JP2002157014A - プログラマブル表示器およびその制御方法 - Google Patents

プログラマブル表示器およびその制御方法

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JP2002157014A JP2000355274A JP2000355274A JP2002157014A JP 2002157014 A JP2002157014 A JP 2002157014A JP 2000355274 A JP2000355274 A JP 2000355274A JP 2000355274 A JP2000355274 A JP 2000355274A JP 2002157014 A JP2002157014 A JP 2002157014A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ側の操作だけで通信
モードを切り換えることができるようにして操作性の向
上を図ったプログラマブル表示器およびその制御方法を
提供する。 【解決手段】 PLC20とパーソナルコンピュータ3
0とを選択的に接続可能な少なくとも1個の汎用シリア
ル通信ポート18を有し、PLC20との間で通信を行
う第1の通信モードとパーソナルコンピュータ30との
間で通信を行う第2の通信モードとを有するプログラマ
ブル表示器10において、汎用シリアル通信ポート18
に接続されたパーソナルコンピュータ30からの設定信
号の受信に応答して第1の通信モードから上記第2の通
信モードに切り換える通信ミドルウエア17および18
を内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
ロジックコントローラ(以下、PLCという)とパーソ
ナルコンピュータとを選択的に接続可能な汎用シリアル
通信ポートを有するプログラマブル表示器に関し、特
に、PLCとの間で通信を行う第1の通信モードとパー
ソナルコンピュータとの間で通信を行う第2の通信モー
ドとの間の切り換え操作を容易にしたプログラマブル表
示器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のプログラマブル表示器
は、シリアル通信ポートを介してPLCとの間で通信を
行うことにより、PLCの各種動作状態のモニタ表示を
行うとともに、操作画面上でPLCに対する各種操作入
力を行うことができる。
【0003】プログラマブル表示器の操作画面を変更等
するときは、プログラマブル表示器のシリアル通信ポー
トからPLCを切り離し、その空のシリアル通信ポート
にパーソナルコンピュータを接続するとともに、プログ
ラマブル表示器とパーソナルコンピュータとの間で、シ
リアル通信ポートを介して画面データの転送を行なって
いる。
【0004】上記のようにプログラマブル表示器のシリ
アル通信ポートにパーソナルコンピュータを接続し、パ
ーソナルコンピュータとプログラマブル表示器との間で
通信を行う場合は、プログラマブル表示器の画面メニュ
ー上で通信モードの切換え操作が必要になり、この通信
モード切換え操作は、具体的にはPLCとの間で通信を
行う第1の通信モードから、パーソナルコンピュータと
の間で通信を行う第2の通信モードに切り換える操作で
ある。
【0005】図5は、プログラマブル表示器の画面メニ
ュー上で通信モードを切り換える場合の画面メニュー例
を示したものである。
【0006】ここで、プログラマブル表示器の表示画面
はタッチパネルから構成され、プログラマブル表示器の
画面メニュー上で通信モードを切り換える場合は、プロ
グラマブル表示器の表示画面に図5に示すような通信モ
ード設定画面100が表示され、この通信モード設定画
面100上の「オンラインモード」ボタン若しくは「オ
フラインモード」ボタンを押すことにより通信モードが
切り換えられる。
【0007】なお、「オンラインモード」とは、PLC
との間で通信を行う第1の通信モードを意味し、「オフ
ラインモード」とは、パーソナルコンピュータとの間で
通信を行う第2の通信モードを意味する。
【0008】ところで、図6に示したように、この種の
プログラマブル表示器210はPLC211、211に
接続されるが、そのPLC211、211が工場200
に設置されていることから、プログラマブル表示器21
0もまた同じ工場に設置される。一方、パーソナルコン
ピュータ310は、プログラマブル表示器210の操作
画面を変更する手段であるだけでなく、その操作画面を
新規に作成する手段でもあり、その操作画面の作成作業
等は事務所向きの作業であることから、パーソナルコン
ピュータ310は通常、工場200から離れた事務所3
00に配置されている。
【0009】したがって、たとえば、プログラマブル表
