JP2002160034A - リングの装着方法及びその装置 - Google Patents

リングの装着方法及びその装置

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JP2002160034A JP2000364631A JP2000364631A JP2002160034A JP 2002160034 A JP2002160034 A JP 2002160034A JP 2000364631 A JP2000364631 A JP 2000364631A JP 2000364631 A JP2000364631 A JP 2000364631A JP 2002160034 A JP2002160034 A JP 2002160034A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一対のローラへの無端リングの装着が高精度に
行え、作業効率を向上させることができるリングの装着
方法及びその装置を提供する。 【解決手段】略楕円形状に変形させたリングWの各弦部
c,dをリング保持手段に備える一対のクランプ手段に
より把持し、移送手段により一対のローラ4,5を内包
する位置に移送する。リング保持手段に設けられたリン
ク機構によって両クランプ手段を斜め方向に接近させ、
リングWの両弦部c,dを両ローラ4,5の接線に一致
させると共にリングWの一方の円弧部aを一方のローラ
4の外周に沿って当接させる。その後、一方のローラ4
から他方のローラ5を離反させ、次いでリングWの保持
を解除させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性のある無端リ
ングを一対のローラに装着するリングの装着方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、無段変速機に採用される動力伝
達用のベルトにおいては、環状に積層配列された複数の
エレメントを一体に結束するために、複数の金属製無端
リングを積層してなる積層リングが用いられる。この種
の積層リングを構成する金属製無端リングは、円筒状の
ドラムを所定幅毎に輪切り状に切断することによって無
端帯状に形成された後、圧延機や周長補正機に投入され
て所定の周長となるように加工される。
【0003】ところで、圧延機や周長補正機は、前記リ
ングを略楕円形状に掛け渡して支持する一対のローラを
備え、リングに所定の張力を付与するために一方のロー
ラが他方のローラから離反自在に構成されている。
【0004】そして、従来、圧延機や周長補正機の両ロ
ーラに前記リングを装着する際には、両ローラへの掛け
渡し形状に対応する略楕円形状にリングを変形させなが
ら両ローラに装着することが作業者の手作業によって行
われていた。
【0005】しかし、この種のリングは弾性を有してい
るために、両ローラへの掛け渡し形状に対応する略楕円
形状に維持することが難しく、両ローラへの装着が精度
良く行なえないばかりか、作業効率が極めて低い不都合
があった。また、リングをローラに装着する際には、リ
ングの内周面が何れかのローラの外周面に幅方向に摺接
して傷付きが生じるおそれがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、一対のローラへの無端リングの装着が高
精度に行え、作業効率を向上させることができるリング
の装着方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性のある無
端リングを、同径であって互いに離反自在の一対のロー
ラに掛け渡し装着するリングの装着方法において、前記
リングを両ローラの外径より大とする一対の円弧部と両
円弧部を介して対向する一対の弦部とからなる略楕円形
状に形成して両弦部を互いに接近自在に対向する少なく
とも一対のクランプ手段により把持する工程と、両クラ
ンプ手段に把持されたリングを、両ローラを内包する位
置に移送する工程と、両クランプ手段を互いに接近する
方向に移動させて前記リングの両弦部を両ローラの接線
に一致させる工程と、両ローラを離反させてリングに張
力を付与する工程と、両ローラによって張力が付与され
たリングに対して両把持手段による両弦部の把持を解除
する工程とを備えることを特徴とする。
【0008】本発明の方法によれば、前記リングが、前
記クランプ手段により確実に保持された状態で移送され
