JP2002158411A - 配線回路基板 - Google Patents
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Abstract
で信号を伝達することのできる配線回路基板を提供する
こと。 【解決手段】 中間領域10において、ライン幅Lwお
よび/またはスペース幅Swがより広く形成され、ま
た、両端領域11において、ライン幅Lwおよび/また
はスペース幅Swがより狭く形成されている導体回路パ
ターン4がベース層6上に形成されている回路付サスペ
ンション基板1において、その導体回路パターン4が形
成されるベース層6の中間領域10をより厚く、両端領
域11をより薄く形成する。
Description
しくは、回路付サスペンション基板として好適に用いら
れる配線回路基板に関する。
導体回路パターンが形成されているものであって、電子
部品や電子機器などに広く用いられている。特に、近年
では、サスペンション基板に、磁気抵抗素子と、その磁
気抵抗素子によって読み書きされるリード・ライト信号
が伝達されるリード・ライト基板とを接続するための導
体回路パターンが、一体として形成されている回路付サ
スペンション基板が広く普及されつつある。
る記録密度の上昇および装置の小型化に伴なって、回路
付サスペンション基板も、より小型のものが要求されて
きており、そのため、サスペンション基板上に、導体回
路パターンを形成するスペースが、ますます狭くなって
きている。特に、磁気抵抗素子の周辺や、接続端子部の
周辺では、物理的なスペースの制約が大きくなり、その
領域においては、導体回路パターンのライン幅およびス
ペース幅を、他の領域よりも狭くする必要を生じてい
る。
びスペース幅を狭くすると、導体回路パターンのライン
幅およびスペース幅が広い領域と狭い領域との間で、特
性インピーダンスが不一致となって、高速で信号を伝達
する場合に、信号伝達の不良を引き起こす原因となる。
ものであって、その目的とするところは、小型化を図る
ことができながら、かつ、高速で信号を伝達することの
できる配線回路基板を提供することにある。
に、本発明の配線回路基板は、絶縁層上に、所定の導体
回路パターンが形成されている配線回路基板において、
前記導体回路パターンは、所定のライン幅および/また
はスペース幅で形成されている第1領域と、前記第1領
域より狭い、所定のライン幅および/またはスペース幅
で形成されている第2領域とを有し、前記絶縁層は、前
記第2領域における厚みが、前記第1領域における厚み
より、薄く形成されていることを特徴としている。
おいて、導体回路パターンのライン幅および/またはス
ペース幅が第1領域よりも狭く形成されていても、第2
領域の絶縁層の厚さが、第1領域の絶縁層の厚さよりも
薄く形成されているので、第2領域の導体回路パターン
の特性インピーダンスが、第1領域の導体回路パターン
の特性インピーダンスに対して、大きくなることを低減
することができる。そのため、第2領域の導体回路パタ
ーンのライン幅および/またはスペース幅を、第1領域
の導体回路パターンのライン幅および/またはスペース
幅よりも狭くして、効率的な導体回路パターンの形成に
より、配線回路基板の小型化を図ることができながら、
かつ、第1領域および第2領域の導体回路パターンの特
性インピーダンスの差を少なくして、高速で信号を伝達
することができる。
1領域のライン幅および/またはスペース幅が30〜2
00μmで、前記第2領域のライン幅および/またはス
ペース幅が8〜50μmであることが好ましい。
縁層が、感光性ポリイミド樹脂前駆体を用いて形成され
ていることが好ましい。感光性ポリイミド樹脂前駆体を
用いれば、絶縁層の形成時に、露光量を調節することに
より、第1領域および第2領域において厚みの異なる絶
縁層を容易に形成することができる。
サスペンション基板として好適に用いることができる。
一実施形態として、回路付サスペンション基板の一例を
示す平面図である。図1において、この回路付サスペン
ション基板1は、ハードディスクドライブの磁気抵抗素
子2を実装して、その磁気抵抗素子2を、磁気抵抗素子
2と磁気ディスク(図示せず)とが相対的に走行する時
の空気流に抗して、磁気ディスクとの間に微小な間隔を
保持しながら支持するものであり、磁気抵抗素子2とリ
ード・ライト基板3とを接続するための配線4a、4
b、4c、4dが、所定の導体回路パターン4として一
体に形成されている。
1は、支持基板5上に、絶縁層としてのベース層6が形
成されており、そのベース層6上に、所定の導体回路パ
ターン4が形成されている。
状をなし、その後端部が、略L字状に突出形成されてい
る。この支持基板5は、金属箔または金属薄板からな