示器210の操作画面を変更する場合は、予め事務所3
00でパーソナルコンピュータ310により新しい操作
画面を作成した後、そのパーソナルコンピュータ310
を工場200へ持ち込む。そして、プログラマブル表示
器210のシリアル通信ポートからPLC212を切り
離し、その空のシリアル通信ポートにパーソナルコンピ
ュータ310を接続するとともに、図5に示した通信モ
ード設定画面100を開き、この通信モード設定画面1
00上で「オフラインモード」ボタンを押すことによ
り、パーソナルコンピュータ310との間で通信を行う
第2の通信モードに切り換えた後、プログラマブル表示
器210とパーソナルコンピュータ310との間で、必
要な画面データの転送を行う。
【0010】そして、画面データの転送が終了した後
は、パーソナルコンピュータ310を接続する前の状態
に戻す作業、すなわち(1)プログラマブル表示器21
0のシリアル通信ポートからパーソナルコンピュータ3
10を切り離し、そのシリアル通信ポートにPLC21
2を元通りに接続する作業と、(2)図5に示した通信
モード設定画面100を開き、この通信モード設定画面
100上で「オンラインモード」ボタンを押すことによ
り、PLCとの間で通信を行う第1の通信モードに復帰
させる作業を行なう。
【0011】しかし、上記従来の構成においては、プロ
グラマブル表示器210とパーソナルコンピュータ31
0との間で画面データの通信を行うに際して、プログラ
マブル表示器210における操作とパーソナルコンピュ
ータ310における操作との両者が必要になり、ユーザ
の操作は複雑になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
パーソナルコンピュータ側の操作だけで通信モードを切
り換えることができるようにして操作性の向上を図るこ
とを目的とする。
【0013】また、この発明は、パーソナルコンピュー
タ側の操作だけで通信モードを切り換えることができる
ようにして操作性の向上を図ったプログラマブル表示器
を提供することを目的とする。
【0014】また、この発明は、パーソナルコンピュー
タ側の操作だけで通信モードを切り換えることができる
ようにして操作性の向上を図ったプログラマブル表示器
の制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のプログラマブル表示器は、プログラマブ
ルロジックコントローラとパーソナルコンピュータとを
選択的に接続可能な少なくとも1個の汎用シリアル通信
ポートを有し、上記プログラマブルロジックコントロー
ラとの間で通信を行う第1の通信モードと上記パーソナ
ルコンピュータとの間で通信を行う第2の通信モードと
を有するプログラマブル表示器において、上記汎用シリ
アル通信ポートに接続されたパーソナルコンピュータか
らの設定信号の受信に応答して上記第1の通信モードか
ら上記第2の通信モードに切り換える通信モード切り換
え手段を具備することを特徴とする。
【0016】ここで、上記第1の通信モードは、以下の
実施形態に示す「PLCとの通信モード」に対応する。
また、上記第2の通信モードは、以下の実施例に示す
「パーソナルコンピュータとの通信モード」に対応す
る。上記パーソナルコンピュータからの設定信号は、以
下の実施形態に示すパーソナルコンピュータからの「通
信設定」信号に対応する。
【0017】また、この発明のプログラマブル表示器
は、上記プログラマブルロジックコントローラとの間の
通信を制御するプログラマブルロジックコントローラ通
信プログラムおよび画面データの転送を制御する画面転
送プログラムおよび画面表示を制御する画面表示プログ
ラムおよび画面データを格納する画面ファイルを内蔵
し、上記通信モード切り換え手段による通信モードの切
り換えは、このプログラマブル表示器に内蔵された通信
ミドルウエアにより行われる。
【0018】上記第2の通信モードは、上記パーソナル
コンピュータとの間で上記画面転送プログラムを用いて
画面データの転送を行い、上記通信ミドルウエアは、上
記画面データの転送の終了後に行われる上記パーソナル
コンピュータでの確認操作に基づき上記第2の通信モー
ドから上記第1の通信モードに復帰させるように構成す
ることもできる。
【0019】上記汎用シリアル通信ポートについては、
例えば、RS232C、RS−422A等のポート、そ
の他これに類するポートを適用することができる。
【0020】上記パーソナルコンピュータからの設定信
号については、例えば、パーソナルコンピュータの汎
用シリアル通信ポートの特定の信号ラインを一定時間L
owまたはHighにすること、あるいはパーソナル
コンピュータから送信される通信コマンドデータなどに
より実現できる。
【0021】また、この発明のプログラマブル表示器の
