JP2002159936A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP2002159936A
JP2002159936A JP2000358992A JP2000358992A JP2002159936A JP 2002159936 A JP2002159936 A JP 2002159936A JP 2000358992 A JP2000358992 A JP 2000358992A JP 2000358992 A JP2000358992 A JP 2000358992A JP 2002159936 A JP2002159936 A JP 2002159936A
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garbage
heating
storage container
stirring
control device
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Withdrawn
Application number
JP2000358992A
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English (en)
Inventor
Seiichi Ueno
聖一 上野
Hidetoshi Imai
秀利 今井
Tadashi Matsushiro
忠 松代
Hiromi Maeda
裕巳 前田
Motomichi Mishima
基道 三島
Mitsuyasu Ogawa
光康 小川
Shigehiko Shimomura
繁彦 下村
Yoshiyuki Higashiyama
義幸 東山
Masahiro Kimura
昌弘 木村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品品質を確保し、安全性を向上させるとと
もに、厨芥処理時間を短縮し、さらにはあらゆる厨芥の
性質に対応させる厨芥処理性能を確保した使用性の高い
厨芥処理機を提供することを目的とする。 【解決手段】 運転モードを操作する操作手段5と、厨
芥を収納する収納容器1と、収納容器1の上方に設けた
第1加熱手段2と、収納容器1の下方に設けた第2加熱
手段8と、収納容器1内の厨芥を攪拌する攪拌手段11
と、第1加熱手段2および第2加熱手段8近傍の温度を
それぞれ検出する第1温度検出手段27と第2温度検出
手段50を有し、操作手段5を動作させた時、第1温度
検出手段27と第2温度検出手段50の出力が所定温度
以下の時には攪拌手段11の動作を行わないもので、攪
拌手段11の破損等を防止でき、製品の品質を確保する
とともに使用性の高い厨芥処理機を提供できるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厨芥を処理する厨芥
処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機について乾燥方式を例
に図30〜34を用いて説明する。
【0003】1は厨芥を収納する収納容器で、2は前記
収納容器1内に入れられた厨芥に熱風を送るための熱源
の加熱手段、4は前記加熱手段2で発生する熱を前記厨
芥に送る送風手段(乾燥ファン)、11は収納容器1の
内底部に回転自在に配され、前記厨芥を攪拌させるため
の攪拌手段、3は外気導入用の吸気孔、20は脱臭手段
で、前記収納容器1内の厨芥処理時に発生する臭いを脱
臭するための酸化触媒と前記酸化触媒の反応を向上させ
るための触媒ヒータから構成されている。13は前記脱
臭手段20に前記収納容器1内空気を導くための吸引手
段(排気ファン)である。
【0004】次に動作について説明する。使用者によっ
て、前記収納容器1内に厨芥が投入された後、処理が開
始されると、前記触媒ヒータ(図示せず)によって、酸
化触媒(図示せず)の温度を上昇させて臭いを分解可能
な状態になった時点(通常では約20〜30分)で、そ
の後に前記加熱手段2、乾燥ファン4、攪拌手段11等
を動作させる。
【0005】時間の経過と共に、収納容器1内の厨芥に
含まれる水分が蒸発し始め、同時に臭気も発生する。前
記臭気、蒸気を前記排気ファン13によって収納容器1
内から外部に放出する途中に脱臭手段20を設け、前記
収納容器1内の空気を分解しながら外部に放出される。
【0006】また、乾燥ファン4を回転させて発生する
吸気流によって吸気口3から厨芥処理機本体内の収納容
器1内へ外気を導入し、厨芥と接する空気中の水蒸気の
分圧をできるだけ小さくして厨芥中の水分がそれと接触
する空気中へ蒸発しやすいようにしている。さらに、収
納容器1内を外気圧に対して若干負圧に保って正規の排
気経路(脱臭手段20を通過する経路)以外からの臭い
を含んだ排気の漏れを防止するようにしている。
【0007】また、収納容器1内の厨芥が乾燥したこと
を検出するために前記収納容器1から前記脱臭手段20
の間に温度検出手段27が設けられており、温度検出手
段27の出力によって乾燥状態を判断している。厨芥が
未乾燥状態の時には蒸気が収納容器1内に多く発生して
おり、前記蒸気が前記脱臭手段20に導かれるため、高
い温度の空気が前記温度検出手段27の位置する経路に
流れる。乾燥が進むと、収納容器1内の蒸気量が減少す
るため脱臭手段20に流入する空気の温度が低下してい
く。前記変化をとらえて乾燥状態を判断する。
【0008】また、厨芥処理機には、家庭用の他に業務
用といわれる多量なゴミを処理可能な商品も多くあり、
その構成についても図32のような構成である。
【0009】ここで、図31に示した回路ブロック図に
ついて説明する。
【0010】電源電圧からの電源を制御手段14等に供
給するラインに操作手段5を設け、前記操作手段5はO
N時には機械的固定を行い、OFFは電気的手段で実施
される自己保持タイプである。前記操作手段5を用いて
運転動作を行なう過程は、使用者が電源を入れるために
前記操作手段5をONする。前記動作によって、電源が
制御手段14等に供給され、運転(乾燥処理)を実施す
る。つまり、前記操作手段5を動作させることで運転が
開始されるわけである。運転の終了時は、制御手段14
からの終了信号で、前記操作手段5をOFFさせ、電源
を遮断することで終了させる自動終了である。
【0011】また近年では、バイオ方式が提案され、前
記方式の場合には、収納容器内1に入れる微生物生存用
の材料を定期的に交換させる必要があり、通常処理の他
に排出を行うことも必要になる。これは、業務用の厨芥
処理機でも同様である。
【0012】上記のように回路の構成が複雑化してきた
り、大きな負荷を動作させるための回路構成において
は、その動作回路の発熱が無視できない状態となってく
る。
【0013】冷却構成においては、従来よりファンによ
って強制冷却するもの等ある。その例として、図33の
ように、乾燥ファンを回転駆動するモータの回転をベル
ト30でファン31に伝達し、制御手段14をファン3
1で冷却するといった構成があった。また、図34のよ
うに、制御手段14を横に設置し、ファン31によって
水平方向に風を発生させ冷却するといった構成もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
厨芥処理機においては、本体が屋外に設置される場合が
多いが、外気温が低いときには、温度検出手段27が厨
芥より離れたところに設けてある為、厨芥の温度が精度
良く検出されず、充分に熱せられていない冷凍状態の厨
芥を攪拌してしまい攪拌手段11を破損させてしまった
り、また加熱手段2が収納容器1の上方に設けてあるた
めに前記収納容器1内の下方にある厨芥まで前記加熱手
段2から発生される熱が伝達されにくく厨芥処理時間が
非常に長くなったり、あるいは十分に熱せられていない
厨芥、特に厨芥が凍結した状態で攪拌手段11が攪拌し