り、その厚さが、10〜60μm、さらには、15〜3
0μm、その幅が、50〜500mm、さらには、12
5〜300mmのものが好適に用いられる。
らなり、支持基板5上に所定のパターンとして形成され
ている。
り、その厚さが、例えば、2〜20μm、好ましくは、
5〜18μmとして形成されている。
基板5を切り抜くことによってジンバル(図示せず)が
形成されており、そのジンバルに略矩形状の磁気抵抗素
子2が実装されている。また、支持基板5の前端部であ
って、磁気抵抗素子2と隣接する部分には、磁気抵抗素
子2と各配線4a、4b、4c、4dとを接続するため
の磁気抵抗素子側接続端子部7が形成されている。この
磁気抵抗素子側接続端子部7は、磁気抵抗素子2の前方
であって、支持基板5の長手方向に対して直交する方向
において、各配線4a、4b、4c、4dに対応するよ
うに、それぞれ形成されている。
ライト基板3の各端子部8と各配線4a、4b、4c、
4dとを接続するための外部回路側接続端子部9が形成
されている。この外部回路側接続端子部9は、支持基板
5の略L字状に突出形成されている部分において、支持
基板5の長手方向に沿う方向で、各配線4a、4b、4
c、4dに対応するように、それぞれ形成されている。
れる各配線4a、4b、4c、4dは、ベース層6上
に、支持基板5の長手方向に沿って、磁気抵抗素子側接
続端子部7と外部回路側接続端子部9とを接続するよう
にして、互いに所定の間隔を隔てて、平行状に形成され
ている。より具体的には、4つの配線4a、4b、4
c、4dは、2つの配線(4aおよび4b、4cおよび
4d)が1組として引き回されており、支持基板5の前
端部においては、2組の配線(4aおよび4b、4cお
よび4d)が磁気抵抗素子2を挟んで支持基板5の長手
方向に沿って対向状に延び、磁気抵抗素子側接続端子部
7に、その前方側から接続されるように引き回されてい
る。
に突出形成されている部分において、4つの配線4a、
4b、4c、4dが平行状に延び、略L字状に屈曲され
た後に、外部回路側接続端子部9に接続されるように引
き回されている。
との間の途中においては、2組の配線(4aおよび4
b、4cおよび4d)が、支持基板5の長手方向と直交
する方向に所定の間隔を隔てて、ベース層6の両端部に
おいて、それぞれ平行状に形成されている。
4dは、支持基板5における前端部(磁気抵抗素子2が
実装されている周辺)と後端部(略L字状に突出形成さ
れている部分)との間の第1領域としての中間領域10
においては、抵抗を低くするために、1組の配線(4a
および4b、4cおよび4d)間において、各配線のラ
イン幅Lwが30〜200μm、好ましくは、50〜1
20μmで、各配線間のスペース幅Swが30〜200
μm、好ましくは、50〜100μmとして、次に述べ
る両端領域11より広く形成されている。
端部の第2領域としての両端領域11においては、その
前端部では、磁気抵抗素子2の周りに引き回して磁気抵
抗素子側接続端子部7に接続する必要があり、また、後
端部では、外部回路側接続端子部9に引き回して接続す
る必要があることから、ベース層6上において物理的な
スペースの制約を受けるので、中間領域10よりも、各
配線のライン幅Lwおよび/または各配線間のスペース
幅Swを狭くしなければならず、そのため、この両端領
域11では、1組の配線(4aおよび4b、4cおよび
4d)間において、各配線のライン幅Lwが8〜50μ
m、好ましくは、10〜40μmで、各配線間のスペー
ス幅Swが8〜50μm、好ましくは、10〜30μm
として、中間領域10よりより狭く形成されている。
では、支持基板5上に形成されるベース層6の厚みが、
図2に示すように、支持基板5の中間領域10において
は、6〜25μm、好ましくは、8〜18μmの範囲
で、両端領域11より厚く形成される一方、支持基板5
の両端領域11においては、図3に示すように、2〜1
8μm、好ましくは、3〜13μmの範囲で、中間領域
10より薄く形成されている。
域10では厚く、両端領域11では薄く形成されている
と、両端領域11において、導体回路パターン4のライ
ン幅Lwおよび/またはスペース幅Swが中間領域10
よりも狭く形成されていても、両端領域11のベース層
6の厚さが、中間領域10のベース層6の厚さよりも薄
く形成されているので、両端領域11の導体回路パター
ン4の特性インピーダンスが、中間領域10の導体回路
パターン4の特性インピーダンスに対して、大きくなる
ことを低減することができる。
1では、両端領域11の導体回路パターン4のライン幅
Lwおよび/またはスペース幅Swを、中間領域10の
導体回路パターン4のライン幅Lwおよび/またはスペ