るので、該リングの不用意な脱落を防止して両ローラを
内包する位置に迅速に移送することができる。しかも、
前記クランプ手段により保持されたリングは、一対の円
弧部が両ローラの外径より大とされた状態で両ローラを
内包するので、リングと両ローラとが接触することなく
移送され、リングの移送中の傷付き等を防止することが
できる。
【0009】そして、該リングが両ローラを内包する位
置に移送されたとき、その両弦部が両ローラの接線に一
致させた後に、両ローラが離反してリングを掛け渡し状
態とするので、リングが両ローラに装着される際にリン
グと両ローラとの摺接を極めて小とすることができ、リ
ングの傷付き等を防止することができる。
【0010】更に、本発明の方法によるとき、両クラン
プ手段により前記リングの両弦部を両ローラの接線に一
致させる工程においては、両クランプ手段を両ローラの
接線に沿った方向に移動させて前記リングの一方の円弧
部を一方のローラの外周に沿って当接させ、両ローラを
離反させてリングに張力を付与する工程においては、前
記リングの一方の円弧部が当接された一方のローラから
他方のローラを離反させることが好ましい。
【0011】これによって、リングの両弦部を両ローラ
の接線に一致させると同時にリングの一方の円弧部を一
方のローラに当接させるので、一方のローラに対する一
方の円弧部の位置ずれ等を防止して、一方のローラから
他方のローラを離反させることができ、リングの装着精
度を一層向上させることができる。
【0012】しかも、本発明の方法によれば、他方のロ
ーラのみを一方のローラから離反させる装置構成が採用
できるので、両ローラを共に離反する方向に移動させる
場合に比べて、ローラを移動させるための装置構成を簡
単とすることができる。
【0013】また、本発明は、弾性のある無端リング
を、第1のローラと、該第1のローラと同径であって該
第1のローラから離反自在の第2のローラとに掛け渡し
装着するリングの装着装置において、第1のローラ及び
第2のローラより大径に湾曲する一対の円弧部と両円弧
部を介して平行に対向する一対の弦部とからなる略楕円
形状に弾発的に変形された前記リングを保持するリング
保持手段と、該リング保持手段を介して前記リングを、
前記第1のローラ及び第2のローラを内包する位置に移
送する移送手段とを備え、前記リング保持手段は、前記
リングの両弦部を各別にクランプして互いに接近方向に
移動自在の一対のクランプ手段と、両クランプ手段を移
動自在に支持する支持フレームと、両クランプ手段を連
結するリンク機構と、該リンク機構を介して両クランプ
手段を移動させる駆動手段とを備え、前記リンク機構
は、両クランプ手段間の中央線上において互いに交差し
て連結され、夫々の両端部が各クランプ手段に連結され
た一対のアーム部材からなるX字状リンクと、該X字状
リンクの各アーム部材に夫々の一端部が連結され、夫々
の他端部同士が共に支持フレームの両クランプ手段間の
中央線上に枢着された一対のアーム部材からなるV字状
リンクとによって構成され、前記駆動手段は、前記リン
グが前記移送手段により前記第1のローラ及び第2のロ
ーラを内包する位置に移送された際に、前記X字状リン
クの交差する連結部を両クランプ手段間の中央線に沿っ
て前記V字状リンクの支持フレームへの枢着部から離反
させることによって、前記リングの両弦部が両ローラの
接線に一致するまで両クランプ手段を互いに接近する方
向に移動させると共に、該リングの一方の円弧部が前記
第1のローラの外周に沿って当接するまで両クランプ手
段を前記第2のローラの方向に移動させることを特徴と
する。
【0014】本発明の装置によれば、前記リング保持手
段によって、リングを第1のローラ及び第2のローラよ
り大径に湾曲する一対の円弧部と、平行に延びる一対の
弦部とからなる略楕円形状に保持し、前記移送手段によ
って該リングを前記第1のローラ及び第2のローラを内
包する位置に移送する。このとき、リングの一対の円弧
部が第1のローラ及び第2のローラより大径に湾曲され
ていることによって、第1のローラ及び第2のローラに
接触させることなく両ローラを内包する位置に移送する
ことができ、リングの傷付き等を防止した移送を行なう
ことができる。また、前記リング保持手段に前記クラン
プ手段を備えることによって、リングの脱落を防止して
確実に保持することができる。
【0015】更に、前記リンク機構を設けたことによっ
て、両クランプ手段によって保持されたリングの両弦部
を、両ローラの接線に一致させると同時に、該リングの