てしまうと、前記攪拌手段11を破損していまう等の課
題があった。また、商用電源の周波数が異なった場合に
は、攪拌手段11の回転数が異なるため、周波数によっ
て厨芥処理時間が非常に長くなってしまうこともあっ
た。また、前記攪拌手段11の動作が、あらゆる厨芥の
性質(硬さ等)にて対応できておらず、前記攪拌手段1
1がロックし易い等の課題を有していた。また、加熱手
段2のヒータ等が断線などして異常となった場合、修理
・交換の必要性が確認しづらいとともに、実際の部品交
換がしづらい等の課題も有していた。また、前記加熱手
段2が異常な温度上昇した場合には、十分な安全性を欠
いているという課題も有していた。さらには、本体が屋
外設置の場合には、砂ホコリ等が機内に侵入し、制御手
段14上に堆積しやすいといった課題も有していた。
【0015】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、部品品質を確保し、安全性を向上させるとともに、
厨芥処理時間を短縮し、さらにはあらゆる厨芥の性質に
対応させる厨芥処理性能を確保した使用性の高い厨芥処
理機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、運転を開始させる操作手段と、厨芥を収納
する収納容器と、前記厨芥を加熱する加熱手段と、前記
収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記収納容器
の下方に設けた温度検出手段と、前記加熱手段および前
記攪拌手段の動作を制御する制御装置を備え、前記制御
装置は前記操作手段により運転開始されると前記温度検
出手段の出力が所定温度以下であれば前記攪拌手段の動
作を停止状態とするもので、温度検出手段を収納容器の
下方に設けたことで、厨芥の温度検出の精度を向上でき
る為、操作手段を動作させた時の周囲温度を判断し、厨
芥が冷凍状態の場合には攪拌手段を停止させ、前記攪拌
手段のロックを防止できるとともに前記攪拌手段の破損
等を防止でき、製品の品質を確保するとともに使用性の
高い厨芥処理機を提供できるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
運転を開始させる操作手段と、厨芥を収納する収納容器
と、前記厨芥を加熱する加熱手段と、前記収納容器内の
厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記収納容器の下方に設け
た温度検出手段と、前記加熱手段および前記攪拌手段の
動作を制御する制御装置を備え、前記制御装置は前記操
作手段により運転開始されると前記温度検出手段の出力
が所定温度以下であれば前記攪拌手段の動作を停止状態
とするもので、温度検出手段を収納容器の下方に設けた
ことで、厨芥の温度検出の精度を向上できる為、操作手
段を動作させた時の周囲温度を判断し、厨芥が冷凍状態
の場合には攪拌手段を停止させ、前記攪拌手段のロック
を防止できるとともに前記攪拌手段の破損等を防止で
き、製品の品質を確保するとともに使用性の高い厨芥処
理機を提供できるものである。
【0018】本発明の請求項2記載の発明は、上記請求
項1記載の発明において、加熱手段を、収納容器の上方
に設けた第1加熱手段と、前記収納容器の下方に設けた
第2加熱手段から構成したもので、収納容器上方、下方
にそれぞれ第1、第2加熱手段を設けることで、収納容
器内の厨芥を効率よく加熱させることができ、特に冷凍
状態の厨芥の場合には、短時間に解凍することができ
る。
【0019】本発明の請求項3記載の発明は、運転を開
始させる操作手段と、厨芥を収納する収納容器と、前記
収納容器の上方に設けた第1加熱手段と、前記収納容器
の下方に設けた第2加熱手段と、前記収納容器内の厨芥
を攪拌する攪拌手段と、第1加熱手段および第2加熱手
段近傍の温度をそれぞれ検出する第1温度検出手段と第
2温度検出手段と、前記加熱手段および前記攪拌手段の
動作を制御する制御装置を備え、前記制御装置は前記操
作手段により運転開始されると前記第1および第2温度
検出手段の出力が所定温度以下であれば前記攪拌手段の
動作を停止状態とするもので、操作手段を動作させた時
の周囲温度を判断し、厨芥が冷凍状態の場合には攪拌手
段を停止させ、前記攪拌手段のロックを防止できるとと
もに前記攪拌手段の破損等を防止でき、製品の品質を確
保するとともに使用性の高い厨芥処理機を提供できるも
のである。
【0020】本発明の請求項4記載の発明は、制御装置
は操作手段により運転が開始されると加熱手段または第
1および第2加熱手段を動作させると共に、温度検出手
段または第1および第2温度検出手段の出力が所定温度
を超えると攪拌手段を動作させるもので、厨芥が冷凍状
態の場合には攪拌手段を停止させ、厨芥が解凍された後
に攪拌手段を動作させることで、前記攪拌手段のロック
を防止できるとともに前記攪拌手段の破損等を防止で
き、製品の品質を確保するとともに使用性の高い厨芥処
理機を提供できるものである。
【0021】本発明の請求項5記載の発明は、厨芥を収
納する収納容器と、モーターによって駆動され、前記収
納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記攪拌手段の
動作を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、商用
電源の周波数に応じて、前記攪拌手段の動作時間を可変
するもので、商用電源の周波数が異なった場合に、攪拌
手段の回転時間を可変することで、商用周波数の変化に
関係なく攪拌の効果を同様に出来、同性能で処理でき
る。
【0022】本発明の請求項6記載の発明は、厨芥を収
納する収納容器と、前記厨芥を加熱する加熱手段と、前
記加熱手段の動作を制御する制御装置を備え、前記制御
装置は商用電源の周波数に応じて、前記加熱手段の調節
温度を可変するもので、商用電源の周波数が異なった場
合に、加熱手段の調節温度を可変することで、商用周波
数の変化に関係なく加熱の効果を同様に出来、商用周波
数の変化に関係なく同性能で処理できる。
【0023】本発明の請求項7記載の発明は、厨芥を収
納する収納容器と、前記厨芥を加熱する加熱手段と、モ
ーターによって駆動され、前記収納容器内の厨芥を攪拌
する攪拌手段と、前記加熱手段および前記攪拌手段の動
作を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、商用電
源の周波数に応じて、前記加熱手段の調節温度を可変す
ると共に、前記攪拌手段の動作時間を可変するもので、
商用周波数の変化に関係なく同性能で処理できる。
【0024】本発明の請求項8記載の発明は、厨芥を収
納する収納容器と、モーターによって駆動され、前記収
納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記攪拌手段の
動作を制御する制御装置を備え、前記モーターをブラシ
レスモータまたはインバータモータとしたもので、周波
数に関係なく同性能を発揮でき、また、厨芥の飛び散り
を押さえることができる。
【0025】本発明の請求項9記載の発明は、上記請求
項8記載の発明において、モーターによって駆動され収
納容器内の空気を本体外へ排気する吸引手段と前記収納
容器内の厨芥を加熱する加熱手段と前記加熱手段から発
生する熱を前記厨芥へ送風させる送風手段を備え、前記
吸引手段と送風手段のうち少なくとも1つにブラシレス
モータまたはインバータモータを搭載したブラシレスモ
ータまたはインバータモータを2つ以上搭載したもの
で、周波数に関係なく同一の性能を維持できる。
【0026】本発明の請求項10記載の発明は、厨芥を
収納する収納容器と、前記収納容器内の厨芥を加熱する
加熱手段と、前記収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段