制御方法は、プログラマブルロジックコントローラとパ
ーソナルコンピュータとを選択的に接続可能な少なくと
も1個の汎用シリアル通信ポートを有し、上記プログラ
マブルロジックコントローラとの間で通信を行う第1の
通信モードと上記パーソナルコンピュータとの間で通信
を行う第2の通信モードとを有するプログラマブル表示
器の制御方法において、上記汎用シリアル通信ポートに
接続されたパーソナルコンピュータからの設定信号の受
信に応答して上記第1の通信モードから上記第2の通信
モードに切り換えることを特徴とする。
【0022】ここで、上記第2の通信モードは、上記パ
ーソナルコンピュータとの間で画面データの転送を行
い、上記画面データの転送の終了後に行われる上記パー
ソナルコンピュータでの確認操作に基づき上記第2の通
信モードから上記第1の通信モードに復帰させるように
構成することもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるプログラ
マブル表示器とその制御方法の実施形態について添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、この発明に係わるプログラマブル
表示器の一実施形態の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0025】図1において、このプログラマブル表示器
10は、画面ファイル11および画面表示プログラム1
2、PLC通信プログラム13、画面データ転送プログ
ラム14を内蔵するとともに、2つの通信ミドルウエア
15、16を内蔵し、更に2つの汎用シリアル通信ポー
ト17、18を備えている。
【0026】上記2つの汎用シリアル通信ポート17、
18は別々に存在するが、いずれも同じ機能を有してい
る。なお、図1には、右の汎用シリアル通信ポート18
にパーソナルコンピュータ30を接続した状態が示され
ているが、これは右の汎用シリアル通信ポート18を介
してパーソナルコンピュータ30との通信を行なうため
であり、通常の運用状態では、右の汎用シリアル通信ポ
ート18にも左の汎用シリアル通信ポート17と同様に
PLC20が接続される。また、左の汎用シリアル通信
ポート17を介してパーソナルコンピュータとの通信を
行なうこともでき、この場合は左の汎用シリアル通信ポ
ート17からPLC20を切り離し、その左の汎用シリ
アル通信ポート17にパーソナルコンピュータを接続す
るものとする。要するに、本実施形態のプログラマブル
表示器10は、いずれの汎用シリアル通信ポート17、
18にもPLC20とパーソナルコンピュータ30を選
択的に接続できるように構成される。
【0027】画面ファイル11は、このプログラマブル
表示器10で表示される各種モニタ画面および操作画面
の画面データを格納する。
【0028】画面表示プログラム12は、画面ファイル
11に格納された画面データに基づき、プログラマブル
表示器10の表示画面に表示される各種モニタ画面およ
び操作画面を制御する。
【0029】PLC通信プログラム13は、通信ミドル
ウエア15(もしくは16)および汎用シリアル通信ポ
ート17(もしくは18)を経由してPLC20との間
の通信を制御する。
【0030】画面データ転送プログラム14は、通信ミ
ドルウエア16(もしくは15)および汎用シリアル通
信ポート18(もしくは17)を経由してパーソナルコ
ンピュータ30との間での通信(画面データの転送等)
を制御する。
【0031】2つの通信ミドルウエア15、16は別々
に存在するが、その機能は同一であり、その双方とも
「PLCとの通信モード」と「パーソナルコンピュータ
との通信モード」のいずれかの通信モードに切り換える
機能を有している。なお、「PLC20との通信モー
ド」とは、プログラマブル表示器10とPLC20との
間での通信を可能とするモードであり、「パーソナルコ
ンピュータとの通信モード」とは、パーソナルコンピュ
ータ30からの「通信設定」信号に基づき、プログラマ
ブル表示器10とパーソナルコンピュータ30との間で
の通信を可能とするモードである。
【0032】図1では、左の汎用シリアル通信ポート1
7にPLC20を接続し、かつ右の汎用シリアル通信ポ
ート18にパーソナルコンピュータ30を接続した状態
を示したが、本実施形態のプログラマブル表示器10の
場合、通常運用時は、図示は省略するが、その右の汎用
シリアル通信ポート18にも左の汎用シリアル通信ポー
トと同様にPLCが接続され、この図示しないPLCと
の間でも通信が行なわれる。この場合、左の汎用シリア
ル通信ポート17に接続されているPLC20との間の
通信においては、PLC通信プログラム13、そのPL
C20が接続されている汎用シリアル通信ポート17、
および左の通信ミドルウエア15が使用され、右の汎用
