JP2002160801A - 自動倉庫の背面ピッキングシステム - Google Patents
自動倉庫の背面ピッキングシステムInfo
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- JP2002160801A JP2002160801A JP2000356899A JP2000356899A JP2002160801A JP 2002160801 A JP2002160801 A JP 2002160801A JP 2000356899 A JP2000356899 A JP 2000356899A JP 2000356899 A JP2000356899 A JP 2000356899A JP 2002160801 A JP2002160801 A JP 2002160801A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- picking station
- stacker crane
- picking
- pallet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スタッカクレーンを用いる自動倉庫において、
ラックの背面側にピッキングステーションを構成し、こ
のピッキングステーションにおいて、前方のラックにス
タッカクレーンにより搬送されたパレット上の荷物をピ
ッキングするものにおいて、従来のものでは、非常に危
険な作業となっていたり、安全であってもコスト高であ
るというな課題があった。 【解決手段】このような課題を解決するために本発明で
は、ラック1内からピッキングステーション4に渡って
フリーローラーコンベヤ5を設置すると共に、ピッキン
グステーションの駆動手段には、スタッカクレーン2の
スライドフォーク3を制御して、パレット6をピッキン
グステーションまで押し出す動作を行わせる駆動部を構
成した自動倉庫の背面ピッキングシステムを提案する。
ラックの背面側にピッキングステーションを構成し、こ
のピッキングステーションにおいて、前方のラックにス
タッカクレーンにより搬送されたパレット上の荷物をピ
ッキングするものにおいて、従来のものでは、非常に危
険な作業となっていたり、安全であってもコスト高であ
るというな課題があった。 【解決手段】このような課題を解決するために本発明で
は、ラック1内からピッキングステーション4に渡って
フリーローラーコンベヤ5を設置すると共に、ピッキン
グステーションの駆動手段には、スタッカクレーン2の
スライドフォーク3を制御して、パレット6をピッキン
グステーションまで押し出す動作を行わせる駆動部を構
成した自動倉庫の背面ピッキングシステムを提案する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫の背面ピ
ッキングシステムに関するものである。
ッキングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタッカクレーンを用いる自動倉庫にお
いて、ラックの背面側にピッキングステーションを構成
し、このピッキングステーションにおいて、前方のラッ
クにスタッカクレーンにより搬送されたパレット上の荷
物をピッキングすることが行われている。
いて、ラックの背面側にピッキングステーションを構成
し、このピッキングステーションにおいて、前方のラッ
クにスタッカクレーンにより搬送されたパレット上の荷
物をピッキングすることが行われている。
【0003】例えば図6、図7において、符号aはラッ
ク、bはスタッカクレーン、cはそのスライドフォーク
であり、dはラックaに隣接する適所に構成したピッキ
ングステーションである。
ク、bはスタッカクレーン、cはそのスライドフォーク
であり、dはラックaに隣接する適所に構成したピッキ
ングステーションである。
【0004】図6の構成では、作業者eはスタッカクレ
ーンbによって搬送され、ピッキングステーションdの
前方のラックa上に荷降ろされたパレットg上から直接
に荷物hをピッキングする。
ーンbによって搬送され、ピッキングステーションdの
前方のラックa上に荷降ろされたパレットg上から直接
に荷物hをピッキングする。
【0005】図7の構成では、ラックa内からピッキン
グステーションdまで駆動機構付きコンベヤiを設置し
ており、この場合には、スタッカクレーンbによって搬
送されて、ピッキングステーションdのラックa上に荷
降ろされたパレットgは、駆動機構付きコンベヤiによ
りピッキングステーションdに搬送され、こうして搬送
されたパレットg上から荷物hをピッキングする。
グステーションdまで駆動機構付きコンベヤiを設置し
ており、この場合には、スタッカクレーンbによって搬
送されて、ピッキングステーションdのラックa上に荷
降ろされたパレットgは、駆動機構付きコンベヤiによ
りピッキングステーションdに搬送され、こうして搬送
されたパレットg上から荷物hをピッキングする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
場合の作業は、作業者がラック上へ身を乗り出しての作
業となるため、ラックから倉庫下部へ作業者が転落する
可能性があると共に、作業中に作業者がスタッカクレー
ンのスライドフォークと接触する可能性があり、非常に
危険な作業となっている。
場合の作業は、作業者がラック上へ身を乗り出しての作
業となるため、ラックから倉庫下部へ作業者が転落する
可能性があると共に、作業中に作業者がスタッカクレー
ンのスライドフォークと接触する可能性があり、非常に
危険な作業となっている。
【0007】一方、ラック内からピッキングステーショ
ンまで駆動機構付きコンベヤを設置した図7の場合に
は、スタッカクレーンによって搬送されたパレットを駆
動機構付きコンベヤによりピッキングステーションに搬
出し、その後に所定のピッキング作業を行うため、ラッ
ク上へ身を乗り出しての作業がなくなり、安全である
が、コスト高になることは否めない。そこで本発明で