ース幅Swよりも狭くして、効率的な導体回路パターン
4の形成により、回路付サスペンション基板1の小型化
を図りながら、かつ、中間領域10および両端領域11
の導体回路パターン4の特性インピーダンスの差を少な
くして、高速で信号を伝達できるようにしている。より
具体的には、この回路付サスペンション基板1は、中間
領域10および両端領域11の導体回路パターン4の特
性インピーダンスが実質的に一致するように、中間領域
10の厚さに対する両端領域11のベース層6の厚さ
が、所定の厚さとなるように形成されることが好まし
く、特性インピーダンスを実質的に一致させるための範
囲としては、中間領域10および両端領域11の導体回
路パターン4の特性インピーダンスの差が、±10%の
範囲であることが好ましい。
おいては、中間領域10と両端領域11と境界の境界領
域12においては、図1に示すように、各配線のライン
幅Lwおよび各配線間のスペース幅Swを、中間領域1
0から両端領域11に向かって、徐々に狭くするととも
に、ベース層6の厚さも、図4に示すように、中間領域
10から両端領域11に向かって、徐々に薄く形成して
いる。
れていないが、この回路付サスペンション基板1には、
実際には、導体回路パターン4上に、カバー層が被覆さ
れている。このカバー層は、樹脂などの絶縁体からな
り、導体回路パターン4上に所定のパターンとして形成
され、通常、その厚さが、1〜30μm、好ましくは、
2〜5μmとして形成されている。
板1を製造する方法の一例について、図5〜図7を参照
して説明する。なお、図5〜図7においては、その右側
に、回路付サスペンション基板1における中間領域10
を、その回路付サスペンション基板1の長手方向に直交
する方向に沿う断面の一部(図1におけるA−A線断
面)として示し、その左側に、回路付サスペンション基
板1における両端領域11を、その回路付サスペンショ
ン基板1の長手方向に直交する方向に沿う断面の一部
(図1におけるB−B線断面)として示している。
支持基板5を用意して、その支持基板5上に、所定のパ
ターンおよび厚さでベース層6を形成する。支持基板5
としては、例えば、ステンレス、42アロイがなどが好
ましく用いられる。また、ベース層6としては、例え
ば、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、
ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタ
レート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂が用い
られる。また、ベース層6は、感光性の合成樹脂を用い
て形成することが好ましく、より具体的には、感光性ポ
リイミド樹脂前駆体を用いて形成することが好ましい。
用いて、支持基板5上に、所定のパターンでベース層6
を形成する場合には、まず、図5(a)に示すように、
予め用意された支持基板5上に、図5(b)に示すよう
に、感光性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6pを形成す
る。
ポリアミック酸樹脂に、感光剤が配合されてなるもので
あって、ポリアミック酸樹脂は、酸二無水物とジアミン
とを反応させることによって得ることができる。
4,4’−オキシジフタル酸二無水物、3,3’,4,
4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ピロメリ
ット酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシ
フェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、3,
3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物などが用いられ、また、ジアミンとして、例えば、
p−フェニレンジアミン、1,3−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)ベンゼン、ビスアミノプロピルテトラメチル
ジシロキサン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル
などが用いられる。
二無水物とジアミンとを、実質的に等モル比となるよう
な割合で、適宜の有機溶媒、例えば、N−メチル−2−
ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−
ジメチルホルムアミドなどの極性溶媒中で、常温常圧の
下、所定の時間反応させることよって、ポリアミック酸
