作業を容易に行
うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の板ガラスの熱処
理用治具の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の板ガラスの熱処理用治具の
一実施例を示す斜視図であり、図2は、熱処理用治具の
構成を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)
は正面図である。図1および図2において、Gは熱処理
が施される板ガラス、1は板ガラスGを載置するセッタ
ー、2はセッター1を多段に積み重ねるためのスペーサ
であり、それぞれ、板ガラスGを載置したセッター1が
スペーサ2を介して三段に積み重ねられた状態を示して
いる。
【0015】板ガラスGは、歪点590℃、徐冷点64
0℃で、長さ1000mm、幅600mm、厚さ3mm
の平坦な矩形のガラスである。セッター1は、熱膨張係
数が15×10-7/℃以下の結晶化ガラス(日本電気硝
子株式会社製の商品名「ネオセラム」)からなり、長さ
1100mm、幅700mm、厚さ5mmの平坦な矩形
の板材である。スペーサ2は、セッター1と同じく熱膨
張係数が15×10-7/℃以下の結晶化ガラス(日本電
気硝子株式会社製の商品名「ネオセラム」)からなり、
長さ1000mm、幅25mm、高さ24mmの長尺の
角柱状部材であり、スペーサ2の長手方向には、その側
面間を貫通する長さ200mm、幅25mm、高さ8m
mの通気孔2aがほぼ等間隔に二箇所設けられている。
【0016】上記の如く構成された熱処理用治具を用い
た板ガラスGの熱処理は、以下のようにして行われる。
【0017】まず、セッター1の平坦な上面に、熱処理
が施される板ガラスGを載置し、このセッター1の上面
の平行辺の両縁端部に、下面が当接するように二本のス
ペーサ2、2を配置する。次に、この二本のスペーサ
2、2の上面に、前記同様に板ガラスGが上面に載置さ
れたセッター1の下面の平行辺の両縁端部を当接させて
積み重ねる。以下、これを繰り返し、板ガラスGとセッ
ター1とを組合わせて三段に積み重ねる。このようにス
ペーサ2を介してセッター1が三段に積み重ねられた熱
処理用治具が搬送コンベア(図示省略)に載せられて熱
処理炉内(図示省略)に導入され、炉内で徐冷点付近ま
で加熱され、徐冷のために一定時間保持された後、炉外
に搬出される。熱処理が施されている間、上下段のセッ
ター1の各平行辺の両縁端部に当接するスペーサ2、2
の下面および上面によって上下段のセッター1間に、長
手方向と上下方向とにそれぞれ空隙が形成され、かつ、
スペーサ2、2に設けられた通気孔2a、2aによっ
て、上下段のセッター1間に幅方向の空隙が形成され、
上下段のセッター1間の長手方向、上下方向および幅方
向にそれぞれ形成された空隙を炉内の雰囲気が自由に流
通するため、各板ガラスGはほぼ均等に加熱冷却され
る。
【0018】本発明の板ガラスの熱処理用治具を用いて
板ガラスGに熱処理を施すに際し、熱処理前にセッター
1の撓み変形を測定し、次に、板ガラスGを載置したセ
ッター1を三段に積み重ねた状態で熱処理を施した後
に、各板ガラスGをセッター1から取り出してそれぞれ
の熱収縮量を測定し、熱収縮率を求めた。これらの結果
を以下に示す。
【0019】セッター1の撓み変形の測定は、次の方法
によった。すなわち、図3に示すように、定盤の上に二
本のスペーサ2、2を平行に配置し、スペーサ2、2の
長手方向の上面と、セッター1の下面の平行辺の両縁端
部とを当接させた状態で、セッター1の上面に定規を長
手方向および幅方向から水平に当接させて、セッター1
の上面の撓みの底部から定規の当接部までのそれぞれの
距離をシックネスゲージで測定し、セッター1の撓み変
形を求めた。
【0020】セッター1の撓み変形は、長手方向に0.