は、このような課題を解決し、低コストで安全性の高い
背面ピッキングシステムを提供することを目的とするも
のである。
ンまで駆動機構付きコンベヤを設置した図7の場合に
は、スタッカクレーンによって搬送されたパレットを駆
動機構付きコンベヤによりピッキングステーションに搬
出し、その後に所定のピッキング作業を行うため、ラッ
ク上へ身を乗り出しての作業がなくなり、安全である
が、コスト高になることは否めない。そこで本発明で
は、このような課題を解決し、低コストで安全性の高い
背面ピッキングシステムを提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、スタッカクレーンを用いる自動倉庫
のラックの背面側にピッキングステーションを構成し、
ラック内からピッキングステーションに渡ってフリーロ
ーラーコンベヤを設置すると共に、前記ピッキングステ
ーションの駆動手段には、スタッカクレーンのスライド
フォークを制御して、パレットをピッキングステーショ
ンまで押し出す動作を行わせる駆動部を構成した自動倉
庫の背面ピッキングシステムを提案する。
ために本発明では、スタッカクレーンを用いる自動倉庫
のラックの背面側にピッキングステーションを構成し、
ラック内からピッキングステーションに渡ってフリーロ
ーラーコンベヤを設置すると共に、前記ピッキングステ
ーションの駆動手段には、スタッカクレーンのスライド
フォークを制御して、パレットをピッキングステーショ
ンまで押し出す動作を行わせる駆動部を構成した自動倉
庫の背面ピッキングシステムを提案する。
【0009】本発明によれば、駆動機構付きコンベヤに
代えて、フリーローラーコンベヤをラック内からピッキ
ングステーションまで設置し、フリーローラーコンベヤ
上に移載されたパレットをピッキングステーションまで
押し出す動作をスタッカクレーンのスライドフォークに
より行わせるので、低コストで安全性の高い背面ピッキ
ングシステムを構成することができる。
代えて、フリーローラーコンベヤをラック内からピッキ
ングステーションまで設置し、フリーローラーコンベヤ
上に移載されたパレットをピッキングステーションまで
押し出す動作をスタッカクレーンのスライドフォークに
より行わせるので、低コストで安全性の高い背面ピッキ
ングシステムを構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1は本発明による自動倉庫の背面ピ
ッキングシステムの実施の形態を、その動作と共に概念
的に示す立面図であり、また図2〜図5は図1の要部の
拡大図である。これらの図において、符号1はラック、
2はスタッカクレーン、そして3はスライドフォークで
ある。また符号4はラック1に隣接する適所に構成した
ピッキングステーションであり、ラック1内からピッキ
ングステーション4に渡ってフリーローラーコンベヤ5
を設置している。
照して説明する。図1は本発明による自動倉庫の背面ピ
ッキングシステムの実施の形態を、その動作と共に概念
的に示す立面図であり、また図2〜図5は図1の要部の
拡大図である。これらの図において、符号1はラック、
2はスタッカクレーン、そして3はスライドフォークで
ある。また符号4はラック1に隣接する適所に構成した
ピッキングステーションであり、ラック1内からピッキ
ングステーション4に渡ってフリーローラーコンベヤ5
を設置している。
【0011】以上の構成において本発明では、まず図2
から図3に示すように、スタッカクレーン1により搬送
したパレット6をピッキングステーション4に至るフリ
ーローラーコンベヤ5のラック1内部分の上に移載す
る。
から図3に示すように、スタッカクレーン1により搬送
したパレット6をピッキングステーション4に至るフリ
ーローラーコンベヤ5のラック1内部分の上に移載す
る。
【0012】次いでスライドフォーク3を、まず図3に
示すようにラック1内から後退させ、所定高さ上昇させ
た後、図4に示すようにラック1方向に前進させる。こ
の前進によりスライドフォーク3はパレット6を押し、
フリーローラーコンベヤ5に沿ってピッキングステーシ
ョン4まで移動させる。そしてパレット6を所定位置ま
で移動させた後、スライドフォーク3は図5に示すよう
にラック1内から後退させる。
示すようにラック1内から後退させ、所定高さ上昇させ
た後、図4に示すようにラック1方向に前進させる。こ
の前進によりスライドフォーク3はパレット6を押し、
フリーローラーコンベヤ5に沿ってピッキングステーシ
ョン4まで移動させる。そしてパレット6を所定位置ま
で移動させた後、スライドフォーク3は図5に示すよう
にラック1内から後退させる。
【0013】従って作業者7は、駆動機構付きコンベヤ
を設置した図7の場合と同様に、スタッカクレーン1に
よってラック1内に搬送されたパレット6を、ピッキン
グステーション4に搬出した後に、パレット6上の荷物
8に対して所定のピッキング作業を行うため、ラック1
上へ身を乗り出しての作業がなくなり、安全である。そ
して、ラック1内からピッキングステーション4への搬
出は、新たに設置するフリーローラーコンベヤ5と、既
に設置されているスタッカクレーン2のスライドフォー
ク3を利用して行うので、コスト高となることがない。
を設置した図7の場合と同様に、スタッカクレーン1に
よってラック1内に搬送されたパレット6を、ピッキン
グステーション4に搬出した後に、パレット6上の荷物
8に対して所定のピッキング作業を行うため、ラック1
上へ身を乗り出しての作業がなくなり、安全である。そ
して、ラック1内からピッキングステーション4への搬
出は、新たに設置するフリーローラーコンベヤ5と、既
に設置されているスタッカクレーン2のスライドフォー
ク3を利用して行うので、コスト高となることがない。
【0014】上述したスライドフォーク3の動作は、例
えば、スタッカクレーン4の制御手段を構成する計算機
の制御プログラムに、上記動作を行わせるための機能を
持たせる等により、制御手段に、相当する制御部を設け
ることにより、容易に実現することができる。