樹脂の溶液として得ることができる。さらに、このよう
なポリアミック酸樹脂には、必要に応じて、エポキシ樹
脂、ビスアリルナジックイミド、マレイミドなどを配合
してもよい。
ロピリジン誘導体が好ましく用いられ、例えば、1−エ
チル−3,5−ジメトキシカルボニル−4−(2−ニト
ロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジンなどが用いら
れる。また、このような感光剤は、酸二無水物とジアミ
ンとの合計、すなわち、ポリアミック酸1モルに対し
て、通常、0.1〜1.0モルの範囲で配合される。
ド樹脂前駆体の皮膜6pを形成するには、例えば、支持
基板5上に、感光性ポリイミド樹脂前駆体を一定の厚さ
で公知の方法により塗工した後、乾燥させるようにする
か、あるいは、予め、感光性ポリイミド樹脂前駆体を一
定の厚さでドライフィルムとして形成しておき、このド
ライフィルムを支持基板5上に積層すればよい。
ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6pを、フォトマスク14
を介して露光させ、次いで、図5(d)に示すように、
必要により露光部分を所定の温度に加熱した後、現像す
ることにより、感光性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6p
を、中間領域10ではより厚く、両端領域11ではより
薄くなるようなパターンとして形成する。
300〜450nm、さらには、350〜420nmで
あることが好ましく、その露光積算光量が、100〜3
000mJ/cm2、さらには、200〜1500mJ
/cm2であることが好ましい。また、照射された感光
性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6pの露光部分は、例え
ば、130℃以上150℃未満で加熱することにより、
次の現像処理において可溶化(ポジ型)し、また、例え
ば、150℃以上180℃以下で加熱することにより、
次の現像処理において不溶化(ネガ型)する。また、現
像は、例えば、アルカリ現像液などの公知の現像液を用
いて、浸漬法やスプレー法などの公知の方法により行な
えばよい。
することが好ましく、図5においては、ネガ型でパター
ンニングする態様として示されている。
膜6pを、中間領域10ではより厚く、両端領域11で
はより薄くなるように形成するには、より具体的には、
部分的に光透過量の異なる領域を有するフォトマスク1
4を用いて、感光性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6pを
露光することが好ましい。このようなフォトマスク14
を用いれば、階調露光によって、簡易かつ確実に、より
厚い中間領域10と、より薄い両端領域11とを同時に
形成することができる。
ターンニングする場合には、感光性ポリイミド樹脂前駆
体の皮膜6pにおける中間領域10を形成する部分への
光を透過させるための透過部14aと、両端領域11を
形成する部分への光の照射量を低減させるための半透過
部14bと、皮膜6pを除去する部分への光の照射を遮
光するための遮光部14cとを有するフォトマスク14
を用いて、このフォトマスク14を、透過部14aが中
間領域10を形成する部分に、半透過部14bが両端領
域11を形成する部分に、また、遮光部14cが支持基
板5におけるベース層6が形成されない部分に、それぞ
れ対応するように配置して、このフォトマスク14を介
して感光性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6pを露光すれ
ばよい。
4aおよび遮光部14cを、例えば、ガラス板などの透
明板から公知の構成によって形成するとともに、半透過
部14bを、例えば、フォトマスク14における両端領
域11に対応する部分の表面を微細に荒らすことによ
り、その表面での乱反射成分を増加させて、その部分に
おける透過光成分を減少させるように構成するか、ある
いは、例えば、フォトマスク14における両端領域11
に対応する部分の表面に、照射光を吸収するフィルムを
貼着して、その部分における透過光成分を減少させるよ
うに構成するか、あるいは、例えば、フォトマスク14
における両端領域11に対応する部分の表面に、光透過
部分および遮光部分のパターンを形成して、その部分に
おける透過光成分を減少させるように構成すればよい。
ォトマスク14において、透過部14aを除いて、照射
光を遮光する金属薄膜を形成することにより、遮光部1
4cを形成するとともに、上記の金属薄膜よりも厚みの
薄い金属薄膜を形成することにより、半透過部14bを
形成して、その部分における透過光成分を減少させるよ