シリアル通信ポート18に接続した図示しないPLCと
の間の通信においては、PLC通信プログラム13、そ
のPLCが接続されている汎用シリアル通信ポート1
8、および右の通信ミドルウエア16が使用される。
【0033】要するに、本実施形態のプログラマブル表
示器10の場合、汎用シリアル通信ポート17(もしく
は18)にPLC20が接続されている通常運用時は、
そのPLC20との間で通信が行なわれるが、その汎用
シリアル通信ポート18(もしくは17)からPLC2
0を切り離し、この空の汎用シリアル通信ポート18
(もしくは17)にパーソナルコンピュータ30を接続
すれば、そのパーソナルコンピュータ30との間で通信
を行なうことができる。
【0034】上記のようにPLC20との通信を行なう
場合には、PLC通信プログラム13、そのPLC20
が接続されている汎用シリアル通信ポート17(もしく
は18)、および通信ミドルウエア15(もしくは1
6)が使用され、また、上記のようにパーソナルコンピ
ュータ30との通信を行なう場合には、画面データ転送
プログラム14、そのパーソナルコンピュータ30が接
続されている汎用シリアル通信ポート18(もしくは1
7)、および通信ミドルウエア16(もしくは15)が
使用される。
【0035】すなわち、図1に示したように、右の汎用
シリアル通信ポート18にパーソナルコンピュータ30
を接続した場合には、右の通信ミドルウエア16は、パ
ーソナルコンピュータ30から送信される「通信設定」
信号に応答して、画面データ転送プログラム14に接続
され、パーソナルコンピュータ30との間で画面ファイ
ル11の通信を行なう。ここで、パーソナルコンピュー
タ30に代えて、PLC20を右の汎用シリアル通信ポ
ート18に接続した場合には、右の通信ミドルウエア1
6はPLC通信プログラム13と接続されるとともに、
画面表示プログラム12が、画面ファイル11に格納さ
れている画面データに基づき、このプログラマブル表示
器10で表示される各種モニタ画面および操作画面を制
御する。
【0036】また、図1に示したように、左の汎用シリ
アル通信ポート17にPLC20が接続されている場合
には、左の通信ミドルウエア15はPLC通信プログラ
ム13と接続されるとともに、画面表示プログラム12
が、画面ファイル11に格納されている画面データに基
づき、このプログラマブル表示器10で表示される各種
モニタ画面および操作画面を制御する。ここで、PLC
20に代えて、パーソナルコンピュータ30を左の汎用
シリアル通信ポート17に接続した場合には、左の通信
ミドルウエア17は、パーソナルコンピュータ30から
送信される「通信設定」信号に応答して画面データ転送
プログラムに接続され、パーソナルコンピュータ30と
の間で画面ファイル11の通信を行なう。
【0037】図2は、図1に示したパーソナルコンピュ
ータ30の通信設定画面40の一例を示す図である。
【0038】図2において、「通信設定」ボタン41
を、パーソナルコンピュータ30の図示しないマウス等
を用いてクリックすると、パーソナルコンピュータ30
からプログラマブル表示器10の汎用シリアル通信ポー
ト18を経由して通信ミドルウエア16に「通信設定」
信号が送信される。そして、通信ミドルウエア16はこ
の「通信設定」信号を受信すると、「PLCとの通信モ
ード」から「パーソナルコンピュータとの通信モード」
ヘの切り換えを行う。このとき通信ミドルウエア16は
上述の通り画面データ転送プログラム14と接続され
る。これにより画面データ転送プログラム14、汎用シ
リアル通信ポート18、および通信ミドルウエア16を
使用して、プログラマブル表示器10とパーソナルコン
ピュータ30との間での通信が可能となる。
【0039】次に、図2のボタン42若しくはボタン4
3を図示しないマウス等を用いて選択的にクリックする
ことにより画面データの通信方向の選択を行う。ここ
で、ボタン42がクリックされた場合は、パーソナルコ
ンピュータ30側の画面データをプログラマブル表示器
10側に送信するように設定され、ボタン43がクリッ
クされた場合は、プログラマブル表示器10側の画面デ
ータをパーソナルコンピュータ30側に送信するように
設定される。
【0040】図3は、上記図2の通信設定画面40での
設定に基づき画面データの転送が終了した場合に、パー
ソナルコンピュータ30の表示画面上に表示される通信
モード切り換え確認画面50の一例を示す図である。
【0041】図3において、通信モード切り換え確認画
面50には、画面データの転送が終了した旨の表示と
「PLCとの通信モード」に復帰してよいかの確認を行
う確認表示がなされている。
【0042】ここで、「はい」のボタン51を、図示し
ないマウス等を用いてクリックすると、パーソナルコン
ピュータ30からプログラマブル表示器10の汎用シリ