1mm、幅方向に0.2mmであり、セッター1は良好
な平坦性を維持していることが認められた。
【0021】また、板ガラスGの熱収縮量の測定および
熱収縮率の算出は、次の方法によった。
【0022】図4(a)に示す温度スケジュールに従っ
て板ガラスGに熱処理を施した後、板ガラスGを長さ1
50mm、幅30mm、厚さ3mmの板片に切断した。
この板片の長手方向の両端部近傍に、図5(a)に示す
ように、長手方向と直角に基準線を記し、これを図5
(b)に示すように、中央部で均等に分割して試料10
aと試料10bとした。一方の試料10aに、図4
(b)に示す温度スケジュールに従って熱処理を施した
後、図5(c)に示すように、もう一方の試料10bを
当接させて、試料10bの基準線の位置のずれを測定し
て板ガラスGの熱収縮量とし、この測定結果を基に、下
記の数式により板ガラスGの熱収縮率を求めた。
【0023】
【数1】
【0024】上記の算式において、L0は試料10bに
設けた基準線間の距離、△L1、△L 2は、図4(b)に
示す温度スケジュールに従って熱処理を施した試料10
aの熱処理後の基準線の位置の変化量を示す。
【0025】三段に積み重ねた各セッター上の各板ガラ
スGの熱収縮率は、上段が55ppm、中段が50pp
m、下段が60ppmといずれも小さく、数値にほとん
どばらつきが見られなかった。
【0026】上記の熱処理に際して、熱処理前に、板ガ
ラスGを載置した下段のセッター1の平行辺の両縁端部
の上面に当接するようにスペーサ2、2を配置し、その
上に上段のセッター1を積み重ねるだけで熱処理用治具
を容易に組立てることができ、また、熱処理後に、板ガ
ラスGを載置した上段のセッター1を降ろし、下段のセ
ッター1の上面に配置したスペーサ2、2を取り除くだ
けで熱処理用治具の組立てを容易に解くことできるの
で、熱処理の前後における作業が短時間で完了した。
【0027】比較例として、図5に示すように、上下段
のセッター1の四隅近傍にロッド状のスペーサ2’を介
在させてセッター1を三段に積み重ねた従来の熱処理用
治具を用いて板ガラスGに熱処理を施す場合を示す。熱
処理に先だって、セッター1の上面に板ガラスGを載置
し、セッター1の下面の四隅近傍をロッド状のスペーサ
2’の上端部で支持した状態でセッター1の撓み変形を
測定したところ、セッター1には、長手方向に最大1.
2mm、幅方向に最大0.2mmの撓み変形が認められ
た。
【0028】次に、板ガラスGを載置したセッター1
を、ロッド状のスペーサ2’を介して三段に積み重ねた
状態で熱処理を施した後に、各板ガラスGをセッター1
から取り出してそれそれの熱収縮量を測定し、熱収縮率
を算出した。
【0029】上段、中段、下段の各板ガラスGの熱収縮
率は50〜70ppmの範囲にあり、本発明の熱処理用
治具を用いた場合と比べてほとんど差異はなかったが、
スペーサ2’を介在させてセッター1を積み重ねる際、
上下段のセッター1の位置ずれを防止するために、スペ
ーサ2’の上端部と下端部とを、上下段のセッター1の
それぞれの四隅近傍に設けられた所定位置に一致させる
必要があり、熱処理用治具の組立てに手間取った。
【0030】なお、本発明の板ガラスの熱処理用治具の
実施例において、セッターを多段に積み重ねるための長
尺の角柱状部材のスペーサに、長手方向の側面間に貫通
する通気孔をほぼ等間隔に二箇所設けているが、この通
気孔は、長尺の角柱状部材に穿孔するか、あるいは、一
定の間隔を空けて複数の短尺の角柱状部材を配置し、そ
の上下から複数の長尺の角柱状部材で挟み込むか、さら
にこれらを貼り合わせて一体化することにより形成する
ことができる。また、長尺の角柱状部材を櫛歯状に切り
込んで形成することも可能である。通気孔は、セッター
の幅方向に空隙の形成を可能にするものであればよく、
その形状および個数は限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】本発明の板ガラスの熱処理用治具によれ
ば、板ガラスを載置したセッターをスペーサを介して多
段に積載して熱処理を施すに際して、セッターの撓みが
抑制されるので板ガラスの反り変形の原因とならず、上
下段のセッター間に、長手方向、上下方向および幅方向
にそれぞれ適当な空隙が形成され、この空隙を炉内雰囲
気が自由に流通するので板ガラスの加熱冷却が均等に行
われ、しかも、スペーサをセッター上面の平行辺の両縁
端部に当接配置するだけでセッターの積み重ねができる
ので効率よく熱処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板ガラスの熱処理用治具を用いて板ガ
ラスを三段に積み重ねた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の板ガラスの熱処理用治具の構成を示す
説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は正面図である。
【図3】セッターの撓み変形の測定方法の説明図であ
る。
【図4】板ガラスの熱処理の時間と温度との関係を説明
する温度スケジュールである。
【図5】熱処理が施された板ガラスの熱収縮量の測定方
法の説明図である。
【図6】従来の熱処理用治具を用いて板ガラスを三段に
積み重ねた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 セッター 2 スペーサ G 板ガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱膨張係数が15×10-7/℃以下の結
    晶化ガラスからなり、板ガラスを載置するための矩形の
    平坦面を有するセッターと、熱膨張係数が15×10-7
    /℃以下の結晶化ガラスからなり、該セッターを多段積
    載するためのスペーサとを備えてなる板ガラスの熱処理
    用治具において、該スペーサは長尺の角柱状部材であっ
    て、その長手方向の上面および下面が上段のセッターお
    よび下段のセッターの各平行辺の両縁端部に当接して配
    置され、また、その長手方向の側面間に貫通する通気孔
    が設けられていることを特徴とする板ガラスの熱処理用
    治具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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