うに構成してもよい。すなわち、このようなフォトマス
ク14は、例えば、所定のパターンに対応するように透
過部14aおよび遮光部14cが形成されたフォトマス
ク14(従来のフォトマスク)において、半透過部14
bを、上記の金属薄膜より厚みが薄いクロムなどの金属
薄膜を蒸着またはめっきにより形成することにより形成
することができる。
および遮光部14cを有するフォトマスク14を用いれ
ば、1回の露光により、確実に、中間領域10に対応す
る部分に照射光を照射できるとともに、両端領域11に
対応する部分に照射量を低減して照射することができる
ので、簡易かつ確実に、中間領域10および両端領域1
1を形成することができる。
は、半透過部14bを、光透過部分および遮光部分のパ
ターンとして形成するものが好ましく用いられる。この
ようなフォトマスク14は、例えば、ガラスなどの透明
板の全面に、クロムなどの金属薄膜を蒸着またはめっき
した後、その金属薄膜をレーザーや電子ビームなどを用
いてパターン化することにより、透過部14aおよび遮
光部14cとともに、半透過部14bを形成することに
より得ることができる。
分および遮光部分の金属薄膜のパターンを、6μm以下
のピッチ(各光透過部分および各遮光部分の幅)の縞状
の繰り返しパターンとして形成すれば、露光波長が、上
記したように300〜450nmの場合には、その照射
光が両端領域11を形成する部分に均一に照射され、両
端領域11における皮膜6pの厚みを均一に形成するこ
とができる。なお、半透過部14bの平均透過率は、1
0〜80%、好ましくは、15〜50%であることが好
ましい。
11との形成において、境界領域12は、上記したよう
に、中間領域10から両端領域11に向かって徐々に薄
く形成する場合には、フォトマスク14を、透過部14
aから半透過部14bに向かって、光を徐々に遮光する
ように形成すればよい。
を形成する方法としては、上記した以外に、例えば、パ
ターンが異なる複数のフォトマスクを用いて、感光性ポ
リイミド樹脂前駆体の皮膜6pにおける中間領域10を
形成する部分を常に露光しつつ、両端領域11を形成す
る部分を、露光する時と、露光しない時との、少なくと
も2回以上の露光を順次行なうようにしてもよい。
は、フォトマスク14を、照射光を遮光する遮光板によ
って構成し、中間領域10に対応する部分では、照射光
をすべて遮光させるとともに、両端領域11に対応する
部分では、照射光を所定の割合で透過させるように構成
すればよい。
ように、感光性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6pをイミ
ド化して、ポリイミド樹脂からなるベース層6を形成す
る。イミド化は、感光性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜6
pを、例えば、最終的に300℃以上に加熱することに
よって硬化させればよい。これによって、中間領域10
がより厚く、両端領域11がより薄い、ポリイミド樹脂
からなるベース層6が形成される。
回路パターン4を形成する。導体回路パターンを形成す
る導体としては、例えば、銅、ニッケル、金、はんだ、
またはこれらの合金などが用いられ、好ましくは、銅が
用いられる。また、所定の導体回路パターン4は、ベー
ス層6の表面に、例えば、サブトラクティブ法、アディ
ティブ法、セミアディティブ法などの公知のパターンニ
ング法によって、所定のパターンとして形成すればよ
い。
6の表面の全面に、必要により接着剤層を介して導体層
を積層し、次いで、この導体層上に、所定の導体回路パ
ターン4に対応させてエッチングレジストを形成し、こ
のエッチングレジストをレジストとして、導体層をエッ
チングして、その後に、エッチングレジストを除去する
ことにより、導体回路パターン4を形成する。
層6上に、所定の導体回路パターン4と逆パターンでめ
っきレジストを形成して、次いで、ベース層6における
めっきレジストが形成されていない表面に、めっきによ
り、所定の導体回路パターン4を形成し、その後に、め
っきレジストを除去するようにする。
ース層6上に下地となる導体の薄膜を形成して、次い
で、この下地上に、所定の導体回路パターン4と逆パタ
ーンでめっきレジストを形成した後、下地におけるめっ
きレジストが形成されていない表面に、めっきにより、
所定の導体回路パターン4を形成し、その後に、めっき
レジストおよびそのめっきレジストが積層されていた下
地を除去するようにする。
6に示すように、セミアディティブ法が好ましく用いら
れる。すなわち、セミアディティブ法では、まず、図6
(a)に示すように、支持基板5およびベース層6の全