一方の円弧部を前記第1のローラの外周に沿って当接さ
せることができる。即ち、前記駆動手段によって、前記
リンク機構のX字状リンクの連結部をV字状リンクの枢
着部から離反させることで、両クランプ手段が接近しつ
つ斜め方向に移動される。
【0016】このように、前記リンク機構によって構造
を簡単として迅速且つ正確に両クランプ手段を移動させ
ることができ、一対のローラへの無端リングの装着が高
精度に行えて、しかも作業効率を向上させることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施装置の概略構成を示す説明
図、図2は本実施装置のリング保持手段の構成を示す説
明図、図3はリング保持手段の作動を示す説明図、図4
は他の実施形態におけるローラとリング保持手段の作動
を示す説明図である。
【0018】本実施形態のリング装着装置1は、図1に
示すように、弾性を有する金属製の無端リングWを周長
補正機2,3に投入し、該周長補正機2,3に備えられ
た第1のローラ4と第2のローラ5とに該無端リングW
を掛け渡す作業を行うものである。なお、本実施形態に
おいては、一対の同一構成の周長補正機2,3が隣接し
て設けられており、2つのリングWに対して同時に周長
補正が行なえるようになっている。各周長補正機2,3
は、第2のローラ5が、図示しないローラ移動手段によ
って第1のローラ4から離反する方向(図中下方)に移
動されリングWに張力が付与して周長補正を行なうよう
になっている。
【0019】本実施形態の装着装置1は、図1に示すよ
うに、リングWを載置して位置決めする位置決めテーブ
ル6と、該位置決めテーブル6上のリングWを保持して
移送するリング移送手段7とによって構成されている。
【0020】前記位置決めテーブル6は、リングWを一
方から押圧して略楕円形状に変形させる図示しない押圧
手段を備えている。該押圧手段は、リングWを径方向に
押圧することによってリングWを略楕円形状に変形させ
る。このとき、図3(a)を参照すれば、リングWは、
一対の円弧部a,bを介して平行に対向する弦部c,d
が形成される。なお、両円弧部a,bは、両ローラ4,
5の外径よりも大径に湾曲形成される。
【0021】前記リング移送手段7は、図1に示すよう
に、リングWの移送方向に延設されたレール8と、該レ
ール8に沿って摺動自在に設けられた摺動フレーム9
と、該摺動フレーム9の移動を駆動する図示しない駆動
手段とを備えている。更に、該摺動フレーム9には、ロ
ータリーアクチュエータ或いは図示しないシリンダと揺
動リンクとによる回転機構等を備える回転手段10を介
してシリンダ11が連設され、該シリンダ11のピスト
ンロッド12の先端には、位置決めテーブル6上のリン
グWを保持するリング保持手段13が連結されている。
【0022】該リング保持手段13は、図2に示すよう
に、前記シリンダ11のピストンロッド12の先端に連
結された支持フレーム14に、互いに接近する方向に移
動自在に支持された一対の支持板15,16と、各支持
板15,16に一対ずつ対向して設けられたクランプ手
段17とを備えている。各クランプ手段17はリングW
の内側と外側とから互いに当接して把持する開閉自在の
一対のクランプ部材18と、両クランプ部材18を開閉
を駆動する駆動部19とによって構成されている。
【0023】各クランプ手段17を支持する支持板1
5,16は、互いにリンク機構20を介して連結されて
おり、前記支持フレーム14には該リンク機構20を介
してクランプ手段17を支持する両支持板15,16を
接近離反させる駆動手段であるシリンダ21が設けられ
ている。
【0024】前記リンク機構20は、一対の第1アーム
部材22からなるX字状リンク23と、一対の第2アー
ム部材24からなるV字状リンク25とによって構成さ
れている。X字状リンク23は、両第1アーム部材22
がその中央部において連結部26を介して揺動自在に交
差連結され、両第1アーム部材22の両端部が夫々たす
きがけ状に両支持板15,16に連結されている。V字
状リンク25は、両第2アーム部材24の一端部同士が
枢着部27を介して支持フレーム14に枢着され、両第
2アーム部材24の他端部が夫々の支持板15,16に
連結されている。
【0025】そして、前記シリンダ21は、そのピスト
ンロッド28が前記X字状リンク23の連結部26に連
結され、該ピストンロッド28の進退によって両支持板
15,16の接近と離反とを駆動する。即ち、前記シリ