と、前記攪拌手段の過負荷を検出する過負荷検出手段
と、前記加熱手段および前記攪拌手段の動作を制御する
制御装置を備え、前記制御装置は前記過負荷検出手段の
出力により前記攪拌手段の回転方向を逆転させるもの
で、攪拌手段の過負荷を検出でき、所定時間停止後逆回
転させることで、異物に対する過負荷を取り除き処理を
継続できる。
【0027】本発明の請求項11記載の発明は、上記請
求項10記載の発明において、過負荷検出手段の検出時
間が、攪拌手段が所定角度回転する時間内としたもの
で、真の過負荷状態のみを判断でき、安定した攪拌動作
を行える。
【0028】本発明の請求項12記載の発明は、上記請
求項10または11記載の発明において、制御装置は攪
拌手段を間欠駆動するものであって、過負荷検出手段で
過負荷検出時には、次回以降における攪拌手段の間欠駆
動のON/OFF時間を可変するもので、過負荷の検出
後、さまざまな厨芥に対しての対応を可能とするもので
ある。
【0029】本発明の請求項13記載の発明は、上記請
求項10〜12のいずれか1項に記載の発明において、
制御装置は、過負荷検出手段で過負荷を検出時すると、
攪拌手段を所定時間停止させ、その後に攪拌手段を正転
又は逆転の再動作を行うもので、攪拌手段の過負荷を検
出でき、所定時間停止後逆回転させることで、異物に対
する過負荷を取り除き、処理を継続できる。
【0030】本発明の請求項14記載の発明は、上記請
求項10〜13のいずれか1項に記載の発明において、
制御装置は、過負荷検出手段で過負荷を検出すると、加
熱手段の調節温度を可変するもので、攪拌手段の過負荷
時に加熱手段の温度を可変して、攪拌手段の過負荷時の
厨芥の性質に対応した処理を行う。
【0031】本発明の請求項15記載の発明は、上記請
求項10〜14のいずれか1項に記載の発明において、
加熱手段を、収納容器の上方に設けた第1加熱手段と、
前記収納容器の下方に設けた第2加熱手段から構成し、
制御装置は、過負荷検出手段で過負荷を検出すると、少
なくとも第1加熱手段または第2加熱手段の調節温度を
可変するもので、攪拌手段の過負荷時に加熱手段の温度
を可変して、攪拌手段の過負荷時の厨芥の性質に対応し
た処理を行う。
【0032】本発明の請求項16記載の発明は、厨芥を
収納する収納容器と、前記収納容器内の厨芥を加熱する
加熱手段と、前記厨芥収納容器内の厨芥を加熱処理する
時に発生する臭いを脱臭する脱臭手段と、前記脱臭手段
に設けられたヒータまたは/および前記加熱手段の断線
を検出する断線検出手段と、前記断線検出手段の出力内
容を表示させる表示手段を備えたもので、ヒータまたは
/および加熱手段の異常を表示し認識できるため、修理
・交換の必要性が容易に認識できる。
【0033】本発明の請求項17記載の発明は、上記請
求項16記載の発明において、所定時間毎に断線検出手
段による断線検出を行うもので、ヒータの異常を確実に
検出するものである。
【0034】本発明の請求項18記載の発明は、上記請
求項16記載の発明において、表示手段で、断線検出す
るまでの動作トータル時間を表示するもので、測定され
た時間のト−タル時間を表示でき、製品寿命の目安と出
来る。
【0035】本発明の請求項19記載の発明は、上記請
求項16〜18のいずれか1項に記載の発明において、
ヒータの断線時または加熱手段の断線時には本体動作を
停止させるもので、使用者の処理中の不快な臭いを防止
するとともに、厨芥の未処理状態のままで本体が運転を
継続するのを防止する。
【0036】本発明の請求項20記載の発明は、上記請
求項16〜18のいずれか1項に記載の発明において、
加熱手段を、収納容器の上方に設けた第1加熱手段と、
前記収納容器の下方に設けた第2加熱手段から構成し、
ヒータの断線時または第1加熱手段の断線時には本体動
作を停止させるもので、使用者の処理中の不快な臭いを
防止するとともに、厨芥の未処理状態のままで本体が運
転を継続するのを防止する。
【0037】本発明の請求項21記載の発明は、運転内
容を設定する操作手段と、厨芥を収納する収納容器と、
前記厨芥を加熱する加熱手段と、前記収納容器内の厨芥
を攪拌する攪拌手段と、前記加熱手段および前記攪拌手
段の動作を制御する制御装置を備え、前記操作手段によ
り厨芥を処理する通常運転モードと点検運転モードを設
定し、前記制御装置は通常運転モードでは厨芥処理シー
ケンスにしたがって前記加熱手段および攪拌手段を制御
し、点検運転モードでは前記シーケンスに係わりなく前
記加熱手段または/および前記攪拌手段を動作させるも
ので、修理や部品交換後の動作確認を確実に行うことが
できる。
【0038】本発明の請求項22記載の発明は、上記請
求項21記載の発明において、制御装置は、通常運転モ
ードにおいて、攪拌手段の間欠駆動のON時間とOFF
時間を可変できるもので、厨芥の種類に応じて、攪拌の
ON・OFF時間のパターンが設定可能で、使用者の使
い勝手を向上できる。
【0039】本発明の請求項23〜25記載の発明は、
上記請求項22記載の発明において、通常運転モードに
おいて、収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段の、間欠
運転時のON時間とOFF時間を可変できるもので、厨
芥の種類に応じて、攪拌のON・OFF時間のパターン
が設定可能で、使用者の使い勝手を向上できる。
【0040】本発明の請求項26記載の発明は、上記請
求項21〜25のいずれか1項に記載の発明において、
制御装置は、通常運転モードにおいて、運転を開始させ
た後、攪拌手段を所定時間停止させるもので、でんぷん
質等粘土が高い厨芥等の処理を確実に行える。
【0041】本発明の請求項27記載の発明は、上記請
求項21〜25のいずれか1項に記載の発明において、
制御装置は、通常運転モードにおいて、運転を開始させ
た後、攪拌手段を短時間動作させ、さらにその後攪拌手
段を所定時間停止させるもので、追加投入が容易にでき
る。
【0042】本発明の請求項28記載の発明は、上記請
求項27記載の発明において、運転を開始させた後、攪
拌手段を複数回動作させるもので、追加投入が容易にで
き、動作が使用者に認識できる。
【0043】本発明の請求項29記載の発明は、厨芥を
収納する収納容器と、前記厨芥を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段の動作を制御する制御装置と、前記収納容
器と前記加熱手段と前記制御装置を収容する本体を備
え、前記制御装置を冷却する冷却手段を前記制御装置の
上方に配し、前記冷却手段の吸気口を前記本体底面に設
けたもので、異物を機内に吸引すること無く制御手段の
冷却を行え、厨芥処理機本体の形状の小型化も図れる。
【0044】本発明の請求項30記載の発明は、上記請
求項29記載の発明において、制御装置もしくはその周
辺の温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出
手段の出力に応じて冷却手段の動作を制御するもので、
冷却手段の動作・不動作を冷却手段の冷却効果で判断で
き、制御手段の温度に対する品質保護を確実に行える。
【0045】本発明の請求項31記載の発明は、上記請
求項30記載の発明において、温度検出手段を、制御装
置の基板に配設したもので、温度検出手段によって前記
基板の発熱部の近傍の温度をより精度よく検出できる。
【0046】本発明の請求項32記載の発明は、上記請
求項29〜31のいずれか1項に記載の発明において、
制御手段が複数枚の基板から構成され、これら基板を所
定の距離を設けて重ねて固定したもので、本体の小型化
が実現できるとともに、冷却手段の冷却効果をアップで
き、効率よく制御手段を冷却できる。
【0047】本発明の請求項33記載の発明は、上記請
求項29〜32のいずれか1項に記載の発明において、
本体底面より5cm以上の高い位置に制御装置を設けた