面に、下地15となる導体の薄膜を形成する。下地15
の形成は、真空蒸着法、とりわけ、スパッタ蒸着法が好
ましく用いられる。また、下地15となる導体は、クロ
ムや銅などが好ましく用いられる。より具体的には、例
えば、支持基板5およびベース層6の全面に、クロム薄
膜と銅薄膜とをスパッタ蒸着法によって、順次形成する
ことが好ましい。なお、クロム薄膜の厚みが、100〜
600Å、銅薄膜の厚みが、500〜2000Åである
ことが好ましい。
地15上に、所定の導体回路パターン4と逆パターンの
めっきレジスト16を形成する。めっきレジスト16
は、例えば、ドライフィルムレジストなどを用いて公知
の方法により、所定のレジストパターンとして形成すれ
ばよい。次いで、図6(c)に示すように、ベース層6
におけるめっきレジスト16が形成されていない部分
に、めっきにより、所定の導体回路パターン4を形成す
る。めっきは、電解めっき、無電解めっきのいずれでも
よいが、電解めっきが好ましく用いられ、なかでも、電
解銅めっきが好ましく用いられる。
レジスト16を、例えば、化学エッチング(ウェットエ
ッチング)などの公知のエッチング法、または剥離によ
って除去した後、図6(e)に示すように、めっきレジ
スト16が形成されていた下地15を、同じく、化学エ
ッチング(ウェットエッチング)など公知のエッチング
法により除去する。これによって、ベース層6上に所定
の導体回路パターン4が形成される。
ン4は、上記したように、中間領域10においては、1
組の配線(4aおよび4b、4cおよび4d)間におい
て、各配線のライン幅Lwおよび/または各配線間のス
ペース幅Swがより広く、両端領域11においては、1
組の配線(4aおよび4b、4cおよび4d)間におい
て、各配線のライン幅Lwおよび/または各配線間のス
ペース幅Swがより狭く形成される。
ーン4の表面を金属皮膜17により保護した後、この導
体回路パターン4を、樹脂などの絶縁体からなるカバー
層13により被覆する。すなわち、まず、図7(a)に
示すように、導体回路パターン4の表面、および、支持
基板5の表面に、金属皮膜17を形成する。この金属皮
膜17は、無電解ニッケルめっきによって、硬質のニッ
ケル薄膜として形成することが好ましく、その厚みは、
導体回路パターン4の表面が露出しない程度であればよ
く、例えば、0.05〜0.1μm程度である。
めのカバー層13を、所定のパターンとして形成する。
カバー層13を形成するための絶縁体としては、ベース
層6と同様の樹脂が用いられ、上記と同様に、感光性ポ
リイミド樹脂前駆体を用いて形成することが好ましい。
駆体を用いて、カバー層13を形成する場合には、図7
(b)に示すように、ベース層6および金属皮膜17上
に、感光性ポリイミド樹脂前駆体の溶液を、その全面に
塗工した後、例えば、60〜150℃、好ましくは、8
0〜120℃で加熱することにより、感光性ポリイミド
樹脂前駆体の皮膜13pを形成し、次に、図7(c)に
示すように、その皮膜13pを、フォトマスク18を介
して露光させ、必要により露光部分を所定の温度に加熱
した後、現像することにより、皮膜13pによって、導
体回路パターン4が被覆されるようにパターン化する。
なお、この露光および現像の条件は、ベース層6を露光
および現像する条件と同様の条件でよい。また、ネガ型
でパターンを得ることが好ましく、図7においては、ネ
ガ型でパターンニングする態様として示されている。
ないが、磁気抵抗素子側接続端子部7および外部回路側
接続端子部9が形成される部分には、その導体回路パタ
ーン4が露出する開口部が形成されるようにする。
ポリイミド樹脂前駆体の皮膜13pを、図7(d)に示
すように、例えば、最終的に300℃以上に加熱するこ
とによって、イミド化(硬化)させ、これによって、ポ
リイミド樹脂からなるカバー層13を、導体回路パター
ン4上に形成する。なお、カバー層13の厚みは、例え
ば、1〜30μm、好ましくは、2〜5μmである。
板5上に形成されている金属皮膜17を剥離するととも
に、図示しないが、磁気抵抗素子側接続端子部7および
外部回路側接続端子部9においては、カバー層13が開
口されることにより露出している金属皮膜17を剥離す
る。
続端子部7および外部回路側接続端子部9に、例えば、
電解ニッケルめっきと電解金めっきとを順次行なうこと
により、ニッケルめっき層上に金めっき層を形成すると
ともに、支持基板5を、化学エッチングなど公知の方法
によって、ジンバルなどの所定の形状に切り抜き、洗浄
および乾燥することにより、図1に示すような回路付サ
スペンション基板1を得る。
前駆体を用いて、ベース層6を形成すれば、露光量を調
節することにより、中間領域10および両端領域11に