アル通信ポート18を経由して、通信ミドルウエア16
に「はい」のクリック信号、すなわち「PLCとの通信
モード設定」信号が送信される。そして、その通信ミド
ルウエア16はこの「PLCとの通信モード設定」信号
を受信すると、「パーソナルコンピュータとの通信モー
ド」から「PLCとの通信モード」ヘの通信モードの切
り換えを行う。このとき通信ミドルウエア16は上述の
通りPLC通信プログラム13と接続される。この時点
で、汎用シリアル通信ポート18からパーソナルコンピ
ュータ30を切り離すとともに、その空の汎用シリアル
通信ポート18にPLC20を接続すれば、PLC通信
プログラム13、汎用シリアル通信ポート18、通信ミ
ドルウエア16を使用して、プログラマブル表示器10
とPLC20との通信が復帰される。
【0043】図4は、図1に示したプログラマブル表示
器10の動作を示すフローチャートである。
【0044】このフローチャートの制御が開始される
と、まず「PLCとの通信モード」を実行する(ステッ
プ61)。この「PLCとの通信モード」において、プ
ログラマブル表示器10では、画面表示プログラム12
が画面ファイル11に格納された画面データに基づきこ
のプログラマブル表示器10で表示される各種モニタ画
面および操作画面を制御するとともに、PLC通信プロ
グラム13、PLC20が接続されている汎用シリアル
通信ポート17、および通信ミドルウエア15を経由し
てPLC20との間の通信を制御する。このとき、汎用
シリアル通信ポート18にもPLCが接続されている場
合、このプログラマブル表示器10は、PLC通信プロ
グラム13と、その汎用シリアル通信ポート18、およ
び通信ミドルウエア16を経由して、当該汎用シリアル
通信ポート18に接続されているPLCとの間の通信も
制御する。
【0045】次に、パーソナルコンピュータ30から
「通信設定」信号が入ったかが調べられる(ステップ6
2)。ここで、パーソナルコンピュータ30から「通信
設定」信号が入っていないと判断されると(ステップ6
2でNO)、ステップ61に戻り、PLC20との間の
通信を継続する。
【0046】また、ステップ62でパーソナルコンピュ
ータ30から「通信設定」信号が入ったと判断されると
(ステップ62でYES)、「PLCとの通信モード」
から「パーソナルコンピュータとの通信モード」ヘ設定
を切り換え(ステップ63)、パーソナルコンピュータ
30との通信モードに入る(ステップ64)。
【0047】このようにして「パーソナルコンピュータ
との通信モード」に入ると、プログラマブル表示器10
は、画面データ転送プログラム14、パーソナルコンピ
ュータ30が接続されている汎用シリアル通信ポート1
8、および通信ミドルウエア16を使用して、パーソナ
ルコンピュータ30との間で画面データを転送する通信
を行なう(ステップ65)。
【0048】そして、上記のような通信による画面デー
タの転送が完了すると(ステップ66)、パーソナルコ
ンピュータ30から「PLCとの通信モード設定」信号
が入ったかが調べられる(ステップ67)。
【0049】ここで、「PLCとの通信モード設定」信
号が入っていないと判断されると(ステップ67でN
O)、ステップ64に戻り、「パーソナルコンピュータ
との通信モード」を継続する。
【0050】しかし、ステップ67で、「PLCとの通
信モード設定」信号が入ったと判断されると(ステップ
67でYES)、「PLCとの通信モード」に設定し
(ステップ68)、ステップ61に戻る。
【0051】なお、上記実施形態では汎用シリアル通信
ポート17、18を2個備える例について説明したが、
本発明はそのような汎用シリアル通信ポートが1つしか
ないプログラマブル表示器にも適用できる。この場合
も、上記実施形態と同様に、通常運用時は当該1つの汎
用シリアル通信ポートにPLCが接続されており、パー
ソナルコンピュータとの通信を行なうときにのみ、その
汎用シリアル通信ポートからPLCが切り離され、この
空の汎用シリアル通信ポートにパーソナルコンピュータ
が接続される。そして、パーソナルコンピュータとの通
信終了後は、上記通常運用時の接続状態に戻される。
【0052】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
プログラマブルロジックコントローラとパーソナルコン
ピュータとを選択的に接続可能な少なくとも1個の汎用
シリアル通信ポートを有し、上記プログラマブルロジッ
クコントローラとの間で通信を行う第1の通信モードと
上記パーソナルコンピュータとの間で通信を行う第2の
通信モードとを有するプログラマブル表示器において、
上記汎用シリアル通信ポートに接続されたパーソナルコ
ンピュータからの設定信号の受信に応答して上記第1の