もので、砂埃の侵入を防止できる。
【0048】本発明の請求項34記載の発明は、厨芥を
収納する収納容器と、前記収納容器内の厨芥を加熱する
加熱手段と、前記加熱手段と商用電源とをスイッチング
素子を介して開閉するスイッチと、前記スイッチを開閉
動作状態とする操作手段と、スイッチング素子を介して
前記加熱手段の動作を制御する制御装置と、前記加熱手
段の温度が過昇温度に上昇すると前記操作手段を開回路
とする温度過昇防止装置を備え、前記温度過昇防止装置
により操作手段を開回路とすると前記スイッチが開状態
になるもので、前記過昇防止装置でいかなる使用方法で
も過乾燥を防止できる。
【0049】本発明の請求項35記載の発明は、上記請
求項34記載の発明において、温度過昇防止装置を温度
ヒューズとしたもので、温度過昇防止装置を温度ヒュー
ズとしたことで、一度反応すると動作させないこととな
り、確実に過乾燥を防止できる。
【0050】本発明の請求項36記載の発明、厨芥を収
納する収納容器と、前記収納容器内の厨芥を加熱する加
熱手段と、前記収納容器に厨芥を投入する投入口を開閉
自在に覆う蓋と、前記加熱手段と商用電源とをスイッチ
ング素子を介して開閉するスイッチと、前記スイッチを
開閉動作状態とする操作手段と、前記スイッチング素子
を介して前記加熱手段の動作を制御する制御装置と、前
記蓋を開くと前記操作手段を開回路とする蓋開閉検出手
段を備え、前記蓋開閉検出手段により操作手段を開回路
とすると前記スイッチが開状態になるもので、厨芥の処
理中の蓋開閉時の飛び散りを防止できる。
【0051】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1、図2及び
図4を用いて説明する。
【0052】まず、厨芥を処理する方法について、その
一例を説明する。図1は家庭用厨芥処理機、図2、図5
は業務用厨芥処理機の断面図である。
【0053】6は厨芥処理機本体(以下本体と称す)で
あり、厨芥を収容する収納容器1と、前記収納容器1内
の厨芥を加熱するための熱源となる第1加熱手段2と、
前記第1加熱手段2により加熱された空気を厨芥に送風
させる送風手段である乾燥ファン4と、前記収納容器1
から本体6外へ収納容器1内の厨芥から発生する臭いや
水蒸気を排気するための吸引手段(排気ファン)13
と、収納容器1内の厨芥を攪拌・粉砕させる攪拌手段1
1と、外気を収納容器1内へ導入するための吸気孔3が
設けてあり、収納容器1内の厨芥から発生する臭いや水
蒸気は、前記吸気孔3からの外気中に混じって前記吸引
手段13へと排気されていく。また、吸引手段13の入
口迄の間に第1温度検出手段27が設けてあり、収納容
器1内の厨芥から発生する水蒸気量に応じた温度を検出
している。そして第1温度検出手段27の出力すなわち
収納容器1内の厨芥からの水蒸気の発生量の変化により
厨芥の処理状況を判断している。
【0054】吸引手段13により、収納容器1内の空気
が強制的に排気されると、収納容器1内が負圧になり、
吸気孔3から外気が収納容器1内へ導入される。すると
収納容器1内の厨芥と接触する空気中の臭いと水蒸気の
分圧が下がり、厨芥からさらにその空気中に臭いと水蒸
気が気散する。これにより吸気孔3から導入され吸引手
段14で収納容器1外へと排気される空気中に収納容器
1内の厨芥から臭いと水蒸気が気散し、除去され、前記
繰り返しによって厨芥は乾燥していく。
【0055】そして、その厨芥からの臭いと水蒸気の発
生量は処理工程の初期では厨芥の温度が低いために少な
く、処理工程後期では厨芥の表面が乾燥し始めているた
め内部の臭いや水分が表面に抜け出しにくくなり、やは
り少なくなる。最盛期では厨芥は全体にやわらかなペー
スト状となる場合もあって、臭いと水蒸気の発生量は最
大となる。前記吸引手段13入口迄の間に設けた(第1
加熱手段2の近傍に配置された場合でも検出できる)第
1温度検出手段27で収納容器1からの排気中の水蒸気
の量を温度として検知して、その量の変化に合わせて乾
燥状況を判断する。
【0056】以上の動作を行う中で、図3のように、電
源をONする場合に、スイッチング素子14aを介して
開閉するスイッチと前記スイッチを開閉する操作手段5
を操作することで、前記負荷開閉手段7内のコイルに電
流が流れ、前記電流によって生じる電磁力により、前記
負荷開閉手段7内の両スイッチが作動して各手段に通電
がされる。操作手段5は操作後は、図4のように、矢印
A方向に操込部5aを押し込み操作すると、操込部5a
が可動接点5dを押し接点5bと5cが閉回路となる。
この状態がON状態である。操作手段5は、このON状
態を維持するために、保持部5eによって操込部5aを
保持することで、ONを維持する。5fはソレノイドで
保持部5eが保持されている状態を解除する際、端子
g、h間に電源を供給することで、矢印B方向に保持部
5eを引き込むため、操込部5aはバネ5jによって、
矢印Aと反対方向にはじかれ接点5bと5cが開回路と
なるような自己保持を自ら機械的にかけ、ON状態を維
持する。前記動作を行うことで、各手段(第1加熱手段
2、脱臭手段20等)の容量が変化しても、操作手段5
自体に大きな電流が流れることがないため、操作手段5
自体を小型化でき、それに伴い本体6の形状の小型化も
図れる。また、操作手段5は自己保持機能を有している
ので、他部品を要することなく電源を維持でき、各手段
への電源供給ができる。
【0057】厨芥を収納する収納容器1内の温度を効率
よく高めることにより厨芥の乾燥が早く進むことにな
る。図6、図7に示すように、収納容器1の外壁に第2
加熱手段8を設け、前記第1加熱手段2とともに収納容
器1の上部と下部、全体的に加熱させることで、乾燥時
間を早くさせる。
【0058】図8,図9に示すように、第1加熱手段2
の加熱が意図しない状態になった場合において、収納容
器1内の温度が上昇し厨芥が過乾燥状態になるため、前
記第1加熱手段2近傍に温度過昇防止装置9を設け、温
度が例えば200℃以上の場合には、前記温度過昇防止
装置9が動作することで、前記操作手段5および負荷開
閉手段7を遮断させる構成のため、全負荷への電源供給
が遮断される。前記動作により、収納容器1内の厨芥を
過乾燥状態にすることなく厨芥操作を停止させられる。
また、前記温度過昇防止装置9は、温度ヒューズでも同
様の効果である。
【0059】図10、図11に示すように、本体6の収
納容器1内に厨芥を投入する場合には、本体1にある蓋
部10を開けて投入する。投入後は蓋部10を閉じて、
運転を開始させることになる。前記蓋部10の開閉を検
出する蓋部検出手段12を備え、蓋部10の開状態にお
いては、動作をさせないように前記操作手段5および負
荷開閉手段7を遮断させる構成のため、全負荷への電源
供給が遮断される。前記蓋部10が開状態において動作
を継続させた場合には、前記厨芥を攪拌させる攪拌手段
11の回転によるゴミの飛び散りや、第1加熱手段2の
熱が放射されたりするため、使用勝手が非常に良くな
い。よって、前記蓋部検出手段12によって前記蓋部1
0の状態を検出し、開状態時には運転停止ができるた
め、使用性が向上する。
【0060】制御手段14を有する制御部28は、図1
2に示すような構成となっている。
【0061】図12、図13において、制御手段14を
構成する基板14dは、本体6の高さ方向に対し平行に
前記本体6内に配されている。前記状態において前記制
御手段14の上方に設けた冷却手段15によって制御手
段14を冷却している。これは、熱風は上に上昇してい
くため、発熱体の上部より入院させることが一番冷却効
果があり、側面等からの吸引では、上部と比較し冷却効
果が低下し、同様の効果を発生させるには大きな吸引量
を発生させる大きなファンが必要になる。よって小型化
に反する。
【0062】前記冷却風は本体6の底部6aの施した冷
却口6bから吸入される。ここで、本体6は屋内及び屋
外のどちらの設置も考えられ、屋外の場合には特に砂埃