おいて厚みの異なるベース層6を容易に形成することが
できる。
スペンション基板1では、上記したように、ベース層6
の厚みが、中間領域10では厚く、両端領域11では薄
く形成されるので、両端領域11において、導体回路パ
ターン4のライン幅Lwおよび/またはスペース幅Sw
が中間領域10よりも狭く形成されていても、両端領域
11の導体回路パターン4の特性インピーダンスが、中
間領域10の導体回路パターン4の特性インピーダンス
に対して、大きくなることを低減することができ、これ
によって、効率的な導体回路パターン4の形成による回
路付サスペンション基板1の小型化を図ることができな
がら、中間領域10および両端領域11の導体回路パタ
ーン4の特性インピーダンスの差を少なくして、高速で
信号を伝達することができる。
ンション基板1は、支持基板5が、長手方向に延びる略
矩形板状をなし、その後端部が、略L字状に突出形成さ
れているが、その形状は何ら限定されることはない。ま
た、ベース層6の厚みも、中間領域10および両端領域
11に限らず、その形状によって、適宜変更すればよ
く、例えば、導体回路パターン4のライン幅Lwおよび
/またはスペース幅Swが、3態様以上として形成され
る場合には、各態様についてのライン幅Lwおよび/ま
たはスペース幅Swに対応して、ベース層6の厚みを調
整することによって、それらの特性インピーダンスの差
が少なくするように、好ましくは、実質的に一致するよ
うに、形成すればよい。
ョン基板を例にとって説明したが、本発明の配線回路基
板は、何らこれに限定されることはなく、通常使用され
る配線回路基板であれば、いずれ配線回路基板であって
も、適用することができる。
さらに具体的に説明するが、本発明は、何ら実施例およ
び比較例に限定されることはない。
(a)参照)上に、ポリアミック酸樹脂の溶液を塗工し
た後、130℃で加熱することにより、ポリアミック酸
樹脂の皮膜を形成した(図5(b)参照)。次いで、長
手方向中間領域の透過率が100%で両端領域の透過率
が40%である所定形状のフォトマスクを介して、皮膜
を露光(405nm、1500mJ/cm2)させ(図
5(c)参照)、露光部分を180℃に加熱した後、ア
ルカリ現像液を用いて現像することにより、その皮膜を
ネガ型の画像でパターン化した。次いで、パターン化さ
れたポリアミック酸樹脂の皮膜を、350℃で加熱し
て、硬化(イミド化)させ、これによって、両端領域の
厚さが8μm、中間領域の厚さが15μmのポリイミド
樹脂からなるベース層を形成した(図5(d)参照)。
面に、厚さ300Åのクロム薄膜と厚さ700Åの銅薄
膜とをスパッタ蒸着法によって順次形成した後(図6
(a)参照)、所定の導体回路パターンと逆パターンの
めっきレジストを、ドライフィルムレジストを用いて形
成し(図6(b)参照)、電解銅めっきにより、ベース
層におけるめっきレジストが形成されていない部分に、
所定の導体回路パターンを形成した(図6(c)参
照)。その後、めっきレジストを、化学エッチングによ
って除去した後(図6(d)参照)、めっきレジストが
形成されていたクロム薄膜および銅薄膜を、化学エッチ
ングにより除去した(図6(e)参照)。
μmで、互いに所定の間隔を隔てて平行状に配置される
4本の配線パターンとし、中間領域における1組の配線
のライン幅が100μm、スペース幅が50μmで、両
端領域における1組の配線のライン幅が50μm、スペ
ース幅が15μmとして形成した。
び、ステンレス箔の表面に、無電解ニッケルめっきによ
って、厚さ0.1μmの硬質のニッケル皮膜を形成した
後(図7(a)参照)、ニッケル皮膜およびベース層の
上に、ポリアミック酸樹脂の溶液を塗工した後、130
℃で加熱することにより、ポリアミック酸樹脂の皮膜を
形成した(図7(b)参照)。
(405nm、1500mJ/cm 2)させ(図7
(c)参照)、露光部分を180℃に加熱した後、アル
カリ現像液を用いて現像することにより、この皮膜によ
って導体回路パターンが被覆されるようにパターン化し
た。次いで、パターン化されたポリアミック酸樹脂の皮
膜を、350℃で加熱して、硬化(イミド化)させ、こ
れによって、厚さ3μmのポリイミド樹脂からなるカバ
ー層を、導体回路パターン上に形成した(図7(d)参
照)。なお、このカバー層の形成においては、導体回路
パターンにおける磁気抵抗素子側接続端子部および外部
回路側接続端子部には、カバー層を被覆しないようにし
た。
パターンの磁気抵抗素子側接続端子部および外部回路側
接続端子部とに形成されているニッケル皮膜を剥離し
(図7(e)参照)、その磁気抵抗素子側接続端子部お
よび外部回路側接続端子部に、電解ニッケルめっきと電
解金めっきとを順次行ない、厚さ2μmのニッケルめっ