ンダ21のピストンロッド28を縮退させると、連結部
26が枢着部27から離反する方向に移動して、図2中
仮想線示するように、リンク機構20の作用によって斜
め方向に両支持板15,16が接近する。このとき、各
クランプ手段17によってクランプされたリングWは、
両弦部c,dが互いに平行を維持しつつその間隔を狭
め、且つリングW全体が一方向に移動される。
【0026】次に、以上の構成からなる本実施形態の装
着装置1の作動を説明する。先ず、図1を参照すれば、
リングWは、前記位置決めテーブル6に載置され、図示
しない押圧手段によって略楕円形状に変形させる。この
とき、リングWは、平行に対向する弦部c,dが、一対
の円弧部a,bを介して形成される。このとき、両円弧
部a,bは、両ローラ4,5の外径よりも大径に湾曲形
成される。
【0027】次いで、前記リング保持手段13が、前記
シリンダ11の駆動によって下降され、各クランプ手段
17によってリングWが把持される。このとき、リング
保持手段13は、図2において実線示したように、各ク
ランプ手段17によりリングWの弦部c,dを把持して
リングWの略楕円形状を維持する。
【0028】続いて、図1に仮想線示するように、リン
グ保持手段13は、前記シリンダ11によって上昇され
て前記回転手段10によって各周長補正機2,3側に回
転され、更に、前記摺動フレーム9がレール8に沿って
摺動することによって各周長補正機2,3の第1のロー
ラ4及び第2のローラ5の対向位置まで移送される。そ
して、リング保持手段13は、前記シリンダ11の駆動
によって前進される。これによって、図3(a)に示す
ように、リングWが第1のローラ4及び第2のローラ5
を内包する位置に前進される。各クランプ手段17のク
ランプ部材18に把持されたリングWは、前述したよう
に両円弧部a,bが第1のローラ4及び第2のローラ5
の外径よりも大径に湾曲していることによって、第1の
ローラ4及び第2のローラ5に接触することなく第1の
ローラ4及び第2のローラ5を内包する。
【0029】そしてこの状態で、図2において仮想線示
したように、リンク機構20を介してシリンダ21によ
り両支持板15,16が互いに接近する斜め方向に移動
される。これによって、図3(b)に示すように、リン
グWは、クランプ部材18に把持された両弦部c,dが
第1のローラ4及び第2のローラ5の接線に一致され、
同時に、一方の円弧部aが第1のローラ4に当接され
る。
【0030】そして、図3(c)に示すように、第2の
ローラ5が第1のローラ4から離反され、両円弧部a,
bが夫々第1のローラ4及び第2のローラ5に掛け渡さ
れる。次いで、リングWの両弦部c,dのクランプ部材
18による把持が解除され、第1のローラ4及び第2の
ローラ5へのリングWの装着が完了する。
【0031】その後、図1を参照すれば、リングWの保
持を解除したリング保持手段13がシリンダ11の駆動
によって後退され、前記回転手段10によって下方に回
転されて、前記位置決めテーブル6の上方位置に復帰さ
れる。
【0032】なお、本実施形態において装着装置1は周
長補正機2,3の第1のローラ4及び第2のローラ5に
リングWを装着する例を示したが、該装着装置1による
リングWの投入は、前記第1のローラ4及び第2のロー
ラ5のようなリングWを支持する一対のローラを備える
ものであれば周長補正機2,3に限られるものではな
い。例えば、図示しないが、リングWを圧延する圧延機
であってもよい。
【0033】また、本実施形態においては、第1のロー
ラ4から第2のローラ5が離反されることによってリン
グWに張力を付与する場合を説明したが、例えば、図4
に示すように、第1のローラ4と第2のローラ5とが互
いに離反するように構成されている場合にも本発明の方
法を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の装置の概略構成を示す説
明図。
【図2】本実施装置のリング保持手段の構成を示す説明
図。
【図3】リング保持手段の作動を示す説明図。
【図4】他の実施形態におけるローラとリング保持手段
の作動を示す説明図。
【符号の説明】
W…無端リング、a,b…円弧部、c,d…弦部、1…
装着装置、4…第1のローラ、5…第2のローラ、7…
移送手段、13…リング保持手段、14…支持フレー
ム、17…クランプ手段、20…リンク機構、21…シ
リンダ(駆動手段)、22,24…アーム部材、23…