通信モードから上記第2の通信モードに切り換えるよう
に構成したので、パーソナルコンピュータ側の操作だけ
でプログラマブル表示器の通信モードを切り換えること
ができ、これによりプログラマブル表示器の操作性を大
幅に向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるプログラマブル表示器の一実
施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したパーソナルコンピュータ30の通
信設定画面の一例を示す図である。
【図3】図2に示した通信設定画面での設定に基づき画
面データの転送が終了した場合に、パーソナルコンピュ
ータの表示画面上に表示される通信モード切り換え確認
画面の一例を示す図である。
【図4】図1に示したプログラマブル表示器の動作を示
すフローチャートである。
【図5】従来のプログラマブル表示器の画面メニュー上
で通信モードを切り換える場合の画面メニュー例を示す
図である。
【図6】従来のプログラマブル表示器の第1の問題点を
説明するための図である。
【図7】従来のプログラマブル表示器の第2の問題点を
説明するための図である。
【符号の説明】
10 プログラマブル表示器 11 画面ファイル 12 画面表示プログラム 13 PLC通信プログラム 14 画面データ転送プログラム 15 通信ミドルウエア 16 通信ミドルウエア 17 汎用シリアル通信ポート 18 汎用シリアル通信ポート 20 PLC(プログラマブルロジックコントロー
ラ) 30 パーソナルコンピュータ 40 通信設定画面 41 「通信設定」ボタン 50 通信モード切り換え確認画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルロジックコントローラと
    パーソナルコンピュータとを選択的に接続可能な少なく
    とも1個の汎用シリアル通信ポートを有し、上記プログ
    ラマブルロジックコントローラとの間で通信を行う第1
    の通信モードと上記パーソナルコンピュータとの間で通
    信を行う第2の通信モードとを有するプログラマブル表
    示器において、 上記汎用シリアル通信ポートに接続されたパーソナルコ
    ンピュータからの設定信号の受信に応答して上記第1の
    通信モードから上記第2の通信モードに切り換える通信
    モード切り換え手段を具備することを特徴とするプログ
    ラマブル表示器。
  2. 【請求項2】 上記プログラマブルロジックコントロー
    ラとの間の通信を制御するプログラマブルロジックコン
    トローラ通信プログラムおよび画面データの転送を制御
    する画面転送プログラムおよび画面表示を制御する画面
    表示プログラムおよび画面データを格納する画面ファイ
    ルを内蔵し、 上記通信モード切り換え手段による通信モードの切り換
    えは、 内蔵された通信ミドルウエアにより行われることを特徴
    とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  3. 【請求項3】 上記第2の通信モードは、 上記パーソナルコンピュータとの間で上記画面転送プロ
    グラムを用いて画面データの転送を行い、 上記通信ミドルウエアは、 上記画面データの転送の終了後に行われる上記パーソナ
    ルコンピュータでの確認操作に基づき上記第2の通信モ
    ードから上記第1の通信モードに復帰させることを特徴
    とする請求項2記載のプログラマブル表示器。
  4. 【請求項4】 プログラマブルロジックコントローラと
    パーソナルコンピュータとを選択的に接続可能な少なく
    とも1個の汎用シリアル通信ポートを有し、上記プログ
    ラマブルロジックコントローラとの間で通信を行う第1
    の通信モードと上記パーソナルコンピュータとの間で通
    信を行う第2の通信モードとを有するプログラマブル表
    示器の制御方法において、 上記汎用シリアル通信ポートに接続されたパーソナルコ
    ンピュータからの設定信号の受信に応答して上記第1の
    通信モードから上記第2の通信モードに切り換えること
    を特徴とするプログラマブル表示器の制御方法。
  5. 【請求項5】 上記第2の通信モードは、 上記パーソナルコンピュータとの間で画面データの転送
    を行い、 上記画面データの転送の終了後に行われる上記パーソナ
    ルコンピュータでの確認操作に基づき上記第2の通信モ
    ードから上記第1の通信モードに復帰させることを特徴
    とする請求項4記載のプログラマブル表示器の制御方
    法。
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