き層および厚さ1μmの金めっき層を形成するととも
に、支持基板を、化学エッチングなど公知の方法によっ
て、ジンバルなどの所定の形状に切り抜き、洗浄および
乾燥することにより、回路付サスペンション基板を得
た。なお、この回路付サスペンション基板は、図1に示
す態様のものに相当する。
中間領域および両端領域の特性インピーダンスを、タイ
ム・ドメイン・リフレクトメトリ(TDR)法によって
測定したところ、中間領域および両端領域の特性インピ
ーダンスはいずれも60Ωであり、両者の差は0Ωであ
った。
外は、実施例1と同様の操作により、回路付サスペンシ
ョン基板を作製した。
中間領域および両端領域の特性インピーダンスをTDR
法によって測定したところ、中間領域の特性インピーダ
ンスが60Ωであるところ、両端領域の特性インピーダ
ンスが75Ωであり、両者の差が15Ωであった。
板によれば、第2領域の導体回路パターンのライン幅お
よび/またはスペース幅を、第1領域の導体回路パター
ンのライン幅および/またはスペース幅よりも狭くし
て、効率的な導体回路パターンの形成により、配線回路
基板の小型化を図ることができながら、かつ、第1領域
および第2領域の導体回路パターンの特性インピーダン
スの差を少なくして、高速で信号を伝達することができ
る。そのため、回路付サスペンション基板として好適に
用いることができる。
態を示す平面図である。
る、中間領域における支持基板の長手方向に沿う方向の
断面図である。
る、両端領域における支持基板の長手方向に沿う方向の
断面図である。
る、境界領域における支持基板の長手方向に沿う方向の
断面図である。
のパターンおよび厚さでベース層を形成する工程を示す
断面図であって、(a)は、支持基板を用意する工程、
(b)は、その支持基板上に、感光性ポリイミド樹脂前
駆体の皮膜を形成する工程、(c)は、その皮膜を、フ
ォトマスクを介して露光させて、現像することにより、
所定のパターンとする工程、(d)は、パターン化され
た皮膜を硬化させて、ベース層を形成する工程を示す。
する工程を示す断面図であって、(a)は、支持基板お
よびベース層に、下地を形成する工程、(b)は、下地
上に、所定の導体回路パターンと逆パターンのめっきレ
ジストを形成する工程、(c)は、ベース層におけるめ
っきレジストが形成されていない部分に、電解めっきに
より、所定の導体回路パターンを形成する工程、(d)
は、めっきレジストを除去する工程、(e)は、下地を
除去する工程を示す。
した後、カバー層により被覆する工程を示す断面図であ
って、(a)は、導体回路パターンの表面に、金属皮膜
を形成する工程、(b)は、ベース層および金属皮膜上
に、感光性ポリイミド樹脂前駆体の皮膜を形成する工
程、(c)は、その皮膜を、フォトマスクを介して露光
させて、現像することにより、その皮膜をパターン化す
る工程、(d)は、パターン化された皮膜を硬化させ
て、カバー層を形成する工程、(e)は、支持基板に形
成されている金属皮膜を剥離する工程を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁層上に、所定の導体回路パターンが
形成されている配線回路基板において、 前記導体回路パターンは、 所定のライン幅および/またはスペース幅で形成されて
いる第1領域と、 前記第1領域より狭い、所定のライン幅および/または
スペース幅で形成されている第2領域とを有し、 前記絶縁層は、 前記第2領域における厚みが、前記第1領域における厚
みより、薄く形成されていることを特徴とする、配線回
路基板。 - 【請求項2】 前記第1領域のライン幅および/または
スペース幅が30〜200μmで、前記第2領域のライ
ン幅および/またはスペース幅が8〜50μmであるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の配線回路基板。 - 【請求項3】 前記絶縁層が、感光性ポリイミド樹脂前
駆体を用いて形成されていることを特徴とする、請求項
1または2に記載の配線回路基板。 - 【請求項4】 回路付サスペンション基板であることを
特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の配線回路
基板。
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- 2000-11-21 JP JP2000353893A patent/JP4316786B2/ja not_active Expired - Lifetime
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