等が前記冷却口6bから進入し易く、また、砂埃等が前
記冷却口6bから進入した場合には、前記制御手段14
に堆積する可能性がある。そのため、前記砂埃等の進入
防止のため、制御手段14は、本体6の高さ方向に対し
基板14dを平行となる状態で配置する。この方向で設
置することで、砂埃等が制御手段14上に堆積しにくく
なる。また、本体6の高さLに対して7分の1の高さ以
上にL1を設定することで、制御手段14の上部より吸
引により発生する冷却風によって、底面の冷却工6bよ
り、砂埃等を吸引できなくなり、砂埃等の進入を防止し
ている。
【0063】また、図14に示すように、本体を設置す
る地面から前記制御手段14までの高さL2を5cm以
上とすることでも効果を奏する。この距離については、
長い方がよい。
【0064】制御手段14を冷却する冷却手段15の大
きさは、大きければより冷却効果があり有利であるが、
本体6の大きさにも影響し、小型化の動向に対しては、
反することになる。そこで、小さな冷却手段15にした
場合に、図15に示すように、制御手段14の形状が大
きければ、冷却されない部分(14x)が発生する。そ
こで、図12にも示したが、基板14dを複数段に重ね
て固定し、冷却手段15からの冷却を得られるようにす
る。これにより、制御手段14の耐久信頼性がより向上
する。
【0065】また、制御手段14には、各手段を動作さ
せる為のスイッチング素子(トライアック等)14aが
あり、前記スイッチング素子14aは動作時に発熱する
ため、前記熱を逃がす冷却フィン14bを接触固定して
いる。図16に示すように、制御手段14の基板14d
と、前記スイッチング素子14aに接触固定された冷却
フィン14bとの間に第3温度検出手段14cを設け、
前記第3温度検出手段14cの温度によって、前記冷却
手段15の動作がされているかを検出する。つまり、検
出する温度が低い場合(60℃近傍)には冷却されてお
り、高い場合(約90℃以上)には冷却されていないと
判断でき、これによって前記冷却手段15の動作を制御
できる。
【0066】ここで、前記冷却手段15によって、制御
手段14を冷却する際にどのくらいの温度に冷却を行な
うかであるが、本機が生ゴミを扱いと言うことも有り、
ゴキブリやねずみが侵入するケースもある。そこで、こ
れらが程よい温度に制御すると侵入を促進すると言った
状態が有り、近寄り難い温度(例えば60℃以上)にな
るような状態を維持できるような構成とし、制御手段1
4の信頼性を向上させながら前記ゴキブリ等の侵入を防
止する。
【0067】図18、図19に示すように通常の運転モ
ードとは異なる、各装置、各手段が単独または複数の組
み合わせで動作する別モードを有するテスト用操作手段
17を有し、前記テスト用操作手段17のスイッチ(1
7a)を押すごとに、各手段または複数の手段を動作さ
せる。例えば、前記テスト用操作手段17を1回押すと
乾燥ファン4を駆動させ、次に押すと吸引手段13、次
が攪拌手段11、第1加熱手段、第2加熱手段といった
動作推移を行う。この動作によって、どの手段が不具合
状態であるか等、各手段の動作状況を確認することがで
き、市場での部品交換や修理時の確認がスムーズに行え
る。本実施例においては、テスト用操作手段17は、前
記本体6内にあり使用者には直接触れられないようにな
っており、使用者操作する操作手段は図17の部分のみ
である。また、使用者が操作する操作手段16内に前記
テスト用操作手段17を設け、使用者には、一目で分か
らないようにしておき、操作が安易に出来ない状態であ
れば同様の効果である。
【0068】通常の運転モードにおける攪拌手段11の
動作は、図20(a)に示したようにONとOFFの間
欠運転であるが、攪拌手段11の動作時間は処理時間に
影響し、図21のように攪拌手段11の動作時間が長け
れば処理時間は短く、短ければ、処理時間が長くなる傾
向がある。よって、短時間で効率よく処理を行うため
に、基本的にはON時間をOFF時間よりも長くしたパ
ターン(図20(a))で動作を行うが、でんぷん質の
厨芥の場合には攪拌しすぎると粘度があがる傾向が有る
といったように、厨芥の種類によってさまざまな特性が
あり、基本的なパターン以外のパターン(図20
(b)、(c))をも有している。これにより、さまざ
まな厨芥に対し、使用者が投入する厨芥の種類に応じて
前記攪拌手段11の動作を選択できるようにしてある。
【0069】操作手段5によって電源を投入し、処理を
開始したときに、前記開始時点から所定時間Tは、図2
2のように前記攪拌手段11を駆動させないことにす
る。これは、どのような状態の厨芥かがわからないため
攪拌を開始してしまうとでんぷん質の場合には、粘度が
高くなり大きな固まりとなる。また、水分が多い場合に
は攪拌による飛び散りで、収納容器1内が汚れ、清掃時
に手間がかかる等の問題が生じる。よって運転開始後所
定時間は攪拌手段11の動作は行わず乾燥を行う。
【0070】また、図23に示したように、電源を投入
し、処理を開始したときに、前記開始時点から短時間
(T1)動作を行い、その後所定時間Tは前記攪拌手段
11を駆動させないことで、運転を受け付けたことを使
用者に認識でき、また追加で投入したい場合に、短時間
でも動作すれば投入した厨芥の位置が変わり、再投入時
に投入しやすい。前記短時間(T1)に正転/逆転を行
っても同効果であり、正転、逆転を複数回、またはそれ
ぞれ複数回実施等でも同様の効果がある。
【0071】図24に示すように、第1加熱手段2、脱
臭手段20、第2加熱手段8に動作信号を送信する制御
手段14は、前記第1加熱手段2、脱臭手段20、第2
加熱手段8の断線を検出する断線検出手段18の信号を
受け、断線している場合には、表示手段19によって表
示を行う。断線の検出にはシャント抵抗、電流トランス
等を用いる。さて、表示についてであるが、第1加熱手
段2、脱臭手段20、第2加熱手段8それぞれの断線に
対して、異なった表示を行う。たとえば、図25のフロ
ーチャートに示したような動作、判断を行い、表示内容
を設定する。前記例では第1加熱手段2、脱臭手段2
0、第2加熱手段8の断線それぞれに対し、”1”、”
2”、”3”の表示を行い、表示によってどの断線であ
るかを使用者が認識できるようにする。
【0072】また、第1加熱手段2、脱臭手段20、第
2加熱手段8の断線は、時間計測機能の計時する所定時
間毎に行うことで、動作の途中に断線しても検出でき、
使用勝手がよくなる。また、表示手段19を例えば数値
表示が可能な場合には、乾燥処理をする温度を選択可能
とし、その温度を表示手段19に表示しながら運転を開
始させることも可能である。この動作によって、使用者
が好みの温度で乾燥処理を行うことができる。表示のみ
ならず報知(ブザー等)によって、運転開始時に排出シ
ャッタが開いていたり、排出時に排出シャッターが閉ま
っていた場合のみブザーを鳴らし報知する。これは、使
用者が必ず製品近辺に居てる状態でありその状態の時の
み報知する。
【0073】さらに、図25のように、前記脱臭手段2
0、第1加熱手段2の断線時には、本体6の動作を停止
させ、表示する。脱臭手段20内のヒータ断線時には、
脱臭機能が作動せずに処理中に臭いが放出されるため本
体6を停止する。また、第2加熱手段8のヒータのみが
断線した場合には、収納容器1の上方に位置する第1加
熱手段2より発する熱量により厨芥処理は可能なため本
体6は停止させないが、第1加熱手段2の断線時には、
厨芥処理に必要な熱量が確保できず、厨芥処理が行えな
い状態であり停止させる。前記動作によって、使用者に
不快感を与えることなく、異常を表示し停止できる。
【0074】図26に示した過負荷検出手段22につい
て説明する。収納容器1内に異物が混入し、攪拌手段1
1が回転しにくい状態になったことを検出する過負荷検
出手段22を有し、前記信号を前記制御手段14が検出