えば、スタッカクレーン4の制御手段を構成する計算機
の制御プログラムに、上記動作を行わせるための機能を
持たせる等により、制御手段に、相当する制御部を設け
ることにより、容易に実現することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、駆動機構付きコ
ンベヤに代えて、フリーローラーコンベヤをラック内か
らピッキングステーションまで設置し、フリーローラー
コンベヤ上に移載されたパレットをピッキングステーシ
ョンまで押し出す動作をスタッカクレーンのスライドフ
ォークにより行わせるので、低コストで安全性の高い背
面ピッキングシステムを構成することができるというよ
うな効果がある。
ンベヤに代えて、フリーローラーコンベヤをラック内か
らピッキングステーションまで設置し、フリーローラー
コンベヤ上に移載されたパレットをピッキングステーシ
ョンまで押し出す動作をスタッカクレーンのスライドフ
ォークにより行わせるので、低コストで安全性の高い背
面ピッキングシステムを構成することができるというよ
うな効果がある。
【図1】 本発明による自動倉庫の背面ピッキングシス
テムの実施の形態を、その動作と共に概念的に示す立面
図である。
テムの実施の形態を、その動作と共に概念的に示す立面
図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 図2とは異なった時点における図1の要部拡
大図である。
大図である。
【図4】 更に異なった時点における図1の要部拡大図
である。
である。
【図5】 更に異なった時点における図1の要部拡大図
である。
である。
【図6】 自動倉庫における背面ピッキングシステムの
従来例を示す立面図である。
従来例を示す立面図である。
【図7】 自動倉庫における背面ピッキングシステムの
他の従来例を示す立面図である。
他の従来例を示す立面図である。
1 ラック 2 スタッカクレーン 3 スライドフォーク 4 ピッキングステーション 5 フリーローラーコンベヤ 6 パレット 7 作業者 8 荷物
Claims (1)
- 【請求項1】 スタッカクレーンを用いる自動倉庫のラ
ックの背面側にピッキングステーションを構成し、ラッ
ク内からピッキングステーションに渡ってフリーローラ
ーコンベヤを設置すると共に、前記ピッキングステーシ
ョンの駆動手段には、スタッカクレーンのスライドフォ
ークを制御して、パレットをピッキングステーションま
で押し出す動作を行わせる駆動部を構成したことを特徴
とする自動倉庫の背面ピッキングシステム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000356899A JP2002160801A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 自動倉庫の背面ピッキングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000356899A JP2002160801A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 自動倉庫の背面ピッキングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002160801A true JP2002160801A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18829051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000356899A Pending JP2002160801A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 自動倉庫の背面ピッキングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002160801A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105600263A (zh) * | 2016-02-19 | 2016-05-25 | 苏州艾斯达克智能科技有限公司 | 一种电子元器件存取方法及智能仓储设备 |
JP2018002326A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 村田機械株式会社 | ピッキングシステム及びピッキングシステムの制御方法 |
WO2020066885A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社Paltac | ピッキング荷合わせシステム |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000356899A patent/JP2002160801A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105600263A (zh) * | 2016-02-19 | 2016-05-25 | 苏州艾斯达克智能科技有限公司 | 一种电子元器件存取方法及智能仓储设备 |
CN105600263B (zh) * | 2016-02-19 | 2017-10-17 | 苏州艾斯达克智能科技有限公司 | 一种电子元器件存取方法及智能仓储设备 |
JP2018002326A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 村田機械株式会社 | ピッキングシステム及びピッキングシステムの制御方法 |
WO2020066885A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社Paltac | ピッキング荷合わせシステム |
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