X字状リンク、25…V字状リンク、26…連結部、2
7…枢着部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性のある無端リングを、同径であって互
    いに離反自在の一対のローラに掛け渡し装着するリング
    の装着方法において、 前記リングを両ローラの外径より大とする一対の円弧部
    と両円弧部を介して対向する一対の弦部とからなる略楕
    円形状に形成して両弦部を互いに接近自在に対向する少
    なくとも一対のクランプ手段により把持する工程と、 両クランプ手段に把持されたリングを、両ローラを内包
    する位置に移送する工程と、 両クランプ手段を互いに接近する方向に移動させて前記
    リングの両弦部を両ローラの接線に一致させる工程と、 両ローラを離反させてリングに張力を付与する工程と、 両ローラによって張力が付与されたリングに対して両把
    持手段による両弦部の把持を解除する工程とを備えるこ
    とを特徴とするリングの装着方法。
  2. 【請求項2】両クランプ手段により前記リングの両弦部
    を両ローラの接線に一致させる工程においては、両クラ
    ンプ手段を両ローラの接線に沿った方向に移動させて前
    記リングの一方の円弧部を一方のローラの外周に沿って
    当接させ、 両ローラを離反させてリングに張力を付与する工程にお
    いては、前記リングの一方の円弧部が当接された一方の
    ローラから他方のローラを離反させることを特徴とする
    請求項1記載のリングの装着方法。
  3. 【請求項3】弾性のある無端リングを、第1のローラ
    と、該第1のローラと同径であって該第1のローラから
    離反自在の第2のローラとに掛け渡し装着するリングの
    装着装置において、 第1のローラ及び第2のローラより大径に湾曲する一対
    の円弧部と両円弧部を介して平行に対向する一対の弦部
    とからなる略楕円形状に弾発的に変形された前記リング
    を保持するリング保持手段と、該リング保持手段を介し
    て前記リングを、前記第1のローラ及び第2のローラを
    内包する位置に移送する移送手段とを備え、 前記リング保持手段は、前記リングの両弦部を各別にク
    ランプして互いに接近方向に移動自在の一対のクランプ
    手段と、両クランプ手段を移動自在に支持する支持フレ
    ームと、両クランプ手段を連結するリンク機構と、該リ
    ンク機構を介して両クランプ手段を移動させる駆動手段
    とを備え、 前記リンク機構は、両クランプ手段間の中央線上におい
    て互いに交差して連結され、夫々の両端部が各クランプ
    手段に連結された一対のアーム部材からなるX字状リン
    クと、該X字状リンクの各アーム部材に夫々の一端部が
    連結され、夫々の他端部同士が共に支持フレームの両ク
    ランプ手段間の中央線上に枢着された一対のアーム部材
    からなるV字状リンクとによって構成され、 前記駆動手段は、前記リングが前記移送手段により前記
    第1のローラ及び第2のローラを内包する位置に移送さ
    れた際に、前記X字状リンクの交差する連結部を両クラ
    ンプ手段間の中央線に沿って前記V字状リンクの支持フ
    レームへの枢着部から離反させることによって、前記リ
    ングの両弦部が両ローラの接線に一致するまで両クラン
    プ手段を互いに接近する方向に移動させると共に、該リ
    ングの一方の円弧部が前記第1のローラの外周に沿って
    当接するまで両クランプ手段を前記第2のローラの方向
    に移動させることを特徴とするリングの装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005021992A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Honda Motor Co Ltd リングの投入装置
US7413496B2 (en) 2003-02-10 2008-08-19 Honda Motor Co., Ltd. Method and device for polishing endless belt metal rings for continuously variable transmission
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