し、所定値以上の過負荷と判断した場合には、図28の
ように停止期間を所定時間設けた後逆転させる。停止期
間は、いったん負荷状態をOFFさせ、過負荷状態の変
化が発生した後で逆転を実施することで、過負荷状態か
らの脱出を容易にする。これにより、攪拌手段11の過
負荷状態を検出でき、クリアが可能となる。前記過負荷
検出手段22は電流による検出でもよい。
【0075】また、過負荷検出手段22が過負荷を検出
する時間Tは、図27のように、通常での攪拌手段11
の動作での回転角度の所定角度以下でTを設定してい
る。たとえば所定角度180度とすると、180度回転
する時間以内にTを設定し、MAX状態で180度厨芥
が移動しても過負荷状態となるときに、過負荷と判断で
きるようになっている。これにより、真の過負荷状態の
みを判断でき、安定した動作を行うことができる。過負
荷を判定する条件は多くあり、上記にも記した異物の混
入や、でんぷん質の粘度UPによる固まり状態での過負
荷等が有る。後者の場合には、過負荷状態を検出した後
にはその回転を少なく押さえたほうが粘度UPのなるこ
となく処理を行える。前記のように、過負荷を過負荷検
出手段22で検出した後のON/OFFの時間を可変す
ることで、推定される厨芥の状態に合わせて処理を行う
ことができる。
【0076】また、でんぷん質の厨芥の場合には、上記
のように過負荷状態時には、粘度をUPすることなく過
乾燥気味の状態にすることも方法のひとつであり、図2
9のように、収納容器1内の温度を可変させるため、前
記第1加熱手段2、第2加熱手段8の温度コントロール
値を上昇させ過乾燥状態にする。前記のように、過負荷
検出手段22で過負荷を検出後には、前記第1加熱手段
2、第2加熱手段8の温度を可変し、厨芥の状況に合わ
せ処理を行える。
【0077】厨芥処理機本体6の周囲温度が氷点下にな
った場合には、収納容器1内の厨芥が凍っている可能性
が非常に高く、前記状態で前記攪拌手段11を駆動する
と、過負荷検出手段22で過負荷を検出してしまうの
で、前記第1加熱手段2近傍の温度を検出する第1温度
検出手段27、前記第2加熱手段8近傍の温度を検出す
る第2温度検出手段50を有し、操作手段5を動作時に
前記第1温度検出手段27、第2温度検出手段50の出
力が氷点下であれば、前記攪拌手段11を駆動せずに、
前記第1加熱手段2、第2加熱手段8を動作させ、収納
容器1内の厨芥を解凍させる動作を行う。特に、収納容
器1の下方の厨芥近傍の第2温度検出手段50の出力を
用いることで、上記判定基準の精度は高まる。これによ
り、無駄な動作を行うことなく処理を実施できるととも
に、前記攪拌手段11が破損等することなく品質は確保
される。だだし、動作させる加熱手段は、第1加熱手段
2でも第2加熱手段8でも、また両方の加熱手段でもよ
いが、特に収納容器1内の厨芥近傍の第2加熱手段8を
動作させることで、収納容器1内の厨芥を解凍させる動
作はより効果的である。そして、収納容器1内の厨芥を
解凍させる動作を終了させ、第1温度検出手段27及び
第2温度検出手段50が所定温度を越えると、攪拌手段
11を動作させ厨芥処理を開始する。
【0078】モータを使用する場合に安価で使いやすい
と言えばインダクションモータである。しかし、インダ
クションモータの場合、電源の周波数に依存した性能で
あるためにこれが長所でもあり、また短所となることも
ある。
【0079】攪拌手段11、吸引手段13、乾燥ファン
4において、インダクションモータを用いている場合に
は、電源の商用周波数によって回転数が異なる。たとえ
ば、60Hzで120r/minの回転であれば50H
z時には100r/minとなり、同時間での攪拌手段
11の回転数が異なることになる。このため、各手段
(攪拌手段11では生ゴミの攪拌させる能力、吸引手段
では収納容器内の空気を機外に放出する能力、乾燥ファ
ン4では熱風を生ゴミに当てる能力)に差が生じること
になる。そこで、その能力を合わせるように、攪拌手段
11、吸引手段13、乾燥ファン4を駆動させるモータ
ーに印可する電圧を可変し回転数を同値にして厨芥処理
能力および脱臭能力をカバーすることや、攪拌手段1
1、吸引手段13、乾燥ファン4を駆動させるモーター
の動作時間を可変し、厨芥処理能力および脱臭能力を、
動作時間でカバーすることもできる。
【0080】また、前記攪拌手段11の回転数が異なる
ことによる処理能力の違いを、前記第1加熱手段2や第
2加熱手段8を動作させ収納容器1内の厨芥を加熱しほ
ぼ一定に保つ所定温度を、攪拌手段11の回転数が高い
60Hzより50Hz時の方を高くしてやることで、前
記収納容器1内の厨芥が高温になり攪拌されやすくなる
ことで、厨芥処理能力を加熱能力でカバーすることもで
きる。
【0081】さらに、前記攪拌手段11、吸引手段1
3、乾燥ファン4を駆動させるモーターに印可する電圧
を可変し回転数を同値にして厨芥処理能力および脱臭能
力をカバーすること、または、攪拌手段11、吸引手段
13、乾燥ファン4を駆動させるモーターの動作時間を
可変し、厨芥処理能力および脱臭能力を、動作時間でカ
バーすることに、攪拌手段11の回転数が高い60Hz
より50Hz時の方を高くしてやり、前記収納容器1内
の厨芥が高温になり攪拌されやすくなり、厨芥処理能力
を加熱能力でカバーすることを加えることで、総合的に
周波数によって異なる厨芥処理能力を周波数が異なって
もほぼ同一にすることもできる。
【0082】一例を挙げると、たとえば、60Hzで1
20r/minの回転であれば50Hz時には100r
/minとなるため、モーターの動作時間を50Hzと
60Hzで変えて、総回転数を50Hzと60Hzとで
同一にするようにする。これによって、地域差のない処
理を行うことができる。
【0083】また、前記モーターに印可する電圧を可変
し回転数を同値にする具体的方法としては、攪拌手段1
1や乾燥ファン4や吸引手段13を駆動させるモーター
に印可する電圧を、位相制御や間引き制御によって50
/60Hzの回転数の差をなくすようにすることができ
る。
【0084】また、単品での対応ではなく、全体として
周波数別に温度、回転タイミング、回転周期、停止時
間、回転開始時間等を変えるような制御コントロールを
行うことで対応しても良い。これらはマイクロコンピュ
ータを用いて実施可能であり、これを使用しなくても対
応できる。
【0085】また、攪拌手段11や乾燥ファン4や吸引
手段13(吸引ファン)を駆動させるモーターに、ブラ
シレスモータや、インバータモータを用いて、周波数に
影響のないモータで、処理を行うことで同一の厨芥処理
能力および脱臭能力性能を発揮できる。
【0086】また、攪拌手段11をブラシレスモータと
することで、攪拌開始時点の駆動による厨芥の飛び散り
にたいして任意で回転数をリニアな状態で起動開始でき
るため、スタート時は低速で起動を始め、徐々に所定の
回転数に近づけることで収納容器内部での生ゴミの飛び
散り等を防止できる。
【0087】上記では、乾燥方式による処理例を示した
が、バイオ方式においても以下に示す動作の効果は得ら
れる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、部品品質を確保し、安
全性を向上させるとともに、厨芥処理時間を短縮し、さ
らにはあらゆる厨芥の性質に対応させる厨芥処理性能を
確保した使用性の高い厨芥処理機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す家庭用厨芥処理機の一
部破断側面図
【図2】同業務用厨芥処理機の断面図
【図3】同厨芥処理機の回路ブロック図
【図4】操作手段の断面図
【図5】同厨芥処理機の他の断面図
【図6】同厨芥処理機の断面図
【図7】同厨芥処理機の他の断面図
【図8】同厨芥処理機の他の回路ブロック図
【図9】同厨芥処理機の他の断面図
【図10】同業務用厨芥処理機の一部破断外観斜視図
【図11】同厨芥処理機の他の回路ブロック図
【図12】同厨芥処理機の制御部の断面図
【図13】同業務用厨芥処理機の他の一部破断外観斜視
【図14】同業務用厨芥処理機の他の一部破断外観斜視
【図15】同厨芥処理機の他の制御部の断面図
【図16】同厨芥処理機の制御手段の側面図
【図17】同厨芥処理機の操作手段周辺の平面図
【図18】同厨芥処理機の他の操作手段周辺の平面図
【図19】同業務用厨芥処理機の他の一部破断外観斜視
【図20】同厨芥処理機の攪拌手段のタイミングチャー
【図21】同厨芥処理機の処理時間と攪拌ON時間の相
関図
【図22】同厨芥処理機の攪拌手段のタイミングチャー
【図23】同厨芥処理機の攪拌手段の他のタイミングチ
ャート
【図24】同業務用厨芥処理機の他の断面図
【図25】同厨芥処理機の動作フローチャート
【図26】同業務用厨芥処理機の他の断面図
【図27】同厨芥処理機の攪拌手段の他のタイミングチ
ャート
【図28】同厨芥処理機の攪拌手段の他のタイミングチ
ャート
【図29】同厨芥処理機の攪拌手段、第1加熱手段、第
2加熱手段のタイミングチャート
【図30】従来の家庭用厨芥処理機の一部破断側面図
【図31】同厨芥処理機の回路ブロック図
【図32】同業務用厨芥処理機の一部破断外観斜視図
【図33】同業務用厨芥処理機の制御手段とファンの構
成図
【図34】同業務用厨芥処理機の制御手段とファンの構
成図
【符号の説明】
1 収納容器 2 第1加熱手段 3 吸気孔 4 乾燥ファン 5 操作手段 6 本体 7 負荷開閉手段 8 第2加熱手段 9 温度過昇防止装置 10 蓋部 11 攪拌手段 12 蓋部検出手段 13 吸引手段 14 制御手段 15 冷却手段 17 テスト用操作手段 18 断線検出手段 19 表示手段 20 脱臭手段 22 過負荷検出手段 27 第1温度検出手段 30 ベルト 50 第2温度検出手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 9/06 F26B 21/00 K 11/14 23/06 Z 21/00 25/00 A 23/06 B09B 3/00 303M 25/00 ZAB (72)発明者 松代 忠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 前田 裕巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三島 基道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 光康 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 下村 繁彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 東山 義幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木村 昌弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AC08 AC58 AC67 AC87 BA01 CA08 CB05 CB24 CB29 DA18 DA22 4D004 AA03 CA15 CA22 CA42 CA48 CB26 CB31 DA01 DA06 DA13 4G037 CA11 CA18 EA03 4G078 AA04 AB20 BA01 CA20 DA03 EA03

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転を開始させる操作手段と、厨芥を収
    納する収納容器と、前記厨芥を加熱する加熱手段と、前
    記収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記収納容
    器の下方に設けた温度検出手段と、前記加熱手段および
    前記攪拌手段の動作を制御する制御装置を備え、前記制
    御装置は前記操作手段により運転開始されると前記温度
    検出手段の出力が所定温度以下であれば前記攪拌手段の
    動作を停止状態とする厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 加熱手段を、収納容器の上方に設けた第
    1加熱手段と、前記収納容器の下方に設けた第2加熱手
    段から構成した請求項1記載の厨芥処理機。
  3. 【請求項3】 運転を開始させる操作手段と、厨芥を収
    納する収納容器と、前記収納容器の上方に設けた第1加
    熱手段と、前記収納容器の下方に設けた第2加熱手段
    と、前記収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段と、第1
    加熱手段および第2加熱手段近傍の温度をそれぞれ検出
    する第1温度検出手段と第2温度検出手段と、前記加熱
    手段および前記攪拌手段の動作を制御する制御装置を備
    え、前記制御装置は前記操作手段により運転開始される
    と前記第1および第2温度検出手段の出力が所定温度以
    下であれば前記攪拌手段の動作を停止状態とする厨芥処
    理機。
  4. 【請求項4】 制御装置は操作手段により運転が開始さ
    れると加熱手段または第1および第2加熱手段を動作さ
    せると共に、温度検出手段または第1および第2温度検
    出手段の出力が所定温度を超えると攪拌手段を動作させ
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  5. 【請求項5】 厨芥を収納する収納容器と、モーターに
    よって駆動され、前記収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌
    手段と、前記攪拌手段の動作を制御する制御装置を備
    え、前記制御装置は、商用電源の周波数に応じて、前記
    攪拌手段の動作時間を可変する厨芥処理機。
  6. 【請求項6】 厨芥を収納する収納容器と、前記厨芥を
    加熱する加熱手段と、前記加熱手段の動作を制御する制
    御装置を備え、前記制御装置は商用電源の周波数に応じ
    て、前記加熱手段の調節温度を可変する厨芥処理機。
  7. 【請求項7】 厨芥を収納する収納容器と、前記厨芥を
    加熱する加熱手段と、モーターによって駆動され、前記
    収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記加熱手段
    および前記攪拌手段の動作を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、商用電源の周波数に応じて、前記加熱
    手段の調節温度を可変すると共に、前記攪拌手段の動作
    時間を可変する厨芥処理機。
  8. 【請求項8】 厨芥を収納する収納容器と、モーターに
    よって駆動され、前記収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌
    手段と、前記攪拌手段の動作を制御する制御装置を備
    え、前記モーターをブラシレスモータまたはインバータ
    モータとした厨芥処理機。
  9. 【請求項9】 モーターによって駆動され収納容器内の
    空気を本体外へ排気する吸引手段と前記収納容器内の厨
    芥を加熱する加熱手段と前記加熱手段から発生する熱を
    前記厨芥へ送風させる送風手段を備え、前記吸引手段と
    送風手段のうち少なくとも1つにブラシレスモータまた
    はインバータモータを搭載した請求項8記載の厨芥処理
    機。
  10. 【請求項10】 厨芥を収納する収納容器と、前記収納
    容器内の厨芥を加熱する加熱手段と、前記収納容器内の
    厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記攪拌手段の過負荷を検
    出する過負荷検出手段と、前記加熱手段および前記攪拌
    手段の動作を制御する制御装置を備え、前記制御装置は
    前記過負荷検出手段の出力により前記攪拌手段の回転方
    向を逆転させる厨芥処理機。
  11. 【請求項11】 過負荷検出手段の検出時間が、攪拌手
    段が所定角度回転する時間内とした請求項10記載の厨
    芥処理機。
  12. 【請求項12】 制御装置は攪拌手段を間欠駆動するも
    のであって、過負荷検出手段で過負荷検出時には、次回
    以降における攪拌手段の間欠駆動のON/OFF時間を
    可変する請求項10または11記載の厨芥処理機。
  13. 【請求項13】 制御装置は、過負荷検出手段で過負荷
    を検出時すると、攪拌手段を所定時間停止させ、その後
    に攪拌手段を正転又は逆転の再動作を行う請求項10〜
    12のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  14. 【請求項14】 制御装置は、過負荷検出手段で過負荷
    を検出すると、加熱手段の調節温度を可変する請求項1
    0〜13のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  15. 【請求項15】 加熱手段を、収納容器の上方に設けた
    第1加熱手段と、前記収納容器の下方に設けた第2加熱
    手段から構成し、制御装置は、過負荷検出手段で過負荷
    を検出すると、少なくとも第1加熱手段または第2加熱
    手段の調節温度を可変する請求項10〜14のいずれか
    1項に記載の厨芥処理機。
  16. 【請求項16】 厨芥を収納する収納容器と、前記収納
    容器内の厨芥を加熱する加熱手段と、前記厨芥収納容器
    内の厨芥を加熱処理する時に発生する臭いを脱臭する脱
    臭手段と、前記脱臭手段に設けられたヒータまたは/お
    よび前記加熱手段の断線を検出する断線検出手段と、前
    記断線検出手段の出力内容を表示させる表示手段を備え
    た厨芥処理機。
  17. 【請求項17】 所定時間毎に断線検出手段による断線
    検出を行う請求項16記載の厨芥処理機。
  18. 【請求項18】 表示手段で、断線検出するまでの動作
    トータル時間を表示する請求項16記載の厨芥処理機。
  19. 【請求項19】 ヒータの断線時または加熱手段の断線
    時には本体動作を停止させる請求項16〜18のいずれ
    か1項に記載の厨芥処理機。
  20. 【請求項20】 加熱手段を、収納容器の上方に設けた
    第1加熱手段と、前記収納容器の下方に設けた第2加熱
    手段から構成し、ヒータの断線時または第1加熱手段の
    断線時には本体動作を停止させる請求項16〜18のい
    ずれか1項に記載の厨芥処理機。
  21. 【請求項21】 運転内容を設定する操作手段と、厨芥
    を収納する収納容器と、前記厨芥を加熱する加熱手段
    と、前記収納容器内の厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記
    加熱手段および前記攪拌手段の動作を制御する制御装置
    を備え、前記操作手段により厨芥を処理する通常運転モ
    ードと点検運転モードを設定し、前記制御装置は通常運
    転モードでは厨芥処理シーケンスにしたがって前記加熱
    手段および攪拌手段を制御し、点検運転モードでは前記
    シーケンスに係わりなく前記加熱手段または/および前
    記攪拌手段を動作させる厨芥処理機。
  22. 【請求項22】 制御装置は、通常運転モードにおい
    て、攪拌手段の間欠駆動のON時間とOFF時間を可変
    できる請求項21記載の厨芥処理機。
  23. 【請求項23】 間欠駆動のON時間がOFF時間より
    長い請求項22記載の厨芥処理機。
  24. 【請求項24】 間欠駆動のON時間とOFF時間が同
    じ請求項22記載の厨芥処理機。
  25. 【請求項25】 間欠駆動のON時間がOFF時間より
    短い請求項22記載の厨芥処理機。
  26. 【請求項26】 制御装置は、通常運転モードにおい
    て、運転を開始させた後、攪拌手段を所定時間停止させ
    る請求項21〜25のいずれか1項に記載の厨芥処理
    機。
  27. 【請求項27】 制御装置は、通常運転モードにおい
    て、運転を開始させた後、攪拌手段を短時間動作させ、
    さらにその後攪拌手段を所定時間停止させる請求項21
    〜25のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  28. 【請求項28】 運転を開始させた後、攪拌手段を複数
    回動作させる請求項27記載の厨芥処理機。
  29. 【請求項29】 厨芥を収納する収納容器と、前記厨芥
    を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の動作を制御する
    制御装置と、前記収納容器と前記加熱手段と前記制御装
    置を収容する本体を備え、前記制御装置を冷却する冷却
    手段を前記制御装置の上方に配し、前記冷却手段の吸気
    口を前記本体底面に設けた厨芥処理機。
  30. 【請求項30】 制御装置もしくはその周辺の温度を検
    出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段の出力に
    応じて冷却手段の動作を制御する請求項29記載の厨芥
    処理機。
  31. 【請求項31】 温度検出手段を、制御装置の基板に配
    設した請求項30記載の厨芥処理機。
  32. 【請求項32】 制御装置が複数枚の基板から構成さ
    れ、これら基板を所定の距離を設けて重ねて固定した請
    求項29〜31のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  33. 【請求項33】 本体底面より5cm以上の高い位置に
    制御装置を設けた請求項29〜32のいずれか1項に記
    載の厨芥処理機。
  34. 【請求項34】 厨芥を収納する収納容器と、前記収納
    容器内の厨芥を加熱する加熱手段と、前記加熱手段と商
    用電源とをスイッチング素子を介して開閉するスイッチ
    と、前記スイッチを開閉動作状態とする操作手段と、ス
    イッチング素子を介して前記加熱手段の動作を制御する
    制御装置と、前記加熱手段の温度が過昇温度に上昇する
    と前記操作手段を開回路とする温度過昇防止装置を備
    え、前記温度過昇防止装置により操作手段を開回路とす
    ると前記スイッチが開状態になる厨芥処理機。
  35. 【請求項35】 温度過昇防止装置を温度ヒューズとし
    た請求項34記載の厨芥処理機。
  36. 【請求項36】 厨芥を収納する収納容器と、前記収納
    容器内の厨芥を加熱する加熱手段と、前記収納容器に厨
    芥を投入する投入口を開閉自在に覆う蓋と、前記加熱手
    段と商用電源とをスイッチング素子を介して開閉するス
    イッチと、前記スイッチを開閉動作状態とする操作手段
    と、前記スイッチング素子を介して前記加熱手段の動作
    を制御する制御装置と、前記蓋を開くと前記操作手段を
    開回路とする蓋開閉検出手段を備え、前記蓋開閉検出手
    段により操作手段を開回路とすると前記スイッチが開状
    態になる厨芥処理機。
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